ダルアー市でのシリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団の停戦交渉は、アイユーブ国防大臣ら軍幹部が現地入りするも失敗に(2021年8月2日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、HFL(8月2日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月2日付)などによると、シリア軍の代表と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表するハウラーン中央委員会の交渉が続けられた。

シリア軍側からは、総合情報部長のフサーム・ルーカー准将、南部地区治安委員会議長、軍事情報局ダルアー支部長のルワイユ・アリー准将、第4師団司令官のギヤース​・ダッラ准将、第1軍団司令官のアフマド・アスアド少将、そしてアリー・アブドゥッラ・アイユーブ国防大臣が参加、ロシア大統領の特使を務めるアレクサンドル・ゾリン氏が仲介した。

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シリア政府側は、武装解除を拒否するメンバーらのシリア北部への退去、ダルアー県の完全掌握と検問所の設置、ダルアー市のウマリー・モスクでのシリア国旗の掲揚などを要求し、これらに応じない場合、「ダルアー市を住民の頭の上でぶち壊す」と脅迫したという。

これに対して、ハウラーン中央委員会側は、ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団第8旅団へのメンバーの従軍を提案、シリア軍側の要求を拒否した。

だが、両者は折り合いがつかず、交渉は8月3日に延期された。

交渉がとん挫し、仲介していたロシア軍の使節団がダルアー市ダルア・バラド地区から去ったのに合わせて、シリア軍は、ダルアー市ダルアー・バラド地区、タファス市、ムザイリーブ町、ヤードゥーダ村への砲撃を再開した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がシリア政府の支配下にあるカフル・ハラブ村に墜落した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県19件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 2, 2021、ANHA, August 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2021、HFL, August 2, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2021、Reuters, August 2, 2021、SANA, August 2, 2021、SOHR, August 2, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民311人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は689,843人に(2021年8月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月2日付)を公開し、8月1日に難民311人(うち女性93人、子供158人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は689,843人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者294,595人(うち女性88,539人、子ども149,965人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は919,123人(うち女性275,722人、子供468,298人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は95,146人(うち女性36,101人、子供32,887人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,742人(うち女性418,660人、子供676,653人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2021をもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約35輌が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年8月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約35輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県やダイル・ザウル県に設置されている基地に向かった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合のヘリコプター複数機の航空支援を受け、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアズバ村に突入し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる4人を拘束した。

AFP, August 1, 2021、ANHA, August 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2021、Reuters, August 1, 2021、SANA, August 1, 2021、SOHR, August 1, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県水道局長はアルーク村の揚水所からハサカ市一帯に水道水が依然として供給されていないと述べる(2021年8月1日)

ハサカ県水道局のマフムード・アクラ局長は7月25日にシリア政府支配地域からロシア軍とトルコ軍の護衛を受けてトルコの占領下にあるアルーク村の揚水所に入っていた復旧作業チームが7月30日に揚水施設の保守点検を行ったにもかかわらず、ハサカ市一帯に水道水が供給されていないと発表した。

アルーク村揚水所は、6月26日以降、トルコ軍が閉鎖し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市および同市一帯地域への水道水供給を停止していた。

SANA(8月1日付)が伝えた。

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アレッポ県では、ANHA(8月1日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北のフーシャリーヤ村、タッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村を砲撃した。

AFP, August 1, 2021、ANHA, August 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2021、Reuters, August 1, 2021、SANA, August 1, 2021、SOHR, August 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民307人と国内避難民(IDPs)470人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は689,532人、2019年以降帰還したIDPsは95,146人に(2021年8月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月1日付)を公開し、7月31日に難民307人(うち女性92人、子供152人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民307人(うち女性92人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は689,532人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者294,284人(うち女性88,446人、子ども149,807人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は918,812人(うち女性275,722人、子供468,298人)となった。

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一方、国内避難民470人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは470人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は95,146人(うち女性36,101人、子供32,887人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,742人(うち女性418,660人、子供676,653人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 1, 2021をもとに作成。

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ダルアー県でシリア軍と武装解除を拒否して蜂起した元反体制武装集団が停戦に向けて協議を続けるなか、ヨルダンなジャービル国境通行所の閉鎖を決定(2021年7月31日)

