シリア・ロシア軍によるイドリブ県、ハマー県への爆撃と砲撃は続き、民間人1人が死亡(2019年8月12日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから103日目を迎えた8月12日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は84回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」110発を投下、ロシア軍も45回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は720発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より31人(民間人1人(うち女性0人、子供0人)、シリア軍兵士19人、反体制武装集団戦闘員11人)増えて3,179人となった。

うち、891人が民間人(女性161人、子供219人を含む)、1,095人がシリア軍兵士、1,224人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、シャイフ・ムスタファー村、アービディーン村、カフル・アイン村、タマーニア町、ウンム・ジャラール村、カフルサジュナ村一帯、マウカ村、タッル・タルイー村、タッルアース村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルサジュナ村、ウライニバ村、アービディーン村およびその一帯、マガッル・ヒンタ村、シャイフ・ムスタファー村、ナキール村、ラカーヤー・サジュナ村、マダーヤー村、マルダム村、ウンム・ザイトゥーナ村、カフル・アイン村、タマーニア町、ハーン・シャイフーン市、タッルアース村、タッル・タルイー村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もタマーニア町、シャイフ・ムスタファー村、ハーン・シャイフーン市、カルサア村、ハザーリーン村、タッル・タルイー村、カフル・アイン村、タッルアース村、アーリヤ村一帯を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月12日付)によると、マアッラト・ハルマ村に対する爆撃で、男性1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ラターミナ町、ムーリク市に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルズィーター市、ラターミナ町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月12日付)によると、シャイフ・サアド村の空軍情報部検問所が何者かの襲撃を受け、兵士1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(アレッポ県14件、イドリブ県1件、ラタキア県14件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を35件(アレッポ県1件、イドリブ県12件、ラタキア県7件、ハマー県15件)確認した。

AFP, August 12, 2019、ANHA, August 12, 2019、AP, August 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 12, 2019、Reuters, August 12, 2019、SANA, August 12, 2019、SOHR, August 12, 2019、UPI, August 12, 2019などをもとに作成。

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反体制派はシリア駐留ロシア軍司令部が設置されているラタキア県フマイミーム航空基地へのドローンでの攻撃を試みる(2019年8月11日)

ロシア国防省は声明を出し、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているラタキア県フマイミーム航空基地に対して、反体制武装集団が無人航空機(ドローン)で攻撃を試みたが、防空部隊がこれを撃破したと発表した。

撃破したドローンは6機にのぼったという。

AFP, August 11, 2019、ANHA, August 11, 2019、AP, August 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2019、Reuters, August 11, 2019、SANA, August 11, 2019、SOHR, August 11, 2019、UPI, August 11, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年8月11日)

アレッポ県では、ANHA(8月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、シーラーワー町近郊のキーマール村にあるトルコ軍の車輌や拠点を攻撃し、トルコ軍兵士7人を殺害したと発表した。

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ユーフラテス・ポスト(8月11日付)は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハサカ県ラアス・アイン市一帯およびラッカ県タッル・アブヤド市一帯の国境地帯にトンネルや塹壕などを建設し、トルコ軍の進軍に備えていると伝え、その画像を紹介した。

AFP, August 11, 2019、ANHA, August 11, 2019、AP, August 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2019、Euphrates Post, August 11, 2019、Reuters, August 11, 2019、SANA, August 11, 2019、SOHR, August 11, 2019、UPI, August 11, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構などとの戦闘の末イドリブ・ハマー県境の戦略的要衝フバイト村、スカイク村、スカイク丘を制圧(2019年8月11日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから102日目を迎えた8月11日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃(ヘリコプターによる「樽爆弾」投下を含むは190回を記録、ロシア軍も55回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は970発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より56人(民間人2人(うち女性0人、子供1人)、シリア軍兵士128人減少?、反体制武装集団戦闘員41人減少?)増えて3,179人となった。

うち、890人が民間人(女性161人、子供219人を含む)、1,076人がシリア軍兵士、1,213人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、SANA(8月11日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構やイッザ軍などからなる反体制武装集団との戦闘の末、戦略的要衝のフバイト村、スカイク村を制圧した。

