フランスのファビウス外相はダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおいてシリア軍との連携の可能性を初めて示唆(2015年11月27日)

フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、RTLラジオ(11月27日付)に対し、シリア軍との連携の可能性について初めて言及した。

ファビウス外務大臣は「地上部隊が我々の軍隊から構成されることはあり得ない。しかし、自由シリア軍のシリア人兵士、スンナ派アラブ諸国の兵士…、そしてシリア政府軍から構成されることはあり得るだろう…。なぜ、構成され得ないというのか?」と述べた。

AFP, November 27, 2015、AP, November 27, 2015、ARA News, November 27, 2015、Champress, November 27, 2015、al-Hayat, November 28, 2015、Iraqi News, November 27, 2015、Kull-na Shuraka’, November 27, 2015、al-Mada Press, November 27, 2015、Naharnet, November 27, 2015、NNA, November 27, 2015、Reuters, November 27, 2015、SANA, November 27, 2015、UPI, November 27, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビアのジュバイル外相は「アサドには二つの選択肢しかない。平和的に去るか、軍事行動で排除されるかだ」と述べ、シリアへの軍事介入を改めて示唆(2015年11月26日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、リヤドでのオーストリア外務大臣との会談後の記者会見で、シリア情勢に触れ、「軍事的選択肢はまだ残されている」と発言した。

ジュバイル外務大臣は以下の通り述べた:

「軍事的選択肢はまだ残されている。王国(サウジアラビア)によるシリアの反体制派支援は続けられるだろう。バッシャール・アサドには二つの選択肢しかない。平和的に去るか、軍事行動で排除されるかだ…。(ロシアなどとの)意見の相違は彼が去るタイミングをどのように競っているかという点にある」。

ジュバイル外務大臣はまた、12月にリヤドで予定されているシリアの反体制派の会合に関して「ウィーンで和平協議を行う前に反体制派を統合したい」と述べた。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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キャメロン英首相はシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)への爆撃を求める法案を下院に提出(2015年11月26日)

英国のデヴィッド・キャメロン首相は、下院に対して、ダーイシュ(イスラーム国)に対する英国の軍事作戦の実施対象地域をイラクだけでなく、シリア領内にも拡大することを求める法案を提出した。

『ハヤート』(11月27日付)によると、シリアへの空爆拡大は、ダーイシュのみを標的としており、キャメロン首相は、それ以外の紛争当事者、具体的にはシリア政府、シリア軍への攻撃を行わないとしているという。

キャメロン首相によるシリア空爆参加に向けた動きは、フランスでのパリ同時テロ事件発生以降加速している。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣はロシアのロゴージン副首相と会談(2015年11月26日)

ロシアを訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)はモスクワで、ロシアのドミトリー・ロゴージン副首相と会談し、二国間関係、シリア情勢などについて意見を交わした。

SANA(11月26日付)が伝えた。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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フランスのオランド大統領とロシアのプーチン大統領が会談:「ダーイシュ(イスラーム国)を含むテロ組織と戦う勢力への爆撃は行わないことで合意」(2015年11月26日)

フランスのフランソワ・オランド大統領はロシアの首都モスクワを訪れ、ヴラジミール・プーチン大統領と会談し、シリアでのダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦などについて協議した。

RT(11月26日付)などによると、会談後の共同記者会見で、オランド大統領は「フランスはロシアと手に手を携えて、テロ組織、そしてダーイシュ(イスラーム国)と戦うという共通の目標を実現する用意がある」と述べた。

オランド大統領はまた「我々が合意したのは…テロ組織とダーイシュのみを空爆し、テロ組織と戦っている勢力を攻撃しないということだ。我々は誰を攻撃し、誰を攻撃しないかに関して情報を交換することになる」と付言した。

一方、プーチン大統領は、パリでの同時テロ事件への弔意を改めて示したうえで、「こうした事態が、共通の悪に対する我々の取り組みを一つにすることを迫っている…。我々はあなた(オランド大統領)が…広範な対テロ同盟を作ろうと多くの努力をしていることを見てきた。我々がどのような姿勢を取っているか、そして我々は共に行動する用意があることをご存知だと思う。また、我々は我々のスタンスがこの点において近いと考えている」と述べた。

また「我々は、シリアでのテロとの戦いは、地上での作戦がなければ成功させることはできない…。地上でダーイシュに対して作戦を行っている勢力は、シリア軍をおいてほかない。この点において、私はアサド大統領の軍、そして彼自身がテロとの戦いにおける我々の同盟者であると考えている」と付言し、アサド政権との協力の必要を改めて強調した。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、RT, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はダーイシュとの石油取引を否定し、「穏健なトルコマン反体制派」の支援を継続すると述べる(2015年11月26日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、トルコ政府とダーイシュ(イスラーム国)の協力関係を批判したロシアのヴラジミール・プーチン大統領の発言に対して、「恥を知るべきだ。我々がダーイシュから石油を買っていると疑う者たちは、その嫌疑を裏付けるべきだ…。もし裏付けないのなら、お前たちは中傷をしていることになる」と反論した。

そのうえで、「アサド政権と戦う穏健なトルクメン反体制グループへの支援を継続すると制約する」と述べるとともに、「アサド政権とその支持者たちこそがダーイシュに資金や武器を供与している」と主張、またロシアのラタキア県一帯での空爆が「ダーイシュを標的にしているのではなく、アサドを支援している」と批判した。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領は「トルコはテロリストをかくまい、彼らと石油、人員、麻薬を違法取引している」と批判(2015年11月26日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、大使任命式でシリア情勢について触れ、「一部の国がテロを直接支援し、そのことがテロ組織ダーイシュ(イスラーム国)の台頭をもたらした」としたうえで、「テロリストたちの行為を白紙撤回し、彼らがテロや犯罪に参加することを奨励するあらゆる試みを明確化しなければならない」と強調、トルコを「テロリストをかくまい、彼らと石油、人員、麻薬を違法取引し、数十億ドルの見返りを得ている」と述べ、トルコを暗に非難した。

プーチン大統領はまた「トルコの当局は、Su-24戦闘爆撃機を撃墜してから、いまだにロシアに対して何らの謝罪もしていない」と付言する一方、「もしトルコの軍・政治指導部が明確な謝罪、補償に関する提案、あるいはこの罪を犯した者たちの処罰への制約を行えば」、柔軟な姿勢を示す用意があることを示唆した。

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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、24日のトルコによるロシア軍機撃墜事件に関して、トルコがシリア国内の「殺戮者」を守っているだけで、民間人を保護してなどいないと批判するとともに、NATOがトルコの攻撃に「青信号」を出しているようなものだと指弾した。

ザハロワ報道官は、撃墜されたロシア軍戦闘爆撃機から脱出し、パラシュートで降下中のロシア軍パイロットを、地上から武装集団が銃を乱射して殺害したことに触れ、「ロシアはアンカラに対して、ロシア軍パイロットを殺害し、その遺体を曝した武装集団を支持しているのかどうかの正式な発表を待っている」と述べた。

ザハロフ報道官はまた、NATOが「ロシアを制せず、トルコを含む加盟国に「青信号」を出し、(国際)法に違反するような措置を行わせ、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うための国際社会の取り組みを阻害するだけでなく、国際社会の平和と安全を脅かそうとしている…。NATOがロシアに対して弔意を示すことなく、戦闘機撃墜の責任をロシアに帰せようとしている」と批判した。

