ロイター通信:アサド大統領はトルコのエルドアン大統領との会談を求めるロシアの提案を拒否(2022年12月3日)

ロイター通信(12月3日付)は、シリア高官1人(匿名高官)を含む2人の消息筋の話として、シリア政府が、トルコとの関係改善に向けたアサド大統領とレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との首脳会談を求めるロシアの提案を拒否したと伝えた。

拒否の理由に関して、同筋は、会談を行えば、トルコで来年に予定されている大統領選挙、国会選挙で、トルコから300万を超えるシリア難民を強制退去させようとしているエルドアン大統領と与党公正発展党(AKP)を勝利に導くことを懸念、「なぜエルドアンにただで勝利を与えるのか? 選挙前の和解はない」と述べたという。

また、首脳会談に対するシリア政府の姿勢に詳しいという第3の消息筋は、アサド大統領は、ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領とともにエルドアン大統領と会談するとの提案を拒否したと明らかにした。

そのうえで、会談について「具体的なものがなければ無駄だ。今彼ら(シリア政府)が求めているのはトルコ軍の完全撤退だ」と述べた。

AFP, December 3, 2022、ANHA, December 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2022、Reuters, December 3, 2022、SANA, December 3, 2022、SOHR, December 3, 2022などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣:「ダーイシュと同じように、PKKをシリアから排除しなければならない」「穏健な反体制派とシリアの体制はコンセンサスに達しなければならない」(2022年12月3日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、イタリアの首都ローマで開幕した第6回地中海対話に出席し、シリアで活動するクルディスタン労働者党(PKK)をダーイシュ(イスラーム国)と同様に排除しなければならないと表明した。

チャヴシュオール外務大臣はまた、シリア内戦に関して、「国連安保理決議によって承認されている「穏健な反体制派」とシリアの体制との間にコンセンサスが交わされねばならない」と述べた。

アナトリア通信(12月3日付)が伝えた。

AFP, December 3, 2022、Anadolu Ajansı, December 3, 2022、ANHA, December 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2022、Reuters, December 3, 2022、SANA, December 3, 2022、SOHR, December 3, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるラタキア県クルド山地方のカッバーナ村一帯に対して4度の爆撃を実施(2022年12月3日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯に対して4度の爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、バイト・アーラ村で、正体不明の武装集団がダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーとされる住民1人を銃で撃ち殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が治安権限を掌握したトルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」の中心都市アフリーン市近郊のマアッラータ村で、スライマーン・シャー師団のメンバー1人が、シリア国民軍所属のハムザ師団の検問所での静止を無視して通過しようとして、射殺された。

AFP, December 3, 2022、ANHA, December 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2022、Reuters, December 3, 2022、SANA, December 3, 2022、SOHR, December 3, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍はハサカ県アームーダー市近郊のサンジャク・シャイフ村をドローン)で攻撃、シリア民主軍士官ら2人を殺害(2022年12月3日)

ハサカ県では、ANHA(12月3日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村、ムジャイビラ村、タッル・ラバン村、タッル・タウィール村、ウンム・カイフ村を砲撃した。

一連の砲撃により、ムジャイビラ村で子供4人が負傷した。

トルコ軍はまた、アームーダー市近郊のサンジャク・シャイフ村を無人航空機(ドローン)で攻撃、車1台を破壊した。

シリア人権監視団によると、ドローンは2発のミサイルを発射、攻撃により人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の中隊長とドライバーの2人が死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(12月3日付)、SANA(12月3日付)によると、トルコ軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線一帯、アイン・イーサー・キャンプ、ジャディーダ村、占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市の一つタッル・アブヤド市近くのスライビー村、ビール・アラブ村、イブラーヒーム・カルドゥー村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月3日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーラーン村、ハルビーサーン村、カッラ・ムーグ村、ジャイシャーン村、シュユーフ・タフターニー町を砲撃した。

AFP, December 3, 2022、ANHA, December 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2022、Reuters, December 3, 2022、SANA, December 3, 2022、SOHR, December 3, 2022などをもとに作成。

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シリア政府支配地域での新型コロナウイルスの新規感染者は1人、コレラ感染者総数は1,587人に(2022年12月3日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。

