装甲車を積んだトレーラー60輌、貨物トラック40輌、冷蔵車8輌からなる米軍の車列が、米軍装甲車8輌の護衛を受けて、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2022年4月17日)

ハサカ県では、SANA(4月17日付)がヤアルビーヤ町一帯の複数の地元筋の話として伝えたところによると、米軍装甲車を積んだトレーラー60輌、貨物トラック40輌、冷蔵車8輌からなる米軍の車列が、米軍装甲車8輌の護衛を受けて、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, April 17, 2022、ANHA, April 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2022、Reuters, April 17, 2022、SANA, April 17, 2022、SOHR, April 17, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊のタッル・アフマド村の住民が米軍の装甲車5輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1台からなる車列に投石をするなどして進行を阻止(2022年4月17日)

ハサカ県では、SANA(4月17日付)、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるカーミシュリー市近郊のタッル・アフマド村の住民が、村を通過しようとした米軍の装甲車5輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1台からなる車列に投石をするなどして進行を阻止し、これを退却させた。

AFP, April 17, 2022、ANHA, April 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2022、Reuters, April 17, 2022、SANA, April 17, 2022、SOHR, April 17, 2022などをもとに作成。

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スワイダー24:ロシアのウクライナ侵攻に伴う経費削減策の一環としてシリア軍第5軍団志願兵の給与が半減か?(2022年4月16日)

反体制系サイトのスワイダー24(4月16日付)は、ロシアが後援するシリア軍第5軍団の志願兵に対する給与が結成から約6年を経て半減していると伝えた。

https://www.facebook.com/Suwayda24/posts/2080933465419593

志願兵の1人が明らかにしたところによると、給与は毎月200米ドルから100米ドルに引き下げられたが、司令部からの弁明はなく、一部志願者が離反したという。

予備役に対する給与も引き下げられるとの噂が流れているという。

一部士官の間では、給与引き下げは、支払いを担っているシリア駐留ロシア軍の決定によるもので、ウクライナへのロシア軍の攻撃開始を受けた経費削減策の一環だとの話が出回っいるという。

AFP, April 16, 2022、ANHA, April 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2022、Reuters, April 16, 2022、SANA, April 16, 2022、SOHR, April 16, 2022、al-Suwayda’ 24, April 16, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機機がラッカ県とハマー県の砂漠地帯でダーイシュに対して25回あまりの爆撃を実施(2022年4月16日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、ラッカ県マアダーン町近郊の砂漠地帯、ラサーファ砂漠、ハマー県イスリヤー村近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して25回あまりの爆撃を実施した。

AFP, April 16, 2022、ANHA, April 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2022、Reuters, April 16, 2022、SANA, April 16, 2022、SOHR, April 16, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村をドローンなどで攻撃、キリスト教徒民兵1人を含む2人負傷(2022年4月16日)

ハサカ県では、ANHA(4月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、この砲撃で住民(キリスト教徒)1人が重傷を負った。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、タッル・タウィール村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のアッシリア教徒の民兵組織のナートゥーラ部隊の拠点を無人航空機(ドローン)で爆撃し、兵士1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(4月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

一方、SANA(4月16日付)によると、シリア民主軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市北のハズィーマ検問所とタッル・アブヤド通り、スーク・ジュムアで、若い男性多数を拘束、教練キャンプに連行した。

AFP, April 16, 2022、ANHA, April 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2022、Reuters, April 16, 2022、SANA, April 16, 2022、SOHR, April 16, 2022などをもとに作成。

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英『テレグラフ』はシリアでの戦闘経験がある英国人戦闘員がロシア軍の捕虜になる直前の映像を航海(2022年4月15日)

英国の『テレグラフ』(4月15日付)は、ウクライナ東部の港湾都市マリウポリ市での戦闘でロシア軍に捕捉された英国人アイデン・アスリン氏(28歳)が捕虜になる直前に撮影したと思われる映像を配信した。

映像のなかで、アスリン氏は「このビデオを見ているのであれば、それは我々が捕捉されたことを意味している…。我々は死力を尽くした。弾薬、食料も尽きた。残っているのは水だけだ。それ以外だと、我々はは常に激しい砲撃と爆撃を受けている」などと述べている。

AFP, April 19, 2022、ANHA, April 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2022、Reuters, April 19, 2022、SANA, April 19, 2022、SOHR, April 19, 2022、The Telegraph, April 15, 2022などをもとに作成。