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ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ首相は、閣議で24日のトルコ軍によるロシア軍戦闘機撃墜事件などへの対応を協議し、「トルコの敵対行為への対抗措置として、経済、文化の両分野において一連の措置を…2日以内に実施」するよう内閣に要請した。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍(と思われる戦闘機)およびシリア軍は、米トルコが設置合意した「安全保障地帯」の西端に位置するバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)などトルコ国境地帯で爆撃、攻撃を激化(2015年11月26日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月26日付)によると、ロシア軍爆撃機が、トルコとの国境に位置するバーブ・サラーマ国境通行所にいたる街道一帯、ズィーターン村、ズィルバ村、ハーン・トゥーマーン村、ダマスカス・アレッポ街道(国際幹線道路)一帯、アウラム・クブラー町、ウワイジル村、カフルナーハー村を空爆し、住民7人が死亡、多数が負傷した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(11月26日付)は、ロシア軍がアアザーズ市郊外(バーブ・サラーマ国境通行所一帯)を初めて空爆したと伝えた。

なお、アアザーズ市郊外は、米トルコ両政府が8月に「安全地帯」に設定し、領空権の確保を狙っていたアレッポ県北部の西の端に位置、またアアザーズ市一帯は、西クルディスタン移行期民政局(アアザーズ地区)が実効支配し、同地西部および南部を支配下に置くアル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動と対立を続けている。

またシリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機の空爆が続くなか、アレッポ市南部郊外各所で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党、ジュンド・アクサー機構などジハード主義武装集団と交戦した。

またロシア軍と思われる戦闘機は、アレッポ市北部のフライターン市を空爆し、2人が死亡した。

一方、SANA(11月26日付)によると、シリア軍がスィムアーン山一帯、フライターン市一帯で反体制武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ARA News(11月26日付)によると、西クルディスタン移行期民政局が実効支配するアレッポ市シャイフ・マクスード地区で、人民防衛諸集団とシャームの民のヌスラ戦線が交戦し、ヌスラ戦線戦闘員2人が死亡した。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(11月26日付)によると、アレッポ県で活動する「穏健な反体制派」のファトフ旅団がアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動に吸収された。

シャーム自由人イスラーム運動の広報局によると、これにより、アレッポ県タッル・リフアト市一帯に展開するファトフ旅団の戦闘員約500人がシャーム自由人イスラーム運動に合流したといいう。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月26日付)によると、ロシア軍爆撃機が、トルコ国境に近いサルマダー市、ダイル・ハッサーン村を空爆した。

またシリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機は、マアッラト・ヌウマーン市各所、タマーニア町、サルマダー市、バーブ・サラーマ国境通行所にいたる街道一帯を空爆し、少なくとも5人が死亡した。

一方、SANA(11月26日付)によると、シリア軍がタマーニア町、マアッラト・ヌウマーン市郊外穀物サイロ一帯、サルマダー市、バーブ・ハワー国境通行所入り口一帯で、ファトフ軍の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月26日付)によると、ロシア軍戦闘機がクルド山のジュッブ・アフマル村一帯、同地方最高峰のブルジュ・ザーヒヤ一帯を激しく空爆した。

またシリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山、トルクメン山(ラビーア町一帯)を激しく砲撃し、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員とともに、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などのジハード主義武装集団と交戦し、ARA
News(11月26日付)によると、シリア軍がブルジュ・ジャーヒヤを奪還した。

一方、SANA(11月26日付)によると、シリア軍が県北部での反体制武装集団との戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線の傘下にあるムジャーヒディーン軍の司令官1人、マーヒル・ヒジャーズィー大隊司令官、第1沿岸師団司令官1人の3人を殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がカフルズィーター市マアルカバ村、ラトミーン村などを空爆した。

一方、SANA(11月26日付)によると、シリア軍がスカイク村、ラトミーン村、ザカート村、ラターミナ町でシャーム軍団など反体制武装集団の拠点を空爆、攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がフーシュ・ハッジュー村、サアン・アスワド村、タルビーサ市各所で反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市各所、マルジュ・スルターン村一帯を砲撃、国防隊とともに反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市、ナワー市、シャイフ・サアド村一帯を砲撃した。

一方、SANA(11月26日付)によると、シリア軍がダルアー県ザイトゥーナ学校、警察住宅南部一帯で反体制武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(11月26日付)によると、シリア軍がダルアー県境のアスラハ村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍(と思われる)戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の拠点マンビジュ市などを爆撃(2015年11月26日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月26日付)によると、ロシア軍爆撃機がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるハフサ町、マスカナ市の給水所を空爆した。

また、ARA News(11月26日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つマンビジュ市各所を空爆した。

一方、SANA(11月26日付)によると、シリア軍がラスム・アブド村、フマイマ村、タッル・アフマル村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ARA News(11月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバーブ市近郊のクルド人の村タッルアラン村を砲撃し、住民4人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カルヤタイン市一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍が同地を激しく砲撃した。

一方、SANA(11月26日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市および周辺の農場地帯、タドムル市西部郊外三角地帯、同市北部校外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆・砲撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市西部郊外のアブドゥルアズィーズ山一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ラッカ県では、ARA News(11月26日付)などが伝えたところによると、ロシア軍がラッカ市、ウカイラウスィー村、ズール・シャンマル村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(11月26日付)によると、シリア軍がサーキヤ村、バナート・バイール丘でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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シリア軍報道官:シリア軍は21~26日にシリア領内各所で179回の爆撃を実施し、標的673カ所を破壊(2015年11月26日)

シリア軍報道官は、11月21日から26日までの5日間で、軍戦闘機が179回の出撃を行い、ダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県、イドリブ県、アレッポ県、ダイル・ザウル県、ラタキア県各所で673の標的を攻撃、破壊したと発表した。

SANA(11月26日付)が伝えた。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア軍は23~26日にシリア領内各所で134回の爆撃を実施し、標的449カ所を破壊(2015年11月26日)

ロシア国防省は、11月23日から25日までの3日間で戦闘機が134回の出撃を行い、アレッポ県、ダマスカス郊外県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の標的449カ所を破壊した、と発表した。

23日の主な戦果は以下の通り:

ヒムス県:Su-24M戦闘爆撃機がカルヤタイン市でダーイシュ(イスラーム国)の武器弾薬庫を破壊。
アレッポ県(国防省発表によるとアレッポ県):Su-25戦闘機がズィーターン村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点、車輌を破壊した。

24日に主な戦果は以下の通り:
ダイル・ザウル県、ラッカ県:Su-34戦闘爆撃機がダーイシュの石油精製施設、タンクローリーを破壊。
ヒムス県:タルビーサ市近郊、ラスタン市近郊でジハード主義武装集団を攻撃。

25、26日の主な戦果については公表されなかった。

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ロシア国防省はまた、ラタキア県フマイミーム空軍基地に最新鋭の地対空ミサイル・システムS-400が配備されたと発表した。

これに関して、米空軍中央司令部のチャールズ・ブラウン中将は「事態を複雑にする」と懸念を表明した。

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また、スーリーヤート(11月26日付)は、ロシア軍がアレッポ県にあるシリア軍のナイラブ航空基地にT-90戦車複数輌を配備したと伝えた。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、Souriat.com, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)は米トルコが設置合意したアレッポ県北部の「安全保障地帯」の中心都市マーリア市を砲撃(2015年11月25日)

