トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯をクラスター弾で攻撃(2021年10月3日)

ラッカ県では、ANHA(10月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市西の国内避難民(IDPs)キャンプ、サクル休憩所・M4高速道路沿線、ハーリディーヤ村、マアラク村を砲撃した。

砲撃にはクラスター弾が使用された。

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アレッポ県では、ANHA(10月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村を砲撃した。

AFP, October 3, 2021、ANHA, October 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2021、Reuters, October 3, 2021、SANA, October 3, 2021、SOHR, October 3, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が2日ぶりに「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ラタキア県を爆撃、ルワイハ村でシャーム解放機構が自爆型ドローンの攻撃を受け、メンバー4人死亡、2人負傷(2021年10月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のカンダ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍が爆撃を実施するのは10月1日以来2日ぶり。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるナイラブ村一帯、マジュダリヤー村を砲撃した。

これに対して、同地一帯に展開するトルコ軍もシリア政府の支配下にあるサラーキブ市、タッル・マルディーフ村、サラーキブ市東の工業地区を砲撃した。

一方、シリア人権監視団やAFP(10月5日付)によると、ルワイハ村に爆発物を装着した所属不明の無人航空機(ドローン)が飛来し、墜落して爆発を起こし、シャーム解放機構の戦闘員4人が死亡した。

北部軍事監視ユニットなる組織の責任者だというアブー・アミーンを名乗る人物によると、ドローンはロシア製。

10月3日晩に爆発物とパラシュートを装備し、ルワイハ村にあるシャーム解放機構の軍事拠点の一つに降下し、爆発した。

これにより、シャーム解放機構のメンバー4人が死亡、2人が負傷した。

シリア前線ニュース・ネット(10月4日付)によると、攻撃を行ったのはシリア軍で、アブー・ウマル・アンサール、アブー・ウバイダ・アンサール、アブドゥルアズィーズ・ウーズビク、アブー・アブドゥルアズィーム・ウーズビクの4人を殺害した。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=128994666136283&id=104403058595444

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=129006439468439&id=104403058595444

 

 

ロシア軍がパラシュートを装備した自爆型ドローンをイドリブ県南部で使用したのは今回が初めてだという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方を爆撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市のワーディー・ナスィーム地区にある武器弾薬庫で爆発が発生し、トルキスタン・イスラーム党のメンバー1人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアムキーヤ町一帯で砲撃戦を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(イドリブ県7件、ラタキア県4件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は10件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3056946331214769

AFP, October 3, 2021、ANHA, October 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 3, 2021、Reuters, October 3, 2021、SANA, October 3, 2021、Shabaka Akhbar Suriya al-Maydaniya, October 4, 2021、SOHR, October 3, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県内に駐留する部隊にシリア軍からの攻撃にただちに応戦するよう支持する一方、「決戦」作戦司令室に対してはその旨を報告し、指示を待つよう命じる(2021年10月2日)

シリア人権監視団は、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンに展開するトルコ軍司令部が、各地に展開する部隊に対して、シリア軍からの攻撃を受けた場合、ただちに応戦することを許可する一方、「決戦」作戦司令室に対してはリエゾン委員会に報告し、同委員会の判断を待って応戦するよう指示したと発表した。

リエゾン委員会は、トルコ軍がシャーム解放機構、国民解放戦線による重火器使用の連携を行うために設置した部署。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, October 2, 2021、ANHA, October 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2021、Reuters, October 2, 2021、SANA, October 2, 2021、SOHR, October 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュに対して40回以上の爆撃を実施し、9人が死亡、12人が負傷(2021年10月2日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して40回以上の爆撃を実施し、9人が死亡、12人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のビルアース山の砂漠地帯でシリア軍第4師団の部隊を襲撃し、大佐1人を含む6人を殺害した。

AFP, October 2, 2021、ANHA, October 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2021、Reuters, October 2, 2021、SANA, October 2, 2021、SOHR, October 2, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のタッル・カイフジー村を砲撃(2021年10月2日)

ハサカ県では、ANHA(10月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・カイフジー村を砲撃した。

AFP, October 2, 2021、ANHA, October 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2021、Reuters, October 2, 2021、SANA, October 2, 2021、SOHR, October 2, 2021などをもとに作成。

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エジプトのシュクリー外務大臣:「エジプトはシリアが危機から脱し、アラブ世界においてあるべき地域を回復するために役割を果たす決意をした」(2021年10月2日)

