ロイター通信:バラック米シリア担当特使は、ジハード主義戦闘員数千人をシリア軍に統合するシャルア移行期政権の計画に対して透明性が担保されることを条件に承認、トルキスタン・イスラーム党は解体(2025年6月2日)

ロイター通信は、トーマス・バラック在トルコ米国大使兼任シリア担当特使がシリアの首都ダマスカスを訪問した際に、ジハード主義戦闘員数千人をシリア軍に統合するアフマド・シャルア移行期政権の計画に対して、透明性が担保されることを条件に承認したことを明らかにしたと伝えた。

バッラク氏は、ダマスカス訪問時にロイター通信の質問に対して、外国人戦闘員の多くがシャルア移行期政権にきわめて忠実であるとしたうえで、彼らを排除するよりも国家再建プロジェクトの枠内に留める方が望ましいと述べた。

またシリア国防省の3人の高官は、米国の承認のもと、約3,500人の外国人戦闘員がシリア軍に統合される予定だと離した。

彼らによると、その多くは中国およびその周辺諸国出身のウイグル人で、新たに編成された第84旅団にシリア人とともに配属されるという。 一方、トルキスタン・イスラーム党のウスマーン・ブーグラー政治部門責任者は声明を出し、自らの組織が正式に解体され、シリア軍に統合されたと発表した。

声明によると、トルキスタン・イスラーム党のメンバーは現在、完全に国防省の指揮下に入り、国家の方針に従い、いかなる外部勢力とも関係を有さない、という。

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BBC:行方不明の米国人フリー・ジャーナリストのオースティン・タイス氏がアサド前政権によって拘束されていた(2025年6月2日)

BBCは、独自に入手した極秘の諜報文書により、2012年8月に首都ダマスカス近郊で消息を絶ち、現在も行方不明の米国人フリー・ジャーナリスト、オースティン・タイス氏が、アサド前政権によって拘束されていたことが初めて確認されたと伝えた。

逮捕の約7週間跡、オンラインに投稿された映像には、目隠しをされ、手を縛られたタイス氏が、武装集団にイスラームの信仰告白を強要される姿が映っていた。

だが、この映像について、米当局者や専門家らは捏造された可能性があると疑問を呈していた。

BBCは、ラジオ番組(Radio 4)シリーズの取材の一環として、シリア人調査員とともに情報機関の施設を訪れた際に、今回の資料を入手した。

「オースティン・タイス」とラベルされた一連の文書の中には、「極秘」と記された文書もあり、2012年にダマスカス市内の収容施設にタイス氏が拘束されていたことが記されていた。 情報筋によると、タイス氏はダマスカス郊外県のダーライヤー市近郊で国防隊によって逮捕され、ターフーナ地区の収容施設に拘置されていたとされる。

この間、胃腸の不調を訴え、医師の診察を2回受けたとされ、血液検査ではウイルス性感染症が確認されたという。

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アレッポ市各所で、前政権時代の国旗やスローガンが描かれた壁やシャッター、壁紙、写真などを撤去しない一部商店を市議会に所属するパトロール部隊が閉鎖(2025年6月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のハラブ・ジャディーダ地区、ジュマイリーヤ地区、サビール地区、ハムダーニーヤ地区、ナイル通り地区で、前政権時代の国旗やスローガンが描かれた壁やシャッター、壁紙、写真などが依然として散見されるなか、市議会に所属するパトロール部隊が、市議会からの撤去要請に応じていない一部の商店を閉鎖する措置を講じた。

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ハッジでサウジアラビアのメッカを訪問中のシリア人がシャルア暫定大統領とモバイルで通話(2025年6月2日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)などは、ハッジでサウジアラビアのメッカを訪問中のシリア人がアフマド・シャルア暫定大統領とモバイルで通話している映像を公開した。

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メソポタミア救援開発協会が沿岸部への支援の第3弾としてラッカ県タブカ市から輸送した食料パック6000セットをラタキア市および周辺の村々で配給(2025年6月2日)

