シャルア移行期政権の内務治安部隊がダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーで、シリア北部からダイル・ザウル県に移動し、勢力拡大を企図していたアーミル・アミーン・アッサーフ容疑者を逮捕(2025年8月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省内務治安部隊がダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーで、長年にわたって武装活動や犯罪に関与してきたアーミル・アミーン・アッサーフ容疑者を、ダイル・ザウル東部マヤーディーン郊外のアル=クーリヤ町で逮捕した。

アッサーフ容疑者は、2014年からダーイシュのメンバーとして、シュアイタート部族に対して行った戦闘に直接参加していた。

2017年にダーイシュが弱体化を始めると、トルコ占領下のシリア北部へ逃亡し、東部軍のメンバーとなり、アレッポ県アウン・ダーダート村の通行所を経由した密輸に関与、ジャラーブルス地区の憲兵隊長に就任して以降は、市民からの金品強奪や恐喝にも関与、2019年の「平和の泉」作戦に際しては、混乱を利用して数千ドル規模の略奪で巨額の資金を得たとされる。

シャーム解放機構を主体とする反体制派が2024年11月末に「攻撃抑止」の戦いを開始すると、アッサーフ容疑者は、自身の部隊とともにダイル・ザウル県に移動し、クーリーヤ市一帯地域の高官を自称、前科者や麻薬常習者、旧シリア軍の兵士らを部隊に取り込み、勢力を拡大しようとしていた。

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ダイル・ザウル県では、内務省によると、内務治安部隊がマヤーディーン市で発生したダーイシュ(イスラーム国)の残党2人によるテロ攻撃の試みを阻止した。

2人のうち、1人は治安拠点を狙って自爆ベルトで自爆を試み、もう1人は武装し、治安部隊員への攻撃を企て、内務治安部隊は戦闘の末2人を制圧したが、この際隊員1人が死亡した。

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アサーイシュはハサカ市近郊でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの指導者を殺害(2025年8月22日)

ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局ジャズィーラ地区の内務委員会は、ハサカ市の刑務所で発生した騒乱扇動と脱走未遂に対し、内務治安部隊(アサーイシュ)が迅速に介入し、完全に制圧したと発表した。

また、ANHAによると、アサーイシュは、ハサカ市近郊の村で、過去に民間人や治安部隊に対して攻撃を行っていたダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの指導者を殺害した。

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北・東シリア地域民主自治局はタンザニア当局に、タンザニア国籍のダーイシュ・メンバーの家族4人を引き渡す(2025年8月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の渉外関係委員会は、在エジプト・タンザニア大使館のナスリヤ・ムハンマド・ナースィル公使が率いる代表団と会談し、タンザニア国籍のダーイシュ(イスラーム国)・メンバーの家族4人(子供3人と女性1人)を引き渡した。

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ラッカ市での戦闘でアサーイシュの隊員2人と指名手配されていた1人が死亡(2025年8月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、ラッカ市で追跡作戦の実施中に戦闘が発生し、アサーイシュの隊員2人と指名手配されていた1人が死亡した。

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ANHAによると、シリア民主軍に所属するカスラ軍事評議会は、ダイル・ザウル県出身の51人の戦闘員が新たに隊列に加わったと発表した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ジャルズィー村でシリア民主軍の部隊に向けて銃撃を行い、1人を殺害(2025年8月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがジャルズィー村でシリア民主軍の部隊に向けて銃撃を行い、1人を殺害した。

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米主導の有志連合はイドリブ県で空挺作戦を実施し、ダーイシュの第5代カリフ「アブー・ハフス・クラシー」と目されるイラク人幹部を殺害:作戦はシャルア移行期政権との合同作戦(2025年8月20日)

イフバーリーヤ・チャンネルは治安筋の話として、米主導の有志連合がイドリブ県のアティマ村にある住宅1棟を標的とした空挺作戦を実施し、住宅の借主であるダーイシュ(イスラーム国)の幹部1人を殺害した、と伝えた。