これに対して、ドゥラル・シャーミーヤ(8月11日付)によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線はスカイク村一帯の戦線でシリア軍戦車2輌を破壊したと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターがハーン・シャイフーン市、マアッラト・ハルマ村、アービディーン村、マダーヤー村、カフル・アイン村、カフルナブル市、タッルアース村、シャイフ・ムスタファー村、ウンム・ザイトゥーナ村、タマーニア町、マアッルズィーター村、ハーッス村、フーリー村を爆撃するとともに、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(8月11日付)によると、爆撃によりハーッス村で子供1人、ハザーリーン村で男性1人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(8月11日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構やイッザ軍などからなる反体制武装集団との戦闘の末、イドリブ県南部のフバイト村、スカイク村に隣接するスカイク丘を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプター、ロシア軍戦闘機がカフルズィーター市、ラターミナ町、サイヤード村を爆撃するとともに、シリア軍地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターとロシア軍戦闘機がカッバーナ村一帯を爆撃するとともに、シリア軍地上部隊が県北部の戦闘地域を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターとロシア軍戦闘機がICARDAを爆撃するとともに、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(アレッポ県5件、イドリブ県3件、ラタキア県11件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を29件(アレッポ県5件、イドリブ県12件、ラタキア県1件、ハマー県11件)確認した。

AFP, August 11, 2019、ANHA, August 11, 2019、AP, August 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2019、Reuters, August 11, 2019、SANA, August 11, 2019、SOHR, August 11, 2019、UPI, August 11, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍は前日に引き続きイドリブ県南部とハマー県南部を激しく爆撃・砲撃、民間人1人死亡(2019年8月10日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから101日目を迎えた8月10日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は110回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」90発を投下、ロシア軍も50回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は1,200発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より76人(民間人1人、シリア軍兵士180?人、反体制武装集団戦闘員118?人)増えて3,123人となった。

うち、888人が民間人(女性161人、子供218人を含む)、1,204人がシリア軍兵士、1,254人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、アービディーン村、フバイト村、カフルサジュナ村、トゥラムラー村、スカイク村、フワイン村、タマーニア町、マダーヤー村、ラカーヤー村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでフバイト村、アービディーン村、マダーヤー村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もフバイト村、ハーン・シャイフーン市一帯を爆撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、シリア軍と「ロシアの民兵」が県南部のスカイク村およびスカイク丘(ハマー県)一帯に進攻、シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室と激しく交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ラターミナ町に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルズィーター市、ラターミナ町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もドゥワイル・アクラード村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が同地一帯を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線がワースィタ村にあるシリア軍拠点複数カ所を攻撃し、兵士多数を殺傷した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、ナワー市でシリア軍第112旅団の兵士が何者かに撃たれ、1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, August 10, 2019、ANHA, August 10, 2019、AP, August 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2019、Reuters, August 10, 2019、SANA, August 10, 2019、SOHR, August 10, 2019、UPI, August 10, 2019などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアアザーズ市で爆発が発生し、1人死亡(2019年8月10日)

アレッポ県では、ANHA(8月10日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市で爆発が発生し、複数人が死傷した。

ザマーン・ワスル(8月10日付)によると、この爆発で1人が死亡、6人が負傷した。

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一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、トルコの占領下にあるバーブ市西のトゥワイス村一帯にあるシャーム戦線の拠点複数カ所を攻撃、戦闘員8人を殺害、4人を負傷させた
と発表した。

ANHA(8月10日付)が伝えた。

AFP, August 10, 2019、ANHA, August 10, 2019、AP, August 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2019、Reuters, August 10, 2019、SANA, August 10, 2019、SOHR, August 10, 2019、UPI, August 10, 2019、Zaman al-Wasl, August 10, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県のフール難民キャンプに収容されていた国内避難民54世帯178人が、ダイル・ザウル県東部に帰村(2019年8月9日)

ANHA(8月10日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県のフール難民キャンプに収容されていた国内避難民(IDPs)54世帯178人が、ダイル・ザウル県東部に帰村した。

IDPsの帰村は5月3日のラッカ県アイン・イーサー市でのシリア部族会合での会合を受けたもので、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがないIDPsを対象とするものだという。

フール難民キャンプIDPsのダイル・ザウル県への帰村は今回で2回目。

ジュルフ・ニュース(8月10日付)によると、彼らは、ダイル・ザウル県のスワル町に移送され、そこからそれぞれの自宅に戻ったという。

AFP, August 10, 2019、ANHA, August 10, 2019、AP, August 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2019、Jurf News, August 10, 2019、Reuters, August 10, 2019、SANA, August 10, 2019、SOHR, August 10, 2019、UPI, August 10, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃し、住民5人負傷(2019年8月9日)

アレッポ県では、ANHA(8月9日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、マイヤーサ村、ザルナイータ村、アフリーン市近郊のアキーバ村をトルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が砲撃し、アキーバ村で女性2人、子供1人、男性2人が負傷した。

