シリア反体制勢力の動き(2014年5月12日追記)

ラジオ・ロザナ(5月13日付)によると、国内で反体制活動を続けるズハイル・ガンヌース氏、マイス・クライディー氏、バースィル・クワイフィー氏、ハーリド・ナースィル氏、ヤースィル・カリーム氏、バッシャール・ヌーリー氏らがダマスカス県ウマイヤ・ホテルで会合を開き、新たな反体制組織「国民行動救済戦線」を発足した。

SANA(5月12日付)によると、戦線は「みなのためのシリア」をスローガンとし、結成会合では、時期内閣が行うべき政策、汚職撲滅策、選挙制度、国会改編、社会におけるコミュニケーションの活性化などが審議された。

Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、Radio Rozana, May 13, 2014、SANA, May 12, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月12日)

バービル県議会は、ヒッラ市北部での軍による掃討作戦で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員20人が殺害・逮捕された、と発表した。

マダー・プレス(5月12日付)が伝えた。

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アンバール作戦司令室は、アンバール県ファッルージャ市周辺地区を軍が制圧し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が同市からの逃走を試みている、と発表した。

また治安筋によると、ファッルージャ市西部では、軍がダーイシュ戦闘員14人を殲滅し、爆弾が仕掛けられた車、手製のロケット弾などを押収した。

マダー・プレス(5月12日付)が伝えた。

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マダー・プレス(5月12日付)は、バグダード作戦司令室筋の話として、軍・治安当局合同部隊が、バグダード県郊外のアブー・グライブ郡でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、メンバー1人を殺害、またバグダード県内で爆弾テロを行おうとしていたメンバー1人を逮捕した、と報じた。

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マダー・プレス(5月12日付)は、サラーフッディーン作戦司令室筋の話として、ティクリート市東部で軍・治安当局合同部隊が強制捜査を行い、女性3人を含むイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバー17人を逮捕した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月12日)

NNA(5月12日付)によると、北部県アッカール郡ワーディー・ハーリド地方で、シリア軍がシリア領からレバノン領内に向けて発砲、シリア領に潜入しようとしていたレバノン人2人が負傷した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月12日)

ダマスカス郊外県では、AFP(5月12日付)によると、反体制武装集団が支配下に置くアドラー市ウンマーリーヤ地区で、シリア政府代表と武装集団代表が「捕虜交換」に合意した。

これに関して、『ワタン』(5月12日付)は、反体制武装集団は同地区の住民1,500世帯を解放し、シリア政府側もこれを受けて1,500人の逮捕者を釈放する予定だと伝えた。

また「捕虜交換」と合わせて、両者は同地区への人道支援物資の搬入についても合意したという。

国民和解中央委員会のジャービル・イーサー議長は『ワタン』に対して、「合意は二段階からなり、第1段階は1家族8人の釈放など善意の表明からなり、第2段階は当局による逮捕者と拉致されているすべての家族の交換からなる」と述べた。

イーサー議長はまた「家族と引き替えに逮捕者の釈放が行われる」と付言するとともに、交渉がドゥーマー市の名士や宗教関係者によって仲介されたことを明らかにした。

一方、SANA(5月12日付)によると、ムライハ市周辺、ダーライヤー市、アーリヤ農場などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタッル市では、反体制武装集団13人が当局に投降した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、民主統一党人民防衛隊の支援を受けたジハード主義武装集団と交戦の末、アイン・イーサー市郊外のアリーダ村、ウンム・フワイシュ村、ズヌーバ村、サワーン村、ヒルバト・バカル村を制圧した。

同監視団によると、戦闘は現在も続いているという。

これに関して、ARA News(5月12日付)は、クルド戦線旅団、ラッカ革命家旅団がダーイシュと交戦し、戦闘員7人を殺害し、アイン・イーサー市郊外一帯を制圧したと報じた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧したジュダイド・アカイダート村周辺で、ダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線、ウマウィーイーン旅団、自由人の盾旅団、サイフッラーの盾大隊などが、軍との戦闘の末、タッル・マラフ検問所、ジャルマ検問所を制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺、ライラムーン地区、アーミリーヤ地区で軍とジハード主義武装集団が交戦、軍がライラムーン地区やマサーキン・ハナーヌー地区を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(5月12日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、アーミリーヤ地区、ライラムーン地区、ザフラー地区、ジュバイラ地区、ブアイディーン地区、バニー・ザイド地区、ダイル・ハーフィル市、アルバイド村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ハンダラート・キャンプ、カフルハムラ村、マアーッラト・アルティーク村、バヤーヌーン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、タシャールマー山周辺で、軍、国防隊、アレキサンドレッタ解放シリア抵抗運動、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュヌード・シャーム、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム・イスラーム運動、アンサール・シャーム運動、シャーム軍団、カーディスィーヤの民師団、我らがシャーム連合などと交戦した。

