「イランの民兵」のドローンがイドリブ県を攻撃、シャーム解放機構の多数を殺傷(2024年1月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」の攻撃型(自爆型)無人航空機(ドローン)1機がシャーム解放機構の支配下にあるタフタナーズ市とマアーッラト・ナアサーン村を結ぶ街道で、同機構の車輛を攻撃、これにより戦闘員4人が死亡、3人が負傷した。

ワタン・ニューズ(1月31日付)によると、この攻撃で6人が死亡した。

ヌッブル・ザフラー・イウラーミーヤ(1月31日付)はテレグラムを通じて、シャーム解放機構に所属するタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団のムアーウィヤ・ハーッジ・ハサン司令官(通称アブー・アブドゥッラフマーン・トゥウーム)が死亡したと伝えた。

一方、シリア軍もシャーム解放機構の支配下にあるアウラム・ジャウズ村、アーフィス村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカスル村、カフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, January 31, 2024、ANHA, January 31, 2024、‘Inab Baladi, January 31, 2024、Reuters, January 31, 2024、SANA, January 31, 2024、SOHR, January 31, 2024、Watan News, January 31, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月31日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月31日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 31, 2024、ANHA, January 31, 2024、‘Inab Baladi, January 31, 2024、Reuters, January 31, 2024、SANA, January 31, 2024、SOHR, January 31, 2024、Suwayda 24, January 31, 2024などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はサパーUNDOF司令官と会談、シリアへのイスラエルの攻撃を停止させるため国連が介入すべきと伝える(2024年1月31日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、ゴラン高原に展開する国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)のニルマル・クマル・サパー司令官(ネパール、少将)と会談した。

会談のなかで、ミクダード外務在外居住者大臣は、占領下ゴラン高原の住民に対するイスラエルの振る舞いやシリア領内のインフラに対して繰り返されている攻撃を停止するために国連が介入する必要があると述べた。

SANA(1月30日付)が伝えた。


AFP, January 31, 2024、ANHA, January 31, 2024、‘Inab Baladi, January 31, 2024、Reuters, January 31, 2024、SANA, January 31, 2024、SOHR, January 31, 2024などをもとに作成。

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シリアに着任したハサン・アフマド・シャヒー駐シリアUAE大使がミクダード外務在外居住者大臣と会談、UAE政府からの信任状を渡す(2024年1月30日)

駐シリアUAE大使に就任し、首都ダマスカスのUAE大使館に着任したハサン・アフマド・シャヒー氏が外務在外居住者省を訪れ、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談、UAE政府からの信任状を手渡した。

SANA(1月30日付)が伝えた。


AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はシリア政府支配地から占領下のゴラン攻撃に向けてロケット弾少なくとも3発が発射されたことへの報復として、ダルアー県の2ヵ所を砲撃(2024年1月30日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍はシリア政府支配地から占領下のゴラン攻撃に向けてロケット弾少なくとも3発が発射されたことへの報復として、ジュムー丘にある陣地1ヵ所とナーフィア村近くを砲撃した。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月30日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月30日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024、Suwayda 24, January 30, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は、大学、政府系および民間の研究機関で学ぶ戦死者、完全麻痺の戦傷者、行方不明となっている兵士の子息がラップトップのパソコンを購入できるよう無利子での融資を行うよう指示(2024年1月30日)

アサド大統領(軍武装部隊総司令官、大将)は、大学、政府系および民間の研究機関で学ぶ戦死者、完全麻痺の戦傷者、行方不明となっている兵士の子息がラップトップのパソコンを購入できるよう無利子での融資を行うよう指示した。

国防省の発表によると、これにより、学生は在学中に1回、700万シリア・ポンド相当のラップトップ・パソコンを購入することが認められる。

返済は月々10000シリア・ポンドに制限されるという。

SANA(1月30日付)が伝えた。

AFP, January 30, 2024、ANHA, January 30, 2024、‘Inab Baladi, January 30, 2024、Reuters, January 30, 2024、SANA, January 30, 2024、SOHR, January 30, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月29日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月29日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024、Suwayda 24, January 29, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のスムーカ村のシリア軍陣地1ヵ所を砲撃(2024年1月29日)

アレッポ県では、ANHA(1月29日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村のシリア軍陣地1ヵ所を砲撃、兵士1人が負傷した。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から首都ダマスカス南方を爆撃、少なくとも8人死亡(2024年1月29日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午後1時頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から、首都ダマスカス南方の複数ヵ所をミサイルで爆撃、多数の民間人が死傷、物的損害が生じたと発表した。

