内務省はイスラーム国の構成員やその家族を収容しているフール・キャンプと複数の刑務所を立入禁止区域とすると発表(2026年1月21日)

内務省は、フェイスブックを通じて通達を発出、イスラーム国の構成員やその家族を収容しているハサカ県のフール・キャンプと複数の刑務所を立入禁止区域とすると発表した。

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SANAによると、これを受けてフール・キャンプ一帯に内務治安局が展開した。

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シャルア暫定大統領はカタールのタミーム首長と電話会談(2026年1月21日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領はカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長と電話会談を行い、地域および国際情勢、特にシリアにおける最新の動向について協議した。

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バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使:「ダーイシュに対抗する地上における主要な勢力としてのシリア民主軍の役割は終わった」(2026年1月20日)

トーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使は、Xを通じて以下の通り発表した。

現在シリアのクルド人にとって最大の機会は、アフマド・シャルア大統領が率いる新政府の下で進む「ポスト・アサド移行期」にある。この局面は、統一されたシリア国家への完全な統合への道を開くものであり、市民権の保障、文化的保護、政治参加といった権利を実現し得る。これらは、アサド体制下では長年にわたり否定されてきたもので、多くのクルド人は無国籍状態に置かれ、言語使用の制限や制度的差別に直面してきた。
歴史的に見れば、米軍がシリア北東部に駐留してきた主たる理由は、ダーイシュ(イスラーム国)に対する作戦における協力関係であった。クルド人が主導するシリア民主軍は、2019年までにダーイシュのカリフ制の領域支配を打倒するうえで最も効果的な地上の協力者であることを証明し、フールやシャッダーディーといった刑務所やキャンプに数千人規模のダーイシュ戦闘員やその家族を拘束してきた。
当時は、協力可能な中央政府がシリアに存在せず、アサド政権は弱体化し、支配が争われ、またイランやロシアとの同盟関係から、ダーイシュに対抗する有効な協力者とはなり得なかった。しかし、今日では状況は根本的に変化している。
現在のシリアには国際的に承認された中央政府が存在し、2025年後半にはダーイシュに対する有志連合の90番目の加盟国として加わった。これは、対テロ分野での米国との協力を示す西側志向への転換を意味する。この変化により、米国とシリア民主軍の関係の根拠も変わった。すなわち、ダーイシュに対抗する地上における主要な勢力としてのシリア民主軍の役割は、その本来の目的をほぼ終えており、現在ではダマスカス政府が、ダーイシュの拘束施設やキャンプの管理を含む治安責任を引き継ぐ意思と能力を備えている。
最近の動向は、米国がシリア民主軍の独立的役割を長期化させるのではなく、この移行を積極的に促進していることを示している。具体的には以下の通りである。
・米国はシリア政府およびシリア民主軍司令部と広範に協議を行い、1月18日に署名された統合合意を成立させ、迅速かつ平和的な履行に向けた明確な道筋を確保した。
・この合意には、シリア民主軍の戦闘員の国軍への個人単位での統合(最も論争的な点の一つ)、主要インフラ(油田、ダム、国境検問所)の引き渡し、ならびにダーイシュ関連の刑務所・キャンプの管轄をダマスカスに移管することが含まれる。
・米国は長期的な軍事駐留に関心を持たず、ダーイシュ残存勢力の打倒、和解の支援、分離主義や連邦制を支持することなく国家統一を前進させることを優先している。
この状況は、クルド人にとって特別な機会を生み出している。すなわち、新生シリア国家への統合は、(これまで無国籍とされてきた人々を含む)完全な市民権の付与、シリアの不可欠な構成要素としての承認、クルド語と文化に対する憲法上の保護(例えば、クルド語教育の承認や、ナウルーズを国家的祝日として祝うこと)、そして統治への参加を可能にする。これは、内戦の混乱の中でシリア民主軍が保持してきた半自治的地位をはるかに超えるものである。
もちろん、停戦の脆弱性、散発的な衝突、強硬派への懸念、過去の対立を再燃させようとする動きなど、リスクは残っている。しかし、米国は、クルド人の権利に対する安全装置の確保と、対ダーイシュ協力の継続を強く求めている。代替案である「分離の長期化」は、不安定化やダーイシュの再活性化を招きかねない。
米国の外交的後押しを受けたこの統合は、クルド人が公認されたシリア国民国家の枠内で、永続的な権利と安全を確保するための、これまでで最も強力な機会である。
シリアにおいて、米国が重視しているのは以下の2点である。
1)現在シリア民主軍が警備しているダーイシュ拘束施設の安全確保。
2)シリア民主軍とシリア政府との協議を促進し、シリア民主軍の平和的統合と、シリアのクルド人住民の歴史的な「完全なシリア市民権」への政治的包摂を実現すること。

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ドナルド・トランプ米大統領は、シリア情勢に関して、『ニューヨーク・ポスト』に対して以下の通り述べた。

我々はシリアで良い仕事をした。刑務所脱走が起きていた。欧州人の囚人たちが脱走しようとしていたが、私がそれを止めた。それは昨日のことだ。
刑務所には欧州出身のテロリストがいた。彼らが脱走を図った。我々はシリア政府、そしてシリアの新しい指導者と協力し、すべての囚人を捕らえ直して刑務所に戻した。彼らは世界で最悪のテロリストで、全員が欧州出身だった。