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、MBCマスル(10月2日付)の電話インタビューのなかで、第?会国連総会開催中の9月24日にファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談したことに言及し、アラブ世界の安全保障を維持するうえでシリアとエジプトが中軸的な役割を担っているとしたうえで、シリアが危機から脱し、アラブ世界においてあるべき地域を回復するためにエジプトが役割を果たす決意をしたと述べた。

シュクリー外務大臣の主な発言は以下の通り。

ミクダード外務在外居住者大臣との会談は、シリアが危機から脱し、主権と領土の独立を回復し、アラブのゆりかごに復帰するためにエジプトがどのように貢献し得るかを明らかにすること
が目的だった…。会談は、治安状況の改善などシリアでの事態の好転を背景としたものだ。

エジプトは姉妹国であるシリアの国民、両国の歴史的関係に関心を寄せており、エジプトとシリアの間には、アラブ民族安全保障を維持するうえで常に重要な役割がある。

シリア国民が過去10年間に被ったものは確かに痛ましいものだった。だが、進展があり、軍事的な動きは収まった。シリアの危機の突破口を作り出しシリア国民の望みを実現し、過去数年間にわたって苛まれてきた被害から逃れさせることが重要だ。

エジプトは姉妹国を支援し、国民の意思を支え、いかなる陰謀や思惑も排除して、彼らの利益に基づき対処したい。

(ミクダード外務在外居住者大臣との会談は)率直なもので、両国民、両国政府の関係に大いなる関心を持っていた…。エジプトはシリアが危機から脱し、アラブ民族安全保障の枠組みのなかであるべき地位を回復するために効果的な役割を果たす決意をした。

AFP, October 2, 2021、ANHA, October 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2021、MBC Maser, October 2, 2021、Reuters, October 2, 2021、SANA, October 2, 2021、SOHR, October 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民394人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は708,599人に(2021年10月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月1日に難民394人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民347人(うち女性104人、子供177人)、ヨルダンから帰国したのは47人(うち女性14人、子供24人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は708,599人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者313,074人(うち女性93,985人、子ども159,208人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,525人(うち女性118,701人、子ども201,710人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は937,879人(うち女性281,448人、子供478,017人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,590人(うち女性39,273人、子供33,523人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,186人(うち女性421,832人、子供677,289人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3056194221289980

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 2, 2021をもとに作成。

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リグスビーCENTCOM報道官は9月20日のイドリブ県ビンニシュ市近郊でのドローン攻撃でアル=カーイダの幹部の1人サリーム・アブー・アフマドを殺害していたと述べる(2021年10月1日)

米中央軍(CENTCOM)のジョン・リグスビー報道官(陸軍大佐)は、ミリタリー・タイムズ(10月1日付)に対して、9月20日のイドリブ県ビンニシュ市近郊での無人航空機(ドローン)によるミサイル攻撃によって殺害したのが、アル=カーイダの幹部の1人サリーム・アブー・アフマドだったことを明らかにした。

リグスビー報道官によると、アブー・アフマドは、世界各地でのアル=カーイダの攻撃を立案、承認し、資金提供を行っていたという。

AFP, October 5, 2021、ANHA, October 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2021、Military Times, October 1, 2021、Reuters, October 5, 2021、SANA, October 5, 2021、SOHR, October 5, 2021などをもとに作成。

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トルコのカリン大統領府報道官:「ロシアと米国がシリアに進入する権利を与えられているのなら、我々にも同じ権利がある」(2021年10月1日)

トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官はドイツの『シュピーゲル』(10月1日付)のインタビューに応じ、シリアにおけるトルコ軍の駐留について「ロシアと米国がシリアに進入する権利を与えられているのなら、我々にも同じ権利がある」と述べた。

シリア情勢に関するカリン報道官の発言は以下の通り。

欧州の友人のなかには、我々がシリアに駐留していると非難する者もいる。だが、彼らはそれを喜んでいるはずだ。なぜなら、我々が支配している地域に人々がとどまっている。トルコ軍がイドリブ県にいるだけで、250万人もの人々がそこから逃げないで済んでいる。

トルコは、(米国の支援を受ける)PKK(クルディスタン労働者党)というテロ組織に損害を与えたため、占領国とみなされた。

トルコはシリアで国際法には違反していない。アサド(大統領)とPKKが国際法に違反している。

我々には自衛権がある。ロシアと米国がシリアに進入する権利を与えられているのなら、我々にも同じ権利がある。

AFP, October 2, 2021、ANHA, October 2, 2021、Der Spiegel, October 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2021、Reuters, October 2, 2021、SANA, October 2, 2021、SOHR, October 2, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村を砲撃(2021年10月1日)

