【トルコ・シリア大地震】アレッポ県の被災者に1億6000万シリア・ポンド相当の補助金と2億シリア・ポンドの融資(2023年12月5日)

アレッポ県議会執行局のアブドゥルカーディル・ダワーリービー氏は、2月6日に発生したトルコ・シリア地震の被災者への支援状況に関して、SANA(12月5日付)の取材に対して、1億6000万シリア・ポンド相当の補助金が県内の被災地各所に提供され、地震被災者支援国民基金の給付対象者に対して2億シリア・ポンドの融資が行われていることを明らかにした。

地震被災者支援国民基金の給付は、地震によって住居が前回した被災者を対象としており、融資の返済は無利子で、期間は3年に設定されている。

一方、スラム街や不法居住地区で家を失った被災者に対しては、アレッポ市のマアスラーニーヤ地区とハイダリーヤ地区に代替住居を確保するため、各被災者の住宅総合公社口座に4000万シリア・ポンドが振り込まれているほか、無利子、返済期間10年で2億シリア・ポンドの融資が行われているという。

AFP, December 5, 2023、ANHA, December 5, 2023、‘Inab Baladi, December 5, 2023、Reuters, December 5, 2023、SANA, December 5, 2023、SOHR, December 5, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県、イドリブ県でシャーム解放機構がシリア軍兵士2人を狙撃し殺害(2023年12月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村一帯、ナイラブ村近郊を砲撃した。

一方、シャーム解放機構の狙撃連隊はシリア政府の支配地に面するタルナバ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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アレッポ市上空にシャーム解放機構が保有すると見られるドローンが飛来、シリア軍と親政権民兵が対戦車ミサイルで迎撃(2023年12月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市上空にシャーム解放機構が保有すると見られる無人航空機(ドローン)が相次いで飛来、シリア軍と親政権民兵が対戦車ミサイルで迎撃した。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年12月4日)

スワイダー県では、スワイダー24(12月3日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023、Suwayda 24, December 4, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はパレスチナ人民解放戦線(PFLP)のマズハル副書記長を代表とする使節団と会談(2023年12月4日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、パレスチナ人民解放戦線(PFLP)のジャミール・マズハル副書記長を代表とする同戦線使節団と会談した。

会談のなかで、ミクダード外務在外居住者大臣は、エルサレムを首都とする国家樹立をめざすパレスチナ人民への支持を表明するとともに、パレスチナ人民を消滅させようとするイスラエルの戦争、人道に対する罪、封鎖、病院や住居の破壊、強制移住の試みを停止させる必要を強調した。

SANA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は2024年1月31日までに召集期間が1年以上に達した予備役士官と召集期間が6年以上に達した予備役下士官および兵卒の召集を終了する管理命令を発出(2023年12月4日)

アサド大統領は、2024年1月31日までに召集期間が1年以上に達した予備役士官の召集を終了するとともに、同日までに召集期間が6年以上に達した予備役下士官および兵卒の召集を終了する管理命令を発出した。

SANA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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国防省は2022年3月21日から2023年11月1日にかけて違法に出入国した徴兵対象者による社会復帰の申請を受け入れると発表(2023年12月4日)

国防省はシリア軍武装部隊徴兵総務局が2023年11月30日付告知第41/8828号を発出し、2022年3月21日から2023年11月1日にかけて違法に出入国した徴兵対象者による社会復帰の申請を受け入れることを決定したと発表した。

同告知によると、社会復帰を希望する対象者は2023年12月1日から2024年5月31日までに申請を行うことが求められる。

SANA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下のゴラン高原から発射した迫撃砲弾複数発がダマスカス郊外県バイト・ジン村の農場地帯を砲撃、シリア領内からも占領下ゴラン高原に砲撃(2023年12月3日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団、Ynet(12月3日付)によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原から発射した迫撃砲弾複数発がバイト・ジン村の農場地帯に着弾した。

