シリア大統領府は中国国慶節に合わせて中国国民に祝辞を送る(2023年10月2日)

シリア大統領府は国慶節(10月1日)に合わせて中国国民に祝辞を送り、愛国的なアイデンティティを維持し、国を愛する中国国民によって中国が達成した大いなる進歩を高く評価した。

SANA(10月2日付)が伝えた。

AFP, October 2, 2023、ANHA, October 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2023、‘Inab Baladi, October 2, 2023、Reuters, October 2, 2023、SANA, October 2, 2023、SOHR, October 2, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

駐チュニジア・シリア大使に任命されたムハンマド・ムハンマド氏がアサド大統領の前で就任宣誓(2023年10月2日)

駐チュニジア・シリア大使に任命されたムハンマド・ムハンマド氏がアサド大統領の前で就任宣誓を行った。

SANA(10月2日付)が伝えた。

AFP, October 2, 2023、ANHA, October 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2023、‘Inab Baladi, October 2, 2023、Reuters, October 2, 2023、SANA, October 2, 2023、SOHR, October 2, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダイル・ザウル民政評議会と政府の支配地でダーイシュのスリーパーセルによる攻撃が発生(2023年10月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装グループがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)支配下のアブー・ハマーム市で男性1人を機関銃で撃ち、殺害した。

ダーイシュのスリーパーセルはまた、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のティーム油田の近くに設置されている国防隊の陣地複数ヵ所を襲撃、2人を殺害、3人を負傷させた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市近郊の砂漠地帯で交戦、シリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, October 2, 2023、ANHA, October 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2023、‘Inab Baladi, October 2, 2023、Reuters, October 2, 2023、SANA, October 2, 2023、SOHR, October 2, 2023、October 3, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ラタキア県を砲撃(2023年10月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村の森林地帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、東ガーリヤ町とムサイフラ町を結ぶ街道で、シリア軍パトロール部隊の車輌の通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人ば死亡した。

また、マアルバ町では、反体制武装集団の元司令官が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, October 2, 2023、ANHA, October 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2023、‘Inab Baladi, October 2, 2023、Reuters, October 2, 2023、SANA, October 2, 2023、SOHR, October 2, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年10月2日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

デモにはジュナイナ村、シャフバー町の住民らも参加した。

AFP, October 2, 2023、ANHA, October 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2023、‘Inab Baladi, October 2, 2023、Reuters, October 2, 2023、SANA, October 2, 2023、SOHR, October 2, 2023などをもとに作成。

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スワイダー県各所でデモ参加者がアサド大統領の写真やハーフィズ・アサド前大統領の像を撤去(2023年10月1日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

デモはまた、バーリク村、ワキム村、サルハド市でも行われ、バーリク村ではアサド大統領の写真、ワキム村ではハーフィズ・アサド前大統領の像、サルハド市では、デモ参加者はバースィル病院内のアサド大統領の写真、「バースィル病院」と書かれた入口の看板、ハーフィズ・アサド前大統領の像を撤去した。

一方、反体制組織のシリア旅団党の民間防衛局が、クライヤー町、ガーリヤ村、ズィービーン町、ラハー村、バルド村、ウンム・ルンマーン村、ヒルバト・アウワード村、マギール村で住民に対して人道支援物資を配給した。

AFP, October 1, 2023、ANHA, October 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2023、‘Inab Baladi, October 1, 2023、Reuters, October 1, 2023、SANA, October 1, 2023、SOHR, October 1, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県とアレッポ県でアンサール・タウヒード、シャーム解放機構がシリア軍兵士2人を殺害(2023年10月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村を砲撃した。

一方、新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードは、ミラージャ村近郊でシリア軍兵士1人を殺害、1人を負傷させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部のバスラトゥーン村近郊でシャーム解放機構がシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村で住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, October 1, 2023、ANHA, October 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2023、‘Inab Baladi, October 1, 2023、Reuters, October 1, 2023、SANA, October 1, 2023、SOHR, October 1, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県にあるシリア軍の拠点を砲撃、シリア軍兵士1人が死亡(2023年10月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがユーフラテス川西岸のシューラー村近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の拠点をRPG弾で砲撃、これによりシリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, October 1, 2023、ANHA, October 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2023、‘Inab Baladi, October 1, 2023、Reuters, October 1, 2023、SANA, October 1, 2023、SOHR, October 1, 2023などをもとに作成。

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ハンムーダ・サッバーグ人民議会議長が再選(2023年10月1日)