ラタキア県では、ANHAによると、メソポタミア救援開発協会が沿岸部への支援の第3弾としてラッカ県タブカ市から輸送した食料パック6000セットをラタキア市および周辺の村々で配給した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県シュハイル村にあるシリア民主軍の陣地1ヵ所をRPG弾で攻撃(2025年6月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシュハイル村にあるシリア民主軍の陣地1ヵ所をRPG弾で攻撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、同軍所属の軍事作戦師団(TOL)が5月31日、ハサカ県フール・キャンプ内で精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人を逮捕した。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の広報センターは声明を出し、5月20日にラッカ県で麻薬密輸グループを摘発し、所持していた麻薬150グラムを押収したと発表した。

ANHAによると、アサーイシュの総司令部は、ラッカ県とハサカ県を結ぶ街道(アブヤド街道)での2025年6月1日のダーイシュ(イスラーム国)の攻撃により、隊員3人が死亡したと発表した。

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アレッポ県サフィーラ町で激しい戦闘が発生し無秩序化、ダマスカス郊外県アシュラフィーヤト・サフナーヤー市でドゥルーズ派のシンボルを掲げた武装グループが無差別発砲(2025年6月2日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局のパトロール部隊が、バーリド村で指名手配者の自宅を強襲、捜索中にムルシド派の信仰に関係する写真を破棄、家財を破壊した。

これを受けて、ムルシド派の住民はスカイラビーヤ市を訪れ、宗派への冒涜に抗議する集会を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ市で内務省総合治安局の部隊が、前政権の協力者とされる商店主と口論の末に撃ち合いとなり、総合治安局の隊員1人を含む3人が死亡、多数が負傷した。

その後混乱は激化し、住宅複数棟が放火されるなど、無秩序状態に陥った。


また、シャルア移行期政権の内務省総合治安局とシリア国民軍所属の合同部隊がダイル・ハーフィル市に設置している共同検問所で、シリア民主軍の写真が保存されていたモバイルを携帯していたとして男性1人が逮捕された。

この男性は旅客バスでアレッポ市に向かっていた。

アレッポ県では、ANHAが不地元筋の話として伝えたところによると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のブルブル町近郊のハラールカー村の住民が「トルコの傭兵」(シリア国民軍)の暴行を受けた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局がシュマイティーヤ町で、前政権の国防隊の司令官の1人ファイサル・サッターム・ファイヤード容疑者を、スバイハーン市でカーティルジー・インターナショナルの民兵の司令官の1人でロシアのワグナー社に協力し、民兵をリビアなどに派遣していたとされるウマル・バドル・ハーリド容疑者を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市で、ダイル・ザウル県とダルアー県の出身者からなる武装グループが住民や内務省総合治安局の検問所に対して無差別に発砲、総合治安局の分所に突入を試みた。

武装グループはドゥルーズ派であることを示す宗教的シンボルを掲げた車を使用していたが、同市のドゥルーズ派住民は自分たちと武装グループは無関係だと強く主張している。

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ヒムス県では、SANAによると、ダルダー村、アーリヤート村、カシュフ村の住民が、治安当局に武器と弾薬を引き渡した。



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シリア民主軍とシャルア移行期政権が469人の捕虜交換を実施(2025年6月2日)

アレッポ県では、SANAによると、県内務治安局とシリア民主軍との間で、捕虜釈放・交換が行われた。

2回目となる捕虜交換では、約400人が対象となっている。

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ANHAによると、2回目となる捕虜交換は、北・東シリア地域民主自治局のアレッポ市シャイフ・マクスード地区・アシュラフィーヤ地区総評議会とアフマド・シャルア移行期政権との間で5月28日に予定されていたが延期されていた(延期の理由は不明)。

