
アレッポ県では、ANHAによると、トルコの実効支配下にある「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つアアザーズ市のムフティーのマフムード・ジャービル(アブー・マーリク)氏が、アフマド・シャルア移行期政権の有志連合への加入を批判するビデオ声明を発表し、「以前のファトワーに反する」と主張した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。

イナブ・バラディーは、アフマド・シャルア移行期政権の情報機関職員1人、シリア民主軍関係者2人、同軍に近いメディア関係者1人、現地住民などの話として、アサド前政権時代の軍人4,500人以上が、シリア民主軍に加入し、ラッカ県やハサカ県の複数拠点に配置されていると伝えた。
ダイル・ザウル県のウマル油田で働くクルド人職員によると、シリア民主軍への加入は政権崩壊直後から始まり、7月には2,200人以上の元士官、下士官、兵士が第一陣として油田に配置され、そのほかにもCONOCOガス田やシリア北東部内の複数の拠点に合わせて4,500人以上が展開しているという。
彼らの多くは、ラッカ県の第17師団、ハサカ県のカウカブ中隊などに所属していた以下の元招聘らで、いずれも特筆すべき経歴を持ち、シリア民主軍が指揮能力を持つ人材の獲得を目指していることを示すという。
・アリー・フドゥール准将(第4師団)
・マンハル・フドゥール大佐
・サーミル・ディーブ少佐(第17師団)
・第47師団の将兵100人以上
・シャーディー・ドュユーブ准将(共和国防衛隊)
・ガッサーン・トゥラーフ准将
・ラーニー・ヒクマト・ハッスーン(共和国防衛隊上級曹長)
・ダッラール・アブドゥッラー(軍曹、シャーディー・ディーブの側近、現在ウマル油田に居住)
・ズー・ヒンマ・ムーサー(共和国防衛隊)
・ハイダル・ムーサー(共和国防衛隊)
・第3師団所属の複数の大佐
青年革命機構(民主統一党(PYD)のメンバーによれば、これらの将兵のための訓練キャンプも設置されており、沿岸部出身の1,500人以上が、ハサカ県を拠点とするミールビーヤ中隊やラッカ県のカウカブ中隊に合流しているという。
シリア民主軍内の情報筋によると、彼らはハサカ県のスィーマルカー国境通行所を経由して、北・東シリア地域民主自治局の支配地域に入っている。
ウマル油田に配置された沿岸都市出身者は、米主導の有志連合の撤退後にシリア民主軍の特殊部隊が展開した拠点とテロ撲滅部隊(YAT)の本部に分かれて配置されているという。
また、シリア民主軍に近いメディア関係者によると、カーミシュリー国際空港ではロシア軍所属と見られるヘリコプターがほぼ毎日飛行しており、10月初旬には、前政権の士官が沿岸部からカーミシュリー市へ移送されたという。
これらの士官らは、シリア北東部にかかる将来の政治合意において、自らの地位を確保すること、油田の利権に関与することをめざしているとされ、ロシアと米国も、この動きを促(黙認)している可能性が高い。
また、シリア民主軍に近い別のメディア関係者によると、前政権の士官には、シリア民主軍の士官とほぼ同額の最高で1,000ドルの給与が支払われているという。
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SANAによると、スワイダー事件調査特別委員会は記者会見を開き、ハーティム・ナアサーン委員長、アンマール・イッズッディーン報道官が7月にスワイダー県で発生した事件にかかる調査の進捗を発表した。
記者会見の内容は以下の通り。
・調査は国連の調査基準に整合するよう策定され、①事件の状況と事情の解明、②深刻な侵害に関する訴えへの効果的な調査、通報の受理、容疑者の特定、名簿の司法当局への送付、③直接または間接の犯罪責任の特定、④不処罰の防止と、関与が立証された全員の責任追及、⑤類似の事件や侵害がシリアの他地域で再発しないようにするための法的勧告を目的とした。
・調査は、①被害者、証人、関係者への不利益の回避、②国民和解の促進、③外部からの指示を拒否する独立性、④全当事者と公平に接する中立性、⑤捜査や証人保護を妨げない範囲での透明性、⑥事実と情報の客観的評価、⑦データや協議内容の秘密保持、⑧被害者・証人の信頼を獲得する信頼性の確保を基本原則とした。
・3ヵ月間の調査では、ダマスカス郊外県の避難民居住地(サイイダ・ザイナブ町、ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、ドゥーマー市)、イドリブ県(スンマーク山の村々)、ダルアー県(ダルアー市、イズラア市、ブスル・ハリール市、ブスラー・シャーム市)、スワイダー県農村部(ラフム村、サカーカ村、リワー街道沿線の村々、マズラア町、リーマト・ハーズィム村、ウルガー村)、ダマスカス県・ダマスカス郊外県・ダルアー県の複数の病院を訪れ、物的証拠を収集し、攻撃パターンと襲撃経路を特定した。
・証言聴取は、閣僚、政府高官、各宗派の宗教指導者、地域住民に、遺族、避難民、被害者、そして生存者に対して行われるとともに、拘束者・行方不明者・誘拐被害者の状況も追跡した。さらに、違法行為に関与した疑いのある民間人・軍人・治安部隊要員の拘束に向けた司法手続きに備えて尋問を実施、匿名証人の聴取や、通信手段を用いた遠隔インタビューも実施した。
・委員会の統計によれば、作成された調査票・文書・証言などの件数は以下の通り:証人調査票156件、被害者調査票434件、被害者家族調査票53件、文書化された証言495件、公平な立場の被害者証言93件、法医学者・軍医・治安要員の証言複数、解放された誘拐被害者66名。
・このほか、映像資料の精査、撮影場所と時間の特定、証言・現地報告との照合、専門チームによる事件の時系列再構成も実施した。
・委員長は、調査期間中に以下の障害があったため、活動期間の延長を要請する予定。