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スワイダー市で開催されていた自由意志イニシアティブ会議を国民防衛部隊が襲撃、シャルア移行期政権もスワイダー市西を攻撃し、国民防衛部隊の隊員2人が負傷(2026年1月20日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市のカナーワート通りにあるアーミル・ホテルで開催されていた自由意志イニシアティブ会議が国民防衛部隊に所属する集団の襲撃を受けた。

この襲撃により、会場内の備品が破壊され、出席者の一部が暴行を受け、約70人の招待参加者のうち数名が拘束された。

また、スワイダー24によると、県西部のマンスーラ村に展開するアフマド・シャルア移行期政権の部隊がスワイダー市西の運輸検問所一帯を攻撃、国民防衛部隊の隊員2人が負傷した。

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シャルア移行期政権とシリア民主軍は、ハサカ市、カーミシュリー市などへの処遇を決するため4日間の停戦に合意(2026年1月20日)

国防省は、フェイスブックを通じて以下の声明を発表した。

シリア国家とシリア民主軍との間で新たな合意が成立したことを受け、本日2026年1月20日(火)20時00分より、シリア軍の全作戦区域において停戦を実施することを発表する。本決定は、その日付から4日間有効であり、シリア国家とシリア民主軍との間で公表された合意事項を遵守し、進行中の国家的努力を成功させることを目的とする。国防省は、あらゆる構成要素からなるシリア国民の盾であり続けることを改めて確認し、真正なるシリア社会の安全、安定、存続を守るため、この使命において一切の努力を惜しまないことを強調する。

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国防省はまた、フェイスブックを通じて、ハサン・アブドゥルガニー報道官(准将)によるビデオ声明を発表した。

声明のなかで、アブドゥルガニー報道官は、クルド人はシリア国民の不可欠な一部であると強調、彼らの声明と財産を保全し、必要なすべてを確保することを誓うと表明した。

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SANAによると、大統領府は声明を発表し、シリア民主軍との間で、ハサカ県の将来に関わる複数の課題について、共通理解に到達したことを確認したと発表、実務的な地域統合の仕組みに関する詳細な計画を策定するため、シリア民主軍に4日間の協議期間を与えることで合意したことを明らかにした。

声明によると、合意が成立した場合、シリア軍はハサカ市およびカーミシュリー市の中心部には進入せず、周辺部に留まることとし、その後、カーミシュリー市を含むハサカ県の平和的統合に向けた日程および詳細について協議が行われる。

また、シリア軍はクルド人の村落には立ち入らず、合意に基づき、当該地域出身者からなる地元治安部隊を除き、いかなる武装勢力もこれらの村に駐留しないことが確認された。

さらに、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官が、国防副大臣職の候補者をシリア民主軍から提示するほか、ハサカ県知事職の候補者、人民議会への代表者名簿、ならびに国家機関での雇用対象者の名簿を提案することが示された。

加えて、両者は、シリア民主軍のすべての軍事・治安部隊を国防省および内務省に統合することで合意し、その詳細な統合手続きについては引き続き協議を行うこと、ならびに民政機関をシリア政府の機構内に統合することでも一致した。

さらに、クルド人の言語的・文化的権利および市民権に関する大統領令第13号を実施することについても確認、一連の合意内容がは、午後8時に発効することを明らかにした。

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これに対して、シリア民主軍もフェイスブックを通じて以下の声明を発表した。

我々は、ダマスカス政府との間で合意された停戦を、我が部隊が全面的に遵守することを表明する。また、将来において我が部隊が攻撃を受けない限り、いかなる軍事行動も先んじて行わないことを確認する。さらに我々は、政治的プロセス、交渉による解決、対話に対して開かれた姿勢を有していることを強調するとともに、緊張緩和と安定に資する形で、1月18日合意の実施を前進させる用意があることを表明する。

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トルコ南東部(南クルディスタン)、イラク北部(東クルディスタン)から若者らがロジャヴァ(西クルディスタン)に向かう(2026年1月20日)

ANHAによると、ヨーロッパ諸都市および東西南北クルディスタン四地域でロジャヴァ(西クルディスタン)への連帯を示す大規模なデモが行われた。

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ANHAによると、レバノンのクルド人が首都ベイルートで抗議デモを行い、ロジャヴァとの連帯を表明した。

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ANHAによると、北クルディスタン(トルコ南東部)の若者らの一団がロジャヴァに到着し、抵抗の隊列に加わった。

また、ANHAによると、トルコの平等・民主人民党の呼びかけに応じ、数千人がハサカ県のカーミシュリー市に面するヌサイビン市の国境通行所に集結した。
スタン

ANHAによると、これに対して、トルコ軍は彼らの越境を阻止するために発砲した。

ANHAによると、これにより、住民数名が負傷した。

ANHAによると、しかし、若者らは越境を断交し、ロジャヴァの隊列に合流した。

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ANHAによると、イラクのスライマーニーヤ市の住民数百人がロジャヴァへ向かった。