今回の捕虜交換では、シリア民主軍がアフマド・シャルア移行期側の捕虜176人を、シャルア移行期政権がシリア民主軍側の捕虜293人、合計469人を釈放した。

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シャルア暫定大統領は2025年政令第69号を施行しバルニーヤ財務大臣をシリア・アラブ共和国の世界銀行常任代表に任命(2025年6月2日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、2025年政令第69号を施行し、ムハンマド・ヤサル・バルニーヤ財務大臣をシリア・アラブ共和国の世界銀行常任代表に任命した。

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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、シリアを訪れたパキスタンのシャフリヤール・アクバル・カーン中東担当パキスタン外務次官補率いる代表団と会談し、地域・国際情勢について意見を交換、両国協力関係強化への意欲を再確認した。

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SANAによると、アナス・ハッターブ内務大臣は、サウジアラビアのジェッダを訪問し、アブドゥルアズィーズ・ビン・サウード内務大臣と会談し、両国間の協力関係の強化について協議した。

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アサド政権崩壊を受けて閉鎖されていたダマスカス証券取引所が約6ヵ月ぶりに再開(2025年6月2日)

SANAによると、アサド政権崩壊を受けて、閉鎖されていたダマスカス証券取引所が約6ヵ月ぶりに再開し、祝典が行われた。

祝典には、モハンマド・ヤサル・バルニーヤ財務大臣、バースィル・アスアド・ダマスカス証券取引所CEO、ファーディー・ジャリーラーティー・ダマスカス証券取引所取締役会長



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イスラエル軍がクナイトラ県のハーン・アルナバ市とジャッバー村を結ぶ街道に検問所を設置(2025年6月1日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍パトロール部隊がハーン・アルナバ市とジャッバー村を結ぶ街道に検問所を設置した。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会のガザール議長:「アラウィー派の正統な承認と総意を得ることなく、同派を代表するいかなる評議会や委員会も存在し得ない」(2025年6月1日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、ガザール・ガザール議長の声明を出し、アラウィー派の正統な承認と総意を得ることなく、同派を代表するいかなる評議会や委員会も存在し得ないと主張した。

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国防省はムハンマド・ハイル・ハサン・シュアイブ准将を少将に昇進させ、国防副大臣に任命したと発表(2025年6月1日)

国防省は、ムハンマド・ハイル・ハサン・シュアイブ准将を少将に昇進させ、国防副大臣に任命したと発表した。

シュアイブ国防副大臣は、1977年、イドリブ県タフタナーズ市生まれ。

シャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)のアブー・バクル・スィッディーク旅団の司令官を務め、タフタナーズ航空基地解放作戦(2013年)、アブー・ズフール航空基地解放作戦(2015年)、アリースの戦い(2016年)、アレッポ市解囲作戦(2016年)に参加した。

また、2019年から2024年には、中央作戦司令室の指揮官を務め、攻撃抑止作戦を立案した。

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ヨルダンのNGOがシリア難民を対象とする調査を実施:ヨルダンに居住するシリア難民の72%がシリアへの帰国を望まず(2025年6月1日)

ヨルダンのNGO社会保護監視団(タムキーン)はヨルダン国内でシリア難民を対象とした世論調査を実施し、その結果を発表した。

調査は1,242人(男性863人、女性379人)を対象として行われ、ヨルダンに居住するシリア難民の72%がシリアへの帰国を望んでいないことが結果から明らかになった。

また、回答者の59.26%がシリア国内で安全な居住場所がないこと、56.44%が治安状況が不安定であること、55.07%がシリアの経済状況が安定していないこと、18%がシリアでの新生活を始めるのに必要な金銭的支えがないこと、16.26%がヨルダンに家族全員がいること、11.92%がヨルダンが安定していると感じていること、3.14%が第三国への移住を考えていることを、帰国を望まない理由だと答えた。

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カバワート社会問題労働大臣:「どこに行っても、「あなた方の大統領はテロリストだ」と言うのを耳にしますが、人々はかつてマンデラ氏をテロリストだと評してきたことを指摘したい」(2025年6月1日)