一方、SANA(5月12日付)によると、サルマー町、ドゥーリーン村、ドゥワイリカ村、ハーン・ジャウズ村、カビール村、ファルラク村、ハドラー村、サムラー村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月12日付)によると、ヒルバト・ガザーラ町南部、ラジャート高原一帯、タイバ町、サイダー町、アトマーン村、ワーディー・ズブディーで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

クッルナー・シュラカー(5月12日付)は、アレッポ県ラアス・アイン市で、民主統一党が住民45人を追放したと報じた。

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イドリブ県では、SANA(5月12日付)によると、ビンニシュ市、アルバイーン山周辺、マアッル・ディブサ村、ラーミー村、カンスフラ村、マガーラ村、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(5月12日付)によると、カフターニーヤ市で民主統一党アサーイシュがザグロス・テレビの特派員を逮捕した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014、al-Watan, May 12, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年5月12日)

外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長宛に書簡を送り、「武装テロ集団」が9日前からアレッポ市のスライマーン・ハラビー給水センターから水道供給を遮断していると報告、安保理に対してこの「犯罪行為」を非難し、厳正に対処するための決議採択を求めた。

SANA(5月12日付)が伝えた。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月12日)

シャームの民のヌスラ戦線の福祉総局は声明を出し、6日から続けられているアレッポ市西部(シリア政府支配地域)への水道供給遮断に関して、「政府軍戦闘機による主要道路への再三にわたる空爆で、道路の地下に設置されている水道が寸断され…。必要な修復作業が完了するまで、主戦を閉鎖した」ためだと弁明した。

Kull-na Shuraka', May 12, 2014
Kull-na Shuraka’, May 12, 2014

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米国を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら一行は、国防総省を訪れ、マイケル・シーハン次官補、マイケル・ランプキン次官補代理と会談した。

『ハヤート』(5月13日付)によると、会談で連立側は、自由シリア軍参謀委員会への「高性能兵器」の供与を懇願したが、米国側は「高性能兵器供与の誓約は行わず、意見交換の大部分はアル=カーイダとつながりのある過激派との戦いに裂かれた」という。

ジャルバー議長ら一行はまた、ダイアン・ファインスタイン上院情報特別委員会委員長(民主党)、マルコ・ルビオ上院議員(共和党)、ディック・ダービン上院議員(民主党)、ミッチ・マコーネル下院議員と会談し、米国の軍事支援などの可否について協議したという。

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米国を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長は、バラク・オバマ米大統領との会談に先立ってアラビーヤ(5月12日付)のインタビューに応じ、「反体制勢力は、体制でもない、過激派でもない第三の道だ」としたうえで、米国との戦略的関係強化を主唱、欧米諸国による「解放区」への飛行禁止空域設定を懇願した。

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ARA News(5月12日付)は、ジャムシード・ウマルを名乗る活動家の情報として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がマンビジュ市民に対して電力使用税を新たに課したと報じた。

この電力使用税は、居住用住宅に対しては一部屋あたり100シリア・ポンド、商店については1,000~3,000シリア・ポンドの納付を求めるものだという。

AFP, May 12, 2014、Alarabia, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月12日)

外務在外居住者省は声明を出し、5月28日に予定されている大統領選挙の在外投票に関して、ドイツ政府が実施を拒否したとしたうえで、「武装テロ集団への支援、資金供与を通じてシリアに苦痛を与える当事者になった」と非難した。

SANA(5月12日付)が伝えた。

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SANA(5月12日付)によると、ダマスカス県、ラタキア市、ダルアー市(空港地区)、タルトゥース市などで、大統領選挙の実施を支持し、投票への参加を呼びかける集会が開かれ、各会場には数千人が参加した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月11日追記2)

クッルナー・シュラカー(5月13日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣はトルコのガズィアンテップ市で閣議を開き、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が攻勢を続けるダイル・ザウル県に100万米ドルの緊急支援を行うことを了承した。

また閣議では、ヒムス市旧市街から退去した「英雄的戦闘員」に対して、1人あたり200ドル、総額で25万ドルの慰労金を支給すること、アレッポ県への50万ドルの支援、ハマー県西部への40万ドルの支援、クナイトラ県への30万ドルの支援を行うことなどを承認した。

Kull-na Shuraka’, May 13, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月11日追記)

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官は音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=Va0xQt-p768)を出し、アル=カーイダの指導者アイマン・ザワーヒリー氏に対して、「過ちを認め」、シャームの民のヌスラ戦線の忠誠を拒むよう迫るとともに、シリアからの撤退を拒否した。

