シリア国内各所でイード・アル=アドハー(犠牲祭)の集団礼拝が行われる(2025年6月6日)

SANAは、シリア国内各所でイード・アル=アドハー(犠牲祭)の集団礼拝が行われたと伝えた。















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ANHAは、北・東シリア地域民主自治局の支配地各所でイード・アル=アドハー(犠牲祭)の集団礼拝が行われたと伝えた。

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シリア民主軍のアブディー総司令官:「統一クルド代表団の結成はクルド民族の権利を憲法上に明記することを確認した3月10日の協定を履行する枠組みに沿ったもの」(2025年6月5日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は X で、「ロジャヴァ・クルディスタンにおけるクルドの統一と立場の一致に関する会議(コンファレンス)」の決定に基づいて結成された統一クルド代表団について、クルド民族の権利を憲法上に明記することを確認した3月10日の協定を履行する枠組みに沿ったものだと綴った。

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米中央軍(CENTCOM)はイラクとシリア国内で協力部隊による作戦を支援、ダーイシュのメンバー2人を殺害、幹部1人を含む2人を拘束、武器などを押収したと発表(2025年6月5日)

米中央軍(CENTCOM)はXを通じて、ダーイシュ(イスラーム国)壊滅作戦の一環として、5月21日から27日にかけてイラクとシリア国内で協力部隊による作戦を支援したと発表した。

CENTCOMが支援したのは、イラク国内での5回の作戦とシリア国内で1回の作戦で、これによりダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人を殺害、幹部1人を含む2人を拘束、武器などを押収した。

具体的な戦果は以下の通り。

シリアでの作戦(5月21~22日):ダイル・ザウル県でシリア民主軍がダーイシュのメンバー1人を拘束。 イラクでの作戦(5月21~27日):サラーフッディーン県、キルクーク県、アンバール県(ファッルージャ郡で、イラク治安部隊が複数の拠点を掃討・破壊、小火器、弾薬、資材を押収、メンバー2人を殺害、幹部1人を拘束。

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ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、県内で特殊作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル6人を逮捕した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の特殊部隊が米主導の有志連合の支援を受けて、ハリーリー村で男性1人を逮捕した。

逮捕の理由は不明。

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「ロジャヴァ・クルディスタンにおけるクルドの統一と立場の一致に関する会議(コンファレンス)」の決定に基づいて結成されたクルド代表団が共同議長およびメンバーの氏名を発表(2025年6月4日)

ANHAによると、ハサカ県カーミシュリー市で4月26日に開催された「ロジャヴァ・クルディスタンにおけるクルドの統一と立場の一致に関する会議(コンファレンス)」の決定に基づいて結成されたクルド代表団が声明を出し、以下の通り、共同議長およびメンバーの氏名を明らかにした。

共同議長
バルウィーン・ユースフ:民主統一党(PYD)共同代表

ムハンマド・イスマーイール:シリア・クルド国民評議会(ENKS)議長

メンバー
アルダール・ハリール:PYD党代表委員会メンバー

リーハーン・ルークー:スィタール大会報道官

アフマド・スライマーン:シリア・クルド進歩民主党副書記長

スライマーン・ウースー:シリア・クルド国民評議会代表委員会メンバー

サラーフ・ダルウィーシュ:シリア・クルド進歩民主党書記長

ナスルッディーン・イブラーヒーム:シリア・クルド民主党(パールティ)書記長

ファイサル・ユースフ:シリア・クルド国民評議会報道官

また、声明によれば、同代表団は6月4日に設立会合を開き、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令部、ルーフラート・アフリーン女性防衛隊(YPJ)司令官、コンファレンス事務局(ディーワーン)メンバーのイラーム・アフマド氏が出席した。

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フーズ機構がダイル・ザウル県内の自宅に戻った国内避難民(IDPs)に支援物資の配給を開始:イドリブ県北部のキャンプ、ハサカ県のアリーシャ・キャンプからIDPsが故郷に帰還(2025年6月4日)

SANAによると、NPOのフーズ機構がダイル・ザウル県内の自宅に戻った国内避難民(IDPs)に支援物資の配給を開始した。

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SANAによると、イドリブ県北部の国内避難民(IDPs)キャンプに身を寄せていた60世帯が県南部のハーン・シャイフーン市に帰還した。

