イスラエル軍部隊がクナイトラ県各所に侵入し、検問所を設置(2025年12月13日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、軍用車輛8台(あるいは10台)からなるイスラエル軍部隊が県南部サイダー・ハーヌート村に侵入し、村の入口に検問所を設置、また複数の住宅の捜索を開始した。

また、SANAによると、別のイスラエル軍部隊が県南部のビイル・アジャム村、ムライカ村に侵入、複数の住宅を捜索した。

さらに、イスラエル軍西アフマル丘西方とマシー村西方から砲撃を行った。

このほか、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊、県南部のアイン・ザイワーン村に検問所を設置した。

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クナイトラ県(フェイスブック)によると、国際調査委員会に属する事実調査委員会の代表団が、イスラエル軍による住民への侵害行為を記録するため、クナイトラ県に到着した。

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イスラエル軍がクナイトラ県に侵入し、市民2人を一時拘束(2025年12月12日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、8台の車輛からなるイスラエル軍部隊が未明に、アドナーニーヤ村からウンム・アザーム村、ルワイヒーナ村方面に侵入した。

また、SANAシリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊は午後、ウンム・バーティナ村、アジャラフ村方面に侵入し、領地の間に検問所を設置、市民2人を一時拘束した。

この動きと前後して、6台の軍用車輛からなる部隊が、ハミーディーヤ村から西サムダーニーヤ村、東サムダーニーヤ村方面へ侵入、戦車1両と軍用車輛1台からなる部隊もアドナーニーヤ村からウンム・アザーム村方面に侵入、アジャラフ村まで到達した。

さらに、シリア人権監視団によると、軍用車輛4台からなるイスラエル部隊が、県中部のブライカ村、ビイル・アジャム村に一時侵入した後、同県南部農村地帯のアル=アッシャ村方面へ移動した。

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首都ダマスカスでは、シリア人権監視団によると、クナイトラ県への未明のイスラエル軍の侵入と前後して、上空でイスラエル軍戦闘機の編隊が確認された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が県西部のマアリーヤ村とアービディーン村を結ぶ道路上に侵入、一時的な検問所を設置した。

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アブー・カスラ国防大臣は首都ダマスカスでトルコ陸軍司令官のトゥカル将軍および随行団の表敬訪問を受ける(2025年12月12日)

国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、首都ダマスカスでトルコ陸軍司令官のメティン・トゥカル将軍および随行団の表敬訪問を受けた。

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同国政府とアフマド・シャルア移行期政権は前政権で空軍情報部長を務めていたジャミール・ハサン少将の逮捕をレバノン政府に要請(2025年12月11日)

『ウォールストリート。ジャーナル』は、フランス政府の匿名高官の話として、同国政府とアフマド・シャルア移行期政権が、前政権で空軍情報部長を務めていたジャミール・ハサン少将の逮捕をレバノン政府に要請したと伝えた。

ハサン少将は、フランスでの人道に対する罪により欠席裁判で有罪判決を受け、ドイツでも逮捕状が出ているほか、米連邦捜査局(FBI)も米国市民の拉致および拷問に関与したとして指名手配している。

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国連兵力引き離し部隊(UNDOF)は、クナイトラ県ズバイダ村一帯でパトロールを実施:国連代表団がハーン・アルナバ市で住民と会合し、イスラエル軍による違反・越境行為に関する苦情を聴取(2025年12月11日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、国連兵力引き離し部隊(UNDOF)は、旧シリア軍の分隊基地があったズバイダ村一帯でパトロールを実施した。

また、シリア人権監視団によると、国連の代表団がハーン・アルナバ市を訪れて、住民と会合し、イスラエル軍による違反・越境行為に関する苦情を聴取した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣は、カナダのアナンド外務大臣と電話会談(2025年12月11日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、カナダのアニータ・アナンド外務大臣と電話会談を行い、両国関係の最新動向および協力強化について協議した。