アドナーニー報道官はザワーヒリー氏に対し「あなたとあなたのアル=カーイダを二つの選択肢の前に置いている。過ちを続け…、世界のムジャーヒディーンの離反と対立を続けるか、自らの過ちを認め、正すかだ」としたうえで、「我々はあなたに改めて手を差し伸べ、もっとも義しきサラフのもっとも義しき末裔となそう。ウサーマ(・ビン・ラーディン)師はムジャーヒディーンを一つの言葉でまとめた。あなたはそれを完全に引き裂いた」と非難した。

そのうえでアドナーニー師は、ヌスラ戦線を「裏切り者」と評したうえで、ザワーヒリー師に対し「まずは過ちを撤回し…、裏切り者の忠誠を退けるよう呼びかける」と述べ、「我々にシャームからの撤退を唱導していることに関して、改めて言いたい。イスラーム法、知性、そして現状を踏まえると、これはほぼ不可能な命令だ…。アッラーの法のもとにムジャーヒディーンが治める地から撤退し…、(シリア革命反体制勢力国民)連立、裏切り者の(ヌスラ)戦線とその盗人どもにこれを明け渡すことにアル=カーイダが甘んじたとしても…、我らが主、そして我らが宗教はそうなることを拒むだろう」と付言した。

一方、アドナーニー報道官は、イラン、サウジアラビアといった諸外国に対しては先人の忠告や指示に従い行わない、との姿勢を明示した。

ARA News, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月11日)

ヨルダン軍高官筋は、『ハヤート』(5月12日付)に、11日に、国境警備隊が、大量の密輸品を積んでシリアからヨルダン領内に入ろうとした車多数を発見し拘束したと述べた。

またヨルダン軍は声明を出し、大量の密輸員を積んでシリアからレバノン領内に入ろうとした車両2台をまたヨルダン軍戦闘機が空爆・破壊したと発表した。

これに関連して、ヨルダンのジハード主義潮流は声明を出し、11日にマアーン市でメンバーの一人が殺害されたと発表した。

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イスラエル軍報道官は、AFP(5月11日付)に対し、クナイトラ県カフターニーヤ町一帯での軍と反体制武装集団の戦闘激化を受け、イスラエルが占領下ゴラン高原の停戦ライン一帯を閉鎖した、と発表した。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月11日)

イラク国防省は声明を出し、イラク軍がアンバール県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)掃討作戦を継続し、ファッルージャ市南部のハヤーキル地区、団地地区、ヌアイミー地区の「浄化」を完了したと発表した。

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バービル県警察は、同県ジュルフ・サフル地方のスィンディージュ地区、バフバハーン地区で、合同治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を掃討、同地の「浄化」を完了したと発表した。

マダー・プレス(5月11日付)が伝えた。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月11日)

NNA(5月11日付)は、ベカーア県バアルベック郡アルサール村一帯で、レバノン軍がこの1週間でシリア領から不法入国しようとしたシリア人15人を逮捕したと報じた。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団を放逐し、ダイル・ザウル市東部入り口に位置するハラビーヤ交差点、工場(マアーミル)地区交差点を掌握後、シリア政府が支配するダイル・ザウル市内の街区に通じるジュナイナ通行所を制圧し、シリア軍と対峙した。

また同県西部では、ダーイシュが進軍を続け、ムハイミーダ村、ハワーイジュ・ブーマスア村、ヒサーン村を制圧したほか、タービヤ村、ジュダイド・アカイダート村の奪還を試みるヌスラ戦線などと交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ヌッブル市の複数カ所をジハード主義武装集団が砲撃し、迫撃砲弾2発が着弾した。

これに対居て、軍はウンム・アマド村をヘリコプターで空爆し、子供11人と女性2人が死亡した。

さらに軍の戦闘機は、アレッポ市ブアイディーン地区、ハンダラート・キャンプなどを空爆する一方、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺、ライラムーン地区、シャイフ・ナッジャール市・ブライジュ村交差点で、軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人)、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍などと交戦した。

一方、アレッポ市西部一帯では、シャリーア委員会による水道遮断が7日目に入った。

『ハヤート』(5月12日付)によると、この措置は、シリア政府が支配するアレッポ市西部のラインラインを遮断するとともに、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が占拠する地域への水道供給を確保するためのものだという。

他方、SANA(5月11日付)によると、アレッポ市サイフ・ダウラ地区、ライラムーン地区、ラーシディーヤ地区、アズィーザ村、マアッラト・アルティーク村、アターリブ市、ハーン・アサル村、ナアーム丘一帯、フワイジャ村、ジュッブ・サファー村、ジュッブ・ガブシャ村、タッル・ティブル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市旧市街の「停戦合意」に従って反体制武装集団が向かったダール・カビーラ村を軍が砲撃した。