アレッポ県では、ARA News(11月25日付)によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」の中心都市マーリア市をダーイシュ(イスラーム国)が砲撃、これに対して有志連合はダーイシュ拠点複数カ所を空爆した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市マンビジュ市を空爆した。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)のアアマーク通信は26日、ロシア軍と思われる戦闘機の空爆で、ラッカ市郊外の穀物サイロが破壊されたと伝えた。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(11月25日付)によると、ザバーリー村でダーイシュ(イスラーム国)の宗教警察(ヒスバ)が住民1人を逮捕したことに抗議し、村人が素手で抵抗、交戦した。

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ヒムス県では、SANA(11月25日付)によると、シリア軍がアブー・アリーフ村、ウンク・ハワー村、マスアダ村、東ヒブラ村、タドムル市郊外柑橘園一帯などでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、人民防衛諸集団とともに、ヒムス市南部のウンム・カッドゥーム丘、ザフラト・サーイド丘、ルマイラ山、スード丘でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を破壊し、同地を完全制圧した。


AFP, November 25, 2015、AP, November 25, 2015、ARA News, November 25, 2015、Champress, November 25, 2015、al-Hayat, November 26, 2015、Iraqi News, November 25, 2015、Kull-na Shuraka’, November 25, 2015、November 26, 2015、al-Mada Press, November 25, 2015、Naharnet, November 25, 2015、NNA, November 25, 2015、Reuters, November 25, 2015、SANA, November 25, 2015、UPI, November 25, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がラタキア県北部でトルコマン・イスラーム党、ヌスラ戦線などを激しく爆撃・攻撃(2015年11月25日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が県北部のヌーバ山一帯で、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線、山地の鷹旅団などからなる反体制武装集団と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を12回にわたり激しく空爆した。

トルクメン人(トルコ語を話すシリア人)の司令官によると、ロシア軍はまた地中海沖の艦艇から艦対地ミサイルで攻撃を行ったという。

一方、SANA(11月25日付)によると、シリア軍が県北部のカッバーナ村、マッラーナ村、アイン・ズワイカート村、アブー・ダフドゥーフ山、ルワイサト・ヤアクーブ村で反体制武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がアレッポ市南部郊外のタッル・バッカーラ村、タッル・ハディーヤ村、ダラーマー村、ダーラト・イッザ市、アンジャーラ村を空爆、また同地一帯ではシリア軍および親政権民兵がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月25日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のバッカーラ丘、ダラーマ村、ズィルバ村南部で反体制武装集団拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたアレッポ市西部郊外のブワイダ・サギーラ村、アンジャーラ村、ダーラト・イッザ市でシャーム戦線、シャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市・ブナイン村間の街道で爆発が2回にわたり爆発し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団戦闘員12人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がマルジュ・スルターン村一帯で、ジハード主義武装集団と交戦した。

またシリア軍がハーン・シャイフーン・キャンプ近郊を空爆、国防隊とともにジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月25日付)によると、シリア軍がハラスター市車輌管理局一帯で、反体制武装集団が掘削した全長250メートルの地下トンネルを発見した。

シリア軍はまた、ハラスター市・ドゥーマー市間一帯、アーリヤ農場、マルジュ・スルターン村・ヌーラ村間一帯、ウーターヤー町・フーシュ・ハイヤート村間一帯、バイト・サワー村、アルバイン市、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯などでシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジャウバル区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月25日付)によると、シリア軍がジャウバル区で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月25日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラトミーン村、ラターミナ町で、ファトフ軍、ジュンド・アクサー機構の拠点を空爆、攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

 

AFP, November 25, 2015、AP, November 25, 2015、ARA News, November 25, 2015、Champress, November 25, 2015、al-Hayat, November 26, 2015、Iraqi News, November 25, 2015、Kull-na Shuraka’, November 25, 2015、al-Mada Press, November 25, 2015、Naharnet, November 25, 2015、NNA, November 25, 2015、Reuters, November 25, 2015、SANA, November 25, 2015、UPI, November 25, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍・ロシア軍は、トルコ軍戦闘機に撃墜されたロシア軍戦闘機搭乗員1人の救出に成功(2015年11月25日)

SANA(11月25日付)は、シリア軍消息筋の話として、シリア軍およびロシア軍が24日にラタキア県北部のトルコ・シリア国境地帯でトルコ軍戦闘機に撃墜されたロシア軍戦闘機パイロット1人の救出するための合同作戦を実施し、同パイロットを無事救出した。

合同作戦は、シリア軍特殊部隊とロシア軍特殊部隊によって実施され、救出されたパイロットはラタキア県のフマイミーム航空基地に無事搬送された。

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RT(11月25日付)は、救出された航空士に対して各社が行ったインタビューの映像(https://youtu.be/HBmL_5V9TSE)を公開した。

このインタビューで、この航空士(コンスタンティン・ムラフティン氏)は、撃墜された戦闘機がトルコ領空を侵犯してなかったと述べるとともに、トルコ側から何らの警告も受けなかったと強調した。

同航空士は、「我々が1秒でも彼らの領空を侵犯することなどあり得ない…。我々は快晴のなか、高度6,000メートルを飛行しており、我々は自分たちの航路を終始把握していた」と述べた。

RT, November 25, 2015
RT, November 25, 2015

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トルコ軍は25日、ロシア軍戦闘機撃墜前にトルコ軍が行ったとする警告の音声データを公開した。

AFP, November 25, 2015、AP, November 25, 2015、ARA News, November 25, 2015、Champress, November 25, 2015、al-Hayat, November 26, 2015、Iraqi News, November 25, 2015、Kull-na Shuraka’, November 25, 2015、al-Mada Press, November 25, 2015、Naharnet, November 25, 2015、NNA, November 25, 2015、Reuters, November 25, 2015、SANA, November 25, 2015、UPI, November 25, 2015などをもとに作成。

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イラン革命防衛隊クドス軍団のスレイマーン司令官が軽傷か?(2015年11月25日)

AFP(11月25日付)は、シリア人権監視団およびシリア軍治安筋の話として、イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のカーセム・スレイマーン司令官が数日前、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯でのシリア軍、イラン人戦闘員らと反体制武装集団との戦闘を視察中に軽傷を負ったと伝えた。

しかし、イランのIRNA通信(11月25日付)はこの報道を否定した。

AFP, November 25, 2015、AP, November 25, 2015、ARA News, November 25, 2015、Champress, November 25, 2015、al-Hayat, November 26, 2015、Iraqi News, November 25, 2015、IRNA, November 25, 2015、Kull-na Shuraka’, November 25, 2015、al-Mada Press, November 25, 2015、Naharnet, November 25, 2015、NNA, November 25, 2015、Reuters, November 25, 2015、SANA, November 25, 2015、UPI, November 25, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣がロシアを訪問し、ナリシュキン下院議長と会談(2015年11月25日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣がロシアを訪問し、モスクワでセルゲイ・ナリシュキン下院議長と会談し、シリア国内での「テロとの戦い」や紛争解決に向けた政治プロセスへの対応などについて意見を交わした。

