イスラーム軍のアッルーシュ司令官がトルコのイスタンブールを訪問(2015年4月17日)

SLN(4月17日付)は、ダマスカス郊外県で反体制活動を続けているイスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官がトルコのイスタンブールを訪問し、同地に滞在する知り合い反体制ウラマーらと会談したと報じ、その写真を掲載した。

SLN, April 17, 2015
SLN, April 17, 2015

 

AFP, April 17, 2015、AP, April 17, 2015、ARA News, April 17, 2015、Champress, April 17, 2015、al-Hayat, April 18, 2015、Iraqi News, April 17, 2015、Kull-na Shuraka’, April 17, 2015、al-Mada Press, April 17, 2015、Naharnet, April 17, 2015、NNA, April 17, 2015、Reuters, April 17, 2015、SANA, April 17, 2015、SLN, April 17, 2017、UPI, April 17, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領がスウェーデン紙のインタビューに応じる「トルコ、カタール、サウジアラビアはテロリストを支援している。ワッハーブ主義が世界のすべてのテロの基礎をなしてきた」(2015年4月17日)

アサド大統領は、スウェーデン日刊紙『エクスプレセン』(4月18日付、http://www.expressen.se/nyheter/mote-med-al-assad/sv/)の単独インタビューに応じた。

インタビューは英語によって行われ、SANA(4月17日付)が全文(http://www.sana.sy/en/?p=36449)、映像(https://youtu.be/Hh0HtcNTN78)、そしてアラビア語訳(http://www.sana.sy/%d8%a7%d9%84%d8%b1%d8%a6%d9%8a%d8%b3-%d8%a7%d9%84%d8%a3%d8%b3%d8%af-%d9%81%d9%8a-%d9%85%d9%82%d8%a7%d8%a8%d9%84%d8%a9-%d9%85%d8%b9-%d8%b5%d8%ad%d9%8a%d9%81%d8%a9-%d8%a7%d9%83%d8%b3%d8%a8%d8%b1%d8%b3.html

SANA, April 17, 2015
SANA, April 17, 2015

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「テロとは常に深刻な問題であり、いつ、どこで、そしてどのようなかたちで起きようと常に危険なものだ…。テロとはシリアでの危機が始まる何年も前に始まった長いプロセスの一環だ。テロには国境がないために、深刻で危険だ…。それは内政問題ではなし、地域の問題でもない。グローバルな問題だから常に危険なのだ…。我々の場合、テロはもっと危険な問題だ…。なぜなら今回、テロは、主に西側からなる多くの国、指導者、高官の政治的な傘のもとに行われているからだ。彼らは当初から、現実を直視していなかった…。テロは危険だと私は行っているが、同時にそれは克服可能でもある。克服可能である限り、今からそれに対処しても遅くはない…。テロリストが人々の心や知性を洗脳してしまえば、さらに危険なものとなってしまう」。

「過去数年間の(シリアをめぐる)戦争に目を向けると、浮き沈みがあることがわかる。勝つこともあるし、負けることもあった。それはさまざな基準に左右される…。どの程度テロリストが支援を受けているかということが関係することもある…。例えば、イドリブの例…に関して言うと、(勝敗を決する)主な要因はトルコを経由した莫大な支援にあった。兵站支援、軍事支援、そして資金面での支援もあり、これらはサウジアラビアやカタールによって行われた」。

「アル=カーイダの一角をなすシャームの民のヌスラ戦線とトルコ政府は…この戦闘において一つの軍のようだった。つまり(イドリブでの敗北)は我々の軍隊の弱体化によるものではない」。

「トルコ、カタール、サウジアラビアは…シリアの危機にかかわりなく同じテロリストを支援している。彼らはアフガニスタンでもテロリストを支援し、ワッハーブ主義イデオロギーに依拠してきた…。ワッハーブ主義が世界のすべてのテロの基礎をなしてきた」。

(シリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」に成果があったかとの問いに対して)「我は成果が上がったと言うことができる。なぜなら、シリア人どうしの次の対話の基礎をなすことになる原則について合意に達した初めての会合だったからだ。次回会合のスケジュールは決まっていない。なぜなら会合のスケジュールはきわめて包括的な問題であり、4日という「モスクワ2」の会期はそれを決めるには不十分だったからだ…。また私は(「ジュネーブ3」開催に向けた調整を5~6月に行うとした)スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表に同意した。なぜなら、シリアの紛争をシリア人どうしの単なる国内紛争と見ようとするのなら、それは現実的でも客観的でもないからだ。問題は複雑ではなかったが、外国の介入で複雑なものとなった。シリアで問題解決のために行われようとした計画は…、そのいずれもが外国の介入で反故になった…。デミストゥラ氏はこれらの国々(トルコなど)がテロリストの支援を止めさせられないと考えれば、成功しないだろう」。

「シリアで起きていることと第二次大戦中に起きたことを人道的な観点から比較しようと思っても、政治的な理由で比較はできない。しかし誇張するまでもなく、数百万の国民がテロ活動のために、避難を余儀なくされており、それは大きな負担となっている。事実、我々はこの危機の主にを背負っている…。2014年を例にとると、食糧部門ですべての国・機関が提供したのは我々が負担した分の22%程度で、全体の5分の1だけだ…。医療部門では18分の1だけだ…。加えて、我々は給与を支払い、子供たちのもとに予防接種を運搬し、病院に必要な設備を提供している…。我々は国を運営し続け、負担を追っている」。

「スウェーデンを欧州の一部…と考えるなら、ISIS(ダーイシュ(イスラーム国)のもっとも危険な指導者のほとんどがスカンジナビア半島出身者だということを考慮すべきだ…。これは我々が握っている情報だ。だからこうしたグループを欧州と分けて考えることはできないし、欧州の別の国でテロが拡大する限り、スウェーデンも安全ではない…。(しかし)我々の諜報機関に対して(スウェーデン)は何の接触もとってはこない」。

「テロは戦争ではない。テロは何よりもまず、精神状態であり、文化だ。だからまずこうした文化に対処しなければならない。イデオロギーを通じて対処しなければならない。つまり教育や文化を通じてだ。次に、テロリストは貧しい人々を利用する。だから貧困に対処しなければならない。経済発展や開発はきわめて重要だ。第3に、テロリストが若者や子供を洗脳するために利用する政治的な問題に対処しなければならない。これは我々の地域の政治的問題の解決を通じて対処されるべきだ。例えば(中東)和平をめぐる問題は、テロリストがテロリストを勧誘する主因となっている」。