標的となった住宅の所有者は、アフマド・ムスタファー・シャイフなる人物で、殺害された借主は、「サラーフ・ナウマーン」、「アリー」の名で知られるイラク人。

ダーイシュの「イラク州」の幹部で、シリア国内で複数のセルの調整・組織を担っていた人物。

有志連合が住宅に突入した際、この幹部は逃走を図り、バルコニーから裏庭へ飛び降りようとしたが、部隊が周囲を包囲し発砲した結果、その場で死亡した。

有志連合はさらに、住宅全体を捜索し、この幹部の妻に対して事情聴取を行い、携帯電話や電子機器をすべて押収、シャイフ氏と息子のムハンナド・シャイフに服を脱ぐよう強要したうえで取り調べを行ったという。

なお、殺害されたイラク人は、ダーナー市で、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊の部隊に追われた後、アティマ村の住宅に逃れ、妻、幼い子供、母親とともに潜伏していた。

イナブ・バラディーによると、作戦は午前2時半に開始され、約2時間続き、有志連合は1人を殺害、5人を逮捕、その身柄をアティマ村の治安部隊に引き渡した。

なお、有志連合とアフマド・シャルア移行期政権による合同作戦は今回が2回目。

最初の作戦は、7月25日にアレッポ県バーブ市で行われ、ダーイシュのメンバー複数人が殺害された。

一方、イナブ・バラディーによると、殺害されたサラーフ・ナウマーンは、アブー・フサイン・クラシーが2023年8月に暗殺されたのち、第5代カリフに就任したと発表されていた「アブー・ハフス・クラシー」と同一人物。

シリア国内で活動を続けるダーイシュの中で重要な役割を果たし、特に外国人戦闘員の勧誘とシリアへの密入国を監督し、人的・軍事的戦力の強化に寄与していたという。

また、複数のセル間の調整役も担っていたが、具体的にどの作戦を主導したかについては確実な情報は得られていないという。

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シリア人権監視団によると、空挺作戦に参加した有志連合の部隊は、ヘリコプターでアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊のスィッリーン町の基地を出撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、26台の貨物車輛からなる有志連合の車列がワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由して、イラクからシリアに入国、カスラク村の基地に物資を輸送した。

また、シリア人権監視団によると、米軍の輸送機がハッラーブ・ジール村の設置されている有志連合の基地に軍事装備や兵站物資を搬入した。

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ハマー県各所でアラウィー派が相次いで殺害(2025年8月20日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、3月に発生した虐殺事件で行方不明となっていた住民13人の遺体がブスターン・バーシャー村で発見された。

また、シリア人権監視団によると、ムザイラア町近郊の森林地帯でも、3月に失踪していた若い男性が遺体で発見された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アレッポ県アフリーン郡出身の23歳の若い男性が、ザバダーニー市近郊で武装グループの待ち伏せに遭い、殺害された。

内務省は、フェイスブックを通じて、国境警備局が麻薬対策局と協力し、フライタ村で、レバノンから密輸されようとしていた大麻60キログラムを押収することに成功したと発表した。

 

内務省のフェイスブック・アカウントによると、ダマスカス郊外県の内部治安部隊司令官のフサーム・タッハーン准将は、タッル市の両替商を標的とした武装強盗事件で、民間人1人が殺害され、2人が負傷したとの通報を受け、武装強盗に関与した人物の1人の身元を特定、逮捕、残りの共犯者の特定と逮捕に向けて動いていると発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーサー・フーラ村でアラウィー派の父子が自宅で正体不明の武装グループの襲撃を受けて殺害された。

また、カムハーナ町では、旧シリア軍第25師団の元幹部とその息子が銃撃により死亡した。

さらに、シリア人権監視団によると、カフルブー村近郊で、正体不明の武装グループがアラウィー派の一家3人を襲撃し、これにより1人が死亡し、兄弟が重傷を負った

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ブスターン・カスル地区で、バアス党とつながりがあった元医療責任者が暗殺された。

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スワイダー県西部からシャルア移行期政権の国防省・内務省の部隊が撤退し、殺害されたドゥルーズ派住民が遺体で発見される:撤退と前後してイスラエル軍機が飛来、爆発が発生(2025年8月20日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、フランスのパリでの米国仲介によるアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣とイスラエルのロン・ダーマー戦略問題担当大臣と会談を受けるかたちで、県西部のサアラ村とタッル・ハディード村の間に位置する農場で1回の爆発が発生した。

同地には、ベドウィン・部族系武装勢力とアフマド・シャルア移行期政権の国防省・内務省の合同部隊が駐留していた。

爆発と前後して、イスラエル軍航空機1機が上空を旋回していた。

また、これと前後して、スワイダー県西部の複数の村や拠点から、ベドウィン・部族系武装勢力とアフマド・シャルア移行期政権の国防省・内務省の合同部隊が部分徹底するのが確認された。