SANA(1月29日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、爆撃はダマスカス郊外県のサイイダ・ザイナブ町周辺の農場1ヵ所を狙ったもので、イラン・イスラーム革命防衛隊の士官の護衛を務める1人を含むシリア人3人、農場の守衛を務めるシリア人2人、レバノンのヒズブッラーのメンバー2人、その他(身元不明)1人が死亡、多数が負傷した。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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関係当局がヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯でダーイシュなどの残党の指導者らの拠点やメンバーのアジト多数を強襲、大量の武器弾薬を押収(2024年1月29日)

ヒムス県では、SANA(1月29日付)によると、タドムル市近郊の砂漠地帯で、関係当局がダーイシュ(イスラーム国)を含む複数のテロ集団の残党の指導者らの拠点やメンバーのアジト多数を強襲、迫撃砲、RPG弾など大量の武器弾薬を発見、これらを押収した。






AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市西のシリア軍陣地を自爆型のドローンで攻撃、シリア軍兵士1人が負傷(2024年1月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市西のシャイフ・ナースィル村(クルト・ワイラーン村)にあるシリア軍の陣地を自爆型の無人航空機(ドローン)1機で攻撃、シリア軍兵士1人が負傷した。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県、ラタキア県でのシリア軍と「決戦」作戦司令室(シャーム解放機構)との戦闘で子供2人とシリア軍兵士1人死亡(2024年1月28日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のメンバー2人が同機構の支配下にあるクルド山地方のクバイナ丘一帯へのシリア軍の砲撃で負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

シリア軍はまた、マアーッラト・ナアサーン村一帯を砲撃、子供2人が死亡した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるミラージャ村、カウカバー村、ハザーリーン村、カフルナブル市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、タカード村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構の狙撃連隊は、ミーズナーズ村近郊でシリア軍の兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月28日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月28日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024、Suwayda 24, January 28, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県ナワー市でシリア軍・地元民兵がハウラーン地方のワーリー/アミールを名乗る幹部らダーイシュのメンバー8人を殲滅(2024年1月28日)

ダルアー県では、SANA(1月28日付)によると、関係当局がナワー市でダーイシュ(イスラーム国)のアジトに対する治安作戦を実施し、ハウラーン地方のワーリー(総督)/アミール(司令官)を名乗るウサーマ・アズィーズ・アブー・ライス容疑者(通称ビ・シャーイブ)、護衛のアワド・ウワイド・アブー・アフマド・クサイバ、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市出身のズクールを名乗る人物とその子供3人を含むダーイシュの幹部メンバー8人を殲滅した。



これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュに属すと見られるグループとの地元の武装集団のメンバー3人が死亡、6人が負傷、シリア軍第5軍団所属の第8旅団が地元の武装集団や中央委員会(元反体制武装集団メンバーを代表する組織)とともにブスラー・シャーム市からナワー市に応援に駆けつけて、ダーイシュと激しく交戦、幹部司令官1人を含む8人を殺害したと発表していた。

HFL(1月28日付)によると、なお、ウサーマ・アズィーズ・アブー・ライス容疑者は、ダルアー県シャジャラ町出身で、アミール/ワーリーとして2018年までヤルムーク渓谷で活動、その後ダーイシュのスリーパーセル間の連携を構築する活動を再開していたという。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、HFL, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領(軍武装部隊総司令官、大将)は、戦死者、完全麻痺の戦傷者、行方不明の将兵の子息の2023/2024年度1学期の教育に対して支援金を支給するよう指示(2024年1月28日)

アサド大統領(軍武装部隊総司令官、大将)は、戦死者、完全麻痺の戦傷者、行方不明の将兵の子息の2023/2024年度1学期の初等教育、中等教育、高等教育、大学・大学院の教育に対して支援金を支給するよう指示した。

2023/2024年度1学期の受給者については、2学期についても支給が自動的に継続されるという。

SANA(1月28日付)が伝えた。


AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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「イランの民兵」(イラク・イスラーム抵抗)はダイル・ザウル県のウマル油田とCONOCOガスでの米軍基地を複数回にわたって攻撃(2024年1月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」が26日深夜から27日御影にかけて、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるウマル油田の米軍基地を無人航空機(ドローン)複数機で攻撃した。

「イランの民兵」はまた、前日に続いてCONOCOガス田の米軍基地を狙ってロケット弾4発を発射した。

「イランの民兵」はさらに、ウマル油田をドローン3機で再び攻撃した。

これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午前0時54分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、26日晩にダイル・ザウル県のグリーン・ヴィレッジ基地、CONOCOガスの米軍基地を無人航空機(ドローン)複数機で攻撃したと発表した。