人民議会が第10回定例会第3回会合が招集され、ハンムーダ・サッバーグ議長が再選された。

またムハンマド・アクラム・アジュラーニー議員が副議長、サッルーム・サッルーム議員とマイサー・サーリフ議員が書記、ファーイザ・アズバ議員とムハンマド・スライマーン・アブラシュ議員が監査にそれぞれ選出された。

SANA(10月1日付)が伝えた。

AFP, October 1, 2023、ANHA, October 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2023、‘Inab Baladi, October 1, 2023、Reuters, October 1, 2023、SANA, October 1, 2023、SOHR, October 1, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=11,500シリア・ポンド、1ユーロ=12,157.80シリア・ポンドに引き下げたと発表(2023年10月1日)

シリア中央銀行は、1日付の送金為替速報で、1米ドル=11,500シリア・ポンド、1ユーロ=12,157.80シリア・ポンドに引き下げたと発表した。

SANA(10月1日付)が伝えた。

AFP, October 1, 2023、ANHA, October 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2023、‘Inab Baladi, October 1, 2023、Reuters, October 1, 2023、SANA, October 1, 2023、SOHR, October 1, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場で抗議デモが続くなか、サルハド市ではデモ参加者とバアス党員の合意に基づき党の支局が閉鎖、ワキム村ではデモ参加者がハーフィス・アサド前大統領の像を破壊(2023年9月30日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

デモは、スワイダー市マクワス地区、サルハド市、バーリク村、ワキム村、マラフ町でも行われた。

サルハド市では、デモ参加者とバアス党スワイダー支部サルハド支局の党員らとの合意に基づき、サルハド支局が閉鎖された。

スワイダー市マクワス地区では数百人が集まり抗議行動が行われた。

一方、ワキム村では、デモ参加者がハーフィス・アサド前大統領の像を破壊した。

AFP, September 30, 2023、ANHA, September 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2023、‘Inab Baladi, September 30, 2023、Reuters, September 30, 2023、SANA, September 30, 2023、SOHR, September 30, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ県ミラージャ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2023年9月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するアブー・バクル・スィッディーク旅団がザーウィヤ山地方のミラージャ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, September 30, 2023、ANHA, September 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2023、‘Inab Baladi, September 30, 2023、Reuters, September 30, 2023、SANA, September 30, 2023、SOHR, September 30, 2023などをもとに作成。

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親政権の武装集団が、ダイル・ザウル県アブー・ハマーム市などにあるシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃し、激しい戦闘に(2023年9月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、親政権の武装集団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のアブー・ハマーム市などにある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃し、激しい戦闘となった。

AFP, September 30, 2023、ANHA, September 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2023、‘Inab Baladi, September 30, 2023、Reuters, September 30, 2023、SANA, September 30, 2023、SOHR, September 30, 2023などをもとに作成。

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シリア政府は北・東シリア自治局の支配地との境界に位置するアレッポ県のターイハト・トゥワイマート村の通行所を再開(2023年9月30日)

『ワタン』(9月30日付、テレグラム版)は、治安筋の話として、シリア政府当局が北・東シリア自治局の支配地との境界に位置するアレッポ県マンビジュ市近郊のターイハト・トゥワイマート村の通行所を30日に再開し、人や物資の自由な往来を認めると伝えた。

通行所が2年あまりにわたって閉鎖されていた間、人や物資の往来は、ラッカ県のタブカ市に設置されている通行所を経由して行われていた。

北・東シリア自治局からの声明、対応は今のところない。

AFP, September 30, 2023、ANHA, September 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2023、‘Inab Baladi, September 30, 2023、Reuters, September 30, 2023、SANA, September 30, 2023、SOHR, September 30, 2023、al-Watan, September 30, 2023などをもとに作成。

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中国中央電視台がアサド大統領のインタビューを放送:「戦争が終わればシリア国民は国を復興させられる…。我々の地域はネオ・リベラリズムと過激主義という二つの脅威に直面している」(2023年9月29日)

中国中央電視台(CCTV、9月29日付)は、中国訪問中(9月20~28日)のアサド大統領に対して行ったインタビューを放映した。

また、大統領府はインタビューの映像(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/videos/1429610380936514/)を公開、SANAも映像とインタビューの全文(https://sana.sy/?p=1971926)を配信した。


