2014年4月15日のシリア情勢:シリア政府の動き

SANA(4月15日付)によると、ダマスカス郊外県カラムーン地方のジャブアディーン町で、軍による治安回復を祝う集会が開かれ、多数の住民が参加した。

SANA, April 15, 2014
SANA, April 15, 2014

AFP, April 15, 2014、AP, April 15, 2014、ARA News, April 15, 2014、Champress, April 15, 2014、al-Hayat, April 16, 2014、Iraqinews.com, April 15, 2014、Kull-na Shuraka’, April 15, 2014、Naharnet, April 15, 2014、NNA, April 15, 2014、Reuters, April 15, 2014、SANA, April 15, 2014、UPI, April 15, 2014などをもとに作成。

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2014年4月14日のシリア情勢:反体制勢力の動き(追記2)

シャームの民のヌスラ戦線(南部地区)は声明を出し、「イスラーム教徒の血に対する復讐」の戦いの開始を宣言し、スワイダー県の軍、国防隊の施設、隊員住居、軍の兵站路などを攻撃すると予告した。

Kull-na Shuraka', April 15, 2014
Kull-na Shuraka’, April 15, 2014

al-Hayat, April 16, 2014、Kull-na Shuraka’, April 15, 2014などをもとに作成。

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2014年4月14日のシリア情勢:諸外国の動き

化学兵器禁止機関は声明を出し、シリア政府が13回目の化学兵器関連物質のラタキア港からの搬出を行ったと発表した。

同声明によると、この搬出作業で、シリア政府は化学兵器関連物質の65%を国外に搬出したことになるという。

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GCCのアブドゥッラティーフ・ズィヤーニー事務局長は声明を出し、カフルズィーター市での化学兵器使用疑惑に関して「シリア政府が…孤立した民間人に毒ガスを使用した」と断じ、「国際社会の沈黙が正統性のない政権による…国際法違反、人道的価値、人権侵害を促す」と警鐘を鳴らした。

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EU外相会議がルクセンブルグで開かれ、シリア情勢、ウクライナ情勢などが協議された。

キャサリン・アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は会談後、シリア情勢に関して「民間人に対する残虐行為が日々行われているとの報告が伝えられ、事態は深刻」としたうえで、「この状態を終わらせる道は、政治的解決にいたることだけ」と述べ、ジュネーブ2会議の再開を呼びかけた。

アシュトン上級代表はそのうえで、アサド政権が、反体制勢力を「テロリスト」とみなし、ジュネーブ合意を拒否していることが、交渉再開の障害になっている、と批判した。

また会合後に出された声明において、EU各国外相は、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表による紛争和解に向けた交渉への支持を表明、アサド政権にジュネーブ合意、国連安保理決議第2118号、第2139号の遵守を求めた。

そのうえで「いかなる選挙も、ジュネーブ合意の枠内で行われなければならず…、現政権がジュネーブ合意の枠組みから外れておこなう大統領選挙などすべての選挙は…滑稽で、信頼を欠き、政治的解決追求の努力を脅かすことになる」と警鐘を鳴らした。

一方、シリア国内での人道犯罪、戦争犯罪については、シリアでの人権侵害を調査するための国際調査委員会(パウロ・セルジオ・ピネイロ委員長)の活動への支持を表明、「シリア政府とその同盟者」にこれらの犯罪の大部分に責任があるとする一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などアル=カーイダとつながりがある組織の犯罪についても非難の意思を示した。

AFP, April 14, 2014、AP, April 14, 2014、ARA News, April 14, 2014、Champress, April 14, 2014、al-Hayat, April 15, 2014、Iraqinews.com, April 14, 2014、Kull-na Shuraka’, April 14, 2014、Naharnet, April 14, 2014、NNA, April 14, 2014、Reuters, April 14, 2014、SANA, April 14, 2014、UPI, April 14, 2014などをもとに作成。

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2014年4月14日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月14日付)によると、サラーフッディーン県のバイジー市で、治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員9人を逮捕した。

AFP, April 14, 2014、AP, April 14, 2014、ARA News, April 14, 2014、Champress, April 14, 2014、al-Hayat, April 15, 2014、Iraqinews.com, April 14, 2014、Kull-na Shuraka’, April 14, 2014、Naharnet, April 14, 2014、NNA, April 14, 2014、Reuters, April 14, 2014、SANA, April 14, 2014、UPI, April 14, 2014などをもとに作成。

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2014年4月14日のシリア情勢:レバノンの動き

マナール・チャンネル(4月14日付)は、ダマスカス郊外県マアルーラー市での取材を行っていた特派員ら3人が載っていた車が、武装集団の襲撃を受け、ハッジ・ハサン特派員が死亡、カメラマンとスタッフが負傷したと報じた。

Naharnet, April 14, 2014
Naharnet, April 14, 2014
Naharnet, April 14, 2014
Naharnet, April 14, 2014

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サウジアラビアで亡命生活を送るサアド・ハリーリー元首相は、リヤドのヤマーマ宮殿でムクリン・アブドゥルアズィーズ王子と会談した。

ハリーリー元首相の事務所によると、会談で元首相は、ムクリン王子が次期国王候補に選ばれたことに祝辞を述べたという。

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NNA(4月14日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ラブワ村に、シリア領から発射されたロケット弾複数発が着弾した。

これに関して、バアルベック・スンナ派自由人旅団が声明を出し、犯行を認めた。

AFP, April 14, 2014、AP, April 14, 2014、ARA News, April 14, 2014、Champress, April 14, 2014、al-Hayat, April 15, 2014、Iraqinews.com, April 14, 2014、Kull-na Shuraka’, April 14, 2014、Qanat al-Manar, April 14, 2014、Naharnet, April 14, 2014、NNA, April 14, 2014、Reuters, April 14, 2014、SANA, April 14, 2014、UPI, April 14, 2014などをもとに作成。

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2014年4月14日のシリア情勢:国内の暴力

軍武装部隊総司令部は声明を出し、国防隊の協力のもと、軍がダマスカス郊外県カラムーン地方のマアルーラー市、サルハ市、ハッバ市の治安と安定を回復、周辺の丘陵地帯で「武装テロ集団」を殲滅し、同地を制圧したと発表した。

SANA, April 14, 2014
SANA, April 14, 2014
SANA, April 14, 2014
SANA, April 14, 2014