このほか、首都ダマスカス上空でもヘリコプターの飛行が観測されたが、詳細は不明である。

シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の国防省・内務省の合同部隊がシャフバー町北のスワイムラ村から撤退したのを受けて、ドゥルーズ派武装勢力の工兵部隊が同村に入り、4人のドゥルーズ派住民の遺体を発見した。

一方、スワイダー24によると、スワイムラ村で7月のシャルア移行期政権の国防省・内務省の合同部隊の進攻で殺害された住民の遺体は5体に上った。

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これに対して、イフバーリーヤ・チャンネルは、スワイダー県内務治安司令部報道課が、「スワイダー県郊外の村から(内務)治安部隊が撤退したという情報は事実ではない」と声明を出したと伝えた。

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シリア人権監視団は、現地調査によって処刑された70人の氏名を新たに確認したと発表、これにより7月13日以降の衝突、処刑、イスラエル軍の爆撃による犠牲者数は、1,779人となった。

その内訳は以下の通り。
・スワイダー県出身者725人:大多数はドゥルーズ派で、うち民間人は167人(子供21人、女性57人)。
・国防省・内務省内務治安部隊の要員477人(ベドウィン・部族の戦闘員40人と、レバノン国籍の武装者1人を含む)
・イスラエルの爆撃により死亡した国防省・内務省所属の要員15人
・国防省庁舎を標的としたイスラエルの爆撃での犠牲者3人(女性1人と身元不明者2人)
・スワイダー県での戦闘で死亡した記者2人。
・国防省・内務省内務治安部隊の要員による処刑で死亡したドゥルーズ派554人(うち女性51人、子供15人、高齢者数人、スワイダー国立病院の医療従事者20人)。
・ドゥルーズ派武装勢力に処刑されたベドウィン・部族出身者3人(女性1人、子供1人を含む)

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー県の住民への支援物資を搬送中、シャルア移行期政権の内務省内務治安部隊の検問所近くで拉致されていた7人の救援活動家が解放された。

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スワイダー24によると、国際機関の代表団が、スワイダー国立病院、シャフバー町の公立病院、避難所として使用されているスワイダー県内の学校を視察した。

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国連シリア常駐調整官兼人道調整官のアダム・アブデルムーラ氏は、Xを通じて以下の通り投稿した。

国連のチームとともに本日スワイダー県を訪問し、緊急支援のニーズ調査を行った。食料、医療、衛生(WASH)の状況は極めて深刻で、命を救うような医療物資はほとんど入手不可能とのこと。現地コミュニティはいかに支援が限られていても協力し合っているが、支援団体の資金協力が一刻も早く必要だと強く訴えた。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県スブハ村にあるアサーイシュの検問所を襲撃(2025年8月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに属する武装グループがスブハ村にある北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃、戦闘となった

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スワイダー県の高等法務委員会は、旧シリア軍の准将だったシュカイブ・アジュワド・ナスル氏の辞退を受けて、シャーディー・ファーイズ・ムルシド判事を内務治安部隊の司令官に任命(2025年8月19日)

スワイダー県の高等法務委員会は、フェイスブックを通じて決定第5号(8月12日付)が発出され、同委員会のシャーディー・ファーイズ・ムルシド判事が内務治安部隊の司令官に任命されたと発表した。

イナブ・バラディーによると、ムルシド氏の内部治安部隊司令官への就任は、前任者で旧シリア軍の准将だったシュカイブ・アジュワド・ナスル氏が司令官への就任を辞退したのをうけたもの。

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北・東シリア地方民主自治局はハマー県、ラタキア県での森林火災の消火活動のために派遣準備が完了していた消防隊について、シャルア移行期政権の許可が得られなかったため帰還したと発表(2025年8月18日)

ANHAによると、北・東シリア地方民主自治局は、ハマー県、ラタキア県での森林火災の消火活動のために派遣準備が完了していた消防隊について、アフマド・シャルア移行期政権の許可が得られなかったため、ラッカ県タブカ市に帰還したと発表した。

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アサーイシュの検問所がハサカ県とダイル・ザウル県でダーイシュの攻撃を受ける(2025年8月18日)

ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、タッル・ハミース市近郊内の検問所の一つがテロリストの攻撃を受けたと発表した。