https://youtu.be/a_M9DKmm41M

インタビューでのアサド大統領の発言は以下の通り。

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(2004年以来2度目となる公式訪問について)まず、今日はインタビューをして頂けることに感謝します、中国訪問について、我々は中国を訪問した19年前から今日までの間に、非常に大きな飛躍が見て取れる。比較しようとしても、それは難しいと言える。なぜなら、多くの変化があったからだ。当時、中国は世界の工場、世界の製品工場と呼ばれていた。だが、今日中国は創造性の工場であると言える。これが一つだ。一方、中国の国民について知られているのは、自分の国をとても愛しているということだ。どのような国民であれ祖国に対して常に誇りを持つのは当然だ。だが、非常に明らかなのは、中国の実績によって、この誇りがさらに大きなレベルに達したということだ。だが、私が注目したいのは、おそらくこれと同じくらいに重要なこと、功績の意義だ。あるいは、これよりも重要なことは、中国において変化しなかったものだ。ここが最大の課題だ。なぜなら、変化は常にネガティブな側面を伴うからだ。中国で変わらなかったもののなかでもっとも重要なのは文化だ。それは、中国という祖国、社会、習慣、伝統への帰属であり、これこそが最大の成功なのだ。
多くの国が技術的、経済的、さまざまな科学分野で発展することができる。だが、アイデンティティを維持できる国はほとんどない。今日の中国のアイデンティティは20年前と同じく明確だ。
(第19回アジア競技大会開会式にアサド大統領が出席したことに対するSNSでの反応について)もちろん、この瞬間のことは正確に覚えている。なぜなら、中国国民、あるいはスタジアムにいた中国の観客が、シリアのチームの入場を大歓声で迎えてくれた感動的な瞬間だからだ。つまり、このような状況は、それが自発的に生じた瞬間であるがゆえに、大きな意味がある。これこそが中国の国民なのだ。我々は、距離のせいで、感情的に互いが遠いい存在だと考えることもある。あるいは、別の言葉で言えば、あの瞬間は、中国とシリアが国民レベルで互いにに近い存在だったと言うに十分なものだった。だが、インターネットの利用者、そしてこのイベントそのものに関しても、彼らの関心と、我々が目にした非常に感動的なコメント、そしてシリアと中国の歴史的関係や現在の関係、シリアの現状についての知識、そしてシリアへの愛に対して感謝したい。だが、開会式そのものについて言いたいのは、式やSNSを通じて届いたメッセージが互いに交差し合い、リンクし合っているということだ。これが中国の偉大さ、中国の誇り、そして中国人の謙虚さなのだ。
(シリアと中国の戦略的パートナーシップ合意締結について)中国は今日、世界で非常に重要な役割を果たしている超大国だが、パートナーシップについて語る時、中国は新たな原則について語っており、覇権については語らない。それは世界の多くの国々において欠けているものだ。シリアに限らず小国は、こうしたパートナーシップ、こうした役割を必要としている。中国はこの役割を果たしている。なぜなら、中国は安全保障理事会やさまざまな国際フォーラムにおいて役割を果たし、政治的にシリアに寄り添ってきてくれた。さらに、美辞麗句抜きで明白な政治的立場を示してくれた。つまり、政治的側面が基本的に発展すれば、世界が直面している現状をめぐって、より広範な対話が当然のこととして行われることになる。我々にとって、経済的側面、開発といった側面は大きな関心事だ。なぜなら、シリアは現在、シリア国民を飢餓に追い込もうとする西側の過酷で危険な経済包囲に晒されているからだ。これは我々にとって重要な側面だ。それは我々が、中国の首脳らに対して提案した大きな主題の一つであり、そこには多くの側面がある。もちろん、中国はシリアに人道支援を提供し、苦難を軽減するうえで重要な役割を果たしている。我々はさまざまな主題を示した。ダマスカスに戻ったら、これらの主題を実施に向けた行動計画に転じるための仕組みを策定するための会合が行われるだろう。
(習近平国家主席との会談で、シリア側が中国の開発の経験を学ぶ姿勢を示したことに関して)まず、工業関連のプロジェクトにおいて、共同プロジェクトや、中国の経験とシリアの経験を擦り合わせが行われるべきだ。なぜなら、第1に、過去数十年前の中国の状況は、第三世界の多くの諸国の状況と似ているからだ。また、第2に、社会的概念や価値観が開発プロセスにおいて基本的な役割を果たすからだ。技術開発と社会状況を切り離すことはできない。それゆえ、多くの面で中国の経験から恩恵を受けられる。おそらく、西側諸国から同じように恩恵を得ることはできないだろう。我々、そして多くの域内諸国が、西側の取り組みの恩恵を受けようとしてきたし、今もしている。だが、それは失敗しただけでなく、さまざまな実験や模倣の結果、それらの国々に悪影響を及ぼしてしまった。