「私は、ISISが我々の社会のなかに温床を築いたとは考えていない…。それゆえ端的に言うのであれば、ISISには未来はない。しかしそれは中長期的に見た場合のことだ…。アル=カーイダにとっての未来、つまりISIS、ヌスラ戦線、そしてムスリム同胞団にとっての未来は、欧州の裏庭にある」。

「我々はこれ(シリア軍による化学兵器使用疑惑)が当初からシリアに向けられたプロパガンダだと言ってきた…。だがそれはうまくいかなかった」。

「我々はすべての戦闘員がイスラーム主義者だとは言っていない…。しかし今支配的になっているのは彼ら、すなわちテロリスト、ISIS、ヌスラ戦線だ。しかし、自由を話題にする場合…、いくつかの簡単な質問をしたい。人を殺すことは自由なのか? 学校を破壊し、子供が学校に行けないようにすることは自由なのか? インフラ、電力網、通信網、衛生施設を破壊することは自由なのか? 文化のいかんにかかわらず、答えは誰にとっても明らかだと思う。我々は自由を得ようと活動するすべての人を支援するが、それは制度のもと、憲法のもとで行われるものだ。暴力、テロ、国家破壊を通じてめざされるものではない」。

(シリア軍も同様の殺戮を行っているのでは、との問いに対して)「そうであることを証明すべきだ…。自国民を殺す…軍がなぜ4年間も戦い続けることができるのか? そんなことは不可能だ…。我々は当初から二つのことを採用してきた。テロとの戦い、そして対話だ…。対話であれ、テロとの戦いであれ、いかなる政策も…実施段階においてミスが生じる。これは自然なことだ…。しかしシリア国民が対話をしたくない、テロと戦いたくないと考えているとは思っていない」。

AFP, April 17, 2015、AP, April 17, 2015、ARA News, April 17, 2015、Champress, April 17, 2015、al-Hayat, April 18, 2015、Iraqi News, April 17, 2015、Kull-na Shuraka’, April 17, 2015、al-Mada Press, April 17, 2015、Naharnet, April 17, 2015、NNA, April 17, 2015、Reuters, April 17, 2015、SANA, April 17, 2015、UPI, April 17, 2015などをもとに作成。

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国連安保理が非公式会合でシリアでの塩素ガス使用問題を審議(2015年4月16日)

国連安保理はシリア情勢に関する非公式会合を開き、シリア国内で塩素ガスが使用されたとする問題に関して、シリア人医師2人と被害者とされる男性1人が証言を行った。

証言を行ったのは、米シリア医学協会代表のサーヒル・サフルール氏、3月16日にイドリブ県サルミーン市で塩素ガスによる中毒患者の治療を行ったというムハンマド・タナーリー氏の2人、2013年8月21日のダマスカス郊外県での「化学兵器」攻撃を逃れたというクサイ・ザカリヤー氏の3人。

サマンサ・パワー米国連大使は会合後に記者団に対して「我々は(塩素ガス使用の)責任者を特定するための仕組みを必要としており、この攻撃を誰が行ったのかを明らかにしたい…。あらゆる証拠が、ヘリコプターによって攻撃が行われたことを示しており、アサド政権のみがヘリコプターを持っている…。すべての安保理構成国が満足するかたちで前進し、攻撃を行った者はその行為に対して制裁を受けねばならない」と述べた。

『ハヤート』(4月18日付)によると、会合では米英仏などがシリア政府を追究する一方、ロシアは、シリア軍が塩素ガスを使用したとする証拠が不十分だと反論したという。

AFP, April 17, 2015、AP, April 17, 2015、ARA News, April 17, 2015、Champress, April 17, 2015、al-Hayat, April 18, 2015、Iraqi News, April 17, 2015、Kull-na Shuraka’, April 17, 2015、al-Mada Press, April 17, 2015、Naharnet, April 17, 2015、NNA, April 17, 2015、Reuters, April 17, 2015、SANA, April 17, 2015、UPI, April 17, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団「2011年3月以降の死者数は22,0271人」(2015年4月16日)

シリア人権監視団は、2011年3月半ばから2015年4月半ばにかけてのシリアでの紛争に死者数(推計)が22万271人にのぼると発表した。

うち6万7,293人が民間人(子供1万1,021人が児童、女性7,049人を含む)、3万9,848人が反体制武装集団戦闘員(離反兵2,512人を含む)、2万8,253人が「過激派」、4万6,843人がシリア軍兵士、3万4,872人が親政権民兵、682人がヒズブッラー戦闘員、2,844人がシーア派民兵、3,162人が身元不明者だという。

AFP, April 16, 2015、AP, April 16, 2015、ARA News, April 16, 2015、Champress, April 16, 2015、al-Hayat, April 17, 2015、Iraqi News, April 16, 2015、Kull-na Shuraka’, April 16, 2015、al-Mada Press, April 16, 2015、Naharnet, April 16, 2015、NNA, April 16, 2015、Reuters, April 16, 2015、SANA, April 16, 2015、UPI, April 16, 2015などをもとに作成。

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ファトフ軍がイドリブ県ナリラヤー村をシリア軍から再び奪還(2015年4月16日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月16日付)によると、ファトフ軍作戦司令室は、15日にシリア軍が奪還したナリラヤー村を奪還した。

また、シリア人権監視団によると、アリーハー市西南部および西部一帯で、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がバンーン・フッス村を砲撃する一方、バーシュカウィー村一帯、ハンダラート・キャンプ一帯、ラシャーディーヤ村、アレッポ市ザフラー協会地区、でシャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード集団と交戦した。

一方、SANA(4月17日付)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区、バーブ・ハディード地区、ラーシディーン地区、ライラムーン地区、ラームーサ地区、バニー・ザイド地区、ハーン・アサル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、バドル殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン市をシリア軍が砲撃した。

一方、SANA(4月17日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ウンム・シャルシューフ村、ラスタン市、ジュッブ・ジャッラーフ町、マスカル・ヒサーン村、ウンム・サフリージュ村、ウンム・リーシュ村、ラジャム・サスル村、マスアダ村、アルシューナ村、サムアリール村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月17日付)によると、西サムダーニーヤ村、アジュラフ村、ラスム・シューラ村、ハムーディーヤ村、ウンム・バーティナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・シャーム戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月17日付)によると、イスラーム・ムサンナー運動とアームード・ハウラーン師団が、シリア軍と「捕虜交換」を行い、シリア軍兵士4人の遺体を返還、シリア当局は見返りとして女性2人を含む反体制武装集団戦闘員10人を釈放した。

