イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月16日)

マダー・プレス(6月16日付)は、複数の消息筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、イラク治安部隊および部族民兵との交戦の末、ニナワ県タッルアファル市飛行場など同市の大部分を制圧した、と報じた。

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アンバール県軍事司令部は、部族民兵の支援を受けたイラク軍が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との交戦の末、ユーフラテス川沿いの対シリア国境に位置するカーイム郡の大部分を奪還・制圧したと発表した。

同地は早朝にダーイシュによって一時占拠されていたという。

また同司令部筋によると、イラク軍はファッルージャ市北部のサクラーウィーヤ地区でダーイシュの車列を空爆し、車輌11台を破壊、複数の戦闘員を死傷させた。

一方、アンバール県警察は、ラマーディー市各所で、治安部隊がダーイシュと交戦し、戦闘員9人を殺害、10人を逮捕、また車輌4台を破壊した、と発表した。

マダー・プレス(6月16日付)が伝えた。

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マダー・プレス(6月16日付)は、サラーフッディーン県治安筋の話として、イラク軍ヘリコプターが、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するティクリート市北部の大統領宮殿複合施設、同市中心に位置するフサイン・モスクなどを空爆した、と報じた。

またティクリート市北部のサクル地方で、イラク軍とダーイシュが交戦し、子供4人を含む9人が負傷した。

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ディヤラ県警察は、ヤアクーバ市北部のアズィーム地区で、治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦、ダーイシュ戦闘員12人が死亡、車輌8台が破壊されたと発表した。

またティグリス作戦司令室は、ミクダーディーヤ郡で軍・警察合同部隊がダーイシュと交戦し、ダーイシュ戦闘員17人を殺害したと発表した。

マダー・プレス(6月16日付)が伝えた。

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バービル県治安委員会によると、治安部隊がヒッラ市北部のジュルフ・サフル地区でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に対する掃討作戦を行い、ダーイシュ戦闘員15人を殲滅した。

一方、イスラーム・ダアワ党がバービル県の志願兵からなる「シャアバーン第15旅団」を結成したと発表した。

同旅団は、3個連隊からなり、数千人の志願者からなり、軍事教練を受けた後、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)掃討の任務につくという。

マダー・プレス(6月16日付)が伝えた。

AFP, June 16, 2014、AP, June 16, 2014、ARA News, June 16, 2014、Champress, June 16, 2014、al-Hayat, June 17, 2014、Kull-na Shuraka’, June 16, 2014、al-Mada Press, June 16, 2014、Naharnet, June 16, 2014、NNA, June 16, 2014、Reuters, June 16, 2014、SANA, June 16, 2014、UPI, June 16, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市スッカリー地区、アシュラフィーヤ地区を軍が「樽爆弾」で空爆し、女性、子供、地元評議会メンバーを含む30人以上が死亡した。

また軍はシャフバー地域のアンダルス病院周辺を砲撃したほか、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、タッル・ハディーヤ村、ミスカーン村、サッハーラ村、ダーラト・イッザ市、カフルハムラ村、バヤーヌーン町を「樽爆弾」などで空爆・砲撃し、多数が死傷した。

これに対して、ジハード主義武装集団はアレッポ市内の政治治安部を砲撃した。

一方、SANA(6月16日付)によると、アレッポ市ラームーサ地区県庁近く、ハナーヌー地区、カルム・カーティルジー地区、ハイダリーヤ地区、旧市街、カフルサギール村、クワイリス村、バナーン町、マーイル町、フライターン市、シャルキーヤ村、ワディーヒー村、アブティーン村、タームーラ村、ターディフ市、カフルカール村、ザルバー村、ハーディル村、アイス村、スィムアーン山、ICARDA西部、マアッラト・ナアサーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマ市で爆発があり、ジハード主義武装集団戦闘員、女性、子供ら8人が死亡した。

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イドリブ県では、マサール・プレス(6月16日付)によると、バスクラー村で何者かジハード主義武装集団のシャリーア法廷近くで爆弾を爆発させ、3人が死亡した。

またタフタナーズ市、サラーキブ市、マアッラ村への軍の空爆・砲撃により1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザマルカー町への砲撃により6人が死亡、またムライハ市への軍の砲撃で4人が死亡した。

一方、SANA(6月16日付)によると、ムライハ市・ジスリーン町交差点、ムライハ市周辺、ナシャービーヤ農場、ダーライヤー市、シャイフーニーヤ農場、タッル・クルディー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、タダームン区で軍と「自由シリア軍」が交戦した。

またアッバースィーイーン広場とウマウィーイーン広場に迫撃砲弾がそれぞれ1発ずつ着弾した。

一方、SANA(6月16日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月16日付)によると、ラスタン市、ダイル・フール村、フーシュ・ハッジュー村、キースィーン村、アイン・フサイン村、ナースィリーヤ村、ワーディー・アブヤド村、シャジャラ農場、ブライジュ村南部、ウンム・シャルシューフ村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月16日付)によると、ジュバー町、ダルアー市、アトマーン村、ヤードゥーダ村、ヌアイマ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月16日付)によると、バウワービーヤ村、クーリーン村一帯、タフタナーズ市、タイイバート村、ハッルーズ村、サルマーニーヤ村、ガッサーニーヤ村、アルバイーン山周辺、バッズィー村郊外、ナリラヤー村、カッドゥーラ村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 16, 2014、AP, June 16, 2014、ARA News, June 16, 2014、Champress, June 16, 2014、al-Hayat, June 17, 2014、Kull-na Shuraka’, June 16, 2014、al-Mada Press, June 16, 2014、Masar Press Agency, June 15, 2014、Naharnet, June 16, 2014、NNA, June 16, 2014、Reuters, June 16, 2014、SANA, June 16, 2014、UPI, June 16, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年6月16日)

シリア人権監視団は、5月16日の戦闘で、軍および親政権の民兵戦闘員91人、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団100人を踏む238人が死亡したと発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、15日にハサカ県カフターニーヤ市の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊本部近くで発生した爆弾テロに関して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の「犯罪行為」と断じ、国際社会にダーイシュおよびアサド政権の「テロ」を根絶するための支援を求めた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣は声明を出し、ダルアー県ブスラー・シャーム市とマアルバ町を結ぶ幹線道路修復事業の競争入札を行うと発表した。