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イラク・イスラーム抵抗はまた、午後4時19分にもテレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ダイル・ザウル県のCONOCOガスの米軍基地を多数のロケット弾で攻撃したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など35輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、ハッラーブ・ジール村の米軍基地に向かった。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で、シリア軍とシリア民主軍がユーフラテス川を挟んで激しい砲撃戦を行い、子供1人が巻き添えとなって死亡(2024年1月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がユーフラテス川を挟んで激しい砲撃戦を行い、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にある東岸のカスラ村で子供1人が巻き添えとなって死亡した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ラタキア県、アレッポ県各所を砲撃(2024年1月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のクバイナ丘を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月27日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月27日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024、Suwayda 24, Janyary 27, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍の偵察用ドローン1機が撃墜される(2024年1月27日)

アレッポ県では、ANHA(1月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーキーヤ村で、トルコ軍の偵察用無人航空機(ドローン)1機が撃墜された。

だが、トルコ軍は別のドローンでスムーキーヤ村を爆撃した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領はバアス党の高等選挙委員会メンバーと会合:党選挙に向けた準備の進捗についての説明を受ける(2024年1月27日)

バアス党の最高意思決定機関である中央指導部の書記長を務めるアサド大統領は、拡大中央委員会などでの選挙を監督するために12月20日に選出された最高委員会(党高等選挙委員会)のメンバーと会合を開き、同委員会が最近行った党支部や各県の視察や面談に際して、党員から受けた選挙の手続きにかかる質問への回答内容、選挙の公正性や代表制を確保するために規則面での精査や見直しが必要と思われる点についての説明を受けた。





アサド大統領は会合において、委員会に対して高い責任を示し、支部の党員との透明で豊かな対話プロセスを運営するよう述べた。

また、選挙監視の経験の成否は、拡大大会に先立って党内のさまざまなレベルで実施される投票において培われるもので、この経験が民主的プロセスの一部となるとしたうえで、自分たちがこの経験の透明性と成功の要件を築いていかなければならないと強調した。

さらに、科学的且つ正確に今回の経験を評価する必要があり、規則を運用するにあたって生じるかもしれない齟齬について修正するよう述べた。

会合では、選挙プロセス実施にかかる方法論、各支部視察に際して得られた主要な新課題、支部毎の特殊事情やそれが規則に与える影響などについて議論がなされた。

委員会からは、一部の県の支部に存在する非正規党員が、拡大大会の代表制に与える影響などについての問題提起があった。

また、支局レベルでの当選者が支部レベルでの選挙での立候補を辞退する権利、この権利行使にかかる手続きなどについても問題提起がなされた。

委員会は、これらの問題への対応を党内の選挙開始までに確定し、発表することになる。

SANA(1月27日付)が伝えた。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アブドゥッラティーフ公共労働住宅大臣はアレッポ県の関係当局者らとアレッポ市の被災者支援にかかる計画について協議(2024年1月27日)

スハイル・アブドゥッラティーフ公共労働住宅大臣は、アレッポ県の関係当局者らと会合を開き、アレッポ市における2月6日のトルコ・シリア大地震の被災者への対応に関して、同市市の総合構造計画および同計画にかかる諸々の詳細な計画、被災者の市民サーヴィス・センターへの登録にかかる諸手続き、住宅関連境協会への土地引き渡しの手続きなどについて協議した。

アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣は、詳細な計画を策定するにあたって期限を設定や、技師組合とアレッポ市議会の関係者による会合の開催の必要を強調した。

SANA(1月27日付)が伝えた。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月26日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月26日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 26, 2024、ANHA, January 26, 2024、‘Inab Baladi, January 26, 2024、Reuters, January 26, 2024、SANA, January 26, 2024、SOHR, January 26, 2024、Suwayda 24, January 26, 2024などをもとに作成。

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外務在外居住者省は声明を出し、国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対してジェノサイドを防ぐすべての措置を取るよう求める仮保全措置(暫定措置)命令を出したことに歓迎の意を表明(2024年1月26日)

外務在外居住者省は声明を出し、イスラエルがガザ地区で続けている戦闘がジェノサイドにあたるとして、南アフリカが戦闘停止などを求めた訴訟をめぐって、国際司法裁判所(ICJ)が26日にイスラエルに対してジェノサイドを防ぐすべての措置を取るよう求める仮保全措置(暫定措置)命令を出したことに歓迎の意を示した。