レヴァント24シリア人権監視団によると、ヒンド・カバワート社会問題労働大臣はAPのインタビューに応じ、そのなかでアフマド・シャルア暫定大統領について次のように述べた。

どこに行っても、「あなた方の大統領はテロリストだ」と言うのを耳にします。
一つだけ指摘しておきたいのは、人々はかつてマンデラ氏をテロリストだと評してきました。
その後、彼は南アフリカを解放した最初指導者になりました。
その後、突如として、彼はテロリストではなくなりました。
彼らは、南アフリカに与えたものと同じ機会を私たちに与えてくれた。


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アサーイシュのパトロール部隊がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、隊員3人が死亡(2025年6月1日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が声明を出し、ハサカ県とラッカ県を結ぶ街道で、アサーイシュのパトロール部隊がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、隊員3人が死亡した。
シリア人権監視団によると、襲撃を受けたのは、ラッカ県のアブヤド・アブヤド街道。

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インティペンデント・アラビーヤ:トルキスタン・イスラーム党が解体され、シャルア移行期政権の国防省が新設したシリア軍の第84旅団に編入される(2025年6月1日)

インティペンデント・アラビーヤは、トルキスタン・イスラーム党がアフマド・シャルア移行期政権の国防省が新設したシリア軍の第84旅団に編入されたと伝えた。

記事によると、トルキスタン・イスラーム党は、5月17日にムルハフ・アブー・カスラ国防大臣が国防省が創設した新シリア軍に参加していないすべての武装勢力に対し、10日以内に統合するよう通告した3日後の5月20日に解体され、国防省の傘下に入ることを受け入れた。

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ダマスカス県マサーキン・バルザ地区で、アルコールを販売している商店2件が覆面姿の4人の武装グループの襲撃を受け、商品などを破壊・放火される(2025年6月1日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マサーキン・バルザ地区でアルコールを販売している商店2件が覆面姿の4人の武装グループの襲撃を受け、商品などを破壊され、放火された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、2日前に内務省総合治安局に逮捕された。

また、カタナー市で3日前にアフマド・シャルア移行期政権の国防省と内務省の予備部隊によって逮捕された若い男性2人が即決処刑され、死亡した。

シリア人権監視団によると、臨床検査室の経営者のラアファト・アリー・イスビル氏が即決処刑され、家族が県内の病院で遺体を発見した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期内閣の国防省と内務省の予備部隊がタッル・アブドゥルアズィーズ村のアラウィー派の住宅を強襲し、1人を即決処刑した。

ムーサー・フーラ村で正体不明の武装グループによって撃たれて重傷を追っていた14歳の青年が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マリク・アーディル街道で正体不明の武装グループがアラウィー派の大学教授を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊の砂漠地帯で身元不明の3人が遺体で発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市でアブー・ライルの名で知られている元反体制武装組織(解放の暁旅団)のリーダーのマーヒル・ラッバード氏が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、この時に巻き添えとなって若い男性1人と子ども1人、さらに学生1人も撃たれて死亡した。

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沿岸部への人道支援の第3弾として、食料パック6000セットを輸送していたメソポタミア救援開発協会が現地に到着(2025年6月1日)

ANHAによると、沿岸部への人道支援の第3弾として、食料パック6000セットを輸送していたメソポタミア救援開発協会が現地に到着した。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県に侵入し、検問所を設置、2人を逮捕(2025年6月14日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、装甲車と軍用車輛からなるイスラエル軍地上部隊が13日深夜から14日未明にかけてハーン・アルナバ市とジャッバー村を結ぶ街道一帯に侵入し、仮設の検問所を設置、ジャッバー村の住宅で捜査を行った。

またイスラエル軍地上部隊は、クードナ村で若い男性2人を逮捕、連行した。

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北・東シリア地域民主自治局の使節団が首都ダマスカスで3月10日のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とアフマド・シャルア暫定大統領の協定の履行について、シャルア移行期政権側と協議(2025年6月1日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の使節団が首都ダマスカスで、3月10日のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とアフマド・シャルア暫定大統領の協定の履行について、シャルア移行期政権側と協議を行った。