(シリアが2022年1月に一帯一路構想への参加を宣言したことについて)一帯一路構想を、習近平国家主席が提案する他の構想、つまりグローバル地球文明、グローバル開発、グローバル安全保障といった構想から切り離すことはできない。なぜなら、安全保障なくして開発はあり得ず、国家間の関係において、文明、道徳、文化といった側面を維持しなければ、発展も安全もあり得ないからだ。発展が他国のアイデンティティを打ち砕くことを意味してはならない。それは不可能だ。それゆえ、このイニシアチブが中国のイニシアチブだとは言いたくない。それはグローバルなイニシアチブになったと言いたいからだ。一帯一路は現在進められているこうしたイニシアチブのなかでもっとも重要な実践だ。だが、これを実行する機関を探し、他の機関と交流させる必要がある。これらのイニシアチブは、こうした機関とともに、世界レベルでの現実的な実践に向けたネットワークを構築していくのだ。
(紛争で疲弊した現在のシリアへの評価について)戦争は終わっていない。我々は今も戦争の真っ最中だ。だが、ここで言っておきたいのは、歴史が記されるようになって以来、古代史を通じて、地理的要衝としてのシリアは侵略の回廊だった。占領者が来る度に、都市を破壊していった。これがシリアの歴史だ。だが、シリアは常に再建されてきた。戦争が終わり、包囲が終わったら、シリア国民は確実に国を再建することができる。問題は、社会的影響が生じるかもしれないということだ。物質的に何かを失っても、それは再建できる。だが、知的、あるいは文化的にものを失うと、それは消えてしまい、戻ってはこない。今、我々の地域は、この戦争によって二つの脅威に直面している。米国で生まれた西側のネオ・リベラリズム、そして過激主義という脅威だ。社会は、この二つの害悪の発生を前にしている。それは異なって見えるが、実際は一つだ。我々が今注目しているのは、第1に価値観を、そして帰属を維持することだ。なぜなら、それらは自らの社会や祖国を築くのに役立つからだ。我々がこれらの価値観を失えば、誰が移民し、誰も自分の国を守ったり、社会に役立つことをしたりはしなくなるだろう。
それは大きな障害だ。これまでに何度も言ってきたが、外国の干渉を排除できれば、複雑に見えて、実は複雑ではないシリア問題は、数年ではなく数ヵ月で解決できるだろう、この言葉は事実だ。
(電力、燃料の不足について)テロリストに占領されているシリア北東部は、まさに米国が監視している地域だ。だから、問題は窃盗だけではない。テロリストと利益を分け合うために協力し合っていることが問題なのだ。超大国がテロリストと提携するのが問題だ。これがシリアの現実なのだ。だから、我々はこの地域で石油と小麦を失っている。我々はかつては小麦の輸出国だった。今では僅かな小麦しかない。電気もない。電気のない生活などあり得るのか? もちろん、最低限の電気はある。だがこれでは十分ではない。
現状はもちろん、良くない、あるいは悪い。悪い状況だと明言したい。なぜなら、シリア人にとって現在の問題は、生活の問題、つまり、経済状況にかかわる生活の問題なのだ。苦難は増大している。世界の様々な国々と常に正常な関係を保ってきたシリア国民の能力が低下しているのだ。貿易、文化、知識、その他すべてを彼らと交換できるようにすることが必要なのだ。これは、国が繁栄を続けるために必要な交流です。西側諸国によって、これまで以上に閉塞感が強まっている。だが、これは我々が何もできないことを意味しない。これが今回の訪問の主題の一つだった。友好国による生活への基本支援は必ずしも援助を通じて行われるものではない。援助は人道的理由によって行われる。だが、私が言いたいのは、門戸を広げるための支援だ。それによって、古の能力を有するシリア国民は国を築き、交流し、発展し、繁栄できるようになる。我々はこれらの能力を持っている。欠けてはいない。この種の経済的、政治的、文化的関係によって、我々の前に門戸が開かれ、我々は再始動できるのだ。
(シリアの復興について)復興が実現すれば、シリアには非常に素晴らしい未来が待っている。私は仮説や希望、期待に基づいて話しているのではない。戦前の状況に基づいて話しているのだ。戦前、シリアの成長率は最高で7%近くのレベルに達してた。これは、能力が限られている国としては非常に数値だ。債務もなかった。我々は債務国ではなかった。かつては債務を抱えていたが、直接返済した。十分な小麦があり、多くの国に輸出していた。戦争が始まっても、我々は野菜や果物を輸出し、産業を発展させていた。だから、自信を持って言える。戦争が終わり、シリアが復興すれば、シリアは戦前よりもはるかに良くなると。
もちろん、我々は現在、戦争や封鎖に関連した国内の課題に直面している。さらに、世界経済に関連した国外の課題、コロナ禍の影響、ウクライナでの戦争の影響に関連する外部の課題にも直面している。これらすべてが、ドルへの関心を高めるとともに、物価上昇を引き起こし、その結果、すべての国にとって困難が増大した。こうした状況に対する基本的な処方箋は、もちろんシリアだけでなく、すべての国が、ドル取引から他の通貨、特に人民元による取引に移行することだ。