『ハヤート』(6月17日付)が報じた。

AFP, June 16, 2014、AP, June 16, 2014、ARA News, June 16, 2014、Champress, June 16, 2014、al-Hayat, June 17, 2014、Kull-na Shuraka’, June 16, 2014、al-Mada Press, June 16, 2014、Naharnet, June 16, 2014、NNA, June 16, 2014、Reuters, June 16, 2014、SANA, June 16, 2014、UPI, June 16, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月15日)

シリア国内の動き

シリア人権監視団は、シリア軍が14日からハサカ県とラッカ県のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点複数カ所を空爆していると発表した。

同監視団によると、シリア軍はラッカ市においてダーイシュが本部としている県庁舎、裁判所、迎賓館を空爆、またハサカ県では、同県におけるダーイシュの拠点であるシャッダーディー市を空爆した。

ラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、「この手の激しい空爆はこれが初めて」だとしたうえで、シリア領内への重火器、とりわけ戦車や四輪駆動車の搬入を阻止するためだとの見方を示した。

またアブドゥッラフマーン代表はこの空爆がイラク軍との調整のもとに行われていると指摘した。

イラク国内の戦況

AFP(6月15日付)は、ニナワ県の対シリア国境に位置するラビーア国境検問所をイラク・クルディスタン地域のペシュメルガが制圧した、と報じた。

同検問所はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のモスル市攻略を受け、イラク軍が撤退、ダーイシュによって掌握されていた。

なお、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首によると、ラビーア国境通行所に面するシリア領側のヤアルビーヤ国境通行所(ハサカ県)は西クルディスタン移行期民政局が掌握しているという。

一方、マダー・プレス(6月15日付)は、ニナワ県治安筋の話として、タッルアファル郡を襲撃しようとしたイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、部族民兵の支援を受けたイラク軍と交戦した、と報じた。

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マダー・プレス(6月15日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)はサラーフッディーン県ティクリート市南部のヤスリブ地区を未明に制圧した。

またサラーフッディーン県治安筋によると、ダーイシュはバイジー市でファイハー・チャンネル特派員の兄弟の家を爆弾を積んだ車で爆破し、破壊した。

一方、ダーイシュは声明を出し、サラーフッディーン県ティクリート市北部にあるスパイカー軍事基地の空軍士官科の学生数十人を処刑したと発表した。

処刑されたのは11日にダーイシュに投降していた士官学校生。

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マダー・プレス(6月15日付)は、アンバール県治安筋の話として、イラク軍がファッルージャ市内のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)拠点を空爆し、ダーイシュの司令官を含む4人を殺害したと報じた。

また、ハディーサ市にある火力発電所を襲撃しようとしたダーイシュを警察部隊が撃退し、ダーイシュ戦闘員8人を死傷させた。

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ムサンナー県のザワーリム部族は声明を出し、「シャイフ・シャアラーン・アブー・ジューン旅団」の名で民兵を発足し、サラーフッディーン県サーマッラー市に2個連隊を派遣したと発表した。

同旅団は2万の兵力を擁するという。

マダー・プレス(6月15日付)が伝えた。

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マダー・プレス(6月15日付)は、ディヤラ県警察の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がサアディーヤ地区にあるイラク軍第5騎兵師団第4旅団本部を制圧し、同地区を掌握したと報じた。

一方、イラク軍はアズィーム地方を空爆し、ダーイシュ戦闘員4人を殺害したという。

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マダー・プレス(6月15日付)は、内務省筋の話として、バグダード県北部のタージー郡で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とイラク軍が交戦し、ダーイシュ戦闘員4人とイラク軍兵士3人が負傷したと報じた。

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バービル県議会治安委員会は、バービル県イスカンダリーヤ地区の郡検問所に、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が打った迫撃砲弾4発が着弾したと発表した。

マダー・プレス(6月15日付)が伝えた。

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イラク軍総司令部のカースィム・アター報道官(大将)は声明を出し、サラーフッディーン県、ニナワ県、ディヤラ県各所でイラク軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点などを攻撃し、「テロリスト」279人を殺害、車輌14輌を破壊した、と発表した。

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イラク・クルディスタン地域ペシュメルガ省は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のモスル市制圧後、ダーイシュとの戦闘でペシュメルガ隊員37人が戦死したと発表した。

諸外国の動き

国連アラブ連盟共同特別代表を退任したアフダル・ブラーヒーミー氏は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のイラクでの攻勢に関して、AFP(6月15日付)に対して「遺憾なことに、国際社会はシリア問題を無視し、その解決を支援しなかった。その結果がこれだ」と述べた。

AFP, June 15, 2014、AP, June 15, 2014、ARA News, June 15, 2014、June 16, 2014、Champress, June 15, 2014、al-Hayat, June 16, 2014、Kull-na Shuraka’, June 15, 2014、al-Mada Press, June 15, 2014、Naharnet, June 15, 2014、NNA, June 15, 2014、Reuters, June 15, 2014、SANA, June 15, 2014、UPI, June 15, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月15日)

NNA(6月15日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディー・アター検問所で、シリア領内から不法入国しようとしたシリア人武装集団に対してレバノン軍が発砲、武装集団は逃走した。

AFP, June 15, 2014、AP, June 15, 2014、ARA News, June 15, 2014、Champress, June 15, 2014、al-Hayat, June 16, 2014、Kull-na Shuraka’, June 15, 2014、al-Mada Press, June 15, 2014、Naharnet, June 15, 2014、NNA, June 15, 2014、Reuters, June 15, 2014、SANA, June 15, 2014、UPI, June 15, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月15日)

シリア・アラブ軍武装部隊総司令部は声明を出し、「多数の傭兵テロ悪党を殲滅し、武器装備に大打撃を与え、我らが武装部隊は国防隊の支援のもと、北部ラタキア郊外のカサブ町およびその周辺の治安と安定を回復した」と発表した。

SANA, June 15, 2014
SANA, June 15, 2014

またこれに先立ち、軍がナブアイン町およびその周辺を制圧したと付言した。

一方、シリア人権監視団によると、対トルコ国境に位置するカサブ町から、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がトルコに撤退し、シリア軍が同町を奪還した。

シリア人間監視団によると、カサブ町は完全制圧はされておらず、市内では散発的な戦闘が続いているという。

またカサブ町からの撤退は、シリア軍、国防隊、アレキサンドレッタ解放国民抵抗運動、ヒズブッラー戦闘員が同市一帯の丘陵地を制圧し、カサブ町が包囲されることを避けるためだったと分析するとともに、兵站不足も撤退を促す理由となったと指摘した。

している。

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ヒムス県では、SANA(6月15日付)によると、シリア軍がウンム・シャルシューフ村およびその周辺の農園地帯で「武装テロ集団」と交戦の末、同地を奪還した。