使節団は、ファウザ・ユースフ民主統一党(PYD)党首委員会メンバー、アブドゥルハーミド・ミフバーシュ・シリア・ムスタクバル党共同党首、アフマド・ユースフ北・東シリア地域民主自治局財務委員会共同委員長、サンハリーブ・バルスーム・スィルヤーニー連合党共同党首、スーズダール・ハーッジーシリア民主軍総司令部メンバー、マリヤム・イブラーヒーム北・東シリア地域民主自治局社会問題勤労者委員会共同議長(報道官)、ヤースィル・スライマーン北・東シリア地域民主自治局民主諸人民議会共同副議長(報道官)からなる。

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ANHAによると、会合後、北・東シリア地域民主自治局の使節団とシャルア移行期政権の代表は共同声明を出した。


シリア民主軍との合意実施を担当する委員会のメンバーであるズィヤード・アーイシュ准将によると、共同声明の内容は以下の通り。

本日(日曜日)、委員会とシリア民主軍の代表団との正式会合が開催された。
会談は、国家の利益を共有する責任感と真摯な雰囲気の中で行われた。
会談では、2025年3月10日にアフマド・シャルア暫定大統領とマズルーム・アブディー総司令官の間で署名された協定の履行に向けて、専門の小委員会を設置することで合意した。
会談ではまた、試験制度および試験会場に関する懸案の解決策を協議し、学生の権利と教育プロセスの安全を確保する方向で一致した。
さらに、避難民の帰還促進、および障害の除去に向けた方策についても議論がなされた。
加えて、アレッポ市内のアシュラフィーヤ地区およびシャイフ・マクスード地区に関する協定の再活性化と安定維持に向けた取り組みを行うことで合意した。
両者は、シリアの統一と主権を守ること、および治安と安定を実現するという共通の目的に向けた継続的対話と協力に対する決意を再確認、今後の実施状況を検討する次回会合を近く開催することで合意した。






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トルコのイェルリカヤ内務大臣は、アサド政権制崩壊以降、25万人を超えるシリア人が祖国に帰還し、さらに約2万7千人が現在帰国準備中であると発表(2025年6月1日)

トルコのアリ・イェルリカヤ内務大臣は、アサド政権制崩壊以降、25万人を超えるシリア人が祖国に帰還し、さらに約2万7千人が現在帰国準備中であると発表した。

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シャルア暫定大統領は各省の次官を任命する大統領令を発令(2025年6月1日)

アフマド・シャルア暫定大統領は、イード・アル=アドハー(犠牲祭)を祝して、国家公務員を対象に一度限りの特別給付金の支給(現役公務員50万SP、退職者30万SP)を定めた2025年政令第68号を施行した。

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大統領府はすべての官公庁に対し、6月6日から9日までの間をイード・アル=アドハー(犠牲祭)休暇とする旨を通達した。

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アフマド・シャルア暫定大統領は、国家行政学院(INA)卒業生の配属・割り当てを行うための恒久委員会の設置を定める大統領令第46号を発令した。

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アフマド・シャルア暫定大統領は、モハンマド・ハイール・ハサン・シュアイブ少将を国防副大臣に任命する大統領令第47号を発令した。

アフマド・シャルア暫定大統領は、大統領令第51、52、53号を発令し、以下の地方行政環境省次官3人を任命した。
2025年大統領令第51号:ムハンマド・ヤースィル・ガザール技術担当次官
2025年大統領令第52号:ザーフィル・ムハンマド・ウマル行政担当次官
2025年大統領令第53号:ユースフ・ハッサーン・シャラフ環境担当次官補

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アフマド・シャルア暫定大統領は、大統領令第48、49、50号を発布し、以下の宗教関係省次官3人を任命した。
2025年大統領令第48号:アナス・ムーサー宗教教育担当次官
2025年大統領令第49号:サーミル・バイラクダール宗教財産担当次官
2025年大統領令第50号:ディヤーッディーン・バルシャ宗教業務担当次官

