ダマスカス県庁が統一地方選挙の女性立候補者による選挙綱領の準備や選挙宣伝の強化を目的とする会合を開催(2022年9月3日)

ダマスカス県では、SANA(9月3日付)によると、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙への女性の参加を呼び掛けるための「あなた(貴女)には立候補する資格があります…なぜならそれに値するから」キャンペーンの一環として、ダマスカス県庁が女性立候補者による選挙綱領の準備や選挙宣伝の強化を目的とする会合を開催し、ムハンマド・ターリク・クリシャーティー・ダマスカス県知事、シリア家族人口問題委員会、シリア青年バスマ機構、関係省庁の代表者らが参加した。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で3人(2022年9月3日)

保健省は政府支配地域で新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者42人が完治したと発表した。

これにより、9月3日現在のシリア国内での感染者数は計57,072人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは53,530人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0CtEXhhJKuJJ4PhztRLkH7byXepe7GyJZSJUEiRY8MvFLRnWuWZScb4Nc2y3CxDgvl

AFP, September 3, 2022、ACU, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による4回の砲撃を確認、シリア軍兵士3人が死亡、1人が負傷したと発表(2022年9月3日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県)を確認したと発表した。

攻撃がダイル・ザウル県ダイル・サンバル村一帯からハントゥーティーン村一帯に対して行われ、シリア軍兵士3人が死亡、1人が負傷した。

RIAノーヴォスチ通信(9月3日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 3, 2022をもとに作成。

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『ハアレツ』はイスラエル軍戦闘機がミサイル攻撃を行ったアレッポ国際空港とハマー県ミスヤーフ市一帯の衛星画像を掲載(2022年9月2日)

『ハアレツ』(9月2日付)は、8月31日にイスラエル軍戦闘機がミサイル攻撃を行ったアレッポ国際空港と8月25日に攻撃を行ったハマー県のミスヤーフ市一帯の衛星画像を掲載した。

衛星画像はイスラエルの民間衛星画像企業イメージサット・インターナショナルが撮影したもので、損傷を受けた滑走路などがはっきりと確認できる。

AFP, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Haaretz, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022などをもとに作成。

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シリア軍の戦闘機1機がスワイダー県北東部に墜落(2022年9月2日)

スワイダー県では、スワイダー24(9月2日付)によると、シリア軍の戦闘機1機が県北東部のハーリディーヤ村近くに墜落した。

墜落した戦闘機の機種は不明(シリア人権監視団が9月5日に発表したところによると、墜落したのはMiG-21戦闘機)で、技術的トラブルが原因と見られる。

パイロットは墜落直前にパラシュートで脱出したが、負傷した。

https://www.facebook.com/Suwayda24/posts/pfbid02ceaDB7Gdanmfqt6mAVmYBNdZEiC5aquv9e6cZJRqoAYYNB6C5KLNarQxbu54BkA4l

AFP, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022、September 5, 2022、al-Suwayda’ 24, September 2, 2022などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県各所を砲撃(2022年9月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるシャイフ・スィンドヤーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原の「決戦」作戦司令室支配地域の境界地、ドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市でシリア国民軍によって逮捕・投獄されている住民の釈放、政府と反体制派の和解を主唱したトルコのメチャヴシュオール外務大臣の発言反対を訴えるデモ(2022年9月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市で、金曜日の午後の礼拝後に住民ら数百人が街頭でシリア国民軍によって逮捕・投獄されている住民の釈放、シリア政府と反体制派の和解を主唱したトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣の発言反対、シリア国民軍によるシリア軍との戦端再開を訴える抗議デモを行った。

AFP, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族、若い男性多数と女性3人が、キャンプ内の劣悪な生活環境や健康不良を理由に、政府の支配地に脱出する一方、有志連合使節団がキャンプを初めて視察(2022年9月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていたバニー・ハーリド部族の2家族、若い男性多数と女性3人が、キャンプ内の劣悪な生活環境や健康不良を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

一方、米主導の有志連合の使節団がルクバーン・キャンプを初めて訪問し、キャンプ内の状況を視察した。

なお、革命特殊任務軍は9月1日、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/MaghaweirThowra/)で同軍と有志連合がルクバーン・キャンプの病人たちを受入れ、診察、投薬を行ったと宣伝していた。

AFP, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022などをもとに作成。

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アサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続(2022年9月2日)

ハサカ県では、ANHA(9月2日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

アサーイシュ広報センターによると、前日の摘発活動では、スリーパーセルのメンバー14人を逮捕、教練場所として利用されていたテント14張を撤去、携帯電話などを押収した。

9日目となる2日には、9シリア人国内避難民(IDPs)が居住する第4区での捜査・摘発活動が完了した。

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ハサカ県では、ANHA(9月2日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍テロ撲滅部隊(YAT)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人を逮捕した。