AFP, April 16, 2015、AP, April 16, 2015、ARA News, April 16, 2015、Champress, April 16, 2015、al-Hayat, April 17, 2015、Iraqi News, April 16, 2015、Kull-na Shuraka’, April 16, 2015、April 17, 2015、al-Mada Press, April 16, 2015、Naharnet, April 16, 2015、NNA, April 16, 2015、Reuters, April 16, 2015、SANA, April 16, 2015、UPI, April 16, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県内の2ヶ所で爆弾テロ(2015年4月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マーリア市でダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を積んだ車を自爆させ、反体制ジャーナリスト、ハマーム・ナッジャール氏(アブー・ヤザン・ハラビー)が死亡した。

また、クッルナー・シュラカー(4月16日付)によると、ダーイシュがスーラーン・アアザーズ町にある反体制武装集団の検問所複数カ所に爆弾を仕掛けて爆破し、民間人30人が死亡した。

一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は声明を出し、有志連合戦闘機がアレッポ市アイン・アラブ市一帯の拠点を激しく空爆し、ダーイシュのメンバー少なくとも5人が死亡したと発表した。

うち3回はシリア領内のダーイシュ拠点に対して行われたという。

他方、ARA News(4月16日付)によると、ジャラーブルス市でダーイシュが同市のアミールの許可なく市外に逃れようとしていた男性数十人を逮捕した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月16日付)によると、タッル・アブヤド市で何者かが、「自由シリア軍」のズー・ファッカール大隊司令官を努めていたムハンマド・バージャート氏(アブー・ラウワース・バージャート)が自宅で何者かの襲撃を受け、死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 16, 2015、AP, April 16, 2015、ARA News, April 16, 2015、Champress, April 16, 2015、al-Hayat, April 17, 2015、Iraqi News, April 16, 2015、Kull-na Shuraka’, April 16, 2015、al-Mada Press, April 16, 2015、Naharnet, April 16, 2015、NNA, April 16, 2015、Reuters, April 16, 2015、SANA, April 16, 2015、UPI, April 16, 2015などをもとに作成。

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駐ジュネーブ・ロシア大使「一部の反体制派はもはや、バッシャール・アサドが去るかとどまるかに固執しなくなっている」(2015年4月16日)

ロシアのアレクセイ・ボロダフキン駐ジュネーブ国連大使は、アサド政権と反体制派の和平交渉「モスクワ2」に関して「交渉によってよりよい結果が実現する希望がある。反体制派の主流派とシリア政府は、4年にわたる内戦の軍事的解決はないということをこれまで以上に理解するようになっている」と述べ、両者の接近が見られたことを高く評価した。

また「反体制派は軍事基地をもっておらず、そのことが交渉を成功に導くことになろう。自由シリア軍は敗北し、その一部はダーイシュ(イスラーム国)に加わってしまっている。反体制派はそのことを意識、理解せねばならない…。何よりもまず流血を止め、ダーイシュと戦うことに集中せねばらない」と付言した。

そのうえで「一部の反体制派はもはや、バッシャール・アサドが去るかとどまるかに固執しなくなっている」と強調した。

『ハヤート』(4月17日付)などが伝えた。

AFP, April 16, 2015、AP, April 16, 2015、ARA News, April 16, 2015、Champress, April 16, 2015、al-Hayat, April 17, 2015、Iraqi News, April 16, 2015、Kull-na Shuraka’, April 16, 2015、al-Mada Press, April 16, 2015、Naharnet, April 16, 2015、NNA, April 16, 2015、Reuters, April 16, 2015、SANA, April 16, 2015、UPI, April 16, 2015などをもとに作成。

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サウジ在住の反体制シャイフ「サウジアラビア在住のシリア人10万人以上がイエメンでの戦闘に参加し、同国を防衛する用意がある」(2015年4月15日)

サウジアラビア在住のシリア人反体制シャイフのアドナーン・アルウール氏は、サウジアラビアが主導するイエメンに対する軍事介入(ハズムの嵐)に関して、サウジアラビア在住のシリア人10万人以上が戦闘に参加し、同国を防衛する用意があると述べた。

クッルナー・シュラカー(4月15日付)が伝えた。

AFP, April 15, 2015、AP, April 15, 2015、ARA News, April 15, 2015、Champress, April 15, 2015、al-Hayat, April 16, 2015、Iraqi News, April 15, 2015、Kull-na Shuraka’, April 15, 2015、al-Mada Press, April 15, 2015、Naharnet, April 15, 2015、NNA, April 15, 2015、Reuters, April 15, 2015、SANA, April 15, 2015、UPI, April 15, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は「ジュネーブ3」に向けた協議に意欲(2015年4月15日)

国連のステファン・デュジャリック報道官(潘基文事務総長付報道官)は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が、シリア政府と反体制派との和平交渉「ジュネーブ3」の開催に向けて、シリアの紛争当事者や関係諸国との協議を行う予定であることを明らかにした。

国連主導による和平交渉は、2014年2月にスイスで開催された「ジュネーブ2」以降中断していたが、その間ロシアの主催により、2015年1月に「モスクワ1」、4月に「モスクワ2」が行われていきた。

ロイター通信(4月15日付)が伝えた。

AFP, April 15, 2015、AP, April 15, 2015、ARA News, April 15, 2015、Champress, April 15, 2015、al-Hayat, April 16, 2015、Iraqi News, April 15, 2015、Kull-na Shuraka’, April 15, 2015、al-Mada Press, April 15, 2015、Naharnet, April 15, 2015、NNA, April 15, 2015、Reuters, April 15, 2015、SANA, April 15, 2015、UPI, April 15, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合はシリアでの「イエメン・シナリオ」の適用を呼びかける(2015年4月15日)

トルコで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、イエメンのフースィー派への武器禁輸を定めた国連安保理決議第2216号の採択に「深い安堵」の意を表明するとともに、「シリア国民はこうした努力を待っている。シリア人を苛む苦しみはあらゆるレベルで受け入れられないものになっており、友好国は必要なあらゆる努力を通じて…国際機関の保護下に解決策を課すべきだ」と主張、シリアにおいても同様の決議の採択をすべきだと主張した。

AFP, April 15, 2015、AP, April 15, 2015、ARA News, April 15, 2015、Champress, April 15, 2015、al-Hayat, April 16, 2015、Iraqi News, April 15, 2015、Kull-na Shuraka’, April 15, 2015、al-Mada Press, April 15, 2015、Naharnet, April 15, 2015、NNA, April 15, 2015、Reuters, April 15, 2015、SANA, April 15, 2015、UPI, April 15, 2015などをもとに作成。