これにより、12月3日現在のシリア国内での感染者数は計57,405人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,234人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02uGQQ57Cu2piMdHYXa54wix7nnzseqzXmVyxwJKhsokWUx7VCAQTW78d8TYegdEeMl

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保健省はまた、コレラ感染者数に関して、感染者数が1,587人に達し、うちこれまでに49人が死亡したと発表した。

感染者数の県別内訳は、アレッポ県973人、ダイル・ザウル県232人、ハサカ県89人、ラタキア県93人、ラッカ県54人、ハマー県37人、ヒムス県27人、スワイダー県26人、ダマスカス県20人、ダマスカス郊外県17人、タルトゥース県10人、ダルアー県5人、クナイトラ県4人。

死者の県別内訳は、アレッポ県49人、ハサカ県4人、ダイル・ザウル県2人、ヒムス県1人、ハマー県1人、ダマスカス県1人。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02uBi1BA7VGcwJ2TVM4a3x67AuAEe9HnQoRTVvDDYKoMgemEGjVMwbdANoD9mBjwEil

AFP, December 3, 2022、ACU, December 3, 2022、ANHA, December 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2022、Reuters, December 3, 2022、SANA, December 3, 2022、SOHR, December 3, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍総司令部メンバーはシリア北東部での米軍との合同パトロールを12月3日から再開すると発表(2022年12月2日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部メンバーのマフムード・バルハダーン氏は、シリア北東部での米軍との合同パトロールを12月3日から再開すると発表した。

AFP(12月2日付)が伝えた。

AFP, December 2, 2022、ANHA, December 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2022、Reuters, December 5, 2022、SANA, December 5, 2022、SOHR, December 5, 2022などをもとに作成。

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ダルアー県治安筋:ジャースィム市で10月半ばに殺害されたアブドゥッラフマーン・イラーキーはダーイシュ第3代指導者のアブー・ハサン・ハーシミー・クラシーと同一人物(2022年12月2日)

ダルアー県の治安筋は、11月30日にダーイシュ(イスラーム)が死亡したと発表したアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者に関して、10月15日に同県ジャースィム市でシリア軍と地元民兵が殺害したアブドゥッラフマーン・イラーキーを名乗る人物(通称「サイフ・バグダード」(バグダードの剣))と同一人物だと発表した。

同筋はSANA(12月2日付)に対して以下の通り述べた。

ダーイシュの南部地区総司令官(アミール)と称されていたテロリスト、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー、通称「サイフ・バグダード」は、ダルアー県農村のジャースィム市北部地区にある本部への攻撃により、彼のグループのメンバー全員とともに殺害され、シリアの各メディアはその際これを報じた。

テロリスト、クラシーは、イラク国籍で、ヨルダン、イラク、シリア領内に影響力を拡大すべく組織運営や監督活動を行っているとされた。銅人物は、ダルアー県北部での一連の暗殺行為を計画した筆頭の首謀者で、それらはダルアー県北部の農村のジャースィム市の農場に設置された一種の「復讐裁判所」においいて発出される「ファトワー」に則って活動するネットワークを通じて行われた。

AFP, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県でシリア軍士官1人を狙撃し、殺害する一方、シリア軍の砲撃で子供1人を含む3人死亡(2022年12月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県南部の政府支配地と反政府支配地の境界近くでシリア軍士官(中尉)1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のウービーン村、ザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃、ウービーン村では民家1棟が狙われ子供1人を含む3人が死亡、6人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(12月2日付)によると、タイバ町の町長(ムフタール)が乗った車が、同町近くでテロリストの発砲を受け、村長を含む2人が死亡した。

AFP, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県北部をドローンで爆撃する一方、ロシア軍もトルコ占領下のアレッポ県北部を爆撃(2022年12月2日)

ラッカ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、ジャディーダ村、ムシャイリファ村、アブー・サッラ村、アイン・イーサー・キャンプ、マアラク村、M4高速道路沿線一帯、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市の一つタッル・アブヤド市に近いクール・ハサン村、ビール・カイタク村、サリーバ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、「平和の泉」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治する地域の境界一帯(アイン・イーサー市東)を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

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ハサカ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のズール・マガール村、ズィヤーラ村、スィフティク村、ジャールカリー村、クーラーン村、ハルビーサーン村、タッル・リフアト市近郊のスーガーニーカ村、マンビジュ市近郊のマースィー村、小トゥーハール村、ジャート村を砲撃した。