・氏は、SANA記者からの「国際調査委員会の設置を求める声」についての質問に対し、委員会は被害者の権利および住民の正当な懸念を尊重し、法的権限の範囲内で正義の実現に向け調査を続けていると回答した。
・SNS上で流布された扇動的投稿は、憲法宣言が定義する「ヘイトスピーチ」のレベルには達しておらず、扇動はごく限られた個人によるものだった。
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ANHAによると、国民防衛部隊、ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部関係者が、最近になってヨルダンに代表団を派遣していたとの一部情報を否定した。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、、アフマド・シャルア移行期政権の部隊と関連する武装勢力がマジュダル村一を無人航空機による5回にわたって連続で爆撃した。
また、シリア人権監視団によると、イラー村とヒルバト・サマル村を結ぶ戦線で、国民防衛部隊とシャルア移行期の部隊・武装勢力が重機関銃を使用して交戦した。
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国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は首都ダマスカスで、ロシアのユヌス=ベク・エフクロフ国防副大臣率いる高級代表団と会談、軍事協力の分野や、両国の共通の利益に資する協調メカニズムの強化などについて協議した。
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RT(アラビア語版)によると、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話会談を行った。
会談では、ガザ地区の情勢、イラン核計画のほか、シリアにおける安定強化の問題について協議した。
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スワイダー県では、SANAによると、無法集団が停戦合意を破り、ウルガー村方面にあるアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊の拠点を攻撃した。
一方、シリア人権監視団によると、スワイダー市の刑務所周辺で、シャルア移行期政の部隊とその傘下にある武装勢力の狙撃手が車輛1台を攻撃、また同市西部郊外にあるアスリハ村へ向かう道路で、農作業に従事する女性たちを乗せたセルビス(乗り合いバス)に対して至近距離から銃撃を行った。
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国民防衛部隊は16日未明、フェイスブックを通じて声明を出し、「ダマスカスのテロ組織」がスワイダー県西部戦線およびスワイダー市西の戦線停戦違反を繰り返していると発表した。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカス郊外のコンベンションセンターで開催された「シリア市民社会との対話の日」会議に出席した。
会議は「組織的対話に向けた第一歩」というスローガンのもとで開催され、シリアとEUのパートナーシップを構築・強化することが目的。
SANAによると、会議には、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣のほか、ヒンド・カバワート社会問題労働大臣、欧州委員会外務執行機関(EEAS)オロフ・スコーグ事務局次長、EU駐シリア代表部のミハエル・オンマハト臨時代理大使らが出席した。
また、SANAによると、市民社会と政府との間における透明性・協力・相互信頼に基づくパートナーシップの構築を目指す主要課題をテーマに、複数のセッションが行われた。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスで、フランスのアンヌ=クレール・ル=ジャンドル大統領顧問と会談、両国共通の関心事について協議、二国間関係の強化の方法を検討した。
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イナブ・バラディーによると、アレッポ県文化局は、文化省が11月14日にアレッポ市で開催を予定していた「アクサー大洪水」と銘打たれたイベントが、イスラエルの圧力に応じて中止されたとの一部情報を否定した。
文化局の関係筋によると、イベントは11月6日に告知されたものの、正式な承認を得ていなかったために、告知から2時間あまりで中止が決定されていたという。
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これに関連して、イスラエル外務省は、Xを通じて以下の通り発表していた。
シリア大統領のジャウラーニーは「新しいシリア」について語っているが、その一方で、同氏の文化省は、ホロコースト以降でユダヤ人に対する最大規模の虐殺(アクサー大洪水などとして祝われている)である10月7日の虐殺を祝う国家的パーティーへと市民を招待している。
虐殺を祝う者は、変革を求めているのではなく、さらなる虐殺を求めているのだ。
The President of Syria al-Julani talks about a “new Syria,” yet his Ministry of Culture invites the public to a national party celebrating the October 7 massacre – the largest massacre of Jews since the Holocaust (celebrated as “The Flood of al-Aqsa”).
