米主導の有志連合は11月17日にシリア領内で16回の爆撃を実施(2016年11月18日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月17日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して28回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ラッカ市近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(10回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

AFP, November 18, 2016、AP, November 18, 2016、ARA News, November 18, 2016、Champress, November 18, 2016、al-Hayat, November 19, 2016、Iraqi News, November 18, 2016、Kull-na Shuraka’, November 18, 2016、al-Mada Press, November 18, 2016、Naharnet, November 18, 2016、NNA, November 18, 2016、Reuters, November 18, 2016、SANA, November 18, 2016、UPI, November 18, 2016などをもとに作成。

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有志連合の支援を受けるYPG主体のシリア民主軍はアイン・イーサー市郊外でダーイシュと交戦(2016年11月17日)

ラッカ県では、ARA News(11月17日付)によると、有志連合の支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アイン・イーサー市国外のアッルー農場一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はバーブ市北東部の1カ村をダーイシュから奪取(2016年11月17日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、バーブ市北約2キロの地点に位置するカッバースィーン村で、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)と交戦、同地を奪還した。

ARA News(11月17日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室はその後カッバースィーン村を奪還したという。

また、ハワール・キリス作戦司令室は、バーブ市北東部のカンダーリーヤ村をダーイシュから奪取したという。
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AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北部の反体制派の拠点都市アアザーズ市でアル=カーイダ系組織と共闘する「穏健な反体制派」の拠点が爆弾攻撃を受け戦闘員20人以上が死亡(2016年11月17日)

アレッポ県では、ヌールッディーン・ザンキー運動政治局のヤースィル・ユースフ氏がAFP(11月7日付)に明らかにしたところによると、シャーム・ファトフ戦線を含む反体制派の戦略拠点であるアアザーズ市にあるヌールッディーン・ザンキー運動の主要拠点の一つの前で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、戦闘員25人が死亡した。

シリア人権監視団によると、爆発はヌールッディーン・ザンキー運動の武器庫前で発生したという。

ヌールッディーン・ザンキー運動は「穏健な反体制派」と目され米国の支援を受けており、アレッポ市東部で籠城を続けるアレッポ・ファトフ軍作戦司令室に参加する一方、最近になってアル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が主導するファトフ軍に合流した。

またトルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室にも参加している。

Kull-na Shuraka', November 17, 2016
Kull-na Shuraka’, November 17, 2016

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アアザーズ市地元評議会は声明を出し、すべての武装集団に市外への退去を要求した。

アアザーズ市では最近になって、シャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線の対立が激化している。

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一方、ARA News(11月17日付)によると、アアザーズ市の支配をめぐるシャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線の対立に関して、前者を後援するヌールッディーン・ザンキー運動は、マーリア市に展開する反体制武装集団(マーリア市軍事評議会)を兵力引き離しのために派遣することを拒否した。

なお、シャーム戦線はマーリア市軍事評議会による仲介に歓迎の意を示していた。

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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有志連合のドリアン報道官は、トルコの全面支援を受け反体制武装集団が続行する「ユーフラテスの盾」作戦を支援せず、米軍特殊部隊を撤退させたと発表(2016年11月17日)

有志連合のジョン・ドリアン報道官は、トルコ軍の全面支援のもとに「ユーフラテスの盾」作戦を続行する反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がアレッポ県におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点バーブ市攻略に向けた準備を本格化させていることに関して、支援を行わないと発表した。

ドリアン報道官は、「トルコが一国レベルでこの決定を下した」としたうえで、「ユーフラテスの盾」作戦開始当初に、反体制武装集団とトルコ軍を支援するために米国が派遣していた特殊部隊を撤退させたことを明らかにした。

AFP(11月17日付)が伝えた。

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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シャアバーン大統領府政治報道補佐官「米トランプ次期政権と連絡チャンネルを開設する用意がある」(2016年11月17日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官は、米大統領選挙での共和党候補ドナルド・トランプ氏の勝利に関して、「良い兆候」だとしたうえで、シリア政府がトランプ氏との連絡チャンネルを開設する用意があると述べた。