ANHAによると、こららの地域に着弾した砲弾は127発以上にのぼったという。

AFP, August 9, 2019、ANHA, August 9, 2019、AP, August 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2019、Reuters, August 9, 2019、SANA, August 9, 2019、SOHR, August 9, 2019、UPI, August 9, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のタッル・ブラーク町(ハサカ県)近郊でYPGによる医師拘束に抗議する住民のデモが発生(2019年8月9日)

ハサカ県では、SANA(8月9日付)が複数の住民筋からの情報として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・ブラーク町とカーミシュリー市を結ぶ街道沿いのナッス・タッル村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による住民の拉致・拘束などの犯罪に抗議するデモが行われ、住民がタッル・ブラーク町、とカーミシュリー市を結ぶ街道でタイヤを燃やすなどして封鎖し、拘束された住民の釈放を求めた。

地元インターネット日刊紙『ジスル』(8月9日付)によると、抗議デモは、地元の医師(イマード・ハスナーウィー氏)がYPGに拘束されたのを受けたもの。

デモ発生を受け、YPGのパトロール部隊が現場を包囲、参加者に帰宅するよう呼びかけるとともに、医師釈放の要求に応えることを約束したという。

AFP, August 9, 2019、ANHA, August 9, 2019、AP, August 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2019、Jisr Press, August 9, 2019、Reuters, August 9, 2019、SANA, August 9, 2019、SOHR, August 9, 2019、UPI, August 9, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がハマー県北部、イドリブ県南部を激しく爆撃・砲撃するも、民間人死者は出ず(2019年8月9日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから100日目を迎えた8月9日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は75回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」80発を投下、ロシア軍も38回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は820発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より40人(民間人0人、シリア軍兵士16人、反体制武装集団戦闘員24人)増えて3,047人となった。

うち、887人が民間人(女性161人、子供218人を含む)、1,024人がシリア軍兵士、1,136人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でサイヤード村、カフルズィター市、ラターミナ町、ラトミーン村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルズィター市、ラターミナ町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市を爆撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月9日付)によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線がザルズール村一帯に進攻したシリア軍を撃退した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、フバイト村、タッルアース村、カフル・アイン村、マアッラト・ハルマ村、タマーニア町一帯、マダーヤー村、ラカーヤー村、スカイク村、カフルサジュナ村、フワイン村、ザルズール村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでハーン・シャイフーン市、タッル・アース村、フバイト村、マダーヤー村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もタマーニア町、ハーン・シャイフーン市、カフルサジュナ村、フバイト村一帯、フワイン村一帯を爆撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月9日付)によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線がアブー・ダーリー村、シャンム・ハワー村にあるシリア軍拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、SANA(8月9日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がアレッポ市イザーア地区、ハーリディーヤ地区、ムーカムブー地区、アレッポ大学キャンパス近くを砲撃し、女児1人を含む住民6人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でバウワービーヤ村に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

ロシア軍がカッバーナ村一帯を爆撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月9日付)によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線がクルド山のラシュー丘にあるシリア軍拠点複数カ所を攻撃し、兵士10人を殺害した。

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スワイダー県では、スワイダー24(8月9日付)によると、サルハド市にある政治治安部の詰め所に何者かが手榴弾を投げ込み、その直後、同地で激しい戦闘が起きた。

AFP, August 9, 2019、ANHA, August 9, 2019、AP, August 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2019、Reuters, August 9, 2019、SANA, August 9, 2019、SOHR, August 9, 2019、Suwayda 24, August 9, 2019、UPI, August 9, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県内の油田で、米軍兵士がYPG主体のシリア民主軍の兵士3人を銃で殺害(2019年8月8日)

地元インターネット日刊紙『ジスル』(8月8日付)は、北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県内の油田で、米軍兵士が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士らに銃を発砲、3人を殺害したと伝えた。

事件が起きたのは、ダイル・ザウル県南東部のタナク油田内。

同紙が信頼できる匿名情報筋の話として伝えたところによると、この米軍兵士は油田内でシリア民主軍の兵士らと口論の末に発砲、3人を死に至らしめたという。

同情報筋によると、シリア民主軍はこの事件に何らの声明も出しておらず、箝口令を敷いているという。

タナク油田には完全武装の米軍将兵25人、シリア民主軍将兵80人、シリア民主軍の傘下で活動する革命家軍の兵士20人が駐留する司令拠点が設置されている。

AFP, August 8, 2019、ANHA, August 8, 2019、AP, August 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2019、Jisr Press, August 8, 2019、Reuters, August 8, 2019、SANA, August 8, 2019、SOHR, August 8, 2019、UPI, August 8, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などとの戦闘の末、ハマー県北部のサフル村、サフル丘、ジャイサート穀物サイロを制圧(2019年8月8日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍がシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)との停戦を破棄してから4日目、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから99日目を迎えた8月8日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は94回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」70発を投下、ロシア軍も34回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は620発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より14人(民間人4人、シリア軍兵士7人、反体制武装集団戦闘員109?人)増えて3,007人となった。