またタッルドゥー市、ラスタン市、キースィーン村、ガジャル村、アーミリーヤ村、アイン。フサイン村、タイバ村、サムアリール村、ハーン・シャーウィーシュで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(6月15日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ムワッザフィーン地区などで「自由シリア軍」とジハード主義武装集団がシリア軍と交戦し、軍兵士15人を殺害した。

なおダイル・ザウル県の反体制武装集団は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によるイラク侵攻開始後、同県でダーイシュと目立った戦闘はしていない。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市各所、カフルバトナー町を軍が地対地ミサイルなどで攻撃、またムライハ市一帯で軍がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、ドゥーマー市で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

反体制活動家はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の犯行との見方を示しているという。

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アレッポ県では、SANA(6月15日付)によると、カフルハムラ村、ターディフ市、クワイリス村、ハーン・アサル村、フライターン市、タームーラ村、ハイヤーン町、アレッポ市シャイフ・サイード地区、バニー・ザイド地区、ブアイディーン地区、ハナーヌー地区、カーディー・アスカル地区、ハイダリーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月15日付)によると、ダルアー市フサイン・モスク一帯、旧税関地区、ビラール・ハバシー・モスク一帯、ヤードゥーダ村・アトマーン村街道、ダーイル町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月15日付)によると、カフルバッティーフ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ジスル・シュグール市に対するジハード主義武装集団の砲撃で、子供8人を含む11人が死亡した。

AFP, June 15, 2014、AP, June 15, 2014、ARA News, June 15, 2014、Champress, June 15, 2014、al-Hayat, June 16, 2014、June 17, 2014、Kull-na Shuraka’, June 15, 2014、al-Mada Press, June 15, 2014、Naharnet, June 15, 2014、NNA, June 15, 2014、Reuters, June 15, 2014、SANA, June 15, 2014、UPI, June 15, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年6月15日)

クッルナー・シュラカー(6月15日付)は、複数の消息筋の話として、アサド政権が、シリア軍とともに反体制武装勢力の掃討にあたる国防隊や人民諸委員会(自警団)の勢力増大を懸念し、その解体を真剣に検討している、と報じた。

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シリア人権監視団は、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、これまでに約1,500人が釈放されたことを確認したと発表した。

釈放された政治犯のなかには、1993年にバースィル・アサド氏暗殺未遂容疑で逮捕され、サイドナーヤー刑務所に収監されていたアドナーン・カッサール氏(騎手、バースィル・アサド氏より賞を受賞)などが含まれている。

なおシリア人権監視団によると、シリア各地の刑務所には7万人以上が収監されており、また1万8,000人以上が逮捕後に消息不明となっているという。

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SANA(6月15日付)によると、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、ハマー県で130人、ハサカ県で65人、ヒムス県で37人が釈放された。

AFP, June 15, 2014、AP, June 15, 2014、ARA News, June 15, 2014、Champress, June 15, 2014、al-Hayat, June 16, 2014、Kull-na Shuraka’, June 15, 2014、al-Mada Press, June 15, 2014、Naharnet, June 15, 2014、NNA, June 15, 2014、Reuters, June 15, 2014、SANA, June 15, 2014、UPI, June 15, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国をめぐる動き(2014年6月14日)

シリア国内の動き

ハサカ県では、ARA News(6月14日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点シャッダーディー市をシリア軍が空爆し、市民9人が死亡、10人が負傷した。

またカフターニーヤ市では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊本部近くで車に仕掛けられた爆弾が爆発し、20人以上が死亡した。

犯行声明は出ていないが、現地ではイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の犯行との見方が強まっている。

イラク国内の戦況

サラーフッディーン県では、マダー・プレス(6月14日付)によると、治安部隊と地元部族の義勇兵からなる合同部隊がティクリート市の南部に位置するドゥルーイーヤ郡でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦の末、ダーイシュを放逐し、同郡を奪還した。

同報道によると、ドゥルーイーヤ郡制圧後、同郡にあるフラファー・モスクの拡声器から、若者に向けて、ダーイシュと戦うため軍および警察部隊に志願するよう呼びかけが行われたという。

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マダー・プレス(6月14日付)は、ディヤーラー県警察筋の話として、ヤアクーバ市東部のバッルール地方とジャズィーラ地方で、イラク軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュ戦闘員4人が死亡、軍兵士2人が負傷したと報じた。

またヤアクーバ市北部のアズィーム地区では、イラク軍と地元部族の義勇兵からなる合同部隊がダーイシュと交戦、同地区からダーイシュが撤退した。

この戦闘で、部族義勇兵8人が死亡した。

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ヌーリー・マーリキー首相はサラーフッディーン県サーマッラー市を訪問し、治安部隊司令官と会合、「サーマッラーは最終防衛線ではなく、反撃開始の拠点となるだろう」と述べた。

AFP, June 14, 2014、AP, June 14, 2014、ARA News, June 14, 2014、June 15, 2014、Champress, June 14, 2014、al-Hayat, June 15, 2014、Kull-na Shuraka’, June 14, 2014、al-Mada Press, June 14, 2014、Naharnet, June 14, 2014、NNA, June 14, 2014、Reuters, June 14, 2014、SANA, June 14, 2014、UPI, June 14, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月14日)

ダルアー県では、マサール・プレス(6月14日付)が、南西地区作戦司令室のズィヤード・ハリーリー大佐の話として、20以上の武装集団からなる「自由シリア軍」がナワー市近郊のジュムーア丘を制圧、軍兵士22人を捕捉したと報じた。

これに関して『ハヤート』(6月15日付)は、ジュムーア丘攻略の様子を撮影したビデオのなかで、反体制武装集団が、米国によって供与されたと思われるTOW対戦車ミサイルを使用している映像が含まれていると報じた。

一方、シリア人権監視団によると、軍のヘリコプターがムザイリーブ町とタファス市などを「樽爆弾」で空爆し、ジュムーア丘攻略に参加していたジハード主義武装集団の司令官を含む9人が死亡した。

他方、SANA(6月14日付)によると、ダルアー市バジャービジャ地区、マンシヤ地区、インヒル市、ナワー市、ダーイル町、ブスラー・シャーム市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が砲撃する一方、アッバース地区、マリク・ファイサル通り、バーブ・トゥーマー地区に迫撃砲弾5発が着弾した。

一方、SANA(6月14日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カフルバトナー町が軍の砲撃を受け、男性4人が死亡、多数が負傷した。