(中東の和平や安定における中国の役割について)サウジアラビアとイランの和解については、予期していなかった大きな成果で、非常に嬉しい驚きだった。なぜなら、この問題は、我々の地域では40年以上前から続いており、しかも複数の当事者間で複数の問題を引き起こすという西側、とくに米国の(政策)モデルを代表していたからだ。米国は、自国の利益を達成するためにこれらの当事者を脅迫する。その代償は誰が支払うのか? 脅迫された国とそれらの国がある地域なのだ。
(中国による)この取り組みは、単なる二者間の和解ではない。敵だった相手どうしが友人になるとしよう。問題は安定の問題だが、それは一側面に過ぎない。この側面は、中東にいる我々全員に良い効果をもたらすのだ。なぜなら、この問題によって、我々は数十年にわたって代償を払わされてきたからだ。我々は今日、このことに関して安堵を感じている。一方、中国がこの和解を発表したということは、政治が、西側の空虚な言葉、演説、プロパガンダではなく、行動によっていることを意味するものだ。真の政治的行動、真の成果がそこにはあった。
(グローバル開発、グローバル開発、グローバル文明構想への評価)我々は、常に目にしている通り、中国が政治的役割を果たし続けることを期待している、なぜなら、我々が述べたように、この政治的役割は、安定を生み出そうとするグローバル安全保障イニシアチブを含む取り組みと切り離せないからだ。我々はこれらのイニシアチブを新たな世界への基礎だと見ている。我々が生きているこの時代は、古い世界から新しい世界への移行期だと見ている。の時代だと言いたい。だが、ここでいう古い世界とは数千年前を意味しているのではない。15世紀のアメリカ大陸発見に伴う植民地主義の時代に始まった古い世界を指している。それ以来、今日に至るまで、6世紀にわたる植民地支配、殺人、略奪が行われてきた。これに対して、これらのイニシアチブは何を意味するのか? 今日の世界の政治は、他人を犠牲にして利益を得たり、人を殺したり、占領したりするものではない。我々が必要としている政治、あるいは新しい政治とは、道徳に基づいた政治、協力に基づいた政治、原則に基づいた政治、相互利益に基づいた政治なのだ。それゆえ、新たな世界に即した原則が、古い世界に徐々に取って代わると言いたいし、そう見ている。
(これまでの苦難における精神の支えは何だったかとの問いに対して)世界の大国、富裕国、強国が敵となっている時、国民だけが自分を持ちこたえさせてくれる。こうした状況で国民が自分とともにいてくれないのなら、他の何ものも戦争を戦うなかでこうしたインスピレーションを与えてはくれない。戦争が軍事的な戦闘である時も、今日のように経済的なものである時もだ。個人レベルで言うと、それは、どんなに困難な状況でも、それを乗り越えるためにしっかりと団結し、国を守り、維持しようとする家族だった、を固守するのは、団結した家族である。これがもっとも重要な理由、あるいは要素だった。
(子供の養育について)シリア社会は、一部の人がイメージさせようとしているものとは異なり、総じて開明的な社会だ。それは歴史に由来する。同じ場所に異なった文明が存在する場合、人は開明的にならねばならない。こうした環境が我々の家族の環境で、それは他のシリア人の家族も同じだ。私と家族、あるは両親と私の関係で違うのは、世界情勢の変化だ。両親の時代、つまり私が若かった頃は、SNSはおろか、衛星放送もなかった。それゆえ、シリアの文化、思想、国民性への外部からの影響は非常に限られていた。リスクはなかった。今はまったく逆だ。だから、私と子供たちの基本的な関係は、まず価値観、つまりは西洋的な価値観ではない集団の価値観、個人の価値観、さらには主にアイデンティティの維持に基づく愛国的価値観、発展する能力、他の文化と交流しつつも国民性を維持する能力、を重視して構築されていった。これが、今日我々が家族として子供たちと直面している課題だと考えている。
(子息が中国語を学んでいるのかとの問いに対して)はい、彼(息子)は7、8年前、あるいはそれ以上前だが、戦争当初中国語を学んでいた。もちろん、中国の基礎をだ。当初は深くは考えていなかったようだが、誰からの影響という訳でもなくこの言語(中国語)を選んだ。彼は言語や文化など、自分から非常に遠いものについて学びたいと考えていた。
(今回の中国訪問の成果について)今回の訪問において、我々は、過去10年間に中国が経済発展、政治・開発イニシアチブを通じて果たしてきた大きな役割、そして我々の訪中に際しての習近平国家主席の役割から成果を得ようとした。非常に実りの多い訪問だったと言えるし、どの基準に照らしても本当に成功した訪問だったと思う。