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ANHAによると、ハサカ県のアリーシャ・キャンプで避難生活を送ってきた国内避難民(IDPs)62世帯311人が、北・東シリア地域民主自治局が進める自発的帰還プログラムの一環として、故郷であるダイル・ザウル県に帰還した。

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フォックス・ニュース:米国が過去数週間でダイル・ザウル県にある基地3ヵ所から撤退、シリア民主軍にこれを引き渡す(2025年6月3日)

フォックス・ニュースは、米匿名高官2人が6月2日、米国が過去数週間でダイル・ザウル県にあるCONOCOガス田の基地(グリーン・ビレッジ基地)、ウマル油田の基地(ユーフラテス任務支援基地)を含む3つの基地から撤退し、シリア民主軍にこれを移譲、また約500人の米軍兵士を撤退させたと明かしたと伝えた。

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ミドル・イースト・アイ:トルコとシリア民主軍が先週直接会談を行い、米国の仲介のもと、米軍のシリアからの撤退などについて協議(2025年6月3日)

ミドル・イースト・アイは、事情に詳しい複数の情報筋の話として、トルコとシリア民主軍が先週、米国の仲介のもと、シリアの将来をめぐって直接会談を行っていたと伝えた。

情報筋によれば、会合には双方の中堅レベルの当局者が出席し、両者は米軍のシリアからの撤退、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員とその家族を収容する収容所やキャンプの処遇、シリア民主軍をアフマド・シャルア移行期政権の軍に統合する方法にについて話し合ったという。

これに関して、米国務省の関係者はミドル・イースト・アイの取材に対して、「非公開の外交的なやりとりにはコメントしない」としつつ、「我々は3月10日のシリア民主軍とシャルア移行期政権の合意の履行状況と、その詳細の進展を注視している」、「シリア民主軍とシャルア移行期政権の軍の平和的な統合に向けた進展は、前向きな兆候である」と評価した。

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サイイダ・ザイナブ町にあるアリー・スィースターニー師事務所がアブー・ウマル・リービーを名乗る過激派が率いる武装グループの襲撃を受ける(2025年6月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、スッカリーヤ村でシャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人がマジド軍の武装グループの発砲を受けて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ザイバク村で治安部隊が治安作戦を実施し、住民少なくとも7人を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で6月1日に襲撃を受け、負傷していた元反体制武装組織((解放の暁旅団)の司令官の1人のマーヒル・ラッバード氏が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のフルースィーヤ交差点で40歳代の男性が何者かによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

また、シャイフ・アンバル地区でも車に乗った武装グループが男性1人を銃で撃ち、撃たれた男性は死亡した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市北東の農村地帯で、カスル村の部族の武装グループがフクフ村とハーリディーヤ村に向かって発砲、地元の武装グループと撃ち合いとなった。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイイダ・ザイナブ町にあるアリー・スィースターニー師事務所がアブー・ウマル・リービーを名乗る過激派が率いる武装グループの襲撃を受け、物的損害を受けた。

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メソポタミア救援開発協会が、前日に続いてラタキア県のラタキア市および周辺の村々で配給(2025年6月3日)

ANHAによると、メソポタミア救援開発協会が、前日に続いて沿岸部への支援の第3弾としてラッカ県タブカ市から輸送した食料パック6000セットをラタキア県のラタキア市および周辺の村々で配給した。

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米主導の有志連合の部隊がウマル油田とCONOCOガス田に設置している基地から装甲車、兵站物資などを撤退させる(2025年6月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の部隊がウマル油田とCONOCOガス田に設置している基地から装甲車、兵站物資などを撤退した。

撤退作業は1日から行われていたという。

これを受けて、シリア民主軍の特殊部隊(コマンドーズ)が米軍が退去した拠点に展開した。

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メソポタミア救援開発協会が沿岸部への支援の第3弾としてラッカ県タブカ市から輸送した食料パック6000セットをラタキア市および周辺の村々で配給(2025年6月2日)