またハーン・シャイフ・キャンプ郊外に、軍が「樽爆弾」を投下、ジスリーン町に対しても地対地ミサイルで攻撃を行った。

一方、SANA(6月14日付)によると、シャイフーニーヤ農場、タッル・クルディー町、ムライハ市郊外、アッサール・ワルド村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、マサール・プレス(6月16日付)によると、ヤルダー市シャリーア委員会は未明に、政府に協力した容疑で、3人を処刑した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アナダーン市に軍が「樽爆弾」を投下し、女性2人を含む15人が死亡した。

またダーラト・イッザ市、マーリア市、タッル・リフアト市、カルジャブリーンハイヤーン町などに対しても軍は「樽爆弾」で空爆を行い、男性1人が死亡、子供2人が負傷した。

一方、SANA(6月14日付)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区、アアザミーヤ地区、ライラムーン地区、ハナーヌー地区、ハイダリーヤ地区、バニー・ザイド地区、アナダーン市、フライターン市、アターリブ市、ハンダラート・キャンプ、タッル・リフアト市、ライターン村・マーリア市交差点で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルバッティーフ村、ハーン・スブル村を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃し、女性、子供を含む9人が死亡した。

一方、SANA(6月14日付)によると、ハムダーニーイーン村、ナフラ村、ルージュ平原、マアッルザーフ町、アルバイーン山周辺、マアッルバリート村、ブワイティー村南部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市を軍が「樽爆弾」で空爆し、男性1人が死亡した。

これに対してジハード主義武装集団は、アズィーズィーヤ村、ジード村を迫撃砲で攻撃した。

またハマー市クスール地区に近いハマー中央刑務所とミズラーブ橋間で爆弾が爆発した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マヤーディーン市で武器商人の車で爆弾が誤爆した。

この誤爆で8人が死亡、21人が負傷したという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ナスル山周辺で、軍、国防隊がヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、反体制武装集団の離反士官1人、軍の士官1人が死亡した。

一方、SANA(6月14日付)によると、軍がカサブ町郊外のナブアイン地方、サムラー交差点で、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦、同地を掌握、外国人戦闘員らを殲滅、武器・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月14日付)によると、ラスタン市、ウンム・シャルシューフ村、サアン村、ビイル・ジャズル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 14, 2014、AP, June 14, 2014、ARA News, June 14, 2014、Champress, June 14, 2014、al-Hayat, June 15, 2014、Kull-na Shuraka’, June 14, 2014、al-Mada Press, June 14, 2014、Masar Press Agency, June 14, 2014、June 16, 2014、Naharnet, June 14, 2014、NNA, June 14, 2014、Reuters, June 14, 2014、SANA, June 14, 2014、UPI, June 14, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年6月14日)

SANA(6月14日付)は、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、イドリブ県で91人、ダイル・ザウル県で46人が釈放されたと報じた。

AFP, June 14, 2014、AP, June 14, 2014、ARA News, June 14, 2014、Champress, June 14, 2014、al-Hayat, June 15, 2014、Kull-na Shuraka’, June 14, 2014、al-Mada Press, June 14, 2014、Naharnet, June 14, 2014、NNA, June 14, 2014、Reuters, June 14, 2014、SANA, June 14, 2014、UPI, June 14, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年6月14日)

自由シリア軍参謀委員会の前線司令官9人が共同声明を出し、辞任すると発表した。

共同声明を出したのは、北部戦線司令官のアブドゥルバースィト・タウィール大佐、中西部戦線司令官のムスタファー・ハーシム大佐、ヒムス戦線司令官のファーティフ・ハッスーン大佐、東部戦線のムハンマド・アッブード中佐、イドリブ軍事評議会議長のアフィーフ・スライマーン大佐、ラッカ軍事評議会議長のムハンマド・ラスラーン大佐、ヒムス軍事評議会議長のバッシャール・サアドッディーン大佐、海岸軍事評議会議長のムハンマド・アウワード大佐、ハサカ県軍事評議会議長のアブドゥルマジード・スルターン中佐の9人。

Kull-na Shuraka', June 14, 2014
Kull-na Shuraka’, June 14, 2014

声明で9人は、辞任の理由として武器の不足をあげ、参謀委員会を離れ「革命家の戦列に復帰する」と宣言した。

また声明で、9人は「シリア国民を支援し続けてくれているすべての国に感謝するほかない」と付言、欧米諸国、湾岸諸国、トルコなどに謝意を示した。

AFP, June 14, 2014、AP, June 14, 2014、ARA News, June 14, 2014、Champress, June 14, 2014、al-Hayat, June 15, 2014、Kull-na Shuraka’, June 14, 2014、al-Mada Press, June 14, 2014、Naharnet, June 14, 2014、NNA, June 14, 2014、Reuters, June 14, 2014、SANA, June 14, 2014、UPI, June 14, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年6月13日)

ヨルダン軍総司令部筋によると、13日晩、警告を無視して、シリア領内からヨルダン領内への不法入国を試みた車輌4台とヨルダン国境警備隊が交戦し、車輌4台を破壊した。

『ハヤート』(6月15日付)が報じた。

al-Hayat, June 15, 2014をもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月13日)

抵抗への忠誠ブロック(ヒズブッラーが主導する国会会派)に所属するワリード・スッカリーヤ人民議会議員(無所属)は『ジュムフーリーヤ』(6月13日付)に「ヒズブッラーはイラクとは無関係だ…。イラクは党の能力を超えている」と述べ、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢を受けるイラクにヒズブッラーが介入すべきでないと強調した。

しかしスッカリーヤ議員は「ダーイシュという異常な現象を終わらせる時が来た」と付言した。

ナハールネット(6月13日付)によると、レバノン軍は声明を出し、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で、アブドゥッラー・アッザーム旅団(シャームの民のヌスラ戦線)のシリア人メンバー5人を逮捕したと発表した。

AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、al-Jumhuriya, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月13日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーライヤー市、ムウダミーヤト・シャーム市、ムライハ市一帯、ランクース市郊外およびその周辺を軍が「樽爆弾」などで空爆、また軍、ヒズブッラー戦闘員がムライハ市一帯などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またカラムーン地方での軍、ヒズブッラー戦闘員とジハード主義武装集団との戦闘で、ヒズブッラー戦闘員6人が死亡したという。

一方、SANA(6月13日付)によると、ムライハ市およびその周辺、ザバダーニー市、ランクース市郊外、上ハフィール町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム旅団、サイフッラー・マスルール大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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Kull-na Shuraka', June 13, 2014
Kull-na Shuraka’, June 13, 2014