ダルアー県では、HFL(7月31日付)などによると、シリア軍が早朝、ダルアー市のダルアー・バラド地区、ダム街道地区を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、武装解除を拒否して蜂起した元反体制武装集団メンバーを代表するハウラーン中央委員会とシリア軍の代表がロシアの仲介によりダルアー市の国立競技場で停戦について協議した。

アラビーヤ・チャンネル(8月1日付)などによると、ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領の特使で、シリア国内で紛争当事者どうしの停戦・和解交渉を仲介し、「困難な任務の男」の異名で知られるアレクサンドル・ゾリン氏が、ラタキア県のフマイミーム航空基地からダルアー県に秘密裏に派遣され、交渉の仲介を開始した。

シリア人権監視団によると、協議された停戦合意案は、①元反体制武装集団メンバーが捕捉したシリア軍兵士を解放する、②ロシアが支援するシリア軍第5軍団第8旅団(アフマド・アウダ指揮)にシリア軍(第4師団、空軍情報部、軍事情報局など)の拠点を移譲する、③政府側が指名手配する132人をシリア北部に退去させる、ことを骨子としているという。

また、停戦協議の進展を受けて、元反体制武装集団メンバーが戦闘で捕捉していたシリア軍第4師団の兵士5人(うち士官1人)を解放した。

元反体制武装集団メンバーは7月30日にも、戦闘で捕捉していたシリア軍第4師団の兵士24人を解放している。

HFL(8月1日付)によると、シリア軍の代表は1日早朝までに反体制武装集団メンバー側から回答がない場合、ダルアー市ダルアー・バラド地区などに対する攻撃を継続するとして、ハウラーン中央委員会に合意案を受け入れるための期限を切り、圧力をかけているという。

なお、7月29日以降の戦闘での死者は32人(うち住民12人、元反体制武装集団メンバー11人、シリア軍9人。

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ヨルダン通信(7月31日付)は、ヨルダン内務省高官の話として、当局がダルアー県のナスィーブ国境通行所に面するジャービル国境通行所を一時閉鎖することを決定したと伝えた。

この高官によると、「閉鎖措置はシリア側の治安状況の進展を受けたもの」だという。

AFP, July 31, 2021、Alarabia, August 1, 2021、ANHA, July 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2021、HFL, July 31, 2021、August 1, 2021、Reuters, July 31, 2021、SANA, July 31, 2021、SOHR, July 31, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県ダルダーラ村を砲撃(2021年7月31日)

ハサカ県では、ANHA(7月31日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村を砲撃した。

AFP, July 31, 2021、ANHA, July 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2021、Reuters, July 31, 2021、SANA, July 31, 2021、SOHR, July 31, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民296人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は689,225人に(2021年7月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月31日付)を公開し、7月30日に難民296人(うち女性88人、子供151人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民296人(うち女性88人、子供151人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は689,225人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者293,977人(うち女性88,354人、子ども149,650人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は918,505人(うち女性275,630人、子供468,141人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は94,676人(うち女性35,867人、子供32,848人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,272人(うち女性418,426人、子供676,614人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 31, 2021をもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ市とアイン・アラブ(コバネ)市を結ぶ街道沿線に位置するクーマジー村で民間の車輌2台を無人航空機(ドローン)で攻撃(2021年7月30日)

アレッポ県では、ANHA(7月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村、マルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

一方、トルコ軍はアレッポ市とアイン・アラブ(コバネ)市を結ぶ街道沿線に位置するクーマジー村で民間の車輌2台を無人航空機(ドローン)で攻撃した。

死傷者はなかったが、攻撃を受けた車は大破した。

AFP, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方を爆撃(2021年7月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のマシューン村、カンスフラ村、マルイヤーン村、ファッティーラ村に対して7回以上の爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザイズーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民337人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は688,929人に(2021年7月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月30日付)を公開し、7月29日に難民337人(うち女性102人、子供172人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民337人(うち女性102人、子供172人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は688,929人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者293,681人(うち女性88,266人、子ども149,499人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は918,209人(うち女性275,542人、子供467,990人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は94,674人(うち女性35,866人、子供32,847人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,270人(うち女性418,425人、子供676,613人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 30, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のハサカ県ダルダーラ村などを砲撃(2021年7月29日)