ANHAによると、スライマーニーヤ市の住民に加えて、エルビール市、キルクーク市などの若者数百人もロジャヴァに向かった。

ANHAによると、彼らはティグリス川に設置されているスィーマルカー国境通行所に到着した。

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ロジャヴァ(西クルディスタン)各所で政治組織、住民らが総動員に応じる(2026年1月20日)

ANHAによると、アルメニア統一党は北・東シリア地域民主自治局が発出した総動員への参加を呼びかけた。

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ANHAによると、ロジャヴァ(西クルディスタン)のマーリキーヤ(ダイリーク)市(ハサカ県)からアイン・アラブ(コバネ)市(アレッポ県)に至る各所で数千人の市民が蜂起し、動員に加わった。

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ANHAによると、ロジャヴァのマアバダ(カルキールキー)町、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、カーミシュリー市、アームーダ市、ダルバースィーヤ市、ハサカ市(いずれもハサカ県)でも前日夕方以降、数千人の市民が武器を取り、街路に出て、総動員に加わった。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局ジャズィーラ地区が総動員への参加を表明した。

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ANHAによると、クルド系カーバーラー部族が総動員を宣言した。

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ANHAによると、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市でスィタール大会が総動員への参加を表明した。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアルメニア教徒も総動員への参加を表明した。

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ANHAによると、シリア民主軍の退役戦闘員らが戦線への復帰を表明した。

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ANHAによると、
民主社会組織連合および民主社会運動(TEV-DEM)が総動員の呼びかけに応えることを表明した。

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ANHAによると、ジャズィーラ地区の芸術家や文化関係者が総動員への参加を表明した。

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シリア・クルド国民評議会は、フェイスブックを通じて緊急声明を発表し、すべての当事者に対し自制を求め、即時の緊張緩和を呼びかけるとともに、地域の住民を保護し、その尊厳を守り、地域を紛争の舞台に変えないことが、いかなる他の考慮事項にも優先されるべき最重要課題であると強調、米国、国際社会、国連、ならびにすべての関係当事者に対して、道徳的・政治的責任を果たすよう呼びかけた。

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北・東シリア地域民主自治局のユーフラテス地区はフェイスブックを通じて声明を発表し、アフマド・シャルア移行期政権による凄惨な犯罪と侵害行為を非難、国際社会、人道・人権諸機関に対して、移行期政権に最大限の圧力をかけ、戦争を停止させるよう呼び掛けた。

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シリア民主軍のアブディー総司令官:「クルド人居住地域と住民の保護は「レッドライン」」(2026年1月20日)

北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外委員会共同委員長は、ANHAを通じて以下の通り発表した。

愛する我が人民、親愛なる友人へ。今月6日以降、我々の人民はシリア軍と結びついた集団による激しい攻撃にさらされており、これらの攻撃はクルド人の殲滅を目的としたものである。彼らはその過程で、諸民族の共存を破壊しようとしている。
我々は戦争を防ぐため、対話による問題解決を試み、この目的のために合意に署名した。その第1条は、全面的な停戦を承認し、合意を発効させることであった。しかし、ダマスカス政府は停戦を順守しなかった。
このため、我々はすべての人民に対し、自らを信じ、堅固な姿勢と意志をもって立ち上がり、国民的立場を明確に示すよう呼びかける。
とりわけ、2014年に世界で最も危険な勢力に対して偉大な抵抗を刻み、それを打ち破ったコバネの人民に対し、あの抵抗を再びよみがえらせるよう呼びかける。
国際的な次元においても、外交、組織、大衆運動、そして抵抗の各分野で、我々の人民が明確かつ揺るぎない立場を持つことが不可欠である。
我々はまた、クルド人民が直面しているこの殲滅行為に対し、国際勢力および世界世論が明確な立場を取るよう呼びかける。
この人民は、あなた方を守るためにその子どもたちと命を犠牲にしてきた。今こそ、あなた方は道義的責任を果たし、我々の人民の側に立つ正しい立場を取らねばならない。
我々の人民に対して行われているこれらの攻撃に終止符を打ち、その継続を阻止することが必要である。

ANHAなによると、アフマド共同委員長ははZoomによる記者会見で、「ハサカ県にはダーイシュ(イスラーム国)傭兵を収容するの最大規模の施設が存在する」と述べ、世界の安全保障に対する危険性を警告、「クルド人民は数千の犠牲を払ってきたが、今や孤立させられている」として、国際社会に支援を呼び掛けた。

また、移行期政権について、「対シリア制裁解除のいかなる条件も履行していない」と非難、「クルド人民はダーイシュのメンバー含む移行期政権の部隊を信頼することはない」と述べた。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、ANHAの独占インタビューに応じ、ロジャヴァ(西クルディスタン)各地でクルド人民間人に対する残虐な攻撃をシリア民主軍が撃退していると述べ、これらの攻撃に立ち向かう市民と戦闘員の抵抗に敬意を表した。

また、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーや家族を収容するシャッダーディー刑務所とホール・キャンプに対する攻撃が大幅に激化していると指摘、ホール・キャンプに対しては昨夜以降、装甲車や戦車などによる複数回にわたる侵入があり、警備要員が撤退を余儀なくされたと述べた。

さらに、移行期政権に所属する諸派は、シリア民主軍側の停戦に向けた努力にもかかわらず、ハサカ市およびその農村部、アイン・アラブ(コバネ)市への攻撃を続けていると非難、「シリア民主軍の部隊はクルド人が多く住む地域に撤退した。これらの地域と住民の保護は「レッドライン」である」と強調した。