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米下院は米国防授権法(NDAA)が可決され、同法に含まれるシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)の撤廃条項を承認(2025年12月11日)

外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を出し、米下院が11日に米国防授権法(NDAA)が可決され、同法に含まれるシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)の撤廃条項も承認されたことに歓迎の意を示し、アフマド・シャルア暫定大統領の方針のもとで政府が主導してきた建設的な外交的関与の直接的成果だと強調した。

イナブ・バラディーによると、NDAAに付されている撤廃条項案には、シーザー法撤廃後も180日ごとに4年間、シリア情勢の定期評価が義務付けられている。

評価項目は以下の通り:

・米国と協力しダーイシュ(イスラーム国)を根絶し、その復活を防ぐこと
・外国人戦闘員を政府・治安機関の高位職から排除すること
・宗教的・民族的少数派を保護し、公平な代表を保証すること
・近隣諸国に対する不当な軍事行動を行わないこと
・3月10日の合意を履行し、治安・政治措置を実施すること
・資金洗浄、テロ資金供与、拡散活動を防止すること
・2024年12月8日以降に行われた重大な人権侵害の責任者を訴追すること
・カプタゴンを含む麻薬生産・密輸の停止に向け、検証可能な措置を取ること

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SANAは、フェイスブックを通じて、ラタキア県ラタキア市、ハマー県ハマー市(アースィー広場)、ヒムス県ヒムス市、タルトゥース県タルトゥース市で、政権支持者らが米下院でのシーザー法撤廃条項可決を街頭で祝う写真を公開した。

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ザ・ナショナルによると、採決は、賛成312票、反対112票で法案が可決された。

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イスラエルのサアール外務大臣:「我々とシリアの間の安全保障協定に関する隔たりは広がっている」(2025年12月10日)

『エルサレム・ポスト』は、ギデオン・サアール外務大臣が、米ワシントンDCでの同紙記者と対談で、以下の通り述べたと伝えた。

現時点で、我々とシリアの間の(安全保障協定に関する)隔たりは広がっている。彼らは新たな要求を持ち出してきた。我々は合意を望んでいるが、今は数週間前よりも合意から遠ざかっている。

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米中央軍(CENTCOM)のブラッド・クーパー司令官(海軍大将):「シリア民主軍をシャルア移行期政権の軍(シリア・アラブ軍)に統合することが、より予測可能で安定した治安環境の構築に不可欠である」(2025年12月10日)

アナトリア通信によると、米中央軍(CENTCOM)のブラッド・クーパー司令官(海軍大将)は、ワシントンDCの中東研究所が主催したシリア関連の会議にオンラインで参加し、そのなかで、シリア民主軍をアフマド・シャルア移行期政権の軍(シリア・アラブ軍)に統合することが、より予測可能で安定した治安環境の構築に不可欠であると考えていると述べた。

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イスラエルのドゥルーズ派の最高宗教指導者であるムワファク・タリーフ師は米国に対してシリアのドゥルーズ派に対する安全保障を保証するよう求める(2025年12月10日)

イスラエルのドゥルーズ派の最高宗教指導者であるムワファク・タリーフ師は、国連のジュネーブ本部への公式訪問の最中(9日)にロイター通信の取材に応じ、米国に対してシリアのドゥルーズ派に対する安全保障を保証するよう求めたことを明らかにした。

タリーフ師は、「我々は、米国、ドナルド・トランプ大統領に、シリアにおけるすべての少数派の権利を保証してもらいたい、さらなる虐殺を防ぐために」などと語った。

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イスラエル軍はダルアー県とクナイトラ県で2人を拘束、クナイトラ県アブー・ガイサール丘に展開し、「作戦拠点」として駐留を開始(2025年12月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が、アービディーン村とマアリーヤ村の間に位置するアーリダ村で民家を急襲、「コウモリ」の通称で知られる男性を拘束、連行した。