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で軍、ヒズブッラー戦闘員が、ジハード主義武装集団と交戦した。

またクッルナー・シュラカー(6月13日付)によると、イスラーム軍とアジュナード・シャーム・イスラーム連合は、軍が拠点として使用していたジャウバル区内のビルの地下にトンネルを掘り、爆弾を仕掛けて爆発、ビルを全壊させ、40人以上の兵士が死亡した。

一方、SANA(6月13日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ県では、マサール・プレス(6月14日付)によると、「革命家」が、軍、ヒズブッラー戦闘員との交戦し、ハーン・トゥーマーン村一帯を奪還した。

反体制武装集団が奪還した地域には戦略的要衝とされるマクラア地区も含まれるという。

この戦闘で軍側に9人、反体制武装集団に5人の死者が出たという。

また、マサール・プレスによると、アザーン山、アレッポ市ザフラー地区でも軍と反体制武装集団が交戦、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、シャッアール地区、バーブ街道地区、タカード村などを軍が空爆し、市民3人が死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(6月13日付)によると、アレッポ市フィルドゥース地区、ライラムーン地区、マーリア市、アターリブ市、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アイス村、ハイヤーン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アトマーン村南部で軍がジハード主義武装集団の車列を要撃し、戦闘員5人が死亡した。

一方、SANA(6月13日付)によると、フラーク市、アトマーン村、インヒル市、ヌアイマ村、ラジャート高原周辺、ウンム・ハウラーン丘北部、ズィムリーン村北東部、ダルアー市バジャービジャ地区、Syriatel一帯などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カサブ町郊外の第45監視塔周辺で、軍、国防隊、アレキサンドレッタ解放シリア抵抗運動、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム・イスラーム運動、アンサール・シャーム運動、シャーム軍団、カーディスィーヤの民師団、我らがシャーム連合などと交戦した。

一方、SANA(6月13日付)によると、カサブ町・ファルラク村街道に位置する第714高地、第767高地、第803高地を軍が奪還した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、軍がカフルヌブーダ町を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(6月13日付)によると、カフルズィーター市、フバイト村、ムーリク市、タッル・シャマー村、ハルダーナー村、アブー・フバイラート村、ウンム・ミール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月13日付)によると、ウンム・サフリージュ村、ラッフーム村、西サラーム村、スルターニーヤ村、アルシューナ村、タッルドゥー市、ラスタン市、サムアリール村、ブルジュ・カーイー村、タラフ村、タッルダハブ村、ウンム・シャルシューフ村、アイン・フサイン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月13日付)によると、アルバイーン山周辺、マアッルタバイー村、イドリブ市・ハーリム市街道、バシーリーヤ村、ジダール・ビカフルーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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SANA(6月13日付)は、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県、ダルアー県、ラッカ県、イドリブ県、アレッポ県、タルトゥース県で反体制武装集団メンバー257人が当局に投降、その後釈放された、と報じた。

AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Masar Press Agency, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年6月13日)

ヒムス県のタラール・バラーズィー県知事は、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、ヒムス中央刑務所から50人を釈放したと発表した。

SANA(6月13日付)が伝えた。

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トルコで活動するシリア国民情報センター(サダー、http://www.sada.pro/)は、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、当局がヒムス県、ダルアー県、ダイル・ザウル県で12、13日に205人を釈放したことを確認したと発表した。

AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年6月13日)

シャーム自由人イスラーム運動(フルサーン・シャリーア大隊)、シリア自由人旅団、ナスル旅団、シャフバーの剣大隊、リジャールッラー大隊連合、殉教者ムハンマド・ストゥーフ大隊は共同声明を出し、「サダー・シャフバー作戦司令室」の設置を宣言、アレッポ県のニッブル市、ザフラー町への軍事作戦を開始すると表明した。

両村の攻撃は軍によるアレッポ市民への報復が目的で、「民間人のなかに紛れているシーア派民兵とシャッビーハの拠点」を標的とするという。

AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月13日)

シリア国内の動き

民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、イラクでのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、『ハヤート』(6月14日付)に、西クルディスタン移行期民政局とイラク・クルディスタン地域がハサカ県で「はじめて合同作業」を行い、ダーイシュを撃退したことを明らかにした。

ムスリム共同党首は「ダーイシュはモスル市制圧後、ヤアルビーヤ(タッル・クージャル)国境通行所(ハサカ県)を除くイラク・シリア国境を制圧しようとしている。しかし、ペシュメルガ(イラク・クルディスタン地域)と人民防衛隊(西クルディスタン移行期民政局)はタッル・クージャル村から約20キロに位置するサラミーヤ村でダーイシュと戦い、撃退した」と述べた。

その一方で、ムスリム共同党首は、ダーイシュがイラク軍から捕獲した米国製の軍用車輌で、「大量の重火器および弾薬」をダーイシュのハサカ県における拠点であるシャッダーディー市に運び込んでいると述べ、「ダーイシュが他の武装集団との戦闘において質的優位」に立つと懸念を表明した。

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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、イラクでのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、『ハヤート』(6月14日付)に、ダーイシュがモスル市制圧後、対シリア国境の土塁を破壊、またダイル・ザウル県ブサイラ市からハサカ県シャッダーディー市、ユーフラテス川、ハーブール川に至る地域の「大部分」を制圧したと述べた。

アブドゥッラフマーン代表はまた、ダーイシュが小型船で、ダイル・ザウル県からユーフラテス川を北上し、アレッポ県、ハサカ県に武器を運び込んでいると付言した。

これに関して、ジハード主義武装集団の従軍記者は『ハヤート』(6月14日付)、「ダーイシュはバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県、対トルコ国境)の7キロの地点まで到達し…、ブーカマール市(ダイル・ザウル県)とトルコ国境にいたる地域(兵站線上)、すなわちダイル・ザウル県郊外、ラッカ県、アレッポ県バーブ市、同マンビジュ市を結ぶ地域に15の検問所を設置、各検問所には4~6人の戦闘員を配置している」と述べた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団との戦闘が停止した。

同監視団によると、ダーイシュとヌスラ戦線の間で停戦合意に向けた協議が行われているという。

これに関して、『ハヤート』(6月14日付)は、ジハード主義武装集団の動きをフォローしている某研究者の話として、ヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が、ダーイシュの指導者アブー・バクル・バグダーディー氏に忠誠を誓ったとの極秘情報が流れていると報じた。