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HRWはシリア軍がイドリブ県で有毒化学物質を装填した「樽爆弾」を投下したと主張(2015年4月14日)

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、複数のシリア人救急隊員からの情報として、シリア軍が3月16日から31日にかけて、有毒化学物質を装填した「樽爆弾」をイドリブ市、クマイナース村、サムリーン村、ビンニシュ市で6回にわたって投下したことを「強く示す証拠」があると発表した(http://www.hrw.org/news/2015/04/13/syria-chemicals-used-idlib-attacks)。

救急隊員らによると、この攻撃で、同地の自治に携わる活動家20人を含む206人が被害を受け、その中には、子供3人を含む死者6人が出た攻撃もあったという。

AFP, April 14, 2015、AP, April 14, 2015、ARA News, April 14, 2015、Champress, April 14, 2015、al-Hayat, April 15, 2015、Iraqi News, April 14, 2015、Kull-na Shuraka’, April 14, 2015、al-Mada Press, April 14, 2015、Naharnet, April 14, 2015、NNA, April 14, 2015、Reuters, April 14, 2015、SANA, April 14, 2015、UPI, April 14, 2015などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプをめぐる動き(2015年4月14日)

UNRWAのピエール・クレヘンビュール事務局長は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへの侵攻・占拠によりキャンプ外に避難した住民約500人を対象とした緊急人道支援を行うと発表した。

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シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されたヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ各所を砲撃した。

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なお、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプは、ダーイシュが南西部を占拠する一方、ハマースに近いパレスチナ武装組織のアクナーフ・バイト・マクディス大隊が東部を、タダームン区に隣接する北東部とヤルムーク通り一帯をPFLP-GC、ファタハ・インティファーダなどそれ以外のパレスチナ諸派が掌握し、その周りにシリア軍が展開し、キャンプ一帯を包囲している。

PLO主流派のファタハ、DFLP(パレスチナ解放民主戦線)の民兵はダーイシュとの戦闘には参加していない。

AFP, April 14, 2015、AP, April 14, 2015、ARA News, April 14, 2015、Champress, April 14, 2015、al-Hayat, April 15, 2015、Iraqi News, April 14, 2015、Kull-na Shuraka’, April 14, 2015、al-Mada Press, April 14, 2015、Naharnet, April 14, 2015、NNA, April 14, 2015、Reuters, April 14, 2015、SANA, April 14, 2015、UPI, April 14, 2015などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局がシリア政府の要請に応じ、自治体選挙用の横断幕を撤去(2015年4月14日)

ARA News(4月14日付)は、複数の地元消息筋の話として、ハサカ市で5月8日に投票が予定されていた西クルディスタン移行期民政局の自治体選挙をめぐって、シリア政府当局の要請に基づき、選挙用の横断幕、ポスターが撤去されたと伝えた。

ハサカ市自治体選挙は先週から選挙期間に入り、西クルディスタン移行期文民局や民主連合運動(TEV-DEM)が中心となって市内各所に宣伝用の横断幕、ポスターが設置されていたが、シリア政府当局の要請を受け、現在は数枚が残っているだけだという。

なお、西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区立法評議会は11日、予定されていたハサカ市自治体選挙を「準備不足」を理由に延期すると発表していた。

ARA News, April 14, 2015
ARA News, April 14, 2015

 

AFP, April 14, 2015、AP, April 14, 2015、ARA News, April 14, 2015、Champress, April 14, 2015、al-Hayat, April 15, 2015、Iraqi News, April 14, 2015、Kull-na Shuraka’, April 14, 2015、al-Mada Press, April 14, 2015、Naharnet, April 14, 2015、NNA, April 14, 2015、Reuters, April 14, 2015、SANA, April 14, 2015、UPI, April 14, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)は「来たる戦闘」に備えて女性部隊厚遇、精鋭部隊教練(2015年4月13日)

クッルナー・シュラカー(4月13日付)は、ラッカ県内の特派員の取材をもとに、ダーイシュ(イスラーム国)が、欧州出身の女性が主体となって構成されている「ハンサー大隊」への女性の入隊(兵力は約1,000人)や、精鋭部隊として知られる「カリフ軍」や「ダービク軍」(兵力は合わせて約4,000人(の秘密軍事基地での教練を奨励し、「来たるべき戦闘」に備えていると伝えた。

その一環として、ダーイシュはハンサー大隊メンバーの月給を1,500米ドルに引き上げるなどの措置を講じているという。

この額は一般の男性戦闘員の約2倍の額だという。

AFP, April 14, 2015、AP, April 14, 2015、ARA News, April 14, 2015、Champress, April 14, 2015、al-Hayat, April 15, 2015、Iraqi News, April 14, 2015、Kull-na Shuraka’, April 14, 2015、al-Mada Press, April 14, 2015、Naharnet, April 14, 2015、NNA, April 14, 2015、Reuters, April 14, 2015、SANA, April 14, 2015、UPI, April 14, 2015などをもとに作成。

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欧米諸国出身者5,000~6,000人がシリアに潜入(2015年4月13日)

欧州委員会司法基本的権利市民権担当委員のヴェラ・ジョウリヴァ(Vera Jouriva)氏は『フィガロ』(4月13日付)とのインタビューで、シリアに不法入国し、ダーイシュ(イスラーム国)などのジハード主義/アル=カーイダ系武装集団た欧州出身者が推計で5,000~6,000人に達するとの見方を示した。

AFP(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 14, 2015、AP, April 14, 2015、ARA News, April 14, 2015、Champress, April 14, 2015、al-Hayat, April 15, 2015、Iraqi News, April 14, 2015、Kull-na Shuraka’, April 14, 2015、al-Mada Press, April 14, 2015、Naharnet, April 14, 2015、NNA, April 14, 2015、Reuters, April 14, 2015、SANA, April 14, 2015、UPI, April 14, 2015などをもとに作成。

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ヨルダンのファトワー局がイスラーム教徒のダーイシュ(イスラーム国)への参加を禁止するファトワーを発表(2015年4月13日)