ラッカ県では、ANHA(10月1日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村を砲撃した。

AFP, October 1, 2021、ANHA, October 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2021、Reuters, October 1, 2021、SANA, October 1, 2021、SOHR, October 1, 2021などをもとに作成。

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英外務省はシリア政府高官5人に対する制裁を解除したと発表(2021年10月1日)

英外務省は声明を出し、ニザール・アスアド氏、アフマド・カーディリー元農業大臣(2000年9月死去)、ムハンマド・マアン・ザイン・アービディーン・ジャズバ元工業大臣(2020年1月死去)、アリー・ハビーブ元国防大臣(2020年3月死去)、サラーム・トゥウマ元農業改革大臣(2021年7月死去)の5名を同国の制裁リストから除外すると発表した。

AFP, October 1, 2021、ANHA, October 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2021、Reuters, October 1, 2021、SANA, October 1, 2021、SOHR, October 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県を5日ぶりに爆撃(2021年10月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下のザーウィヤ山地方のバーラ村に対して爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍が爆撃を実施するのは、9月26日以来5日ぶり。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアッラトミスリーン市近郊のバータンター村にある国内避難民(IDPs)キャンプを砲撃し、IDPの女性1人が死亡した。

シリア軍はさらに、アリーハー市、ジスル・シュグール市、ジフトリク村、バーリーシャー村を砲撃し、IDPsの女性3人と子供2人が負傷した。

これに対して、トルコ軍がカフルルースィーン村に違法に設置した国境通行所から増援部隊をシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町を爆撃した。

シリア軍もガーブ平原各所を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるジューリーン村近郊を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が首都ダマスカスとダルアー市を結ぶ国際幹線道路で、ラジャート高原出身の4人組を要撃し、2人を殺害、2人を負傷させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を16件(イドリブ県8件、ラタキア県4件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は12件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3055413428034726

AFP, October 1, 2021、ANHA, October 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 1, 2021、Reuters, October 1, 2021、SANA, October 1, 2021、SOHR, October 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:ヨルダンから1年7カ月ぶりに難民が帰還を再開、2018年半ば以降帰還した難民は708,205人に(2021年10月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月30日に難民541人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは230人(うち女性69人、子供117人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は708,205人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者312,727人(うち女性93,985人、子ども159,208人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,478人(うち女性118,687人、子ども201,686人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,018人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は937,485人(うち女性281,330人、子供477,816人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,590人(うち女性39,273人、子供33,523人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,186人(うち女性421,832人、子供677,289人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3055420351367367

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 1, 2021をもとに作成。

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所属不明のドローンが、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊のイラク国境地帯の「イランの民兵」拠点複数カ所を爆撃(2021年9月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊のイラク国境地帯に配置されている「イランの民兵」の拠点複数カ所を爆撃した。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留を続けるハサカ県シャッダーディー市近郊のジャブサ油田がアラブ系部族によると思われるロケット弾攻撃を受ける、シリア人権監視団はこれを否定(2021年9月30日)

ハサカ県では、スプートニク・ニュース(9月30日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に駐留を続けるシャッダーディー市近郊のジャブサ油田がロケット弾攻撃を受けた。

攻撃は大理石などの採石場跡地があるシャッダーディー市北の無人地帯から行われ、アラブ系部族によると見られる。

しかし、シリア人権監視団は、ウンム・ザッル村近くの採石場で米主導の有志連合の工兵部隊が地雷の撤去作業を行っていた際に爆発が複数回発生し、これが攻撃と報道されたと発表し、スプートニク・ニュースの報道内容を否定した。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021、Sputnik News, September 30, 2021などをもとに作成。

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シリア人権監視団:ロシア軍が爆撃を開始して6年経過、その間2万865人がその爆撃で死亡したと主張(2021年9月30日)

ロシア軍が、シリア国内でダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線(現在のシャーム解放機構)をはじめとする反体制派に対する爆撃を2015年9月30日に開始してから6年が経った。

シリア人権監視団は、6年前に20%に満たなかったシリア政府の支配地が現在は63.70%に拡大したとしたうえで、この間のロシア軍の爆撃で2万865人の死亡が確認されていると発表した。