ラッカ市のアクターン刑務所については、シリア民主軍が警備を維持しているものの、移行期政権側の砲撃や侵入の試みが続いており、囚人脱走の恐れがあると警告した。

アブディー総司令官は、有志連合に対して、ダーイシュ・メンバーを収容している施設の保護に関する責任を果たすよう求め、移行期政権に対しては攻撃を停止し、対話の場に戻るよう強く訴えた。

また、世界各地のクルド人民および地域の友人に対し、シリア民主軍の抵抗を支持し、民間人の保護と防衛の継続を確保するために結集するよう呼びかけた。

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シャルア移行期政権側がラッカ市のアクターン刑務所を攻撃(2026年1月20日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、19日深夜からアフマド・シャルア移行期政権に忠誠を誓う諸派がラッカ市のアクターン刑務所に対して、重火器などで激しい攻撃を加えた。

また、シリア人権監視団によると、5機の自爆型無人航空機がアクターン刑務所を攻撃した。

さらに、シリア人権監視団によると、移行期政権の部隊は、アクターン刑務所から約5キロ離れた、シリア民主軍が駐留する第17師団司令部を攻撃した。

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アクターン刑務所の動静について、シリア民主軍は、フェイスブックを通じて以下の通り戦況を発表した。
声明:移行期政権諸派がアクターン刑務所を包囲、同所への給水を遮断した。

更新情報:移行期政権諸派がアクターン刑務所に対し、再突入を試みる新たな攻撃を開始。

移行期政権とシリア民主軍が新たな停戦に合意したあとも、以下の通り発表した。
更新情報:移行期政権諸派はアクターン刑務所に対して5機の自爆型無人航空機で攻撃、また激しい銃撃を行った。

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SANAによると、国防省広報連絡局は、アクターン刑務所周辺で戦闘が発生しているとの情報を否定、同刑務所の安全は完全に確保されており、軍警察および内務治安局がその周辺に展開していると発表した。

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シャルア移行期政権がアレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市を包囲(2026年1月20日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて以下の通り戦況を発表した。

更新情報:シリア民主軍と女性防衛部隊(YPJ)がアレッポ県スィッリーン町郊外で5回にわたりアフマド・シャルア移行期政権に所属する部隊の攻撃を阻止、車両7台、装甲車両4両、無人航空機4機を破壊、損害を与えた。

更新情報:午前3時から6時にかけて、スィッリーン町一帯の戦線で、移行期政権そっはによる2度の攻撃が確認されたが、シリア民主軍がこれを撃退、多数の軍用車両および装甲車両を破壊、搭乗していた兵士を殺害した。またアレッポ県のアブー・サッラ村一帯の戦線では、移行期政権の部隊を攻撃、後退させた。さらに、アレッポ県のハーン・マーミド村方面にでの侵攻にも対処し、移行期政権側を撤退させた。

更新情報:シリア民主軍とYPJは、アレッポ県のカラ・クーザーク橋方面で移行期政権諸派の攻撃に対処、これを阻止した。

更新情報:トルコの無人航空機が、カラ・クーザーク橋近くの住宅を爆撃した。

更新情報:アレッポ県のジャラビーヤ村方面に侵攻した移行期政権諸派を迎撃、損害を与えた。

更新情報:ハサカ県南部に通じるラッカ県のタッル・バールード村への移行期政権諸派の侵攻を阻止、甚大な損害を与え、複数の装甲車両および武器を鹵獲した。

更新情報:移行期政権諸派がアッシリア教徒が住むハサカ県のタッル・ジュムア村を砲撃した。

更新情報:シリア民主軍とYPJは、アイン・アラブ(コバネ)市南部の複数の村で移行期政権諸派と激しく交戦した。

移行期政権とシリア民主軍が新たな停戦に合意したあとも、以下の通り戦況を発表した。
更新情報:移行期政権諸派がハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町への砲撃を開始、トルコの無人航空機が同町上空に飛来した。

更新情報:移行期政権諸派はハサカ市南方、タッル・バールード村を砲撃した。

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一方、SANAによると、ハサカ県のシャッダーディー市西方の第47地区において、旅客バスがシリア民主軍の残した地雷の爆発に巻き込まれ、1人が死亡した。

また、SANAによると、アレッポ県のスィッリーン町上空で、シリア軍側がシリア民主軍に所属する無人航空機1機を撃墜した。

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シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権に忠誠を誓う部族系武装勢力がシリア民主軍との戦闘の末、アイン・アラブ(コバネ)市南のジャクール村、カンタラー村、ハーン・マーミド村、ジュールターンク村を制圧した。

シリア人権監視団によると、これにより、アイン・アラブ(コバネ)市は包囲下に置かれた。

また、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ(コバネ)市周辺の村々から数百世帯が同市中心部に避難した。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はシリア北東部へのシャルア移行期政権の進攻についてバッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使に大きな責任があると非難(2026年1月20日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を発表し、シリア北東部へのアフマド・シャルア移行期政権の進攻について、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使に大きな責任があると非難した。