このうち、ズール・マガール村、ズィヤーラ村、スィフティク村に対する砲撃では、シリア軍の拠点が狙われた。

これに対して、ロシア軍戦闘機複数機が、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市一帯、「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つマーリア市一帯を空対空ミサイルで爆撃した。

AFP, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で4人(2022年12月2日)

保健省は政府支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。

これにより、12月2日現在のシリア国内での感染者数は計57,404人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,232人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid028HbJmJpQTcuhJG6wAVM3BKuSn1mvuDrzHp8C4HrbkcQ5CCfPXaST3UeF4kkAYc8ul

AFP, December 2, 2022、ACU, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

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フランス当局はシリア難民を強制送還するためシリア政府と接触(2022年12月1日)

フランスのオンライン新聞メディアパート(12月1日付)は、フランス当局がシリアからの難民1名を強制送還するため、シリア政府との接触を行っていると伝えた。

同サイトによると、「マージド」を名乗る22歳のシリア人青年は、今年の10月5日、アレッポ県からフランスに不法入国し、その後フランス警察によって拘束され、不法入国者を収容するための拘置所に送られた。

「マージド」は、当局がシャルルドゴール空港近くに難民らが作ったキャンプを解体した際に拘束、強制送還するために外交関係がないシリア政府と連絡をとっているという。

AFP, December 4, 2022、ANHA, December 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2022、Mediapart, December 1, 2022、Reuters, December 4, 2022、SANA, December 4, 2022、SOHR, December 4, 2022などをもとに作成。

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ロイター通信、AFPはダーイシュのアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者殺害作戦に参加した「元」反体制武装集団メンバーの証言を紹介:シリア人権監視団は「自由シリア軍」による殺害作戦を確認していないと発表(2022年12月1日)

ロイター通信(12月1日付)は、ダルアー県でのダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル掃討を目的とした治安作戦に参加していたという元反体制武装集団のメンバーらの話として、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者殺害にいたる詳細を伝えた。

それによると、治安作戦に参加していた地元民兵らは、シリア軍第5軍団(元反体制武装集団らが参加する部隊)の支援を受けて、ダルアー県ジャースィム市内にあるダーイシュの隠れ家3カ所を強襲、うち1ヵ所でアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者(と思われる人物)とその護衛らを包囲した。

包囲戦に参加した元反体制武装集団メンバーの1人で、サーリム・ハウラーニーを名乗る人物によると、民兵らが隠れ家の突入に成功すると、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者(と思われる人物)は護衛1人とともに、着用していた自爆用ベルトを爆発させ、自殺したというという。

一方、AFP(12月1日付)は、作戦に参加していた戦闘員1人の話として、シリア政府との情報交換を経て隠れ家が発見されたと伝えた。

この戦闘員は「最初は作戦がその日のうちに終ると考えていたが、その数(ダーイシュ・メンバーの数)は100人近くいた。うち2人が自爆した」と述べた。

戦闘は、ダーイシュのスリーパーセルが潜伏先としていた住居20棟のうちの5棟をめぐって激しく行われ、アブドゥッラフマーン・イラーキーを名乗るイラク人幹部の死をもって終了したという。

ただし、このアブドゥッラフマーン・イラーキーを名乗るイラク人幹部が、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者なのかどうかは明らかでないという。

なお、一連の報道に関して、シリア人権監視団は、アブドゥッラフマーン・イラーキーを名乗るイラク人幹部の死亡は確認していたが、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者の死亡については確認していないとしたうえで、ジャースィム市での治安作戦で殺害されたと見られるダーイシュ・メンバーの遺体の写真複数枚を公開した。