SANA(9月29日付)が伝えた。

AFP, September 29, 2023、ANHA, September 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2023、‘Inab Baladi, September 29, 2023、Reuters, September 29, 2023、SANA, September 29, 2023、SOHR, September 29, 2023などをもとに作成。

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国防省はラタキア県とアレッポ県の農村地帯で「テロ組織」のドローン3機を撃墜したと発表(2023年9月29日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、ラタキア県とアレッポ県の農村地帯で「テロ組織」の無人航空機(ドローン)3機を撃墜したと発表した。

声明によると、うち2機はラタキア県北部、1機はアレッポ県西部で撃墜、シリア軍はまた同地にあるこれらの組織の複数の指揮所を砲撃、これによりアレッポ県西部でアブー・マルワーン・アッズーらを含むテロリスト多数を殺傷、四輪駆動車1輌を破壊した。

https://youtu.be/QtWQKHChDqI

SANA(9月29日付)が伝えた。

AFP, September 29, 2023、ANHA, September 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2023、‘Inab Baladi, September 29, 2023、Reuters, September 29, 2023、SANA, September 29, 2023、SOHR, September 29, 2023などをもとに作成。

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親政権民兵がダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸から東岸を砲撃(2023年9月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、親政権民兵がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸から、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にある東岸のシュハイル村のシャバカ学校を砲撃した。

シャバカ学校は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が指揮所として使用しており、この砲撃と合わせて、親政権民兵、地元の武装集団とシリア民主軍の間で銃撃戦が発生した。

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ANHA(9月29日付)は、バッカーラ部族に所属するマナースィラ氏族が声明を出し、ダイル・ザウル県の治安と安定の回復をめざすシリア民主軍への支持を表明したと伝えた。

AFP, September 29, 2023、ANHA, September 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2023、‘Inab Baladi, September 29, 2023、Reuters, September 29, 2023、SANA, September 29, 2023、SOHR, September 29, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く一方、ダルアー県でも同様のデモ(2023年9月29日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

デモには、スワイダー県南部、南東部からサイル広場を訪れた数百人が参加した。

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シリア人権監視団によると、ダルアー県のダルアー市ダルアー・バラド地区、カラク村でも同様のデモが発生した。

AFP, September 29, 2023、ANHA, September 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 29, 2023、‘Inab Baladi, September 29, 2023、Reuters, September 29, 2023、SANA, September 29, 2023、SOHR, September 29, 2023などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人はアサド大統領とともに、タルトゥース県タルトゥース市にある殉教者子息のためのダール・アマーン学校を訪問(2023年9月28日)

アスマー・アフラス大統領夫人はアサド大統領とともに、タルトゥース県タルトゥース市にある殉教者子息のためのダール・アマーン(安全の館)学校を訪れ、生徒たちと交流した。

https://youtu.be/OZtQMjG_CtM

 














SANA(9月28日付)が伝えた。


AFP, September 28, 2023、ANHA, September 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2023、‘Inab Baladi, September 28, 2023、Reuters, September 28, 2023、SANA, September 28, 2023、SOHR, September 28, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領はラタキア県ラタキア市のウマル・ブン・ハッターブ・モスクでの預言者生誕祭の祝典に出席し、午後の集団礼拝に参加(2023年9月28日)

アサド大統領は、宗教関係省がラタキア県ラタキア市のウマル・ブン・ハッターブ・モスクで主催した預言者生誕祭の祝典に出席し、午後の集団礼拝に参加した。

集団礼拝は、アサド大統領のほか、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣、イスラーム教法曹界の要人、政府・議会高官、バアス党幹部らが出席、サイイド宗教関係大臣は、説教のなかで以下の通り述べた。