ペトラ通信(4月13日付)は、ヨルダンのファトワー局が、ダーイシュ(イスラーム国)を「テロ組織であり、イスラーム教徒の流血をもたらし、その目的、財産を侵害し、イスラーム教の原理に完全に反する」と認定したうえで、イスラーム教徒に対して、ダーイシュが掲げる「偽りのスローガン」に惑わされないよう警告、ダーイシュへの参加を禁止する一方、ダーイシュの残忍な姿勢ゆえにヨルダンはその殲滅をめざす有志連合に参加しているとするファトワーを発した。

AFP, April 13, 2015、AP, April 13, 2015、ARA News, April 13, 2015、Champress, April 13, 2015、al-Hayat, April 14, 2015、Iraqi News, April 13, 2015、Kull-na Shuraka’, April 13, 2015、al-Mada Press, April 13, 2015、Naharnet, April 13, 2015、NNA, April 13, 2015、Petra, April 13, 2015、Reuters, April 13, 2015、SANA, April 13, 2015、UPI, April 13, 2015などをもとに作成。

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ダマスカスのサウジアラビア大使館前でイエメン爆撃を批判するデモ(2015年4月13日)

SANA(4月13日付)は、与野党の呼びかけにより、ダマスカス県中心部に位置するサウジアラビア大使館前で支持者らがデモを行い、イエメン国民との連帯を表明、サウジアラビアによる軍事介入に反対の意思が表明されたと伝えた。

デモを呼びかけたのは、野党の国民青年公正成長党、与党のシリア民族社会党インティファーダ派など。

SANA, April 13, 2015
SANA, April 13, 2015

 

AFP, April 13, 2015、AP, April 13, 2015、ARA News, April 13, 2015、Champress, April 13, 2015、al-Hayat, April 14, 2015、Iraqi News, April 13, 2015、Kull-na Shuraka’, April 13, 2015、al-Mada Press, April 13, 2015、Naharnet, April 13, 2015、NNA, April 13, 2015、Reuters, April 13, 2015、SANA, April 13, 2015、UPI, April 13, 2015などをもとに作成。

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シリア外務省は駐トルコ(イスタンブール)領事を任命(2015年4月13日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、フサームッディーン・アーラー次官を駐イスタンブール領事に異動し、駐ベルギー大使を務めていたアイマン・スーサーン氏を次官に任命する人事を発令した。

クッルナー・シュラカー(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2015、AP, April 13, 2015、ARA News, April 13, 2015、Champress, April 13, 2015、al-Hayat, April 14, 2015、Iraqi News, April 13, 2015、Kull-na Shuraka’, April 13, 2015、al-Mada Press, April 13, 2015、Naharnet, April 13, 2015、NNA, April 13, 2015、Reuters, April 13, 2015、SANA, April 13, 2015、UPI, April 13, 2015などをもとに作成。

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サウジ、トルコが、アサド政権打倒に向けたシリア版「ハズムの嵐」作戦に向けて協議か?(2015年4月12日)

米インターネット新聞のハフィントン・ポスト(4月13日付)は、サウジアラビアとトルコの両国高官がカタールの仲介のもと、イエメンへの軍事介入に続いて、アサド政権を退陣に追い込むための有志連合を結成し、シリア版「ハズムの嵐」作戦を実施するための協議を行っている、と伝えた(http://www.huffingtonpost.com/2015/04/12/saudi-arabia-turkey-syria_n_7012268.html、真偽は不明)。

同報道によると、シリア版「ハズムの嵐」作戦は、トルコ軍が陸上部隊、サウジアラビアが航空部隊をそれぞれ派遣し、シリアの反体制派を支援することを骨子としているという。

またこの計画について、カタールのタミーム・ビン・ハマド主張が2015年2月の訪米時に米国に通達、バラク・オバマ政権は同計画を「承知」しているという。ERDOGAN SALMAN

Huffington Post, April 12, 2015などをもとに作成。

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サウジ、フランス両外相「シリア政府への武器供与が政治的解決を阻害している…。アサド大統領がシリアの未来の一部をなすことはあり得ない」(2015年4月12日)

『ハヤート』(4月12日付)によると、フランスのローラン・ファビウス外務大臣がサウジアラビアでサウード・ファイサル外務大臣と会談した。

会談後のサウード・ファイサル外務大臣は、シリア情勢について触れ、サウジアラビア、フランス両国がジュネーブ合意に基づいてシリア危機が政治的に解決される必要があることを確認したとしつつ、「シリア政府への武器供与が政治的解決を阻害している…。アサド大統領がシリアの未来の一部をなすことはあり得ない」と批判した。

AFP, April 12, 2015、AP, April 12, 2015、ARA News, April 12, 2015、Champress, April 12, 2015、al-Hayat, April 13, 2015、Iraqi News, April 12, 2015、Kull-na Shuraka’, April 12, 2015、al-Mada Press, April 12, 2015、Naharnet, April 12, 2015、NNA, April 12, 2015、Reuters, April 12, 2015、SANA, April 12, 2015、UPI, April 12, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ占拠をめぐる動き(2015年4月12日)

クッルナー・シュラカー(4月12日付)は、複数の活動家の話として、ダーイシュ(イスラーム国)がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内の複数の拠点から撤退し、シャームの民のヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム運動にこれらの拠点を明け渡したと伝えた。

これに関して、『ハヤート』(4月13日付)は、複数の現地消息筋の話として、ダーイシュの撤退は、キャンプ内からヤルダー市方面へのキャンプ周辺地域への部隊の再配置に過ぎないと伝え、撤退を否定した。

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『ハヤート』(4月13日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦する反体制武装武装集団「キャンプ住民救済」作戦司令室が声明を出し、ダーイシュが拠点とするダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市南部のザイン地区に突入し、同地を制圧、多数の戦闘員を捕捉したと発表した。

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『ハヤート』(4月13日付)によると、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表を補佐するラムズィー・ラムズィー副代表がシリアの首都ダマスカスを緊急訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣やパレスチナ諸派の代表らと会談、ダーイシュ(イスラーム国)によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの占拠などへの対応について協議した。

ラムズィー副代表のシリア訪問は、潘基文国連事務総長の要請に基づくものだという。


AFP, April 12, 2015、AP, April 12, 2015、ARA News, April 12, 2015、Champress, April 12, 2015、al-Hayat, April 13, 2015、Iraqi News, April 12, 2015、Kull-na Shuraka’, April 12, 2015、al-Mada Press, April 12, 2015、Naharnet, April 12, 2015、NNA, April 12, 2015、Reuters, April 12, 2015、SANA, April 12, 2015、UPI, April 12, 2015などをもとに作成。