またヒムス市ワアル地区で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、『ハヤート』(5月12日付)は、複数の反体制消息筋の話として、ヒムス市ワアル地区における「関係正常化」に向けた交渉が、反体制武装集団と治安当局の間で行われたと報じた。

他方、SANA(5月11日付)によると、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤト・ナイーム村、キースィーン港、タッルドゥー市、ハーニク村、ハスヤー町西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市、タッル・マラフ村、ウワイナ村、アシャーリナ村などが軍の空爆・砲撃を受けた。

一方、SANA(5月11日付)によると、ムーリク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区を軍が砲撃する一方、ジャウバル区でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(5月11日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、カフターニーヤ町を軍が砲撃、また同村周辺で反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、ハイサム・ナッサールを名乗る活動家がARA News(5月11日付)に対して、サイダー町を軍ヘリコプターが「毒ガスを装填した樽爆弾」を投下し、市民4人が死亡、15人が負傷したと主張した。

一方、SANA(5月11日付)によると、ズバイラ村、ラジャート高原一帯、ナワー市、ウンム・アウサジュ村、アトマーン村、ズィムリーン村郊外、アレッポ市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(5月11日付)によると、ダイル・アサーフィール市郊外、ザバディーン市郊外、ドゥマイル市東部、ザバダーニー市郊外の山岳地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またマアルーラー市、ジャブアディーン町で反体制武装集団戦闘員41人が当局に身柄投降した。

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イドリブ県では、SANA(5月11日付)によると、カフルルーマー村、ビンニシュ市、マアッル・シャムサ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年5月11日)

SANA(5月11日付)によると、アサド大統領はダマスカスで、ハマー県の文化、教育、宗教、社会団体の代表からなる使節団と会談し、同県の生活、治安、福祉問題などについて意見を交わした。

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月11日)

6月3日に投票が予定されている大統領選挙の選挙戦が12日早朝に解禁となり、『ハヤート』(5月12日付)などによると、ダマスカス県内、ダマスカス・ベイルート国際幹線道路などに、アサド政権への支持を訴えるポスターが一斉に張られた。

ポスターには、「サワー」(共に)、「アッラー、シリア、我が人民のみ」、「我らがバッシャールよ、あなた以外では満足できない。心底からあなたに忠誠を誓う」、「バッシャール・アサドは我々の絶対的選択肢」、「眼の医師(アサド大統領のこと)に忠誠を誓うまで、瞳を閉じることはない。我々はあなたに忠誠を誓う、2014」などと書かれている。

なお、『ハヤート』(5月11日付)によると、アサド政権支持者は、大統領選挙戦が開始される1日前の11日未明に、フェイスブック(https://www.facebook.com/pages/%D8%B3%D9%88%D8%A7/236279589906989?fref=ts)、ツイッターなどに「サワー」と銘打ったページ、アカウントを開設し、選挙戦への準備を本格化させた。

またSANA(5月11日付)によると、マーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール人民議会議員、ハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣の2名の立候補者への支持を呼びかけるポスターも各所に張られた。

ハッジャール人民議会のポスターには「諸人民の意思は一局の意思より強い」、「シリアは…パレスチナのためにある」、「世俗的シリア」といったスローガンが、ヌーリー元国防大臣のポスターには「汚職撲滅を全体の進歩のために」スローガンが掲げられた。 

SANA, May 11, 2014
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SANA(5月11日付)によると、ヒムス県タッルカラフ市、ダマスカス郊外県キスワ市、サフナーヤー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、アレッポ市サビール地区、ハマー市、スワイダー市、スワイダー県カルバー村、タルトゥース市各所などで、軍による「テロとの戦い」と大統領選挙実施への支持を訴えるデモ集会が開かれ、数千人の市民が参加した。

デモ集会には、バアス党の地元幹部、人民諸組織・職業諸組合幹部らも参加した。

SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014

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大統領府は声明を出し、6月3日に投票が予定されている大統領選挙に関して「民主的多元的選挙の雰囲気」に歓迎の意を示すとともに、「投票日に自由と透明性をもって立候補者1を選び、自らの意見を表明」するよう呼びかけた。

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外務在外居住者省は声明を出し、5月28日に予定されている大統領選挙の在外投票に関して、フランス政府が実施を拒否したため、フランス在住のシリア国民は選挙に参加できないと発表、遺憾の意を表明した。