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シリア民主主義者連合(シリア革命反体制勢力国民連立)は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のイラクでの攻勢に関して、「公正、自由に基づく国家を求める国民の要求を常に拒否し、人権を侵害し、イランに従属する不正に満ちた宗派的、差別的体制を作った…ヌーリー・マーリキー内閣に責任がある」と非難した。

そのうえで、シリア、イラク両国民の自由、尊厳、平等、公正に向けて、イラク国民に協力の手をさし延べたいと延べた。

イラク国内の戦況

サラーフッディーン県ファッルージャ市の説教師ハミード・ムハンマド師は金曜礼拝での説教で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を「革命家・反乱軍」と位置づけ、「ヌーリー・マーリキー内閣の軍への勝利」を強調した。

マダー・プレス(6月13日付)が伝えた。

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マダー・プレス(6月13日付)は、サラーフッディーン県の治安筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するティクリート市内の警察署、ビージー市のモスクなどを空爆、ダーイシュ戦闘員と降伏した警察官合わせて70人が死傷したと報じた。

またマダー・プレスは、複数の目撃者の話として、イラク軍と人民諸委員会(自警団)がバラド郡イスハーキー地区でダーイシュを掃討、同地を奪還したと報じた。

さらに、ワースィト県警察筋の話として、ワースィト県の治安部隊と義勇兵からなる「ワースィトの火山連隊」がサーマッラー市に援軍として到着し、ダーイシュと交戦、戦闘員13人を殲滅したと報じた。

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マダー・プレス(6月13日付)はバービル県警察の話として、ジュルフ・サフル地方でイラク軍が特殊作戦を実施し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員15人を殲滅したと報じた。

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マダー・プレス(6月13日付)はディヤーラー県警察筋の話として、軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がバアクーバ市北部のアズィーム地区などで交戦したと報じた。

AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年6月12日追記)

反体制派系シンクタンクの民主共和制研究センターは「2014年5月末までのシリア政府の犯罪犠牲者に関する包括的統計」(http://drsc-sy.org/wp-content/uploads/sites/11/2014/06/Syrian-Statistics-May-2014.pdf)と題した報告書を発表した。

同報告書によると、2011年3月半ばから2014年5月半ばにかけての1,173日(2万8,152時間)での犠牲者数およびその内訳は以下の通り:

身元確認された死者総数:11万8,863人(うちパレスチナ人2,250人、子供1万2,310人、女性1万1,475人、拷問による死者6,495人)
推計死者総数:23万人(うち80%が民間人。またパレスチナ人2,400人、子供1万5,000人、女性1万4,000人、拷問による死者1万8,500人)
推計負傷者総数:18万7,370人
推計逮捕者総数:25万8,260人以上
推計失踪者総数:9万9,440人
シリア郊外の避難民数:356万6,740人
シリア国内の避難民数:765万人
犠牲者・被害者家族総数:1,562万7,402人

DRSC, June 12, 2014をもとに作成。

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イラクの動き(2014年6月12日)

マダー・プレス(6月12日付)は、キルクーク県警察の話として、県西部のマンザラ地区近くでイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とイラク・クルディスタン地域ペシュメルガが交戦、ペシュメルガ戦闘員5人が負傷、従軍記者1人が死亡したと報じた。

またダブス地方では、ペシュメルガ第2連隊のナーディル・アブドゥッラー准将が乗った車の近くでダーイシュが仕掛けた爆弾が爆発し、同乗していた息子が死亡、准将も負傷した。

一方、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガのキルクーク県司令官のシールクー・ファーティフ・シャワーニー准将は、ペシュメルガが警察部隊と連携して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧していた県南部、東部、西部の要衝を奪還、南東部以外の全域を制圧したと発表した。

このほか、イラク・クルディスタン地域のジャアファル・シャイフ・ムスタファー・ペシュメルガ大臣はキルクーク県西部のペシュメルガの陣地複数カ所を視察した。

視察を終えたムスタファー大臣は、ペシュメルガの部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によって制圧されたイラク軍旅団基地の一つを奪還したと発表した。

なお視察途中で、ムスタファー大臣の乗った車列がダーイシュの襲撃を受け、大臣のボディーガード1人が死亡した。

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マダー・プレス(6月12日付)は、バービル県作戦司令室の話として、ヒッラ市北部のジュルフ・サフル地方ファーディリーヤ地区をイラク軍が砲撃し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員(非イラク人)51人が死亡したと報じた。

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ティグリス作戦司令室は、ディヤラ県アズィーム地方でイラク軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュの車輌3台を破壊し、戦闘員7人を殲滅したと発表した。

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マダー・プレス(6月12日付)によると、イラク軍総司令部は、ニナワ県およびその周辺一帯のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点への空爆を開始し、モスル市南部のガズラーニー軍事基地のダーイシュ拠点などを攻撃したと発表した。

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マダー・プレス(6月12日付)は、内務省の話として、バグダード県南部のルトフィーヤ地区でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と警官隊が交戦し、双方に10人の死者が出たと報じた。

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マダー・プレス(6月13日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)はサラーフッディーン県ティクリート市で部族会合を開き、アフマド・アブド・ラシード氏を県知事に選出した。

AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、June 13, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月12日)

NNA(6月12日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディー・フマイド地区で、シャームの民のヌスラ戦線がシリア人避難民の野営地を襲撃し、避難民に発砲、1人が死亡、1人が負傷した。

ヌスラ戦線はまたシリア人2人を拉致し、連れ去った。

AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月12日)

ヒムス県では、SANA(6月12日付)などによると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区の警察官舎交差点近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民7人が死亡、55人が負傷した。

また、ウンム・シャルシューフ村、ガジャル村、ラスタン市、アイン・フサイン村、アーミリーヤ村、キースィーン村、ブルジ・カーイー村、サフリージュ村、ジャッラード村、スルターニーヤ村、西サラーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村周辺での11日からの軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員との戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が18人が死亡した。

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ダマスカス県、ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が砲撃した。

またクッルナー・シュラカー(6月12日付)などは、当局がハジャル・アスワド市で抵抗を続ける反体制武装集団に停戦を受諾させるために、同地区への水道供給を停止した、と報じた。

一方、SANA(6月12日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市を軍が「樽爆弾」などで空爆し、女性2人を含む3人が死亡した。

一方、SANA(6月12日付)によると、ハニータ村、ハキーヤ村、ラスム・アブラ村、アルシューナ村、ムーリク市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がサアドゥッラー・ジャービリー広場(サアドゥッラー・ジャービリー地区)、警察署、裁判所一帯を手製の迫撃砲で攻撃し、多数の市民が負傷した。