シャアバーン補佐官は「米政権(バラク・オバマ米政権)はロシアとの合意(テロ組織と「穏健な反体制派」の峻別)を履行することができなかった」と批判する一方、トランプ氏の勝利に関して「我々は今後の情勢を精査している段階で、現時点では判断を下したくないが、今との頃良い兆候が見受けられる」と述べた。

SANA(11月17日付)が伝えた。

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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シリア軍もアレッポ県最後のダーイシュの拠点都市バーブ市方面で軍備強化(2016年11月17日)

アレッポ県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍が、アレッポ市北東部のマズブーラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

『ハヤート』(11月18日付)によると、シリア軍は、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)、有志連合の支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県内最後のダーイシュの拠点バーブ市に迫っているのを受けるかたちで、アレッポ市東部のクワイリース航空基地方面の軍備を増強したという。

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ヒムス県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍が東部のサワーナ町周辺の丘陵地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地東部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル市工業地区、ティーム油田、ジャフラ村でダーイシュ車輌を攻撃した。

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は地中海のシリア沖に展開する艦隊から有翼ミサイル、艦載機でシャーム・ファトフ戦線、ダーイシュの拠点を攻撃したと発表(2016年11月17日)

ロシア国防省は声明を出し、地中海のシリア沖に展開するロシア海軍フリゲート艦が有翼ミサイル(カリブル)でシリア領内への攻撃を実施し、シャーム・ファトフ戦線、イスラーム国(ダーイシュ)の複数の拠点を破壊したと発表した。

攻撃は2回実施され、武器弾薬庫、武器製造工場が破壊されたという。

この爆撃にはまた、ロシア海軍航空母艦アドミラル・クズネツォフを発艦したSu-30戦闘機、フマイミーム航空機所属の戦闘機も参加、さらに無人航空機が作戦の戦果を記録した。

なお、この声明に先立って、ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、ロシア海軍航空母艦アドミラル・クズネツォフを発艦したSu-33戦闘機複数機がイドリブ県内でシャーム・ファトフ戦線の拠点複数カ所を爆撃し、戦闘員30人以上を殲滅したと発表した。

SANA, November 17, 2016
SANA, November 17, 2016

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がファトフ軍支配下のイドリブ県各所を激しく爆撃(2016年11月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がザーウィヤ山のルワイハ村、マアッラト・ヌウマーン市、カフルナブル市、サラーキブ市およびその一帯を空爆、またカフル・ジャーリス村をロシア軍が空爆し、一家6人全員が死亡した(クッルナー・シュラカー(11月17日付)によると、7人が死亡)。

Kull-na Shuraka', November 17, 2016
Kull-na Shuraka’, November 17, 2016

一方、SANA(11月17日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、ナキール村、アブー・ズフール町西部で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍がダルアー市ビラール・ハバシー・モスク北東部、バジャービジャ地区(ビイル・ウンム・ダラジュ地区)でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍がムーリク市、ザカート村、タイバト・イマーム市、ラハーヤー村、ズール・ヒーサ村、ラターミナ町、ハラファーヤー市、ズラーキーヤート村、タナーヒジュ村、マサースィナ村、カフルズィーター市などで反体制武装集団の拠点を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(11月17日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプにあるUNRWAの学校施設を空爆、破壊した。

Kull-na Shuraka', November 17, 2016
Kull-na Shuraka’, November 17, 2016

シリア軍はまた、マイダアーニー村方面に進軍、反体制武装集団と交戦の末、拠点2カ所を制圧した。

一方、SANA(11月17日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシャーム・ファトフ戦線の拠点を砲撃した。