アフマド・シャルア暫定大統領は、大統領令第55号を発布し、ルナー・アフマド・ルアイ・ラジャブ氏を文化省の遺産考古担当次官に任命した。

アフマド・シャルア暫定大統領は、大統領令第56号を発布し、フサーム・アフマド・ハッラーク氏を緊急事態災害大臣の計画制度効率担当次官に任命した。

アフマド・シャルア暫定大統領は、大統領令第60号を発布し、アブドゥー・ムハンマド・バシール・マハッリー氏を保健省薬事担当次官に任命した。

アフマド・シャルア暫定大統領は、大統領令第64号を発布し、ムスタファー・ムハンマド・カースィム氏を司法省の司法担当次官に任命した。

アフマド・シャルア暫定大統領は、大統領令第65号を発布し、ハッサーン・ユースフ・トゥルバ氏を検事総長に任命した。

アフマド・シャルア暫定大統領は、大統領令第61号を発布し、ユースフ・サットゥーフ・アナーン氏を教育養育省教育業務担当次官に任命した。

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シャルア暫定大統領および随行団がミシュアル・アフマド・ジャービル・サバーハ首長の招待を受けクウェートを訪問(2025年6月1日)

アフマド・シャルア暫定大統領および随行団が、クウェートのミシュアル・アフマド・ジャービル・サバーハ首長の招待を受け、クウェートを訪問した。


クウェートに到着したシャルア暫定大統領はクウェート市内のバヤーン宮殿でミシュアル首長と会談した。


アフマド・シャルア大統領はまた、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣と、クウェートのファフド・ユースフ・サウード・サバーハ副首相兼内務大臣、アブドゥッラー・アリー・ヤフヤー外務大臣とバヤーン宮殿で会談を行い、両国の協力・調整強化の方策を協議した。

シャルア暫定大統領とシャイバーニ外務在外居住者大臣は、さらにクウェート在住のシリア人実業家たちと面会し、シリア国内の開発プロジェクトおよび投資機会について意見交換を行った。

また、クウェート在住のシリア人コミュニティ代表らとも面会した。


訪問終了後、シャルア暫定大統領は、ミシュアル首長に感謝のメッセージを送付した。

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辻昭弘在シリア日本大使館臨時代理大使が、日本の支援によりUNDP、高等教育省、ダマスカス大学が開設したDIGITセンターの開所式に出席(2025年5月31日)

在シリア日本大使館は、フェイスブックで、辻昭弘臨時代理大使が、日本の支援により、国連開発計画(UNDP)、シリアの高等教育省、ダマスカス大学がが開設したDIGITセンターの開所式に出席、「この助成を通じて、シリアの若者たちがデジタル時代において希望ある未来を築くための基盤を提供できることを嬉しく思います」と祝辞を述べた。

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アブディー総司令官はシャムスTVのインタビューに応じる:「移行期政権との合意は政治的分権主義を承認するかたちでなされるべき」(2025年5月31日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、イラクのクルディスタン地域のシャムスTVの独占インタビューに応じた。