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ダイル・ザウル県では、ANHAによると、アサーイシュはスブハ村にある検問所を襲撃を受けたと発表した。

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シリア人権監視団によると、いずれの攻撃もダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルによる犯行。

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ダルアー県で 内務省の治安部隊や国防省への入隊申請が拒否されたことへの抗議集会とシリア国家への全面的な支持と、国の分裂を狙ういかなる計画も拒否する姿勢を表明する集会(2025年8月17日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市で数十人の男性が抗議集会を開き、内務省の治安部隊や国防省への入隊申請が拒否されたことに抗議した。

参加者たちは、その拒否の背後にある理由を明らかにするよう求め、これを「縁故やコネに基づく差別だ」と非難した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ラハム村近郊の第52旅団基地でシリア南部の部族出身の戦闘員数百人が集会を開き、シリア国家への全面的な支持と、国の分裂を狙ういかなる計画も拒否する姿勢を表明した。

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米主導の有志連合の代表団がラッカ市で、地元の代表らと拡大会合:参加者はシリア民主軍支持を表明、ラッカ市のシャルア暫定政権への復帰に強く反対(2025年8月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の代表団がラッカ市で、地元の代表らとの拡大会合を開いた。

会合には、15を超える大部族の部族長や地元の有力者に加え、約50人の政治組織の代表、有識者、人権活動家、市民社会組織や女性団体の代表が出席、ラッカ県の現状と将来について幅広い議論が行われた。

参加者たちはシリア民主軍への支持を改めて強調、有志連合に対していかなる武装解除も都市の引き渡し、さらにはシリア民主軍の排除をも許さないよう求めた。

さらに、アフマド・シャルア暫定政権へのラッカ市の復帰に強く反対した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合の輸送機がシャッダーディー市の軍事基地に軍事・兵站物資を輸送した。

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ザイダーン大統領府報道顧問はドゥルーズ派のヒジュリー師の息子のサルマーン氏がイスラエル軍情報局長官と会談したと主張:サルマーン氏はこれを否定(2025年8月17日)

アフマド・ムワッファク・ザイダーン大統領府報道顧問は、イフバーリーヤ・チャンネルのインタビュー番組に出演し、ドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師の息子のサルマーン・ヒクマト・ヒジュリー氏が約1週間前にイスラエル軍情報局長官(シュロミ・ビンダー長官)と会談していたと主張した。

ザイダーン氏は、イスラエル側が会談において、「ドゥルーズ小国家」の樹立や自治権付与の構想を支援するいかなる約束もしていないとの姿勢を示したとしたうえで、サルマン・ヒジュリー氏は、イスラエルではなく、こうした約束を交わした者らに対して、(支援を)要請すべきだと述べた。

ザイダーン氏はまた、スワイダー県での動きは、ドゥルーズ派の歴史・現在・未来を代表するものではないと強調、一部の抗議行動でイスラエルの旗が掲げられたことを「恥と分裂行為」と表現した。

また、スワイダー県のドゥルーズ派有識者に対し、こうした行為が、彼らを代表していないことを声高に表明するよう求めた。

さらに、イスラエルに頼ることは「スルターン・バーシャー・アトラシュの子孫の名誉を汚すものだ」と警告、こうした姿勢は将来の世代に重荷を残すことになると付け加えた。

ザイダーン氏は、スワイダー県の一部勢力が「イスラエルが自分たちを守り、別の国家を作ってくれる」と考えているのは、幻想に過ぎないと指摘した。

その理由として、「イスラエルはガザ地区での戦いすら決着できず、自国の国境を完全に守ることさえできないのだから、スワイダーのような遠隔地を守れるはずがない」と断言した。

最後にザイダーン氏は、スワイダー県で起きた出来事は国全体にとっての傷であり、透明な調査を通じて癒されるべきだと述べた。

また、国家は少数の分裂勢力に対して戦略的忍耐をもって対応しており、シリア国民全体が外国のアジェンダのために利用されることは許さないと強調した。

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これに対して、サルマーン・ヒクマト・ヒジュリー氏は、シリア人権監視団に宛てて声明を出し、ザイダーン顧問の発言内容を全面否定した。

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シリア民主評議会のマフムード・ムスラト共同議長がイラク・クルディスタン地域のマスウード・バールザーニー大統領と会談(2025年8月16日)