これに関して、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は「カラムーン地方はほぼ完全にヒズブッラー戦闘員と軍の支配下に入った」と認めつつ、反体制武装集団が、フーシュ・アラブ村やアッサール・ワルド町、カラムーン地方南部のザバダーニー市一帯の拠点から、軍やヒズブッラー戦闘員の検問所に対して夜襲をかけるなどして抵抗を続けていると述べた。

その一方、アブドゥッラフマーン代表は「ザバダーニー市の事態正常化に向けた空爆回避のための仲介」工作が行われており、過去数日間で、反体制武装集団戦闘員約40人が当局に投降したことを明らかにした。

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同じく、ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその一帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が籠城するヒムス市旧市街に軍が空爆を行い、ワアル地区への地対地ミサイルの攻撃でジハード主義武装集団戦闘員1人が死亡する一方、シリア政府の支配下にあるアクラマ地区で、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、2人が死亡した。

一方、SANA(4月14日付)によると、フージュ・ハッジュー村、ザアフラーナ村、ハマーム村、下ミール村、カフルターハー村、タッルダハブ村、タッルドゥー市、ダール・カビーラ村、ドゥワイル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ86地区、ダマスカス大学寮近くのカヤワーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾、またジャウバル区への軍の空爆で多数が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ジスル・ハッジ地区、ラームーサ地区、アンサーリー地区、マシュハド地区、アーミリーヤ地区を軍が空爆・砲撃した。

また、ザフラー協会地区の空軍情報部周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる外国人ジハード主義武装集団と交戦した。

この戦闘により、ヌスラ戦線などは、SADCOP地区、ラームーサ地区の燃料備蓄庫を制圧した。

このほか、ジハード主義武装集団は、サフィーラ市周辺の軍拠点を砲撃した。

一方、SANA(4月14日付)によると、アレッポ市ブスターン・バーシャー地区周辺、アワーリド地区、アーミリーヤ地区、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区、ハンダラート・キャンプ、ダーラト・イッザ市、バヤーヌーン町、マーリア市、アッザーン村、ハーン・トゥーマーン村、アターリブ市、ワディーハ村、カブターン・ジャバル村、クワイリス村周辺、アルバイド村、ラスム・アッブード村、ICARDA周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カサブ町郊外のサルダリーン山周辺で、軍とジハード主義武装集団が交戦する一方、トルクメン山一帯(ナスル山周辺、ナブア・ムッル地方、ファルナルク地方、サムラ山一帯)を軍が「樽爆弾」で空爆・砲撃した。

一方、SANA(4月14日付)によると、カサブ町郊外のタシャールマー山(サッル・ダリーン山)山頂を軍と国防隊が制圧し、同地一帯で「テロリスト」の追撃を行った。

また、ARA News(4月14日付)によると、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民3人が死亡、10人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線がラッカ市・シャッダーディー市街道でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の部隊を要撃し、「アミール」1人と戦闘員3人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地周辺で、軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(4月14日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またARA News(4月14日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団との戦闘の末、スール村を制圧した。

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イドリブ県では、SANA(4月14日付)によると、カトルーン村、西ジュッブ村、カフルラーター村、ナリラヤー村、ムナイズィラ村、カフルルーマー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(4月14日付)によると、フラーク市、ナワー市、ラジャート高原、ヤードゥーダ村、ムザイリーブ町、アトマーン村、インヒル市、ヌアイマ村、ダルアー市内各所(Syriatel、ヤルムーク学校、ビラール・ハバシー・モスクなど)、サイダー陸橋で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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SANA(4月14日付)は、ダマスカス郊外県、ダマスカス県、クナイトラ県、ハマー県、ハサカ県、ダイル・ザウル県、ヒムス県で、反体制武装集団戦闘員638人が当局に武器を引き渡し、投降したと報じた。

AFP, April 14, 2014、AP, April 14, 2014、ARA News, April 14, 2014、Champress, April 14, 2014、al-Hayat, April 15, 2014、Iraqinews.com, April 14, 2014、Kull-na Shuraka’, April 14, 2014、Naharnet, April 14, 2014、NNA, April 14, 2014、Reuters, April 14, 2014、SANA, April 14, 2014、UPI, April 14, 2014などをもとに作成。

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2014年4月14日のシリア情勢:シリア政府の動き

外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長宛てに書簡を送り、そのなかで、米国、フランス、トルコ、サウジアラビアがシリアでの危機発生当初から、シリアへの敵対行為を続けるための陰謀を企てていると報告、シリア政府が化学兵器を使用したとの嫌疑を広めようとしていると非難した。

声明は、こうした動きが、シリア国内での「武装テロ集団」による化学兵器使用を促していると指摘、シリア国民に対する化学兵器使用の責任はこれらの国の政府にあると追及した。

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SANA, April 14, 2014
SANA, April 14, 2014

SANA(4月14日付)によると、ダマスカス郊外県ジャバル・シャイフ(ヘルモン山)地方の住民がジャンダル城で軍による「テロとの戦い」を支持するデモ集会を行った。

集会には、バアス党シリア地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長ら要人も参加した。

AFP, April 14, 2014、AP, April 14, 2014、ARA News, April 14, 2014、Champress, April 14, 2014、al-Hayat, April 15, 2014、Iraqinews.com, April 14, 2014、Kull-na Shuraka’, April 14, 2014、Naharnet, April 14, 2014、NNA, April 14, 2014、Reuters, April 14, 2014、SANA, April 14, 2014、UPI, April 14, 2014などをもとに作成。

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2014年4月14日のシリア情勢:反体制勢力の動き(追記)

クッルナー・シュラカー(4月14日付)によると、民主的変革諸勢力国民調委員会の執行部メンバーのサフワーン・アッカーシュ氏(共産主義行動党幹部)が、ダマスカス県からスワイダー県に向かう途中、ヒルバト・シヤーブ検問所で逮捕された。

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アナトリア通信(4月14日付)によると、トルコのイスタンブールで11日から開かれていたイスラーム教宗教関係者、サラフィー主義者らの会合が、シリア・イスラーム評議会の結成を宣言して、閉幕した。

Kull-na Shuraka', April 14, 2014
Kull-na Shuraka’, April 14, 2014

シリア・イスラーム評議会は、シリア国内外で活動するスンナ派のイスラーム系組織40団体からなり、シリア国内で活動するシャリーア委員会も参加しているという。

 
AFP, April 14, 2014、Anadolu Ajansı, April 14, 2014、AP, April 14, 2014、ARA News, April 14, 2014、Champress, April 14, 2014、al-Hayat, April 15, 2014、Iraqinews.com, April 14, 2014、Kull-na Shuraka’, April 14, 2014、Naharnet, April 14, 2014、NNA, April 14, 2014、Reuters, April 14, 2014、SANA, April 14, 2014、UPI, April 14, 2014などをもとに作成。