同地は、占領下のレバノン領シャブアー農場(ナバティーア県)に隣接し、ヒズブッラーのエリート部隊の戦闘員数百人が展開しているとされる地域。

この砲撃に対して、シリア領内からイスラエル占領下のゴラン高原に向けてロケット弾が発射され、1発が着弾した。

これに関して、イスラエル軍は午前10時37分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、早朝にシリアからイスラエル領内に向けて1回の砲撃が確認され、イスラエル軍が発射地点を砲撃、また夜早くイスラエル北部のイフタの空き地に対戦車ミサイルが着弾したと発表した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がラフィード町近郊の森林地帯の1ヵ所を砲撃した。

砲撃は、シリア領内に展開するヒズブッラーが占領下のゴラン高原に向けてロケット弾1発を撃ち込んだことへの報復。

これに関して、イスラエル軍は午後9時20分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル北部のケシェットで警報が発令され、シリアからの発射体が確認された。この発射体は空き地に着弾したと発表した。

AFP, December 3, 2023、ANHA, December 3, 2023、‘Inab Baladi, December 3, 2023、Reuters, December 3, 2023、SANA, December 3, 2023、Sham FM, December 3, 2023、SOHR, December 3, 2023、Ynet, December 3, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県ヒムス市とタドムル市を結ぶ街道で「イランの民兵」の協力者を襲撃、6人を殺害(2023年12月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがヒムス市とタドムル市を結ぶ街道で「イランの民兵」の協力者を襲撃、6人を殺害、多数を負傷させた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県西部の砂漠地帯にある国防隊の陣地複数ヵ所を砲撃(2023年12月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にある県西部の砂漠地帯にある国防隊の陣地複数ヵ所を砲撃した。

AFP, December 3, 2023、ANHA, December 3, 2023、‘Inab Baladi, December 3, 2023、Reuters, December 3, 2023、SANA, December 3, 2023、SOHR, December 3, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市西部上空に飛来したシャーム解放機構のドローン1機を機関銃などで迎撃(2023年12月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市西部上空に飛来したシャーム解放機構の無人航空機(ドローン)1機を機関銃などで迎撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるキンダ村近くで車輛を攻撃し、同機構のサアド旅団の司令官1人が負傷、その後死亡した。

一方、シリア政府の支配下にあるミラージャ村近郊では、シャーム解放機構がシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で地元民兵のメンバー1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリアでのテロ攻撃でシリア軍兵士1人が死亡、3人が負傷したと発表した。

AFP, December 3, 2023、ANHA, December 3, 2023、’Inab Baladi, December 3, 2023、Reuters, December 3, 2023、SANA, December 3, 2023、SOHR, December 3, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年12月3日)

スワイダー県では、スワイダー24(12月3日付)によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, December 3, 2023、ANHA, December 3, 2023、‘Inab Baladi, December 3, 2023、Reuters, December 3, 2023、SANA, December 3, 2023、SOHR, December 3, 2023、Suwayda 24, December 3, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県タッル・リフアト市近郊のシリア軍の陣地、民家などを自爆型ドローンで爆撃、兵士1人が負傷、民間人少なくとも1人が負傷(2023年12月3日)

アレッポ県では、ANHA(12月3日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)1機がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村にあるシリア軍の陣地3ヵ所をミサイル3発で爆撃した。

トルコ軍のドローンはまた、バイナ村にある民家に対しても爆撃を行い、高齢者1人が負傷した。

トルコ軍のドローンはさらに、アキーバ村に対しても爆撃を行った。

シリア人権監視団によると、攻撃は爆発物を装着し自爆型のドローンによって行われ、バイナ村では、シリア軍兵士1人と民間人2人が負傷した。

一方、シャワーリガ村上空に飛来したトルコ軍のドローン1機が撃墜された。

AFP, December 3, 2023、ANHA, December 3, 2023、‘Inab Baladi, December 3, 2023、Reuters, December 3, 2023、SANA, December 3, 2023、SOHR, December 3, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アーフィス村の学校を砲撃し、子供2人と女性教師1人が負傷(2023年12月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアーフィス村の学校を砲撃した。

イナブ・バラディー(12月2日付)によると、これにより子供2人と女性教師1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、サルミーン市を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構がサラーキブ市近郊でシリア軍部隊が乗った貨物車輛を対戦車ミサイルで攻撃し、兵士2人(うち1人が士官(少尉))を殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるクバイナ丘でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シャーム解放機構は、ナフシャッバー村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるアウラム・スグラー村を砲撃した。