うち、887人が民間人(女性161人、子供218人を含む)、1,008人がシリア軍兵士、1,112?人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、SANA(8月8日付)によると、シリア軍がシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、カフルズィーター市西に位置するサフル村、サフル丘、ジャイサート穀物サイロを制圧した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月8日付)によると、シャーム解放機構が、シリア政府による停戦破棄後初めて声明を出し、徹底抗戦の意思を示すとともに、7日にシリア軍に制圧されたザカート村、アルバイーン村での戦闘で、メンバー数十人が死亡したことを認めた。

シリア人権監視団によると、シリア軍がヘリコプターがサフル村一帯、ラターミナ町、カフルズィーター市に「樽爆弾」を投下、地上部隊が県北部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市を爆撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でスカイク村およびその一帯、カフルサジュナ村、タマーニア町、アーミリーヤ村、ハーン・シャイフーン市、フワイン村、タッル・タルイー村、トゥラムラー村、タッフ村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでフバイト村、ハーン・シャイフーン市に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市およびその一帯、フワイン村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でに対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下、地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯の丘陵地帯を爆撃した。

クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、ロシア軍が爆撃を行うなか、シリア軍がクバイナ丘一帯に再び進攻を試みたが、シャーム解放機構がこれを撃退した。

一方、SANA(8月8日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がハッファ市一帯およびカルダーハ市一帯に着弾し、民間人5人が負傷した。

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ダルアー県では、ハウラーン自由人連合のフェイスブック/アカウント(HFL)によると、シリア政府との和解に応じたムウタッズ・ビッラー旅団の元司令官ナースィーフ・マルワーン・ルワイスィー氏がアジャミー村とタッル・シハーブ町を結ぶ街道で何者かに撃たれて死亡した。

また、ダルアー市内のダム街道地区で、元反体制武装集団(自由シリア軍)メンバーのムハンマド・ヤアラブ・マハーミード氏とムハンマド・ムースィー・クマイティー氏も7日深夜、何者かに撃たれて死亡した。

AFP, August 8, 2019、ANHA, August 8, 2019、AP, August 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2019、HFL, August 8, 2019、Reuters, August 8, 2019、SANA, August 8, 2019、SOHR, August 8, 2019、UPI, August 8, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュのバグダーディー指導者はカルダーシュ氏を後継者「カリフ」に推挙(2019年8月7日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(8月7日付)は、アブー・バクル・バグダーディー指導者が、トルコマン系イラク人のアブドゥッラー・カルダーシュ氏を自らの「後継者」(カリフ)として推挙したと速報で伝えた。


同通信によると、「後継者」推挙は、「イスラーム国におけるイスラーム教徒の地位を守るため」だという。

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イラクのスーマリーヤ・チャンネル(8月8日付)によると、カルダーシュ氏は、ニーナワー県タル・アファル郡出身のトルコマン人。

サッダーム・フサイン政権下でイラク軍士官を務め、ダーイシュ内では「アブー・ウマル」として知られている。

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また、安全保障問題が専門のイラク人研究者のファーディル・アブー・ラギーフ氏のツイッター・アカウント(https://twitter.com/fadhil_abu_ragh/)によると、カルダーシュ氏は、モースル市のイマーム・アアザム大学卒で、バスラ県にある米英両軍が管理するキャンプ・ブッカ収容所に収監されていた経歴があり、その後、イラクのアル=カーイダで法務官になったという。

また、カルダーシュ氏は、バグダーディー氏に次ぐダーイシュ・ナンバー・ツーの幹部とされるアブー・アラー・アファリー氏(2016年死亡)に近く、父親は聡明なハティーブ(モスクの説教師)で、自身は厳しさ、権威、過激さが特徴の「テロリスト」で、ダーイシュがモースル市を制圧した際、同市でバグダーディー氏を出迎えたメンバーの1人だという。