また反体制武装集団は、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所に続く軍の兵站路に対しても砲撃を行った。

これに対して、軍はバータブー村、ブルジュ村、バービカ村、カフル・カルミーン村、タカード村、アブザムー町、ハイヤーン町、マーリア市などを空爆し、子供4人と女性4人の合わせて8人が死亡した。

このほかアレッポ市ザフラー地区で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がヌスラ戦線などと交戦、同地を「樽爆弾」などで砲撃・空爆した。

一方、SANA(6月12日付)によると、シャイフ・サアド村、カフルナーハー村、ハーディル村、ウワイジャ地区、アブティーン村、カフルアービジュ村、アインジャーら村、ハーン・アサル村、フライターン市、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市インザーラート地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市、ザマルカー町周辺、ザバダーニー市、ムライハ市一帯、ランクース市で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(6月12日付)によると、タッル・クルディー町各所、アーリヤ農場、アッブ農場、ムライハ市および

シリア政府の動き(2014年6月12日)

SANA(6月12日付)によると、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、ダルアー県で124人、ダイル・ザウル県で31人が釈放された。

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外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、そのなかでシリア大統領選挙が「民主主義、透明性のもとで実施された」と報告、「選挙がシリアの危機の平和的解決実現の障害だとする言説を破綻させた」と主張した。

AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア反体制勢力の動き(2014年6月12日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会は、6月7~8日にかけて開催された執行部会合に関する声明を出し、大統領選挙を「独裁政権の手法継続をもたらす」と非難した。

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自由シリア軍南部戦線を構成する54の武装集団が共同声明を出し、投降者、負傷者、非武装者との戦闘禁止、拘束者の拷問禁止、拉致禁止、裁判なき処罰の禁止などを宣言し、人権擁護、国際法を順守すると誓約した。

Kull-na Shuraka', June 11, 2014
Kull-na Shuraka’, June 11, 2014
Kull-na Shuraka', June 11, 2014
Kull-na Shuraka’, June 11, 2014

AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月11日)

アクス・サイル(6月11日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)バラカ州(シリアのハサカ県のこと)が、イラク・シリア国境を隔てる土塁をブルドーザなどで破壊し、イラク領内の「ハーリシー軍」(イラク軍。ハーリシーはヌーリー・マーリキー首相の蔑称)の拠点を占拠したとして、その写真を公開した。

写真はバラカ・ニュースが配信したもので、日付は6月10日となっている。

'Aks al-Sayr, June 11, 2014
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‘Aks al-Sayr, June 11, 2014

 

‘Aks al-Sayr, June 11, 2014などをもとに作成。

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アサド大統領インタビュー(2014年6月11日)

レバノン日刊紙『アフバール』(6月11日付)は、アサド大統領に単独インタビューを行った。

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「対話、対話の文化、他者との対話に人々を慣れさせることが次の段階のテーマとなった…。(ヒムス市旧市街での停戦合意は)国防隊と武装集団の対話の結果だ。彼らは互いを知っており、各地区で対話をしている。だから和解は成功した」。

「ロシアのプーチン大統領とはシリアの姿勢を支持し続けている。なぜなら彼は、シリアが曝されている現状が国民の怒りによるものでなく、シリアの役割を打ち砕こうとする諸外国によるものだと理解しているからだ」。

al-Akhbar, June 11, 2014
al-Akhbar, June 11, 2014

「同盟国イランは、シリアに対する戦争がイランを標的としていることを知っている。なぜならその戦争はレジスタンスとその支援国すべてを標的としているからだ…」。

「テロは彼ら(欧米諸国)の国内で始まった。シリア領内で自爆した米国人もいる…。だた米国は、あらゆる陰謀に与してはいるが、フランスよりも理性的だ。フランスが過激なのはサウジなどとの(武器)契約に起因しているのだと思う」。

「カタールは依然として武装集団に資金援助をしているが、イランに接近したいと考えるようになっている」。

(レバノン大統領選挙に関して)「我々はアラブのいかなる国の内政にも干渉しない。しかし、ミシェル・アウン元将軍(自由国民潮流代表)が大統領に選出されれば歓迎する。それはレバノンの国益、さらには両国関係にも視するためだ。我々は彼が愛国的であり、宗派主義的でなく、レジスタンスとウルーバ(アラブ性)を信奉していることを知っている」。

al-Akhbar, June 11, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き(2014年6月11日)

バラク・オバマ米大統領が駐カタール大使に指名したダナー・シェル・スミス女史(国務省顧問)は、シリアの穏健な反体制勢力への軍事教練を認めるため上院の法案をオバマ政権が支持するだろうと述べた。

『ハヤート』(6月11日付)が伝えた。

AFP, June 11, 2014、AP, June 11, 2014、ARA News, June 11, 2014、Champress, June 11, 2014、al-Hayat, June 12, 2014、Kull-na Shuraka’, June 11, 2014、al-Mada Press, June 11, 2014、Naharnet, June 11, 2014、NNA, June 11, 2014、Reuters, June 11, 2014、SANA, June 11, 2014、UPI, June 11, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年6月11日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(6月11日付)が、複数の目撃者の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がイラク国内で捕獲したイラク軍の車輌や装備多数をハサカ県のヤアルビーヤ国境通行所を経由してシリア国内に搬入していると報じた。

Kull-na Shuraka', June 11, 2014
Kull-na Shuraka’, June 11, 2014

目撃者らによると、弾薬を積んだイラク軍車輌3輌がタッル・ハミース町で目撃され、ダーイシュに近い複数のインターネットサイトでは、武器搬入を指導するアブー・ウマル・シーシャーニー氏の写真が公開された。

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マダー・プレス(6月11日付)は、信頼できる消息筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がサラーフッディーン県のティクリート市、同市東部のダウラ郡を「無血開城」し制圧した。

同消息筋によると、ティクリート市に本部を置いていたイラク軍第4師団司令部は南部のアウジャ村に撤退した。

だが、合同作戦司令部筋によると、アウジャ村でのダーイシュとの戦闘で、イラク軍第4師団のナズィール・アースィム司令官を含む6人が殺害された。

一方、ミシュアーン・ジャッブーリー前国民議会議員(インサーフ戦線)はフェイスブックで、ティクリート市を制圧したダーイシュ戦闘員は、「アッラーの他に神なし」と書かれた黒旗ではなく、イラク・バアス党のイッザト・イブラーヒーム・ドゥーリー書記長の写真を掲げたと綴った。

