ダーイシュの主要都市ラッカ市、バーブ市を戦闘機(所属不明)が爆撃するなか、シリア軍と有志連合はダイル・ザウル県を爆撃(2016年4月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が19日未明にダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市各所を空爆した。

一方、ダーイシュが撃ったと思われる迫撃砲弾3発がトルコ領内のキリス市に着弾し、複数人が負傷した。

他方、SANA(4月19日付)によると、シリア軍がマンビジュ市近郊のマフドゥーム村、アアブド村、ダイル・カーク村、マドユーナ村、アブー・タルタル村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、破壊した。

シリア軍はまた、アレッポ市東部のダイル・ハーフィル市にあるダーイシュ拠点に対して特殊作戦を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市各所を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市工業地区でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍が同地のほか、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区を空爆した。

また航空機(所属明示せず)がシリア政府の支配下にとどまる第137連隊基地に近い山岳地帯などに支援物資20コンテナをパラシュートで投下した。

一方、SANA(4月19日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区、フワイジャト・サクル、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

他方、ARA News(4月19日付)によると、有志連合がダイル・ザウル市東部郊外(イラク国境地帯)に対して空爆を実施した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊のマザール山一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(4月19日付)によると、シリア軍と「支援部隊」がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、タドムル市北方のマザール山西部に位置する第806.5地点を制圧した。

シリア軍はまた、シャンダーヒーヤ村、サワーナ町一帯のダーイシュ拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(4月19日付)によると、シリア軍がアシュハイブ丘一帯でダーイシュ8イスラーム国)を攻撃し、戦闘員10人を殲滅した。

AFP, April 19, 2016、AP, April 19, 2016、ARA News, April 19, 2016、Champress, April 19, 2016、al-Hayat, April 20, 2016、Iraqi News, April 19, 2016、Kull-na Shuraka’, April 19, 2016、al-Mada Press, April 19, 2016、Naharnet, April 19, 2016、NNA, April 19, 2016、Reuters, April 19, 2016、SANA, April 19, 2016、UPI, April 19, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会のジュネーブ3会議ボイコットを受け、シリア軍はイドリブ県、ダマスカス郊外県などで爆撃を激化、シリア国民連合など反体制派は「虐殺」と非難(2016年4月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム運動が主導するファトフ軍の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市、カフルヌブル市をシリア軍が空爆し、住民8人が死亡した。

空爆はカフルナブル市に対するシリア軍の空爆では市場が標的となり、子供1人を含む5人が死亡した。

マアッラト・ヌウマーン市での空爆でも、「シャリーア法廷」が所在する市場が狙われ、住民3人が死亡したという。

同監視団によると、死数はさらに増える模様。

これに関して、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、空爆を「虐殺」と非難、カフルナブル市では40人以上が死亡し、60人近くが負傷、マアッラト・ヌウマーン市でも10人以上が死亡したと主張した。

一方、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市では、ファトフ軍の治安委員会に所属する車輌に仕掛けられた爆弾が爆発し、戦闘員2人が死亡した。

このほかにも、ジスル・シュグール市、イシュタブリク村、サラーキブ市に対してシリア軍が「樽爆弾」で空爆を実施した。

Kull-na Shuraka', April 19, 2016
Kull-na Shuraka’, April 19, 2016

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯、バーラー村を砲撃、バーラー村では、女性2人と子供1人を含む住民7人がシリア軍の砲撃で死亡した。

シリア軍はまたアルバイン市一帯を空爆した。

なお、バーラー村での空爆に関して、反体制活動家や反体制メディアは「虐殺」と形容した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区(シリア政府支配地域)にジハード主義武装集団が打った迫撃砲弾多数が着弾した。

これに対して、シリア軍はアレッポ市南部郊外のアイス村一帯を空爆する一方、アレッポ市北部に位置するアナダーン市、ハイヤーン町一帯を空爆した。

なお、アレッポ県各所でのシリア軍の空爆に関して、反体制活動家や反体制メディアは「虐殺」と形容した。

一方、SANA(4月19日付)によると、シリア軍はアイス村一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

他方、ARA News(4月19日付)によると、ジハード主義武装集団がアレッポ市シャイフ・マクスード地区(西クルディスタン移行期民政局支配地域)を砲撃した。

このほか、シャーム戦線は声明を出し、マフムード・ハルクーシュ(アブー・ウマル・サフィーラ)司令官の辞表を受理するとともに、後任の司令官にフサーム・ヤースィーン氏を任命したと発表した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カッバーニー村、マリク峰、アックー村など県北部一帯で、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員が、「不正への報復」作戦司令室に参加した第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、トルキスターン・イスラーム党、そして「不正への報復」作戦司令室への参加表明を行っていないシャームの民のヌスラ戦線、第2沿岸師団などと交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ハウラ地方各所を戦闘機(所属明示せず)が15回にわたり空爆し、1人が死亡した。

またシリア軍がティールマアッラ村を「樽爆弾」で空爆したほか、タルビーサ市を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(4月19日付)によると、シリア軍がダルアー市内のマンシヤ地区、ビイル・シヤーフ街道などでシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、南部戦線に所属する武装集団3組織が共同声明を出し、ハスム師団として完全統合すると発表した。

ハスム師団を結成したのは、タウヒードの曉師団、ウムード・ハウラーン師団、自由殉教者旅団。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月18日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はラタキア県で発生、リヤド最高交渉委員会を脱会したシャーム自由人イスラーム運動、同委員会に依然として所属するイスラーム軍などによる攻撃などが確認されたという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は401件。


AFP, April 19, 2016、AP, April 19, 2016、ARA News, April 19, 2016、Champress, April 19, 2016、al-Hayat, April 20, 2016、Iraqi News, April 19, 2016、Kull-na Shuraka’, April 19, 2016、al-Mada Press, April 19, 2016、Naharnet, April 19, 2016、NNA, April 19, 2016、Reuters, April 19, 2016、SANA, April 19, 2016、UPI, April 19, 2016などをもとに作成。

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オバマ米大統領は「米露がともにシリア情勢を進展させなければ、シリアは急速に崩壊する」と述べ、アサド政権の停戦違反に対して圧力をかけることをロシア側に求める(2016年4月19日)

バラク・オバマ米大統領は、CBS(4月19日付)のインタビューに応じ、18日のロシアのヴラジミール・プーチン大統領との電話会談で、米国とロシアが見解を一致させ、シリア情勢を進展させなければ、シリアは「急速に崩壊する」だろうと伝えたことを明らかにした。

オバマ大統領の発言は、アレッポ県などでの戦闘激化やリヤド最高交渉委員会によるジュネーブ3会議の協議参加中止決定を受けたもの。

一方、米ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は、オバマ大統領がプーチン大統領に対して、アサド政権による違反によって停戦違反の継続が脅かされているとしたうえで、アサド政権に対して影響力を行使するよう呼びかけたことを明らかにした。

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一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、18日のヴラジミール・プーチン大統領とバラク・オバマ米大統領の電話会談に関して、「協議を継続し、停戦を維持することを改めて確認した」と述べた。

会談では、ジュネーブ3会議の協議を継続することが「重要」であることで意見が一致、両国の治安、国防担当者の協力を強化するとともに、停戦違反に対処するための追加措置を検討することになると付言した。

AFP, April 19, 2016、AP, April 19, 2016、ARA News, April 19, 2016、Champress, April 19, 2016、CBS, April 19, 2016、al-Hayat, April 20, 2016、Iraqi News, April 19, 2016、Kull-na Shuraka’, April 19, 2016、al-Mada Press, April 19, 2016、Naharnet, April 19, 2016、NNA, April 19, 2016、Reuters, April 19, 2016、SANA, April 19, 2016、UPI, April 19, 2016などをもとに作成。

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シリア政府代表団長のジャアファリー国連シリア代表「リヤド最高交渉委員会がボイコットしたいなら、そうしてもよい。なぜなら彼らは反体制派唯一の代表者ではないからだ」(2016年4月19日)

ジュネーブ3会議に参加するシリア政府代表団の団長を務めるバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は滞在中のジュネーブでロイター通信(4月19日付)のインタビューに応じ、そのなかでリヤド最高交渉委員会による協議参加中止決定に関して、ほかの反体制派との協議を継続する意向を示した。

