ロシア、シリア、トルコは緊張緩和地帯での停戦違反を確認せず(2021年12月23日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府、トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3120963814813020

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民329人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は734,641人に(2021年12月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月22日に難民329人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民319人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは10人(うち女性3人、子供5人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は734,641人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者337,643人(うち女性101,468人、子ども171,908人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,998人(うち女性119,147人、子ども202,472人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は963,921人(うち女性289,273人、子供491,302人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,624人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,220人(うち女性423,940人、子供677,824人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3120962421479826

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 23, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ジャアファリー副外相がレバノンの放送局によるインタビューのなかでサウジアラビア国連大使を「サウジの雇われ」と表現(2021年12月23日)

アサド政権のバッシャール・ジャアファリー外務在外居住者副大臣(外務副大臣)は、今月16日に行われた国連会合でサウジアラビアのアブドゥッラー・ムアッリミー国連大使が行った発言にコメントするかたちで、同大使を「サウジの雇われ」と表現した。

反体制系ウェブサイト「スーリーヤ・ネット」、レバノンの「マヤーディーン・ネット」などが伝えた。

この発言はレバノンのマヤーディーン・チャンネルが今月22日に同外相に対し行ったインタビューのなかでなされたもので、「シリアはこちらやあちらからサウジの雇われの声明に返答するには大きすぎる」と述べ、サウジ当局者による攻撃を意に介さない姿勢を示した。

また同外相は「依然として非アラブ的なアジェンダを適用している」としてサウジの政治ポリシーを批判した。

ムアッリミー国連大使は同会合において、「シリアにおける戦争が集結したとする彼らの言説を信じてはならない。終わったのであれば、国連決議を出す必要はないからである」としつつ、アサド大統領について「無実の頭蓋骨でできたピラミッドの上に立って偉大なる勝利を主張している」との見解を述べていた。

Al-Souria.net, December 23, 2021、Al Mayadeen.net, December 22, 2021などをもとに作成。

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パレスチナ人民兵組織のクドス旅団、シリア人民兵組織のバーキル旅団、「イランの民兵」の一つでファーティミーユーン旅団がダーイシュに対する掃討作戦開始、ロシア軍も爆撃実施(2021年12月22日)

シリア人権監視団によると、ロシアの支援を受けるパレスチナ人民兵組織のクドス旅団、シリア人民兵組織のバーキル旅団、「イランの民兵」の一つでファーティミーユーン旅団がヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯からアレッポ県東部にいたる地域でダーイシュ(イスラーム国)の残党を掃討するための大規模作戦を開始した。

また、ロシア軍戦闘機がこの大規模掃討作戦を支援するかたちでダイル・ザウル県のティブニー町一帯の砂漠地帯、ラッカ県ラサーファ砂漠で25あまりの爆撃を実施した。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合の貨物車輌など35輌以上からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年12月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など35輌以上からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ルマイラーン町一帯に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県タッル・タムル町、アブー・ラースィーン町一帯を激しく砲撃、住民多数負傷(2021年12月22日)

ハサカ県では、ANHA(12月22日付)、SANA(12月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を激しく砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(タッル・タムル軍事評議会)が砲撃で応戦し、シリア国民軍と交戦した。

この戦闘で、シリア国民軍の戦闘員3人が死亡、1人が負傷した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃した。

トルコ軍はさらに、アブー・ラースィーン町に近いルバイアート村、バスィース村、ダーダー・アブダール村、ヒルバト・シャイール村、アッシリア教徒が暮らすタッル・シャンナーン村を砲撃した。

砲撃は、占領下のいわゆる「平和の泉」地域に展開する部隊だけでなく、トルコ本国に展開する部隊によっても行われた。

一連の砲撃で、女性1人を含む4人が負傷した。



このほか、SANAなどによると、マアバダ(カルキールキー)町に近い国境でトルコ軍国境警備隊が住民に向けて機関銃を発砲し、1人を殺害した。

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アレッポ県では、ANHA(12月22日付)によると、トルコ占領下のマーリア市に近いハルバル村に展開するシリア軍部隊もシリア国民軍に所属するムウタスィム旅団の軍用車を地対地ミサイルで攻撃、これを破壊した。