AFP, December 2, 2023、ANHA, December 2, 2023、‘Inab Baladi, December 2, 2023、Reuters, December 2, 2023、SANA, December 2, 2023、SOHR, December 2, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年12月2日)

スワイダー県では、スワイダー24(12月2日付)によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, December 2, 2023、ANHA, December 2, 2023、‘Inab Baladi, December 2, 2023、Reuters, December 2, 2023、SANA, December 2, 2023、SOHR, December 2, 2023、Suwayda 24, December 2, 2023などをもとに作成。

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アルヌース首相はドバイでのCOP28首脳級会合で演説(2023年12月2日)

フサイン・アルヌース首相は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでの国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)首脳級会合で演説を行い、G77と中国は、共通の課題や危機への認識を起点として、共通の対応をとるための取り組むが求められているとしたうえで、これらの国が共通の利益を守り、気候変動、温暖化、そしてそれに伴う自然災害によってもたらされる課題に対応するための努力を強化する決意があると述べた。

また、シリアが環境保護や気候変動に向けた取り組みを続けているにもかかわらず、西側諸国がシリアに対して科している一方的な制裁措置により、気候変動の影響への苦難が増していると非難した。

SANA(12月2日付)が伝えた。

AFP, December 2, 2023、ANHA, December 2, 2023、‘Inab Baladi, December 2, 2023、Reuters, December 2, 2023、SANA, December 2, 2023、SOHR, December 2, 2023などをもとに作成。

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パレスチナ諸派が首都ダマスカスのUNESCOシリア事務所前で、イスラエルによるガザ地区の子供たちへの犯罪行為を拒否、同地のインフラへの無差別攻撃の停止を求めるデモ(2023年12月2日)

ダマスカス県では、パレスチナ諸派がUNESCOシリア事務所前で、イスラエルによるガザ地区の子供たちへの犯罪行為を拒否、同地のインフラへの無差別攻撃の停止を求めるデモを行った。

SANA(12月2日付)が伝えた。

AFP, December 2, 2023、ANHA, December 2, 2023、‘Inab Baladi, December 2, 2023、Reuters, December 2, 2023、SANA, December 2, 2023、SOHR, December 2, 2023などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人は、10月5日のヒムス軍事学校に対するテロ攻撃の犠牲者80人の遺族や士官学校卒業生らと面談(2023年12月2日)

アスマー・アフラス大統領夫人は、10月5日のヒムス軍事学校に対するテロ攻撃の犠牲者80人の遺族や士官学校卒業生らと面談した。

アスマー夫人が面談した遺族のうち、母親を失ったのは13家族、父親を失ったのは11家族、兄弟姉妹を失ったのは19家族、おじ・おば・妻を失ったのは14家族、子供を失ったのは12家族。

アスマー夫人は遺族らに対して以下のような言葉をかけた。

シリアに対する戦争を通じて、多くの人が家、仕事、糧を失いました。それは困難で過酷なことですが、殉教者の遺族が失ったものは、より過酷で尊いものでした。自分たちの魂を失い、時には魂そのものを失うようなものです。

この虐殺は私たちみなにとって大きな喪失です。それによって、母、きょうだい、子供、学生を失ってしまいました。彼らの1人1人に、物語があり、夢や大志がありました。でも、どれほど痛み、そしてどれほどのプレッシャーがあろうと、私たちは自分たちの信条を譲歩することはありません。この信条こそがあなたたちが持つ真の力なのです。

大統領から戦争当初、殉教者の遺族と面談するよう頼まれた時、遺族の痛みをどうしたら和らげることができるのか、大きな喪失のなかでどのように寄り添えるのかと考えていました。私が面談してきたすべての遺族のみなさんのなかに、私は力と強さを見てきました。なぜなら、みなさんによって育まれてきた信条、そしてみなさんのお子さんが入学前に育んできた信条があったからです。それは祖国という信条、帰属と愛と強さという信条です。