ジャアファリー国連シリア代表は「反体制派は、サウジアラビアで作り出されたリヤド最高交渉委員会によって独占されている訳ではない…。彼らがボイコットしたいのなら、そうしてもよい。このことは我々にとって大きな問題ではない。なぜなら彼らはシリアの反体制派唯一の代表者ではないからだ」と述べた。

ジャアファリー国連シリア代表はまた、「リヤド最高交渉委員会はジュネーブ・プロセスの当初から問題を作り出し、協議を中止、ないしは延期すると脅迫してきた。なぜなら、支援者であるサウジアラビア、トルコ、カタールからの支持を待っているからだ…。これは政治的な拒否だ」と批判した。

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ジャアファリー国連シリア代表はまた、AFP(4月19日付)に対して、アサド大統領による副大統領3名の任命に関するスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表の提案に関して、「デミストゥラ氏とは議論していないし…、今後のいかなる協議でも議論することはない。なぜなら、ジュネーブで協議を行う者には権限がないからだ」と述べた。

ジャアファリー国連シリア代表はさらに「国連共同特別代表は我々にそうした提案すら行っていない。この問題について協議したとの一部情報断固として否定する…。この問題に立ち入ったことは事実だが、それは簡単且つ表面的なものだった」と付言した。

またアサド大統領の進退に関しては、「我々はデミストゥラ氏に、我々の権限は…挙国一致内閣が発足することで停止し、挙国一致内閣こそが主要な議題であると伝えた。また、シリア大統領の将来を議論することが我々の権限外、専門外でるとも伝えた」と述べた。

AFP, April 19, 2016、AP, April 19, 2016、ARA News, April 19, 2016、Champress, April 19, 2016、al-Hayat, April 20, 2016、Iraqi News, April 19, 2016、Kull-na Shuraka’, April 19, 2016、al-Mada Press, April 19, 2016、Naharnet, April 19, 2016、NNA, April 19, 2016、Reuters, April 19, 2016、SANA, April 19, 2016、UPI, April 19, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会に所属していたシャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、「穏健な反体制派」による「不正への報復」の戦い開始宣言を受け、ラタキア県、ハマー県で戦闘激化(2016年4月18日)

反体制武装集団10組織が共同声明を出し、「不正への報復」の戦いと銘打って、シリア軍に対する反転攻勢を開始すると発表した。

共同声明は「声明第1号」と名づけられ、リヤド最高交渉委員会を脱会したアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、同委員会に残留する非アル=カーイダ系のイスラーム軍、ムジャーヒディーン軍、シャーム・イスラーム運動、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、「穏健な反体制派」と目される第一沿岸師団、アンサール・シャーム大隊、ナスル軍、イッザ軍、北部師団が名を連ねた。

声明では「シリア軍による避難民キャンプを標的とした度重なる(停戦)違反、住宅地に近い拠点からの断続的砲撃に対抗し、我々は合同作戦司令室を設置し、アサド軍の違反への報復として、「不正への報復」の戦いを開始することを発表する」と宣言された。

声明では、反転攻勢を行う戦線については明言されていなかったが、イスラーム軍のイスラーム・アッルーシュ報道官はAFP(4月18日付)に、声明が「ラタキア県郊外に関するものだ」と述べた。

一方、第一沿岸師団消息筋は、AFPに対し、「不正への報復」の戦いは、18日午前6時に開始され、戦闘はラタキア県キンサッバー町一帯で激しく行われているとしたうえで、「我々は停戦発効前夜にシリア軍が制圧したトルクメン山、クルド山一帯の奪還をめざしている」と述べた。

Kull-na Shuraka', April 18, 2016
Kull-na Shuraka’, April 18, 2016

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「不正への報復」の戦いの開始発表を受け、反体制武装集団がカッバーニー村、マリク峰、アックー村など県北部一帯でシリア軍、国防隊、外国人戦闘員と交戦、マリク峰、ナフシャッバー村を制圧した。

戦闘に参加したのは、「穏健な反体制派」と目される第一沿岸師団、第2沿岸師団、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、非アル=カーイダ系のアンサール・シャーム、トルクメン・イスラーム運動など。

なお、ラタキア県での戦闘に関して、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(4月18日付)に対して、「国内外からの兵站支援が容易」である点を挙げた。

Kull-na Shuraka', April 18, 2016
Kull-na Shuraka’, April 18, 2016

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ハマー県では、「不正への報復」の戦いの開始が発表されたのを受け、反体制武装集団がシリア軍に対する反転攻勢を開始し、ラタキア県境のガーブ平原一帯でシリア軍と交戦した。

シリア人権監視団によると、戦闘は、ダーイシュ(イスラーム国)との関係が取りざたされるジュンド・アクサー機構、トルコが後援するトルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団が、ハークーラ村、ヒルバト・ナークース村一帯のシリア軍拠点複数カ所を攻撃したのをきっかけに始まり、ジュンド・アクサー機構側はヒルバト・ナークース村の大部分、ジューリーン村のシリア軍基地に近い丘(タッラト・ダッバーバート)を制圧した。

これに対して、シリア軍は同地一帯を激しく砲撃、また戦闘機、ヘリコプターを動員し、ヒルバト・ナークス村、マンスーラ村、カーヒラ村、タッル・ワースィト村、クライディーン村、アンカーウィー村、マナーラ村、ハークーラ村一帯を60回以上にわたり空爆した。

シリア軍はこのほかにも、カルアト・マディーク町、ジスル・バイト・ラース村、ハウワーシュ村に対して砲撃を行い、ハウワーシュ村では児童1人が死亡した。

Kull-na Shuraka', April 18, 2016
Kull-na Shuraka’, April 18, 2016

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)によると、シリア軍がタッルドゥー市、ラスタン市などを空爆し、女性、子供を含む5人が死亡した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(4月19日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市内各所を砲撃し、住民8人が死亡、10人が負傷した(シリア・アラブ・テレビ(4月18日付)によると、死者数は22人)。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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ブッシュ・プーチン電話会談でシリア国内の停戦強化への決意を改めて確認(2016年4月18日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ヴラジミール・プーチン大統領が米国のバラク・オバマ大統領と電話会談を行い、シリア情勢などについて協議、シリア国内の停戦強化への決意を改めて確認したことを明らかにした。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会はデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に対し、シリア政府の停戦違反を理由に協議参加中止を通達(2016年4月18日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府代表団との会談後、リヤド最高交渉委員会の代表3人と会談した。

この会談で、リヤド最高交渉委員会は、シリア軍およびその同盟勢力の停戦違反と、移行期統治機関に対する委員会の質問にシリア政府が回答しなかったことに抗議し、協議への参加を中止する旨伝えた。

協議参加中止に関して、リヤド最高交渉委員会は声明(報道官を務めるリヤード・ナアサーン・アーガー氏が発表)で、「逮捕者数はむしろ増加するなど…人道問題においていかなる進展も見られず、停戦違反がなされていることを…精査し交渉の延期」を決定したとしたうえで、「国民の苦しみが増し、移行期統治機関設置という国連(安保理)決議(第2254号)、ジュネーブ合意(2012年)の本質への対応がなされない状況下で交渉を継続すれば…深刻な後退は避けられない」と表明した。

会談後、デミストゥラ国連共同特別代表は「我々の分析によると、アレッポ県で現在戦闘が行われているもの、多くの地域で停戦は続いている」としつつ、リヤド最高交渉委員会が、停戦違反に抗議して、協議参加を中止したことを明らかにした。

そのうえで、シリア政府とリヤド最高交渉委員会の間の意見相違が解消しなければ、協議を再開させるため米・ロシアに介入を要請すると付言した。

また、8月までに新憲法起草と政治移行について結論を出すための行程を策定したことを明らかにした。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、April 19, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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シリア政府代表団はデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表との会談で初めて政治文書を提出する一方、イスラエル首相による「ゴラン高原は永遠にイスラエルのもの」発言を非難(2016年4月18日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団と会談した。

この会談で、シリア政府代表団は、週末にデミストゥラ国連特別代表が示した8項目からなる質問状に対して回答した政治文書を提出した。

シリア政府代表者がこうした政治文書を提出するのはこれが初めて。

『ハヤート』(4月19日付)が入手したコピーによると、この政治文書において、シリア政府代表団は、シリア政府には新憲法やそれに基づいた選挙について協議する権限はないと回答し、現行憲法を停止したかたちでの移行期ではなく、現行憲法のもとでの政治プロセスを追求する意思を示した。