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YPG、シリア軍、有志連合がアレッポ県、ハサカ県、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)に攻勢(2015年4月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているバーブ市各所を砲撃し、少なくとも3人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員24人が死亡した。

人民防衛隊側も戦闘員7人が死亡した。

また人民防衛隊の攻勢に合わせるかたちで、有志連合が同地一帯を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県フワイジャト・サクル地区一帯、アイヤーシュで、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍が同地を空爆した。

一方、SANA(4月10日付)によると、ダイル・ザウル市イスラーフ地区、ハーディー地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月10日付)によると、スフナ市、ラッフーム村、ウンム・タバービール村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州を名乗る集団が、10日にヒムス市ザフラー地区で発生した爆弾テロを実行したとする犯行声明を発表した。

同声明によると、この爆弾テロは、「ラッカ州(ラッカ県のこと)に対する十字軍・ヌサイリー派の戦闘機(有志連合とシリア軍の戦闘機のこと)の砲撃への報復」だという。

Kull-na Shuraka', April 11, 2015
Kull-na Shuraka’, April 11, 2015

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ダマスカス県では、ARA News(4月11日付)によると、国際人道機関がダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されたヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの住民に人道支援物資を搬入しようとしたところ、ファタハ・インティファーダの発砲を受け、搬入を阻止された。

Kull-na Shuraka', April 11, 2015
Kull-na Shuraka’, April 11, 2015

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有志連合合同司令部は声明を出し、16日以降、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を16回にわたって空爆したと発表した。

うち7回はシリア領内のダーイシュ拠点に対して行われたという。

AFP, April 11, 2015、AP, April 11, 2015、ARA News, April 11, 2015、Champress, April 11, 2015、al-Hayat, April 12, 2015、Iraqi News, April 11, 2015、Kull-na Shuraka’, April 11, 2015、al-Mada Press, April 11, 2015、Naharnet, April 11, 2015、NNA, April 11, 2015、Reuters, April 11, 2015、SANA, April 11, 2015、UPI, April 11, 2015などをもとに作成。

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エジプト治安当局が反体制派系の衛星テレビ局「明日のシリア」本部を閉鎖、シリア・ムスリム同胞団支持者を逮捕(2015年4月11日)

エジプト治安当局は、カイロ郊外(10月6日市)にあるシリア反体制派系の衛星テレビ局「明日のシリア」(スーリヤー・ガド)チャンネルの本部事務所に対して強制捜査を行い、機材を押収し閉鎖、またシリア・ムスリム同胞団を支持するとされる職員複数名を拘束した。

ARA News(4月11日付)が伝えた。

なお、この動きと並行するかたちで、カイロ刑事裁判所は、エジプトのムスリム同胞団のムハンマド・バディーア最高導師に対して死刑を宣告、また同胞団幹部13人に対しても極刑を科した。

AFP, April 11, 2015、AP, April 11, 2015、ARA News, April 11, 2015、Champress, April 11, 2015、al-Hayat, April 12, 2015、Iraqi News, April 11, 2015、Kull-na Shuraka’, April 11, 2015、al-Mada Press, April 11, 2015、Naharnet, April 11, 2015、NNA, April 11, 2015、Reuters, April 11, 2015、SANA, April 11, 2015、UPI, April 11, 2015などをもとに作成。

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トルコ司法当局はシリアに向かっていたMIT車輌の通行を阻止したトルコ軍兵士17人を「テロリスト」として逮捕(2015年4月10日)

トルコのイスタンブール第二刑事裁判所は、シリア国境に向かおうとしていた国家情報機関(MIT)の貨物車輌の通行を阻止したトルコ軍兵士17人を、テロおよび国家転覆の容疑で逮捕した。

イスタンブールの検察当局は4月5日に兵士34人を拘束し、2人を釈放、残る32人のうちの17人を逮捕、5人を釈放され、10人を保護観察処分としたという。

逮捕された17人は、2014年1月4日にシリアに向かおうとしていたMiTの貨物車輌の通行をハタイ県で阻止していた。

アナトリア通信(4月10日付)などが伝えた。

AFP, April 10, 2015、Anadolu Ajansı, April 10, 2015、AP, April 10, 2015、ARA News, April 10, 2015、Champress, April 10, 2015、al-Hayat, April 11, 2015、Iraqi News, April 10, 2015、Kull-na Shuraka’, April 10, 2015、al-Mada Press, April 10, 2015、Naharnet, April 10, 2015、NNA, April 10, 2015、Reuters, April 10, 2015、SANA, April 10, 2015、UPI, April 10, 2015などをもとに作成。

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PLOは前日の合意に背くかたちで、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ奪還に向けたシリアとの共同軍事作戦を拒否(2015年4月10日)

PLO(パレスチナ解放機構)は声明を出し、シリア軍と合同でヤルムーク・パレスチナ難民キャンプからのダーイシュ(イスラーム国)放逐に向けた軍事作戦を行うとしたアフマド・マジュダラーニー氏(執行会議メンバー)のダマスカスでの発言を否定し、キャンプ解放に向けたシリア軍の軍事行動を支援しないと発表した。

声明でPLOは「姉妹国シリアにおいて起きている紛争の「窯」のなかに我らが人民(パレスチナ人)およびそのキャンプが関与することを拒否する…。傷ついたキャンプを救うという口実の基、キャンプにおける武力紛争における一当事者となることを断固拒否する」と発表した。

また「国際救援機関をはじめとするすべての関係者、キャンプのさらなる破壊を食い止めることを利益と考えるすべての当事者との協力のもと、あらゆる敵対行為、武力行動が停止されるよう活動する」と付言した。

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シリア人権監視団によると、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦する一方、シリア軍はダーイシュ(イスラーム国)が占拠するキャンプを砲撃した。

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クッルナー・シュラカー(4月11日付)によると、「キャンプ住民救済」作戦司令室を名乗る反体制武装集団が、ダーイシュと交戦の末、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに近いスラサー市場(タダームン区)の建物数棟を奪還した。

AFP, April 10, 2015、AP, April 10, 2015、ARA News, April 10, 2015、Champress, April 10, 2015、al-Hayat, April 11, 2015、Iraqi News, April 10, 2015、Kull-na Shuraka’, April 10, 2015、April 11, 2015、al-Mada Press, April 10, 2015、Naharnet, April 10, 2015、NNA, April 10, 2015、Reuters, April 10, 2015、SANA, April 10, 2015、UPI, April 10, 2015などをもとに作成。

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「モスクワ2」はシリア政府代表と反体制派代表の共通議題(「現状評価書」)で合意するも、次回会合日程の目処が立たないまま閉幕(2015年4月10日)