また、10月に「自由シリア軍」による作戦で死亡したと見られるとの米中央軍(CENTCOM)報道官の声明についても、「自由シリア軍」による活動は確認されていない、と否定した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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ヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯で、シリア軍とダーイシュが交戦し、シリア軍の士官1人死亡(2022年12月1日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊の砂漠地帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが交戦、シリア軍の士官(大尉)1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、その後シリア軍側の死者は3人となった。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022、December 2, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2022年12月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が第46中隊基地近くでシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、薬局で働く若い男性がジャムラ村の自宅前で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、ムザイリーブ町でも、若い男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍はダーイシュのアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者の殺害作戦への関与を否定(2022年12月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、11月30日にダーイシュ(イスラーム国)がアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者の死亡を発表したことに関して、「我々は殺害作戦に何ら参加しておらず、殺害作戦と直接、非直接の関係はない」と発表した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県アイン・アラブ市のシリア軍拠点やラッカ県北部各所をドローンで攻撃(2022年12月1日)

ハサカ県では、ANHA(12月1日付)、SANA(12月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町と同町近郊のアニーク・ハワー村、ダーウーディーヤ村、ルバイアート村、ヌワイハート村、ムハルマラ村、ダーダー・アブダール村、ダルダーラ村、タッル・ワルド村、ブービー村、アサディーヤ村、タッル・タムル市近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。


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アレッポ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーラーン村にあるシリア軍拠点を自爆型の無人航空機(ドローン)で攻撃し、シリア軍兵士2人が負傷した。

トルコ軍はまた、アイン・アラブ市近郊のタッル・シャイール村、ズィヤーラ村、シュユーフ・タフターニー町、ジャールカリー村、アフマド・ムニール農場を砲撃した。

一方、マンビジュ市では、車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ラッカ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市・ラッカ市間に位置するサイダー村、フーシャーン村、ジャディーダ村、ファーティサ村、ムシャイリファ村、ナヒール休憩所が無人航空機(ドローン)による爆撃を受けた。

トルコ軍はまた、アイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ウンム・バラーミール村、スカイルー村、M4高速道路沿線一帯、アイン・イーサー穀物サイロ、タルワーズィーヤ村、ジャディーダ村、サイダー村、トルコ占領下のタッル・アブヤド市に近いサワーン村、アフダクー村、クール・ハサン村を砲撃した。

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トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて、1日の戦闘でトルコ軍兵士1人が戦死したと発表した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はPLO執行委員会のアフマド委員を代表とする使節団と会談(2022年12月1日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会のアッザーム・アフマド委員を代表とする使節団と会談し、シリアとパレスチナ人民が晒されている激しい攻撃について、アラブの権利とシリア・パレスチナ両人民の不屈の精神を奪い、パレスチナ人民の帰還権や独立国家を樹立する権利を無きものにしようとしていると述べた。

SANA(12月1日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02ZndAeoZ5XiEHK9PCpDtrRbrjBsb5QuSXYczUsiM6YP315ykER2JTRy1w5SbmSvZel

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー54輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に(2022年12月1日)

ハサカ県では、SANA(12月1日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー54輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年12月1日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者1人が完治したと発表した。

これにより、12月1日現在のシリア国内での感染者数は計57,400人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,230人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR

AFP, December 1, 2022、ACU, December 1, 2022、ANHA, December 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2022、Reuters, December 1, 2022、SANA, December 1, 2022、SOHR, December 1, 2022などをもとに作成。

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国連人道問題調整事務所(OCHA)はイドリブ県に境界経由(クロスライン)での人道支援を実施(2022年11月30日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)のシリア事務所はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/OCHA_Syria/)を通じて、境界経由(クロスライン)および越境(クロスボーダー)での人道支援を求めている国連安保理決議第2585号および第2642号に従い、アレッポ県からシリア北西部にと国際人道支援物資を搬入した発表した。

シリア人権監視団によると、OCHAが用意した車列は、イドリブ県を通るM4高速道路沿線のタルナバ村に設置された通行所を通って、シリア政府支配地からシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るいわゆる「解放区」に人道支援物資を搬入した。

境界経由による支援物資搬入は10月22日以来。

AFP, November 30, 2022、ANHA, November 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2022、Reuters, November 30, 2022、SANA, November 30, 2022、SOHR, November 30, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア軍部隊がダーイシュのスリーパーセルと思われる武装集団の襲撃を受け、兵士1人死亡(2022年11月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるスバイハーン市近郊でシリア軍第17師団所属部隊がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われる武装集団の襲撃を受け、兵士1人が死亡、複数が負傷した。

AFP, November 30, 2022、ANHA, November 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2022、Reuters, November 30, 2022、SANA, November 30, 2022、SOHR, November 30, 2022などをもとに作成。

