ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月13日付)を公開し、3月12日に難民972人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは73人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは899人(うち女性270人、子供458人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は157,410人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者59,044人(うち女性17,848人、子ども30,032人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者98,366人(うち女性29,536人、子ども50,152人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 386,690人(うち女性116,042人、子供197,106人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民111人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは37人(うち女性14人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは26人(うち女性8人、子ども11人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは48人(うち女性8人、子ども26人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は12,665人(うち女性4,362人、子供5,459人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,261人(うち女性386,921人、子供649,225人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 13, 2019をもとに作成。
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