ロシア外務省が主催するシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」は、当初の日程(4月6~9日)を1日延長して、10日に閉幕した。

『ハヤート』(4月11日付)によると、8、9日に行われたシリア政府代表と反体制派代表の直接会談を数時間延長するかたちで行われた10日の会談では、シリア政府が提示した「現状評価書」(共通議題、https://syriaarabspring.info/wp/?p=18645)の第1項目(ジュネーブ合意(2012年)の諸原則に基づき、合意を基本とする政治的諸手段を通じた危機の解消)をめぐって紛糾した。

仲介役を果たしたロシア科学アカデミー東洋研究所のヴィタリー・ナウムキン所長は最終的に協議の継続断念し、次回会合の日程について合意しないままに閉会した。

直接会談では、反体制派代表がジュネーブ合意を履行するための具体的な仕組みについての議論を優先するよう求める一方、シリア政府代表は、自らが提出した議題に従って交渉を進めるべきだとして譲らなかった。

また議論が、反体制派の武器の制限に及ぶと、一部の反体制派代表が態度を保留、また別の参加者はシリア軍支援を問題視したという。

一部の出席者によると、シリア政府代表を率いるバッシャール・ジャアファリー国連代表大使の「高圧的」な姿勢ゆえに、反体制派代表の一部がたびたび議場を去るといった場面も見られたという。

また9日に合意されたシリア政府提出の「現状評価書」に関して、反体制派代表は合意後は信頼醸成に向けた議論を行うべきだと主張したのに対して、シリア政府代表は「現状評価書」に沿った議事を行うよう主張して対立した。

『ハヤート』(4月11日付)は、反体制派代表らがシリア政府代表による拒否の姿勢、時間稼ぎが、活発な議論を妨げたと批判した、と伝えた。

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は「モスクワでの協議は、シリア政府が議論を反故にし、個別のアジェンダを押しつけようとしたために失敗した…。合意された議題(「現状評価書」)に対処するのを委員会が拒否したのは、合意が信頼醸成に向けた措置をめぐる対話を行う条件となっていたからだ」と述べた。

国民呼びかけフォーラムのサミール・イータ氏は「ジャアファリー国連シリア代表には権限がない。会合を失敗させた責任はバッシャール・アサド大統領にある。彼は政治的解決が何を意味するのか未だに理解していない…。シリア政府は前進に向けた重要なチャンスを逃した」と述べた。

これに対し、変革解放人民戦線のカドリー・ジャミール代表(前副首相)は「発表された議題(「現状評価書」)は前例のない成果であり…、今後の成果の基礎となり得る」と高く評価した。

一方、ジャアファリー国連シリア代表も「モスクワ2」閉幕後に記者会見を行い、「これまでにはなかったような重要な事態の打開に至ることに成功した」と評価したうえで、反体制派代表との間で合意に達した「現状評価書」を「前向きな進展」と位置づけ、今後も「現状評価書」に沿った議論の継続が行われるだろうと述べた。

しかし、「ジャアファリー国連シリア代表には権限がない」と批判する反体制派代表については「アサド大統領から全権を委ねられている」と反論、反体制派の主張を批判した。

また、ロシア外務省のヌルキンは、記者会見を開き、時間不足によって、提示された議題に沿った協議の継続が阻まれてしまったと述べるとともに、「合意された議題(「現状評価書」)を取り下げようとする者がいた」が、議題そのものは今後の対話継続のための基礎となったと高く評価した。

しかし、今後の会合については日程調整が難航していると述べた。

Kull-na Shuraka', April 10, 2015
Kull-na Shuraka’, April 10, 2015

AFP, April 10, 2015、AP, April 10, 2015、ARA News, April 10, 2015、Champress, April 10, 2015、al-Hayat, April 11, 2015、Iraqi News, April 10, 2015、Kull-na Shuraka’, April 10, 2015、al-Mada Press, April 10, 2015、Naharnet, April 10, 2015、NNA, April 10, 2015、Reuters, April 10, 2015、SANA, April 10, 2015、UPI, April 10, 2015などをもとに作成。

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トルコ国境警備隊がシリア領内に発砲し、女性1人を殺害(2015年4月9日)

アレッポ県では、ARA News(4月9日付)によると、トルコ国境警備隊がシリア領内(国境に近いシャッラーン町郊外)に向け発砲し、女性1人が死亡した。

女性はザアタルを収穫している最中だったという。

AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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カナダ空軍がシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)爆撃に初参加(2015年4月9日)

カナダ外務省は声明を出し、同国空軍のF18戦闘機2機が、シリアのラッカ県内のダーイシュ(イスラーム国)に対する有志連合の空爆に初めて参加したと発表した。

9日にラッカ県に対する空爆を行った戦闘機全部で10機で、うち6機が米空軍機、2機がカナダ空軍機、2機がそのほかの有志連合参加国機だったという。

カナダ軍のトム・ローソン参謀町は「カナダ武装部隊による最初の空爆は成功した」と述べた。

カナダでは3月30日、シリア国内での空爆を認める法案が可決されていた。

AFP(4月9日付)が伝えた。

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アレッポ・ニュース(4月9日付)によると、米国が主導する有志連合がアレッポ市近郊のラーイー村、アイン・アラブ市郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, April 9, 2015、Aleppo News, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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アクナーフ・バイト・マクディス大隊を除くパレスチナ諸派はシリア軍との合同作戦司令部設置に合意、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでのダーイシュ(イスラーム国)掃討をめざす(2015年4月9日)

シリアを訪問中のPLO(パレスチナ解放機構)執行委員会のアフマド・マジュダラーニー氏はダマスカスで記者会見を開き、パレスチナ諸派14組織がシリア政府との協調のもと、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプからのダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた軍事作戦を実施することで合意に達したと発表した。

しかし、この合意には、ダーイシュとの戦闘を主導するハマース寄りのアクナーフ・バイト・マクディス大隊は参加しなかったという。

マジュダラーニー氏は「シリア指導部と持続的に調整を行うため、(パレスチナ諸派の会合を)開催したままとし、シリア軍、パレスチナ諸派の合同作戦司令室を設置することを合意した。合同作戦司令室するのは、参加を希望し、(ヤルムーク・パレスチナ難民)キャンプ内ないしその周辺で、軍事的な作戦を行うための具体的なプレゼンスを持つ組織である」と述べた。