また、シリア政府支持者、反体制派、無所属からなる挙国一致内閣の樹立、というデミストゥラ国連特別代表の提案に関しては、同内閣のもとで新憲法を起草することは可能だと回答したという。

その一方、シリア政府代表はこの会談で、17日にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が占領下のゴラン高原で「ゴラン高原は永遠にイスラエルのものだ」と発言したことを非難し、シリア政府が国連安保理議長と事務総長宛に書簡で「無責任な挑発行為」に抗議するため介入するよう要請したことを明らかにした。

ゴラン高原の回復は、3月24日にデミストゥラ国連特別代表が、ジュネーブ3会議第3ラウンドにおける基本原則(議題)として発表した12項目(https://syriaarabspring.info/?p=27583)の第1項目に「シリアの主権、独立、統一の尊重。いかなる領土も譲歩せず…シリア国民は平和的な手段を通じて、占領下のゴラン高原回復に努める」と明記されている。

ネタニヤフ首相の発言は、これを根本から否定するのもので、シリア政府代表団がこの発言に言及したことで、デミストゥラ国連特別代表は、紛争解決に向けた議題の練り直しを迫られたかたちとなった。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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シリアの外務在外居住者副大臣が「アラブの春」波及以降、初のEU加盟国訪問へ(2016年4月18日)

チェコ外務省は4月20日に、シリアのファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣がプラハを訪問すると発表した。

シリア高官がEU加盟国を訪問するのは、「アラブの春」がシリアに波及した2011年以降初めて。

AFP, April 18, 2016、AP, April 18, 2016、ARA News, April 18, 2016、Champress, April 18, 2016、al-Hayat, April 19, 2016、Iraqi News, April 18, 2016、Kull-na Shuraka’, April 18, 2016、al-Mada Press, April 18, 2016、Naharnet, April 18, 2016、NNA, April 18, 2016、Reuters, April 18, 2016、SANA, April 18, 2016、UPI, April 18, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市内でシリア軍と反体制武装集団が砲撃を応酬し、双方の支配地域で住民合わせて15人が死亡(2016年4月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市西部のシリア政府支配地域(ハーリディーヤ地区、アアザミーヤ地区)を砲撃し、5人が死亡、20人が負傷した。

これに対して、シリア軍はサイフ・ダウラ地区を地対地ミサイルで攻撃するとともに、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯を空爆した。

またアレッポ市西部のザフラー協会地区、サラーフッディーン地区では、シリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、アレッポ県では、SANA(4月17日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市サラーフッディーン地区、ハムダーニーヤ地区、サイフ・ダウラ地区、アクラミーヤ地区、シャイフ・マクスード地区、を砲撃し、住民10人が死亡、またワディーヒー村では、反体制武装集団による狙撃で住民1人が死亡した。

また、シリア軍は、県北部のスーラーン・アアザーズ町、ウワイジャ地区、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、アレッポ市シュカイイフ地区で反体制武装集団と交戦した。

他方、ARA News(4月17日付)によると、反体制武装集団によるシャイフ・マクスード地区への砲撃によって、聖マリア教会の一部が破壊された。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカスタン村、フライカ村各所を空爆し、3人が死亡した。

ARA News(4月17日付)によると、シリア軍によるカスタン村空爆で女性3人が死亡したという。

一方、SANA(4月17日付)によると、反体制武装集団がカファルヤー町、フーア市をロケット弾で攻撃し、1人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマンスーラ村および同村郊外の穀物サイロを砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市、ザアフラーナ村を「樽爆弾」で空爆、またハウラ地方、ウンム・シャルシューフ村一帯で反体制武装集団と交戦した。

一方、シリア中部および北部で活動する反体制武装集団8組織が共同声明を出し、「シャームの稲妻師団」として完全統合すると発表した。

共同声明を出したのは、戦争の獅子旅団、ヒムスの兵旅団、ムーサー・ブン・ヌサイル旅団、アンサール・シャリーア旅団、ダーラ・イッザ・ムジャーヒディーン旅団、アーディヤート旅団、サイフッラー・マスルール旅団、機械化ミサイル大隊。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、国連とシリア赤新月社の支援チームがアイン・タルマー村、カフルバトナー町、ジスリーン町に貨物車輌52台分の人道支援物資を搬入した。

一方、マルジュ・スルターン村一帯では、シリア軍がナシャービーヤ町、ハザルマー丘、バーラー村などで反体制武装集団と交戦した。

アレッポ県では、ARA News(4月17日付)によると、有志連合が県北部(カフルガーン村一帯)でダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けるハワール・キリス作戦司令室を空爆で航空支援した。

AFP, April 17, 2016、AP, April 17, 2016、ARA News, April 17, 2016、Champress, April 17, 2016、al-Hayat, April 18, 2016、Iraqi News, April 17, 2016、Kull-na Shuraka’, April 17, 2016、al-Mada Press, April 17, 2016、Naharnet, April 17, 2016、NNA, April 17, 2016、Reuters, April 17, 2016、SANA, April 17, 2016、UPI, April 17, 2016などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市内のダーイシュ支配地区を有志連合と思われる戦闘機が爆撃し、女性1人、子供2人を含む13人が死亡(2016年4月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区を空爆し、女性1人、子供2人を含む13人が死亡した。

またブーカマール市でも、有志連合と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して空爆を行った。

なお、クッルナー・シュラカー(4月17日付)は、ダイル・ザウル市各所への空爆がロシア軍によるもので、民間人12人が死亡したと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるマスカナ市を空爆した。

一方、SANA(4月17日付)によると、シリア軍が県南部のハナースィル市、アトシャーナ村、ジュッブ・アリー村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

他方、ARA News(4月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はマンビジュ市の住民に対して、トルコの携帯電話回線の使用禁止を通達するとともに、インターネット・カフェを閉鎖した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が潜伏するドゥマイル市各所を空爆した。

また東カラムーン地方(アブー・シャーマート地区)一帯では、シリア軍、人民防衛諸集団がダーイシュと交戦した。

一方、SANA(4月17日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに県北東部のアブー・シャーマート地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ヨルダン、イラクに至る国際幹線道路交差点一帯を制圧した。

AFP, April 17, 2016、AP, April 17, 2016、ARA News, April 17, 2016、Champress, April 17, 2016、al-Hayat, April 18, 2016、Iraqi News, April 17, 2016、Kull-na Shuraka’, April 17, 2016、al-Mada Press, April 17, 2016、Naharnet, April 17, 2016、NNA, April 17, 2016、Reuters, April 17, 2016、SANA, April 17, 2016、UPI, April 17, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでダーイシュ、ヌスラ戦線、シリア軍が混戦(2016年4月17日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)ではダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の戦闘が続くなか、シリア軍が同区内のサーガ市場一帯を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃した。

シリア軍はまたヤルムーク区に隣接するタダームン区を砲撃した。

AFP, April 17, 2016、AP, April 17, 2016、ARA News, April 17, 2016、Champress, April 17, 2016、al-Hayat, April 18, 2016、Iraqi News, April 17, 2016、Kull-na Shuraka’, April 17, 2016、al-Mada Press, April 17, 2016、Naharnet, April 17, 2016、NNA, April 17, 2016、Reuters, April 17, 2016、SANA, April 17, 2016、UPI, April 17, 2016などをもとに作成。

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第2期人民議会選挙:野党国民青年公正成長党は投票日前に選挙をボイコットしていたことを明かす(2016年4月17日)

野党(クルド人政党)の国民青年公正成長党のバルウィーン・イブラーヒーム書記長は、ARA News(4月17日付)に対して、同党が投票日を迎える前に党員の立候補を取り消し、選挙をボイコットしたと述べた。

しかし、立候補取り消しとボイコットの理由については詳しく述べることはなかった。

AFP, April 17, 2016、AP, April 17, 2016、ARA News, April 17, 2016、Champress, April 17, 2016、al-Hayat, April 18, 2016、Iraqi News, April 17, 2016、Kull-na Shuraka’, April 17, 2016、al-Mada Press, April 17, 2016、Naharnet, April 17, 2016、NNA, April 17, 2016、Reuters, April 17, 2016、SANA, April 17, 2016、UPI, April 17, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会のムスラト報道官は「政権内の外交官、テクノクラートとの協力は可能」と述べる(2016年4月17日)