シリア人権監視団によると、砲撃を行ったのはシリア軍ではなく、シリア民主軍に近いアフリーン解放軍団だという。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍とシリア国民軍はまた、カフル・カルビーン村一帯で交戦した。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アスタナ17会議が閉幕:シリア北東部の主権、領土保全の必要を強調し米国を暗に非難(2021年12月22日)

カザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)で12月21日に開幕したアスタナ17会議は2日間の議事を終え、保証国であるロシア、トルコ、イランが共同声明を発表して閉幕した。

声明のなかで三カ国は、無垢の民間人や民間施設を狙ったテロ行為を非難、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)などアル=カーイダとつながりがあるすべての個人、組織の根絶をめざすことを改めて確認した。

緊張緩和地帯の処遇については、これまでの合意を完全施行する必要が強調され、また、米国の後ろ盾を受ける北・東シリア自治局が支配する北東部の情勢については、シリアの主権、領土保全の維持なくしては安定と安全は実現しないと指摘、「テロとの戦い」を口実とした原状の変更と石油盗奪を拒否、米国を暗に非難した。

そのうえで、シリアの危機の解決に関しては、軍事的な解決を拒否し、国連安保理決議第2254号に従った政治解決をめざすことを確認、制憲委員会の議事、人道支援、難民・国内避難民(IDPs)帰還を促進すること、西側諸国による一方的制裁を拒否すると強調した。

また、イスラエルによる度重なる侵犯行為についても非難を表明した。


SANA(12月22日付)が伝えた。

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会談後、シリア政府代表団の代表を務めるアイマン・スーサーン外務在居住者大臣は記者会見を開き、米国、トルコによる領土占領が危機を長引かせる主因だと非難した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3159035827716856

SANA(12月22日付)などが伝えた。

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使も記者会見を開き、シリア国内で活動を続けるテロ組織を根絶する必要を強調した。

SANA(12月22日付)などが伝えた。

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一方、イランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補は、2022年2月から3月にかけて、首都テヘランでシリア情勢への対応を協議するための首脳会談を開催する予定であることを明らかにした。

SANA(12月22日付)などが伝えた。

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反体制派(シリア軍事革命諸勢力代表団)代表団の1人ヤースィル・アブドゥッラヒーム離反大佐は、イナブ・バラディー(12月22日付)に対して「我々が参加したのは、現場における我々のプレゼンスを支え、解放区の市民の苦悩をできる限り軽減するためだ」としたうえで、すべての逮捕者の釈放、人道支援、難民・国内避難民(IDPs)の自発的帰還を改めて強調した。

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『エルサレム・ポスト』(12月22日付)は、アスタナ17会議の閉幕声明に関して、ロシアとトルコが、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に対して、シリア政府との交渉を続け、分離主義的な野望を断念するよう圧力をかける内容だと伝えた。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、‘Inab Baladi, December 22, 2021、The Jerusalem Post, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア、シリア、トルコは緊張緩和地帯での停戦違反を確認せず(2021年12月22日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府、トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3120270821548986

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、ヒルバト・ナークース村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で正体不明の武装集団が車を襲撃し、乗っていた女性1人が死亡、男女複数が負傷した。

AFP, December 22, 2021、ANHA, December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 22, 2021、Reuters, December 22, 2021、SANA, December 22, 2021、SOHR, December 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民343人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は734,312人に(2021年12月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月21日に難民343人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民325人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは18人(うち女性5人、子供9人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は734,312人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者337,324人(うち女性101,373人、子ども171,746人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,988人(うち女性119,144人、子ども202,467人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は963,592人(うち女性289,072人、子供490,961人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,624人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,220人(うち女性423,940人、子供677,824人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3120270764882325

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 22, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県アブー・ラースィーン町、タッル・タムル町一帯を激しく砲撃し、女性2人を含む住民3人死亡、シリア軍兵士5人を含む15人負傷(2021年12月21日)

ハサカ県では、ANHA(12月21日付)、SANA(12月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の管理下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町および周辺のバーブ・ハイル村、ムハルマラ村、タッル・アミール村、マズラ村、タッル・ワルド村などを砲撃した。