世界のすべての国が、政治家たちの賢明さのおかげで成功し、軍の力のおかげで戦い、国民、そして遺族の強さのおかげで抵抗するのです。世界のすべての戦争は、いかに近代兵器、メディアという兵器、軍事兵器、経済的な武器があろうとも、負けまいと決意した国民を任すことはできません。みなさんはそうした国民の中心にあるのです。

https://youtu.be/J3BI_nIEeUU











SANA(12月2日付)が伝えた。

AFP, December 2, 2023、ANHA, December 2, 2023、‘Inab Baladi, December 2, 2023、Reuters, December 2, 2023、SANA, December 2, 2023、SOHR, December 2, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍は首都ダマスカス一帯を爆撃:イランのメディアはイラン・イスラーム革命防衛隊の顧問2人が死亡したと伝える(2023年12月2日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午前1時35分頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から首都ダマスカス一帯の複数ヵ所を攻撃、シリア軍防空部隊が発射されたミサイルのほとんどが撃破、被害は物的損害に限定されたと発表した。

SANA(12月2日付)が伝えた。

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ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、12月2日午前1時33分から午後1時39分まで、イスラエル空軍の4機のF-16戦術戦闘機が占領下のゴラン高原の空域からミサイルで首都ダマスカス近郊の目標を攻撃、シリア軍がロシア製のパーンツィリ・S1近距離対空防御システムとBuk-M2E自走式中距離地対空ミサイルシステムで迎撃、ほとんどのミサイルを撃破し、シリア軍側に死傷者はなかったと発表した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍が標的としたのは、レバノンのヒズブッラーが活動するダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町のラウダ・ホテルの後背地の農場、同町一帯およびフジャイラ村一帯の陣地複数ヵ所で、ヒズブッラーとともに活動するシリア人2人と外国人2人が死亡、5人が負傷した。

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イランのメフル通信ANHA(12月2日付)、タスニーム通信(12月2日付)は、この攻撃でイラン・イスラーム革命防衛隊の軍事顧問2人が死亡したと伝えた。

AFP, December 2, 2023、ANHA, December 2, 2023、‘Inab Baladi, December 2, 2023、Mehr News Agency, December 2, 2023、Reuters, December 2, 2023、RIA Novosti, December 2, 2023、SANA, December 2, 2023、SOHR, December 2, 2023、Tasnim News, December 2, 2023などをもとに作成。

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ラタキア県、イドリブ県でシリア軍とシャーム解放機構が交戦(2023年12月1日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃し、同機構のメンバー1人が負傷した。

これに対して、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジュッブ・アフマル村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村を砲撃した。

シリア軍はまたイドリブ市の発電所を砲撃、利用不能にした。

AFP, December 1, 2023、ANHA, December 1, 2023、‘Inab Baladi, December 1, 2023、Reuters, December 1, 2023、SANA, December 1, 2023、SOHR, December 1, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く一方、スワイダー県シャフバー町で暴徒がバアス党支局事務所を強襲し、アサド大統領の写真を破る(2023年12月1日)

スワイダー県では、スワイダー24(12月1日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

また、シャフバー町では、数十人の暴徒がバアス党支局(スワイダー支部シャフバー支局)事務所を強襲し、施設内でアサド大統領の写真を破るなどした。

支局襲撃は、支局事務所の閉鎖と建物の引き渡し要求に応じなかったため。

AFP, December 1, 2023、ANHA, December 1, 2023、‘Inab Baladi, December 1, 2023、Reuters, December 1, 2023、SANA, December 1, 2023、SOHR, December 1, 2023、Suwayda 24, December 1, 2023などをもとに作成。

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アルヌース首相:「シリアはあらゆる面で不当な戦争に晒され、環境への影響を軽減するために建設された施設の多くが、破壊、盗奪され完全に利用不能となってしまった」(2023年12月1日)

国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)に出席するためにアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを訪問中のフサイン・アルヌース首相は、スカイ・ニュース(アラビア語版、12月1日付)のインタビューに応じ、シリアは世界にとって脅威となっている基本変動に関心があり、各国、あるいは集団で措置を講じねばならないとしたうえで、「シリアはあらゆる面で不当な戦争に晒され、環境への影響を軽減するために建設された施設の多くが、破壊、盗奪され完全に利用不能となってしまった」と述べた。