SANA(11月25日付)によると、ムアッリム外務在外居住者大臣は会談で、ロシア軍とシリア軍の連携のもと、これまでに6,000回以上の空爆を実施し、各地でダーイシュ(イスラーム国)をはじめとするテロ組織が石油密輸に使用していたタンクローリー1,000台以上や、武器弾薬庫、司令拠点多数を破壊したと述べたうえで、ロシア軍による「テロとの戦い」への協力と連携に謝意を示した。

また24日のトルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機撃墜事件似関しては、「シリア主権へのあからさまな敵対行為」だと非難したうえで、「タクフィール主義者のムスリム同胞団の思想に根ざしたイデオロギー的動機に基づいて、5年にわたりシリアへの陰謀を働いているエルドアン政権によるこうした行為は珍しいものではない」と評した。

これに対して、ナリシュキン議長は、シリア支持を改めて表明するととに、トルコ軍によるロシア軍戦闘機撃墜事件を「テロリストの犯罪を奨励するものとみなす」と非難した。

なお、ムアッリム外務在外居住者大臣のロシア訪問には、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、リヤード・ハッダード駐ロシア大使、アイマン・スーサーン外務在外居住者省時間、アフマド・アルヌース外務在外居住者省顧問が同行した。


AFP, November 25, 2015、AP, November 25, 2015、ARA News, November 25, 2015、Champress, November 25, 2015、al-Hayat, November 26, 2015、Iraqi News, November 25, 2015、Kull-na Shuraka’, November 25, 2015、al-Mada Press, November 25, 2015、Naharnet, November 25, 2015、NNA, November 25, 2015、Reuters, November 25, 2015、SANA, November 25, 2015、UPI, November 25, 2015などをもとに作成。

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トルコ軍によるロシア軍戦闘機撃墜を受け、ロシアはシリア国境での防空態勢強化、ラブロフ外務大臣は事件を「挑発行為」と非難(2015年11月25日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、24日のトルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機撃墜事件に関して、事態にきわめて深刻に対処し、ロシア軍を守るためにあらゆる手段を駆使すると述べた。

そのうえで「ロシア軍戦闘機は、テロリストのインフラを破壊し、テロリストの資金源となっている違法な石油供給の流れを断ち切るために行動を続ける…。ついては、ロシアは我が国の航空機、そして作戦に参加する航空機の安全を確保するための新たな措置を講じる」と述べた。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、24日のトルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機撃墜事件に関して、撃墜現場上空ではNATO軍所属の戦闘機も任務にあたっている点を指摘し、「同盟国の航空機を攻撃できたのか?… 我々はこの事件を故意ではないとすることに大いに疑問を感じている。事件は大規模に計画された挑発行為に思える」と批判した。

そのうえで、ロシア軍機がトルコ領空を侵犯していないと強調、トルコ国防省がロシア国防省との間に開設されていたホットラインを有効活用しなかったことが事件を招いたと非難した。

しかし、ラブロフ外務大臣は「我々はトルコに対して戦争を行う計画はない」と述べ、「我々と取る国民の関係は変化しないが、トルコの現指導部に問いたいことがある…。テロリストがトルコ領を利用してシリアへの攻撃やその他の国でのテロ活動の準備していることはもはや秘密ではない」と述べ、シリア国内でのダーイシュ(イスラーム国)やアル=カーイダ系武装集団の活動、さらには欧州でのテロへの責任を追及した。

さらに、ラブロフ外務大臣は、ロシア軍がトルクメン人の居住地域を空爆しているとのトルコ側の主張を強く否定、ロシア軍が空爆を行っている地域には、ロシア国籍を持った過激派数千人の本拠地だと反論した。

また、トルコが設置を主張する「安全地帯」について、「こうしたテロリストのインフラを守ることを意味している」と厳しく批判した。

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24日のトルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機撃墜事件を受け、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、ラタキア県のフマイミーム航空基地に最新鋭の地対空ミサイル・システムS-400を緊急配備すると発表した。

また地中海に展開中のミサイル巡洋艦モスクワもシリア沖に移動させ、対空防衛を強化することを明らかにした。

AFP, November 25, 2015、AP, November 25, 2015、ARA News, November 25, 2015、Champress, November 25, 2015、al-Hayat, November 26, 2015、Iraqi News, November 25, 2015、Kull-na Shuraka’, November 25, 2015、al-Mada Press, November 25, 2015、Naharnet, November 25, 2015、NNA, November 25, 2015、Reuters, November 25, 2015、SANA, November 25, 2015、UPI, November 25, 2015などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はハサカ県で、シリア軍はダイル・ザウル軍、ヒムス県、アレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)への攻勢を続ける(2015年11月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がミールビーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、有志連合が同地を空爆した。

一方、ARA News(11月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・シャーミーラーン村一帯で拉致していた住民(アッシリア教徒)のうち、女性5人を含む10人を解放した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またシリア軍がジャフラ村を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(11月24日付)によると、シリア軍がハッスー・アルバーウィー村、ラフジャーン村でダーイシュ(イスラーム国)拠点・車列を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(11月24日付)によると、シリア軍が航空士官学校およびクワイリス航空基地周辺のすべての村、農村からダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地を制圧した。

シリア軍はまた、タッル・アイユーブ村、タッル・アフマル村、ダイル・ハーフィル市でダーイシュの拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月24日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外、カルヤタイン市西部、ジュッブ・ジャッラーフ村北東部のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 24, 2015、AP, November 24, 2015、ARA News, November 24, 2015、Champress, November 24, 2015、al-Hayat, November 25, 2015、Iraqi News, November 24, 2015、Kull-na Shuraka’, November 24, 2015、al-Mada Press, November 24, 2015、Naharnet, November 24, 2015、NNA, November 24, 2015、Reuters, November 24, 2015、SANA, November 24, 2015、UPI, November 24, 2015などをもとに作成。

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シリア軍とヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がラタキア県北部、アレッポ県で一進一退の攻防を続ける(2015年11月24日)

ラタキア県では、SANA(11月24日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北部のマルカシュリーヤ村で反体制武装集団を掃討、同地を完全制圧した。

一方、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、シリア人および外国人武装集団が、ザーヒー山、ジュッブ・アフマル村一帯でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦、ザーヒー山、ザーヒヤ橋を奪還した。

他方、ロシア国防省は、23日にラタキア県北部のダグマシュリーヤ村近郊のシリア軍の前線で取材活動を行っていたロシア人記者団の乗った車が、米国製TOW対戦車ミサイルの攻撃を受け、3人が負傷した、と発表した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)によると、アレッポ市南部郊外でシリア軍、外国人戦闘員が、ファトフ軍と交戦、ファトフ軍は、アズィーズィーヤ村に隣接するマフカラ村を制圧した。

シリア軍はまた、アイス村一帯、ザーズィーン村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

さらにバーシュカウィー村一帯でもシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月24日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部のバルクーム村、ズィーターン村、カフルハムラ村、ハイヤーン町、ハーン・トゥーマーン村、タッル・ムサイビーン村、ナイラブ航空基地、アレッポ市バニー・ザイド地区、ライラムーン地区でシャームの民のヌスラ戦線、バドル殉教者旅団、ムジャーヒディーン軍などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がスナイスィル村、ジャワーリク村、マハッタ村を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(11月24日付)によると、シリア軍がジャワーリク村、アーミリーヤ村、ティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市を空爆した。