イナブ・バラディーによると、拘束されたのは、ムハンマド・クワイディルなる人物。

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クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、3台の車輛からなるイスラエル軍部隊が、県南部のサイダー・ハーヌート村に侵入、またマシーダ村でアイン・カーディー村出身の住民1人を拘束した。

また、シリア人権監視団によると、軍用車輛3台からなるイスラエル軍部隊がサイダー・ハーヌート村西のアブー・ガイサール丘に展開し、「作戦拠点」として駐留を始めた。

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在シリア日本大使館の辻昭弘臨時代理大使とUNHCRシリア事務所のバルガスリョサ所長が、日本からシリアへのパートナーシップ支援として提供される助成金に関する覚書に署名(2025年12月10日)


在シリア日本大使館(フェイスブック)は、以下の通り発表した。

日本のシリア向け無償資金協力について、国連難民高等弁務官事務所)(UNHCR)との協力のもと、署名および交換公文の手続きが行われた。これは、国内避難民(IDPs)や帰還民の生活を支援し、社会サービスへのアクセスを改善するための最新の支援となる。シリアの復興への道のりを支援しつつ。

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SANAによると、在シリア日本大使館の辻昭弘臨時代理大使と、UNHCRシリア事務所のゴンサロ・バルガスリョサ所長が、日本からシリアへのパートナーシップ支援として提供される助成金に関する覚書に署名した。

助成金は、「持続的帰還と再統合のための人道的保護」プロジェクトの一環として拠出され、その額は約537万米ドルに上る。

調印式はダマスカスのフォーシーズンズ・ホテルで行われた。

辻臨時代理大使はSANAに対して、日本とシリアには長い友好と協力の歴史があり、日本は常にシリア国民の重要な支援者であり続けてきたとしたうえで、今回の拠出はアサド政権崩壊から1年の記念日に合わせて行われたことを明らかにした。

また、今回の支援が、シリア国民に寄り添うという日本の国民および政府の姿勢の表れであり、今後も人道ニーズへの対応とさらなる貢献を続けていくと強調した。

バルガス=リョサ所長は、今回の支援に関して、アサド政権崩壊から1年という節目に合わせて行われただけでなく、世界人権デー(12月10日)とも重なっていると指摘した。

外務在外居住者省のムハンマド・ザカリヤー・ラバービーディー・アフロ・アジア・オセアニア局長は、助成金について次のように述べた。

解放記念1周年という歴史的節目に合わせた政治的・人道的に重要な支援である。
これは、新生シリアにおける日本シリア両政府および国連機関の共通意志を体現している。
シリアと日本の友好関係は1953年にさかのぼり、1962年の在ダマスカス日本大使館開設後、日本はシリア国民の主要支援国である。
今回のプロジェクトは単独の支援ではなく、両国の協力関係全体の中核をなすものであり、新しい共同作業の地平を開くものだ。
政府は政治的成果を再建・復興の具体的プロジェクトへ転化することに取り組んでいる。
IDPs・難民の安全で尊厳ある帰還を可能にする環境整備を進めている。
そのためには国際社会との協力、特に日本およびUNHCRとの協働が不可欠である。

UNHCRシリア事務所のセリーン・シュミット報道官によると、本プロジェクトの受益者は1,642,500人を見込んでおり、内訳は、ダマスカス県の出入国管理総局の再整備により約20万人が受益者となり、ダルアー県、スワイダー県、ダマスカス郊外県、ダイル・ザウル県の16の民政局・不動産登記局の再整備で約144万2500人が受益者となる。


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シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿でカタール、UAE、レバノン大使の信任状を受理(2025年12月10日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿で、ハリーファ・アブドゥッラー・アール・マフムード駐シリア・カタール大使からの信任状を受理した。

式典には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が同席した。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領はハマド・ラーシド・ビン・アルワーン・ハバシー駐シリアUAE大使の信任状を受理した。

式典には、シャイバーニー外務在外居住者大臣が同席した。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、アンリー・カストゥーン駐シリア・レバノン大使の信任状を受理した。