確認された死者の内訳は、民間人が8,669人(うち子供3,001人、女性1,318人)、ダーイシュ戦闘員が5,972人、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、外国人戦闘員を含む反体制派が6,224人。

シリア人権監視団がどのようにしてロシア軍の爆撃による死者を特定したのか(シリア軍の爆撃とロシア軍の爆撃、地上からの砲撃と爆撃の被害者をどのように峻別しているのか)は不明。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ダルダーラ村を砲撃(2021年9月30日)

ハサカ県では、ANHA(9月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(9月30日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市東の工業地区で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がイドリブ県、アレッポ県のシリア政府支配地とシャーム解放機構が主導する反体制派の支配地の境界地帯に部隊を集結(2021年9月30日)

シリア人権監視団は、複数の独自筋から情報だとして、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県中北部とアレッポ県西部に駐留・展開している全部隊に対して、戦闘態勢に入るよう命令し、同地に進駐以降初めて、シリア政府支配地との境界地帯に対戦車兵器、迫撃砲を全面配備したと発表した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

独自情報筋によると、トルコ軍はイドリブ県ザーウィヤ山地方東部のマアッラト・ヌウマーン市方面一帯、イドリブ市からサラーキブ市にいたる一帯、アレッポ県西部のミーズナーズ村、カフル・ハラブ村からハザーヌー町、バーブ・ハワー国境通行所に至る街道一帯に兵力を集中させているという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ県西部に展開するシリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタッルアーダ村に向けて発砲し、戦闘員1人を射殺した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村の丘陵地帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3054708908105178

AFP, September 30, 2021、ANHA, September 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2021、Reuters, September 30, 2021、SANA, September 30, 2021、SOHR, September 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民381人と国内避難民(IDPs)165人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は707,664人、2019年以降帰還したIDPsは101,590人に(2021年9月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月29日に難民381人(うち女性115人、子供195人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民381人(うち女性115人、子供195人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は707,664人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者312,416人(うち女性93,892人、子ども159,050人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,018人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は936,944人(うち女性281,168人、子供477,541人)となった。

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一方、国内避難民165人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは165人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,590人(うち女性39,273人、子供33,523人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,186人(うち女性421,832人、子供677,289人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3054703684772367

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2021をもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が1年半ぶりに会談:シリア情勢などで合意、妥協なし(2021年9月29日)

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がロシアの避暑地ソチで首脳会談を行い、両国関係、シリア、リビア、アフガニスタン、カフカス地域情勢への対応などについて協議した。

首脳会談は2020年3月以来1年半ぶり。

RT(9月29日付)などによると、森林火災、ガス・パイプライン、核開発、シリアとカフカス地方での紛争への対応、リビア情勢などについて意見が交わされた。

会談は冒頭の挨拶がメディアに公開され、その後の協議は非公開で行われたが、会談後の声明発表や共同声明はなく、何らの合意、譲歩もなかったと見られる。

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トルコの通信局はツイッターのアカウント(https://twitter.com/Communications/)を通じて以下の通り発表したのみだった。

エルドアン大統領:「我々は会談相手のプーチン氏との実りある会談の後、ソチを後にした。

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一方、ロシア大統領府(クレムン)は、公式ホームページ(http://en.kremlin.ru/)を会談冒頭における両首脳の発言の全文を公開した。

記者団に公開された冒頭挨拶でのシリアに関連する両首脳の発言は以下の通り。

プーチン大統領

我々の会談はしばしば困難に直面するが、最終的には良い結果に至っている。我が国の関係機関は双方に利益をもたらす中庸の解決策を生み出すことを学んできた。
我々は、シリアを含む国際社会の部隊で非常にうまく協力している。リビアにおける我々の立場を調整するための連絡も行われてきた。アゼルバイジャン・アルメニア国境での停戦を関しするためのロシア・トルコ合同センターは活発に機能している…。だが、未解決の問題も非常に多く残っている。ロシアであなたにお会いできて光栄だ。なぜなら、電話ですべてを議論することは不可能だからだ。

エルドアン大統領

シリアの問題をめぐる我々の共同の行動は非常に重要だ。この地における平和はトルコとロシアの関係にかかっている。

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シリア人権監視団によると、トルコ軍は、プーチン大統領とエルドアン大統領の会談に合わせるかたちで、イドリブ県ザーウィヤ山地方からアレッポ県西部に至る「決戦」作戦司令室支配地一帯に戦車と装甲兵員輸送車37輌を派遣し、拠点を強化した。