リヤド最高交渉委員会のサーリム・ムスラト報道官はAFP(4月15日付)に対して「移行期統治機関において、シリア国民に対して犯罪行為を行った当事者の参加を受け入れることはできない」としつつ、「政権内の外交官やテクノクラート」との協力は可能だと述べた。

ムスラト報道官はしかし、外交官、テクノクラートの誰と協力可能かについては「時期尚早」としたうえで、移行期統治機関のポスト配分には長い議論が必要となろう」と述べた。

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リヤド最高交渉委員会のアブドゥルカリーム・バッシャール氏は、アレッポ市一帯での戦闘激化に関してAFP(4月17日付)に対して、「このような事態が続けば、我々は協議への参加を取りやめるかもしれない。なぜなら政治的な解決への見込みがないからだ」と述べた。

AFP, April 17, 2016、AP, April 17, 2016、ARA News, April 17, 2016、Champress, April 17, 2016、al-Hayat, April 18, 2016、Iraqi News, April 17, 2016、Kull-na Shuraka’, April 17, 2016、al-Mada Press, April 17, 2016、Naharnet, April 17, 2016、NNA, April 17, 2016、Reuters, April 17, 2016、SANA, April 17, 2016、UPI, April 17, 2016などをもとに作成。

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米・ロシアはシリア政府と政治的解決を受け入れる一部の反体制派との間で「政治的取り分」を合意させることを検討(2016年4月17日)

『ハヤート』(4月17日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表がシリア政府代表団の通達を受け、リヤド最高交渉委員会に対してアサド大統領による軍事、治安、財務の3部門の副大統領の任命と、「国家支持者(現政権)、それ以外(反体制派)、無所属」からなる政府の樹立を骨子とする新提案を提示したのと並行するかたちで、米ホワイトハウスのロバート・マーレー氏とロシア大統領府のアレクサンドル・ラヴレンティエフ特使が、シリア政府と「政治的解決を受け入れる一部の反体制派」との間で「政治的取り分」を合意させるための検討を行っている、と伝えた

al-Hayat, April 17, 2016をもとに作成。

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第2期人民議会選挙:バアス党主導の連立与党が改選前より22議席多い199議席を獲得(2016年4月16日)

高等司法選挙委員会のヒシャーム・シャッアール委員長は記者会見を開き、4月13日に投票が行われた第2期人民議会選挙(250議席)の投票結果を発表した。

シャッアール委員長の発表によると、有権者総数は8,834,994人、投票者総数は5,085,444人、投票率は57.56%。

立候補者層数は1万1,341人。うち、高等司法選挙委員会の審査を通過し、投票日まで選挙戦を戦った立候補者は約3,500人。

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『ワタン』(4月17日付)によると、投票の結果、バアス党が主導する連立与党進歩国民戦線の選挙リスト「挙国一致リスト」の立候補者199人全員が当選を果たし、3分の2を超える圧倒的多数を得た。

「挙国一致リスト」は3月24日にバアス党シリア地域指導部が発表したリストで199人の立候補者からなる。

しかし、これまでの人民議会選挙と異なり、「挙国一致リスト」には改選前に無所属だった議員も含まれており、各政党の議席数、無所属の数は不明。

主な当選者は、ジュネーブ3会議のシリア代表団に参加しているウマル・ウースィー氏(シリア・クルド人国民イニシアチブ)、アフマド・クズバリー氏、脚本家のナジュダ・イスマーイール・アンズール氏、俳優のアーリフ・タウィール氏、ズハイル・ラマダーン氏。

また、ヒムス県選挙区、ハマー選挙区、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が主導するファトフ軍がほぼ全域を支配下に置くイドリブ県選挙区、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市以外のほぼ全域を支配下に置くダイル・ザウル県選挙区、イスラエルによってその一部を占領されているクナイトラ県選挙区は、進歩国民戦線によって議席を独占された。

定数250議席から「挙国一致リスト」の獲得議席数199を引いた残る51議席が野党および無所属の候補者。

だが、ウマルー・ウースィー氏が代表を務めるシリア・クルド国民イニシアチブ以外の野党の議席獲得の有無、議席数は不明。

なお改選前の人民議会の政党別議席配分はhttps://syriaarabspring.info/?page_id=21457によると以下の通り:

進歩国民戦線:177(バアス党156、アラブ社会主義者運動アフマド派2、アラブ社会主義連合党3、アラブ民主連合党1、シリア共産党バクダーシュ派2、シリア共産党ファイサル派3、シリア民族社会党マハーイリー派5、国民制約党1、統一社会主義者党2、統一社会民主主義党2)
シリア民族社会党インティファーダ派および旧変革解放人民戦線所属議員:3
シリア・クルド人国民イニシアチブ:1
無所属62
欠員:3

つまり、第2期人民議会選挙によって、連立与党の進歩国民戦線は22議席増加させた計算となる。

青山弘之作成
青山弘之作成

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当選者は以下の通り(:以下は所属リスト、( )は所属政党、( )による付記がない当選者の所属政党は不明、*は再選):

ダマスカス県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • アッバース・アブドゥルカリーム・スンドゥーク:挙国一致リスト
  • アーティフ・ムハンマド・ザイバク:挙国一致リスト
  • アフド・サーリフ・カンジュ:挙国一致リスト
  • マハー・アリー・シャリーブー:挙国一致リスト
  • ムナー・アフマド・スッカル:挙国一致リストアラブ社会主義バアス党)*
  • ムハンマド・イッザト・マズハル・アラビー・カーティビー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ファラフ・ムハンマド・ズハイル・ハムシュー
  • サーミル・アブドゥルハーディー・アイユービー
  • ウマル・サリーム・ウースィー(ウースー):シリア・クルド国民イニシアチブ*
  • ムハンマド・アクラム・タイスィール・アジュラーニー:無所属*

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • アフマド・ナビール・クズバリー:挙国一致リスト(無所属)*
  • ハスィーブ・ナディーブ・タッハーン:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ハイル・アフマド・アッカーム:挙国一致リスト
  • アーリフ・ムハンマド・ワファー・タウィール:挙国一致リスト
  • ナビール・ムハンマド・トゥウマ:挙国一致リスト
  • ムハンマド・バシール・ムスリム・シュルバジー:挙国一致リスト
  • マーリー・シハーダ・ビータール:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ジハード・アディーブ・ラッハーム:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アンマール・ハーリド・バクダーシュ:挙国一致リスト(シリア共産党バクダーシュ派)*
  • サミール・ジャミール・ハッジャール:挙国一致リスト
  • ムハンマド・サービル・ハムシュー:無所属*
  • ムハンマド・ハマーム・ムハンマド・アドナーン・マスーティー
  • サーミル・ムハンマド・ディブス:無所属*
  • ハーディー・アッバース・シャラフ
  • タリーフ・アブドゥルマジード・クータルシュ
  • ハリール・ジルジー・トゥウマ
  • アナス・ガッサーン・ズライア
  • ムハンマド・マーヒル・ムハンマド・バドルッディーン・ブスターニー
  • ヌーラー・マール・ダイルース・アリースィヤーン

ダマスカス郊外県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • ジュールジーナー・ユーズフ・リズク:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ジャマール・アブドゥッラッザーク・カーディリー:挙国一致リスト
  • ムワッファク・タウフィーク・ジュムア:挙国一致リスト
  • イリヤース・ハビーブ・ムラード:挙国一致リスト
  • アンマール・サラーフ・ヌムール:挙国一致リスト
  • ジャミール・ハリール・ジュッバジー:挙国一致リスト
  • アリー・アブドゥルジャリール・シャイフ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • マージド・アリー・ハリーマ:挙国一致リスト
  • シハーダ・ハンムード・アブー・ハーミド:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ハイル・ナーディル:無所属*

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • アフマド・シャリーフ・ザイトゥーン:挙国一致リスト
  • ズィヤード・シャアバーン・スッカリー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ライムーン・サブラ・ハラール:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ハイル・スブヒー・サリユール:挙国一致リスト
  • ハムズィー・ムスタファー・シャーヒーン:挙国一致リスト
  • ウサーマ・アフマド・ムスタファー:挙国一致リスト
  • ジャミール・ワリード・ムラード:挙国一致リスト
  • ムハンマド・アスアド
  • マフナド・ザイド
  • ムハンマド・カブナド