ラタキア県では、ANHAによると、メソポタミア救援開発協会が沿岸部への支援の第3弾としてラッカ県タブカ市から輸送した食料パック6000セットをラタキア市および周辺の村々で配給した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県シュハイル村にあるシリア民主軍の陣地1ヵ所をRPG弾で攻撃(2025年6月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシュハイル村にあるシリア民主軍の陣地1ヵ所をRPG弾で攻撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは、同軍所属の軍事作戦師団(TOL)が5月31日、ハサカ県フール・キャンプ内で精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人を逮捕した。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の広報センターは声明を出し、5月20日にラッカ県で麻薬密輸グループを摘発し、所持していた麻薬150グラムを押収したと発表した。

ANHAによると、アサーイシュの総司令部は、ラッカ県とハサカ県を結ぶ街道(アブヤド街道)での2025年6月1日のダーイシュ(イスラーム国)の攻撃により、隊員3人が死亡したと発表した。

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アレッポ県サフィーラ町で激しい戦闘が発生し無秩序化、ダマスカス郊外県アシュラフィーヤト・サフナーヤー市でドゥルーズ派のシンボルを掲げた武装グループが無差別発砲(2025年6月2日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局のパトロール部隊が、バーリド村で指名手配者の自宅を強襲、捜索中にムルシド派の信仰に関係する写真を破棄、家財を破壊した。

これを受けて、ムルシド派の住民はスカイラビーヤ市を訪れ、宗派への冒涜に抗議する集会を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ市で内務省総合治安局の部隊が、前政権の協力者とされる商店主と口論の末に撃ち合いとなり、総合治安局の隊員1人を含む3人が死亡、多数が負傷した。

その後混乱は激化し、住宅複数棟が放火されるなど、無秩序状態に陥った。


また、シャルア移行期政権の内務省総合治安局とシリア国民軍所属の合同部隊がダイル・ハーフィル市に設置している共同検問所で、シリア民主軍の写真が保存されていたモバイルを携帯していたとして男性1人が逮捕された。

この男性は旅客バスでアレッポ市に向かっていた。

アレッポ県では、ANHAが不地元筋の話として伝えたところによると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のブルブル町近郊のハラールカー村の住民が「トルコの傭兵」(シリア国民軍)の暴行を受けた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局がシュマイティーヤ町で、前政権の国防隊の司令官の1人ファイサル・サッターム・ファイヤード容疑者を、スバイハーン市でカーティルジー・インターナショナルの民兵の司令官の1人でロシアのワグナー社に協力し、民兵をリビアなどに派遣していたとされるウマル・バドル・ハーリド容疑者を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市で、ダイル・ザウル県とダルアー県の出身者からなる武装グループが住民や内務省総合治安局の検問所に対して無差別に発砲、総合治安局の分所に突入を試みた。

武装グループはドゥルーズ派であることを示す宗教的シンボルを掲げた車を使用していたが、同市のドゥルーズ派住民は自分たちと武装グループは無関係だと強く主張している。

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ヒムス県では、SANAによると、ダルダー村、アーリヤート村、カシュフ村の住民が、治安当局に武器と弾薬を引き渡した。



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シリア民主軍とシャルア移行期政権が469人の捕虜交換を実施(2025年6月2日)

アレッポ県では、SANAによると、県内務治安局とシリア民主軍との間で、捕虜釈放・交換が行われた。

2回目となる捕虜交換では、約400人が対象となっている。

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ANHAによると、2回目となる捕虜交換は、北・東シリア地域民主自治局のアレッポ市シャイフ・マクスード地区・アシュラフィーヤ地区総評議会とアフマド・シャルア移行期政権との間で5月28日に予定されていたが延期されていた(延期の理由は不明)。

今回の捕虜交換では、シリア民主軍がアフマド・シャルア移行期側の捕虜176人を、シャルア移行期政権がシリア民主軍側の捕虜293人、合計469人を釈放した。

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アサド政権崩壊を受けて閉鎖されていたダマスカス証券取引所が約6ヵ月ぶりに再開(2025年6月2日)

SANAによると、アサド政権崩壊を受けて、閉鎖されていたダマスカス証券取引所が約6ヵ月ぶりに再開し、祝典が行われた。

祝典には、モハンマド・ヤサル・バルニーヤ財務大臣、バースィル・アスアド・ダマスカス証券取引所CEO、ファーディー・ジャリーラーティー・ダマスカス証券取引所取締役会長