SANA(5月11日付)によると、パリでは、フランス政府の姿勢に抗議し、在外居住者が抗議デモを行ったという。

SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014
SANA, May 11, 2014

AFP, May 11, 2014、AP, May 11, 2014、ARA News, May 11, 2014、Champress, May 11, 2014、al-Hayat, May 12, 2014、Kull-na Shuraka’, May 11, 2014、al-Mada Press, May 11, 2014、Naharnet, May 11, 2014、NNA, May 11, 2014、Reuters, May 11, 2014、SANA, May 11, 2014、UPI, May 11, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア反体制勢力の動き(2014年5月10日追記)

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のシャリーア委員会は声明を出し、アレッポ県内の支配地域の「啓典の民」の富裕層に対してジズヤを科す決定を下したと発表した。

ARA News(5月11日付)が伝えた。

ARA News, May 11, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月10日)

ジェニファー・サキ米国務省報道官は、シリアの化学兵器廃棄プロセスの進捗に関して「アサド政権が…(搬出・廃棄されていない8%の化学兵器関連物質の)搬出・破壊など必要な措置を講じ始めることでき、またそうしなければならないと考えている」と述べた。

サキ報道官はまた「そこ(反体制武装集団に包囲され、シリア政府がアクセスできないと主張している関連施設)に到達する方途を探し続けねばならない。これらの武器廃棄は政府の責任だ…。我々はアサド政権が言うことを信用している…。今後も活動を中止し続ける」と付言した。

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月10日)

イラキー・ニュース(5月10日付)によると、バービル県ジュルフ・サフル地方で、軍がシリア人2人を含むイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員9人を殺害した。

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イラキー・ニュース(5月10日付)によると、アンバール県ファッルージャ市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が同市での戦闘を拒否したとの理由で戦闘員複数名を処刑した。

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月10日)

ナハール・ネット(5月10日付)によると、レバノン軍は北部県アッカール軍で、車に積まれていた約6,660発の銃弾を押収、車の持ち主を逮捕した。

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NNA(5月10日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディー・フマイイドで、内務治安軍総局が武装したシリア人1人を逮捕した。

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月10日)

ヒムス県では、AFP(5月10日付)などによると、前日に引き続き、避難生活を送ってきたヒムス市旧市街の住民数千人が帰宅した。

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市旧市街の「停戦合意」の適用地域から除外されたヒムス市ワアル地区に対して、軍が砲撃を加えた。

一方、SANA(5月10日付)によると、カフルラーハー市、タッルドゥー市、タラフ村、キースィーン港、アブドゥーン村、ハスヤー町西部、タッル・カンズ村、ヒルバト・ハービヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、『ハヤート』(5月11日付)などによると、ジャウバル区に対して軍が反体制武装集団に対する攻撃を激化させ、進軍した。

しかし、フェイスブックページ「バッシャール・アサドに対するシリア革命」によると、イスラーム軍のムジャーヒディーンが反撃し、軍を再び後退させたという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザマルカー町を通る南部環状道路で、軍といジハード主義武装集団が交戦、また軍がザバディーン市、ジスリーン町、ムライハ市の郊外を砲撃した。

一方、SANA(5月10日付)によると、ムライハ市郊外、アイン・タルマー渓谷、アドラー市旧市外、アーリヤ農場、ルハイバ市東部、ジャイルード市郊外、ダイル・ムクリン町・イフラ村間の街道、ハーン・シャイフ・キャンプ、ダルーシャ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市東部郊外の検問所に対して、イスラーム戦線が爆弾を仕掛けた自動車で攻撃を加え、軍兵士約20人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アナダーン市、フライターン市、ウンム・アマド村などを軍が空爆し、10人以上が死傷した。

またアレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺では、軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人民兵)、ヒズブッラー戦闘員が、ムハージリーン・ワ・アンサール軍(外国人戦闘員)、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦する一方、軍がライラムーン地区を空爆した。

さらに、アレッポ中央刑務所に近いマジュバル地区で、ヌスラ戦線などからなるサラフィー・ジハード手技武装集団が軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と交戦し、同地を制圧した。