一方、SANA(11月24日付)によると、シリア軍がタマーニア町、ブナイン村で反体制武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がハラスター市郊外のバイルーニー病院一帯、ダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、マルジュ・スルターン村一帯を砲撃、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯を空爆した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で男性1人がシリア軍の収容施設で拷問を受け死亡した。

シリア軍はまた、ヤードゥーダ村を砲撃、イブタア町農場地帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月24日付)によると、シリア軍がダルアー市アッバースィーヤ地区、宗教関係局ビル一帯、電力会社一帯、避難民キャンプ一帯、西ガーリヤ村一帯で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月24日付)によると、シリア軍がムーリク市、スカイク村、カフルズィーター市、ラハーヤー村、マアルカバ村、アトシャーン村でファトフ軍、ジュンド・アクサー機構の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 24, 2015、AP, November 24, 2015、ARA News, November 24, 2015、Champress, November 24, 2015、al-Durar al-Shamiya, Novemnber 24, 2015、al-Hayat, November 25, 2015、Iraqi News, November 24, 2015、Kull-na Shuraka’, November 24, 2015、al-Mada Press, November 24, 2015、Naharnet, November 24, 2015、NNA, November 24, 2015、Reuters, November 24, 2015、SANA, November 24, 2015、UPI, November 24, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機撃墜事件(4):米仏両首脳はダーイシュ(イスラーム国)との戦いを改めて強調、駐イラク米軍報道官は「撃墜事件はロシアとトルコの出来事」と発言(2015年11月24日)

フランスのフランソワ・オランド大統領は米国を訪問し、ワシントンDCでバラク・オバマ米大統領と会談した。

会談後、オバマ米大統領は「米国とフランスはともに立ち向かい、一致団結してテロリストに正義を示し、国を守っていく…。ダーイシュ(イスラーム国)は我々みなにとっての脅威だ」と述べた。

オバマ大統領はまた「米国とフランスがシリアおよびイラク領内の拠点への空爆を強化することでダーイシュを壊滅する」と誓約した。

さらに、ロシアに対しては、「穏健な反体制派」を標的にし、アサド政権を支援するのではなく、ダーイシュのみを空爆すべきだと強調、シリアにおける和平を実現するには、停戦とアサド大統領を排除したかたちでの政治的移行が望ましいと述べた。

一方、オランド大統領は、国際社会が一丸となってダーイシュとの戦いを行うべきだと改めて強調、「ロシアとともにダーイシュに立ち向かいたい」としつつも、ロシアがシリアの反体制派ではなくダーイシュへの空爆に集中し、シリア紛争の政治的解決を受け入れるべきだと述べた。

またトルコに対しては、「戦闘員の流入を阻止するため」シリアとの国境を封鎖するよう求めるとともに、「シリア人難民の問題にトルコとともに対処し、彼らが自分たちの国の近くにとどまれるようにしたい」と述べた。

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駐イラク米軍のスティーブ・ウォーレン報道官(国防総省)は記者会見を開き、トルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機の撃墜事件に関して「ロシアとトルコの出来事で、有志連合や米軍の関係する問題ではない」と述べた。

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NATOはトルコの要請に基づいて各国大使による緊急会合をブリュッセルで開催し、ロシア軍撃墜への対応に協議した。

AFP, November 24, 2015、AP, November 24, 2015、ARA News, November 24, 2015、Champress, November 24, 2015、al-Hayat, November 25, 2015、Iraqi News, November 24, 2015、Kull-na Shuraka’, November 24, 2015、al-Mada Press, November 24, 2015、Naharnet, November 24, 2015、NNA, November 24, 2015、Reuters, November 24, 2015、SANA, November 24, 2015、UPI, November 24, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機撃墜事件(2):ロシア、シリアはトルコ軍がシリア領空に侵犯しロシア機を撃墜したと発表(2015年11月24日)

ロシア空軍参謀本部作戦局長のセルゲイ・ルドスコイ中将は、トルコ軍戦闘機がロシア空軍戦闘機に対して何らの連絡、目視も行おうとしなかったことを示す客観的なデータがあると発表した(https://youtu.be/KGlJFoIBKQw)。

ルドスコイ中将によると、ロシア軍戦闘機はトルコ領内を侵犯しておらず、シリア領空(標高6,000メートルの上空)を飛行中に撃墜され、機体は国境から4キロ離れたシリア領内に墜落した。

搭乗員2人は脱出に成功したが、うち1人は降下後に殺害されたという。

搭乗員救出のため、ロシア空軍はMi-8ヘリコプター2機を出動させたが、うち1機が、違法な武装集団の軽火器による攻撃を受け、緩衝地帯に墜落、登場していた海軍兵士1人が死亡した。

戦闘機搭乗員の捜索は依然として続けられているという。

ロシア軍戦闘機がトルコ領内を侵犯していないことは、シリア空軍のデータでも確認できるという。

また、ラタキア県フマイミーム航空基地で受信されているレーダー偵察データには、トルコ軍戦闘機が攻撃時にシリア領内を侵犯したことが記録されているという。

Kull-na Shuraka', November 24, 2015
Kull-na Shuraka’, November 24, 2015
mil.ru, November 24, 2015
mil.ru, November 24, 2015

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SANA(11月24日付)は、シリア軍消息筋の話として、トルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機の撃墜に関して、シリアの主権へのあからさまな侵害であり、トルコ政府がテロを支援していることを示すものだと伝えた。

同消息筋によると、トルコは24日午前9時23分、シリアの主権をあからさまに侵害し、テロ組織ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦闘任務を終え期間途中のロシア軍戦闘機をシリア領内で撃墜した。

脱出したロシア軍戦闘機搭乗員2人に関して、CNN-Turkチャンネルは、複数の地元筋の話として、1人がトルクメン人(トルコ語を母語とするシリア人)の反体制武装勢力に拘束されたと伝えた。

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ロシア国防省によると、駐アンカラ・ロシア大使館の国防駐在官は、トルコ側に関してロシア軍機撃墜への抗議の意を伝えた。

またロシア国防省によると、ロシア国防省は、シリア領内での空爆作戦実施当初より、トルコ国防省との間にホットラインを開設し、連携を試みてきたが、トルコ側の問題によりこのホットラインは有効に機能していなかった。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王との会談のために滞在していたソチで、トルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機撃墜事件に関して「重大な結果」を招くことになるだろうと述べた。

プーチン大統領は事件に関して「テロリストの共犯者から背中から刺された」としたうえで、「今日起きた悲劇的な出来事はロシア・トルコ関係に深刻な影響を及ぼすことになるだろう」と述べた。

また「我々の航空機はトルコ軍のF-16戦闘機からの空対空ミサイルによってシリア領内で撃墜された。同機はトルコ国境から4キロ離れたシリア領内に墜落した…。我々のパイロットも航空機もトルコを脅かしてはいなかった」と主張、「我々はこうした犯罪に寛容ではいられない…。我々は国際社会が共通の敵に対して一致団結することを期待している」と強調した。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、シリア情勢への対応を協議するために25日に予定していたトルコ訪問を中止した。

11月末に予定されているレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領のロシア訪問が実現するかは依然不透明。

