米国際宗教自由委員会(USCIRF)は移行期政権が、宗教および信仰の自由を保護し、宗教的少数派を守るための法の支配を実施することに失敗していると指摘

米国際宗教自由委員会(USCIRF)は公式ホームページUSCIRFを通じて、シリアについての報告書を発表、そのなかで、移行期政権が、宗教および信仰の自由を保護し、宗教的少数派を守るための法の支配を実施することに失敗していると指摘した。

報告書によると、移行期政権下の国家主体および非国家主体の双方が、アラウィー派、ドゥルーズ派、キリスト教徒、そしてその他の宗派への法外殺害を含む宗派的暴力行為を行っている。

また、イスラーム国もシリアにおける宗教または信仰の自由を脅かし続けており、礼拝所を攻撃し、礼拝者を殺害している。

なお、USCIRFは2026年年次報告書において、国務省に対し、シリアで宗教の自由に対する特に重大な侵害が生じているとして、同国を「特別懸念国(CPC)」に指定するよう勧告している。

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