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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会のガザール議長:「アラウィー派の正統な承認と総意を得ることなく、同派を代表するいかなる評議会や委員会も存在し得ない」(2025年6月1日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、ガザール・ガザール議長の声明を出し、アラウィー派の正統な承認と総意を得ることなく、同派を代表するいかなる評議会や委員会も存在し得ないと主張した。

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アサーイシュのパトロール部隊がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、隊員3人が死亡(2025年6月1日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が声明を出し、ハサカ県とラッカ県を結ぶ街道で、アサーイシュのパトロール部隊がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、隊員3人が死亡した。
シリア人権監視団によると、襲撃を受けたのは、ラッカ県のアブヤド・アブヤド街道。

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沿岸部への人道支援の第3弾として、食料パック6000セットを輸送していたメソポタミア救援開発協会が現地に到着(2025年6月1日)

ANHAによると、沿岸部への人道支援の第3弾として、食料パック6000セットを輸送していたメソポタミア救援開発協会が現地に到着した。

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北・東シリア地域民主自治局の使節団が首都ダマスカスで3月10日のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とアフマド・シャルア暫定大統領の協定の履行について、シャルア移行期政権側と協議(2025年6月1日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の使節団が首都ダマスカスで、3月10日のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とアフマド・シャルア暫定大統領の協定の履行について、シャルア移行期政権側と協議を行った。


使節団は、ファウザ・ユースフ民主統一党(PYD)党首委員会メンバー、アブドゥルハーミド・ミフバーシュ・シリア・ムスタクバル党共同党首、アフマド・ユースフ北・東シリア地域民主自治局財務委員会共同委員長、サンハリーブ・バルスーム・スィルヤーニー連合党共同党首、スーズダール・ハーッジーシリア民主軍総司令部メンバー、マリヤム・イブラーヒーム北・東シリア地域民主自治局社会問題勤労者委員会共同議長(報道官)、ヤースィル・スライマーン北・東シリア地域民主自治局民主諸人民議会共同副議長(報道官)からなる。

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ANHAによると、会合後、北・東シリア地域民主自治局の使節団とシャルア移行期政権の代表は共同声明を出した。


シリア民主軍との合意実施を担当する委員会のメンバーであるズィヤード・アーイシュ准将によると、共同声明の内容は以下の通り。

本日(日曜日)、委員会とシリア民主軍の代表団との正式会合が開催された。
会談は、国家の利益を共有する責任感と真摯な雰囲気の中で行われた。
会談では、2025年3月10日にアフマド・シャルア暫定大統領とマズルーム・アブディー総司令官の間で署名された協定の履行に向けて、専門の小委員会を設置することで合意した。
会談ではまた、試験制度および試験会場に関する懸案の解決策を協議し、学生の権利と教育プロセスの安全を確保する方向で一致した。
さらに、避難民の帰還促進、および障害の除去に向けた方策についても議論がなされた。
加えて、アレッポ市内のアシュラフィーヤ地区およびシャイフ・マクスード地区に関する協定の再活性化と安定維持に向けた取り組みを行うことで合意した。
両者は、シリアの統一と主権を守ること、および治安と安定を実現するという共通の目的に向けた継続的対話と協力に対する決意を再確認、今後の実施状況を検討する次回会合を近く開催することで合意した。






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アブディー総司令官はシャムスTVのインタビューに応じる:「移行期政権との合意は政治的分権主義を承認するかたちでなされるべき」(2025年5月31日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、イラクのクルディスタン地域のシャムスTVの独占インタビューに応じた。

発言の内容は以下の通り。

分離、分裂、連邦制には反対であり、シリアの統一を支持する立場である。
合意は、政治的な包括的枠組みのなかで、北・東シリア地域の諸構成の権利と政治的分権主義を承認するかたちでなされるべきだ。
また、イスラエルとは一切関係がないと否定し、トランプ大統領とアフマド・シャルア暫定大統領のの際に提示された条件の一部としてイスラエルとの関係正常化が含まれていたことに言及しつつ、善隣関係の構築という路線を支持する。
ドゥルーズ派およびアラウィー派の懸念には理解を示しつつも、国民の団結こそがより良い未来を切り開く鍵である。
トルコとの直接的な通信チャネルが存在する。また、第三者を介した間接的な接触も継続している。
シリア民主軍は近い将来、シリア軍および国家の治安機関の一部となる予定である。ダマスカスの新体制と基本的な諸問題について合意に達している。
自治局の諸機関とダマスカスの中央機関との連携は進められており、各地域の特殊性を尊重しながら、国全体の枠組みに統合する方向で調整が行われている。
クルディスタン労働者党(PKK)の解体を歓迎し、その決定はシリアにも良い影響をもたらすだろう。
ダーイシュ(イスラーム国)との戦いは引き続き優先課題であり、地域における同組織の活動拡大を食い止めるために、国際連合との協力を継続する必要がある。
現下の治安の空白状態のもとでは、ダーイシュの脅威は依然として重大である。 北・東シリア地域の石油資源は全シリア国民のものである。