AFP, November 24, 2015、AP, November 24, 2015、ARA News, November 24, 2015、Champress, November 24, 2015、al-Hayat, November 25, 2015、Iraqi News, November 24, 2015、Kull-na Shuraka’, November 24, 2015、al-Mada Press, November 24, 2015、Naharnet, November 24, 2015、NNA, November 24, 2015、Reuters, November 24, 2015、SANA, November 24, 2015、UPI, November 24, 2015などをもとに作成。

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イスラエル軍機がシリア・レバノン国境地帯を領空侵犯し、ヒズブッラー・シリア軍の合同拠点を爆撃(2015年11月24日)

ARA News(11月24日付)は、複数の地元活動家筋の話として、イスラエル軍戦闘機が23日深夜、シリア・レバノン国境地帯を領空侵犯し、ダマスカス郊外県カラムーン地方のラアス・マアッラ町郊外の無人地帯にあるシリア軍とヒズブッラーの合同拠点に対して空爆を行った、と伝えた。

この空爆で、10人が死亡、多数が負傷し、ナブク市の国立病院に搬送されたという。


AFP, November 24, 2015、AP, November 24, 2015、ARA News, November 24, 2015、Champress, November 24, 2015、al-Hayat, November 25, 2015、Iraqi News, November 24, 2015、Kull-na Shuraka’, November 24, 2015、al-Mada Press, November 24, 2015、Naharnet, November 24, 2015、NNA, November 24, 2015、Reuters, November 24, 2015、SANA, November 24, 2015、UPI, November 24, 2015などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2015年11月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月23日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回、ハサカ市近郊(3回)、フール町近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, November 24, 2015などをもとに作成。

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アレッポ・ファトフ軍作戦司令室がアレッポ市北部のシリア軍拠点を攻撃(2015年11月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、アイス村、ハーディル村などアレッポ市南部郊外一帯でシリア軍、国防隊と激しく交戦した。

またロシア軍と思われる戦闘機がズィルバ村一帯、フライターン市を空爆した。

さらにアレッポ市では、ジハード主義武装集団がスライマーン・ハラビー地区のシリア軍拠点を砲撃する一方、シリア軍がバーシュカウィー村、ドゥワイル・ザイトゥーン村一帯を「樽爆弾」で空爆した。

これに関して、ARA News(11月23日付)は、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室が、アレッポ市北部のシャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)とバーシュカウィー村一帯のシリア軍拠点を攻撃し、シリア軍の拠点複数カ所を制圧したと伝えた。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がハーン・トゥーマーン村、マアッラータ村、アーミリーヤ村、カラム・アズィーザ村、バーシュカウィー村一帯、ドゥワイル・ザイトゥーン村、マンスーラ村、アレッポ市シャイフ・ルトフィー地区、ブスターン・カスル地区、カルム・ジャバル地区、ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・ハドル地区、バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線、ムジャーヒディーン軍などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

他方、ARA News(11月23日付)は、反体制武装集団に近い消息筋の話として、アフリーン市郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と正体不明の武装集団が交戦したと伝えた。

しかし、人民防衛隊はこれを否定した。

このほか、イドリブ県、アレッポ県で活動する「穏健な反体制派」の第101師団(自由シリア軍)の司令部は声明を出し、副司令官を務めるマアムーン・ウマル大佐が、公金を横領し、シリア政府に内通していたとし、副司令官職から解任したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がマルジュ・スルターン航空基地一帯で、ジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、地対地ミサイルと思われる砲弾でザブディーン村を攻撃、さらにロシア軍と思われる戦闘機がドゥーマー市各所を空爆した。

さらにダーライヤー市一帯でも、シリア軍とジハード主義武装集団の戦闘が続いた。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がハラスター市郊外の農場地帯で、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦し、制圧地域を拡大した。

シリア軍はまた、バイト・サワー村、アーリヤ農場、ドゥーマー市で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズワイク山、ドゥーリーン山、ザーヒー山、ナビー・ユーヌス峰一帯でジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍が同地一帯を激しく砲撃した。

シリア軍はまたカバーナ村一帯に進軍、これに対してジハード主義武装集団はズワイク山で米国製TOW対戦車ミサイルを使用し、シリア軍に応戦した。

このほか、シリア軍がクルド山およびトルクメン山一帯を「樽爆弾」で空爆したほか、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部の1154.5高地を制圧した

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市、ラターミナ町、マアルカバ村でシリア軍が「樽爆弾」を投下した。

また戦闘機(所属不明)がハーン・シャイフーン市南部郊外、マアッルバリート村、サルジャ村一帯、イドリブ市を空爆した。

一方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、アトシャーン村、ムーリク市、ラハーヤー村、マアルカバ村でイッザ旅団大隊連合、ジュンド・アクサー機構、ファトフ軍など反体制武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアトマーン村周辺の平原地帯を砲撃するとともに、カフルシャムス町近郊のタッル・アンタルを「樽爆弾」で空爆した。

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ヒムス県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がブナイン村、イドリブ市南部郊外でファトフ軍、ジュンド・アクサー機構の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がダルアー市各所、ビータール農場、ガズラーン農場、タファス市でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県マヒーン町、ヒワーリーン村をダーイシュ(イスラーム国)から奪還する一方、アレッポ市マンビジュ市でダーイシュ退去を求めるデモ発生(2015年11月23日)

ヒムス県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、マヒーン町、フワーリーン村でダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地を完全制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュは、タドムル市南部および西部郊外一帯で戦闘を続けた。

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アレッポ県では、『ハヤート』(11月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つマンビジュ市で、住民がダーイシュの退去を求める抗議デモを実施した。

これに対して、ダーイシュは住民に対する強制捜査を行い、住民らを逮捕した。

一方、クワイリス航空基地一帯では、シリア軍とともに戦闘に参加する民兵の司令官1人が殺害された。

他方、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がアークーラ村、ラスム・アブド村、カスキース村東部、ダイル・ハーフィル市、タッル・アイユーブ村、タッル・スース村、シャーミラ村、シャワーヤー丘でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ジュバイリーヤ地区、ジュナイナ村、ブーライル村、ダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(11月23日付)によると、シリア軍がアシュハイブ丘、シャイフ・フサイン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ARA News(11月23日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)のアサーイシュ司令部が、ハサカ県ハサカ市周辺のすべての検問所に対して、ダイル・ザウル県、ラッカ県からの住民の流入を規制するよう指示を出した、と伝えた。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍はシリア爆撃作戦拡大に向け、ダブア軍事飛行場の拡張を準備(2015年11月23日)

クッルナー・シュラカー(11月23日付)は、複数の信頼できる消息筋の話として、ロシアの空港建設関連の企業が、ヒムス県クサイル市近郊のダブア航空基地の拡張工事の準備を進めている、と伝えた。

同報道によると、ロシア軍はラタキア県ジャブラ市郊外のフマイミーム航空基地(バースィル・アサド国際空港)に加えて、ダブア航空基地をシリア空爆作戦の拠点にしようとしている、という。

Kull-na Shuraka', November 23, 2015
Kull-na Shuraka’, November 23, 2015

 

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍は21、22日の2日間で141回の爆撃を実施し、ヒムス県、ダイル・ザウル県、ラッカ県のダーイシュ(イスラーム国)の石油関連施設など472カ所を破壊(2015年11月23日)