また、西側諸国の一方的な措置が、環境問題や気候変動問題を含む生活のあらゆる面に及び、そのことが復興を阻害していると非難した。

AFP, December 1, 2023、ANHA, December 1, 2023、‘Inab Baladi, December 1, 2023、Reuters, December 1, 2023、SANA, December 1, 2023、Sky News Arabia, December 1, 2023、SOHR, December 1, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は2023年法令第37号を施行し、40歳以上で予備役への任命を希望する者に対して、4800米ドル、ないしは同額に相当するシリア・ポンドを支給することを決定(2023年12月1日)

アサド大統領は2023年法令第37号を施行し、40歳以上で予備役への任命を希望する者に対して、4800米ドル、ないしは同額に相当するシリア・ポンドを支給することを定めた。

SANA(12月1日付)が伝えた。

AFP, December 1, 2023、ANHA, December 1, 2023、‘Inab Baladi, December 1, 2023、Reuters, December 1, 2023、SANA, December 1, 2023、SOHR, December 1, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県北部でシリア国民軍ハムザ師団と、シリア軍・シリア民主軍が交戦(2023年11月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のシーラーワー町近郊のジャルバル村一帯で、シリア国民軍に所属するハムザ師団と、シリア軍、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が交戦、ハムザ師団のメンバー3人が負傷した。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年11月30日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月30日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023、Suwayda 24, November 30, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県での戦闘で、シリア軍兵士2人が「決戦」作戦司令室の狙撃で死亡(2023年11月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市東部郊外、マアッルバリートを砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室は、ザーウィヤ山地方でシリア軍の士官(少尉)を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近くでシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

一連の戦闘に関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県内のシリア軍陣地に対する武装集団の狙撃で、兵士1人が負傷、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県で2回、アレッポ県で1回の攻撃を行ったことを確認したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フーシュ・アラブ村で、親政権民兵の「祖国の要塞」の司令官が正体不明の武装グループの襲撃を受け、死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で麻薬密売に関与しているとされる男性が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

一方、SANA(11月30日付)によると、ダルアー市中心部のハナーヌー通りで、車に爆弾2つが仕掛けられいてるのを持ち主が発見、警察が周辺地域を封鎖、シリア軍の施設部隊が爆弾を爆発させた。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、RIA Novosti, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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アルヌース首相はCOP28に出席するためUAEのドバイを訪問(2023年11月30日)

フサイン・アルヌース首相は、11月30日から12月12日まで国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)が開催されるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを訪れた。

アルヌース首相、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣、バッサーム・サッバーグ外務在外居住者副大臣らからなるシリアの使節団は、ドバイ国際空港でアンワル・カルカーシュ大統領外交顧問らの出迎えを受けた。

アルヌース首相らはまた、UAE在住のシリア人事業主らと懇談し、シリアへの投資機会などについて意見を交わした。

さらに、アラブ湾岸開発基金のナースィル・カフターニー事務局長と会談、シリア政府と基金の協力態勢について意見を交わした。

SANA(11月30日付)が伝えた。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県とアレッポ県でシャーム解放機構と新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードがシリア軍兵士3人を狙撃し殺害(2023年11月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサーン村、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

これに対し、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードは、ミジャーラ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

また、シャーム解放機構の狙撃連隊もブライジュ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるカフル・ハラブ村を砲撃、シリア軍兵士1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

AFP, November 29, 2023、ANHA, November 29, 2023、‘Inab Baladi, November 29, 2023、Reuters, November 29, 2023、SANA, November 29, 2023、SOHR, November 29, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍がヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯にあるダーイシュを狙って爆撃を実施(2023年11月29日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がスフナ市近郊の砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)を狙って爆撃を実施した。

また同地では、国防隊とダーイシュが交戦、国防隊のメンバー2人が死亡した。

AFP, November 29, 2023、ANHA, November 29, 2023、‘Inab Baladi, November 29, 2023、Reuters, November 29, 2023、SANA, November 29, 2023、SOHR, November 29, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年11月29日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月29日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 29, 2023、ANHA, November 29, 2023、‘Inab Baladi, November 29, 2023、Reuters, November 29, 2023、SANA, November 29, 2023、SOHR, November 29, 2023、Suwayda 24, November 29, 2023などをもとに作成。

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