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)によると、この攻撃により、女性2人を含む住民3人が死亡、住民10人が負傷した(ANHA(12月22日付)によると、その後重傷を負っていた住民1人が死亡、死者数は4人となった。)。

またシリア軍兵士3人が負傷した。



シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もこれに応戦し、シリア国民軍兵士3人が死亡した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はまたタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、タッル・カラービート村、タッル・ジュムア村、タッル・シャンナーン村、タウィーラ村を砲撃し、ウンム・カイフ村でシリア軍兵士2人が負傷した。


シリア人権監視団によると、トルコ軍側が発射した砲弾は100発以上におよんだ。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で住民が生活状況改善を求めて抗議デモを行った。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、December 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留を続けるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で4回の爆発が発生、原因は不明(2021年12月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留を続けるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で4回の爆発が発生した。

爆発時には米軍ヘリコプター複数機が上空を飛来しており、地雷の爆発、米軍の演習での爆発、あるいは基地に対する何らかの攻撃の可能性があるという。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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ロシアのサーブリン連邦議会下院議員を団長とする議員使節団がシリアを訪問しアサド大統領と会談(2021年12月21日)

ロシアのドミトリー・サーブリン連邦議会下院(ドゥーマ)議員(ロシア・シリア友好委員会代表)を団長とする議員使節団がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

SANA(12月21日付)によると、会談では、両国国会および議員間の関係強化について意見を交わし、シリアとロシアの「テロとの戦い」での勝利が、両国民のつながりをさらに強化し、両国の協力関係に新たな展望を与え、両国民の利益実現につなげねばならないとの意思が確認された。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/281126107387043

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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カザフスタンの首都ヌルスルタンでアスタナ17会議が開幕(2021年12月21日)

カザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)で、アスタナ17会議が開幕した。

会議には、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官が団長を務めるシリア政府代表団、
アレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使が代表を務めるロシア代表団、アリー・アスガル・ハージー外務大臣補を団長とするイラン代表団、セルチュク・オナル外務省シリア問題担当局長(大使)を団長とするトルコ代表団、シリア革命反体制国民連立傘下の暫定内閣前首班のアフマド・トゥウマ氏を団長とする反体制派(シリア軍事革命諸勢力代表団)代表団が参加した。

また、レバノン、ヨルダン、イラクが大使級オブザーバーを派遣、ハウラ・マタルシリア問題担当国連副代表を団長とする国連使節団も参加した。

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12月20日にヌルスルタン入りしたスーサーン外務在外居住者省次官らシリア政府代表団は、ロシアのラヴレンティフ特使と会談し、米国とトルコの占領と、西側諸国の一方的制裁などの破壊的政策がシリア国民の苦難と安定阻害の主因だとしたうえで、トルコに対してこれまでの会議での合意の履行を迫るよう圧力をかけることが重要だと主張した。

また、人道支援に関しては、越境(クロスボーダー)での支援を原則拒否するとの姿勢を示した。

ラヴレンティフ特使は、シリアの主権、領土の一体性に抵触するあらゆる行為を拒否するとしたうえで、一部西側諸国による人道支援の政治利用に対峙することの重要性を強調した。

スーサーン外務在外居住者省次官らシリア政府代表団はまた、マタル国連副代表と会談した。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア、シリア政府、トルコは緊張緩和地帯で停戦違反を確認しなかったと発表:停戦違反が確認されなかったのは緊張緩和設置以降初めて(2021年12月21日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府、トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3119509824958419

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民322人と国内避難民(IDPs)22人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は733,969人、2019年以降帰還したIDPsは105,624人に(2021年12月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月20日に難民322人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民309人(うち女性93人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは13人(うち女性4人、子供7人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は733,969人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者336,999人(うち女性101,238人、子ども171,518人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,970人(うち女性119,139人、子ども202,458人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は963,249人(うち女性289,072人、子供490,961人)となった。

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一方、国内避難民22人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは22人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は22人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,624人(うち女性41,381人、子供34,058人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,220人(うち女性423,940人、子供677,824人)。