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シャルア移行期政権はシャッダーディー刑務所から脱走したダーイシュのメンバー120人のうちの81人を逮捕(2026年1月20日)

アフマド・シャルア移行期政権の内務省は、フェイスブックを通じて、19日にハサカ県のシャッダーディー刑務所から脱走したダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの数が120人にのぼっているとしたうえで、シリア軍部隊が、内務省所属の特別任務部隊とともにシャッダーディー市に進入、脱走者のうち81人を逮捕、残る者についても追跡を継続していると発表した。

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シリア民主軍は米主導の有志連合への対応要請が無視されたことを受けてダーイシュ・メンバーの家族を収容するフール・キャンプから撤退(2026年1月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の戦闘機がフール・キャンプ一帯上空に飛来、地元の部族系武装勢力が同キャンプに接近し、収容されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの家族らを脱走させようするのを阻止するため、警告爆撃を実施した。

警告爆撃は、前日のシャッダーディー刑務所でのダーイシュ・メンバーの釈放(脱走)を受けたもの。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍は、シャッダーディー刑務所に対するアフマド・シャルア移行期政権諸派の攻撃に対して、有志連合が対応しなかったことへの対抗措置として、フール・キャンプから部隊を撤退させた。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍の撤退を受けて、ダーイシュのメンバーおよび家族数十人が密輸グループの手引きを受けてキャンプから脱走した。

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SANAによると、シリア軍の作戦委員会は、シリア民主軍がフール・キャンプの警備を放棄これにより、被拘束者らがキャンプ外に脱出したとしたうえで、内務治安局と協力して同地に進入し、治安を確保すると発表した。

国防省はフェイスブックを通じて以下の声明を発表した。

我々は、フール・キャンプとダーイシュの拘禁施設一切を引き継ぐため、完全な準備が整っていることを表明する。我々の最優先事項はダーイシュとの戦いであり、クルド人主体のシリア民主軍司令部が、混乱を拡散し、不安定化を引き起こす目的で、拘禁者問題を人質や政治的取引のカードとして利用することを断固として拒否する。
我々はシリア民主軍司令部指導部に対し、約束を履行し、1月18日合意を速やかに実施するよう求める。
また、我々はクルドの同胞の保護とその安全の確保に対する全面的なコミットメントを改めて強調し、我が軍がクルド人の村落や町に立ち入ることはないと再度誓約する。軍はすべてのシリア国民の盾であり、その目的は安定の回復と政府機関の保護にある。

内務省もフェイスブックを通じて、以下の通り発表した。

シリア政府とシリア民主軍との間で先日合意が成立したのを受けて、シリア民主軍はダーイシュの拘禁者およびその家族の一部を刑務所から釈放した。さらに本日、フール・キャンプを警備していた同組織の部隊が、シリア政府や有志連合とのいかなる調整も行わないまま撤退した。これは、テロ対策という問題を用いて政府に圧力をかけることを目的とした動きであるとされる。
内務省は状況を綿密に監視しており、国際有志連合との調整・協力のもと、治安と安定を維持し、公共の安全を脅かすいかなる試みも阻止するため、必要なすべての措置を講じている。

内務省はまた、フェイスブックを通じて、シリア軍がフール・キャンプの安全を確保、これを受けて内務治安局の部隊が同地の秩序形成に着手したと発表した。

SANAによると、シリア政府は以下の声明を発表した。

シリア政府は昨夜以降、シリア民主軍がフール・キャンプ周辺の陣地から撤退する意図を有していることについて、米国側に正式に通告してきたことを確認する。これにより、発生し得るいかなる治安上の空白にも対処するため、即時の対応が必要となった。
またシリア政府は、キャンプの安定を確保し、テロ組織による当該撤退の悪用を防止するため、これらの拠点を引き継ぎ、治安管理を行う完全かつ即時の準備が整っていることを、米国側および関係各方面に対して確認してきた。
しかし、手配の内容が明確であり、かつ時期の重大性が明白であるにもかかわらず、シリア民主軍側が引き渡し手続きの完了を意図的に引き延ばしていることが確認されており、これは事態を攪乱し、地域に新たな治安危機を持ち込もうとする試みを示唆するものである。
シリア政府は、この意図的な遅延によって生じ得るいかなる結果についても、シリア民主軍司令部に全面的な責任を負わせるとともに、地域の安全を脅かすいかなる治安上の空白も容認しないことを強調する。また、さらなる先延ばしなく引き渡しが完了するよう、米国側に対しその責任を果たし、圧力をかけることを求める。

SANAによると、国防省広報連絡局は、シリア民主軍の部隊が事前通告もなく、フール・キャンプから撤退し、キャンプ内にいる者たちを外へ出すことで地域に混乱を生み出そうとした後、シリア軍が同キャンプの安全確保を行ったとして、その画像と動画を公開した。

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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて以下の声明を発表した。

テロ組織ダーイシュの問題に対する国際社会の無関心な姿勢、およびこの極めて重大な問題の処理において国際社会が責任を果たしていない状況を受け、我が部隊はフール・キャンプから撤退し、増大する危険と脅威にさらされているシリア北部の諸都市周辺に再配置することを余儀なくされた。

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シリア人権監視団によると、フール町近郊の穀物サイロが所属不明の無人航空機爆撃を受け、大きな物的被害が生じた。