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AFP(6月11日付)によると、モスル市を制圧したダーイシュは同市のトルコ領事館を占拠し、オズトゥルク・ユルマズ領事と同領事館職員20人を拉致した。

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マダー・プレス(6月11日付)は、治安高官筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がキルクーク県のリヤード地区にある検問所複数を襲撃し、任務を放棄し逃走しようとした治安部隊隊員6人を含む隊員10人を処刑したと報じた。

またダーイシュはターリキーヤ検問所を襲撃し、イラク軍兵士3人、覚醒評議会メンバー2人を殺害した。

このほか、フワイジャ郡、アッバースィー地区、ザーブ地区、ラシャード地区の政府関連施設を焼き討った。

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イラーキーヤ・チャンネル(6月11日付)は、イラク軍戦闘機がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧していたバグダード・アズィーム街道を空爆し、複数の戦闘員を殺害した。

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ヌーリー・マーリキー首相は週次定例声明でニナワ県、キルクーク県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、志願者からなる予備軍を設置すると発表、各県の部族、市民、政党に対して志願を呼びかけた。

AFP, June 11, 2014、AP, June 11, 2014、ARA News, June 11, 2014、Champress, June 11, 2014、al-Hayat, June 12, 2014、al-Iraqiya Channel, June 11, 2014、Kull-na Shuraka’, June 11, 2014、al-Mada Press, June 11, 2014、Naharnet, June 11, 2014、NNA, June 11, 2014、Reuters, June 11, 2014、SANA, June 11, 2014、UPI, June 11, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村周辺で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が爆弾を積んだ自動車を爆発させるともに、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と交戦した。

これに対して、軍は同地一帯を空爆・砲撃し、ヌスラ戦線などの戦闘員7人が死亡、軍側にも多数の死傷者が出た。

一方、SANA(6月11日付)によると、ラスタン市、カルヤタイン市南部、スルターニーヤ村、シャンダーヒーヤ村、タドムル市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市各所、カフルルーマー村、タッルマナス村を軍が「樽爆弾」などで空爆し、タッル

シリア政府の動き(2014年6月11日)

外務在外居住者省は声明を出し、イラクのニナワ県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、「イラクが直面しているものは、シリアが直面している、外国が支援するテロそのものである」と非難したうえで「すべての国にテロの源泉を枯渇させ…、資金、武器、テロリスト教練、イラクとシリアへの潜入支援を停止するため真摯な行動をとるよう求める」と発表し、国連安保理にテロ行為を非難し、その支援国に対処するための決議の採択を呼びかけた。

また声明では「テロとの戦い」を継続し、「シリア国民の防衛を続ける意思」を強調するとともに、「両国共通の敵であるテロに立ち向かうため、イラクを支援する用意がある」と述べた。

SANA(6月11日付)が伝えた。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、化学兵器禁止機関・国連合同派遣団特別調整官のスィグリッド・カーグ国連事務次長補と会談し、化学兵器廃棄プロセスの進捗について意見を交わした。

SANA(6月11日付)によると、会談でミクダード副大臣は「みなにとって周知の一部の国がシリアが(廃棄に関する)誓約履行を妨害するために、武装テロ集団にあらゆる支援を行っている」と述べ、廃棄プロセス延滞の責任は欧米諸国にあると批判した。

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SANA(6月11日付)によると、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、サイドナーヤー中央刑務所から恩赦実施の第一弾として274人が釈放された。

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人民議会通常会で議長選挙が行われ、ムハンマド・ジハード・ラッハーム議長(バアス党)が173票を得て議長に再選された。

通常会には213人の議員が出席、ラッハーム議長のほか、マーリヤー・サアーダ議員(無所属)が20票を獲得、19票が白票、1票が無効票だった。

また副議長には、ファフミー・ハサン副議長(無所属)が195票を得て再選された(206議員が投票し、白票は9票、無効票は2票だった。

SANA(6月11日付)が伝えた。

AFP, June 11, 2014、AP, June 11, 2014、ARA News, June 11, 2014、Champress, June 11, 2014、al-Hayat, June 12, 2014、Kull-na Shuraka’, June 11, 2014、al-Mada Press, June 11, 2014、Naharnet, June 11, 2014、NNA, June 11, 2014、Reuters, June 11, 2014、SANA, June 11, 2014、UPI, June 11, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年6月11日)

自由シリア軍最高軍事評議会(参謀委員会)は、イラクのニナワ県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢を受けるかたちでインターネットを通じて声明を出し、「サウジアラビア、トルコ、カタール、UAE、ヨルダンを筆頭とする友好国に対して、テロリスト・ダーイシュに対抗するためにダイル・ザウル県で活動する武装大隊・旅団を支援することを求める」と発表した。

また声明で、最高軍事評議会は、「ダイル・ザウル県で活動する武装大隊・旅団がアサドの悪党とテロリスト・ダーイシュに対抗する一致団結して対抗する必要」があると訴えた。

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UP(6月11日付)は、ツイッターからの情報として、シャームの民の合同作戦司令室、イスラーム戦線、シャームの民のヌスラ戦線が、アレッポ県マンビジュ市、バーブ市などからイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を放逐するための新たな作戦の開始を発表した、と報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のムハンマド・ハイイル・ワズィール氏(政治委員会メンバー)は、イラクのニナワ県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、「マーリキー政権は、シリア国民に戦争を行うアサド政権の基本的パートナーだ」としたうえで、マーリキー政権が「シリアに展開しているダーイシュの残党がイラク領に入ることを戦略的に保障している」と断じた。

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クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、ダマスカス郊外県カラムーン地方のレバノン国境に近い無人地域で活動する反体制武装集団がビデオ声明を出し、「カラムーンの男たち」と称する新たな武装集団を結成した。

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クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、ダマスカス県南部のカダム区、タダームン区、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で活動する「自由シリア軍」の武装集団とゴラン・トルクメン旅団が「トルキスターン・イスラーム党」を結成した。

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クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、シリア国内で反体制活動を続けるマイス・クライディー女史(スワイダー県出身、ドゥルーズ派)が、レバノン民主党(3月8日勢力)のタラール・アルスラーン党首とハルダ村(レバノン山地県アレイ郡)のアルスラーン邸で会談し、対イスラエル闘争、占領地解放などについて意見を交わした。

会談には同じく国内で活動する反体制活動家のニダール・サブア氏も同席した。

クライディー女史は5月に国内で反体制組織「国民行動救済戦線」の発足メンバー。

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(C)青山弘之 All rights reserved.