ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官がロシアを訪問、シリアでのあらゆる問題をめぐって連携を拡大することで合意(2018年10月24日)

ロシアを訪問中のジョン・ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は、シリア情勢への対応をめぐって、米国とロシアが新たな合意を交わしたことを明らかにした。

ヴラジミール・プーチン大統領との会談後にモスクワで開かれた記者会見で、ボルトン補佐官は、「米・ロシア両政府はシリアでのあらゆる問題をめぐって連携を拡大することで合意した…」と述べた。

また「イドリブ県に関して、我々は議論した。私は、同地での人道的な悲劇を回避する必要があるという、ドナルド・トランプ大統領がこれまでに述べたことを繰り返し伝えた…。さまざまな問題が未解決のままだが、ロシア、シリア、トルコは合意を実施している。イドリブ県の問題はシリア紛争の問題の一つだ」と付言した。

アナトリア通信(10月24日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, October 24, 2018

AFP, October 24, 2018、Anadolu Ajansı, October 24, 2018、ANHA, October 24, 2018、AP, October 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 24, 2018、al-Hayat, October 25, 2018、Reuters, October 24, 2018、SANA, October 24, 2018、UPI, October 24, 2018などをもとに作成。

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