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2014年4月14日のシリア情勢:反体制勢力の動き

『ハヤート』(4月14日付)は、ヒムス市の活動家ら(ヒムス報道センターなど)の話として、シリア政府(軍)とヒムス市内の複数の反体制武装集団が、戦闘員の市外への脱出を保障するための「人道回廊」開放などを骨子とする停戦協議を行っていると報じた。

同報道によると、「(軍による)厳しい包囲が続くなかで選択肢は限られており、一部では、ヒムス市が政権側の手に落ちることが近いという以外の選択肢を見つけられないでいる…。また、現段階では、包囲されているヒムス市を解放するための作戦を行えるような信頼できる武装集団への実質的支援はなされていない」という。

こうしたなか、反体制武装集団は、ヒムス市内の反体制武装集団が武器解除せずにラスタン市、タルビーサ市方面に脱出するためのルートを確保することを軍と協議しているという。

al-Hayat, April 14, 2014をもとに作成。

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2014年4月13日のシリア情勢:シリア政府の動き(追記)

『ハヤート』(4月15日付)によると、ドゥルーズ派のシャイフ、ルーランス・サラーム師の一時身柄拘束に端を発するスワイダー県での緊張状態を緩和するため、軍事情報局スワイダー支局のワフィーク・アッバース(ワフィーク・ナースィル)支局長が解任され、アリー・ターハー大佐が後任の局長に任命された。

これを受け、ドゥルーズ派のシャイフ・アクルらが声明を出し、祝砲の禁止、武器携帯、軍服着用の禁止、抗議集会の禁止、治安と安全の確保、当局による調査への協力を住民に呼びかけた。

だが、一部活動家とシャイフが13日にマズラア町のシャイフ、アブー・ワフド・ワヒード・バルアース師の自宅に集まり、この声明を拒否、バルアース師をドゥルーズ派「唯一の代表」とみなし、忠誠を誓い、武器引き渡しを行わないよう呼びかけているという。

al-Hayat, April 14, 2014、Kull-na Shuraka’, April 13, 2014、April 14, 2014などをもとに作成。

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2014年4月13日のシリア情勢:イラクの動き

イラク・クルディスタン民主党の広報筋は声明を出し、そのなかでシリアの民主統一党が「(シリア・イラク国境地域の)堀建設の背後にイラク・クルディスタン民主党がいるとの嫌疑をかけることで、世論を惑わそうとしている」と批判した。

声明においてイラク・クルディスタン民主党は、「こうした措置と党は無関係であり、イラク・クルディスタン地域政府とその軍・治安機関は、テロ攻撃や密輸から同地域と国境を守るための仕組みをしている。なぜなら地域の治安と市民生活はレッドラインだからだ」と付言した。

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イラキー・ニュース(4月13日付)によると、アンバール県ラマーディー市南部で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、司令官のアブドゥッラフマーン・アンバーリー氏を含む5人を殺害した。

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イラキー・ニュース(4月13日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がサラーフッディーン県内の幹線道路を封鎖し、大規模な軍事行進を行った。

AFP, April 13, 2014、AP, April 13, 2014、ARA News, April 13, 2014、Champress, April 13, 2014、al-Hayat, April 14, 2014、Iraqinews.com, April 13, 2014、Kull-na Shuraka’, April 13, 2014、Naharnet, April 13, 2014、NNA, April 13, 2014、Reuters, April 13, 2014、SANA, April 13, 2014、UPI, April 13, 2014などをもとに作成。

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2014年4月13日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(4月13日付)は、軍事情報局がベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外の山岳地帯で、マフムード・サミール・フライヒル氏の釈放に成功したと報じた。

フライヒル氏は3ヶ月前にシリアのダマスカス郊外県カラムーン地方で反体制武装集団に拉致されていた。

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アシュラフ・リーフィー法務大臣は、アラブ民主党のリフアト・イード氏がレバノン国外に逃走し、現在米国カリフォルニア州にいることを明らかにした。

AFP, April 13, 2014、AP, April 13, 2014、ARA News, April 13, 2014、Champress, April 13, 2014、al-Hayat, April 14, 2014、Iraqinews.com, April 13, 2014、Kull-na Shuraka’, April 13, 2014、Naharnet, April 13, 2014、NNA, April 13, 2014、Reuters, April 13, 2014、SANA, April 13, 2014、UPI, April 13, 2014などをもとに作成。

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2014年4月13日のシリア情勢:国内の暴力

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、武装した何者かが、軍偵察局長のサミール・シャイフ少将を銃で撃ち、暗殺した。

またバーブ・トゥーマー地区、ダマスカス工学部機械工学科近くなどに、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、軍が厳戒態勢を強化し、カーブーン区では軍と反体制武装集団の戦闘が数ヶ月ぶりに発生した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその周辺を軍が空爆し、ダーライヤー市、ドゥーマー市、ザバダーニー市西部の山岳地帯、ランクース市郊外で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(4月13日付)によると、ランクース市郊外のランクース平原東部の複数の高地を制圧し、イスラーム戦線の戦闘員ら多数を殺傷、拠点・装備を破壊した。

軍が制圧したのは、ラアス・ターフーン・ハワー高地、マスタバ高地、ジャーミア・ヌール高地、マフミヤト・トゥユール高地で、これによりレバノン国境地帯とランクース市、フーシュ・アラブ村、ザバダーニー市郊外を結ぶ反体制勢力の兵站路が寸断されたという。