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国際科学テクノロジー大学の学長がダマスカス県オートストラード・マッザ地区の校舎で殺害される(2022年11月30日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、国際科学テクノロジー大学の学長がオートストラード・マッザ地区の校舎で何者かによって殺害され、遺体で発見された。

AFP, November 30, 2022、ANHA, November 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2022、Reuters, November 30, 2022、SANA, November 30, 2022、SOHR, November 30, 2022などをもとに作成。

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ダーイシュの報道官は第3代カリフのアブー・ハサン・ハーシミー・クラシーが戦闘で死亡したと発表:CENTCOMは自由シリア軍が殺害したと発表(2022年11月30日)

ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・ウマル・ムハージル報道官は、テレグラムのアカウントを通じて音声声明を出し、カリフを名乗る最高指導者のアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー氏が「アッラーの敵との戦い」で死亡し、後任のカリフにアブー・フサイン・フサイニー・クラシーを名乗る人物が就任したと発表した。

「奴らを殺し、殺されよう」と銘打たれた声明において、アブー・ウマル・ムハージル報道官は、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者が殺害された時期、場所については明らかにしなかった。

アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー氏は、2022年2月の米軍によるトルコ占領下のイドリブ県アティマ村での特殊作戦で殺害されたアブドゥッラー・カルダーシュ氏(アブー・イブラーヒーム・クラシー)の後継者として第3代のカリフを名乗っていた。

なおカルダーシュ氏は、2022年10月の米軍の特殊作戦によって殺害されたアブー・バクル・バグダーディー氏の後継者として第2代のカリフを名乗っていた。

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米中央軍(CENTCOM)のジョー・ブッチーノ報道官(大佐)は声明を出し、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者が10月半ばのダルアー県での「自由シリア軍」によって行われた軍事作戦によって死亡したとの見方を示したうえで、ダーイシュが依然として中東地域における脅威だとしつつも、「さらなる打撃」を与えたと主張した。

AFP, November 30, 2022、ANHA, November 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2022、Reuters, November 30, 2022、SANA, November 30, 2022、SOHR, November 30, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍の砲撃が続くなか、ロシア軍、シリア軍はトルコ占領地との境界に部隊を展開(2022年11月30日)

アレッポ県では、ANHA(11月30日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村、ブルジュ・カース村、タナブ村、バイナ村、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のジャールカリー村、クーラーン村、ハルビーサーン村、ハイマル・ラービダ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍がトルコの占領下の「ユーフラテスの盾」地域のアブラ村に面するタッル・ジージャーン村に新たな軍事拠点を設置した。

シリア軍もまた29日晩、トルコの占領下の「オリーブの枝」地域に面するヌッブル市、ザフラー町一帯に大規模部隊を展開させた。

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ラッカ県では、ANHA(11月30日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、ジャディーダ村、マアラク村、フーシャーン村、サイダー村、M4高速道路沿線一帯、トルコ占領下のタッル・アブヤド市に近いビール・カイタク村、ヒルバト・バカル村、アリーダ村、ビール・ザンナール村、クール・ハサン村、サワーン村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍パトロール部隊がトルコ占領下の「平和の泉」地域の中心都市タッル・アブヤド市に近いマティーン・クーシュカール村一帯に設置されているシリア軍の拠点複数ヵ所を視察した。

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ハサカ県では、ANHA(11月30日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同町近郊のルバイアート村、タッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村、ウンム・ハイル村、タッル・ラバン村を砲撃した。

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トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて、11月30日の戦闘でトルコ軍兵士1人が戦死したと発表した。

AFP, November 30, 2022、ANHA, November 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2022、Reuters, November 30, 2022、SANA, November 30, 2022、SOHR, November 30, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で2人(2022年11月30日)

保健省は政府支配地域で新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。

これにより、11月30日現在のシリア国内での感染者数は計57,399人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,229人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02SYvs6iU5xqonwE3TNg47k2tFGh3qhJFLRpMc7YCATgXuCwpbcDHTAnafpZTL1iMrl