また、シャーム・ファトフ戦線は、クナイトラ県に隣接するハラファー村に迫撃砲弾10発以上を発射し、子供2人が負傷した。

このほか、ARA News(11月17日付)によると、シリア政府の公式使節団がムウダミーヤト・シャーム市を訪問した。

公式使節団の訪問は、シリア軍による同市制圧後初めてで、ダマスカス郊外県のアラー・イブラーヒーム県知事らが市内を視察した。

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ヒムス県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍がファルハーニーヤ村、アイン・フサイン村、ウンム・シャルシューフ村、ガントゥー市などでシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

またシリア軍はカフルラーハー市、タッルドゥー市、ウンム・シャルシューフ村、タルビーサ市でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆した。

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ダマスカス県では、SANA(11月17日付)によると、イスラーム軍がマッザ86地区に迫撃砲2発を発射し、女性1人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(11月17日付)によると、ダーイシュがハサカ市郊外のカウカブ山街道に敷設した地雷が爆発し、1人が死亡した。

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアル=カーイダ系組織主導の反体制武装集団支配下のアレッポ市東部を激しく爆撃(2016年11月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターが反体制武装集団支配下のアレッポ市東部各所を空爆し、少なくとも25人が死亡、ホワイト・ヘルメットのセンターが被弾した。

空爆はアレッポ市マアーディー地区、アンサーリー地区、サーリヒーン地区、マサーキン・ハナーヌー地区、ブスターン・バーシャー地区、フィルドゥース地区、ナイラブ地区などに対して行われた。

シリ軍はまた、フィルドゥース地区、マアーディー地区、マサーキン・ハナーヌー地区、サーリヒーン地区、アンサーリー地区、ムワーサラート地区、ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・ファーリス地区、ナイラブ地区、サラーフッディーン地区を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団は西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるシャイフ・マクスード地区を砲撃、またシリア政府の支配下にあるハムダーニーヤ地区、ザフラー協会移築、サラーフッディーン地区を砲撃した。

シリア軍はアレッポ市外でもハーン・アサル村、カフルナーハー村、カフルダーイル村、アウラム・スグラー村、アウラム・クブラー町、カブターン・ジャバル村、カフル・フート村、サミーリーヤ村でファトフ軍の拠点などを空爆した。

一方、SANA(11月17日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、ハワービー・アサル村、ハーン・アサル村、フライターン市、カフルハムラ村、アレッポ市ラーシディーン地区(第4、5区)でファトフ軍の拠点を空爆した。

SANA, November 17, 2016
SANA, November 17, 2016

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は11月16日にシリア領内で18回の爆撃を実施(2016年11月17日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月16日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、シャッダーディー市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領はハマー県知事を新たに任命(2016年11月16日)

アサド大統領は、ガッサーン・ウマル・ハラフ氏の後任としてムハンマド・アブドゥッラー・ハズーリー氏をハマー県知事に任命した。

SANA(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)はバーブ市北部でダーイシュと交戦し、1カ村を制圧(2016年11月16日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がバーブ市北部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、アジール村を制圧した。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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有志連合の航空支援を受けるYPG主体のシリア民主軍はバーブ市(アレッポ県)北東部の8カ村を制圧し、トルコの支援を受ける反体制武装集団に対抗(2016年11月16日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、有志連合の航空支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーブ市に向けて進軍、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ブーガーズ村、カンカウィー村、アシュリーヤ村、カンダルリーヤ村、バルシャーヤー村、サーブーヤラーン村、シャイフ・ナースィル村、カーウカリー村の8カ村を制圧した。

Kull-na Shuraka', November 16, 2016
Kull-na Shuraka’, November 16, 2016

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ラッカ県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、シリア民主軍がアイン・イーサー市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、トゥワイリア村、北フナイズ村、フナイズ・ガーニム村、タッル・サマン村、ヒーシャ村を制圧した。

これを受け、ダーイシュのラッカ州の軍事司令官(アミール)は、イラク領内のダーイシュに対して、「シャームにおけるカリフの土地への侵略を阻止するため、シャームの民の戦闘員」の派遣を要請した。