軍はまたサルハ市郊外のムナー高地、ザバダーニー市東部山岳地帯、ダーライヤー市、ザバディーン市郊外、TAMICO社周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市、ムサイフラ町、東ガーリヤ町を軍が空爆・砲撃する一方、ジハード主義武装集団はジュムーア丘とシャイフ・サアド村の戦車大隊基地を結ぶ街道に地雷を敷設し、軍車輌を破壊、複数の兵士を殺傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アターリブ市、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、アレッポ市シャイフ・ファーリス地区、などを軍が「樽爆弾」などで空爆、砲撃し、子供2人を含む3人が死亡する一方、シリア政府が支配するアレッポ県庁地区の産婦人科病院近くに迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(4月13日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、アレッポ市マルジャ地区、ジャンドゥール地区、カースティールー地区、ライラムーン地区、ハーン・トゥーマーン村、アルバイド村、マーリア市、カフルハムラ村、ダーラト・イッザ市、アンジャーラ村、タッル・リフアト市、アターリブ市、ラームーサ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルルーマー村、サラーキブ市、ハーミディーヤ航空基地とヒーシュ村間の国際幹線道路、ダイル・シャルキー村を軍が「樽爆弾」などで空爆、砲撃する一方、マアッラト・ヌウマーン市近郊のハーミディーヤ検問所周辺での戦闘でジハード主義武装集団戦闘員4人が死亡した。

またサラーキブ市に対する軍の空爆で負傷していた子供1人が死亡した。

一方、SANA(4月13日付)によると、ムスタファイーハ村、タッル・ムライル村、カフルナジュド村、アルバイーン山周辺、サルミーン市、ビンニシュ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、スーラーン市で軍が強制捜査を行い、複数の住民を逮捕する一方、ムーリク市では軍と反体制武装集団が交戦した。

またカフルズィーター市を軍が再び空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブサイラ市近郊のアブリーハー村にある石油市場地区を軍が空爆し、複数人が死傷した。

一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、ムワイリフ村を襲撃、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦の末、同村を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(4月13日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市、ウユーン・フサイン村、アーミリーヤ村、ダール・カビーラ村、ドゥワイル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)によると、ハサカ市ムフティー地区にある新生シリア・クルディスタン民主党のバールザーニー・センター前で何者かが仕掛けた爆弾が 爆発した。死傷者はなかった。

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ラッカ県では、ARA News(4月13日付)によると、ティシュリーン・ダム近くでイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がマイクロバスを襲撃し、乗っていた10人(クルド人)を拉致した。

AFP, April 13, 2014、AP, April 13, 2014、ARA News, April 13, 2014、Champress, April 13, 2014、al-Hayat, April 14, 2014、Iraqinews.com, April 13, 2014、Kull-na Shuraka’, April 13, 2014、Naharnet, April 13, 2014、NNA, April 13, 2014、Reuters, April 13, 2014、SANA, April 13, 2014、UPI, April 13, 2014などをもとに作成。

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2014年4月13日のシリア情勢:シリア政府の動き

アサド大統領はダマスカス大学政治学部で教育委員会メンバーおよび大学院生と会合を開き、現下の紛争について議論を行った。

SANA, April 13, 2014
SANA, April 13, 2014

SANA(4月13日付)によると、この会合で、アサド大統領は「イデオロギー戦争とアイデンティティ消滅に向けた試みこそが、植民地主義による攻撃のなかでもっとも危険なもの」だとの見方を示し、アラブ性(ウルーバ)とイスラーム教を不可欠とするイデオロギーをアラブ地域のよりどころにする必要があると強調した。

またアサド大統領は、こうした原則こそがシリア社会の治安、そして思想的・社会的安定における最重要な要素だと付言した。

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SANA(4月13日付)によると、ワーディー・ウユーン市(ハマー県)、スワイダー県マシュナフ市で、軍による「テロとの戦い」を支持する集会が開かれ、多数の住民が参加した。

AFP, April 13, 2014、AP, April 13, 2014、ARA News, April 13, 2014、Champress, April 13, 2014、al-Hayat, April 14, 2014、Iraqinews.com, April 13, 2014、Kull-na Shuraka’, April 13, 2014、Naharnet, April 13, 2014、NNA, April 13, 2014、Reuters, April 13, 2014、SANA, April 13, 2014、UPI, April 13, 2014などをもとに作成。

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2014年4月13日のシリア情勢:反体制勢力の動き

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)ヒムス州は声明を出し、「自由シリア軍、シャームのヌスラ戦線、シリア革命家戦線、さらにアラブ・ナイーム(部族)、政権の覚醒(評議会)のテロリスト」によるヒムス県内のダーイシュの拠点、戦闘員への攻撃を非難し、アラブ・ナイームを「アッラーの敵」とみなし、ヒムス県ワーズィイーヤ村、イードゥーン村、ガースィビーヤト・ナイーム村、アスィーラ村を攻撃目標とすると宣言した。

Kull-na Shuraka', April 13, 2014
Kull-na Shuraka’, April 13, 2014

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シリア民主主義者連合(シリア革命反体制勢力国民連立)は声明を出し、軍がカフルズィーター市(ハマー県)、ハラスター市(ダマスカス郊外県)で化学兵器を使用したと断じ、非難した。

AFP, April 13, 2014、AP, April 13, 2014、ARA News, April 13, 2014、Champress, April 13, 2014、al-Hayat, April 14, 2014、Iraqinews.com, April 13, 2014、Kull-na Shuraka’, April 13, 2014、Naharnet, April 13, 2014、NNA, April 13, 2014、Reuters, April 13, 2014、SANA, April 13, 2014、UPI, April 13, 2014などをもとに作成。

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2014年4月12日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月12日付)によると、サラーフッディーン県で軍が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の司令官の一人ナースィル・シャーキル・ムバーラド氏を殺害した。

AFP, April 12, 2014、AP, April 12, 2014、ARA News, April 12, 2014、Champress, April 12, 2014、al-Hayat, April 13, 2014、Iraqinews.com, April 12, 2014、Kull-na Shuraka’, April 12, 2014、Naharnet, April 12, 2014、NNA, April 12, 2014、Reuters, April 12, 2014、SANA, April 12, 2014、UPI, April 12, 2014などをもとに作成。

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2014年4月12日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(4月12日付)によると、軍事情報局は、ベカーア県バアルベック郡アルサール村で爆破容疑で指名手配中のアフマド・アトラシュ容疑者(通称「アルサールの鷲」)を逮捕した。

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NNA(4月12日付)は、軍事情報局がアラブ民主党アブドゥッラティーフ・サーリフ報道官を一時拘束したと報じた。

身柄拘束に先立って、サーリフ報道官は『シャルク・アウサト』(4月12日付)のなかで、指名手配中のリフアト・イード党首がトリポリ市内に潜伏していると述べていた。

AFP, April 12, 2014、AP, April 12, 2014、ARA News, April 12, 2014、Champress, April 12, 2014、al-Hayat, April 13, 2014、Iraqinews.com, April 12, 2014、Kull-na Shuraka’, April 12, 2014、Masaratsyria, April 12, 2014、Naharnet, April 12, 2014、NNA, April 12, 2014、Reuters, April 12, 2014、SANA, April 12, 2014、al-Sharq al-Awsat, April 12, 2014、UPI, April 12, 2014などをもとに作成。