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ドゥルーズ派の最高位の宗教指導者のヒクマト・ヒジュリー師はビデオ声明で武装解除を改めて拒否(2025年5月31日)

スワイダー24によると、ドゥルーズ派の最高位の宗教指導者のヒクマト・ヒジュリー師はビデオ声明を発表した。

声明の内容は以下の通り。

我々は、ダマスカス郊外、スワイダー、沿岸部、そして全ての悲しみに暮れるシリア各地で、非人道的なタクフィール派武装集団によって引き起こされたテロによる虐殺の犠牲者たちに哀悼の意を捧げ、負傷者たちの回復を祈願する。
尊敬すべきシリア国民の皆さん、我々が直面しているこの想像を超える惨禍と流血の戦争は、我々が望んだものでも、選んだものでもなかった。
我々は一貫して自らの原則に忠実であり続けており、この国が安全となり、すべての市民が平和と共同の市民権のもとに抱かれることを目指してきた。その基礎となるのは、すべてのシリア人の合意による、権力の独占や専制のない、現代的で市民的な憲法に基づいた、民主的かつ文明的な非中央集権国家である。そして、公正な民法体系の存在こそが、正義の名の下に人々の拠り所となり、国際的決議と民意の実現を可能とする。
我々の国民は、抑圧と専制の時代から解放された瞬間に、これまでで最も大きな幸福を感じた。しかし、移行期には、社会の人間的な統一を引き裂こうとする宗派間対立の火種もまた見られた。
我々は、過去に繰り返された虐殺と災厄の再来、より凶悪な形で現れたテロ、そして我々の子らの強制失踪を望んだことはなかった。我々は、宗派的または裏切りの言説による戦争の再燃など、我々の信仰や教育には無縁なものを決して望んでいない。
我々は常にシリア人の血はシリア人にとって禁忌であると訴えてきた。それがどんな色、所属、宗教であろうとも。そして、宗教の名を借りて隠された憎悪の火が煽られ、憎しみの炎が燃え上がることを、我々は強く非難する。
このような状況のなか、自己防衛の正当な権利として、武器を持ち、それを管理し守ることは、国家が安定するまで我々に課された義務であると考える。
我々は、名高いアラブ系メディアの一部に対し、真実性と中立性を保ち、託された責任に忠実であってほしいと願ってきた。しかし残念ながら、彼らはその番組を通じて大きく宗派間の対立を煽り、真実性のない報道と切り取られたニュースの伝達によって事態を悪化させてきた。我々は、彼らに原点に立ち返り、真実と正義の原則に従うよう求める。なぜなら、メディアによる扇動と歪曲は、実弾と同じく、現実世界に死を招く影響をもたらすからである。
祝祭の時を迎えた今も、罪なき者たちの血がシリアの各地に撒き散らされている。解放の歓喜は、テロによる虐殺、脅迫、宗派的煽動によって葬られた。国民の叫びは依然としてこだまし、自由を得て革命の成果を手にし、傷を癒し、殉教者たちを弔うことを求めている。我々はその声に対し、深い敬意と感謝を表明する。
この声明の結びにあたり、我々は、シリア国民のために尽力してくれた湾岸諸国をはじめとするアラブ諸国、欧州諸国、アメリカ合衆国、周辺諸国、国際機関に対して、心より感謝の意を表する。
尊敬すべき皆さん、殉教者の血に敬意を表し、またこの国が直面している困難な生活環境と厳しい情勢を鑑み、今年の祝祭における儀式は、宗教的な儀礼と典礼の執行のみに限定することを、精神指導部として決定した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ハジーン市でシリア民主軍の車輌を襲撃、兵士1人を殺害(2025年5月31日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがハジーン市で、シリア民主軍の車輌を襲撃、兵士1人を殺害した。