ハサカ県では、ANHA(7月29日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(7月29日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村、タッル・マディーク村、シャッアーラ村、ズワイヤーン村を砲撃した。

AFP, July 29, 2021、ANHA, July 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2021、Reuters, July 29, 2021、SANA, July 29, 2021、SOHR, July 29, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、イフスィム町、マルイヤーン村を爆撃(2021年7月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、イフスィム町、マルイヤーン村を爆撃、1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミーズナーズ村、カフル・ハラブ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 29, 2021、ANHA, July 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 29, 2021、Reuters, July 29, 2021、SANA, July 29, 2021、SOHR, July 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民312人と国内避難民(IDPs)260人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は688,592人、2019年以降帰還したIDPsは94,674人に(2021年7月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月29日付)を公開し、7月28日に難民312人(うち女性94人、子供159人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民312人(うち女性94人、子供159人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は688,592人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者293,344人(うち女性88,164人、子ども149,327人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は917,560人(うち女性275,346人、子供467,659人)となった。

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一方、国内避難民260人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは260人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は3人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は94,674人(うち女性35,866人、子供32,847人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,270人(うち女性418,425人、子供676,613人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 29, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ブリンケン米国務長官はサイドナーヤー刑務所、関連治安機関、親政権民兵、トルコの支援を受ける反体制派を制裁対象に追加(2021年7月28日)

アントニー・ブリンケン米国務長官は報道声明で、シリアの刑務所、刑務所の運営に関与してきた治安機関や高官、親政権民兵、反体制武装集団とその指導者を新たに制裁対象に追加すると発表した。

米財務省が発表した報道声明によると、外国資産管理室(OFAC)が制裁対象に追加したのは以下の施設、機関、個人。

  • サイドナーヤー刑務所(ダマスカス中央刑務所):大統領令第13894号に基づく制裁
  • 総合情報部第251課:大統領令第13572号に基づく制裁
  • 軍事情報局第215課、第216課、第227課、第235課、第248課、第290課:大統領令第13572号に基づく制裁
  • キファーフ・ムルヒム軍事情報局長(元第248課長)::大統領令第13894号に基づく制裁
  • ワフィーク・ナースィル軍事情報局第290課長:大統領令第13572号に基づく制裁
  • アースィフ・ダクル軍事情報局第293課長:大統領令第13572号に基づく制裁
  • マーリク・アリー・ハビーブ軍事情報局タドムル支部長:大統領令第13572号に基づく制裁
  • アフマド・ディーブ総合情報部長:大統領令第13572号に基づく制裁
  • アリーン連隊:大統領令第13894号に基づく制裁
  • 東部自由人連合:大統領令第13894号に基づく制裁
  • アフマド・イフサーン・ファイヤード・ハーイス(通称アブー・ハーティム・シャクラー)東部自由人連合指導者:大統領令第13894号に基づく制裁
  • ラーイド・ジャースィム・ハーイス(通称アブー・ジャアファル・シャクラー)東部自由人連合軍事司令官:大統領令第13894号に基づく制裁

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ブリンケン国務長官や財務省の声明によると、サイドナーヤー刑務所への制裁は、シリアでの危機発生以来、拷問をはじめとする残忍で、非人道的で、下劣な処遇や処罰、超法規的な刑の執行などの人権侵害に関与してきたのが理由。

これらの犯罪が行われたことは、「シーザー」を名乗る離反兵が撮影した、シリア国内の刑務所で11,000人が組織的に処刑されたことを示す写真、国連のシリアに関する独立国際調査委員会の報告によって示されているという。

また、アリーン連隊は2020年のシリア軍によるイドリブ県奪還作戦に参加した民兵の一つで、この作戦によって多くの市民が避難を余儀なくされたという。

一方、東部自由人連合は、トルコの支援を受けるシリア国民軍に所属する武装集団の一つで、拉致、拷問などの人権侵害、略奪といった犯罪行為に関与、とりわけシリアのクルド人がその被害を受け、ダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーを取り込んできたという。