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2014年4月12日のシリア情勢:国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市西部ザフラー協会地区にある空軍情報部近くで、同市で戦闘が始まって以降(2012年9月以降)、もっとも「激しい戦闘」が軍と反体制武装集団の間で行われた。

この戦闘により、双方が多数の人的被害を受け、また同地区住民の多くが周辺地区などに避難した。

Kull-na Shuraka', April 12, 2014
Kull-na Shuraka’, April 12, 2014

アレッポ・ニュース(4月12日付)によると、この戦闘を受け、軍は空軍情報部からの戦術的撤退を余儀なくされたという。

しかし、SANA(4月12日付)は、軍消息筋の話として、空軍情報部からの撤退を否定した。

またシリア人権監視団によると、軍戦闘機がアレッポ市内外各所(ラーシディーン地区、ライラムーン地区、マサーキン・ハナーヌー地方、タッラト・シャイフ・ユースフ、アンジャーラ村、ハイヤーン町など)を空爆し、ラーシディーン地区では反体制武装集団戦闘員4人が死亡する一方、シリア政府支配地域へのジハード主義武装集団の砲撃によって子供5人を含む10人の市民が死亡した。

さらに、マサーラート・ネット(4月12日付)によると、シャイフ・ナッジャール市内の軍施設で、シャームの民の合同作戦司令室が仕掛けた爆弾が爆発し、兵士25人が死亡、数十人が負傷したという。

一方、SANA(4月12日付)によると、フライターン市、ムスリミーヤ村、ハーン・トゥーマーン村、アレッポ市バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、ハイダリーヤ地区、ライラムーン地区、タッル・リフアト市、アウラム・クブラー町、カブターン・ジャバル村、カフルハムラ村、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、アレッポ市はハムダーニーヤ地区、ジュマイリーヤ地区、マイダーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、13人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプ内の軍検問所を反体制武装集団が制圧した。

一方、SANA(4月12日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市近郊、カフルブハムール村、タフタナーズ市、ザルザナ村、カフルナジュド村、ビンニシュ市、サルミーン市、アレッポ・サルミーン街道、マジャース村、ウンム・ジャリーン村、ヒルバト・アサディーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市バーブ・フード地区、ラスム・アルナブ村、マスアダ村、シャンダーヒーヤ村を軍が砲撃する一方、ラスタン市北部で軍と反体制武装集団交戦した。

一方、SANA(4月12日付)によると、ラスタン市、アイン・フサイン村、サアン村、マシュラファ村、タルビーサ市、マスアダ村、ガースィビーヤ村、タドムル市西部郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヒムス市ジュッブ・ジャンダリー地区で、反体制武装集団メンバー8人が当局に投降した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バーブ・トゥーマー地区、アマーラ地区、サウラ通り近くのハール市場、ティジャーラ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

また南部環状道路西部(ジャウバル区、アッバスィーイーン地区方面)で、軍とジハード主義武装集団が交戦し、軍が砲撃を行った。

一方、SANA(4月12日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ランクース市郊外を軍が空爆する一方、ムライハ市およびその周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月12日付)によると、ムライハ市およびその周辺、アーリヤ農場、ハラスター市、ランクース市郊外の丘陵地で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ハビーブ・ムスタファー旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備、地下トンネルを破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フラーク市、サイダー町、ウンム・ワラド村、ダルアー市近郊の穀物加工地区周辺、ヌアイマ村を、軍が「樽爆弾」などで空爆、砲撃した。

一方、SANA(4月12日付)によると、ダルアー市各所(カターキート工場、キルク地区、ヨルダン通り、ミスリー交差点など)、ヌアイマ村、マンシラ村、フラーク市、ヤードゥーダ村、ブスル・ハリール市、ムハッジャ村、インヒル市、キヒール村、東ガーリヤ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ナブアイン村地方、ナブア・ムッル地方で、軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ハサカ県では、SANA(4月12日付)によると、ハサカ市で反体制武装集団メンバー16人が当局に投降した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(4月12日付)によると、ダイル・ザウル市の航空基地周辺で、軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

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ラッカ県では、ARA News(4月12日付)によると、タッル・アブヤド市郊外のカリー・スール村、ヤールクー村などで、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュ戦闘員16人が死亡した。

AFP, April 12, 2014、AP, April 12, 2014、ARA News, April 12, 2014、Champress, April 12, 2014、Halabnews.com, April 12, 2014、al-Hayat, April 13, 2014、Iraqinews.com, April 12, 2014、Kull-na Shuraka’, April 12, 2014、Naharnet, April 12, 2014、NNA, April 12, 2014、Reuters, April 12, 2014、SANA, April 12, 2014、UPI, April 12, 2014などをもとに作成。

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2014年4月12日のシリア情勢:シリア政府の動き

『ハヤート』(4月12日付)は、軍がゴラン高原(クナイトラ県)の兵力引き離しライン(Bravo Line)に面する位置する要衝の西アフマル高地(タッル・アフマル・ガルビー)の奪還に向けた軍事作戦の実施を準備していると報じた。

同報道によると、西アフマル高地はクナイトラ県ナイーミーヤ市郊外に位置する丘陵地帯(標高775メートル、面積2,500ドゥーナム)で、同地域における軍の最大の拠点だったが、「数日前」に、ファーティヒーン作戦司令室の襲撃を受けて制圧されたという。

軍による西アフマル高地奪還には、重火器の使用が不可欠で、UNDOFとの調整が不可避となるという。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、『ビナー』(4月12日付)のインタビューに応じ、そのなかで7月に予定されている大統領選挙に関して、「シリアという国家が大統領選挙立候補の門戸を開くと宣言することは、選挙が予定通りに実施されることを主権に基づき決定したことを表している」と述べた。

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SANA(4月12日付)によると、スワイダー県アフィーナ村で、軍による「テロとの戦い」を支持する集会が開かれ、多数の住民が参加した。