SANA(1月26日付)が伝えた。

AFP, January 26, 2024、ANHA, January 26, 2024、‘Inab Baladi, January 26, 2024、Reuters, January 26, 2024、SANA, January 26, 2024、SOHR, January 26, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県ラサーファ市近郊の砂漠地帯を爆撃するなか、シリア軍と国防隊が同地でダーイシュと激しく交戦(2024年1月25日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がラサーファ市近郊の砂漠地帯を爆撃するなか、シリア軍と国防隊が同地でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続(2024年1月25日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月25日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024、Suwayda 24, January 25, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県北部のシリア軍陣地をドローンで爆撃(2024年1月25日)

アレッポ県では、ANHA(1月25日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村にあるシリア軍の陣地1ヵ所を無人航空機(ドローン)1機で爆撃した。

トルコ軍はまた、マーリキーヤ村に対しても爆撃を行った。

トルコ軍はさらに、シリア国民軍とともにタナブ村にあるシリア軍の陣地1ヵ所を狙って砲撃を行い、シリア軍兵士1人が負傷した。

このほかにも、トルコ軍は、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーラーン村、ハルビーサーン村を爆撃した。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024などをもとに作成。

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アスタナ21会議が閉幕:ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使は「ロシア、イラン、そしてトルコは、米国の不法駐留がシリア不安定の主な原因であるという意見で一致している」と述べる(2024年1月25日)

カザフスタンの首都アスタナで24日から開催されていたアスタナ21会議が閉幕声明を採択し、2日間の日程を終了した。

会議の保証国であるロシア、イラン、トルコが発表した閉幕声明の骨子は以下の通り:

  • シリアの主権、統一、独立、領土の一体性、国連憲章を順守することを確認。
  • シリアに対して繰り返されるイスラエルの攻撃を国際法、国際人道法への違反、シリアの主権s侵害として非難、その停止を求める。
  • ゴラン高原占領拒否。
  • シリア主導による政治プロセスを通じた危機解決の重要性を確認。
  • テロ撲滅、シリア難民の自発的帰還にふさわしい環境の整備、シリア全土への人道支援。
  • シリアの主権、平和、領土の一体性に抵触する分離主義的アジェンダの阻止。
  • シリア国内でのテロ活動を非難。
  • イドリブ県の緊張緩和地帯での安定実現への取り組み継続。
  • シリアの主権と領土の一体性を維持したかたちでのシリア北東部の安全と安定の実現。「テロとの戦い」を口実とする違法な自治政府の樹立の拒否。
  • 石油資源の違法な盗奪反対。
  • シリアにおけるテロ、自治政府樹立に向けた違法なイニシアチブを支援する外国を非難。
  • シリア北東部における平和的デモ弾圧、徴兵、差別的な教育実施を非難。
  • 早期回復プロジェクトなどへの国連、および関連機関の支援増大を求める。
  • ガザ地区における人道危機への懸念を表明、イスラエル軍の攻撃停止の必要を確認。
  • 次回の会合を2024年下半期に実施することを合意。

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一方、ロシア政府代表団を率いるアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使は記者会見で、ロシア、イラン、そしてトルコは、米国の不法駐留がシリア不安定の主な原因であるという意見で一致していると述べた。

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SANA(1月24日付)が伝えた。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領が軍武装部隊の治安機関司令官会合を主催し、戦略的ビジョンに沿った行程表を策定(2024年1月25日)

軍武装部隊の治安機関の司令官会合が開催され、アサド大統領が議長を務めた。

司令官会合には、キファーフ・ムルヒム国民安全保障会議議長、アリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問が同席、治安部隊の任務およびテロ撲滅活動強化に向けた治安部門における再編、機関間の連携について議論がなされた。

会合では、国際情勢、地域情勢、そして国内情勢における課題や脅威に対処し、祖国および国民の安全、さらには武装部隊の安全を実現するための戦略的ヴィジョンに沿った行程表を策定した。

アサド大統領は会合において、テロ組織との戦い、祖国の安全と安定に危害を与えようとするセルへの持続的追跡における治安機関の積極的かつ予防的な役割を強調、市民とその安全が治安機関の活動において常に究極目標をなしていると指摘した。

AFP, January 25, 2024、ANHA, January 25, 2024、‘Inab Baladi, January 25, 2024、Reuters, January 25, 2024、SANA, January 25, 2024、SOHR, January 25, 2024などをもとに作成。

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