AFP, August 8, 2019、ANHA, August 8, 2019、AP, August 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2019、Reuters, August 8, 2019、SANA, August 8, 2019、SOHR, August 8, 2019、al-Sumariya Channel, August 8, 2019、UPI, August 8, 2019などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)でイード・アル=アドハーに合わせて自爆テロを計画していたダーイシュの女性メンバー1人逮捕(2019年8月7日)

ハサカ県では、ANHA(8月7日付)によると、北・東シリア自治局ジャズィーラ地方のテロ撲滅部隊が、同自治局とシリア政府の共同支配下にあるカーミシュリー市でイード・アル=アドハーに合わせて自爆テロを計画していたダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルの女性メンバー1人を拘束した。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年8月7日)

アレッポ県では、ANHA(8月7日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村を砲撃した。

この砲撃に先立って、トルコ軍戦闘機2機が、タッル・リフアト市一帯地域(いわゆるシャフバー地区)に飛来、上空を旋回した。

一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、6日にタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、マーリキーヤ村に侵攻を試みたトルコ軍と反体制武装集団を迎撃し、戦闘員(シャーム戦線、北の嵐旅団)7人を殲滅したと発表した。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構などとの戦闘の末、ハマー県北部のザカート村、アルバイーン村を制圧(2019年8月7日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍がシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)との停戦を破棄してから3日目、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから98日目を迎えた8月7日、シリア軍はロシア軍とともに同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦の末、ハマー県北部の2カ村を制圧した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は75回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」50発を投下、ロシア軍も44回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は700発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より45人(民間人4人、シリア軍兵士17人、反体制武装集団戦闘員24人)増えて2,977人となった。

うち、883人が民間人(女性161人、子供218人を含む)、1,001人がシリア軍兵士、1,003人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、SANA(8月7日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる反体制武装集団との戦闘の末、県北部のアルバイーン村、ザカート村を完全に制圧した。

同地で活動していた反体制武装集団は、カフルズィーター市、ラターミナ町方面に撤退した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ムーリク市、ラターミナ町、ザカート村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルズィーター市、ラターミナ町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市、ラターミナ町、サフル村、ラトミーン村を爆撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、マダーヤー村、アービディーン村、フバイト村、カフルサジュナ村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでヒーシュ村、ラカーヤー村、ナキール村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もアルバイーン山、バスィーダー村、マダーヤー村、ラーシャー村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県西部の戦闘地域を砲撃した。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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PYD幹部「ロシアは我々が米国を国外に排除するという取引を行ったうえで、トルコの進軍を止めると提案している(2019年8月6日)

『ワシントン・ポスト』(8月6日付)は、ロシアが、シリア北東部へのトルコ軍の侵攻を阻止するため、同地を実効支配する北・東シリア自治局の武装部隊である人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に取引を持ちかけていると伝え、その内容を明らかにした。

同紙によると、北・東シリア自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)幹部アルダール・ハリール氏はこの件に関して「ロシアは、我々が米国を国外に排除するという取引を行ったうえで、トルコの進軍を止めると提案している…。だが、我々は「どうやって米国を追放するのか、我々がここに米国を連れてきたわけでもないのに」と応えた」と述べたという。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019、The Washington Post, August 6, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県北部をトルコ軍と反体制武装集団が激しく攻撃、YPG主体のシリア民主軍と交戦(2019年8月6日)

アレッポ県では、ANHA(8月6日付)によると、トルコ占領下のシーラーワー町近郊のバースータ村に設置されている国民軍憲兵隊の検問所が攻撃を受け、トルコ軍兵士1人と反体制武装集団戦闘員2人が死亡した。

これを受け、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市に近いマーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村(シャッラー村)を激しく砲撃、これに対してアフリーン解放軍団が応戦、激しい戦闘となった。

この戦闘で反体制武装集団(東部戦線、北部の嵐旅団)の戦闘員7人が死亡したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月6日付)は、複数の現地情報筋の話として、国民軍がマーリキーヤ市を奇襲し、人民防衛隊(YPG)が主導するシリア民主軍と交戦、複数の兵士を殺傷し、市内の拠点複数カ所を制圧したと伝えた。