AFP, April 12, 2014、AP, April 12, 2014、ARA News, April 12, 2014、al-Bina’, April 12, 2014、Champress, April 12, 2014、al-Hayat, April 12, 2014、April 13, 2014、Iraqinews.com, April 12, 2014、Kull-na Shuraka’, April 12, 2014、Naharnet, April 12, 2014、NNA, April 12, 2014、Reuters, April 12, 2014、SANA, April 12, 2014、UPI, April 12, 2014などをもとに作成。

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2014年4月12日のシリア情勢:反体制勢力の動き

ムハンマド・アーディル・バーンダジュキー氏は声明を出し、シリア・ムスリム同胞団が結成した国民公正憲法党(ワアド)への参加を「個人的理由」により辞退すると発表した。

AFP, April 12, 2014、AP, April 12, 2014、ARA News, April 12, 2014、Champress, April 12, 2014、al-Hayat, April 13, 2014、Iraqinews.com, April 12, 2014、Kull-na Shuraka’, April 12, 2014、Naharnet, April 12, 2014、NNA, April 12, 2014、Reuters, April 12, 2014、SANA, April 12, 2014、UPI, April 12, 2014などをもとに作成。

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2014年4月12日のシリア情勢:化学兵器使用疑惑

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(4月12日付)の電話取材に応じ、そのなかで、「金曜日(11日)に軍がカフルズィーター市(ハマー県)を「樽爆弾」で攻撃し、濃い煙と臭気が立ちこめ、中毒症状や呼吸困難が生じ、複数の患者が病院に搬送された」と発表した。

シリア革命総合委員会もまた、カフルズィーター市で「戦闘機が毒ガスを装填したミサイルを発射」したと主張した。

しかし、シリア・アラブ・テレビ(4月12日付)はこれに反論し、「シャームの民のヌスラ戦線がカフルズィーター市を液体有毒塩素で攻撃し…、住民2人が死亡、100人以上が呼吸困難に陥った」と報じた。

なお、4月11日には、反体制メディアなどが、ハラスター市(ダマスカス郊外県)で軍が毒ガスを使用したと報じていた(https://syriaarabspring.info/wp/?p=7086)。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ハラスター市(ダマスカス郊外県)で11日に軍が毒ガスを使用したとの反体制活動家を守る者たち張に関し、国連安保理に「早急な調査」の実施を求めた。

AFP, April 12, 2014、al-Hayat, April 13, 2014、Kull-na Shuraka’, April 12, 2014などをもとに作成。

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2014年4月11日のシリア情勢:諸外国の動き

シリアからの化学兵器関連物質の搬出を担当する化学兵器禁止機関・国連合同派遣団のサイモン・ルディー氏は、シャームのヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団のラタキア県カサブ町一帯への侵攻に伴い3月下旬から中断していた搬出プロセスが再開されたことを明らかにした。

ルディー氏によると、「治安状況はかなり良好」で、4月4日にデンマーク船籍によって14コンテナが搬出された。

「搬出プロセスは日程通り行われているが、猶予期間(6月30日)が遵守されるには、治安状況が重要な役割を果たすだろう」と付言した。

『ハヤート』(4月12日付)などが伝えた。

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トルコ人権機構は声明を出し、カタール、クウェート、南アフリカ、リビア、オーストラリアのイスラーム系団体30組織が集めた人道支援物資(食糧、医薬品、毛布など)約4トンが、シリア・トルコ間の国境通行所3カ所を経由して、134輌の貨物車輌で搬入されたと発表した。

AFP(4月11日付)が報じた。

AFP, April 11, 2014、AP, April 11, 2014、ARA News, April 11, 2014、Champress, April 11, 2014、al-Hayat, April 12, 2014、Iraqinews.com, April 11, 2014、Kull-na Shuraka’, April 11, 2014、Naharnet, April 11, 2014、NNA, April 11, 2014、Reuters, April 11, 2014、SANA, April 11, 2014、UPI, April 11, 2014などをもとに作成。

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2014年4月11日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月11日付)によると、アンバール県ラマーディー市で軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が交戦、軍兵士10人が死亡、ダーイシュ戦闘員7人が死亡した。

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アフラール・ブロック(ムクタダー・サドル派)のフサイン・シャリーフィー国民議会議員は声明を出し、ヌーリー・マーリキー首相のテロ対策に関して「軍司令官としてイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)への勝利を実現することに失敗した…。アンバール県での戦争は3ヶ月前に始まっているのに、何も進展がない」と批判した。

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イラク国民連立のフサイン・シュワイディル国民議会議員は、アンバール県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)掃討作戦に関して、「イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に対する勝利が選挙目的で達成されるべきでない」と警鐘を鳴らした。

イラキー・ニュース(4月11日付)が伝えた。

AFP, April 11, 2014、AP, April 11, 2014、ARA News, April 11, 2014、Champress, April 11, 2014、al-Hayat, April 12, 2014、Iraqinews.com, April 11, 2014、Kull-na Shuraka’, April 11, 2014、Naharnet, April 11, 2014、NNA, April 11, 2014、Reuters, April 11, 2014、SANA, April 11, 2014、UPI, April 11, 2014などをもとに作成。

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2014年4月11日のシリア情勢:国内の暴力

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団は10日早朝、ブーカマール市を制圧したイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に対する反転攻勢を開始し、同市全土を奪還し、ダーイシュはT2油田地帯に撤退した。

この戦闘で、ヌスラ戦線などの戦闘員67人(うち7人はT2油田地帯で処刑)、ダーイシュの戦闘員19人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市・イスリヤー村間の検問所をジハード主義武装集団が攻撃し、国防隊の隊員13人が死亡した。

ジハード主義武装集団戦闘員も4人が死亡した。

これにより、反体制武装集団は、サラミーヤ市とイスリヤー村の間に位置するマジュバル検問所、シャイフ・ヒラール検問所を制圧したという。

またカフルズィーター市が軍の「樽爆弾」による空爆を受ける一方、サラミーヤ市郊外で国防隊の車輌に仕掛けられた爆弾が爆発し、隊員3人が死亡した。

一方、SANA(4月11日付)によると、ジャルマ地方、シャイフ・ハディード地方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またカルザリー村で反体制武装集団が仕掛けた爆弾が爆発し、市民2人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ヒーシュ村郊外の軍検問所をジハード主義武装集団が制圧し、軍が同地一帯を空爆した。

またジハード主義武装集団はヒーシュ村北部のマフラシャ検問所を砲撃した。

一方、SANA(4月11日付)によると、タッル・サラムー村、ダブシーヤ村、アブー・ズフール航空基地周辺、タラブ村、ウンム・ジャリーン村、ブーヤドル村、バヤーイーヤト・スフナ市、シュグル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラームーサ地区での戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員12人、軍、国防隊の兵士9人が死亡した。