アレッポ市選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • ナハー・ムハンマド・ジャーナート:挙国一致リスト
  • アミーラ・ジュールジュ・スタイファーヌー:挙国一致リスト
  • フサイン・ファウズィー・ファラフー:挙国一致リスト
  • マフナド・ムハンマド・アリー・ハーッジ・アリー:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ラビーア・カルアジー・ブン・ムハンマド・ナズィール:挙国一致リスト
  • フサーム・カーティルジー・ブン・アフマド・ラシュディー
  • マーヒル・ハイヤータ・ブン・ムハンマド:無所属*

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • ムハンマド・マーヒル・ムハンマド・マウキア:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • マアン・イブラーヒーム・カンブール:挙国一致リスト
  • アブドゥルマジード・ムハンマド・アーディル・カワーキビー:挙国一致リスト
  • サッルーム・ムハンマド・サッルーム:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ヤフヤー・カアダーン・ブン・ムハンマド・アスアド:挙国一致リスト
  • ムスタファー・サアド・アラビー・ブン・アフマド:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ジャラール・アブドゥルガニー・ダルウィーシュ:挙国一致リスト
  • ファーリス・アフマド・シハービー
  • ナジュダト・イスマーイール・アンズール
  • ブトスル・ユースフ・ムルジャーナ:無所属*
  • ジブラーイル・ウーハーンス・ラーニースャーン
  • ハサン・アール・ハサン・ビッリー・ブン・ムハンマド・シャアバーン:無所属*
  • ザイナブ・アブドゥッサッタール・ハウラ

アレッポ県諸地域選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • アリー・アスワド・ザイダーン:挙国一致リスト
  • ジャマーナ・アルマナーズィー・アブー・シャアル:挙国一致リスト
  • カースィム・ムハマド・ハサン:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ムハンマド・アブドゥッラー・ハズーリー:挙国一致リスト
  • ムハンマド・アッバース・ファウワーズ:挙国一致リスト
  • イード・ハリール・ハッラーウィー:挙国一致リスト
  • フサイン・ジャースィム・ハマド・ブン・アリー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ウマル・アフマド・アールーブ:挙国一致リスト
  • アリー・アリー・アブドゥー・サットゥーフ:挙国一致リスト
  • スハイル・ムスタファー・アブドゥッラー:挙国一致リスト
  • フサイン・アフマド・ハッスーン:挙国一致リスト
  • ファーディル・フサイン・カアダ:挙国一致リスト
  • ファーリス・ムハンマド・ヌール・ジュナイダーン:無所属*
  • ウマル・フサイン・ハサン
  • ウバイド・ウバイド・イーサー・ブン・シャリーフ
  • フサイン・ジュムア・ハーッジュ・カースィム
  • ファフミー・ムハンマド・ハサン:無所属*

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • アブドゥッラー・ハーッジー・ワルダ・ブン・アフマド:挙国一致リスト
  • マナール・シャイフ・アミー・ビント・アイダーウィー:挙国一致リスト
  • アブドゥッラッザーク・サーリフ・バラカート:挙国一致リスト
  • アーラーン・ムハンマド・アブー・バクル:挙国一致リスト
  • ファフド・ムハンマド・アミーン:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ハッジー・バトラーン:挙国一致リスト
  • アリー・アリー・ムスタファー・ブン・ムハンマド:挙国一致リスト
  • アフマド・アブドゥッサラーム・マルイー:挙国一致リスト
  • ナースィル・ムハンマド・カリーム:挙国一致リスト
  • ウマル・マフムード・フサイン・ハムドゥー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • フサイン・ムハンマド・シャヒード
  • ムジーブ・ラフマーン・ムーサー・ダンダン:無所属*
  • アフマド・アリー・ハムラー:無所属*
  • アリー・ハリール・バッシャール・ブン・アフマド
  • ハルドゥーン・イブラーヒーム・ウワイス

イドリブ県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • シーリーン・アブドゥルアズィーズ・ユースフ:挙国一致リスト
  • ファイサル・ムハンマド・マフムード:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ハーリド・ハサン・ダーヒル:挙国一致リスト
  • アフマド・ハサン・ヒラール:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ギヤース・ハサン・クタイニー:挙国一致リスト
  • アフマド・ディーブ・カッバーニー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アブドゥルワーヒド・ムハンマド・ラッズーク:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • サミール・ムハンマド・イスマーイール:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ザーヒル・ウスマーン・ユースフィー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ムハンマド・ターリク・アブドゥッラー・ダアブール:挙国一致リスト
  • ザクワーン・ムハンマド・アースィー:挙国一致リスト(統一社会民主主義党)*
  • ニダール・アブドゥゥルマジード・ハミーディー:挙国一致リスト

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • ヤフヤー・ハーッジ・アフマド・アワド:挙国一致リスト
  • ファーティマ・ムハンマド・バシール・ハミース:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • サフワーン・ムハンマド・クラビー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ジャマール・スライマーン・マストゥー:挙国一致リスト
  • ムハンマド・タラール・イブラーヒーム・アーティフ・フーリー:挙国一致リスト
  • ムハンマド・フサイン・ラーギブ・フサイン:挙国一致リスト(無所属)*

ヒムス県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • サナー・ニウマ・アブー・ザイド:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • サージー・ユーヌス・トゥウマ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ムハンマド・マアルーフ・アブドゥルワーリス・イトマーズ・スィバーイー:挙国一致リスト
  • ラーナー・ラーイズ・スライマーン:挙国一致リスト
  • タウフィーク・アフマド・イスカンダル:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ハサン・ラアド:挙国一致リスト
  • マアユーフ・ガスワーン・ズィヤーブ:挙国一致リスト
  • ファーディヤ・ユースフ・ディーブ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • サーミー・カースィム・アミーン:挙国一致リスト
  • ミシュアル・ムハンマド・ハンムード:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ハザール・ファーイズ・ダクシュ:挙国一致リスト

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • ジャマール・アフマド・ラービア:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アフマド・カースィル・アリー:挙国一致リスト
  • サーリフ・ムハンマド・マアルーフ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アブドゥルアズィーズ・トゥラード・ムルヒム:挙国一致リスト(無所属)*
  • バディーア・ブルハーン・ダルービー:挙国一致リスト(無所属)*
  • ジルジス・アズィーズ・シャンヌール:挙国一致リスト
  • バッシャール・ナドラ・ヤーズジー:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ニザール・ガーリブ・シャルフー:挙国一致リスト
  • フィラース・シャリーフ・サッルーム:挙国一致リスト
  • ワーイル・アフマド・ムルヒム:挙国一致リスト(無所属)*
  • マフラーン・ムーサー・マーディー:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ムハンマド・サリーム・スィバーイー:挙国一致リスト

ハマー県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • ガーダ・ムハンマド・イブラーヒーム:挙国一致リスト(無所属)*
  • ムハンマド・アッルーシュ・ジュガイリー:挙国一致リスト
  • アブドゥッラフマーン・ユースフ・アズカーヒー:挙国一致リスト(アラブ社会主義連合党)*
  • サラーム・アブドゥルカーディル・サンカル:挙国一致リスト(アラブ社会主義連合党)*
  • アブドゥルカリーム・アフマド・スィブスィビー:挙国一致リスト
  • ファーディル・ムハンマド・ワルダ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • マーヒル・マフフーズ・カーワルマー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ハーミド・マフムード・ハサン:挙国一致リスト
  • フサイン・ユースフ・アッバース:挙国一致リスト
  • マフムード・サーリフ・アブドゥッサラーム:挙国一致リスト
  • バディーア・マフムード・フサイン:挙国一致リスト
  • ジャミール・マフムード・ユースフ(通称ジャマール・アブー・サムラ):挙国一致リスト
  • アブドゥルカリーム・マアート・イスマーイール:挙国一致リスト

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • アイマン・ムハンマド・マランディー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • マフムード・アブドゥルハミード・ジューフダール:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アブドゥルカリーム・ウバイド・バーキール:挙国一致リスト
  • ムハンマド・アフマド・アッジー:挙国一致リスト
  • ハドル・アッブード・サーリフ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • マーヒル・ジブル・ラッバード:挙国一致リスト
  • マーズィン・アフマド・アッズーズ:挙国一致リスト
  • ダウラート・サルマーン・ムルシド:挙国一致リスト
  • ワッダーフ・ムハンマド・ムフリス・ムラード:挙国一致リスト