一方、ダーイシュのセルのメンバー5人が、ハサカ市のグワイラーン刑務所一帯を攻撃したが、シリア民主軍が応戦し、5人を殺害した。

一方、SANAによると、フール町でシリア民主軍が民間人1人を銃撃により死亡した。

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シャルア暫定大統領はイラクのスーダーニー首相、イラク・クルディスタン民主党のバールザーニー党首と相次いで電話会談(2026年1月20日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領はイラクのムハンマド・シヤーウ・スーダーニー首相と電話会談を行い、地域情勢の進展、とりわけシリア北・東部の状況について協議、意見を交わした。

会談で、両者は、シリアの領土の一体性と主権を維持することの重要性を確認するとともに、シリア・イラク国境の管理を徹底し、安全と安定を維持するための共同努力を強化する必要性を強調、治安の強化およびサービス水準の改善に向けて国境通行所と政府機関を活性化させることで合意した。

さらに、ダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織の脅威に対抗するため、地域の安全と安定を守る観点から、共同の安全保障調整および協力を強化することが確認された。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、イラク・クルディスタン民主党のマウスード・バールザーニー党首と電話会談を行い、地域情勢の最新動向および安定と安全を強化するための方策について協議した。

電話会談においてシャルア暫定大統領は、民族的権利、政治的権利、市民的権利を含む、クルド人のあらゆる権利が保障されていることを確認した。

これに対して、バールザーニー党首は、シリアの移行期政権とシリア民主軍との間で最近成立した合意に対する支持を表明した。

両者は、地域の平和と安全を確保し、すべての人々の利益に資する形で相違点を解決するため、引き続き調整および共同協議を継続することで合意した。

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グラハム米上院議員:シャルア移行期政権がラッカ方面への前進を続けるなら、シーザー法制裁を再発動するよう強く働きかける(2026年1月19日)

リンゼー・グラハム米上院議員(共和党)は、Xで以下の通り綴った。

もしシリア政府軍が北部でラッカ方面への前進を続けるなら、私は「強化版(ステロイド級)」のシーザー法制裁を再発動するよう強く働きかける。どうやらシリアは、私や他の米国政府関係者の声に誰も耳を傾けていないようだ。これが続けば、骨身にしみる制裁が科されるだけでなく、米国と新しいシリア政府との関係は恒久的に損なわれるだろう。我々がはったりを言っていると思うなら、そのまま続けるがいい。私は新政府に対して公正であろうと努めてきたが、どうやらそれは無視されている。米上院との対立を望み、米国とシリアの関係に取り返しのつかない損害を与えたいのなら、続ければいい。関係を修復したいのであれば、立ち止まり、引き返すべきだ。賢明な選択をすることを望む。

グラハム議員はまた、(X)で以下の通り綴った。

考え得る限り最も強い言葉で言うが、最悪中の最悪のダーイシュ(イスラーム国)構成員を収容しているシリアの刑務所を、米国は防衛すべきだというのが私の確固たる信念である。刑務所には何千人もの狂信者が収容されており、彼らが脱走すれば、あらゆる地獄が解き放たれる。私はこの点を何年も前から訴えてきた。シリア政府に告ぐ。ダーイシュの集団脱獄は、米国、シリア、そして地域全体にとって大惨事である。この問題に関して、米国は曖昧さのない姿勢を取るべきだ。あらゆる手段を尽くして、これらの刑務所を防衛せよ。この件への注意に感謝する。

グラハム議員はさらに、Xで以下の通り綴った。

シリア政府指導者アフマド・シャルアが試みているように、軍事力の行使によってシリアを統一することはできない。シリア政府軍によるシリア民主軍メンバーへの今回の動きは、重大な危険をはらんでいる。私は、議会が可及的速やかに公聴会やブリーフィングを求めるだろうと考えるし、それは妥当だと思う。最後に、トランプ大統領が第1期にダーイシュを壊滅させた際、地上で実際に戦ったのはシリア民主軍部隊だった。彼らに対して、私たちはもっと良い対応をする責任があると私は信じている。

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ドイツ政府報道官:シャルア暫定大統領のドイツ訪問は中止に(2026年1月19日)

ロイター通信によると、ドイツ政府報道官は、26日から27日かけて予定されていたシリアのアフマド・シャルア暫定大統領のドイツ訪問が中止になったと明らかにした。

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シリア国立地震センター:シリア北西部の地中海沖で地震が発生(2026年1月19日)

シリア国立地震センターは、フェイスブックを通じて、16時40分に、シリア北西部の地中海沖でマグニチュード2.7、震源の深さ7.7kmの地震が発生したと発表した。

また17時16分にもマグニチュード3.0、震源の深さ10.2kmの地震が記録された。

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シリア民主軍のシャーミー報道官:「トルコによって操られる新たなダーイシュ思想の担い手たちを葬り去る」(2026年1月19日)