シリア人権監視団が複数の活動家の情報をもとに発表したところによると、ルクバーン・キャンプからシリア政府支配地域に帰還した国内避難民(IDPs)はダマスカス郊外県ドゥマイル市一帯とアレッポ県農村地域から避難していた3世帯。

キャンプ内での劣悪な生活環境を逃れるために帰還を決心したという。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3119531628289572

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 21, 2021、SOHR, December 20, 2021をもとに作成。

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ミルズ米国連副代表は来年1月10日に期限切れとなる越境(クロスボーダー)人道支援の延長を求める(2021年12月20日)

国連安保理でシリア情勢への対応を協議するための会合が開かれ、リチャード・M・ミルズ・Jr米国連副代表が、周辺諸国からシリアへの越境(クロスボーダー)人道支援を2022年1月10日までの半年間だけ延長することを定めた安保理決議第2585号(2021年7月9日)の失効が迫っているのを受けて、クロスボーダーの支援を「重要なライフライン」と位置づけ、その継続を求めた。

一方、シリアのバッサーム・シャッバーグ国連代表は、境界線経由(クロスライン)での支援を強化するための努力を進めているとしたうえで、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプについて、シリアの市民を苦しめ、テロ組織の温床となっていると非難、その閉鎖を求めた。

AFP, December 21, 2021、ANHA, December 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2021、Reuters, December 21, 2021、SANA, December 21, 2021、SOHR, December 21, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジャフラ油田近くに迫撃砲弾3発が着弾(2021年12月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジャフラ油田近くに迫撃砲弾3発が着弾した。

迫撃砲弾はシリア政府の支配地であるダイル・ザウル市から発射されたという。

AFP, December 20, 2021、ANHA, December 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2021、Reuters, December 20, 2021、SANA, December 20, 2021、SOHR, December 20, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県ティブニー町近郊の砂漠地帯にあるイラク人民動員隊の拠点複数カ所を襲撃、ロシア軍が同地を爆撃(2021年12月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるティブニー町近郊の砂漠地帯にあるイラク人民動員隊(ヌジャバー運動)の拠点複数カ所を襲撃した。

これを受けて、ロシア軍戦闘機が同地一帯を10回にわたり爆撃した。

AFP, December 20, 2021、ANHA, December 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2021、Reuters, December 20, 2021、SANA, December 20, 2021、SOHR, December 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県北部、アレッポ県北部を砲撃(2021年12月20日)

ハサカ県では、SANA(12月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・ハラフ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハッラーブ・シャムスィー村の遺跡地帯を砲撃した。

AFP, December 20, 2021、ANHA, December 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2021、Reuters, December 20, 2021、SANA, December 20, 2021、SOHR, December 20, 2021などをもとに作成。

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地元の民兵組織が司令官を殺害されたことへの復讐だとして、スワイダー市内のシリア軍の拠点複数カ所を襲撃、市内の警察署を砲撃(2021年12月20日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、地元の民兵組織が司令官を殺害されたことへの復讐だとして、スワイダー市内のシリア軍の拠点複数カ所を襲撃、市内の警察署を砲撃した。

これにより、治安要員1人が死亡、士官1人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がタルビーサ市で民家を襲撃し、男性1人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府が確認した停戦違反も0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3118809065028495

AFP, December 20, 2021、ANHA, December 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2021、Reuters, December 20, 2021、SANA, December 20, 2021、SOHR, December 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民322人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は733,647人に(2021年12月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月19日に難民322人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民301人(うち女性90人、子供153人)、ヨルダンから帰国したのは21人(うち女性6人、子供11人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は733,647人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者336,690人(うち女性101,182人、子ども171,424人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,957人(うち女性119,135人、子ども202,451人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は962,927人(うち女性288,975人、子供490,797人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,602人(うち女性41,376人、子供34,047人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,198人(うち女性423,935人、子供677,813人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3118807961695272

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2021をもとに作成。

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トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣はトルコ占領下のアレッポ県北部のラーイー村を突如訪問(2021年12月19日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、トルコ占領下のアレッポ県北部のラーイー村を突如訪問した。