ラタキア県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • アンマール・バッディーア・アサド:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ズハイル・ラビーブ・ラマダーン:挙国一致リスト
  • ムハンマド・アブドゥッラー・アジール:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • バースィム・スライマーン・スーダーン:挙国一致リスト
  • サミール・イブラーヒーム・ハティーブ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • イスカンダル・ルーカー・ハッダード:挙国一致リスト
  • ムスタファー・ガーズィー・ハイル・ビク:挙国一致リスト
  • ファウワーズ・バフジャト・ナスール:無所属*
  • ナビール・ジャミール・サーリフ

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • マーズィン・ハーティム・ウムラーン:挙国一致リスト
  • アイハム・ナジュダト・ジュライクース:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ファイハー・アリー・タリーファ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ニザール・アリー・アスカイフ:挙国一致リスト
  • サーミル・イスマーイール・シャイハー:挙国一致リスト
  • サミール・サーミー・ヌサイル:挙国一致リスト
  • ヌール・アドナーン・シュグリー
  • アドナーン・アブドゥッラー・ダルフ

タルトゥース県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • ディーマー・アリー・スライマーン:挙国一致リスト
  • トゥーニー・アズィーズ・ハンナー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ヌーラ・スライマーン・ハサン:挙国一致リスト
  • ハーリド・ヤフヤー・ハドゥージュ:挙国一致リスト
  • バースィル・サルマーン・イーサー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アシュワーク・アイユーブ・アッバース

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • アイマン・アブドゥルカリーム・ビラール:挙国一致リスト
  • ラーミー・ムハンマド・サーリフ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • サーイル・アリー・イブラーヒーム:挙国一致リスト
  • ハイルッディーン・アブドゥッサッタール・サイイド:挙国一致リスト
  • イーナース・ムハンマド・ハイル・マルーヒー:挙国一致リスト
  • ナースィル・イーサー・スライマーン:挙国一致リスト
  • ハドル・ムハンマド・フサイン

ダイル・ザウル県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • ブルハーン・アブドゥルジャッバール・アブドゥルワッハーブ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • マアン・スブヒー・アッブード:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ムハンマド・ハサーウィー・ジャーッドッラー:挙国一致リスト
  • アブドゥッサラーム・ムハンマド・ラーシド・ダフムーシュ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ハディーヤ・ハラフ・アッバース:挙国一致リスト
  • ムハンマド・アミーン・フサイン・ラジャー:挙国一致リスト
  • イブラーヒーム・ダフーム・ダーイル:挙国一致リスト
  • ナジュム・アブドゥッラー・スライマーン(あるいはサルマーン):挙国一致リスト(無所属)*

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • ターハー・ハマーダ・ハリーファ:挙国一致リスト
  • サッターム・マジュハム・ダンダル:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • マフムード・ハサン・ハサン:挙国一致リスト
  • ムハンマド・カースィム・サアド・ミシュアリー:挙国一致リスト
  • ハマーディー・シャッルーフ・ハッサーニー:挙国一致リスト
  • ムハンナー・ファイサル・ファイヤード・シャイフ・ナースィル:挙国一致リスト(無所属)*

ハサカ県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • ハマード・アッブード・サウード:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アドナーン・ムハンマド・スライマーン:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アッブード・イーサー・シャウワーフ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ハサン・ハムザ・サッルーミー:挙国一致リスト
  • ヌーラ・ヤアクーブ・ドゥッラ:挙国一致リスト
  • マルール・ハサン・ハサン:挙国一致リスト
  • リーム・ファウズィー・サーイー
  • アラーッディーン・ハマド・ハマド:無所属*

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • ハムーダ・ユースフ・サッバーグ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ハーリド・サタム・アティーヤ:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • リヤード・アリー・ターウーズ:挙国一致リスト
  • アブド・ハナーン・ムハイミード:挙国一致リスト
  • ムハンマド・ファーリス・アブドッラフマーン
  • ハサン・ムハンマド・ムスラト

ラッカ県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • マハー・ムハンマド・アリー・ウジャイリー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • ムーサー・アスアド・イブラーヒーム:挙国一致リスト
  • ハーリド・ムハンマド・ダルウィーシュ:挙国一致リスト
  • ハリール・イブラーヒーム・カッシャ:無所属*

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • アフマド・ムハンマド・マフムード・ダルウィーシュ:挙国一致リスト
  • アブドゥルバースィト・ハマーダ・ウライウィー:挙国一致リスト
  • イスマーイール・ウバイド・アブドゥ・ハッジュー
  • ファイサル・イブラーヒーム・ハッジー・ウマル

ダルアー県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • カマール・ナースィル・アイヤーシュ:挙国一致リスト
  • ナーイフ・ハミード・ターリブ・ハリーリー:挙国一致リスト
  • ジャマール・ハサン・ズウビー:挙国一致リスト
  • ファウワーズ・アルシード・ジャワービラ:挙国一致リスト
  • ファールーク・カースィム・ハマーディー

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • ハーリド・ムーサー・アッブード:挙国一致リスト
  • ファーイザ・ハサン・アズバ:挙国一致リスト
  • ファウワーズ・フサイン・シャラア:挙国一致リスト
  • ファイサル・シャーキル・フーリー:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • リヤード・ハラール・シャティーウィー

スワイダー県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • ワウイド・ムハンマド・ナースィル:挙国一致リスト
  • イサーム・サーリフ・ナイーム:挙国一致リスト
  • アーイダ・スライマーン・ウライジュ:挙国一致リスト
  • ナシュアト・イブラーヒーム・アトラシュ

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • ニダール・サイヤーフ・シャリーティー:挙国一致リスト
  • ナイーム・マアズィー・ナスル

クナイトラ県選挙区

A部門(労働者・農民代表)

  • リフアト・ユースフ・フサイン:挙国一致リスト(アラブ社会主義バアス党)*
  • アイマン・アーリフ・ハルーク:挙国一致リスト
  • ワリード・アフマド・ダルウィーシュ:挙国一致リスト

B部門(その他の人民諸組織代表)

  • ハーリド・ハズアル・ハズアル:挙国一致リスト
  • ジャーンスィート・カーザーン:挙国一致リスト

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なお「アラブの春」が波及する2011年3月のシリアの人口は約2,300万人、シリア人権監視団によると、6年におよぶ紛争で27万人以上が死亡した。

また、UNHCRによると1,350万人以上が国内避難民、国外難民となり、420万人以上が国外での避難生活を余儀なくされているという。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、April 18, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016、al-Watan, April 17, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがアレッポ県南部のハナースィル市一帯でシリア軍と交戦し10カ村を制圧する一方、シリア軍はダイル・ザウル市一帯を爆撃(2016年4月16日)

アレッポ県では、ARA News(4月16日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハナースィル市一帯でシリア軍と交戦し、ザイド村、ハヤート村、ジュッブ・アリー村、クワイス村、クライア村、トゥーバ村、ジャディーダ村、サルダーフ村、ドゥライブ・ワーウィー村、アシャーナ村を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がタドムル市南部、東部、そして北東部の郊外一帯、ワーディ・アブヤド・ダム一帯、ムシャイリファ村一帯、ラスム・アルナブ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がカスル村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がビイル・カスブ地区北東部の戦略的要衝ダクワ丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、工業地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、砲撃、これに対してダーイシュはシリア政府支配下のジャウラ地区、クスール地区、ユーフラテス・シャーム・ホテル一帯を砲撃した。

両者はまたダイル・ザウル市ラサーファ地区、工業地区、ハウィーヤ地区、ラシュディーヤ地区、ブガイリーヤ村、ジャフラ村、マリーイーヤ村などでダーイシュと交戦した。

一方、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地に近いサルダ山一帯、マリーイーヤ村、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、工業地区、ウルフィー地区、フッブ市場一帯、カナーマート地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がアレッポ市内の反体制派支配地域への攻撃を激化(2016年4月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市内の反体制武装集団支配地域のサラーフッディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、バーブ・ハディード地区、ジュッブ・クッバ地区、マシュハド地区、旧市街などを砲撃、空爆し、10人以上が死亡した(クッルナー・シュラカー(4月16日付)によると、20人が死亡、数十人が負傷した)。