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シリア政府の支配下にあるターディフ市からの避難住民が、トルコによる堀・土塁の建設に反対して抗議デモ(2022年4月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるターディフ市から、同市北部のトルコ占領地に避難した住民が、シリア政府支配地とトルコ占領地の間に堀と土塁を建設しようとしているトルコの計画に反対して、抗議デモを行った。

AFP, April 15, 2022、ANHA, April 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2022、Reuters, April 15, 2022、SANA, April 15, 2022、SOHR, April 15, 2022などをもとに作成。

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レバノンのムドゥンはロシアがトルコのフェダンMİT長官とシリアのマムルーク国民安全保障会議議長の会合を主催したと伝えるが、『バアス』はこれを否定(2022年4月14日)

レバノンのムドゥン(4月14日付)は、トルコの公正発展党(AKP)筋の話として、ロシアが数日前にシリアとトルコの高級レベルの治安関係者の会合を主催したと伝えた。

同筋によると、会合は中東地域の治安・諜報にかかる問題について協議するもので、それ意外の議題は用意されていないという。

会合に誰が出席したかは不明だが、トルコからはハカン・フェダン国家諜報機構(MİT)長官、シリアからはアリー・マムルーク国民安全保障会議議長が参加したと見られる。

会合は、ロシアがウクライナ情勢への対応に負われるなか、シリア情勢に悪影響が及ぶのを回避するために準備されたという。

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これに関して、『バアス』(4月15日付)は、政府の複数の高官の話として事実無根だと伝えた。

AFP, April 15, 2022、ANHA, April 15, 2022、al-Ba’th, April 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2022、al-Mudun, April 14, 2022、Reuters, April 15, 2022、SANA, April 15, 2022、SOHR, April 15, 2022などをもとに作成。

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ウクライナ東部の港湾都市マリウポリ市での戦闘でロシア軍がシリアでの戦闘経験のある英国人戦闘員1人が捕捉(2022年4月14日)

英『テレグラム』紙(4月14日付)は、ロシアの複数のメディアが、ウクライナ東部の港湾都市マリウポリ市の戦闘で、ロシア軍によって英国人戦闘員1人が捕捉されたと伝えた。

捕捉されたのは、アスリン・アイデン氏(28歳)。

2018年からウクライナ軍第36海兵旅団に狙撃手として所属、それ以前は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属し、シリアでのダーイシュ(イスラーム国)との戦いに参加していた。

https://twitter.com/UkrWarReport/status/1514619479153516552

AFP, April 19, 2022、ANHA, April 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2022、Reuters, April 19, 2022、SANA, April 19, 2022、SOHR, April 19, 2022、The Telegraph, April 14, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機4機がシリア軍戦闘機1機とともにラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュの拠点複数カ所を爆撃(2022年4月14日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機4機がシリア軍戦闘機1機とともに、ラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して爆撃を実施した。

AFP, April 14, 2022、ANHA, April 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2022、Reuters, April 14, 2022、SANA, April 14, 2022、SOHR, April 14, 2022などをもとに作成。

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米主導の有志連合がハサカ県マルカダ町近郊で空挺作戦を実施し、ダーイシュ・メンバーと思われる男性1人を拘束(2022年4月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が北・東シリア自治局の支配下にあるマルカダ町近郊で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる男性1人を拘束した。

AFP, April 14, 2022、ANHA, April 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2022、Reuters, April 14, 2022、SANA, April 14, 2022、SOHR, April 14, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県西部の複数カ所をミサイル攻撃(2022年4月14日)

SANA(4月15日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が4月14日午後11時2分に占領下のゴラン高原北方向から、ダマスカス郊外県西部の複数カ所に対してミサイル攻撃を行い、シリア軍防空部隊が迎撃、一部ミサイルを撃破したが、若干の物的被害が生じたと伝えた。

シリア人権監視団によると、ミサイル攻撃が行われたのは、シリア最高峰のシャイフ山(ヘルモン山)麓のラフラ村一帯、アムビヤー村とラバノンのカフルクーク村(ベカーア県)間の養畜所などで、同地には「イランの民兵」、パレスチナ解放軍の拠点が設置されていたという。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/739644247418655

AFP, April 14, 2022、ANHA, April 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2022、Reuters, April 14, 2022、SANA, April 15, 2022、SOHR, April 14, 2022などをもとに作成。