式典には、シャイバーニー外務在外居住者大臣が同席した。

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在シリア日本大使館はハマー県サラミーヤ市にあるサアーン・キブリー学校の再整備をアーガー・カーン財団との協力により実施したと発表(2025年12月9日)

在シリア日本大使館は、フェイスブックを通じて、ハマー県サラミーヤ市にあるサアーン・キブリー学校の再整備を、日本国民の支援とアーガー・カーン財団との協力により実施したと発表した。

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世界保健機関(WHO)シリア事務所はヒムス大病院が日本国民からの支援として3,500回分の透析治療を行ったと発表(2025年12月9日)

世界保健機関(WHO)シリア事務所は、フェイスブックを通じて、ヒムス県のヒムス大病院が、日本国民からの支援として、3,500回分の透析治療を行ったと発表した。

同事務所は、この支援により、今後2ヵ月間で220名の患者が透析治療を継続できることになるとしたうえで、在シリア日本大使館に謝意を示した。

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『マアレヴ』:解放記念日の祝賀イベントでシャルア移行期政権の軍部隊がイスラエルへの敵意を露わにし、ユダヤ人を虐殺する意図を明確に叫んでいることに警戒(2025年12月9日)

『マアレヴ』、イスラエルの軍事ジャーナリストのドロン・カドシュ氏のXのアカウントなどによると、12月8日にアフマド・シャルア移行期政権の支配地域各所で開催された解放記念日の祝賀イベントを撮影した映像において、同政権の軍部隊がイスラエルへの敵意を露わにし、ユダヤ人を虐殺する意図を明確に叫んでいる様子が確認された。

映像には、首都ダマスカスなどを行進した軍の兵士らは、「ハイバル、ハイバル、ユダヤ人よ、ムハンマドの軍が戻ってくる」、「ガザ、ガザ、それがスローガンだ。勝利と揺るぎなき立場」、「私はおまえのもとへ行くぞ、我が敵よ」、「おまえの血から弾薬を作り、おまえの血で川を満たす」、「「ガザ、ガザ、ガザは象徴、占領と破壊、昼も夜も」など、イスラエルを敵視するスローガンを連呼する様子が映し出されている。

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アレッポ市で新たなユダヤ教の礼拝所(シナゴーグ)と学校が開設、イスラエルのラビが式典に出席(2025年12月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ジュマイリーヤ地区で、新たなユダヤ教の礼拝所(シナゴーグ)と学校が開設された。

開設式典には、県の内務治安部隊の厳重な警備が敷かれるなかで行われ、イスラエルから非公開で到着した2人のラビが参加した。

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中国シリア経済委員会は浙江省嘉興市近郊の桐郷市で解放記念日の公式祝賀行事を開催(2025年12月9日)

SANAによると、中国シリア経済委員会(ファーディー・ムハイミード会長)は、浙江省嘉興市近郊の桐郷市で解放記念日の公式祝賀行事を開催、在中シリア人、アラブ諸国出身者、中国人らが出席した。

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イスラエル軍はクナイトラ県のジャッバー村、ハーン・アルナバ市一帯に侵入、住民に向けて発砲、シリア軍兵士3人が負傷(2025年12月9日)

クナイトラ県では、SANAによると、装甲車1台とハンヴィー1台から成るイスラエル軍部隊がアドナーニーヤ村からジャッバー村とハーン・アルナバ市方面に侵入、サラーム高速道路に一時検問所を設置した。

SANAによると、イスラエル軍部隊は、検問所で民間人に向けて実弾や催涙弾を発射、これにより3人が負傷した。

SANAによると、これを受けて、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊などが、負傷者に対する救護活動を行った。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が検問所を設置し、民間車輛と住民の通行を遮断したのは、ジュバーター・ハシャブ村とハーン・アルナバ市を結ぶ道路、ジャッバー村とハーン・アルナバ市を結ぶ道路、首都ダマスカスとハーン・アルナバ市を道路。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊はその後撤退、負傷した3人は国立ゴラン病院に搬送された。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊は検問所近くを通過する際、「アッラー・アクバル」などと連呼し、威嚇した。