ロシア国防省は、過去2日(21、22日)でロシア軍戦闘機の出撃回数が141回におよび、シリア領内各所の標的472カ所を空爆、破壊したと発表した。

空爆は、アレッポ県、ダマスカス郊外県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県、ラッカ県、ダイル・ザウル県に及んだ。

ラタキア県のフマイミーム航空基地に配備されているロシア軍機は、ヒムス県タドムル市一帯、ダイル・ザウル県、ラッカ県で、ダーイシュ(イスラーム国)に占拠されている石油関連施設やタンクローリーの車列に対する空爆を実施した。

ラッカ県では、Su-34戦闘戦闘機がダーイシュが使用するタンクローリー80輌、石油備蓄ターミナル、石油生産プラントを破壊した。

ダイル・ザウル県では、Su-34戦闘爆撃機が、砂漠地帯でタンクローリー複数輌を破壊、過去5日間で破壊したタンクローリーの数は1,000台に達したという。

なお、石油関連施設への空爆はイラクの首都バグダードの情報センターからの情報をもとに実施されたという。

一方、アレッポ県アレッポ市近郊、イドリブ県サラーキブ市、ハマー県マルアト・マディーク町一帯では、違法な武装集団に対して空爆を実施した。

AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領がイランで最高指導者ハーメネイー師と会談(2015年11月23日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領がイランを訪問し、イランの最高指導者アリー・ハーメネイー師と会見をした。

ハーメネイー師との会談は2時間におよび、『ハヤート』(11月24日付)などによると、対米政策、シリア紛争への対応などさまざまな問題について意見を交わした。

会談で、ハーメネイー師は、米国の対シリア政策似関して「彼らはシリアを掌握し、そのうえで地域全体に影響力を行使しようとしている」としたうえで、「ダーイシュ(イスラーム国)を含むテロ組織を直接、間接に支援している」と批判した。

これに対して、プーチン大統領は「我々は、一部の国が行うように自らのパートナーを裏切ることはしない。もし意見を異にしたとしても、我々は対話と通じて問題に対処する」としたうえで、「シリア問題の解決が政治的な選択、そしてシリア国民の意見を受け入れること以外によってはなし得ないと考えている。部隊者がこの権利に干渉したり、シリアジに解決策を押しつけることはできない」と述べた。


AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領が中国の民間衛星テレビ局「鳳凰衛視」の単独インタビューに応じる:「テロを打ち負かさない限り、具体的な政治的ステップを講じることはできない」(2015年11月22日)

アサド大統領は、中国の民間衛星テレビ局「鳳凰衛視」(フェニックス・テレビ)の単独インタビューに応じ、テロを打ち負かさない限り、具体的な政治的ステップを講じることはできないと述べるとともに、紛争発生当初から、テロと戦い、国民をまもる立場を取ってきたと強調した。

インタビューは英語で行われ、その全文は、SANAがhttp://sana.sy/en/?p=62206で、またアラビア語全訳はhttp://www.sana.sy/?p=300555で公開した。

またインタビュー映像はSANAがユーチューブ(https://youtu.be/1q3wmxX8CCI)を通じて公開した。

SANA, November 22, 2015
SANA, November 22, 2015

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インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「今時の危機の定義に関して、これは内戦ではない。ある社会を分断する線があれば、内戦と言えるが、そうしたものはシリアにはない。内戦は国内的な要因によるものであって、国家、ないしは体制の転換をめざしているなどと公言し、テロリストを支援する国々が存在はしない…。つまりこれは戦争だ」。

「ロシア空軍がテロとの戦いに参加して以降、状況は改善している。シリア軍はほぼすべての前線で進軍していると言える」。

「米国、より正確に言うのなら米国の同盟がテロリストに対する戦いを開始してから1年以上が絶つ。しかし、その結果、テロリストは領土を拡大し、世界中からより多くの戦闘員をリクルートした。これに対して、ロシアが参加してから1ヶ月で、このテロ組織は数千人がシリアからトルコに撤退・逃走し、その一部は欧州、そしてイエメンなどに逃げていった。これが現実だ。第2に、(有志連合とロシア軍の空爆の違いは)方法論がある。空爆だけでテロと戦うことはできない。地上部隊が必要だ。だが、米国は航空機のみで戦っている…。これに対して、ロシアは地上で、シリア軍の支援を受けている。ロシアは我々と協力している。つまり、主な違いは、米国がいかなる地上部隊とも協力していないのに対して、ロシアは地上部隊と協力していることにある」。

「米軍とシリア政府との間には何らの協力関係もない。一度たりともコミュニケーション、連絡をとってはいない…。(ロシアと米国の連携は)公式に発表されているが、それはロシアと米国の航空機の衝突を避けるためだ」。

「米国は実際のところ、テロとの戦いで共闘してはいない。米国は一部の地域で一部のテロリストに対して行動を起こし、攻撃に曝されたくないと考えている一部の地域への攻撃を阻止しているだけだ…。しかし、テロリストがパルミラを攻撃しても…、米国は何もしなかった」。

「二つの意味で「反体制派」は実態として存在しない。まず、「反体制派」を定義する場合、それは民兵を意味しない…。マシンガンを持っていようと、民兵であろうと、テロリストであろうと、武器を持った者は反体制派ではない…。こうしたグループの大多数は、ダーイシュであれ、シャームの民のヌスラ戦線であれ、アル=カーイダとつながりがある…。穏健な反体制派について、国内外に政治的な反体制派がいると言うこともできる。こうした反体制派の一部は政治的にテロリストを支援しているが、テロに立ち向かい、政府を支援している者もいる」。

「(ロシアが空爆しているのは)反体制派ではない。彼らは一部の民兵とともに活動している。我々は一部の民兵とやりとりをしているが、それはシリアにおいて和解が必要だからだ…。こうした和解に関してシリアとロシアの間で連携がなされている。ロシアは最近になって連携をするようになったし、我々はロシアにそうするよう求めている。なぜなら、事態を改善し、将来平和をもたらすのにもっとも効果的だからだ」。

「ダーイシュもヌスラ戦線も、アフガニスタンで活動するアル=カーイダの分派だ…。彼らはソ連と戦うため、サウジアラビアの資金と米国の監督・教練のもとにアフガニスタンで結成された…。彼らのイデオロギーはワッハーブ主義、ワッハーブ・サウジ的イデオロギーだ…。サウジ王家がワッハーブ主義を正式に支援してきた…。兵站面において、ダーイシュへの支援は、人的資源であれ、資金であれ、石油の販売であれ、サウジアラビアとトルコの協力のもと、トルコを通じて行われている。もちろん米国と西欧諸国もこれを見て見ぬふりをしている…。こうした兵站面の空間、あるいは裏庭とでも言うべき場所がなければ、ダーイシュは生き延びることはできない。なぜならダーイシュはシリア国内に温床を持っていないからだ」。

「ダーイシュは我々の国において異質な存在だ…。実際にその部隊は、エルドアンとダウトオールの個人的な支援を受け、トルコからやって来ている…。(石油密売は)主にトルコを通じて行われている…。その資金はカタールとサウジアラビア経由でやって来ている…。ダーイシュはイラクを経由して石油を密売はできない。なぜなら、イラク政府はダーイシュと戦っているからだ。しかしトルコ政府はダーイシュを支援している。つまり、ダーイシュにとってのライフライン(生命線)はトルコのみを経由している」。