これに対して、軍は同地区一帯を「樽爆弾」で空爆、ヌスラ戦線、シャームの暁イスラーム運動の戦闘員ら27人が死亡した。

一方、SANA(5月10日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、アーミリーヤ地区、ジャンドゥール地区、シャイフ・サイード地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、ハンダラート・キャンプ、ハーン・アサル村、ダイル・ハーフィル市、アターリブ市、タッル・ジャビーン村、アンジャーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、タルティヤーフ村を軍が空爆、またタシャールマー山周辺、第45監視塔、カサブ町周辺で、軍、国防隊、アレキサンドレッタ地方解放シリア抵抗運動が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュヌード・シャーム、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム・シャーム運動などと交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・アブヤド市郊外のバナート・アリー村周辺で民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦、またズヌーバ村にあるダーイシュの拠点、カフィーファ検問所を包囲した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市、ブスル・ハリール市、タッル・アシュタルを軍が砲撃、タファス市、ナワー市、ヌアイマ村、サフム・ジャウラーン村、サイダー町、ムサイフラ町を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(5月10日付)によると、フラーク市・カラク村間、ダルアー市旧税関地区北部など、ブスラー・シャーム市、サムリーン村・ズィムリーン村分岐点、サムリーン村北西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(5月10日付)によると、アルバイーン山周辺、カフルハーヤー村、ビンニシュ市、サルジャ村、バザーブール村、ハーミディーヤ村周辺、ハーン・スブル村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月10日付)によると、ダイル・ザウル市フアード映画館通り、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、ラサーファ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年5月10日)

SANA(5月10日付)によると、タルトゥース県のバーニヤース市、アイン・ズブダ村で、軍による「テロとの戦い」と大統領選挙実施を支持するデモ集会を行い、バーニヤース市の会場には数千人が集まり、アサド大統領への支持を表明した。

SANA, May 10, 2014
SANA, May 10, 2014

デモ集会にはバアス党の地元代表らも参加した。

またラタキア市(マディーナト・リヤーディーヤ)、ダマスカス県旧市外各所、スワイダー市では、革命青年連合などの人民諸組織が同様の集会を主催した。

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月10日)

シリア人権監視団は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が10日、ダイル・ザウル県西部ほぼ全域をシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線などとの交戦の末に制圧した、と発表した。

同監視団によると、ダイル・ザウル県西部での一連の戦闘で、ダーイシュのカザフスタン人司令官1人を含む7人が死亡する一方、ヌスラ戦線、イスラーム戦線側も12人が死亡、10日間にわたる双方の死者総数は230人以上に達したという。

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月10日)

最高憲法裁判所のマージド・フドラ報道官は、大統領選挙立候補届出却下に対する異議申立を同裁判所が却下し、最終的な立候補者が確定したと発表した。

SANA, May 10, 2014
SANA, May 10, 2014

最終確定した立候補者はマーヒル・アブドゥルハーフィズ・ハッジャール人民議会議員、ハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣、バッシャール・アサド大統領の3人で、選挙戦は11日早朝から開始される、という。

SANA(5月10日付)が伝えた。

 

AFP, May 10, 2014、AP, May 10, 2014、ARA News, May 10, 2014、Champress, May 10, 2014、al-Hayat, May 11, 2014、Iraqinews.com, May 10, 2014、Kull-na Shuraka’, May 10, 2014、Naharnet, May 10, 2014、NNA, May 10, 2014、Reuters, May 10, 2014、SANA, May 10, 2014、UPI, May 10, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月9日)

イラク国防省は、アンバール県ファッルージャ市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)掃討に向けた軍事作戦を開始したと発表した。

イラキー・ニュース(5月9日付)が伝えた。

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イラキー・ニュース(5月9日付)によると、アンバール県東部で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員11人を殺害した。

AFP, May 9, 2014、AP, May 9, 2014、ARA News, May 9, 2014、Champress, May 9, 2014、al-Hayat, May 10, 2014、Iraqinews.com, May 9, 2014、Kull-na Shuraka’, May 9, 2014、Naharnet, May 9, 2014、NNA, May 9, 2014、Reuters, May 9, 2014、SANA, May 9, 2014、UPI, May 9, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月9日)

『アフバール』(5月9日付)は、ヒズブッラーがサウジアラビアに対して、自由国民潮流代表のミシェル・アウン元国軍司令官(国会議員)を大統領候補として支持するとのメッセージを伝えた、と報じた。

ただし、ヒズブッラー、自由国民潮流、アマル運動など3月8日勢力を構成する各党は、大統領候補を正式に擁立していない。

AFP, May 9, 2014、al-Akhbar, May 9, 2014、AP, May 9, 2014、ARA News, May 9, 2014、Champress, May 9, 2014、al-Hayat, May 10, 2014、Iraqinews.com, May 9, 2014、Kull-na Shuraka’, May 9, 2014、Naharnet, May 9, 2014、NNA, May 9, 2014、Reuters, May 9, 2014、SANA, May 9, 2014、UPI, May 9, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月9日)

ヒムス県では、『ハヤート』(5月10日付)などによると、反体制武装集団の退去を受け、避難生活を送ってきたヒムス市旧市街の住民数百人が帰宅した。

またSANAによると、反体制武装集団が退去したヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区、ジャウラト・シヤーフ地区、ハーリディーヤ地区で、集団墓地、焼却・遺棄された遺体、野戦病院、爆弾工場、地下トンネルなど多数が発見された。