一方、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部のシャイフ・ルトフィー地区、シャイフ・サアド地区、シュカイイフ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、ダーラト・イッザ市でヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

SANAはさらに、複数の現地消息筋の話として、トルコ国境を経由し、シリア領内に潜入したヌスラ戦線戦闘員約8,000人がアレッポ市南西部一帯に、また訳1,500人がアレッポ市北部一帯に展開したと伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジスル・シュグール市を砲撃、またタフタナーズ航空基地一帯を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズィヤーラ町、マンスーラ村、カーヒラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山、トルクメン山一帯を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・サフム市をシリア軍が砲撃した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月15日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反のうち6件はラタキア県で、2件はダマスカス郊外県で発生したという。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ケリー米国務長官はロシアのラヴロフ外務大臣に対し、停戦を遵守させるためシリア政府に圧力をかけるよう要請(2016年4月15日)

ジョン・ケリー米国務長官は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣に対して、シリア国内での敵対行為停止合意を遵守させるためシリア政府に対して圧力をかけるよう要請した。

ジョン・カービー国務省報道官によると、ケリー国務長官は16日にラブロフ外務大臣と電話で会談し、ロシア側にシリア政府への圧力を要請する一方、米国側も同様に反体制派に対して働きかけを行うと伝えたという。

『ハヤート』(4月17日付)などが伝えた。

AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はアレッポ市南部のハナースィル市一帯でダーイシュと交戦(2016年4月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハナースィル市東部で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市を空爆し、女児1人を含む4人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北東部のアブー・シャーマート地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、バーディヤ・セメント社、科学研究センター一帯を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月15日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ジャブラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

これに対して、ダーイシュはダイル・ザウル市各所を砲撃、女性、子供を含む複数の住民が死亡した。

AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ市北部、南部でシリア軍とヌスラ戦線などからなる反体制派との戦闘が激化するなか、シリア軍はイドリブ県、ヒムス県で爆撃を実施(2016年4月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市北部郊外一帯(ハンダラート・キャンプ一帯)で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、シリア軍がヌスラ戦線側の拠点を空爆した。

この戦闘でシリア軍兵士14人と、ヌスラ戦線側戦闘員20人が死亡したという。

一方、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯でも、シリア軍がヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

他方、ARA News(4月15日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で、シャーム自由人イスラーム運動、第16師団、ファトフ旅団、「命じられるまま進め」連合、第13旅団、北部師団、ヌールッディーン・ザンキー運動と交戦し、戦闘員10人を殲滅した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市を空爆し、2人が死亡、またシリア軍は同地一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の支配下にあるタフタナーズ航空基地一帯を2度にわたり空爆した。

AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県の反体制派支配地域とシリア政府支配下のスワイダー県シャフバー市でデモ(2016年4月15日)

アレッポ県では、ARA News(4月15日付)によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、ハラク地区、マアーディー地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、アアザーズ市、ダーラト・イッザ市で「アサドを打倒する隊列の統合」と銘打った反体制デモが実施され、反体制武装集団の統合が呼びかけられた。

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スワイダー県では、クッルナー・シュラカー(4月15日付)によると、シャフバー市で住民数十人が逮捕者釈放を求めるデモを行った。

デモではまた、徴兵制への反対が訴えられたという。

AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。

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シリア政府代表団はデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表との会談を再開、「国家支持者、その他の者、無所属」からなる拡大内閣の樹立をめざす意向を伝える(2016年4月15日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスの首都ジュネーブでシリア政府代表団との協議(第3ラウンド)を再開した。

シリア政府代表団の代表を務めるバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は会談後に記者会見を開き、デミストゥラ国連特別代表との会談が「建設的で有意義だった」と述べた。

ジャアファリー国連シリア代表によると、会談では、デミストゥラ国連特別代表が前回ラウンドで提示した質問状の内容について協議、シリア政府代表団は一部の文言について修正案を提示し、修正を求めたことを明らかにした。

しかし、『ハヤート』(4月17日付)によると、シリア政府代表団は、会談のなかで、デミストゥラ国連特別代表が前回ラウンドで示していた12項目からなる質問状が想定している移行期が「違憲」だとして、その協議に応じないとしたうえで、2012年施行の現行憲法に沿って政治プロセスを行う用意がある旨回答、「国家支持者、その他の者、無所属」からなる拡大内閣の樹立をめざす意向を示したという。

SANA, April 15, 2016
SANA, April 15, 2016

AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、April 17, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ市内の反体制派支配地域包囲に向けて市北部での攻勢を激化(2016年4月14日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月14日付)によると、ロシア軍とシリア軍の戦闘機がアレッポ市北部郊外のハンダラート・キャンプ一帯、アルド・マッラーフ地区(農場)一帯を17回以上にわたり空爆するなか、シリア軍と反体制武装集団と攻防戦を続けた。

ARA News(4月14日付)によると、アレッポ市北部郊外一帯でシリア軍と抗戦しているのは、トルコが支援するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、第16歩兵師団、シャーム自由人イスラーム運動など。

一方、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯では、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍とロシア軍が同地を空爆した。

アレッポ市内では、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるシャイフ・マクスード地区一帯で、人民防衛隊がヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

他方、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のアイス村一帯、カフルナーハー村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、バーニス村、タッル・ハディーヤ村一帯、アイス丘一帯、ICARDA一帯を空爆した。

さらに、アレッポ市内では、シリア軍がライラムーン地区でヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(4月14日付)によると、シリア軍がタルビーサ市各所を空爆し、1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカフルズィーター市一帯を4回にわたり空爆、またアトシャーン村一帯に対しても空爆を実施した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフ・キャンプ市南部一帯を空爆した。

AFP, April 14, 2016、AP, April 14, 2016、ARA News, April 14, 2016、Champress, April 14, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2016、al-Hayat, April 15, 2016、Iraqi News, April 14, 2016、Kull-na Shuraka’, April 14, 2016、al-Mada Press, April 14, 2016、Naharnet, April 14, 2016、NNA, April 14, 2016、Reuters, April 14, 2016、SANA, April 14, 2016、UPI, April 14, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがアレッポ県北西部のトルコ国境近くの「穏健な反体制派」の戦略拠点の一つハワール・キリス村を一時制圧(2016年4月14日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が北部の国境地帯で攻勢を強め、ハワール・キリス作戦司令室と交戦の末、バルギーダ村、カフルガーン村、アキダ村、ハワール・キリス村を制圧した。

その後、ハワール・キリス作戦司令室は、ハワール・キリス村6カ村とシリア人避難民キャンプを奪還したという。

また、シリア人権監視団によると、有志連合とも割れる戦闘機が同地一帯を空爆した。

一方、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がアブー・タルタル村、マドユーナ村、タッル・アラム村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

このほか、クッルナー・シュラカー(4月15日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がジャラーブルス市の司令官の一人で、トルコに逃亡しようとしていたアブー・ムスタファー・アンサーリー氏を拘束、処刑した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月29日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市内各所を空爆し、住民数十人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がアブー・シャーマート地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、同地内の丘陵地帯、採石所などを制圧した。

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ヒムス県では、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がタドムル市北部、東部でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がジャフラ村、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がラジャム・ダウラ村でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を攻撃した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)広報部門のアアマーク通信は、県北部でシリア軍戦闘機を撃墜したと発表した。


AFP, April 14, 2016、AP, April 14, 2016、ARA News, April 14, 2016、Champress, April 14, 2016、al-Hayat, April 15, 2016、Iraqi News, April 14, 2016、Kull-na Shuraka’, April 14, 2016、April 15, 2016、al-Mada Press, April 14, 2016、Naharnet, April 14, 2016、NNA, April 14, 2016、Reuters, April 14, 2016、SANA, April 14, 2016、UPI, April 14, 2016などをもとに作成。

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ジュネーブ3会議第3ラウンド開始:デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はリヤド最高交渉委員会の代表団と会談(2016年4月13日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスの首都ジュネーブで、シリア政府と反体制派の和平協議「ジュネーブ3会議」(第3ラウンド)を再開し、リヤド最高交渉委員会の代表団と会談した。