ソイル内務大臣の公式ツイッター・アカウント(https://twitter.com/suleymansoylu/)や内務省の赤院と(https://twitter.com/TC_icisleri/)によると、大臣は同村の工業地区を訪れ、シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣が建設した施設などを視察した。

https://twitter.com/suleymansoylu/status/1472592452687208451

https://twitter.com/suleymansoylu/status/1472597275843211272

AFP, December 19, 2021、ANHA, December 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2021、Reuters, December 19, 2021、SANA, December 19, 2021、SOHR, December 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県アブー・ラースィーン町を砲撃(2021年12月19日)

ハサカ県では、ANHA(12月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃した。

AFP, December 19, 2021、ANHA, December 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2021、Reuters, December 19, 2021、SANA, December 19, 2021、SOHR, December 19, 2021などをもとに作成。

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タンクローリーなど27輌からなる米軍の車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由し、イラクに出国(2021年12月19日)

ハサカ県では、SANA(12月19日付)がヤアルビーヤ町近郊の複数の地元筋の話として伝えたところによると、タンクローリーなど27輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由し、イラクに出国した。

AFP, December 19, 2021、ANHA, December 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2021、Reuters, December 19, 2021、SANA, December 19, 2021、SOHR, December 19, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県でジャースィム市出身の若者1人が何者かによって殺害される(2021年12月19日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市とジャースィム市を結ぶ街道で、正体不明の武装集団が車を襲撃し、乗っていたジャースィム市出身の若者1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府が確認した停戦違反も0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3118084481767620

AFP, December 19, 2021、ANHA, December 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 19, 2021、Reuters, December 19, 2021、SANA, December 19, 2021、SOHR, December 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民299人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は733,325人に(2021年12月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月18日に難民299人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民287人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは12人(うち女性4人、子供6人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は733,325人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者336,389人(うち女性101,092人、子ども171,271人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,936人(うち女性119,129人、子ども202,440人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,827,630人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は962,605人(うち女性288,879人、子供490,633人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,602人(うち女性41,376人、子供34,047人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,198人(うち女性423,935人、子供677,813人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3118082471767821

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 19, 2021をもとに作成。

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ロシア軍がシリア国内の砂漠地帯各所でダーイシュに対する爆撃を実施(2021年12月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍がシリア国内の砂漠地帯各所でダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を実施した。

AFP, December 18, 2021、ANHA, December 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2021、Reuters, December 18, 2021、SANA, December 18, 2021、SOHR, December 18, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県タッル・タムル町近郊に設置されているシリア軍検問所が米軍の装甲車5輌からなる車列の進行を阻止、これを退却させる(2021年12月18日)

ハサカ県では、SANA(12月18日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊の下マンサフ村に設置されているシリア軍検問所が、同村を通過しようとした米軍の装甲車5輌からなる車列の進行を阻止、これを退却させた。

シリア人権監視団によると、米軍の装甲車5輌からなる車列は、米軍ヘリコプター複数機の護衛を受けて、タッル・タムル町一帯で通常のパトロール任務を実施していた。

一方、SANAがルマイラーン町近郊の複数の地元筋の話として伝えたところによると、シリア産の原油を積んだタンクローリーなど90輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由し、イラクに出国した。

AFP, December 18, 2021、ANHA, December 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2021、Reuters, December 18, 2021、SANA, December 18, 2021、SOHR, December 18, 2021などをもとに作成。

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ロシアの発表によると停戦違反は0件、トルコ側によると2件(2021年12月18日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

シリア政府が確認した停戦違反も0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3117416578501077

AFP, December 18, 2021、ANHA, December 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 18, 2021、Reuters, December 18, 2021、SANA, December 18, 2021、SOHR, December 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民309人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は733,026人に(2021年12月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月17日に難民350人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民294人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは15人(うち女性5人、子供8人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は733,026人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者336,102人(うち女性101,005人、子ども171,124人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,924人(うち女性119,125人、子ども202,434人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,822,156人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は962,306人(うち女性288,788人、子供490,480人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,602人(うち女性41,376人、子供34,047人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,198人(うち女性423,935人、子供677,813人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3117413678501367

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 18, 2021をもとに作成。

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