シリア民主評議会は、フェイスブックを通じて、マフムード・ムスラト共同議長がイラク・クルディスタン地域のマスウード・バールザーニー大統領と会談し、シリア東部の政治情勢について協議し、対話と問題解決の重要性と、シリアの統一とその全ての構成体の権利を保障することの必要性を確認したと発表した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍はカシュキーヤ村で急襲作戦を実施、武装していた指名手配者1人を拘束しようとしたが、逃走を試みたため射殺した。

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ナショナル・ニュース:シャルア移行期政権国防省部隊は、シリア民主軍がシャルア移行期政権国防省部隊への協力を拒否した場合に備え、ラッカ県とダイル・ザウル県を制圧するための大規模な攻勢を10月までに実施することを計画(2025年8月16日)

UAEのナショナル・ニュースは、アフマド・シャルア移行期政権の複数の治安筋の話として、シリア民主軍が同政権国防省部隊(新生シリア軍)への協力を拒否した場合に備え、同政権がラッカ県とダイル・ザウル県を制圧するための大規模な攻勢を10月までに実施することを計画していると伝えた。

治安筋によれば、シリア民主軍が支配地の大部分を明け渡さない場合、ヒムス県のタドムル砂漠近郊に集結している5万人規模のシリア軍部隊が、アラブ系部族の支援を受けて北進し、ラッカ県とダイル・ザウル県を制圧する計画だという。

この2県は、クルド系住民が多いハサカ県とは対照的に、アラブ系住民が多い。

だが、治安筋の1人は、この計画は「米国の承認なしには進められない」としたうえで、イスラエルの不介入を確保することも重要だと指摘した。

別の治安筋によると、作戦は、ヒムス県北東部からラッカ県に広がるラサーファ砂漠、ダイル・ザウル県に隣接するスフナ市一帯の砂漠地帯内の複数ヵ所で準備されている。

また、アレッポ県北部のトルコの占領地で活動を続けるシリア国民軍諸派も、シャルア移行期政権の国防省部隊の一部として、ティシュリーン・ダム一帯に設置されているシリア民主軍の拠点を攻撃する構えだという。

さらに、シリア民主軍に参加している多数のアラブ系部族も、作戦の開始に合わせて、シリア民主軍を離反することが見込まれているという。

シリア民主軍は70,000人規模の兵力を擁するが、うち約30%はアラブ系部族出身者とされている。

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スワイダー県でシャルア移行期政権からの分離独立を求める初めてのデモ(2025年8月16日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市のカラーマ広場で、住民ら数百人がアフマド・シャルア移行期政権に抗議する反体制デモを行った。

デモでは、「自決権」がスローガンとして掲げられ、参加者らは犠牲者の写真、民間人に対する犯罪や人権侵害に関与した責任者の処罰や正義を求める横断幕やドゥルーズ派の旗を手に、「罪なき者の血は消えることはなく、民衆の声は正当な要求が実現するまで続くだろう」などと強調した。

また、いかなる「保護」も要求無視も排除したかたちでのスワイダー県住民の自決権を尊重するよう主唱、人道回廊の即時開放、同県に対する包囲の解除、医薬品や食料を輸送する空輸回廊の設置を求めた。

一方、シリア人権監視団スワイダー24イナブ・バラディーによると、デモ会場では、参加者の一部は、ドゥルーズ派の旗に加えて、イスラエルの国旗を掲げ、連邦制拒否、スワイダー県の「独立」、同地のシャルア移行期政権からの分離を支援するためのイスラエルの介入を訴えた。

また、ドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師を讃える一方、シャルア移行期政権をジハード主義者、ダーイシュ(イスラーム国)」と同一視し拒否した。

だが、イスラエル国旗の掲揚について、ほかの参加者らは「全員の意志を代表するものではない」として異議を唱えた。

スワイダー・アル・ヤウムによると、デモでは、ムスタファー・バックール知事の排除、シャルア移行期政権の支配下にある県西部の村々への住民の帰還も訴えられた。

スワイダー県でのデモでシリアからの分離独立が直接要求されたのは今回が初めて。




イナブ・バラディーシャフバー市街ニュースによると、反体制デモは、シャフバー町でも行われ、参加者は、緊急人道回廊の開設、国際調査委員会の設置、スワイダー県に対するシャルア移行期政権の実効支配の停止、逮捕者らの即時の釈放を要求するとともに、スワイダー県の「自決権」とシリアからの「独立」が訴えられた。