『ハヤート』(4月14日付)などによると、第3ラウンドにおいては、移行プロセス、移行期統治機関にかかる諸原則、新憲法についての協議が重点的に行われる予定だという。

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なお、『ハヤート』(4月14日付)によると、デミストゥラ国連共同代表は、12日に行われたシリア情勢に関する国連安保理の非公式会合で、「(13日に)実施される議会選挙は我々の仲介の枠外で行われる…。私は自身のこうした姿勢をシリア政府に月曜日(11日)に伝えた…。シリア政府は、現行憲法に従ってこの選挙を行う責任があると強調していた」と述べたという。

しかし、デミストゥラ国連共同特別代表はまた「シリア政府の代表者は、政治的合意がなされれば、合意された日程に基づいて別途選挙が行われねばならないということを理解している」とも付言したという。

AFP, April 13, 2016、AP, April 13, 2016、ARA News, April 13, 2016、Champress, April 13, 2016、al-Hayat, April 14, 2016、Iraqi News, April 13, 2016、Kull-na Shuraka’, April 13, 2016、al-Mada Press, April 13, 2016、Naharnet, April 13, 2016、NNA, April 13, 2016、Reuters, April 13, 2016、SANA, April 13, 2016、UPI, April 13, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南部郊外の戦闘は小康状態に入るも、北部郊外などでは戦闘続く(2016年4月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯では、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、イラク人・イラン人戦闘員などとシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦が収束、激しい戦闘は行われなかった。

しかし、ファルス通信(4月13日付)などによると、アレッポ市南部郊外アイス村一帯での戦闘で、イラン陸軍第65旅団所属の特殊部隊のハマドッラー・バーフシャンド大尉が戦死した。

一方、ARA News(4月13日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアレッポ市シャイフ・マクスード地区で、シャーム自由人イスラーム運動、第16師団、ファトフ旅団、「命じられるまま正しく進め」連合、第13旅団、北部師団、ヌールッディーン・ザンキー運動からなる反体制武装集団と交戦し、戦闘員11人を殲滅した。

また、アレッポ市北西部アフリーン市郊外のバーシャムラ村一帯を反体制武装集団が砲撃した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)によると、ロシア軍がカフルズィーター市を空爆し、「ハマー自由保健局」のハサン・ムハンマド・アアワジュ氏が死亡した。

AFP, April 13, 2016、AP, April 13, 2016、ARA News, April 13, 2016、Champress, April 13, 2016、Fars News Agency, April 13, 2013、al-Hayat, April 14, 2016、Iraqi News, April 13, 2016、Kull-na Shuraka’, April 13, 2016、al-Mada Press, April 13, 2016、Naharnet, April 13, 2016、NNA, April 13, 2016、Reuters, April 13, 2016、SANA, April 13, 2016、UPI, April 13, 2016などをもとに作成。

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第2期人民議会選挙:フランス外務省は批判、ロシアのラヴロフ外務大臣は「当然のこと」と支持(2016年4月13日)

フランス外務省報道官は、第2期人民議会選挙に関して「実質的な選挙運動もなく、抑圧的政権の監視のもと、国際社会の監視を受けずに実施された…。選挙への参加を呼びかけられたのは、限られた地域の住民だけで、数百万におよぶ避難民、国外難民は選挙から排除された」と批判した。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、アルゼンチン外相との会談後の共同記者会見で、第2期人民議会選挙について言及し、「議会選挙が今日行われている。我々はこれを当然のことと考えている。なぜなら、我々はこの選挙が現行憲法が定める制度によって保障されているからだ」と述べた。

また、シリアの移行期に関して、国連安保理決議第2254号が新憲法制定を定めていることに関しては「その前に、法律、行政の真空を作り出してはならない」と述べ、現行憲法のもとでの選挙を是認するとの立場を示した。


AFP, April 13, 2016、AP, April 13, 2016、ARA News, April 13, 2016、Champress, April 13, 2016、al-Hayat, April 14, 2016、Iraqi News, April 13, 2016、Kull-na Shuraka’, April 13, 2016、al-Mada Press, April 13, 2016、Naharnet, April 13, 2016、NNA, April 13, 2016、Reuters, April 13, 2016、SANA, April 13, 2016、UPI, April 13, 2016などをもとに作成。

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第2期人民議会選挙:シリア政府支配地域で実施(2016年4月13日)

人民議会の任期満了に伴い、シリア国内で第2期人民議会選挙(定数250人)の投票が実施された。

『ハヤート』(4月14日付)などによると、投票はシリア政府支配地域に限定され、「反体制派」支配地域では選挙は行われなかった。

投票所は、シリア政府支配地域内に約7,200カ所設けられ、その前では、シリア政府支持者が進歩国民戦線の「挙国一致リスト」の立候補者の氏名が列記された投票用紙を配布し、与党への投票を呼びかけた。

立候補届出を行った1万1,341人のうち、高等司法選挙委員会の審査を通過し、投票日前日まで選挙戦を戦った立候補者約3,500人に対する投票が行われた。

しかし、『ハヤート』などによると、投票所に足を運ぶ有権者の数は少なかったという。

また、クッルナー・シュラカー(4月15日付)は、ダルアー県ではシリア政府の支配下にあるサナマイン市、イズラア市、ダルアー市中心部において投票が実施されたもの、投票率は20%にも満たなかったと伝えた。

AFP(4月13日付)によると、シリア政府は、全人口の約60%が居住していた国土の約3分の1の地域を支配下に置いている。

一方、SANA(4月13日付)は、各県の投票所での投票の様子について報じる一方、投票の様子を撮影した写真を公開した。

そのなかには、ラタキア県に設置されたアレッポ県、イドリブ県からの避難民が投票する写真数点が含まれていたが、ダイル・ザウル県、ラッカ県の写真は公開されなかった。

SANA, April 13, 2016
SANA, April 13, 2016

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アサド大統領とアスマー・アフラス夫人は、ダマスカス県ウマウィーイーン広場のアサド図書館に設置された投票所を訪れ、第2期人民議会選挙の投票を行った。

アサド大統領は投票後、記者団に対して、「シリア国民は5年におよぶ戦争を戦っている。この戦争の最中、テロによって無実の人々が血を流し、国民アイデンティティを支える社会構造が破壊された…。テロリストを操る主人どもは、政治的な主題を掲げてこうした動きと並行して行動し、憲法に体現されている社会的構造や国民アイデンティティに打撃を与えようとしてきた」と述べた。

アサド大統領はまた、「シリア国民はこの5年間、強い意志を持ってきた。我々は、大統領選挙であれ、議会選挙であり、憲政に従った信任投票に参加しようとする国民の熱意を目にしてきた…。我々は今日も、過去数十年に実施された議会選挙のなかで空前の立候補者数などに示されている通り、すべての社会層から広範な参加がなされていることを目にしている」と付言した。

SANA, April 13, 2016
SANA, April 13, 2016

AFP, April 13, 2016、AP, April 13, 2016、ARA News, April 13, 2016、Champress, April 13, 2016、al-Hayat, April 14, 2016、Iraqi News, April 13, 2016、Kull-na Shuraka’, April 13, 2016、April 15, 2016、al-Mada Press, April 13, 2016、Naharnet, April 13, 2016、NNA, April 13, 2016、Reuters, April 13, 2016、SANA, April 13, 2016、UPI, April 13, 2016などをもとに作成。

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第2期人民議会選挙:国連のハック副報道官は選挙には協力しないと述べる(2016年4月12日)

国連のファルハーン・ハック副報道官は、4月13日が投票日の第2期人民議会選挙に関して、「我々はシリア政府が明日水曜日(13日)に実施すると発表した立法府選挙には協力しない…。現下の最優先事項は、シリアの戦闘を終わらせるための解決策をジュネーブで案出することになる」と述べた。

ARA News(4月12日付)が伝えた。

AFP, April 12, 2016、AP, April 12, 2016、ARA News, April 12, 2016、Champress, April 12, 2016、al-Hayat, April 13, 2016、Iraqi News, April 12, 2016、Kull-na Shuraka’, April 12, 2016、al-Mada Press, April 12, 2016、Naharnet, April 12, 2016、NNA, April 12, 2016、Reuters, April 12, 2016、SANA, April 12, 2016、UPI, April 12, 2016などをもとに作成。

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