シリア人権監視団によると、負傷したのはシリア政府軍の兵士。

一方、イナブ・バラディーによると、負傷したのは、ハムザ・ダッバーク氏、ムハンマド・ダッバーク氏、ナースィル・バクル氏で、このほかにも民間人が発砲を受けたが、容体は不明。

また、SANAシリア人権監視団によると、ハーン・アルナバ市で、住民らがイスラエル軍の侵入と住民に対する発砲に抗議する抗議デモを行った。

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シリア人権監視団によると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)が県南部のイッシャ村を訪問し、現地視察を行った。

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シャルア暫定大統領はシャイバーニー外務在外居住者および外務在外居住者省の幹部らを迎え、解放記念日の祝意を表明、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談(2025年12月9日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者および外務在外居住者省の幹部らを迎え、解放記念日の祝意を表明、国際社会におけるシリアの存在感強化に向けた取り組みを称賛した。

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SANAによると、シャルア暫定大統領はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(首相)と電話会談を行った。

電話会談では、ムハンマド皇太子が解放記念日に祝意を表すとともに、二国間関係の現状と、協力拡大の可能性、地域・国際情勢、シリアの安定・治安・経済回復への取り組みについて意見が交わされた。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王から解放記念日を祝う祝電を受け取った。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シリア国連常駐代表部は、ニューヨークで解放記念日を祝う式典を開催し、国連加盟国の代表や国際機関の高官らを招待した。

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在シリア日本大使館は解放記念日に祝意(2025年12月8日)

在シリア日本大使館は、フェイスブックを通じて、解放記念日に合わせて声明を出し、以下の通り発表した。

この重要な機会にあたり、日本は、シリアが平和的かつ包括的な移行を達成するために行っている努力を高く評価し、対話を通じて平和裏に統合されることへの期待を表明する。
また日本は、自らの経験と独自の知識を生かしながら、今後もシリアを支援し、常にシリア国民と共にある。

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米主導の有志連合の車列がハサカ県カスラク村にある基地に物資を搬入(2025年12月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、軍用車輛、密閉コンテナ、燃料タンクを積んだ20台のトラックなどからなる米主導の有志連合の車列が、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラク・クルディスタン地域からシリアに入り、カスラク村にある基地に物資を搬入した。

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サウジアラビア、ヨルダン、トルコ、オマーンなどが解放記念日に祝意(2025年12月8日)

SANAによると、ヨルダン政府、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドルアズィーズ・アール・サウード国王およびムハンマド・ビン・サルマーン皇太子、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領(X)イエメン大統領指導評議会、コソボのフィヨサ・オスマニ大統領(X)、ヨルダンのフサイン2世国王、クウェートのミシュアル・アフマド・ジャービル・サバーハ首長、オマーンのハイサム・ビン・ターリク・サイード国王は、解放記念日を祝して、アフマド・シャルア移行期政権に祝電や祝辞を送った。

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バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使「この地域では分権は本当にどこでもうまくいったことがない」:シリア民主評議会広報局のアリー共同議長が反論(2025年12月7日)

シリア民主評議会広報局のハサン・ムハンマド・アリー共同議長は、ルダウ・チャンネルに対して、以下の通り述べた。

地方分権が中東で成功しなかったと言うのであれば、それは地域の政治危機の根源を無視した性急な結論だ。失敗したのは地方分権ではなく、その正反対の“厳格な中央集権モデル”の方だ。国家を独占し、社会を周縁化し、今日見るような弱体化を生んだのは中央集権だ。
「中東で存在したとされる地方分権の経験は、制度的な意味での地方分権ではまったくなかった。実施されなかった統治モデルを失敗と判断することはできないし、現実に実行される機会すら与えられていない理念を失敗だと呼ぶこともできない。