国民軍第3軍団のファーディル・ラフムーニー司令官によると、殺害したシリア民主軍兵士は10人にのぼり、部隊はその後、制圧した拠点から撤退したという。

国民軍はまた、マーリア市近郊に進軍したシリア民主軍を撃破、多数の兵士を殺傷したという。

このほか、アフリーン解放軍団は声明を出し、4日と5日にトルコ占領下のマーリア市近郊とシーラーワー町近郊のバラード村でシャーム戦線などの反体制武装集団の車輌と拠点を攻撃し、戦闘員13人を殺害したと発表した。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍の爆撃で国内避難民3人が、反体制派の砲撃で女性と子供2人が死亡(2019年8月6日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍がシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)との停戦を破棄してから2日目を迎え、シリア・ロシア軍が同地を爆撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は45回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」52発を投下、ロシア軍も27回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は400発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より7人(民間人7人、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて2,932人となった。

うち、879人が民間人(女性161人、子供218人を含む)、984人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ザカート村、ラターミナ町に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでラターミナ町、カフルズィーター市、アルバイーン村、ザカート村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊がザカート村、アルバイーン村など県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市を爆撃した。

一方、SANA(8月6日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のアイン・スライムー村、ジャイイド村を砲撃し、女児1人と女性1人の2人が死亡、民間人6人が負傷した。

これに対して、シリア軍はクライディーン村、アンカーウィー村、ヒルバト・ナークース村にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、ハスラーヤー村から反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。
https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2019/08/1-98-660×330.jpg

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、マダーヤー村、カフル・アイン村、ヒーシュ村一帯、タッルアース村、タフターヤー村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルサジュナ村、シャイフ・ダーミス村、ラカーヤー村、ハーン・シャイフーン市、マダーヤー村、ヒーシュ村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市およびその一帯を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月6日付)によると、ロシア軍の爆撃はハーン・シャイフーン市近郊のカフルターブ農場に対するもので、民間人3人(国内避難民)が死亡した。

一方、SANA(8月6日付)によると、シリア軍がマウザラ村にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下、また地上部隊が同地一帯を砲撃した。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織「信者を煽れ」作戦司令室はアスタナ13会議と停戦合意を拒否すると表明(2019年8月5日)

新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室は声明を出し、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)がロシア・トルコの仲介によって交わした停戦合意を拒否すると発表した。

声明で、「信者を煽れ」作戦司令室は、「アスタナ・プロセス、そしてシャームにおける革命にかかわるそのほかの国際会議が革命とジハードを生き埋めにしようとし、犯罪者体制を再生しようとしていることは今や隠し事ではない…。我々は何度もアスタナ・プロセスを拒否すると明言してきたし、我々の革命とジハードに深刻な結果をもたらすと警告してきた」としたうえで、「アスタナの陰謀の成果を拒否し、ソチでの(非武装地帯設置にかかる)合意を拒否する」と表明した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会はアスタナ13会議を「戦争を煽っている」と批判(2019年8月5日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会は声明を出し、アスタナ13会議を「戦争を煽っている」と批判した。

声明は、アスタナ13会議の閉幕声明で、「ユーフラテス川以東地域(ジャズィーラ地方)に関して、シリアの主権と領土保全に抵触する分離主義的アジェンダを拒否する」ことが確認されたのを受けたも。

声明では「我々はシリア民主評議会は、戦争を終わらせ、民間人を戦争の苦悩と悲劇から回避させようとするいかなる決定であれ歓迎する一方、こうした国際的なイニシアチブ(アスタナ会議)がシリアの状況を網羅し、地理的一体を有するシリアの利益を守るのに成功した試しがないと見ている」としたうえで、「トルコ政府は自分たちの国益のためにアスタナ・プロセスを利用しようとし、情報操作を続け、地域の諸人民を虐殺し、民族浄化することにこだわっている。日々地域の安全を脅かす国家には、数百万人という民衆からなり、その支援を受けている部隊にテロを行っているという嫌疑を向ける権利はない」と批判した。

そのうえで、「シリア民主軍は一部の当事者がこうした真実を無視していることを遺憾とする」と付言した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア軍がユーフラテス川を渡河、東岸でYPG主体のシリア民主軍と激しく交戦(2019年8月5日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月5日付)が複数の現地情報筋の話として伝えたところによると、タヤーナ村でシリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が激しく交戦した。

戦闘は、シリア軍がユーフラテス川西岸のクーリーヤ市から東岸に渡河し、北・東シリア自治局支配下のタヤーナ村にある浄水施設に向かった進軍を試みたために発生した。

これによりシリア民主軍が保有する米国製のハマー・ジープ1輌がシリア軍のミサイルによって破壊され、双方の兵士複数人が死傷した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市(アレッポ県)でトルコの支援を受ける国民軍第3軍団司令官が爆死(2019年8月5日)