なお、イラク領からのダーイシュの援軍は、爆弾処理や防衛線設置を専門とする元イラク軍人46人が派遣されたのみだという。

また、シリア民主軍による「ユーフラテスの怒り」作戦が激化して以降、ダーイシュ戦闘員61人が戦死しているという。

一方、シリア民主軍側は、人民防衛隊が、マンビジュ市(アレッポ県)守備隊を、「ユーフラテスの怒り」作戦に参加させるために撤退させると発表した。


AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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米国務省報道官はシリア・ロシア両軍の爆撃激化を「受け入れられない」と非難(2016年11月16日)

米国務省のエリザベス・トルドー報道官は、シリア軍によるアレッポ市東部への空爆再開とロシア軍によるヒムス県、イドリブ県での空爆再開に関して、「受け入れられない」と非難としたうえで、「前身するための唯一の道は政治的解決に向かうことだと考えている」と述べた。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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ロシア大統領府は、アレッポ市東部に対する爆撃へのロシア軍の関与を否定(2016年11月16日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、15日にロシア海軍がイドリブ県、ヒムス県でのダーイシュ(イスラーム国)、シャーム・ファトフ戦線に対する大規模作戦の開始を宣言したことに関連して、アレッポ市一帯で10月18日に開始された空爆中止決定が依然として有効だと述べ、同地への空爆への関与を否定した。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍は、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線主導のファトフ軍が支配するイドリブ県を激しく爆撃(2016年11月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ファトフ軍支配下のジルス・シュグール市、ハーン・シャイフーン市、カフルジャーリス村を空爆し、ホワイト・ヘルメットによると、カフルジャーリス村に対する空爆で、女児1人が死亡した。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がムハムバル村、アリーハー市、スィンジャール町でファトフ軍の拠点を空爆した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、南部戦線に所属する3月18日師団がダルアー市内のシリア軍の拠点10カ所を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(11月16日付)によると、東グータ地方で活動を続けるイスラーム軍を除く武装集団が「東グータ総合委員会」として糾合すると発表し、国民救済軍の創設を呼びかけた。

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ヒムス県では、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がサアン村、ジャワーリク村、ガントゥー市、フーシュ・ターリブ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がジュャバーター・ハシャブ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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反体制武装集団が籠城を続けるアレッポ市東部をシリア軍が爆撃し、20人あまりが死亡(2016年11月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ないしはロシア軍に所属すると思われる戦闘機が、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部各所を空爆し、サラーフッディーン地区の学校や救急車輌が被弾、子供7人と「救援チーム」(ホワイト・ヘルメットと思われる)のスタッフ1人が死亡した。

空爆は、サラーフッディーン地区のほか、シャッアール地区、スッカリー地区、カラム・ベーク地区などに対して実施され、ヘリコプターが「樽爆弾」などを投下し、アレッポ市東部での民間人死者は19人にのぼったという(クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、空爆は60回以上におよび、28人が死亡)。

空爆とヘリコプターの飛来・旋回は昼夜に別なく続いているという。

また、クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ市西部郊外のバータブー村を空爆し、15人が死亡したという。

一方、シリア・アラブ・テレビ(11月16日付)は、シリア軍がアレッポ市東部の反体制武装集団の拠点を空爆したと伝えた。

AMC, November 16, 2016
AMC, November 16, 2016

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このほか、SANA(11月16日付)は、反体制武装集団が籠城を続けるアレッポ市カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区、ジスル・ハッジ地区、マルジャ地区などで、反体制武装集団の退去を求める抗議デモが発生し、住民数百人が参加したと伝えた。

抗議デモは14日にも行われたという。

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ARA News(11月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市一帯で活動を続ける北部軍が声明を出し、ヌールッディーン・ザンキー運動に合流すると発表した。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は11月15日にシリア領内で22回の爆撃を実施(2016年11月16日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月15日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーディー市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 16, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領「半信半疑ではあるが、トランプ氏がテロリストと真剣に戦うのなら同盟者だ」(2016年11月15日)