「トルコの現大統領の心はムスリム同胞団だ…。彼はアラブ世界でオスマン帝国をイスラームの名のもとに再興しようとしている。じぶんが世界を支配できると考えている。その唯一の障害がシリアだった…。サウジアラビアはワッハーブ主義的だ…。サウジアラビアはサウジ王家とワッハーブ主義が混ざり合ってできている…。しかし、これらの国がテロリストへの支援を止める用意があれば、我々との間に問題はない」。

「すべてのシリア人が反対している、あるいはすべてのシリア人が賛成しているというようなことを言うことはできない。人々は多様だ」。

「我々、そして私にとってもっとも重要なのは、憲法、そしてシステム全体、そして総じて国そのものが世俗的であるべきだということだ。世俗的というのは宗教に反対するという意味ではない。世俗的というのは信仰の自由を意味する。それは、すべての宗教の信者、すべての宗派、すべてのエスニック集団を一つの傘の下、すなわちシリアという傘の下に包摂できるシステムのことだ…」。

「(大統領への出馬は)私に与えられている権利だ。だが、「私は出馬します」とかしないとか言うのは時期尚早だ。それは私がシリア国民にどのような感情を抱いているかと関係している。つまり彼らが私を欲するかどうか、そして私がそれを受け入れるかどうかということだ。数年先のことについて話すことはできない。時期尚早だ」。

「ウィーン(での会議)は、選挙、新憲法などについて言及している。しかし最終的にシリア人が何を合意するかが重要で、そのためには対話が行われなければならない。だから、私はモスクワで(モスクワ電撃訪問時に)「モスクワ3会議に参加する用意がある」と述べた。なぜなら我々には対話が必要だからだ」。

「ロシアも我々も、テロを打ち負かさなければ、いかなる具体的な政治的ステップも講じられないと言ってきた。なぜならテロが最大の障害だからだ。すべてのシリア人にとってそれは主要な関心時だ。シリア人は治安と安全を欲している…。テロとの戦いと並行して、我々は対話を行う必要がある。しかし、具体的なステップは、テロリストを敗退させ、政府が主要な地域を制圧してからだ」。

(政治プロセス開始までの行程はあるかとの問いに関して)「ない。なぜならテロリストを打ち負かすための工程表がないからだ。これは戦争で、いつ敗北させられるかを定義などできない。なぜならそれは我々の進捗に関わる問題ではなく…、彼らが諸外国から受けている支援に関わる問題だからだ。しかし、西側、そして我々の地域の多くの国は政治的解決に何の関心を示していない。これらの国は、テロリストを支援すれば、(シリア)政府が転覆し、シリアが政治的に崩壊すると信じているだけだ。彼らは長引かせようとしているだけだ。

「しかし、もしテロリストを敗退させたあとのプロセスについて話すのであれば、すべては最大でも2年で完了すると言えるだろう」。

「中国との関係は悪化していないし、コミュニケーションも途絶えていない…。中国はシリア危機をめぐって4度にわたり拒否権を発動し、シリア政府、シリア国民を支援し、そして国際法や国連憲章に従ってきた。シリアと中国の関係は確固たるもので…、危機の影響を受けていない」。

「何よりもまず、(危機発生の)最初の日から、我々はテロと戦う決意をしていた。我々はそれ以外のいかなる姿勢もとっていない。我々はテロと戦い、国民を守りたい。次に、対話に関して、最初の日から、我々はあらゆる対話に対して門戸を開いてきた。これを受け入れた反体制派もいれば、拒否した者もいた…。我々は対話に向けて門戸を開き、テロと戦い続ける必要があると考えている。この姿勢を変えることはない」。

AFP, November 22, 2015、AP, November 22, 2015、ARA News, November 22, 2015、Champress, November 22, 2015、al-Hayat, November 23, 2015、Iraqi News, November 22, 2015、Kull-na Shuraka’, November 22, 2015、al-Mada Press, November 22, 2015、Naharnet, November 22, 2015、NNA, November 22, 2015、Reuters, November 22, 2015、SANA, November 22, 2015、UPI, November 22, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダマスカス郊外県東グータ地方への攻撃を激化するなか、アル=カーイダ系のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動を除く反体制派が停戦に向け委員会を設置(2015年11月22日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯で、イスラーム軍、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と激しく交戦した。

シリア軍はまた、ドゥーマー市を地対地ミサイルと思われる砲弾などで砲撃し、子供3人、反体制活動家(ドゥーマー地元評議会メンバー)3人を含む7人が死亡、多数が負傷した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(11月22日付)は、シリア軍がドゥーマー市内の学校、住宅街にクラスター爆弾を投下し、子供1人を含む4人が死亡、数十人が負傷した、と報じた。

またクッルナー・シュラカー(11月22日付)は、この空爆で子供7人が死亡したと伝えた。

一方、『ハヤート』(11月23日付)は、自由シリア軍の法務顧問を名乗るウサーマ・アブー・ザイド氏の話として、ダマスカス郊外県東グータ地方での停戦に向けて、武装集団代表および民間の活動家20人からなる政治委員会を設置し、ロシアが仲介するシリア政府とイスラーム軍など反体制武装集団の停戦交渉にあたることを決定した、と伝えた。

停戦は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線を除くすべての反体制諸派とシリア政府との間で交わされる見込みだという。

また、『ハヤート』(11月23日付)によると、イスラーム軍は、シリア政府がこの停戦をダーライヤー市の孤立化に利用しないことを条件として求めている、という。

なお『シャルク・アウサト』(11月22日付)などによると、東グータ地方での停戦に関して、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動は態度を保留、慎重な姿勢を示しているという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダマスカス・アレッポ街道(国際幹線道路)沿いのハーン・トゥーマーン村、ICARDA一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

これに対して、反体制武装集団はハーン・トゥーマーン村でシリア軍車輌に対して米国製TOW対戦車ミサイルで反撃した。

一方、SANA(11月22日付)によると、シリア軍がハーン・トゥーマーン村などアレッポ市南部郊外一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、ムジャーヒディーン軍などからなるジハード主義武装集団への攻撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がシャイフ・マスキーン市各所に対して2回、西ムライハ村に対して1回の空爆を実施し、またダルアー市西部郊外一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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イドリブ県では、SANA(11月22日付)によると、シリア軍がアルバイーン山南部のアブー・ライール村一帯、ナージヤ村、カンスフラ村、ハーミディーヤ村、タマーニア町でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団の拠点、車輌などを攻撃、破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月22日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ARA News(11月22日付)は、ロシア軍、シリア軍によるラタキア県北部への攻撃激化を受け、トルクメン人訳3,000人がトルコ国境方面に避難している、と伝えた。

AFP, November 22, 2015、AP, November 22, 2015、ARA News, November 22, 2015、Champress, November 22, 2015、al-Durar al-Shamiya, November 22, 2015、al-Hayat, November 23, 2015、Iraqi News, November 22, 2015、Kull-na Shuraka’, November 22, 2015、al-Mada Press, November 22, 2015、Naharnet, November 22, 2015、NNA, November 22, 2015、Reuters, November 22, 2015、SANA, November 22, 2015、al-Sharq al-Awsat, November 22, 2015、UPI, November 22, 2015などをもとに作成。

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