 

SANA, May 9, 2014
SANA, May 9, 2014

 

SANA, May 9, 2014
SANA, May 9, 2014

 

SANA, May 9, 2014
SANA, May 9, 2014

 

SANA, May 9, 2014
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SANA, May 9, 2014
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SANA, May 9, 2014
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このほか、ラッフーム村、ウンム・リーシュ村、西サラーム村、クナイトラート村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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SANA, May 9, 2014
SANA, May 9, 2014

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月9日付)、SANA(5月9日付)などによると、ヒムス市旧市街の「休戦合意」に基づき、反体制武装集団が、ヌッブル市、ザフラー町への人道支援物資の搬入を許可、12台の貨物車両が両村に入った。

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同じくアレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、カースティールー地区・ジャンドゥール地区分岐路を軍が「樽爆弾」で空爆し、子供2人が負傷する一方、アレッポ市シャイフ・サイード地区セメント工場周辺で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

また、県北部のアブラー村周辺で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がジハード主義武装集団と交戦した。

この武装集団は、ダーイシュが占拠するアブラー村の奪還を試みていたという。

一方、SANA(5月9日付)によると、アレッポ市シャイフ・サイード地区のセメント工場一帯を軍が制圧した。

またアレッポ市旧市街、ラームーサ地区、カースティールー地区、ラーシディーン地区、フライターン市、ハイヤーン町、カフルハムラ村、シャイフ・ナッジャール市・ブライジュ村交差点で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ムハイミーダ村周辺、タリーフ村周辺、ダイル・ザウル市北部の工場地区周辺で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またARA News(5月9日付)によると、軍がダイル・ザウル市シャイフ・マスキーン地区を砲撃し、シャームの民のヌスラ戦線シャリーア委員会の戦闘員1人が死亡した。

さらに、ジュダイド・アカイダート村では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、ダーイシュ戦闘員複数が死傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市周辺での軍、国防隊との戦闘で、ジハード主義武装集団を率いる司令官(少尉)が戦死した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバディーン市郊外、ダイル・アサーフィール市郊外、ザバダーニー市近郊、ムライハ市およびその周辺を軍が砲撃した。

一方、SANA(5月9日付)によると、TAMICO南部、ダイル・アサーフィール市郊外、アーリヤ農場、アドラー市旧市街、ハラスター市警察病院東部、ドゥマイル市近郊、ジャイルード市郊外、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、カフターニーヤ町周辺で軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(5月9日付)によると、カフターニーヤ町周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月9日付)によると、ダルアー市旧税関地区周辺、マンシヤ地区、ナワー市周辺、ウンム・ハウラーン丘、アトマーン村、サムリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(5月9日付)によると、ビンニシュ市、サムリーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 9, 2014、AP, May 9, 2014、ARA News, May 9, 2014、Champress, May 9, 2014、al-Hayat, May 10, 2014、Iraqinews.com, May 9, 2014、Kull-na Shuraka’, May 9, 2014、Naharnet, May 9, 2014、NNA, May 9, 2014、Reuters, May 9, 2014、SANA, May 9, 2014、UPI, May 9, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月9日)

アラビーヤ・チャンネル(5月9日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、アラブ諸国および西欧諸国のイスラーム教徒女性を戦闘員と結婚させるために「勧誘」し、拉致する事件が相次いでいると報じた。

Kull-na Shuraka', May 9, 2014
Kull-na Shuraka’, May 9, 2014
Kull-na Shuraka', May 9, 2014
Kull-na Shuraka’, May 9, 2014

同チャンネルはまた、ダーイシュにリクルートされたと思われる18歳以下の子供たちの写真を公開した。

写真はアレッポ県バーブ市で撮影されたものだという。

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クッルナー・シュラカー(5月9日付)は、ハサカ県カーミシュリー市のメソポタミア・アカデミーで西クルディスタン移行期民政局に参加する民主統一党などの政党、団体が大会を開き、愛国的反体制勢力統合とシリア危機の民主的解決を求めるイニシアチブを採択した、と報じた。

このイニシアチブにおいて、参加者は、民主的多元的分権的なシリアの樹立、クルド問題などエスニック集団をめぐる問題への保障を憲法で明記したかたちでの紛争の民主的解決をめざすことを確認するとともに、この目標をすべての愛国的反体制勢力に示し、国民和解案策定委員会の設置、国民和解大会の開催などを呼びかけた。

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ARA News(5月9日付)によると、イラク・クルディスタン地域政府でのシリア・クルディスタン民主党結党(4月)を受け、同党に参加・解党したシリア・クルド・アーザーディー党ムスタファー・ウースー派の元メンバーらが「暫定指導委員会」を設置し、シリア・クルディスタン民主党から事実上離反した。