参加者らは、「スワイダーは独立を望む」、「テロ体制打倒」、「分離賛成、テロ国家で生きることに反対」などと記されたプラカードを掲げる一方、イスラエルに感謝を表明した。


スワイダー24によると、サルハド市でも追悼集会が行われ、参加者らは犠牲者の写真とろうそくを掲げながら、死者を悼んだ。

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スワイダー県南部のラサース村で野菜を積んだ民間車輛が熱誘導ミサイルの攻撃を受け、民間人が負傷(2025年8月16日)

SANAによると、民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、関係機関などと協力し、スワイダー県からダルアー県のブスラー・シャーム市に設置されている通行所を通じて複数の民間人を退避させた。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県南部のラサース村で野菜を積んだ民間車輛が熱誘導ミサイルの攻撃を受け、民間人が負傷した。

同県では15日に、北部および北西部の前線で新たな停戦違反が確認されたほか、ダーマー村、ジャドル村(ダルアー県)、シヤーフ村方面からアリーカ村の農地に向けて発砲があった。

なお、シリア人権監視団によると、女性5人を含む23人の死亡を新たに確認、これにより7月13日以降の衝突、処刑、イスラエル軍の爆撃による死者総数は、1,677人となった。

内訳は以下の通り:

・スワイダー県の住民725人(大多数はドゥルーズ派市民、うち167人が民間人(21人の子供、57人の女性を含む))
・国防省および内務省総合治安局の要員477人(うち40人はベドウィン部族の出身者、1人はレバノン国籍の戦闘員)
・イスラエルの爆撃で死亡した国防省と内務省の要員15人
・イスラエルの国防省庁舎への爆撃で死亡した3人(うち女性1人と身元不明の2人)
・スワイダー県での戦闘中に死亡したジャーナリスト2人
・処刑された住民452人(大多数はドゥルーズ派、うち43人が女性、14人が子供、20人がスワイダー国立病院の医療従事者)
・処刑されたベドウィン・部族出身者3人(女性1人と子供1人を含む)

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民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)はラタキア県とハマー県で続く森林火災の消火活動と延焼阻止を継続する一方、北・東シリア地域民主自治局は消防チームの派遣に対するシャルア移行期政権の回答待ち(2025年8月16日)

SANAによると、民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、70以上の地元消防隊および森林局の消防隊、住民とともに、ラタキア県とハマー県で続く森林火災の消火活動と延焼阻止を継続した。


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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局は、沿岸地域およびハマー県で続く森林火災に対処するため、消防チームを被災地に派遣する準備を完了、アフマド・シャルア移行期政権当局から派遣許可にかかる正式な回答を待っていると発表した。

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シリア民主軍所属のダイル・ザウル軍事評議会はダイル・ザウル県ガラーニージュ市で13日に拉致されていた兵士4人を解放することに成功(2025年8月15日)

シリア民主軍はフェイスブックを通じて、ダイル・ザウル軍事評議会の部隊が、ガラーニージュ市で13日に拉致されていた兵士4人を解放することに成功したと発表した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍は、支配地域内で大規模な治安作戦を実施し、家宅捜索や不審人物の拘束を行っていた。

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米中央軍(CENTCOM)はシリア北東部からイラクへの難民の帰還の動きを称賛(2025年8月15日)

米中央軍(CENTCOM)は、Xを通じて、シリア北東部からイラクへの難民の帰還について以下の通り発表した。

イラクが帰還を加速させることは地域の安全保障を強化する。イラク政府は、シリアのキャンプから自国民25,000人以上を送還するペースを加速させており、ISISの永続的な打倒に向けたコミットメントを示している。イラクは、シリア国内のフール・キャンプとロジュ・キャンプからの自国民帰還者数を前年比で165%増加させた。この迅速な送還への取り組みにより、フール・キャンプにいたイラク国籍者の80%が帰国できた。この成果は、CENTCOMおよび有志連合との連携におけるイラクの重要な貢献を際立たせ、地域の安全と安定の前進に寄与している。

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ヒムス市カラービース地区で、住民らがヒムス勝利のブールヴァール・プロジェクトに反対する抗議デモ(2025年8月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市カラービース地区で住民らが、ヒムス勝利のブールヴァール・プロジェクトに反対する抗議デモを行った。