アサド大統領はポルトガルのRTP TVのインタビューに応じた。

インタビューは英語で行われ、大統領府がユーチューブを通じて映像(https://youtu.be/BPHqoYPYgCM)を公開、SANAが全文(http://sana.sy/en/?p=93484)とアラビア語全訳を(http://www.sana.sy/?p=463471)掲載した。

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, November 15, 2016
SANA, November 15, 2016

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「いわゆるアレッポ市東部は3年にわたってテロリストに占領されている。彼らは民間人を人間の盾として利用している。我々政府には二つのミッションがある。第1にこれらのテロリストと戦い、この地域と住民を解放すること。同時に、この地域からテロリストを退去させるための解決策、つまり和解策…を見つけ出すこと…。もう一つは、この地域から民間人避難、そして人道支援のための門戸を確保すること…。しかしテロリストはあらゆる解決策を拒否している」。

「我々はこの手のテロに1950年代から取り組んできた。ムスリム同胞団がシリアに表れた当時から、我々は十分な教訓を得てきた…。テロリストは政治のカードとしては利用できないということをだ…。だからジハード主義者を利用することは、自分で自分の足を撃つのに等しい」。

「テロリストがシリア国内の複数の地域を掌握し始めて以降、大多数のシリア市民はこうした地域を離れて、シリア政府支配地域に非難してきた。逆の流れは起きていない。大多数のシリア人がシリア政府を信用していないとしたら、別の方に動くはずだ」。

「戦争に勝つと言えるのは、シリア国内で安定を回復したときだけだ…。軍はテロリストに対して順調な戦果を挙げている。もちろん、彼らは依然としてトルコ、カタール、サウジアラビア、そして米国など一部の西側諸国の支援を受けている。しかし、我々にとっての唯一の選択肢とは勝つことだ。勝たなければ、テロリストが勝つことになり、シリアは存在しなくなってしまう」。

「我々が今直面している状況は、シリア国内での二三のテロリストに関わる問題ではない。それはシリアに対する国際的な戦争のようなものだ。テロリストは数十カ国から支援を受けている。それゆえ、シリアは友人(ヒズブッラー、イラン、ロシア)の支援なくしてこの手の戦争に対峙できない」。

「(シリアの未来を自由に決することができるのか、ヴラジミール・プーチン大統領の戦略に従っているのではないか、との問いに対して)我々は完全に自由だ。とりわけシリアの未来に関するあらゆることに関して自由に決めることができる…。ロシアの政策は価値観に基づいており、その価値観とは、他国の主権、国際法、他国の国民や文化を尊重するというものだ」。

「民主主義、自由といった価値のために戦うことができるのは、当該国・社会の人々であって、外国人ではない。外国人は自由、民主主義をもたらすことなどできない。なぜなら、それは文化…にかかわる問題だからだ」。

「我々は民主主義の途上にある。我々は自分たちが完全に民主的だなどと言ったことはない…。我々は前身しているのだ…。しかし我々にとってふさわしい基準、ないしはパラダイムは西側のパラダイムではない。なぜなら西側には西側の文化があるからだ。我々には我々の文化、現実がある。我々の民主主義は我々の文化、習慣、慣習、現実を反映したものであるべきなのだ」。

「(シリアの和平)は彼(国連次期事務総長のアントニオ・グテレス氏)の優先事項であるとともに、我々の優先事項でもある。これは自明のことだ。それは中東の優先事項でもあり、中東が安定すれば、世界中が安定する。なぜなら中東は地理的、地政学的に世界の中心をなしているからだ。そしてシリアは地理的、地政学的に中東の中心をなしている…。シリアの和平は、これらの国々(カタール、トルコ、ロシア、米国、イラン、サウジアラビア)を…一つの方向に向けなければ、難しい。だから、私はいつもシリアの問題はシリア国内の問題であれば複雑ではないと言ってきたのだ。問題を複雑にしているのは外部からの干渉、とりわけ、シリア政府の意思に反している西側の干渉だ」。