AFP, September 29, 2021、Anadolu Ajansı, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、RT, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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シリア民主評議会のアフマド執行委員会共同議長:「シリア民主軍はトルコとの対話を行う用意がある」(2021年9月29日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長は、国連総会に合わせて訪問中の米国で、ワシントン近東政策研究所のシンポジウムに出席、そのなかで「シリア民主軍はトルコとの対話を行う用意がある」と述べたうえで、国際社会に対話を支援するよう求めた。

アフマド共同議長は以下のように述べた。

シリア民主軍は、「オリーブの枝」作戦と「平和の泉」作戦によってトルコの影響下に置かれえたシリア北部のアフリーン市、ラアス・アイン市、タッル・アブヤド市など、クルド人に関係する問題にトルコが対処することの見返りとして、トルコとの対話を行い、平和的な方法と対話によってトルコとの意見の相違のすべてを解決する用意がある。

シリアのクルド人はアンカラに敵対しているのではなく、トルコで禁じられているクルディスタン労働者党(PKK)に対して道徳的な姿勢をとってる」と付言した。

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また、アフマド共同議長を代表とするシリア民主評議会使節団は、ジョーイ・フッド米国務省近東問題担当次官補と会談した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(9月29日付)、シリア・テレビ(9月29日付)などが伝えた。

AFP, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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シリアとヨルダンを結ぶナスィーブ・ジャービル国境通行所が全面再開(2021年9月29日)

ダルアー県では、SANA(9月29日付)によると、ナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)が再開された。

ナスィーブ・ジャービル国境通行所は、2018年10月15日に再開され、その後2020年から2021年4月まで新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として全面閉鎖されていた。

また5月には1日150人までの旅行者の入国が許可されたが、ダルアー市ダルアー・バラド地区での元反体制武装集団メンバーの武装解除と社会復帰拒否をきっかけとしてダルアー県の治安が悪化したことを受けて、7月31日に再び全面閉鎖されていた。

ヨルダンの内務省は9月27日に声明を出し、ジャービル国境通行所を29日に全面再開することを決定したと発表していた。

AFP, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部でシリア国民軍シャーム戦線と地元部族が激しく交戦(2021年9月29日)

アレッポ県では、ANHA(9月29日付)、SANA(9月29日付)によると、トルコの占領下にあるカフルジャンナ村近くの街道(アアザーズ市とアフリーン市を結ぶ街道)で、シリア国民軍に所属するシャーム戦線と、マワーリー部族地元部族が激しく交戦した。

シャーム戦線の戦闘員が地元の女性2人を拉致、連行したのがきっかけ。

一方、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

AFP, September 29, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民364人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は707,283人に(2021年9月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月28日に難民364人(うち女性109人、子供185人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民364人(うち女性109人、子供185人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は707,283人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者312,035人(うち女性93,777人、子ども158,855人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,018人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は936,563人(うち女性281,053人、子供477,346人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,425人(うち女性39,184人、子供33,503人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,368,021人(うち女性421,743人、子供677,269人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3053233164919419

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2021をもとに作成。

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ポーター米国務省副報道官:「国務省はロイヤル・ヨルダン航空のシリア・ヨルダン旅客便の再開について検討を加えている」(2021年9月28日)

米国務省のジャリナ・ポーター副報道官は、シリア・ヨルダン拡大閣僚会議(9月27~28日)でロイヤル・ヨルダン航空のシリア・ヨルダン旅客便の再開が発表されたことに関して、歓迎の意を示しつつ、「国務省はこの発表について検討を加えている」と付言した。

米アラビア語テレビ放送のフッラ・チャンネル(9月28日付)が伝えた。

AFP, September 29, 2021、Alhurra, September 28, 2021、ANHA, September 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2021、Reuters, September 29, 2021、SANA, September 29, 2021、SOHR, September 29, 2021などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は制憲委員会第6ラウンド小委員会会合を10月18日に開催すると発表(2021年9月27日)

国連安保理は、シリア情勢への対応を協議する会合を開き、そのなかでゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、制憲委員会(憲法制定委員会)の第6ラウンドの小委員会会合を10月18日にスイスのジュネーブで開催すると発表した。

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シリアのバッサーム・サッバーグ国連常駐代表は会合において、制憲委員会の議事へのあらゆる外国の介入、期限の押しつけを拒否すると表明した。

サッバーグ常駐代表は、ダルアー県で現在行われている和解プロセス(元反体制武装集団メンバーが個人で所有する武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きの実施)に関して、シリアが国内全域で治安と安定の解決を目指していることの証左だと述べた。