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ロシア大統領府子供の権利のための弁務官補らがハサカ県カーミシュリー市を訪問、ダーイシュ・メンバーの遺児10人の身柄引き渡しで合意(2022年4月14日)

ハサカ県では、ANHA(4月14日付)によると、ロシア大統領府子供の権利のための弁務官補を務めるエレーナ・アレクサンドロワ氏とセルゲイ・イゴルビッチ同補佐官を代表とする使節団がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市を訪問し、北・東シリア自治局の渉外関係局を訪問、カマール・アーキフ同局報道官と会談した。

会談後、両者は、フール・キャンプに収容されていたダーイシュ(イスラーム国)のロシア人メンバーの遺児10人の身柄引き渡しにかかる合意書に調印した。

AFP, April 14, 2022、ANHA, April 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2022、Reuters, April 14, 2022、SANA, April 14, 2022、SOHR, April 14, 2022などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)マイケル・クリラ新司令官が北・東シリアを訪問し、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官と会談(2022年4月13日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は14 日に公式ホームページ(https://sdf-press.com/)などを通じて、マズルーム・アブディー総司令官が4月13日晩、1日に米中央軍(CENTCOM)司令官に新たに就任したマイケル・クリラ大将と会談したと発表した。

声明によると、会談では、ダーイシュ(イスラーム国)の脅威、北・東シリアにおけるテロ活動再開の懸念などについて意見が交わされ、クリラ司令官は、ダーイシュに対する戦闘任務の継続、シリアでの駐留の意思を示すとともに、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族の安全確保に向けて更なる支援を行うと表明した。

クリラ司令官はまた、北・東シリアにおける安全と安定の維持に専念し、ダーイシュの復活を阻止、その根絶をめざすことを強調した。

AFP, April 14, 2022、ANHA, April 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2022、Reuters, April 14, 2022、SANA, April 14, 2022、SOHR, April 14, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県北部、アレッポ県北部を砲撃(2022年4月13日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が12日深夜から13日未明にかけて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、穀物サイロ(シャルカラーク村近郊)を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、カルジャブリーン村一帯で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

AFP, April 13, 2022、ANHA, April 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2022、Reuters, April 13, 2022、SANA, April 13, 2022、SOHR, April 13, 2022などをもとに作成。

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カーミシュリー市近郊のクサイル村の住民がシリア軍兵士とともに、米軍の装甲車4輌からなる車列の進行を阻止(2022年4月13日)

ハサカ県では、SANA(4月13日付)、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるカーミシュリー市近郊のクサイル村の住民がシリア軍の検問所に駐留する兵士とともに、村を通ってM4高速道路に向かおうとした米軍の装甲車4輌からなる車列の進行を検問所前で阻止し、これを退却させた。

AFP, April 13, 2022、ANHA, April 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2022、Reuters, April 13, 2022、SANA, April 13, 2022、SOHR, April 13, 2022などをもとに作成。

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プーチン大統領:「ブチャの事件は、シリアでアサド政権が化学兵器を使用したと騒がれた時と同じようなフェイクだ」(2022年4月12日)

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領は、極東のボストチヌイ宇宙基地でベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領と首脳会談を行った。

会談後の共同記者会見で、プーチン大統領は、ウクライナと行っている停戦交渉について「ウクライナが合意から後退し、膠着状態に陥った」と非難、「目的が達成されるまで軍事作戦を継続する」と強調した。

プーチン大統領はウクライナでの特別軍事作戦に関して、「欧米諸国が育てた極端な民族主義勢力との衝突は避けられず、もはや時間の問題だった」、「状況は悲劇だが、ウクライナ人は兄弟のような民族だ」と述べた。

一方、首都キーウ(キエフ)近郊のブチャで多くの住民が殺害されているのが発見され、欧米諸国がロシアの戦争犯罪だと非難していることについては、「シリアでアサド政権が化学兵器を使用したと騒がれた。ブチャも同じようなフェイクだ」と声を荒らげて主張、ブチャをめぐる挑発行為を受けてウクライナ側が当時の合意から後退し、こう着状態に陥った」と付言した。

AFP, April 12, 2022、ANHA, April 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2022、Reuters, April 12, 2022、SANA, April 12, 2022、SOHR, April 12, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機が、ヒムス県とラッカ県の砂漠地帯などでイスラーム国に対して爆撃を継続(2022年4月12日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、ヒムス県スフナ市一帯の砂漠地帯、ラッカ県ラサーファ砂漠などでイスラーム国(ダーイシュ)に対して爆撃を継続した。