Anyone who celebrates a… pic.twitter.com/qXLnxOf1Kn
— Israel Foreign Ministry (@IsraelMFA) November 14, 2025
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また、イスラエルの中東研究者・メディア解説者のエディ・コーヘン氏は、Xを通じて以下の通り綴っていた。
アブー・ムハンマド・ジャウラーニーとその政府に警告する。
明日・金曜日の正午までに、この祝賀イベントを中止し、イスラエル国民とパレスチナ国民のすべての被害者に対し、悪党ムスリム同胞団のメンバーであるお前たちのテロリスト文化大臣のムハンマド・ヤースィーン・サーリフが行っているこの茶番について、ただちに謝罪を行え。
私の人生のなかで、これほど嫌悪すべき、粗暴で、鈍感で、救いようのない人物を見たことはない。この男と同じレベルなのは、舌なめずり野郎のムーサー・ウマルくらいだ。
正直に言えば、シリアがこのような連中に率いられていることが悲しい。
このような狂信者が文化大臣であることは、シリアという国、文明、歴史の矮小化そのものだ。シリアは文明と歴史の国であり、こうした下劣な連中のテロの巣窟ではない。
祝賀イベントの中止、謝罪、そしてこの狂人の解任を要求する。
解任とは、完全な解任だ。
コーヘン相手では、お前はもう目を閉じることもできない。
إنذار إلى ابو محمد الجولاني وحكومته
معكم حتى منتصف يوم الغد الجمعة لإلغاء هذا الحفل وباعتذار فوري من جميع ضحايا الشعبين الاسرائيلي والفلسطيني عن هذا العبث الذي يرتكبه وزير ثقافتكم الإرهابية عضو عصابة الاخوان المسلمين المدعو محمد ياسين صالح ونطالبكم بإقالته
لم أرى في حياتي… pic.twitter.com/kBkL40fExq— إيدي كوهين אדי כהן 🇮🇱 (@EdyCohen) November 13, 2025
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、県東部ブーハマド村およびガーニム・アリー村の一帯で、シリア民主軍の部隊とアフマド・シャルア移行期政権の国防省に属する武装勢力の間で深夜、断続的な衝突が発生した。
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アレッポ内務治安部隊(北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ))のマフムード・アリー・マルダリー報道官は、フェイスブック)を通じて、アフマド・シャルア移行期政権との4月の合意に従い、アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に設置していた検問所の撤去を行ったことと発表した。
一方、アサーイシュはフェイスブックを通じてスィッリーン町地域で麻薬窃盗グループを摘発したと発表した。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、英国ロンドン首都において開催されたシリア英国ビジネス評議会の行事に出席した。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、ロンドンで英国実業家および投資家らと会談した。
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ダマスカス県では、SANAによると、マッザ地区へのロケット弾攻撃が行われ、爆発により女性1人が負傷した。
また、SANAによると、
攻撃に関して、国防省の広報通信局は、首都ダマスカス周辺からカチューシャ型のロケット弾2発がマッザ区およびその周囲の住宅地に着弾、複数の民間人が負傷し、物的被害が生じたと発表した。

また、国防省のアースィム・ガルユーン広報通信局長は、フェイスブックを通じて、軍の専門チームが、落下角度とロケット弾の着弾地点の解析を通じて、発射地点を突き止めることに成功したと発表した。
一方、シリア人権監視団が16日に発表したところによると、ロケット弾のうち2発はアラウィー派が多く住むマッザ86地区、1発は大統領宮殿に通じる道路に着弾した。
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バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使は、Xを通じて、アフマド・シャルア暫定大統領のホワイトハウス訪問の成果にかかる声明を発表し、以下の通り強調した。
ダマスカスは今後、ダーイシュ(イスラーム国)、イラン・イスラーム革命防衛隊、ハマース、ヒズブッラー、そしてその他のテロ組織の残存勢力に対処し、その解体を図るため、積極的に米国を支援し、世界的な平和確保の努力における確固たるパートナーとして立つことになる。
Statement by Ambassador Thomas J. Barrack, Jr.