AFP, November 30, 2022、ACU, November 30, 2022、ANHA, November 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2022、Reuters, November 30, 2022、SANA, November 30, 2022、SOHR, November 30, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センター:トルコは明確な理由を示さずにシリア領内の国境地帯での合同パトロールに2週間以上参加していない(2022年11月30日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、トルコが明確な理由を示さずにシリア領内の国境地帯での合同パトロールに2週間以上参加していないことを明らかにした。

トルコは11月19日に、イスタンブールでの爆破テロに対する報復としてシリア北部とイラク北部に対する軍事作戦(「鉤爪」作戦)を行っている。

RIAノーヴォスチ通信(11月30日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 30, 2022をもとに作成。

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米国防省報道官:トルコのシリア北部への攻撃激化を受け、米軍の同地でのパトロールは減少(2022年11月29日)

米国防省のパトリック・ライダー報道官は、シリア北部とイラク北部に対するトルコの軍事攻勢(「鉤爪」作戦)に深い懸念を改めて表明、シリアに違法駐留を続ける米軍(有志連合)によるパトロールの回数を減らさざるを得ない状況になっていると述べた。

その理由について、ライダー報道官は、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の一環として、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と連携して行われてきたパトロールが、トルコ軍の攻勢を受けて減少しているためだと述べた。

AFP, November 30, 2022、ANHA, November 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2022、Reuters, November 30, 2022、SANA, November 30, 2022、SOHR, November 30, 2022などをもとに作成。

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中国の国連副大使はトルコとイスラエルにシリアへの越境攻撃を停止するよう求める(2022年11月29日)

中国の耿爽国連副大使は、国連安保理で、トルコとイスラエルに対して、シリアへの攻撃を直ちに停止するよう求めると述べた。

耿副大使は以下のように述べた。

我々はシリアの主権と領土保全を断固として守らなければならない。シリアの治安情勢は依然として不安定である。トルコはシリアに対して空爆を開始し、シリアに対して地上作戦を実施すると発表した。シリアに対するイスラエルの空爆も続いた。
中国は深い懸念を表明する。トルコとイスラエルに対し、国境を越えた攻撃を直ちに停止し、状況をエスカレートさせる可能性のある行動を回避し、関連する問題を解決するための対話を維持するよう求める。

SANA(11月29日付)、RIAノーヴォスチ通信(11月29日付)などが伝えた。

AFP, November 29, 2022、ANHA, November 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2022、Reuters, November 29, 2022、RIA Novosti, November 29, 2022、SANA, November 29, 2022、SOHR, November 29, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会のダッラール共同議長はトルコの攻撃を回避するためのシリア政府との合意の否定(2022年11月29日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会のリヤード・ダッラール共同議長は、シリア北部とイラク北部に対するトルコ軍の攻勢(「鉤爪」作戦)への対応について、シリア政府といかなる合意にも達していないと述べた。

ダッラール共同議長は以下のように述べた。

シリア北部の緊張緩和と同地でのトルコ軍の作戦の回避に向けてロシアが提示した要求を受入れることはできない。
シリア民主軍とロシアの姿勢には隔たりがある。それは協議に際してロシアによる挑発的な対応が行われているためだ。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月29日付)などが伝えた。

AFP, November 29, 2022、ANHA, November 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2022、Reuters, November 29, 2022、SANA, November 29, 2022、SOHR, November 29, 2022などをもとに作成。

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トルコ大統領府報道官はYPGに国境から30キロ以上撤退するよう要請(2022年11月29日)

トルコ大統領府のイブラヒム・カリン報道官は、シリア北部とイラク北部で実施中の「鉤爪」作戦について、人民防衛隊(YPG)にシリアとの国境から30キロ以上撤退することを要請していると述べた。

カリン報道官は以下の通り述べた。

シリアでのトルコの軍事作戦は続く。我々にとっての優先事項は、その時期と場所を決定することにある。
我々は、YPGに我が国の国境から30キロ離れるよう要請している。
数千というシリア人が死んだり、数百万人が難民にならないよう、シリア領内に安全地帯を設置するよう求めてきた。

アナトリア通信(11月29日付)などが伝えた。

AFP, November 29, 2022、Anadolu Ajansı, November 29, 2022、ANHA, November 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2022、Reuters, November 29, 2022、SANA, November 29, 2022、SOHR, November 29, 2022などをもとに作成。

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