そのうえで、外国軍の違法な駐留を終わらせる必要があると強調するとともに、安保理と事務総長に対して、シリア領内でのトルコの犯罪行為を抑止し、占領を終わらせるために責任ある対応をとるよう求めた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3094911367462636

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SANA(9月28日付)が伝えた。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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シリア・ヨルダン閣僚拡大会合が2日間にわたる審議を経て閉幕:ロイヤル・ヨルダン航空旅客便を10月3日に運航を再開することが発表される(2021年9月27日)

ヨルダンの首都アンマンで9月27日に開幕していたシリア・ヨルダン閣僚拡大会合が2日間にわたる審議を経て閉幕した。

拡大会合には、シリア側からムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣、タンマーム・ラアド水資源大臣、ムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣、ガッサーン・ザーミル電力大臣が出席し、通商、運輸、電力、農業、水資源といった分野での二国間協力関係の強化について協議していた。

SANA(9月28日付)によると、両国閣僚は会合を通じて、両国の経済協力のレベル向上や通商、運輸、送金などにかかる困難に対処するためのビジョンを持ち、エネルギー、水利、農業などの分野での協力関係を強化することの重要性を確認した。

通商・工業部門において、両国閣僚は、通商強化に向けた重要産品リストを交わすとともに、両国自由貿易地域再開に必要な措置について意見を交わした。

水利部門においては、1987年の合意に基づいて設置された両国水利委員会の活動を再開することを合意した。

運輸部門においては、貨物や旅行者の移動を円滑化するための方途について協議が行われるとともに、10月3日付でロイヤル・ヨルダン航空のシリア・ヨルダン間の旅客便の運航を再開することが発表された。

エネルギー、電力部門においては、両国送電網の再開の方途について意見が交わされるとともに、シリアの電力省、とヨルダンのエネルギー鉱物資源省によって構成されるシリア・ヨルダン合同技術委員会を発足させることを合意した。

農業部門においては、研究、食品衛生にかかる科学技術農業協定を発展させることを合意したほか、両国間での取引を調整することを目的とした農産品および農業関連アジェンダのリストを交わした。

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ペトラ通信(9月28日付)によると、シリアの閣僚らは、ビシュル・カサーウナ首相を表敬訪問した。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Petra, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民262人と国内避難民(IDPs)185人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は706,919人、2019年以降帰還したIDPsは101,425人に(2021年9月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月27日に難民262人(うち女性79人、子供134人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民262人(うち女性79人、子供134人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は706,919人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者311,671人(うち女性93,668人、子ども158,670人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,798,018人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は936,199人(うち女性280,944人、子供477,161人)となった。

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一方、国内避難民185人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは185人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,425人(うち女性39,184人、子供33,503人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,368,021人(うち女性421,743人、子供677,269人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3053233164919419

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 27, 2021をもとに作成。

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所属不明のドローンがダイル・ザウル県内の「イランの民兵」の拠点を爆撃(2021年9月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市近郊の農場地帯にある「イランの民兵」の拠点複数カ所を攻撃、大きな爆発が発生した。

また、その直後にも、所属不明のドローンがブーカマール市に近い国境地帯を爆撃し、爆発が複数回発生した。

シリア人権監視団によると、この攻撃で地対地ミサイル発射台複数基が破壊され、外国人少なくとも12人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など約50輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入した。

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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ヨルダン内務省はジャービル・ナスィーブ国境通行所を9月29日に全面再開すると発表(2021年9月27日)

ヨルダンの内務省は声明を出し、シリアのダルアー県にあるナスィーブ国境通行所に面するジャービル国境通行所を9月29日に全面再開することを決定したと発表した。

ジャービル・ナスィーブ国境通行所は、2018年10月に再開され、その後2020年から2021年4月まで新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として全面閉鎖されていた。

また5月には1日150人までの旅行者の入国が許可されたが、ダルアー市ダルアー・バラド地区での元反体制武装集団メンバーの武装解除と社会復帰拒否をきっかけとしてダルアー県の治安が悪化したことを受けて、7月31日に再び全面閉鎖されていた。

今回の決定により、観光やビジネスでの往来も全面解禁される。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1270378223411270&id=409909359458165

AFP, September 27, 2021、ANHA, September 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2021、Reuters, September 27, 2021、SANA, September 27, 2021、SOHR, September 27, 2021などをもとに作成。

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