また「いかなる(軍事)行動も、ヤルムーク区のシリア、パレスチナ両民間人の声明を保護するものであり、キャンプ全体の破壊をもたらすものであってはならない。また作戦は地区ごとに漸進的なかたちで行われねばならない」と付言した。

さらに、会合に参加しなかったアクナーフ・バイト・マクディス大隊に関しては「アクナーフ・バイト・マクディス大隊の戦闘員の一部が離反し、ダーイシュやヌスラ戦線の側で戦っている」と批判した。

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PLOのアンワル・アブドゥルハーディー在ダマスカス政治局長もAFP(4月9日付)に対して、「キャンプからのダーイシュ放逐のための軍事的解決を支持すること」が会合で合意されたことを明らかにした。

一方、会合に参加しなかったアクナーフ・バイト・マクディス大隊に関して、「アクナーフ・バイト・マクディス大隊の戦闘員90人が合同作戦司令部との調整下に入り、シリア政府の側で戦っている」ことを明らかにした。

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これに対して、ハマースの在レバノン代表のウサーマ・ハムダーン氏は、シリア政府とパレスチナ諸派によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでのダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた軍事作戦実施合意に関して、AFP(4月9日付)に、合意内容の詳細をまだ目にしていないとしつつ、キャンプでのパレスチナ人の軍事的関与を拒否する姿勢を示した。

またアクナーフ・バイト・マクディス大隊に関して、ハマースとは一切関係ないと強調した。

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また、アクナーフ・バイト・マクディス大隊の司令官の一人アブー・ハマーム氏は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ占拠に関して、「キャンプの民間人を守ることで合意したすべての勢力と協力してきた」と述べ、ダーイシュが侵入まで、ヌスラ戦線と協力関係にあったことを明らかにした。

アブー・ハマーム氏は「我々はキャンプを中立化するためにヌスラ戦線に対処してきた。我々とヌスラ戦線の間には、ダーイシュのキャンプへの侵入を認めないという憲章があった」としつつ、ヌスラ戦線がこの憲章に反して、ダーイシュに協力して、キャンプに侵攻・占拠したことを非難した。

クッルナー・シュラカー(4月9日付)が伝えた。

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なお、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によって占拠されているヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯にシリア軍が「樽爆弾」11発、地対地ミサイルなどで攻撃を加える一方、アクナーフ・バイト・マクディス大隊などからなるジハード主義武装集団とダーイシュとの戦闘が続いた。

なお、キャンプでの戦闘による死者数は9日の段階で47人にのぼり、うち戦闘員は32人(ダーイシュが処刑した戦闘員7人、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側が処刑した戦闘員5人を含む)、シリア軍兵士5人、民間人8人(子供1人を含む)だという。

『ハヤート』(4月10日付)が伝えた。

AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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シリア政府代表と反体制派代表は「モスクワ2」の会期を1日延長することで合意:SANAはシリア側の議題案が合意されたと報道(2015年4月9日)

『ハヤート』(4月10日付)によると、モスクワで開催されている和平交渉「モスクワ2」に参加しているシリア政府代表と反体制派代表の双方は、9日閉幕予定だった会合を1日延長することを決定した。

しかしSANA(4月9日付)は、シリア政府代表と反体制派代表が、政府側が提示した議題「現状評価書」に関する項目書の内容に関して合意に達したと報じた。

シリア政府代表と反体制派の2日目の直接会談となる9日の会談では、8日にシリア政府代表が提出した議題案(『ハヤート』が言うところの7項目からなる閉幕声明案)をめぐって激しい議論が行われた。

SANA(4月9日付)によると、この議題案(「現状評価書」)は以下8項目からなっている:

1. ジュネーブ合意(2012年)の諸原則に基づき、合意を基本とする政治的諸手段を通じた危機の解消。

2. 国際社会に、カタール、サウジアラビア、トルコなどといったアラブ諸国、諸外国の当事者すべてに、シリア国内へのテロリストの進入、教練、避難、支援、武器供与といった支援を停止しするよう、真剣且つ早急に圧力をかけるよう呼びかけること。

3. 国際社会に、シリア国民に対して科せられている全ての経済制裁の即時・完全解除を呼びかけること。

4. いかなる政治プロセスの成果も国民主権、国民の意思に従わねばならないこと。

5. 国民和解の強化、シリア軍によるテロとの戦いへの支援。

6. 国際社会に、シリア人避難民の帰国を支援し、国外避難民が帰国するにふさわしい状況を準備するために行動するよう呼びかけること。

7. 政治プロセスに関する諸基礎は以下の通りとすること:

a. 国民主権、シリアの国土と国民の統合の維持。

b. 国家機関の維持、その発展のための行動。

c. すべての占領地の解放。

d. シリアの指導のもと、いかなる外国の干渉のなく行われるシリア人どうしの国民対話のみが、政治的解決実現の唯一の道。

8. 国際社会に、「ジュネーブ3」会議を準備するため、「モスクワ2」での合意事項への支持を呼びかけること。

『ハヤート』によると、これらの項目のうち、カタール、サウジアラビア、トルコによるテロ支援停止に向けた国際圧力を求めた第2項目が争点となり、反体制派代表はこれら3カ国の国名を削除するよう要求したという。

またシリア軍によるテロとの戦いへの支援を求めた第5項目をめぐっても、反体制派代表の一部は留保の姿勢を示したほか、発砲停止、言論犯釈放といった文言を加えるよう主張したという。

会談では、ジャアファリー国連シリア代表が、反体制派のクルド人代表(民主統一党、西クルディスタン移行期民政局)に対して、シリア政府から資金や武器の援助を受けておきながら態度を覆したと批判、クルド人代表が一時退席しようとする一幕もあったが、集中的な会談が行われたという。

また、民主呼びかけフォーラムのサミール・イータ氏は、シリア当局に拘束されているとされる約9,000人の氏名が記載された名簿を提出したが、ジャアファリー国連シリア代表は「大会の議題を逸脱しようとする挑発行為」と批判、受け取りを拒否した。

これに対して、イーター氏は、逮捕者の問題が、シリア政府と反体制派の信頼醸成に力点を置くと定めた議題に沿ったものだとして、シリア政府代表とロシア政府に受け取りを求めた。

だが、いずれも受け取りを拒否し、イータ氏は議場を後にした。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ムハンマド・ヤフヤー・マクタビー事務局長を団長とする代表団は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表を補佐するラムズィー・ラムズィー副代表らと会談し、政治的プロセスを前身させるための持続的な連絡、対話を行うことで合意したと発表した。

AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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