アレッポ県では、ANHA(8月5日付)によると、トルコ占領下のジャラーブルス市で、国民軍第3軍団の司令官を務めるフサイン・アミーン氏(アブー・アリー・タクスィー)の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、アミーン氏が死亡した。

また、アフリーン解放戦線が声明を出し、4日にトルコ占領下のマーリア市近郊のアブラ村とバーブ市近郊のハズワーン村一帯でシャーム自由人イスラーム運動、シャームの鷹旅団、ハムザ師団の拠点を攻撃し、武器弾薬を捕獲、戦闘員3人を殺害したと発表した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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反体制派はフマイミーム航空基地を砲撃、シリア・ロシア軍はイドリブ県、ハマー県への爆撃を再開し民間人4人死亡(2019年8月5日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)の停戦がロシア・トルコの仲介により発効してから4日目を迎えたが、シリア・ロシア軍が爆撃を再開、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団も交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は42回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」38発を投下、ロシア軍も12回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は250発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より4人(民間人4人、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて2,925人となった。

うち、872人が民間人(女性161人、子供217人を含む)、984人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でラターミナ町、カフルズィーター市、サルマーニーヤ村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでムーリク市、カフルズィーター市、ラターミナ町、アルバイーン村に「樽爆弾」を投下、ムーリク市で民間人4人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団はジューリーン村を砲撃した。

一方、SANA(8月5日付)によると、シリア軍が、ラターミナ町、ザカート村、アルバイーン村、タッル・ミルフ一帯、ジャビーン村一帯にあるシャーム解放機構をはじめとする反体制武装集団の拠点に対して砲撃を行った。

砲撃は反体制武装集団の停戦違反への対抗措置だという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、カフルサジュナ村、タマーニア町、ヒーシュ村、シャイフ・ダーミス村、タッフ村、マダーヤー村、バスィーダー村、マアッラト・ヌウマーン市一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでハーン・シャイフーン市に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊がアブー・ズフール町西方一帯を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、タッルアース村、マダーヤー村、アービディーン村を爆撃した。

一方、SANA(8月5日付)によると、シリア軍が反体制武装集団の停戦違反への対抗措置として、ハーン・シャイフーン市、フワイン村、ザルズール村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、SANA(8月5日付)によると、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に向けて、反体制武装集団が午前3時半頃に砲撃を行い、砲弾複数発が基地の周辺に着弾、人的・物的被害が出た。

被害の詳細は不明。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機もフドル丘一帯、タルディーン村を爆撃した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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バーブ・ハワー国境通行所はトルコから追放されたシリア難民が先月だけで6,000人に達していると発表(2019年8月4日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構がほぼ全域の軍事・治安権限を掌握するイドリブ県北部に位置するバーブ・ハワー国境通行所は、トルコのイスタンブール県が無登録の難民に8月20日までに県内から退去するよう命じる措置をとった(7月22日)のを受けて、同通行所を通過してトルコからシリアに入国したシリア難民の数を発表した。

同通行所の総務関係広報局が運営する公式サイト(https://www.babalhawa.net/)によると、5~7月にかけてトルコから追放されたシリア難民の数は1万3891人。

内訳は5月が3,316人、6月が4,370人、7月が6,160人で、増加傾向にあるという。

一方、7月にバーブ・ハワー国境通行所を通過した旅行者数は4万8742人(出国2万461人、入国2万8281人)で、うち4,893人がトルコ経由でサウジアラビアに向かった巡礼者だという。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織はハマー県北部でロシア軍特殊部隊と交戦したと発表(2019年8月4日)

ハマー県では、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室が、ヒルバト・ナークース村一帯にロシア軍特殊部隊が潜入を試みたが、これを撃退したと発表した。

この戦闘では「信者を煽れ」作戦司令室の戦闘員2人が死亡したが、ロシア軍側の被害は不明だという。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月4日付)が伝えた。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で爆発が発生する一方、トルコ軍と反体制派は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年8月4日)

アレッポ県では、ANHA(8月4日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数人が死傷した。

これに対して、トルコ軍は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村に対して数十回の砲撃を加えた。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、2日にトルコ占領下のジンディールス町近郊のファリーリーヤ村にいたる街道でシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を要撃し、2人を殺害したと発表した。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市で3度にわたり爆発が発生、市民1人が死亡(2019年8月4日)

ハサカ県では、SANA(8月4日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市のムシャイリファ地区と西ヌシューワ地区(いずれも北・東シリア自治局管理地区)でオートバイに仕掛けられた爆弾が相次いで爆発し、子供1人を含む市民4人が負傷した。