「彼(トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領)は病気だ。誇大妄想狂の大統領だ…シリアにやってくるテロリストはみな、エルドアンの支援を受けてトルコから入ってきている。テロリストと戦うことは、エルドアンの軍、トルコ軍ではなくエルドアンの軍と戦うようなものだ」。

「(ドナルド・トランプ氏の米大統領への選出に関して)私はあまり期待していない。なぜなら米政権とは大統領だけではないからだ。政権内には様々な勢力がおり、さまざまなロビーが大統領に影響を与える。だから、我々は彼がミッションを開始するまで、静観しなければならない…。しかし、我々はいつも、米国がバイアスのない国になり、国際法を尊重し、外国に干渉せず、シリアのテロリストを支援しなければと願っている」。

「もちろん、私はこれ(ダーイシュ(イスラーム国)との戦いでの米国との協力)は見込みがあることだと言いたい。しかし彼(トランプ氏)は実行できるだろうか。彼に異論を唱える政権内の反体制勢力や大手メディアはどう動くのか。彼はこうした動きにどう対処するのか。彼が約束を守るかどうか依然として半信半疑なのはそのためだ。彼について判断を下すのに慎重なのはそのためだ…。しかし、もし彼がテロリストと戦うのであれば、もちろん我々は同盟者となるだろう。(彼は)ロシア、イラン、そしてテロリストを打ち負かそうとしているその他の国々にとっての本質的な同盟者になるだろう…。米国が真剣で、その意思、そして能力があるのなら、我々は「テロとの戦い」で米国と協力する」。

「協力と言う場合、それは二つの合法的な政府の協力を意味するのであって、外国政府とシリア国内のいかなる派閥との関係をも意味していない。シリア政府を経由しないいかなる協力も違法だ」。

「私は(シリアでの混乱に関する)いかなる責任も拒否しない。しかしそれは決定の内容次第だ…。大統領が市民を殺すことを命令するだろうか。破壊を命令するだろうか。テロリストを支援するよう命令するだろうか。当然しない。私が下す決定というのは…当初から、対話を行い、テロリストと戦い、改革を実行する、というものだった…。政策に関わる責任と実践に関わる責任は別ものだ。実践においては、過ちはある。国家や大統領について話す場合、常に決定と政策について論じなければならないのだ」。

AFP, November 16, 2016、AP, November 16, 2016、ARA News, November 16, 2016、Champress, November 16, 2016、al-Hayat, November 17, 2016、Iraqi News, November 16, 2016、Kull-na Shuraka’, November 16, 2016、al-Mada Press, November 16, 2016、Naharnet, November 16, 2016、NNA, November 16, 2016、Reuters, November 16, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 16, 2016などをもとに作成。

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国連総会第3委員会は、サウジアラビアなどのイニシアチブのもとシリア政府による化学兵器使用、民間人攻撃の停止を求める決議を可決(2016年11月15日)

国連総会第3委員会は、北朝鮮、シリア、イラン、クリミアの人権状況に関する4つの決議案を含む5つの決議案を賛成多数で可決した。

シリアの人権状況に関する決議は、シリア政府とダーイシュ(イスラーム国)による化学兵器使用の停止、およびシリアでの化学兵器廃棄の検証、そしてとりわけシリア政府による民間人の攻撃停止を求める内容で、116カ国が賛成、15カ国が反対、49カ国が棄権し、可決された。

決議案は、サウジアラビアの主導のもとに作成された。

採決に先立って、シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は、サウジアラビアを「市民的及び政治的権利に関する国際規約」にも加盟していない「原始的な小国」と非難、加盟国に対して「サウジアラビアとカタールの知的倒錯の罠」に陥らないよう警鐘を鳴らした。

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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2014年9月に撤収していたUNDOF(国際連合兵力引き離し監視軍)がゴラン高原に再配備(2016年11月15日)