参加者らは、同プロジェクトが実施されれば住宅や商店の撤去が伴い、地域住民や所有者に直接的な被害をもたらすと警戒心を露わにした。

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民主統一党(PYD)の代表団がペデルセン・シリア問題担当国連特別代表、国連人権高等弁務官事務所シリア事務所長と会談(2025年8月15日)

ANHAによると、民主統一党(PYD)の代表団は、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表、国連人権高等弁務官事務所シリア事務所のアブドゥルアズィーズ・アブドゥルアズィーズ所長を訪れ、シリア情勢の最新動向や包括的で平和的な解決策の模索について協議した。

代表団は、党広報局のサマー・バクダーシュ共同議長を団長とし、ファイルーズ・ハリール氏、ムハンマド・アミーン氏(いずれも党ダマスカス支部所属)が同席した。

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ダイル・ザウル県でシャルア移行期政権の部隊とシリア民主軍がユーフラテス川を挟んで交戦(2025年8月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のガラーニージュ市で、武装グループが13日深夜から14日未明にかけて、シリア民主軍の部隊を包囲し、戦闘となり、武装グループ側のメンバー1人が死亡、3人が負傷したが、同グループはシリア民主軍の兵士6人を拉致した。

6人のうち、2人は解放されたが、残る4人は依然拘束中で、シリア民主軍の軍用車輛も押収された。

また、これと前後して、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるユーフラテス川西岸から、東岸に設置されているシリア民主軍の拠点に向けて迫撃砲による砲撃が行われた。

事態を受けて、シリア民主軍は拉致された兵士の捜索を目的に大規模な掃討作戦を開始した。

武装グループは、シャルア移行期政権国防省所属の第86師団のハーティム・アブー・シャクラー氏の指揮下にあるとの情報もあるという。

これに関して、イナブ・バラディーは、アフマド・シャルア移行期政権の国防省筋の話として、戦闘がシリア民主軍による発砲を発端としており、同政権国防省所属の第66師団が展開するドゥワイル村とガラーニージュ市一帯のほか、同政権支配下のブガイリーヤ村、北・東シリア地域民主自治局の支配下のジュナイナ村でも砲撃戦が行われ、漁師1人が負傷した。

一方、シリア民主軍はダイル・ザウル軍事評議会の声明を発表し、ガラーニージュ市での一件の詳細を明らかにした。

それによると、13日夕方、同市の薬局で治療を受けていたダイル・ザウル軍事評議会所属の戦闘員4人組が、ダーイシュ(ISIS)に属するとみられるグループによるテロ攻撃を受け、これに対してダイル・ザウル軍事評議会が精密軍事作戦を実施し、犯行グループのうち武装した誘拐犯1人を殺害、3人に負傷を負わせた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の兵士1人が、タッル・ハミース市近郊のタイマー村付近でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの銃撃を受けて死亡した。

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シャルア移行期政権の国防省部隊は、アレッポ県ダイル・ハーフィル市とラッカ県タブカ市に設置されている通行所を閉鎖、北・東シリア地域からの商用貨物車輛の通行を阻止(2025年8月14日)

ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊は、アレッポ県ダイル・ハーフィル市とラッカ県タブカ市に設置されている通行所(サラミーヤ通行所)を13日に閉鎖、北・東シリア地域からの商用貨物車輛の通行を阻止した。

通行所閉鎖の理由は不明。

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シリア人権監視団によると、この措置により、北・東シリア地域とシャルア移行期政権支配地間の商用貨物車輛輸送および燃料輸送が全面的に停止した。

民間人の通行は許可されているという。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会はシャルア移行期政権が沿岸部、ハマー県で続く森林火災のなかにアラウィー派住民を放置していると批判(2025年8月14日)

SANAによると、緊急事態災害省は、ハマー県(アブー・クファイルーン村、イナーブ村一帯)、ラタキア県(トルクメン山地方、クルド山地方各所)、タルトゥース県の森林火災の消火活動を継続していると発表した。

