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2014年3月29日のシリア情勢:諸外国の動き

イスラエル軍は声明を出し、28日深夜から29日未明にかけて、シリア領内から占領下ゴラン高原に侵入しようとした2人にイスラエル軍兵士が発砲、死亡した「と思われる」と発表した。

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バラク・オバマ米大統領は2日間にわたるサウジアラビア訪問を終え、リヤドを去った。

リヤド滞在中にアブドゥッラー国王らサウジ首脳と会談したオバマ大統領は、シリア情勢、イラン核開発問題などに関して協議した。

UPI(3月30日付)は、米高官の話として、会談ではシリア情勢などをめぐる両者の意見の相違が率直に議論され、サウジ側がシリアの反体制武装集団を支援するため、米国に防空システムの供与を求めたのに対し、米国側は慎重な姿勢を示したという。

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国連安保理で、決議第2139号の実施状況に関する非公式会合が行われた。

『ハヤート』(3月30日付)などによると、米英仏は、アサド政権が人道支援物資の搬入・配給を妨害していると非難する一方、バッシャール・ジャアファリー国連代表大使は、潘基文事務総長が提出した実施状況に関する報告書が「信頼できる情報を欠いている」と一蹴した。

AFP, March 29, 2014、AP, March 29, 2014、ARA News, March 29, 2014、Champress, March 29, 2014、al-Hayat, March 30, 2014、Iraqinews.com, March 29, 2014、Kull-na Shuraka’, March 29, 2014、Naharnet, March 29, 2014、NNA, March 29, 2014、Reuters, March 29, 2014、SANA, March 29, 2014、UPI, March 29, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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