国連のファルハーン・ハック副報道官はAFP(11月15日付)に対して、2014年9月15日にゴラン高原の兵力引き離し地域から撤収していたUNDOF(国際連合兵力引き離し監視軍)部隊を再配備したと発表した。

ハック副報道官によると、クナイトラ市近郊のファウワーズ軍事基地に着任した隊員127人はそれぞれの監視ポストに配備されたという。

SANA, November 15, 2016
SANA, November 15, 2016

 

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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トルコ保健省がシリア領内に開設していたジャラーブルス病院が閉鎖を宣言(2016年11月15日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月15日付)によると、トルコ国境に面するユーフラテス河畔のジャラーブルス市の学校施設を流用してトルコ保健省が9月末に開設したジャラーブルス病院が閉鎖された。

ジャラーブルス病院のフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/Jarablus.Hospital/?fref=ts)には、「ジャラーブルス病院はトルコの為政者の命令によって閉鎖された」とアラビア語で書かれた張り紙の写真が掲載されている。

閉鎖の理由は明らかではないが、機材・設備の不備・不足、ジャラーブルス市地元評議会と病院の運営方針をめぐる対立などが考えられるという。

Facebook, November 15, 2016
Facebook, November 15, 2016

 

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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シリア外務省はアレッポ市での反体制派による化学兵器使用の実態調査をOPCWに要請(2016年11月15日)

外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長宛に書簡を提出し、国連と化学兵器禁止機関(OPCW)がシリア国内でのシャーム・ファトフ戦線やいわゆる「穏健な反体制派」による有毒ガス(塩素ガス)使用に対して関心を示そうとしないと批判、OPCWに対して、アレッポ市での反体制武装集団による塩素ガス使用の実態を調査するよう要請した。

SANA(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線はアアザーズ市の支配をめぐって和解合意を結ぶも、数時間後には再び交戦(2016年11月15日)

アレッポ市アアザーズ市の検問所の管理をめぐって武力衝突していたシャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線は共同声明を出し、「人民とウンマ」に謝意を示し、和解すると発表した。

両組織はトルコ軍が主導する「ユーフラテスの盾」の戦いに参加しており、衝突を受け、トルコ政府はアアザーズ市北部のバーブ・サラーマ国境通行所を閉鎖していた。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月15日付)などが伝えた。

Kull-na Shuraka', November 15, 2016
Kull-na Shuraka’, November 15, 2016

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しかし、ARA New(11月15日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動をはじめとする武装集団とシャーム戦線は和解合意の数時間後、アアザーズ市で再び交戦した。

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)はバーブ市北部の4カ村をダーイシュから奪取(2016年11月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がバーブ市北部でダーイシュ(イスラーム国)に対する攻勢を続け、ハズワーン村、ワッカーフ村、カフィーラー村、ビーシャン・ジャラン村を制圧した。

また、クッルナー・シュラカー(11月15日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室はカッバースィーン村をダーイシュから奪還し、制圧した。

一方、HNN(11月15日付)によると、この戦闘でシャーム自由人イスラーム運動の司令官アブー・イブラーヒーム・マスカナ氏とスルターン・ムラード師団の司令官アラブ・アブー・イスマーイール氏が戦死した。

ARA News, November 15, 2016
ARA News, November 15, 2016

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、HNN, November 15, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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有志連合の支援を受けるシリア民主軍はアイン・イーサー村近郊の10村・農場をダーイシュから奪取(2016年11月15日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合の支援を受け「ユーフラテスの怒り」作戦を遂行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、アイン・イーサー市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦し、過去24時間でジャムジャム村、タッル・ダーミル村、ムシャーハダ村など10の村・農場を制圧した。

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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プーチン露大統領とトランプ次期米大統領の電話会談の翌日、ロシア海軍はシリア領内での大規模軍事作戦を開始(2016年11月15日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、ヴラジミール・プーチン大統領やロシア軍参謀委員会幹部との会合で、地中海東部に展開するロシア海軍航空母艦アドミラル・クズネツォフに搭載されているSu-33戦闘機複数機が発艦、ロシア海軍史上初めて同地域での作戦を開始したことを報告した。