ドーハ・フォーラム2025に出席するためにカタールの首都ドーハに滞在中のトーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使は記者団に対して、「この地域では分権は本当にどこでもうまくいったことがない」と述べ、バルカン半島、レバノン、イラク、リビアをその失敗例として挙げていた。

また、「クルド人、ドゥルーズ派、アラウィー派、5種類のイスラーム教派、6種類のキリスト教派がどのように共存するのか、彼ら自身が決めならない。共存は可能です」と付言した。

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イスラエル軍がダマスカス郊外県バイト・ジン村の葡萄園に侵入(2025年12月6日)


ダマスカス郊外県では、SANAシリア人権監視団によると、3両の戦車と5台の車輛から構成されるイスラエル軍がバイト・ジン村西の葡萄園に侵入、家畜の牧童を威嚇し、周辺から退去させる目的で、断続的に空中へ向けて発砲した

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クネイトラ県では、シリア人権監視団によると、戦車2両と四輪駆動車7台からなるイスラエル軍が県北部のハドル村とダマスカス郊外県バイト・ジン村を結ぶ道路沿いにある放棄された兵舎内部に侵入、
不発弾・旧式弾薬の爆破処理を行った。

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米主導の有志連合とシリア民主軍特殊部隊がダイル・ザウル県で空挺治安作戦を実施し、ダーイシュのセルのメンバー6人を逮捕(2025年12月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハワーイジュ・ブーマスア村で未明、米主導の有志連合とシリア民主軍特殊部隊による共同で空挺治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のセルのメンバー6人を逮捕した。

シリア人権監視団によると、スーサ町を移動中のシリア民主軍の車輛がダーイシュのセルの攻撃を受け、隊員2人が負傷した。
シリア人権監視団によると、バフラ村でダーイシュのセルの武装グループがシリア民主軍の軍事拠点を襲撃した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米軍の装甲車数台からなる有志連合部隊とともに、シュハイル村でパトロールを実施した。>

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シャルア暫定大統領は首都ダマスカスで県の有力者、名士らと会合(2025年12月7日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスで県の有力者、名士らと会合を行った

会談には、ダマスカス県のマーヒル・イドリビー知事も同席した。

会合においてシャルア暫定大統領は、ダマスカスの解放によって「任務が終わった」のではなく、建設と復興の歩みを継続する責任が国民全体に共有されていると強調した。

また、解放後に首都ダマスカスが到達した高い地位と戦略的重要性、そして地域・国際関係の均衡回復と強化に果たした役割を指摘した。

さらに大統領は、現在の段階は歴史的な機会であり、安定・発展・繁栄の上に築かれた国家的遺産を将来世代へ確実に継承するため、この機会を最大限に生かすべきだと述べた。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者外務大臣は、ドーハ・フォーラム2025の公式行事の一環として、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ・ハリーフィー国務大臣(外務担当)、ノルウェーのエスベン・バース・エイデ外務大臣、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使とともに、「解放から1年後の新たなシリア:進捗評価、機会と課題」と銘打った討論会に参加した。

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、
外務・在外居住者相アサド・ハサン・シバーニー氏は、カタールのドーハでトルコのハカン・フィダン外務大臣と会談した。

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ドーハで、エジプトのバドル・アブドゥルアーティー外務大臣と会談した。

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ドーハでボスニア・ヘルツェゴビナのアラムディン・クナコヴィッチ大臣と会談した。

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ドーハでノルウェーのエスベン・バース・エイデ大臣と会談した。

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片山さつき財務大臣がUHCハイレベル・フォーラムのために訪日中のシリアのバルニーヤ財務大臣と面会(2025年12月6日)


日本の財務省は公式アカウントを通じて、片山さつき財務大臣が、UHCハイレベル・フォーラムのために訪日中のシリアのムハンマド・ヤースィル・バルニーヤ財務大臣と面会し、同国の経済情勢や国家再建の取り組みについて率直な意見交換を行ったと発表した。

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