ロシア国防省報道官:ウクライナ入りした外国人傭兵の数は6,956人、うち200人が米国の支配下にあるシリアから移送されたテロ組織メンバー(2022年6月17日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、ウクライナ軍とともに戦っている外国人傭兵についてのデータを公表した。

コナシェンコフ報道官によると、ロシアがウクライナで特別軍事作戦を開始した2月24日以降、64ヵ国からウクライナ入りした外国人傭兵の数は6,956人で、うち1,956人が戦死、1779人が帰国、17日の時点で少なくとも3,221人がウクライナ軍とともに戦闘に参加している。

コナシェンコフ報道官はまた、「我々のデータベースには、現在ウクライナ軍とともに敵対行為に直接参加している傭兵だけでなく、教練を行い、作戦や西側がウクライナに供与した兵器の修理を支援する教官も含まれている」と述べた。

傭兵の派遣に関して、EU諸国のなかで「誰もが認める指導者」はポーランドで、1,831人のポーランド人傭兵がウクライナ入りし、378人が戦死、272人が帰国している。

続いて、ルーマニアで、504人の傭兵が入国、102人が戦死、98人が帰国した。

3番目が英国で、530人が入国、214人が戦死、169人が帰国。

また、アメリカとカナダからは、それぞれ530人、601人がウクライナ入りしている。

中東、南カフカス地方、アジアのなかでは、ジョージアがもっとも多くの傭兵を送り出しており、その数は355人、うち120人が戦死、90人が帰国した。

シリアのユーフラテス川東岸の米国の支配地域から移送されたテロ組織の民兵がジョージアの傭兵に続いており、その数は200人で、うち80人が殺害され、66人が帰国した。

アナトリア通信(6月17日付)などが伝えた。

AFP, June 17, 2022、Anadolu Ajansı, June 17, 2022、ANHA, June 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022などをもとに作成。

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ロシアのラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は制憲委員会の会場を非友好的なスイスのジュネーブから「中立的なアラブ諸国」に移動することを提案(2022年6月17日)

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は、ロシアが制憲委員会の会場をスイスのジュネーブから「中立的なアラブ諸国」に移動することを提案したことを明らかにした。

提案は、スイスがウクライナ侵攻をめぐってロシアに「非友好的、敵対的な姿勢をとっている」のが理由で、ジュネーブでの会合の開催はロシアにとって困難であり、オマーンかUAE、あるいアルジェリアでの開催が望ましいと述べた。

スプートニク(6月17日付)が伝えた。

AFP, June 17, 2022、ANHA, June 17, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022、Sputnik News, June 17, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプの第3区でIDPs女性1人を含む女性2人が遺体で発見される(2022年6月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第3区で、国内避難民(IDPs)の女性1人と身元不明の女性1人が遺体で発見された。

 

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人がダーイシュ(イスラーム国)によると思われる武装集団によって殺害された。

AFP, June 17, 2022、ANHA, June 17, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022などをもとに作成。

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兵站物資を積んだトレーラー5輌が米軍HMMWV4輌に伴われて、ヨルダン国境から米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに入る(2022年6月17日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだトレーラー5輌が米軍の国旗を掲げたHMMWV(高機動多用途装輪車輌)4輌に伴われて、ヨルダン国境から米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに入った。

AFP, June 17, 2022、ANHA, June 17, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県マンビジュ市近郊のハフィーヤ村でシリア政府を支持する地元部族長や名士ら数十人が、シリア民主軍の活動を非難、トルコが計画しているとされる同地への軍事侵攻作戦に拒否の姿勢を示す(2022年6月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のハフィーヤ村でシリア政府を支持する地元部族長や名士ら数十人が、「マンビジュ市はシリアの地理の不可分の一部をなす」などと主張し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の同地での活動を非難、トルコが計画しているとされる同地への軍事侵攻作戦に拒否の姿勢を示した。

AFP, June 17, 2022、ANHA, June 17, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県アーラーク村近郊の交差点近くでクドス旅団の車輌を襲撃し、乗っていた5人を殺害(2022年6月17日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがアーラーク村近郊の交差点近くで、パレスチナ人民兵組織のクドス旅団の車輌を襲撃し、乗っていた5人を殺害した。

5人はスフナ市方面からタドムル市に向かっていた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市でシリア軍第7師団の兵士1人が首を切断され、遺体で発見された。

AFP, June 17, 2022、ANHA, June 17, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市などを砲撃(2022年6月17日)

アレッポ県では、ANHA(6月17日付)、SANA(6月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のタッル・カッラーフ村、バイナ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(6月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村を砲撃した。

AFP, June 17, 2022、ANHA, June 17, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022などをもとに作成。

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シャーム・ウィング社は6月21日に殉教者バースィル・アサド国際空港とUAEシャルジャ国際空港を結ぶ定期旅客便を就航すると発表(2022年6月17日)

シャーム・ウィング社は6月21日に、ラタキア県の殉教者バースィル・アサド国際空港とUAEシャルジャ首長国のシャルジャ国際空港を結ぶ定期旅客便を就航すると発表した。

SANA(6月17日付)が伝えた。

AFP, June 17, 2022、ANHA, June 17, 20222、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年6月17日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。

これにより、6月17日現在のシリア国内での感染者数は計55,913人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,743人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0LravgF6xwWxFX6JjcQj7qyWgAvjBzqGywhV4Eo93kUYkK33F7LD3WQBV29Wcb5Pxl

AFP, June 17, 2022、ACU, June 17, 2022、ANHA, June 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2022、Reuters, June 17, 2022、SANA, June 17, 2022、SOHR, June 17, 2022などをもとに作成。

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