アフマド・イフサーン・ファイヤード・ハーイスは、アレッポ県内の東部自由人連合の刑務所を管理、ヤズィーディー教徒の女性や子供の人身売買、ダーイシュ元メンバーの統合に関与。

ラーイド・ジャースィム・ハーイスはアフマド・イフサーン・ファイヤード・ハーイスのいとこで、略奪、略奪品の転売に関与、ダーイシュの元司令官でもあるという。

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米国がシリアに対して追加制裁を科すのは、アサド大統領の再選後初めて。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約30輌が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年7月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県やダイル・ザウル県各所に設置されている基地に向かった。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部各所を砲撃(2021年7月28日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会によると、トルコ軍とシリア国民軍が未明に、トルコが占領するバーブ市東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のカーウカリー村、クールフユーク村、シャイフ・ナースィル村(クルト・ワイラーン村)を砲撃した。

ANHA(7月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャフバー・ダム、タッル・マディーク村、ダイル・ジャマール村、バイナ村、アキーバ村を砲撃した。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はイランのガーリーバーフ国会議長と会談:「両国の連携は国土のすべてが解放され、テロ組織が根絶されるまで続く」(2021年7月28日)

アサド大統領は、7月27日にシリアに到着したイランのモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ国会(イスラーム諮問評議会)議長と会談した。

SANA(7月28日付)によると、会談では、両国間の緊密な関係、さまざまなレベルでの協力態勢について意見が交わされ、両国国会が経済分野などの二国間協力関係の新たな地平を切り開くうえで基本的な役割を果たすことが確認された。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4424870034223461

アサド大統領はガーリーバーフ国会議長に対して以下のように述べた。

イランはシリアの基本的なパートナーで、「テロとの戦い」においてシリア国民に寄り添い、あらゆる分野において支援を行ってくれた。
「テロとの戦い」において行われている両国間の連携は現地で良い結果をもたらした。
この連携は、国土のすべてが解放され、テロ組織が根絶されるまで続くだろう。

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ガーリーバーフ国会議長はまた、ハンムーダ・サッバーグ人民議会議長と会談、国会、経済、文化などの分野にかかる両国の意見や見解を交わした。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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「難民帰還に関する国際会議」をフォローアップするためのシリア・ロシア合同会議最終日:両国難民帰還調整委員会は共同声明でテロから解放された地域への避難民の帰還を優先課題と位置づける(2021年7月28日)

「難民帰還に関する国際会議」(2020年11月)をフォローアップするためのシリア・ロシア合同会議の分科会が首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)で行われた。

3日目最終日となる7月28日には、法務、情報部門にかかる二つの分科会が行われ、シリア、ロシア両国の代表が出席した。

SANA(7月28日付)が伝えた。

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ロシア合同連携センター(難民受入移送居住センター)とシリア国外難民帰還調整委員会は共同声明を出し、テロから解放された地域への避難民の帰還が、インフラ復興と帰還民の雇用創出のために最大限の努力を行うシリアにとって国民的な優先事項であることを確認した。

声明ではまた、復興とテロの温床の根絶の必要を改めて強調した。

共同声明は、「難民帰還に関する国際会議」(2020年11月)をフォローアップするためのシリア・ロシア合同会議の最終日に合わせたもの。

SANA(7月28日付)が伝えた。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県、ラタキア県を爆撃(2021年7月28日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるドゥワイル・アクラード村に対して爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバルザ村、カッバーナ村一帯を爆撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県9件、ラタキア県14件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民344人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は688,280人に(2021年7月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月28日付)を公開し、7月27日に難民344人(うち女性103人、子供175人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民344人(うち女性103人、子供175人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は688,280人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者293,032人(うち女性88,070人、子ども149,168人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は917,560人(うち女性275,346人、子供467,659人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は94,414人(うち女性35,760人、子供32,820人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,010人(うち女性418,319人、子供676,586人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 28, 2021をもとに作成。

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シリアとヨルダンの内務大臣は両国間のトランジット貨物車輌や旅客バスの越境を円滑化するために調整を行うことで合意(2021年7月27日)