SANAによると、ハマー県では、シリア軍が消火活動に参加した。

SANAによると、ハマー県ガーブ平原地方のターフーン・ハラーワ村一帯で新たに大規模な森林火災が発生した。

さらに、ラタキア県でも、SANAによるとかサブ町地域で新たな森林火災が発生した。

一方、シリア人権監視団は地元情報に基づき、消火活動は主に地域住民によって行われており、アフマド・シャルア移行期政権の消防隊の参加は限定的だと発表した。

また、8月11日夜、ハマー県のイナーブ村・アイン・クルーム村間に位置するバニー・ハーシム廟付近に無人航空機が飛来し、「熱気球」を投下、それが火災拡大の原因になったが、消防車が現場に到着したのは出火から約48時間後だったという。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、調整渉外局のフェイスブックを通じて声明を出した

声明の内容は以下の通り。

シリア沿岸地域の我々の村や土地が一連の意図的かつ継続的な火災を目の当たりにしているにもかかわらず、ダマスカスの事実上の暫定当局が、消防隊や民間防衛機構の派遣を意図的に拒否し、周辺地域や都市の住民が支援の手を差し伸べるのを阻止しているという怠慢と無視の証拠が明らかななか、我々は、当局が火災の発生とその拡大、さらにはそれによる人的・物的被害について全面的な責任を負っていると強調する。
事実上の当局は、アラウィー派住民を炎のなかに放置し、彼らが原始的な手段と限られた能力で消火にあたろうとして炎に対峙する一方で、傍観者、さらには共犯者として振る舞っている。
我々、シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、この二重の犯罪(火災を引き起こした犯罪と、それを消火しない犯罪)を強く非難し、国際社会と人道・人権団体に対し、必要な支援を即時に提供し、この当局に火災を消火し、民間人を保護するよう圧力をかけ、この自然災害と人道災害を阻止するべく取り組むよう求める。
我々はまた、シリア国民すべての構成体に対し、この悲劇に立ち向かうために我々と連帯するよう呼びかける。この悲劇は土地だけでなく、人間とその存在そのものを標的としている。

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アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊に統合されたシリア国民軍諸派がアレッポ県東部とラッカ県東部に増援部隊として派遣される(2025年8月13日)

シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊に統合されたシリア国民軍所属のスルターン・スライマーン・シャー師団」(通称アムシャート師団)とハムザ師団(通称ハムザート師団)が、北・東シリア地域民主自治局の支配地域に隣接するアレッポ東部のダイル・ハーフィル市一体からラッカ県東部のウカイラシー村に至る前線地帯に増援部隊として派遣された。

これに対して、シリア民主軍側もあらゆる突発的な現地情勢の変化に備えて、全線にわたり即応態勢を強化し、陣地を増強した。

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サイイダ・ザイナブ・モスクのイマームがシーア派住民に対して行われている違法行為や侵害を「国家元首の決定に反する反乱」と厳しく批判(2025年8月12日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町にあるサイイダ・ザイナブ・モスク(霊廟)の金曜礼拝の導師(イマーム)のアドハム・ハティーブ師は、同地域のシーア派住民に対して行われている違法行為や侵害を厳しく批判し、当局に介入を求めた。

ハティーブ師は説教の中で、これらの行為が「当局に属するとされる人物ら」によって行われているとしたうえで、宗教や法律上根拠のない「虚偽の名目」で、住居や財産が奪われ、住民が追放されており、武器による脅迫、侮辱、恐喝、金銭の要求もなされていると述べた。

ハティーブ師はまた、「アフマド・シャルア暫定大統領がすべての宗派に対し、その宗教的・宗派的特性を保持したままの安全を保障した」と指摘、こうした行為は「国家元首の決定に反する反乱」だと断じた。

そのうえで、司法・治安当局に対し、「国民の平和共存を脅かす否定的な行為」からシーア派を守るよう改めて求めた。

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シャルア移行期政権の内務省総合治安局が展開するダマスカス郊外県カナーキル村で武装グループが民間人の住宅を攻撃(2025年8月12日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局が展開するカナーキル村で、武装グループが民間人の住宅を攻撃した。

また、シリア人権監視団によると、ドゥマイル市で、若い男性がシーン航空基地前に設置されたアフマド・シャルア移行期政権の軍部隊の検問所からの直接射撃を受けて死亡した。

さらに、シリア人権監視団によると、
ダマスカス郊外県:ザバダーニー市近郊のアイン・フール村で、前政権の国防隊の司令官が何者かに銃撃され、死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ブスターン・カスル地区で、男性2人が正体不明の武装グループに銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、東カラク村でダイル・ザウル県出身の15歳の少女が流れ弾を受けて死亡した。

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