UNニュースによると、トム・フレッチャー人道問題担当事務次長は、シリアでは「現実的な進展が見られているが、それは脆弱なものだ」としたうえで、国際社会に対して、同国が「困難、歴史、諸課題、そして多くの人々の期待」に立ち向かい続けることができるよう具体的に支援を継続するよう呼びかけた。
フレッチャー事務次長は、暴力水準が低下し、制裁が緩和され、人道支援アクセスが改善した一方で、「資金水準は必要性よりも速いペースで減少している」と指摘、復興プロセスの遅れは「最終的により多くの命とより多くの資金を失うことになる」と強調した。
また、シリア人口の約3分の2が依然として支援を必要としており、その大半は女性、少女、子どもであると付言したが、現在の資金水準では、支援を必要とする人々の半数にしか到達できないと警鐘をならした。
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