AFP, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県、ラッカ県を砲撃(2022年9月2日)

ハサカ県では、ANHA(9月2日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町および周辺の村々、タッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村、ダルダーラ村を砲撃した。

一方、SANA(9月2日付)によると、県の電力公社が前日のトルコ軍の砲撃で損傷した66キロワット送電線を復旧し、タッル・タムル町の変電所への電力供給が再開された。

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ラッカ県では、SANA(9月2日付)によると、シリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊、M4高速道路沿線を砲撃した。

ANHA(9月2日付)によると、砲撃では、トルコ軍がANHAの取材チームが標的となったが、死傷者はなかった。

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アフリーン解放軍団は声明を出し、8月27日にトルコ占領下のアレッポ県マーリア市一帯でシリア国民軍の戦闘員2人を狙撃し、殺害したと発表した。
ANHA(9月2日付)が伝えた。

AFP, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で11人(2022年9月2日)

保健省は政府支配地域で新たに11人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者45人が完治したと発表した。

これにより、9月2日現在のシリア国内での感染者数は計57,069人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは53,488人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid027h94yFKKGqPcwRReCxeF24jhQSm19PxpNyTHubpKaH12QY5PQuGjv5bTD6D9Sy9zl

AFP, September 2, 2022、ACU, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022などをもとに作成。

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イドリブ県ヤアクービーヤ村での聖アンナ教のお祭りをシャーム解放機構が認めたことに抗議する書き込みをした活動家が同機構によって逮捕される(2022年9月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がヤアクービーヤ村にあるアルメニア教会での聖アンナ教のお祭りを認めたことに抗議する書き込みをSNS上で行ったカフル・カルミーン村出身の活動家が同機構によって逮捕され、砂漠地帯の刑務所に連行された。

逮捕された活動家は救急車輌の運転手をしている男性。

またシャーム解放機構が自治を委託するシリア救国内閣はイドリブ市内の街路に設置されているバラック小屋の持ち主らに対して、「非文明的な景観」だとして撤去を要請した。

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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ラタキア県とアレッポ県で「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士2人を狙撃し殺害(2022年9月1日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がトルコマン山地方のアブー・アリー山一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、クルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士2人を負傷させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のメンバー1人が県西部でシリア軍によって狙撃され、死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアムキーヤ町一帯で砲撃戦を行った。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村などを砲撃した。

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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アサーイシュがダーイシュ摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続し、拷問用の塹壕などを新たに発見(2022年9月1日)

ハサカ県では、ANHA(9月1日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

8日目となる9月1日には、第4区で、スリーパーセル・メンバーの摘発と収容者の登録更新作業が行われ、アサーイシュは、拷問や殺戮に使用していた地下壕1つ、オートバイ数十台、拷問器具を新たに発見した。

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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サッバーグ人民議会議長は、国連人権高等弁務官など57人に宛てて書簡を送り、トルコ軍が繰り返す犯罪行為を非難するよう呼びかける(2022年9月1日)

ハンムーダ・サッバーグ人民議会議長は、国連人権高等弁務官など国連関連機関の代表、アラブ諸国を含む諸外国の議会議長など57人に宛てて書簡を送り、トルコ軍によって繰り返される犯罪行為でハサカ県ハサカ市および近隣地域の住民100万人以上の水道水の供給ができなくなっていることを非難するよう呼びかけた。

SANA(9月1日付)が伝えた。

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣:「イスラエルの攻撃に直面してもシリアは沈黙せず、イスラエルは遅かれ早かれ代償を支払うことになる」(2022年9月1日)

外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に書簡を送り、イスラエル軍による8月31日のアレッポ国際空港とダマスカス国際空港一帯に対するミサイル攻撃について、前者に対する攻撃で滑走路が損傷、後者に対する攻撃で兵士5人が負傷、航法援助施設と距離測定装置が破壊されたことを報告した。

そのうえで、シリア領内に対するイスラエルの攻撃を、主権侵害、国債の平和と安定への脅威として非難するよう要請した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid0YQ5xnSTG1HJzy3LGnPXfmSY6H1ttdNEHRpPL1KohaSmapPFnwNwFN1ob8QSTZ7cql

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一方、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、外務在外居住者省のツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/syrianmofaex/)を通じて、イスラエルによって繰り返される攻撃に直面してもシリアは沈黙せず、イスラエルは遅かれ早かれ代償を支払うことになると綴った。

ツイッターの書き込み内容は以下の通り:

外務在外居住者大臣:
-イスラエルによって続けられている侵略は、地域の治安と軍事状況を爆発させる恐れがある。
-シリアはこれらの侵略に直面しても沈黙はせず、イスラエル人は遅かれ早かれ代償を払うだろう。
-シリアはこれまでも、そしてこれからも持ちこたえ、原則的な姿勢から決して後退することはない。これに対して、「イスラエル」は、シリアが弱体化するだろうとの幻想のもとで、賭けに出たり、誤算すべきではない。
-米国と西側諸国の政府は、目をつぶって、イスラエルが地域の平和と安全を脅かし続けるように仕向けることへの責任を負わねばならない。

 

 

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県タッル・タムル町の変電所に電力を供給する66キロワット送電線がトルコ軍の砲撃によって損傷し、変電所の稼動が停止(2022年9月1日)

ハサカ県では、ANHA(9月1日付)、SANA(9月1日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町の変電所に電力を供給する66キロワット送電線がトルコ軍の砲撃によって損傷し、変電所の稼動が停止した。

トルコ軍はまた、タッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村、アッブーシュ村、タウィール村、ハムラ村、ウンム・カイフ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍国境警備隊がダルクーシュ町の近郊の街道で女性1人に発砲し、殺害した。

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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シリア国内で盗奪した石油を積んだタンクローリー98輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2022年9月1日)

ハサカ県では、SANA(9月1日付)によると、シリア国内の油田から不正に採掘し、盗奪した石油を積んだタンクローリー98輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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運輸省はイスラエル軍戦闘機によるミサイル攻撃を受けたアレッポ国際空港が9月2日に復旧すると発表(2022年9月1日)

運輸省は声明を出し、同省の技術スタッフが8月31日のイスラエル軍戦闘機によるミサイル攻撃によって被害を受けたアレッポ国際空港の復旧に向けて作業を続けており、同空港が9月2日に完全に復旧すると発表した。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0cd3WyngeVvQgRynmGA1QtVBkYQFe8HuRvwAESRaWecbrSaQ9oFz87bct1EHkViFpl&id=100064584436235

SANA(9月1日付)が伝えた。

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で15人(2022年9月1日)

保健省は政府支配地域で新たに15人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者39人が完治したと発表した。

これにより、9月1日現在のシリア国内での感染者数は計57,058人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは53,443人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02dYSu8uVNsoWq84jutcQqYTkjE8WrZVhxL8R9yTRXiMZbya2YtxdVScnDxrkopjkBl

AFP, September 1, 2022、ACU, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは8月31日のイスラエル軍によるアレッポ国際空港への攻撃の詳細について発表(2022年9月1日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、8月31日のイスラエル軍のシリア領内に対するミサイル攻撃に関して、同軍のF-16戦闘機8機がシリア領空外からアレッポ国際空港に隣接するナイラブ航空基地とダマスカス国際に対して誘導ミサイル8発と誘導爆弾8発で攻撃を行ったのに対して、シリア軍防空部隊は迎撃によって、ミサイル3発を破壊したが、シリア軍兵士5人が負傷、S-125防空システムのアンテナ塔と武器弾薬庫2棟が破壊され、ナイラブ航空基地の未使用の滑走路が損傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月1日付)が伝えた。

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またシリア人権監視団は、負傷者のうち1人が9月1日に死亡したと発表した。

RIA Novosti, September 1, 2022をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のサルジャ村一帯と、イドリブ市の缶詰工場一帯を爆撃(2022年8月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のサルジャ村一帯と、イドリブ市の缶詰工場一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍もカンスフラ村一帯を砲撃した。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid02stjgcy3cJdpD8awpfMG8vTfiuEmWfzyvNFeEJwRAWL27PdaGZbff3J9pzRGeq6qXl

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバスラトゥーン村一帯を砲撃した。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配地域担当の特使に新たに就任したニコラス・グレンジャー氏が北・東シリア自治局渉外委員会の代表と会談(2022年8月31日)

北・東シリア自治局支配地域担当の特使に新たに就任したニコラス・グレンジャー氏がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県カーミシュリー市の北・東シリア自治局渉外委員会本部を訪問し、バドラーン・ジヤー・クルド共同議長、アビール・イーリヤー共同副議長、ファナ・カイートアビール・イーリヤー共同副議長と会談した。

ANHA(8月31日付)によると、会談において、グレンジャー特使は、トルコによるシリア北部への攻撃を指示しないと表明した。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍パトロール部隊がラッカ県アイン・イーサー市近郊で、トルコ軍の発砲を受ける(2022年8月31日)

ラッカ県では、ANHA(8月31日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市に駐留するロシア軍のパトロール部隊が、同市の東約3キロの距離に位置するサファーウィーヤ村近くのM4高速道路沿線で、トルコ軍の発砲を受け、部隊は基地への帰還を余儀なくされた。