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米国を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら一行は、アダム・スミス下院軍事委員会委員(民主党)、カール・レビン上院軍事委員会委員長(民主党)、アダム・キンジンガー下院軍事委員会委員(共和党)ら、上下両院軍医委員会委員と会談した。

複数の連立筋によると、会談で連立側は、「解放区」防衛、民間人保護、シリア空軍迎撃のための高性能兵器の供与を求める一方、上下両院軍医委員会委員らと「シリアにおけるテロとの戦いのための戦略的協力関係」の構築について協議したという。

また自由シリア軍参謀委員会のアブドゥルイラーフ・バシール参謀長は会談で、対空ミサイルの供与を求め、議員らに対して、自由シリア軍の高性能兵器がアル=カーイダの手に渡ることはないと説得しようとしたという。

AFP, May 9, 2014、Alarabia, May 9, 2014、AP, May 9, 2014、ARA News, May 9, 2014、Champress, May 9, 2014、al-Hayat, May 10, 2014、Iraqinews.com, May 9, 2014、Kull-na Shuraka’, May 9, 2014、Naharnet, May 9, 2014、NNA, May 9, 2014、Reuters, May 9, 2014、SANA, May 9, 2014、UPI, May 9, 2014などをもとに作成。

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最新論考「アル=カーイダ系武装組織の抗争の「場」と化したシリア」(nonfiction J)

高岡豊「アル=カーイダ系武装組織の抗争の「場」と化したシリア」
http://nonfiction.jp/%e5%9b%bd%e9%9a%9b/12023

nonfiction J、 2014年5月8日
2010年から2012年にかけて起きた「アラブの春」。中東地域における民主化の波として国内メディアでも大きく報道された。しかし、実際には、「アラブの春」以降の現状は混とんとしている。特に内戦が泥沼化しているシリアについて、メディアからその情勢は十分に伝わってこない。そこで、中東調査会研究員としてシリア情勢をウオッチしている高岡豊氏にシリアを取り巻く状況を読み解いてもらった。・・・

諸外国の動き(2014年5月8日)

米財務省は、共和国護衛隊司令官の一人で大統領付の治安問題担当顧問のバッサーム・ハサン氏、フサイン・アルヌース公共事業大臣、アフマド・カーディリー農業大臣、イスマーイール・イスマーイール財務大臣、キンダ・シャンマート社会問題大臣、ハサン・ヒジャーズィー労働大臣、バーニヤース石油会社、ロシアのテンプバンク銀行(本社モスクワ)および同銀行のミハイル・ガグロエフ頭取を対シリア制裁リストに加え、資産凍結、取引禁止対象とした。

米国の対シリア制裁において、ロシアの企業、個人が対象となるのはこれが初めて。

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国連安保理で、シリアの化学兵器廃棄プロセスの進捗状況に関する非公式会合が開かれた。

会合で化学兵器禁止機関・国連合同派遣団特別調整官のスィグリッド・カーグ国連事務次長補は、ダマスカス近郊の2カ所に化学兵器関連物質約100トンが依然保管されているとしたうえで、反体制武装集団が包囲しているため、シリア政府がこの2カ所からの搬出作業を行うことができないでいると報告した。

この2カ所には、16の保管庫があり、うち5つの保管庫には危険度の高い化学物質が、11カ所には危険度の低い化学物質が保管されており、ヘリコプターを使用した搬出作業などについてシリア政府と協議・検討している、という。

『ハヤート』(5月9日付)が伝えた。

AFP, May 8, 2014、AP, May 8, 2014、ARA News, May 8, 2014、Champress, May 8, 2014、al-Hayat, May 9, 2014、Iraqinews.com, May 8, 2014、Kull-na Shuraka’, May 8, 2014、Naharnet, May 8, 2014、NNA, May 8, 2014、Reuters, May 8, 2014、SANA, May 8, 2014、UPI, May 8, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月8日)

イラキー・ニュース(5月8日付)によると、アンバール県サクラーウィーヤ市で軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が交戦し、ダーイシュ戦闘員12人が死亡、またマルハマ市での戦闘でもダーイシュ戦闘員4人が死亡した。

AFP, May 8, 2014、AP, May 8, 2014、ARA News, May 8, 2014、Champress, May 8, 2014、al-Hayat, May 9, 2014、Iraqinews.com, May 8, 2014、Kull-na Shuraka’, May 8, 2014、Naharnet, May 8, 2014、NNA, May 8, 2014、Reuters, May 8, 2014、SANA, May 8, 2014、UPI, May 8, 2014などをもとに作成。

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