預言者のメッセージは、慈悲のメッセージであり、残虐行為、殺人、テロリズム、破壊、ブービートラップ、妨害行為、あるいは正義の道を逸脱した政治的イスラームが主張していることではない。それは、信仰、価値観、祖国、国民への忠誠のメッセージだ。アッラーの使徒が遣わしてくれた価値観のなかでもっとも重油なのは、正義、平等、対話への呼びかけ、知恵、戒めだ。
シリアは、軍と国民の勇気と犠牲、そして指導者であるアサド大統領の知恵によって持ちこたえた。我々は大統領の無事をアッラーに感謝し、祖国と国民のため彼を支えるようアッラーに願っている。我々は、中国から帰国してからわずか数時間で、このモスクで彼を目にし、最上の忠誠の姿を目にしている…。私はこれからもあなたの国民に忠誠を尽くします。あなたの国民もあなたの忠誠を尽くすでしょう。私は殉教者、そして国の負傷者、そしてあなたが掲げる忠誠、道徳、そしてウルーバに忠誠を尽くします。














SANA(9月28日付)が伝えた。

AFP, September 28, 2023、ANHA, September 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2023、‘Inab Baladi, September 28, 2023、Reuters, September 28, 2023、SANA, September 28, 2023、SOHR, September 28, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県ザーウィヤ山地方のカンスフラ近郊でシリア軍のドローン1機を撃墜(2023年9月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がザーウィヤ山地方のカンスフラ近郊でシリア軍の無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。

一方、シリア軍は、カンスフラ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のトゥーハール村を砲撃した。

AFP, September 28, 2023、ANHA, September 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2023、‘Inab Baladi, September 28, 2023、Reuters, September 28, 2023、SANA, September 28, 2023、SOHR, September 28, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年9月28日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, September 28, 2023、ANHA, September 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2023、‘Inab Baladi, September 28, 2023、Reuters, September 28, 2023、SANA, September 28, 2023、SOHR, September 28, 2023などをもとに作成。

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国連安保理でシリア情勢への対応を協議するための会合開催:9月19日に再開された越境(クロスボーダー)人道支援で貨物車輌65輌がシリアに物資を輸送(2023年9月27日)

国連安保理でシリア情勢への対応を協議するための会合が開かれた。

会合では、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表が、スワイダー市で続く抗議デモなどシリアの現状について言及、同国経済が「自由落下」していると警鐘を鳴らした。

一方、エデム・ウォソルヌ人道問題調整局運営・権利擁護担当官は、国連安保理決議第2672号の失効に伴う越境(クロスボーダー)人道支援の終了後の状況について説明、9月19日にイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所経由での支援再開以降、貨物車輌65輌が医療物資、食料物資などをシリアに輸送したとしつつ、シリアへの支援が2023年のシリアへの人道対応計画が定めた予算の30%にも達していないと警鐘を鳴らした。

米国のリンダ・トマス=グリーンフィールド国連大使は、シリア政府には人道支援を操作してきた歴史があると主張、米主導の有志連合が違法に占領するヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプへの国連の立ち入りを拒否してきたと避難、測定可能な解決策に向けて具体的な進展が見られるまで、シリアへの制裁を継続すると表明した。

ロシアのドミトリー・ポリャンスキー国連大使は、バーブ・ハワー国境通行所が2024年3月13日までは開放されるだろうとしたうえで、シリアの一部地域における情勢不安が米政府とその同盟国の外部介入によるものだと非難した。

また、米国がシリアで原油を略奪し、シリアの石油部門に推定1152億米ドルの損失をもたらしたと指弾した。 バッサーム・サッバーグ外務在外居住者副大臣は、米国による違法且つ不当な部隊駐留と「分離主義民兵」への支援を非難、理事会に対して、石油部門の損失に対する責任を負って、米国に賠償を支払わせる義務があることを保証するよう求めた。

また、米国とEUがシリアに課ししている経済制裁と一方的な強圧措置について、シリア国民に貧困をもたらし、未曾有の経済的・人道的苦痛を与えていると非難した。

その一方、国連主導による対話プロセスに向けたペデルセン氏の調整を引き続き支援しており、その努力によって制憲委員会の会合ができるだけ早く再開されることを期待していると付言した。

AFP, September 28, 2023、ANHA, September 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2023、‘Inab Baladi, September 28, 2023、Reuters, September 28, 2023、SANA, September 28, 2023、SOHR, September 28, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県、ラッカ県、ハサカ県を砲撃、住民1人が死亡、シリア軍兵士複数が負傷(2023年9月27日)

アレッポ県では、ANHA(9月27日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村一帯、バイルーニーヤ村一帯を砲撃、これによりシリア軍兵士4人(シリア人権監視団によると、2人)が負傷した。

これに対して、シリア軍もトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市一帯を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(9月27日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のハドリヤート村を砲撃、これにより住民1人が死亡、2人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(9月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, September 27, 2023、ANHA, September 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2023、‘Inab Baladi, September 27, 2023、Reuters, September 27, 2023、SANA, September 27, 2023、SOHR, September 27, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とハマー県を爆撃(2023年9月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるハルーバ村一帯を爆撃した。