ANHA(8月4日付)によると、爆発は、2回ではなく、ムシャイリファ地区での12時45分の爆発、西ヌシューワ地区での13時10分の爆発、グワイラーン地区での15時45分の爆発の3回で、2度目の爆発で1人が死亡し、多数が負傷した。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県での停戦発効から3日目、シリア軍の砲撃で民間人3人死亡(2019年8月4日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)の停戦がロシア・トルコの仲介により発効してから3日目を迎え、シリア・ロシア軍の爆撃は行われなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘は続き、シリア軍が少なくとも400回にわたり砲撃を行った。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より4人(民間人3人、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて2,921人となった。

うち、868人が民間人(女性161人、子供217人を含む)、984人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がラターミナ町、ヒルバト・ナークース村、ズィヤーラ町、カフルズィーター市、ザカート村、ムーリク市一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフル・アイン村、ハーン・シャイフーン市、ビダーマー町を砲撃、ビダーマー町では女性1人を含む市民3人が死亡した。

ホワイト・ヘルメットの発表によると、民間人の犠牲者が出たのは停戦発効後初めて。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者「イドリブ県での停戦は反体制派諸派すべての合意による正しい決定だ。我々は戦闘地域から一兵たりとも撤退させない」(2019年8月3日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者は、記者会見(場所は不明)を開き、複数の活動家やジャーナリストを前に、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)がロシア・トルコの仲介により交わした停戦合意(8月2日0:00発効)に関して「殉教者の血への裏切り」と批判した。

ジャウラーニー指導者の主な発言は以下の通り。

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「イドリブ県での活動を調整し、反体制諸派のすべてと例外なく協力し、地域でしっかりと守りを固めたことで、イドリブ県を制圧するために政権が時間をかけて作成した計画の成功を阻止した…。反体制諸派は、イドリブ県で長期間戦うための計画を立て、準備をしてきた。いまだ終わっていない(政権の)攻撃に対峙する用意をしてきた…合同作戦司令室を通じた諸派の統合、さまざまな作戦と練り上げられた軍事計画を実効することが、ラタキア県クバイナ丘戦線、ハマー県北部の戦線で政権に対峙し、その進軍を阻止するのに重要な役割を果たした」。

「停戦合意(政権が停戦に踏み切ったこと)は殉教者の血への裏切りだ…。イドリブ県での停戦はアスタナ13会議の成果とは無関係だ…。政権は反体制派に3回以上も停戦を求めたが、(反体制派側の)同意は得られなかった…。しかし、我々は(反体制派による)今回の停戦は正しい決定だと見ている。これは反体制派諸派すべてが合意したことだ。

「停戦は脆く…、期限が設けられていない。それゆえ、おそらく戦闘はイード・アル=アドハー(犠牲祭)後には再開するだろう…。政権とロシアが攻撃を再開すれば、さらなる犠牲を強いられるだろう」。

「ロシア軍が全面的な航空支援をしたにもかかわらず、政権軍がいかなる進展も実現できなかったことで政権とロシアの関係は悪化している」。

(シリア政府が2018年9月のソチでのロシア・トルコ首脳会談での合意(非武装地帯設置合意)の履行を条件に停戦を受け入れ、緊張緩和地帯の境界線から20キロ以内の地域からの反体制派の撤退を求めていることに関して)「こうした条件が合意されることはないだろう」。

「軍事的に進軍できない政権に地域を明け渡すことはない…我々は友人も求めに応じてここを拠点としているのではないし、それは敵の求めでもない。ロシアの監視部隊がこの地域に入ることを拒否する…政権が軍事的に、そして力で得られなかったものを、交渉や政治などを通じて平和的に手に入れることはないだろう…。我々は戦闘地域から一兵たりとも撤退させない。なぜなら我々はこの政権がインチキをするのを熟知しているからだ」。

「政権が真の包括的停戦を望むのなら、最近の戦闘で進軍し(制圧し)たすべての村と町から撤退しなければならない…。撤退しないのなら、政権とロシアの手から奪い返すための行動に訴えることになる」。

「アスタナ会議は無駄だ。なぜなら政権は自ら政治的に死ぬことに同意することもないからだ。政権はまた政治的取引によって、刑務所から一人も逮捕者を出獄させることなどないだろう」。

AFP, August 3, 2019、ANHA, August 3, 2019、AP, August 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2019、Reuters, August 3, 2019、SANA, August 3, 2019、SOHR, August 3, 2019Syria TV, August 3, 2019、UPI, August 3, 2019などをもとに作成。

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