ムハンマド・ハーリド・ラフムーン内務大臣は、ヨルダンのマーズィン・ファッラーヤ内務大臣と電話会談を行い、両国内務省の協力と連携について意見を交わし、両国間のトランジット貨物車輌や旅客バスの越境を円滑化するために調整を行うことで合意した。

SANA(7月27日付)が伝えた。

この電話会談に関して、『ワタン』(7月28日付)はシリア内務省筋の話として、7月28日からシリアのトランジット貨物車輌がヨルダンを経由して湾岸諸国に向かう際の規制が撤廃されると伝えた。

同紙によると、ヨルダン政府はこれまで、シリアのトランジット貨物車輌が湾岸諸国に入るのを認めず、積み荷をヨルダンの車輌に積み替え代行輸送を行ってきた。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021、al-Watan, July 28, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合のヘリコプター8機がダイル・ザウル県ザッル村で空挺作戦、ダーイシュの司令官と元幹部を拘束(2021年7月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合のヘリコプター8機がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるザッル村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人と元幹部1人を拘束した。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部各所を砲撃(2021年7月27日)

アレッポ県では、ANHA(7月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村、シャフバー・ダム、タッル・マディーク村、バイルーニーヤ村、シャイフ・イーサー村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、スーガーニカ村を砲撃した。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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イラン国会のガーリーバーフ議長がシリア訪問(2021年7月27日)

イラン国会(イスラーム諮問評議会)のモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ議長がシリアを訪問し、ダマスカス国際空港でハンマーダ・サッバーグ人民議会議長の出迎えを受けた。

SANA(7月27日付)が伝えた。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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「難民帰還に関する国際会議」(2020年11月)をフォローアップするためのシリア・ロシア合同会議2日目:両国の代表からなる分科会が開催される(2021年7月27日)

「難民帰還に関する国際会議」(2020年11月)をフォローアップするためのシリア・ロシア合同会議の分科会が首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)で開催された。

SANA(7月27日付)によると、両国の法務省の代表らによって構成される分科会は、犯罪者の身柄引き渡しなどにかかる協定案についての審議を行った。

両国教育省の代表からなる分科会は、ロシア語教育のカリキュラムなどについて意見を交換した。

シリアの情報省および関連機関は、ロシアのデジタル開発・通信・マスコミュニケーション省の代表と会合を開き、情報分野での協力強化などについて意見を交わした。

ロシア民間防衛問題・非常事態・自然災害復旧省とシリアの民間防衛隊(ホワイト・ヘルメットではない正規の消防隊)が災害対策への強力にかかる了解覚書案について協議した。

両国関税局の代表からなる分科会では、通商関係強化を目的として協力態勢について意見を交わした。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市南東の村の住民が米軍部隊の進入を阻止(2021年7月27日)

ハサカ県では、SANA(7月27日付)が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市南東のヒルバト・ズィヤーバ村の複数の住民の話として伝えたところによると、村に至る街道を移動中の米軍の装甲車7輌からなる部隊の進行を阻止し、米軍部隊は退却を余儀なくされた。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県各所を爆撃(2021年7月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村のトルコ軍拠点一帯を約8回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村を爆撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるクルド山地方のラシュー丘を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県14件、ラタキア県9件、アレッポ県1件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民287人と国内避難民(IDPs)335人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は687,936人、2019年以降帰還したIDPsは94,414人に(2021年7月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月27日付)を公開し、7月26日に難民287人(うち女性87人、子供147人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民287人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は687,936人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者292,688人(うち女性87,967人、子ども148,993人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は917,216人(うち女性275,243人、子供467,484人)となった。

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一方、国内避難民335人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは335人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は94,414人(うち女性35,760人、子供32,820人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,010人(うち女性418,319人、子供676,586人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 27, 2021をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部、ハサカ県北部各所を砲撃(2021年7月26日)

アレッポ県では、ANHA(7月26日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村、シャフバー・ダム、ダイル・ジャマール村、バイナ村、カシュタアール村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市北東のフーシャリーヤ村、ヒサーン村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(7月26日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村、クーザリーヤ村、タウィーラ村を砲撃した。

AFP, July 26, 2021、ANHA, July 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 26, 2021、Reuters, July 26, 2021、SANA, July 26, 2021、SOHR, July 26, 2021などをもとに作成。

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