シリア民主軍のファルハード・シャーミー報道官は、Xを通じて、以下のシリア民主軍総司令部声明を発表した。

我らが抵抗する人民へ
1月6日以降、我らの地域と人民は、野蛮で残虐な攻撃に直接さらされてきた。これらの攻撃に対し、我らの戦士たちは大きな勇気と献身をもって戦い、尊厳ある形で抵抗を続けている。
本日、トルコ国家と、ダーイシュ(イスラーム国)の思想を帯びた配下の武装集団は、我らの人民に対する攻撃を一層激化させている。彼らは、我らの意志を打ち砕き、抵抗を崩壊させられると幻想している。
しかし、我らは、強固な決意と揺るぎない意志をもって宣言する。2014年、我らの同志たちがコバネで歴史的な抵抗を成し遂げ、トルコに支援されたダーイシュを葬り去り、コバネをその墓場としたように、今日もまた同じ意志をもって、ダイリークからハサカ、コバネに至るまで、我らの都市を、トルコ国家によって操られる新たなダーイシュ思想の担い手たちの墓場へと変えるであろう。
この立場に基づき、我らはロジャヴァ(西クルディスタン)、バクル(北クルディスタン)、バシュール(南クルディスタン)、ロヒラート(東クルディスタン)、そして欧州にいるすべての若者、すなわち我らの娘たち、息子たちに呼びかける。団結し、占領者の国境を打ち破り、抵抗に参加せよ。
今日は尊厳の日である。
今日は歴史的責任の日である。今日、我らは改めて示す。人民の意志は、いかなる攻撃や占領よりも強靭であるということを。
シリア民主軍総司令部
2026年1月19日

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アフマド・ムワッファク・ザイダーン大統領府報道顧問は、アラビーヤ・チャンネルの取材に対して、「会談は良好なものではなかった」としたうえで、「シリア民主軍はクルド人の権利を取引材料にしている」と非難した。

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民主人民党(PYD)のファウザー・ユースフ共同議長委員会委員は、Xで以下の通り綴り、アフマド・シャルア移行期政権の軍事侵攻への抵抗を支援・連帯するよう呼び掛けた。

自由と平和のために心を鼓動させる、世界中のすべての自由な人々へ呼びかける。人類をダーイシュ(イスラーム国)から解放したクルド人の戦士たちは、いまや「シリア軍」という名の下で、ダーイシュの残党やジハード主義勢力によって、死に追いやられようとしている。クルド人民はジェノサイドの危機にさらされている。我々は、すべての自由な人々に、連帯を呼びかける。

シャルア暫定大統領とシリア民主軍のアブディー総司令官が首都ダマスカスで会談するも決裂(2026年1月19日)

ANHAイナブ・バラディーによると、移行期政権のアフマド・シャルア暫定大統領とシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官が首都ダマスカスで、前日に交わした停戦と統合にかかる合意の履行プロセスについて協議するための会談を行ったが、決裂した。

これを受け、移行期政権は北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ市入口付近に部隊を集結させた。

会談は約4時間にわたって続き、その中でシャルア暫定大統領は、シリア民主軍がクルディスタン労働者党(PKK)の影響下から離脱することを条件に、アブディー総司令官に政府の要職を提示するとともに、ハサカ県知事候補を提案したという。

これに対しアブディー総司令官は、ハサカ県を民生・軍事の両面でシリア民主軍(そして北・東シリア地域民主自治局)の指導下に置き続けることを求めたが、シャルア暫定大統領はこれを拒否、内務省および国防省の部隊の進駐を要求した。

アブディー総司令部は、本件を持ち帰ってシリア民主軍司令部と協議するため5日間の猶予を求めたが、シャルア暫定大統領はこの要請も拒否した。

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シリア政府はダーイシュのメンバーを収容している刑務所に関するシリア民主軍側の発表を非難(2026年1月19日)

SANAによると、シリア政府は声明を発表し、北・東シリア地域民主自治局支配地域内にあるダーイシュ(イスラーム国)のメンバーを収容している刑務所に関するシリア民主軍側の諸々の発表について、「国際世論を欺き、事態を混乱させることが目的」と断じたうえで、「テロ問題を国際社会に対する政治的または治安上の恐喝の手段として利用しようとする、いかなる試みも断固として拒否する」と表明した。

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北・東シリア地域民主自治局傘下のジャズィーラ地区自治局、ユーフラテス地区民主自治局が相次いで総動員への参加を表明(2026年1月19日)

北・東シリア地域民主自治局傘下のジャズィーラ地区自治局は、フェイスブックを通じて声明を発表し、総動員への全面的な参加を宣言した。

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ユーフラテス地区民主自治局も、フェイスブックを通じて総動員への参加を宣言した。

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ハサカ県では、ANHAによると、タイ族の名士らがカーミシュリー市で声明を発表し、アラブ人、クルド人、キリスト教徒を含む地域のすべての構成要素の間における友愛と共生の価値への堅持を確認し、地域の安全と安定を維持し、社会的平和を強化するよう呼びかけた。

ANHAによると、タッル・ハミース市の住民がシリア民主軍への支持と連帯を表明した。

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ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局ユーフラテス地区の住民らがマティーン村で、自治局による総動員への参加を表明した。

またANHAによると、同地区とジャズィーラ地区では住民数千人が総動員の呼びかけに応え、「尊厳の戦い」への決意を表明した。

ANHAによると、若者数百人がアフマド・シャルア移行期政権に所属する諸派が迫るハサカ市の防衛のため、カーミシュリー市からハサカ市に向かった。

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ダマスカス郊外県で内務治安局が約1ヵ月前に誘拐されていたムハンマド・カブナド氏の解放に成功(2026年1月19日)

ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安局が約1ヵ月前に誘拐されていたムハンマド・カブナド氏の解放に成功した。

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シリア人権監視団によると、シリア北部の密輸ルートを通じてトルコ領内に入ろうとしたシリア人が、トルコ国境警備隊の射撃を受け、死亡した。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯でシャルア移行期政権の部隊とシリア民主軍が交戦:トルコ軍の無人航空機が同地を爆撃(2026年1月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、19日夜、ラッカ市とハサカ県ハサカ市を結ぶ街道で民間人が銃撃を受け、少なくとも4人が死亡、複数人が負傷した。

襲撃を受けた民間人は、アフマド・シャルア移行期政権に所属する諸派によるラッカ市およびその周辺への攻撃や治安の混乱を逃れるため、ラッカ市からハサカ県へ向かっていた。

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ANHAによると、移行期政権諸派がアイン・イーサー市西方でシリア民主軍および女性防衛部隊(YPJ)と激しく交戦した。

移行期政権諸派は、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市を包囲しようとしているという。

ANHAによると、シリア民主軍とYPJはラッカ市に至る街道で、重機関銃を搭載した移行期政権諸派の軍用車両1台を破壊した。

ANHAによると、
アイン・イーサー市一帯と同市に近いアブー・サッラ村で激しい戦闘が発生した。

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シリア人権監視団によると、シリア民主軍はアイン・イーサー市から撤退、移行期政権の部隊が同地に進駐した。

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アレッポ県スィッリーン町一帯でシャルア移行期政権の部隊とシリア民主軍が交戦:トルコ軍の無人航空機が同地を爆撃(2026年1月19日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、アレッポ県スィッリーン町近郊の戦線で、アフマド・シャルア移行期政権に所属する諸派と激しい戦闘を行い、甚大な損害を与えることに成功したと発表した。

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ANHAによると、移行期政権諸派は無人航空機でスィッリーン町に至る交差点を爆撃した。

ANHAによると、アイン・アラブ市近郊のジャラビーヤ村で、移行期政権諸派の戦闘員がシリア民主軍の迎撃を受けて逃走した。

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シリア人権監視団によると、
トルコ軍無人航空機がコバニ郊外スリン地区を攻撃
アレッポ県:シリア人権監視団は、トルコ軍の無人航空機がスィッリーン町近郊を爆撃した。

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ダーイシュのメンバーが収容されているラッカ市のアクターン刑務所一帯で移行期政権に所属する武装勢力とシリア民主軍が交戦(2026年1月19日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を発表し、18日にアフマド・シャルア暫定大統領とシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官との間で合意が交わされたにもかかわらず、移行期政権に所属する諸派が、ラッカ県アイン・イーサー市、ハサカ県シャッダーディー市、ラッカ市でシリア民主軍への攻撃を継続していると非難した。

シリア民主軍はまた、こうしたなかで、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが多く収容されているラッカ市内のアクターン刑務所一帯で激しい戦闘が発生していることを明らかにした。

シリア民主軍はまた、フェイスブックを通じて別の声明を出し、アクターン刑務所に収容されているダーイシュのメンバーを安全な場所へ移送するため、米主導の有志連合との調整を続けてきたっが、有志連合はこれまでのところ具体的措置も講じていないと発表した。

シリア民主軍と、これまでに刑務所を守り、治安状況の崩壊を防ぐため責務に当たっていたシリア民主軍の兵士9人が死亡、20人が負傷していると付言した。

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、移行期政権諸派の戦車および砲兵部隊が、アクターン刑務所を砲撃していると発表した。

これらの勢力は刑務所への突入をすでに3度にわたって試み、シリア民主軍が抵抗を続けているという。

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一方、SANAは、18日の合意に基づき、アクターン刑務所周辺に、軍警察部隊が展開し、同施設の治安確保にあたっていると伝えた。

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シリア人権監視団によると、アクターン刑務所には1,500人以上のダーイシュ・メンバーが収監されている。

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ダイル・ザウル県東部に内務治安局が進出を開始(2026年1月19日)

ダイル・ザウル県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安局が民間人および公共・私有財産を保護し、地域の安全と安定を強化するために、東部農村地帯への進出を開始した。

SANAによると、国防省報道連絡局は、シリア空軍が軍医療サービス局と連携し、重傷を負った住民をダイル・ザウル市内の病院から、軍用機で首都ダマスカスおよびアレッポ市に搬送していると発表した。

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シャルア移行期政権側はPKKのテロ集団と旧体制の「残党」の攻撃でシリア軍兵士3人が死亡したと発表(2026年1月19日)

SANAによると、シリア軍の作戦委員会は、クルディスタン労働者党(PKK)に属する一部のテロ集団と旧体制の「残党」が、シリア軍部隊を標的とし、兵士3人を殺害、複数を負傷させたと発表した。

シリア軍部隊が標的となった場所は明らかにしなかった。

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SANAによると、国防省報道連絡局は、PKKに属する民兵が、ハサカ県のシャッダーディー市西で複数の爆発物を設置し、住民の車両2台がこれに触れて爆発、複数の住民が負傷した。

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