発言の内容は以下の通り。

分離、分裂、連邦制には反対であり、シリアの統一を支持する立場である。
合意は、政治的な包括的枠組みのなかで、北・東シリア地域の諸構成の権利と政治的分権主義を承認するかたちでなされるべきだ。
また、イスラエルとは一切関係がないと否定し、トランプ大統領とアフマド・シャルア暫定大統領のの際に提示された条件の一部としてイスラエルとの関係正常化が含まれていたことに言及しつつ、善隣関係の構築という路線を支持する。
ドゥルーズ派およびアラウィー派の懸念には理解を示しつつも、国民の団結こそがより良い未来を切り開く鍵である。
トルコとの直接的な通信チャネルが存在する。また、第三者を介した間接的な接触も継続している。
シリア民主軍は近い将来、シリア軍および国家の治安機関の一部となる予定である。ダマスカスの新体制と基本的な諸問題について合意に達している。
自治局の諸機関とダマスカスの中央機関との連携は進められており、各地域の特殊性を尊重しながら、国全体の枠組みに統合する方向で調整が行われている。
クルディスタン労働者党(PKK)の解体を歓迎し、その決定はシリアにも良い影響をもたらすだろう。
ダーイシュ(イスラーム国)との戦いは引き続き優先課題であり、地域における同組織の活動拡大を食い止めるために、国際連合との協力を継続する必要がある。
現下の治安の空白状態のもとでは、ダーイシュの脅威は依然として重大である。 北・東シリア地域の石油資源は全シリア国民のものである。

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ドゥルーズ派の最高位の宗教指導者のヒクマト・ヒジュリー師はビデオ声明で武装解除を改めて拒否(2025年5月31日)

スワイダー24によると、ドゥルーズ派の最高位の宗教指導者のヒクマト・ヒジュリー師はビデオ声明を発表した。

声明の内容は以下の通り。

我々は、ダマスカス郊外、スワイダー、沿岸部、そして全ての悲しみに暮れるシリア各地で、非人道的なタクフィール派武装集団によって引き起こされたテロによる虐殺の犠牲者たちに哀悼の意を捧げ、負傷者たちの回復を祈願する。
尊敬すべきシリア国民の皆さん、我々が直面しているこの想像を超える惨禍と流血の戦争は、我々が望んだものでも、選んだものでもなかった。
我々は一貫して自らの原則に忠実であり続けており、この国が安全となり、すべての市民が平和と共同の市民権のもとに抱かれることを目指してきた。その基礎となるのは、すべてのシリア人の合意による、権力の独占や専制のない、現代的で市民的な憲法に基づいた、民主的かつ文明的な非中央集権国家である。そして、公正な民法体系の存在こそが、正義の名の下に人々の拠り所となり、国際的決議と民意の実現を可能とする。
我々の国民は、抑圧と専制の時代から解放された瞬間に、これまでで最も大きな幸福を感じた。しかし、移行期には、社会の人間的な統一を引き裂こうとする宗派間対立の火種もまた見られた。
我々は、過去に繰り返された虐殺と災厄の再来、より凶悪な形で現れたテロ、そして我々の子らの強制失踪を望んだことはなかった。我々は、宗派的または裏切りの言説による戦争の再燃など、我々の信仰や教育には無縁なものを決して望んでいない。
我々は常にシリア人の血はシリア人にとって禁忌であると訴えてきた。それがどんな色、所属、宗教であろうとも。そして、宗教の名を借りて隠された憎悪の火が煽られ、憎しみの炎が燃え上がることを、我々は強く非難する。
このような状況のなか、自己防衛の正当な権利として、武器を持ち、それを管理し守ることは、国家が安定するまで我々に課された義務であると考える。
我々は、名高いアラブ系メディアの一部に対し、真実性と中立性を保ち、託された責任に忠実であってほしいと願ってきた。しかし残念ながら、彼らはその番組を通じて大きく宗派間の対立を煽り、真実性のない報道と切り取られたニュースの伝達によって事態を悪化させてきた。我々は、彼らに原点に立ち返り、真実と正義の原則に従うよう求める。なぜなら、メディアによる扇動と歪曲は、実弾と同じく、現実世界に死を招く影響をもたらすからである。
祝祭の時を迎えた今も、罪なき者たちの血がシリアの各地に撒き散らされている。解放の歓喜は、テロによる虐殺、脅迫、宗派的煽動によって葬られた。国民の叫びは依然としてこだまし、自由を得て革命の成果を手にし、傷を癒し、殉教者たちを弔うことを求めている。我々はその声に対し、深い敬意と感謝を表明する。
この声明の結びにあたり、我々は、シリア国民のために尽力してくれた湾岸諸国をはじめとするアラブ諸国、欧州諸国、アメリカ合衆国、周辺諸国、国際機関に対して、心より感謝の意を表する。
尊敬すべき皆さん、殉教者の血に敬意を表し、またこの国が直面している困難な生活環境と厳しい情勢を鑑み、今年の祝祭における儀式は、宗教的な儀礼と典礼の執行のみに限定することを、精神指導部として決定した。