爆撃は過去36時間で55回以上に達しているという。

AFP, April 12, 2022、ANHA, April 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2022、Reuters, April 12, 2022、SANA, April 12, 2022、SOHR, April 12, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2022年4月12日)

アレッポ県では、ANHA(4月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマンナグ村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

また、ANHAがトルコ占領下にあるアフリーン市近郊のシャッラー村の独自筋の話として、トルコがジャマー村とシャッラー村を結ぶ街道沿線に新たな入植地の建設を開始したと伝えた。

入植地は、シリア各地からの移住者、「傭兵」の家族に住居を提供するためのもの。

AFP, April 12, 2022、ANHA, April 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2022、Reuters, April 12, 2022、SANA, April 12, 2022、SOHR, April 12, 2022などをもとに作成。

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カーミシュリー市近郊のハームー村とタッル・バリーシャ村の住民がシリア軍兵士とともに、米軍の装甲車からなる車列の進行を検問所前で阻止(2022年4月12日)

ハサカ県では、SANA(4月12日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるカーミシュリー市近郊のハームー村とタッル・バリーシャ村の住民がシリア軍の検問所に駐留する兵士とともに、村を通過しようとした米軍の装甲車4輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌からなる車列の進行を検問所前で阻止し、これを退却させた。

AFP, April 12, 2022、ANHA, April 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2022、Reuters, April 12, 2022、SANA, April 12, 2022、SOHR, April 12, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍機複数機が、米軍が違法に駐留を続けるタンフ国境地帯一帯地域(55キロ地帯)に近いハマード砂漠にあるダーイシュの拠点に対して6回の爆撃を実施(2022年4月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、T4航空基地に配備されているロシア軍機複数機が、県東部のスフナ市一帯の砂漠地帯、米軍が違法に駐留を続けるタンフ国境地帯一帯地域(55キロ地帯)に近いハマード砂漠にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して6回の爆撃を実施した。

一方、シリア軍所轄の軍事建設機構は県東部のサワーナ町にあるリン酸塩生産鉱山にヘリポートを建設した。

ヘリポートはシリアに駐留するロシア軍の指示を受けたものだという。

AFP, April 11, 2022、ANHA, April 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2022、Reuters, April 11, 2022、SANA, April 11, 2022、SOHR, April 11, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県北部のマイーズィーラ村近郊で米主導の有志連合がシリア民主軍と合同軍事演習(2022年4月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にある県北部のマイーズィーラ村近郊で、米主導の有志連合が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と合同軍事演習を行った。

AFP, April 11, 2022、ANHA, April 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2022、Reuters, April 11, 2022、SANA, April 11, 2022、SOHR, April 11, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2022年4月11日)

ラッカ県では、ANHA(4月11日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、アイン・イーサー・キャンプ、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 11, 2022、ANHA, April 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2022、Reuters, April 11, 2022、SANA, April 11, 2022、SOHR, April 11, 2022などをもとに作成。

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米国務省シリア問題担当元特使は新著のなかでシリアとイスラエルの秘密交渉がシリア革命によって頓挫したことを明かす(2022年4月10日)

『ハアレツ』(4月10日付)は、バラク・オバマ政権下で米国務省シリア問題担当特使を務めていたフレデリック・ホフ氏の新著『高みに至って:シリア・イスラエル間の和平に至る極秘の試みの内幕』(Reaching for the Heights: The Inside Story of a Secret Attempt to Reach a Syrian-Israeli Peace)の書評記事(イスラエルにおけるシリア歴史研究の第一人者であるイタマル・ラヴィノビッチ氏が機構)を掲載した。

書評記事によると、ホフ元特使は著書のなかで、オバマ政権がシリアとイスラエルを仲介し、和平合意を交わさせようと秘密裏に取り組んでいた。

同書によると、アサド大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(当時)はいずれも和平プロセスにに真摯に取り組む意欲を示し、オバマ政権を驚かせたという。

秘密交渉は2009年から2014年にかけて行われ、シリアとイスラエルの和平合意実現は間近に見えたが、2011年3月にシリアに「アラブの春」が波及し、いわゆるシリア革命が始まったことで交渉は中断した。

ホフ元特使は、ハーフィズ・アサド前大統領が、キャンプ・デーヴィッド合意のように米国が仲介国となるのではなく、シリア、イスラエル、米国の三カ国和平合意の締結をめざしていたことを明らかにしている。