ショイグ国防大臣はまた、ロシア軍がヒムス県およびイドリブ県で、ダーイシュ(イスラーム国)とシャーム・ファトフ戦線の拠点に対する大規模な攻撃を開始したことを明らかにした。

なお14日、ロシア大統領府は声明を出し、ヴラジミール・プーチン大統領が米次期大統領のドナルド・トランプ氏と電話会談を行い、シリア情勢などについて意見を交わしたと発表していた。

会談では、第1の共通の敵である国際テロと過激派に対する戦いでの取り組みを一つにする必要について意見を交わし、シリアの危機を解決するための方途を議論、引き続き電話会談や直接会談を通じて意見を交換することで合意したという。

ARA News, November 15, 2016
ARA News, November 15, 2016

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市郊外でダーイシュと交戦(2016年11月15日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がサルダ山、ダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はロシア海軍によるシリア領内での対テロ作戦開始に合わせ、反体制派が籠城を続けるアレッポ市東部に対する爆撃を再開(2016年11月15日)

アレッポ県では、『ハヤート』(11月16日付)によると、10月18日以降アレッポ市への空爆を停止していたシリア軍が、反体制武装集団が籠城を続ける同市東部への空爆を再開し、「樽爆弾」、パラシュート付燃料気化爆弾を各所に投下した。

AFP(11月15日付)によると、空爆はマサーキン・ハナーヌー地区、サーフール地区、フィルドゥース地区に対して集中的に行われたという。

ARA News, November 15, 2016
ARA News, November 15, 2016

シリア人権監視団によると、これにより、少なくとも5人が死亡、複数が負傷したという。

空爆は、地中海東部に展開するロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフを発艦したロシア軍戦闘機がシリア領空での作戦開始と時を同じくするかたちで実施され、アレッポ市東部に対する本格攻撃の再開が間近に迫っていることを感じさせたという。

Kull-na Shuraka', November 15, 2016
Kull-na Shuraka’, November 15, 2016

なお、インテルファクス(11月15日付)が伝えたところによると、ロシア国防省は15日の飛行では空爆は実施しなかったと発表している。

一方、『ハヤート』(11月16日付)は、地中海東部に展開するロシア海軍のアドミラル・グリゴロヴィチ級フリゲートが最新鋭巡航ミサイル「カリブル」複数発を発射した。

シリア人権監視団によると、カリブルと思われる砲弾は、アレッポ市南部郊外および西部郊外に着弾したという。

また、ARA New(11月15日付)によると、シリア軍はアレッポ市ブスターン・バーシャー地区、ウワイジャ地区で反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)との戦闘を再開した。

このほか、ARA New(11月15日付)によると、シャーム自由人旅団は声明を出し、ヌールッディーン・ザンキー運動に合流すると発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がファトフ軍支配下のマアッラト・ヌウマーン市、サラーキブ市、アリーハー市、ジスル・シュグール市を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍と人民防衛諸集団がサアン・アスワド村、イッズッディーン村一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月15日付)、ARA New(11月15日付)によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区一帯を砲撃し、6人が死亡、20人以上が負傷した。

SANA, November 15, 2016
SANA, November 15, 2016

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ダルアー県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がダルアー市カラク地区、避難民キャンプ一帯、ヤードゥーダ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がフィッラ村、シャンマース農場一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, November 15, 2016、AP, November 15, 2016、ARA News, November 15, 2016、Champress, November 15, 2016、al-Hayat, November 16, 2016、Interfax, November 15, 2016、Iraqi News, November 15, 2016、Kull-na Shuraka’, November 15, 2016、al-Mada Press, November 15, 2016、Naharnet, November 15, 2016、NNA, November 15, 2016、Reuters, November 15, 2016、SANA, November 15, 2016、UPI, November 15, 2016などをもとに作成。

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