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シャルア暫定大統領のインタビュー記事が『ジューイッシュ・ジャーナル』に掲載:「シリアとイスラエルには共通の敵がいる」(2025年5月31日)

『ジューイッシュ・ジャーナル』は、アフマド・シャルア暫定大統領へのインタビューを行ったジョナサン・バース氏の記事を掲載した。

記事中のシャルア暫定大統領の発言は以下の通り。

我々はゼロから始めているのではない。深淵から始めているのだ。
我々が受け継いだのは瓦礫だけではない。心の傷、不信、疲弊もだ。だが同時に希望も残されていた。脆いが、確かに存在する希望だ。
まっさらな状態だと語るのは不誠実だ。過去は、すべての人の目の中に、すべての通りに、すべての家族に、今もなお存在している。だが私たちの責任は、その過去を繰り返さないことだ。たとえより穏やかなかたちであっても。それではいけない。まったく新しいものを創り出さなければならないのだ。
もし私ひとりしか話していないのなら、それはシリアが何も学んでいないということだ。我々はあらゆる声をテーブルに招いている。世俗派も、宗教者も、部族も、学者も、農村も都市も。国家は、これからは命令するのではなく聞かなければならないのだ。
私は信頼を求めているのではない。私は忍耐と監視を求めている。私を、そしてこのプロセスを“問い続けてほしい”。そこから信頼は生まれる。
働くことで得られる尊厳、そして目的をもった平和(が求められているの)だ。
これ(緊急経済プログラム)はもはやイデオロギーではない。人々にここにとどまる理由、生きる理由、信じる理由を与えることだ。
安定したシリアは、演説やスローガンでは築けない。市場で、教室で、農場で、工房での行動によって築かれるのだ。我々はサプライチェーンを再構築する。シリアは再び交易と商業の拠点となるだろう。
職がある若者が1人いれば、それだけで過激化のリスクは1人減る。学校に通う子どもは、それ自体が未来への一票だ。
はっきりさせておきたい。報復の連鎖は終わらせるべきだ。空が恐怖に満ちていては、どの国も繁栄しない。現実には、我々には共通の敵がいる。地域の安全保障において、両国は主導的な役割を果たし得る。
シリアのドゥルーズ派は駒ではない。彼らは市民であり、歴史的に忠誠を誓ってきた。そして法の下であらゆる保護を受けるべきだ。その安全は交渉の対象にならない。
平和は恐怖によってではなく、相互の尊重によって築かれなければならない。誠実さと共存への明確な道筋がある場所でのみ対話に応じる。そうでなければ退く。
メディアがどう描こうと、私は彼(トランプ大統領)を平和の人と見ている。我々は同じ敵に撃たれてきた。トランプ大統領はレバレッジと力、そして結果を理解している。シリアには率直な仲介者が必要だ。もし地域の安定や米国およびその同盟国の安全に資する一致点があるなら、私はその対話に臨む覚悟がある。彼こそがこの地域を一つにまとめ、レンガ一つずつで築き直せる唯一の人物だ。
これ(復興)はおとぎ話ではない。回復だ。そして回復は痛みを伴うものだ。
シリアの主権はシリア人の合意から始まる。
我々は駒にも、要塞にもならない。正統性によって統治される国家を目指す。米国とは、統治、汚職撲滅、正直さと誠実さに基づく制度構築で協力していきたい。
私は支配するためにこの地位を求めたのではない。この歴史を他人任せにして破壊されるよりは、自ら書く側になりたかったのだ。我々には成功しか選択肢がない。シリアを再び偉大な国にしなければならない。

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