トルコ軍はまた占領下のタッル・アブヤド市に近いヒルバト・バカル村、クール・ハサン村、サワーン村を砲撃した。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプでアサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続し、12人を新たに逮捕(2022年8月31日)

ハサカ県では、ANHA(8月31日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

第1、2、3区での作戦を完了したアサーイシュは、7日目となる31日には第7区に入り、スリーパーセルが使用していたテント複数丁を撤去、児童の洗脳に関与していた女性1人などスリーパーセのメンバー5人と容疑者7人を逮捕、ダーイシュの通貨や教材を押収したほか、収容者の登録更新作業を行った。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がアレッポ国際空港と首都ダマスカス近郊をミサイル攻撃(2022年8月31日)

SANA(8月31日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午後8時頃、アレッポ国際空港に対してミサイル攻撃を行い、若干の物的被害が出た。

イスラエル軍はまた、午後9時18分頃、パレスチナ北部のティベリアス湖(ガリラヤ湖)上空方面から首都ダマスカス南東の複数ヵ所に対して多数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、その一部を撃破したが、若干の物的被害が出たと伝えた。

https://www.facebook.com/New.aleppo.new/posts/441448864684686

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シリア人権監視団によると、アレッポ国際空港に対する攻撃では4発のミサイルが発射され、うち3発は空港周辺に展開する「イランの民兵」の武器弾薬庫複数ヵ所を標的とし、1発は空港ターミナルに着弾した。

滑走路は被害を受けなかったが、「イランの民兵」の武器弾薬庫などに物的被害が出た。

シリア人権監視団が複数筋から得た情報によると、アレッポ国際空港に駐留するロシア軍部隊は、シーア派(12イマーム派)聖地巡礼を目的としてイランからの巡礼観光客が空路で訪れるようになるなか、イラン側が同空港を軍事目的で利用するのを阻止してきたという。

また同筋によると、空港に駐留するロシア軍部隊は、ミサイル攻撃を10分前に察知し、警戒態勢をとっていたという。

オリエント・ニュース(8月31日付)は、複数筋の話として、イスラエル軍はイランの航空機がアレッポ国際空港に着陸するのを阻止するためにミサイル攻撃を行ったが、同機が進路を変えてダマスカス国際空港に着陸しようとしたため、首都南東部にミサイル攻撃を行ったと伝えた。

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一方、シリア人権監視団によると、首都ダマスカス南東に対するミサイル攻撃では、ダマスカス郊外県キスワ市一帯が狙われた。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Orient News, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍とシリア軍の戦闘機が米国が占領する55キロ地帯近くでダーイシュの拠点を爆撃、有志連合所属の戦闘機が緊急発進し、警戒監視活動にあたる(2022年8月31日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が30日深夜から31日未明にかけて、スフナ市に近いダーヒク山、タイバ村、クーム村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を実施した。

ロシア軍戦闘機はまた、シリア軍戦闘機とともに、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に近いハマード砂漠に対しても爆撃を実施した。

ロシア軍とシリア軍の戦闘機が55キロ地帯に接近したのを受けて、米主導の有志連合所属の戦闘機が緊急発進し、55キロ地帯上空に飛来、警戒監視活動にあたった。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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アズラク難民キャンプで避難生活を送っていたシリア人がナスィーブ国境通行所(ジャービル国境通行所)を経由して新たに帰国(2022年8月31日)

SANA(8月31日付)によると、ヨルダンのアズラク難民キャンプで避難生活を送っていたシリア人が、シリア側の関係当局が用意したバスに乗って、ダルアー県のナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)を経由して新たに帰国した。

今回帰還したのは、ダマスカス県、ダイル・ザウル県から避難していた難民。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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イランのアブドゥッラフヤーン外務大臣がロシアを訪問し、ラブロフ外務大臣と会談(2022年8月31日)

イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣がロシアを訪問し、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談した。

SANA(8月31日付)によると、シリア情勢に関して、ラヴロフ外務大臣は会談後の共同記者会見で、ロシア、イラン、トルコを保障国とするアスタナ会議の枠組みの重要性を改めて確認したことを明らかにした。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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ロシア沿海地方のセルゲイフスキー訓練場で大規模合同軍事演習「ボストーク(Vostok)2022」開幕、シリア軍も参加(2022年8月31日)

ロシア沿海地方のセルゲイフスキー訓練場で大規模合同軍事演習「ボストーク(Vostok)2022」が開会式が行われた。

スプートニク(8月31日付)によると、ボストーク2022は9月1日から7日にかけて、ロシア軍参謀総長の指揮下で、攻防作戦の実践演習が行われ、ロシア軍約5万人のほか、アゼルバイジャン、アルジェリア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、中国、ラオス、モンゴル、ニカラグア、シリア、タジキスタン軍も参加する。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022、Sputnik News, August 31, 2022などをもとに作成。

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