On the Historic Visit of Syrian President Ahmed al-Sharaa to the White House
This week marks a decisive turning point in the modern history of the Middle East – and in the remarkable transformation of Syria from isolation to…
— Ambassador Tom Barrack (@USAMBTurkiye) November 13, 2025
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国務省(公式サイト)によると、マルコ・ルビオ米国務長官は記者会見でシリアに関して、以下の通り述べた。
我々は彼らに成功の機会を最大限与えたいと考えている。彼らが我々に語っているのは、シリア社会のすべての構成要素が代表され、安全を感じられる、シリア国民政府を作りたいつくりたいということだ。彼らは、シリアが二度とイラン、ダーイシュ(イスラーム国)、その他の組織の作戦基地になることを望んでいない。シリアを隣国への攻撃の発射台ではなく、一つの国として存立させたいと言っている。だから、我々は彼らが成功できるあらゆる機会を与えたいのだ。
逆に、もしうまくいかなければ、もしこれが実現せず崩壊すれば、シリアは内戦に陥り、中東のあらゆる危険な勢力の主戦場となるだろう。そこにはイランの復帰も含まれ、ヒズブッラーを強化することにもなるだろう。我々はそれを望んでいない。
彼らが成功することを願っている。ただし、成功が保証されているわけではない。彼らが取り組もうとしている課題は非常に困難だ。
現在の政府が権力を握り、アサドを追放するのを助けた要素には、外国人戦闘員も含まれている。彼らの中には、急進的な思想を持つ者もおり、必ずしもダマスカスの政府の完全な統制下にはない。
北部にはクルド人問題がある。南部にはベドウィンやドゥルーズ派の問題がある。イスラエルには自国の安全保障に対する懸念がある。こうしたすべての要素を均衡させなければならない。
つまり、これは非常に困難な仕事なのだ。しかし、私は皆に問いたい。この取り組みが失敗した場合、代わりに何が起こるのか。もしこの政府プロジェクトが失敗したとしたら…、その場合、シリアは完全な内戦に陥り、支配の及ばない空白地帯となり、ダーイシュ、ヒズブッラー、イラン、アルカーイダ、そして地域のあらゆる危険な勢力の主戦場となるだろう。我々は新たな戦争に直面することになる。
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シリア民主軍は、フェイスブックによると、過去1ヵ月間に米主導の有志連合が20件を超える治安・軍事作戦で直接支援を提供し、ダーイシュ(イスラーム国)の撲滅に向けて支援してくれていると発表、謝意を表明した。
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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を出し、シリア民主評議会、北・東シリア地域民主自治局の代表と三者会合を開催したと発表した。
声明によると、会合には、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官、司令部メンバーのルーフラート・アフリーン氏、シリア民主評議会、北・東シリア地域民主自治局の代表者が出席、3月10日合意の実施を前進させるための仕組みについて中心的に議論が行われ、合意形成の道を模索し続け、アフマド・シャルア移行期政権に対して国民的対話を選択するよう促すことで一致した。
また、ワシントンDCでのドナルド・トランプ大統領とシャルア暫定大統領の会談の結果に歓迎の意を示し、制裁停止および外交調整チャンネルの開設が、すべてのシリア人が参加したかたちでの包括的政治解決を後押しする前向きな転換となると評価した。
加えて、シリアの有志連合への加盟を高く評価した。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、同評議会が欧州シリア・アラウィー同盟とともにフランスのエマニュエル・マクロン大統領宛に送付していた書簡への回答を受け取ったことを明らかにしたうえで、その内容を発表した。
回答の内容の骨子は以下の通り。
フランスは昨年12月8日以降、アフマド・シャルア氏が暫定権力を掌握して以来のシリア移行期の進展を歴史的な段階と位置づけ、アサド政権下の数十年にわたる独裁の後に多くの希望を喚起したことを注視している。
フランスは、シリアで発生した宗派的理由による民間人への無差別暴力や拘束者に対する人権侵害に繰り返し懸念を表明し、移行期政権に対して独立した調査の実施と加害者の処罰を求めてきた。
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イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、スカイニュース・オーストラリアの報道番組「エレン・モーラン・ショー」で、司会を務めるエリン・モーラン氏のインタビューに応じ、そのなかで、アフマド・シャルア暫定大統領への評価は、写真や発言ではなく、「実際に地上で何をするか」によって判断されると述べた。
ネタニヤフ首相は以下の通り述べた。
シリアは安全な国になるのか?
彼(シャルア暫定大統領)は、自軍内のジハード主義者たちを排除するのか?
ゴラン高原に隣接するシリア南西部で、非武装地帯を確立するために私と協力するのか?
シリアのドゥルーズ派が受けた虐待と虐殺は、ハマースがガザ地区で2023年10月7日に実行したことに匹敵するほどの残虐さだった。
私は兄弟であるドゥルーズ派の人々を守るために動いた。シリア南西部の武装解除と、そこに住むドゥルーズ派への恒久的な保護の確保を望んでいる。
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