また軍は、アナダーン市、フライターン市、カブターン・ジャバル村を地対地ミサイル、「樽爆弾」などで攻撃した。

一方、アレッポ・ニュース(4月11日付)によると、シャリーア委員会は、アレッポ市ハラク地区でタウヒード旅団戦闘員3人と民間人1人を逮捕した。

タウヒード旅団戦闘員3人はこの民間人を追跡、逮捕しようとしていたという。

またクッルナー・シュラカー(4月11日付)によると、治安機関がアレッポ市にある民主的変革諸勢力国民調整委員会書記長のラジャー・ナースィル弁護士の自宅に対して強制捜査を行った。

さらにARA News(4月11日付)によると、バーブ市郊外のシュドゥード村をジハード主義武装集団が砲撃し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

他方、SANA(4月11日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、カフルハムラ村、フライターン市、ダーラト・イッザ市、アターリブ市、マアーッラト・アルティーク村、マンスーラ村、アッザーン村、カフルダーイル村、クワイリス村周辺、ハーン・アサル村、アレッポ市バニー・ザイド地区、ジャムイーヤト・ハラフィーイーン地区、ラーシディーン地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市バーブ・フード地区で激しい爆発音が聞こえ、その後同地区およびその周辺で、軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(4月11日付)によると、ガースィビーヤ村、ウユーン・フサイン村、ラスタン市、タルビーサ市、シューマリーヤ山、北シューマリーヤ山、アブー・ハワーディート山、グール・アースィー村、ヒルバト・ハマーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヒムス市ジュッブ・ジャンダリー地区で、反体制武装集団の戦闘員8人が当局に投降した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその周辺、サイドナーヤー監視所周辺、ザバダーニー市郊外および東部山岳地帯、タルフィーター村郊外の山岳地帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月11日付)によると、カタナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性、子供を含む市民10人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ナスル山周辺、タッラト・サフラ周辺を軍が「樽爆弾」などで空爆、砲撃した。

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ラッカ県では、ARA News(4月11日付)によると、南部のルワイビダ村、マルドゥーダ村をラッカ革命家旅団がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)より奪取する一方、ファーリス村では「自由シリア軍」はダーイシュの包囲を受け、撤退した。

またアナトリア通信(4月11日付)は、ダイル・ザウル県で取材をしていたジャズィーラ・チャンネルの特派員アンマール・ハーッジ氏が10日、ラッカ県経由でトルコに向かう途中、ダーイシュに逮捕されたと報じた。

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クナイトラ県では、SANA(4月11日付)によると、アイン・ズィーワーン村一帯で、軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(4月11日付)によると、ダルアー中央刑務所西部、ダルアー市各所(マンシヤ地区、キルク地区など)、ラジャート高原一帯、アーイブ村、ヌアイマ村、サムリーン村、ナワー市、シャイフ・マスキーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(4月11日付)によると、カッサーア地区、アッバースィーイーン地区、シャーグール区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

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ハサカ県では、SANA(4月11日付)によると、ハサカ市サーリヒーヤ製パン用窯前で反体制武装集団が仕掛けた爆弾が爆発した。

AFP, April 11, 2014、Anadolu Ajansı, April 11, 2014、AP, April 11, 2014、ARA News, April 11, 2014、Champress, April 11, 2014、Halabnews.com, April 11, 2014、al-Hayat, April 12, 2014、Iraqinews.com, April 11, 2014、Kull-na Shuraka’, April 11, 2014、Naharnet, April 11, 2014、NNA, April 11, 2014、Reuters, April 11, 2014、SANA, April 11, 2014、UPI, April 11, 2014などをもとに作成。

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2014年4月11日のシリア情勢:反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(4月11日付)などは、ダマスカス郊外県ハラスター市で、軍が毒ガスを使用し、少なくとも3人が死亡、複数が呼吸困難などの症状を訴えたと報じた。

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ARA News(4月11日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が声明を出し、ハサカ県シャッダーディー市の商店主に詐欺まがいの営利活動の停止と、ヴェールを着用しない女性の外出を禁じる告知を行ったと報じた。

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Kull-na Shuraka', April 11, 2014
Kull-na Shuraka’, April 11, 2014

シリア民主主義者連合の事務局が選挙を行い、ハサン・イスマーイール氏を新事務局長に選出した。

クッルナー・シュラカー(4月11日付)が伝えた。

 

AFP, April 11, 2014、AP, April 11, 2014、ARA News, April 11, 2014、Champress, April 11, 2014、al-Hayat, April 12, 2014、Iraqinews.com, April 11, 2014、Kull-na Shuraka’, April 11, 2014、Naharnet, April 11, 2014、NNA, April 11, 2014、Reuters, April 11, 2014、SANA, April 11, 2014、UPI, April 11, 2014などをもとに作成。

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2014年4月10日のシリア情勢:国内の暴力(追記)

シャームの民のヌスラ戦線はツイッターを通じて声明を出し、ヒムス市に対する軍の包囲解除の任務にあたっていた司令官の「アブー・ムアイイド」氏が死亡したと発表した。

ヌスラ戦線によると、9日にも、イドリブ県ダルクーシュ町で、司令官の一人アブー・ライル・イドリビー氏が戦死しているという。

Kull-na Shuraka’, April 11, 2014、UPI, April 11, 2014などをもとに作成。

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2014年4月10日のシリア情勢:諸外国の動き

クウェート外務省報道官は記者団に対し、シリア国内で9日にクウェート人3人が何者かに拉致されたことを明らかにしたうえで、彼らの釈放に向けてトルコと連絡を取り合っていると発表した。

『アンバー』紙(4月10日付)によると、誘拐犯は138万ドルの身代金を要求しており、3人はトルコ国内にいると思われる。

AFP, April 10, 2014、al-Anba’, April 10, 2014、AP, April 10, 2014、ARA News, April 10, 2014、Champress, April 10, 2014、al-Hayat, April 11, 2014、Iraqinews.com, April 10, 2014、Kull-na Shuraka’, April 10, 2014、Naharnet, April 10, 2014、NNA, April 10, 2014、Reuters, April 10, 2014、SANA, April 10, 2014、UPI, April 10, 2014などをもとに作成。