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シリア民府軍、北・東シリア地域民主自治局、シリア民主評議会の三者会談が開催され、3月10日のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とアフマド・シャルア暫定大統領の協定の履行について議論(2025年5月31日)

ANHAによると、シリア民府軍、北・東シリア地域民主自治局、シリア民主評議会の三者会談が開催され、3月10日のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とアフマド・シャルア暫定大統領の協定の履行について議論が行われた。

会談には、マズルーム・アブディー・シリア民主軍総司令官、ルーフラート・アフリーン女性防衛隊(YPJ)総司令部メンバー、北・東シリア地域民主自治局執行評議会共同代表、シリア民主評議会の共同議長らが出席した。

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ANHAによると、欧州議会の左派グループのマルティン・シェアドワン共同議長を団長とする代表団が、ハサカ県カーミシュリー市にあるシリア民主評議会の渉外関係局を訪問し、イフラーム・アフマド渉外関係局共同議長らと会談した。

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北・東シリア地域民主自治局の使節団が3月10日のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とアフマド・シャルア暫定大統領の協定の履行について政権側と協議に出席するため、首都ダマスカスに向かう(2025年5月31日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の使節団が、3月10日のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とアフマド・シャルア暫定大統領の協定の履行について、シャルア移行期政権側と協議に出席するため、首都ダマスカスに向かった。

使節団は、ファウザ・ユースフ民主統一党(PYD)党首委員会メンバー、アブドゥルハーミド・ミフバーシュ・シリア・ムスタクバル党共同党首、アフマド・ユースフ北・東シリア地域民主自治局財務委員会共同委員長、サンハリーブ・バルスーム・スィルヤーニー連合党共同党首、スーズダール・ハーッジーシリア民主軍総司令部メンバー、マリヤム・イブラーヒーム北・東シリア地域民主自治局社会問題勤労者委員会共同議長(報道官)、ヤースィル・スライマーン北・東シリア地域民主自治局民主諸人民議会共同副議長(報道官)からなる。

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食料パック6000セットを積んだメソポタミア救援開発協会が北・東シリア地域民主自治局の支配下のラッカ県タブカ市を出発(2025年5月31日)

ANHAによると、沿岸部への人道支援の第3弾として、食料パック6000セットを積んだメソポタミア救援開発協会が北・東シリア地域民主自治局の支配下のラッカ県タブカ市を出発した。

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ハマー市、ラアス・アイン市で欧州連合(EU)がムハンマド・フサイン・ジャースィム、サイフ・ブーラード・アブー・バクルを新たに制裁対象に追加したことに抗議するデモ(2025年5月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のアースィー広場で、欧州連合(EU)がムハンマド・フサイン・ジャースィム(スルタン・スライマーン・シャー旅団司令官)、サイフ・ブーラード・アブー・バクル(ハムザ師団司令官)を新たに制裁対象に追加したことに抗議するデモが行われた。

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また、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市の一つハサカ県ラアス・アイン市でも同様の抗議デモが行われた。

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メソポタミア救援開発協会は、沿岸部への人道支援の第3弾として、北・東シリア地域民主自治局の社会問題労働委員会と連携して、ラッカ県でh食料パック6000セットを輸送・配給する準備を開始(2025年5月30日)

ANHAによると、メソポタミア救援開発協会は、沿岸部への人道支援の第3弾として、北・東シリア地域民主自治局の社会問題労働委員会と連携して、ラッカ県でh食料パック6000セットを輸送・配給する準備を開始した。

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シリア民主軍は米主導の有志連合の支援を受けてダイル・ザウル県で精密治安作戦を実施し、ダーイシュのメンバー多数を逮捕(2025年5月30日)

ダイル・ザウル県では、ANHAによると、シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ブサイラ市で精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー多数を逮捕した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍が逮捕したのは4人。

また、スバイハーン市で内務省総合治安局が前政権の軍事治安局のメンバー2人を逮捕した。

さらに、アブー・ハシャブ村でオートバイに乗った正体不明の2人組が住民2人を銃で撃ち、殺害した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団ANHAによると、によると、フール町に近いシャッラーラ村で身元不明の男性の遺体が発見された。

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