AFP, April 12, 2022、ANHA, April 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2022、Haaretz, April 10, 2022、Reuters, April 12, 2022、SANA, April 12, 2022、SOHR, April 12, 2022などをもとに作成。

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サリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官はウクライナでの特別軍事作戦の総司令官に任命されたドボルニコフ上級大将について「シリアでも民間人に対する残虐行為を行っており、ウクライナでも同じことが行われると予想できる」とコメント(2022年4月10日)

ジェイク・サリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は、CNN(4月10日付)のインタビューに応じ、クリミア半島や南部チェチェン共和国などを管轄するロシア軍の南部軍管区の司令部を務めるアレクサンドル・ドボルニコフ上級大将がウクライナでの特別軍事作戦の総司令官に任命されたとの情報に関して、「特にこの将軍は、ウクライナ以外での劇場、つまりはシリアでも民間人に対する残虐行為を行っており、ここでも同じことが行われると予想できる」と述べた。

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BBC(4月9日付)は、ドボルニコフ上級大将がウクライナでの特別軍事作戦の総司令官に任命されたと伝えていた。

BBCによると、ドボルニコフ上級大将は2015年からのシリアへの軍事介入の総司令官として「豊富な経験」(欧米当局者)を有し、「内戦で市民の犠牲を顧みず、弱体化したアサド政権の形勢挽回を指揮した軍人」だという。

AFP, April 10, 2022、ANHA, April 10, 2022、BBC, April 9, 2022、CNN, April 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2022、Reuters, April 10, 2022、SANA, April 10, 2022、SOHR, April 10, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍が前日に続いて、シリア政府の支配下にあるハサカ市中心街(治安厳戒地区)を封鎖、ロシアが仲介に乗り出す(2022年4月10日)

ハサカ県では、SANA(4月10日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が前日に続いて、シリア政府の支配下にあるハサカ市中心街(治安厳戒地区)を封鎖し、食料品、小麦粉、燃料の搬入を阻止した。

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シリア人権監視団によると、事態を受けて、ロシア軍がカーミシュリー市のバアス・パン(フブズ)製造工場に対するシリア民主軍の封鎖と、アレッポ市シャイフ・マクスード地区に対するシリア軍の封鎖をめぐる対立解消に向けて、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)と接触を開始した。

AFP, April 10, 2022、ANHA, April 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2022、Reuters, April 10, 2022、SANA, April 10, 2022、SOHR, April 10, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊の2カ村で、シリア軍と住民が村を通過しようとした米軍の装甲車からなる車列の進行を検問所前で阻止(2022年4月10日)

ハサカ県では、SANA(4月10日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるカーミシュリー市近郊のサーリヒーヤ村で、シリア軍と住民が村を通過しようとした米軍の装甲車からなる車列の進行を検問所前で阻止し、これを退却させた。

シリア人権監視団によると、タッル・ザハブ村でも、シリア軍と住民が村を通過しようとした米軍装甲車5輌からなる車列の進行を阻止し、これを退却させた。

AFP, April 10, 2022、ANHA, April 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2022、Reuters, April 10, 2022、SANA, April 10, 2022、SOHR, April 10, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯を砲撃(2022年4月10日)

ラッカ県では、SANA(4月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市一帯および同市近郊のM4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 10, 2022、ANHA, April 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2022、Reuters, April 10, 2022、SANA, April 10, 2022、SOHR, April 10, 2022などをもとに作成。

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SANA:米軍はハサカ県シャッダーディー市の基地でダーイシュ・メンバーに携帯式の地対地、地対空ミサイルやRPGロケット弾の使用訓練を実施(2022年4月10日)

ハサカ県では、SANA(4月10日付)が複数の地元筋の話として、米軍の教官複数が、シャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地内の刑務所(収容所)で、拘留中のダーイシュ(イスラーム国)のメンバーに対して、携帯式の地対地、地対空ミサイルやRPGロケット弾の使用訓練を重ねていると伝えた。

AFP, April 10, 2022、ANHA, April 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2022、Reuters, April 10, 2022、SANA, April 10, 2022、SOHR, April 10, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村に対して8回の爆撃を実施(2022年4月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村に対して8回の爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にあるジューリーン村、ナーウール・ジューリーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、クルド山地方のカッバーナ村一帯でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行った。

AFP, April 9, 2022、ANHA, April 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2022、Reuters, April 9, 2022、SANA, April 9, 2022、SOHR, April 9, 2022などをもとに作成。

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