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2014年4月10日のシリア情勢:イラクの動き

イラキー・ニュース(4月10日付)によると、サラーフッディーン県ティクリート市北部で、治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のモスル支部代表のサイード・ハウィージャ氏を逮捕した。

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イラキー・ニュース(4月10日付)によると、アンバール県ラマーディー市南東部で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員7人を死傷させた。

AFP, April 10, 2014、AP, April 10, 2014、ARA News, April 10, 2014、Champress, April 10, 2014、al-Hayat, April 11, 2014、Iraqinews.com, April 10, 2014、Kull-na Shuraka’, April 10, 2014、Naharnet, April 10, 2014、NNA, April 10, 2014、Reuters, April 10, 2014、SANA, April 10, 2014、UPI, April 10, 2014などをもとに作成。

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2014年4月10日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(4月10日付)によると、軍事裁判所は、アラブ民主党のリフアト・イード政治局長(シリアに逃走中)を含む12人に対して逮捕状を発行した。

AFP, April 10, 2014、AP, April 10, 2014、ARA News, April 10, 2014、Champress, April 10, 2014、al-Hayat, April 11, 2014、Iraqinews.com, April 10, 2014、Kull-na Shuraka’, April 10, 2014、Naharnet, April 10, 2014、NNA, April 10, 2014、Reuters, April 10, 2014、SANA, April 10, 2014、UPI, April 10, 2014などをもとに作成。

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2014年4月10日のシリア情勢:国内の暴力

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がイラク国境に近いブーカマール市、カバーキブ市に侵攻し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、ブーカマール市ジスル・スィヤーサ地区、バアス党支部指導部地区、穀物サイロ地区、カバーキブ市を制圧した。

これに対し、ヌスラ戦線などは、ブーカマール市入り口のバーグーズ橋、アーイシャ病院など市内西部の複数カ所を制圧しているという。

この戦闘により双方合わせて24人の戦闘員が死亡したという。

これに関して、ARA News(4月10日付)は、戦闘によりダーイシュ戦闘員50人以上、ヌスラ戦線の戦闘員20人以上が死亡したと報じた。

またARA Newsによると、ダイル・ザウル市郊外の油田地帯で、住民が、ダーイシュに殺害されたと思われる戦闘員、民間人の遺体35体が遺棄された「集団墓地」を発見した、という。

一方、SANA(4月10日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ウルフィー地区、ラシュディーヤ地区、工業地区、旧空港地区、ジュバイラ地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部ザフラー協会地区の空軍情報部、シリア赤新月社周辺、ライラムーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍などからなるジハード主義武装集団が攻勢を続け、軍、国防隊、クドス旅団と交戦した。

これに対し、軍はライラムーン地区を「樽爆弾」などで空爆した。

また軍、国防隊は、ラーシディーン地区(アクラブ地区)、アーミリーヤ地区周辺、サラーフッディーン地区周辺奪還をめざし、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線、ムジャーヒディーン軍などと交戦した。

このほか、軍はバーブ市、フライターン市を空爆し、アスリヤー検問所周辺でヌスラ戦線などと交戦した。

さらにジハード主義集団は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するタッル・ジャイジャーン村を砲撃した。

一方、SANA(4月10日付)によると、アレッポ市アーミリーヤ地区、ラーシディーン地区、ライラムーン地区、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、フライターン市、アレッポ中央刑務所周辺、クワイリム村周辺、ハーン・トゥーマーン村、フマイマ村、アターリブ市、アナダーン市、カフルハムラ村、ハッダーディーン村、ワディーヒー村、マアーッラト・アルティーク村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその周辺、ランクース市郊外、サイドナーヤー監視所周辺、ザバダーニー市、フライラ市郊外で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦、軍が空爆・砲撃を行った。

一方、SANA(4月10日付)によると、サルハ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またザーキヤ町、ダイルハビーヤ市、ムカイラビーヤ市、タイバ町、マアルーラー市で、反体制武装集団戦闘員44人が当局に投降した。

このほか、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、22人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カッサーア地区の聖十字架教会、フランス病院、マウーナ学校周辺に迫撃砲弾3発が着弾した。

一方、SANA(4月10日付)によると、カッサーア地区、ドゥワイラア地区、タッバーラ地区、カシュクール地区、マッザ86地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、2人が死亡、15人が負傷した。

死者はカッサーア地区フランス病院近くとドゥワイラア地区複合学校施設に着弾した迫撃砲弾によるもの。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区で、軍とマズラア町住民(シーア派)からなる民兵がジハード主義武装集団と交戦した。

またジハード主義武装集団は、アラウィー派住民が多く暮らすカフルナーン村、カルマス村を砲撃する一方、ヒムス市スィッティーン通りで、政権支持者だと思われる武装集団が市民に発砲、女性子供を含む14人が死亡した。

一方、SANA(4月10日付)によると、マスアダ村、バルグースィーヤ村、アルシューナ村、タルビーサ市、アイン・フサイン村、ラスタン市、カフルラーハー市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヒムス市バーブ・フード地区、バーブ・スィバーア地区、カラービース地区で、反体制武装集団戦闘員16人が当局に投降した。

このほか、ヒムス市ハムラー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、9人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダム街道地区、キャンプ地区、空軍情報部周辺で軍とジハード主義武装集団が交戦し、アトマーン村が軍の砲撃を受けた。

一方、SANA(4月10日付)によると、アトマーン村、サイダー町、ヌアイマ村、サムリーン村、ジャドル村西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団が制圧するラフィード村、ナースィリーヤ村、タッル・アフマル村一帯を軍が砲撃した。

一方、SANA(4月10日付)によると、ナブア・サフル村で、反体制武装集団戦闘員35人が当局に投降した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、軍がカサブ町およびその周辺、ナブア・ムッル地方を砲撃した。

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イドリブ県では、SANA(4月10日付)によると、タッル・ワースィト村近郊、ハーン・シャイフーン市、アブー・ズフール軍事基地周辺、ハーッジ・ハンムード農場、タッル・サラムー村近郊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 10, 2014、AP, April 10, 2014、ARA News, April 10, 2014、Champress, April 10, 2014、al-Hayat, April 11, 2014、Iraqinews.com, April 10, 2014、Kull-na Shuraka’, April 10, 2014、Naharnet, April 10, 2014、NNA, April 10, 2014、Reuters, April 10, 2014、SANA, April 10, 2014、UPI, April 10, 2014などをもとに作成。

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