また、シリア軍はアーフィス村一帯を砲撃、これにより住民3人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるアンカーウィー村を爆撃した。

イドリブ県とハマー県に対するロシア軍の爆撃は3回に及んだ。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、空軍情報部のパトロール部隊がムサイフラ町と東ガーリヤ町を結ぶ街道で若い男性2人に発砲、1人を殺害、1人を負傷させた後に逮捕した。

AFP, September 27, 2023、ANHA, September 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2023、‘Inab Baladi, September 27, 2023、Reuters, September 27, 2023、SANA, September 27, 2023、SOHR, September 27, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県タッル・タムル町近郊のウンム・ハイル村入口に設置されている検問所に配置されているシリア軍部隊が、同地を通過しようとした米軍の車輌4輌からなる車列の通行を阻止(2023年9月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・ハイル村入口に設置されている検問所に配置されているシリア軍部隊が、同地を通過しようとした米軍の車輌4輌からなる車列の通行を阻止、これを退却させた。

車列はヘリコプター2機の護衛を受けていた。

AFP, September 27, 2023、ANHA, September 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2023、‘Inab Baladi, September 27, 2023、Reuters, September 27, 2023、SANA, September 27, 2023、SOHR, September 27, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年9月27日)

スワイダー県では、バラディー・ニュース(9月27日付)などによると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, September 27, 2023、ANHA, September 27, 2023、Baladi News, September 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2023、‘Inab Baladi, September 27, 2023、Reuters, September 27, 2023、SANA, September 27, 2023、SOHR, September 27, 2023などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人が北京外国語大学を訪れ対話集会に出席、諸国民の愛国的文化が抹殺の試みに直面していると警鐘を鳴らす(2023年9月26日)

アスマー・アフラス大統領夫人は北京外国語大学を訪れ、同大学で開催された対話集会に出席、愛国的文化がさまざまな抹殺の試みに直面していると警鐘を鳴らした。

対話集会は、言語や、人道や文化にかかる国家間の関係を題材としたもので、教職員、学生、アラブ諸国など諸外国の大使らが出席するなかで行われた。








アスマー夫人と学生、教師らとの対話では、シリアと中国を、道徳、文化、人道、愛国といったレベルで結びつける共通の概念や原則、そしてこれらのレベルにおいて言語が架け橋の役割を果たしてきたことについて意見が交わされた。

また、シリアと中国を結びつけている関係、文化と芸術が人道に果たす役割、文化遺産とアイデンティティを保護することの責務、政治的課題、両国民をつなぐスポーツなどについても議論は及び、学生らからはシリアをより深く知ろうとする質問が寄せられた。

対話集会のなかで、アスマー夫人は以下の通り述べた。

https://youtu.be/stARk7itLGI

現在も人が暮らす史上最古の首都ダマスカスから、最古の文明の首都北京へ、世界初のアルファベット発祥の地シリアから、もっとも古く、もっとも多様な言語と方言の一つのくに中国へ。私は今日、あなた方とここにいます。私は感謝と誇りの気持ちでいっぱいです。皆さんが私にして下さったおもてなしに感謝します。また、私の母語で今日皆さんに話すことができること、そして皆さんの素晴らしい理解力を誇りに感じています。
北京にあるもっとも重要で、もっとも古い大学の一つでみなさんの前でアラビア語で話すことは、私たちを歴史的、そして文化的に結び付けてきた確固たる関係を反映しています。その関係は、数千年前にシルクロードのキャラバンが中国とシャームのくにぐにの間を旅して以来のものです。ですから、私たちが今日ここで、アラビア語の教授について深く、そして情熱をもって話す時、私たちは文法や単語の学習ではなく、太古の昔から私たちの二つの文明が共有してきた社会的・文化的多様性の一部をなす言語について話したいと思います。
疑う余地なく、私たちはみな、諸国民の愛国的な文化を抹殺しようとするさまざまな試みに直面しています。それは、さまざまな手段で行われますが、内容は同じです。それは、発展や近代化といったタイトルがつけられていますが、内容は、アイデンティティ、帰属(意識)を溶解させようとするものです。これを達成するための最大の武器が、諸国民の母語に打撃を与え、母語を守ろうとする人を遅れているとみなすことです。
言語を占領するという行為は、意識を占領する最短の方法です。そしてそれは、独自の決定を占領し、コミュニティを破壊し、そのアイデンティティや個性を消し去ります。私たちが今日目の当たりにしているハイブリッド言語という歪んだモデルは、ネオ・リベラリズムの一形態以外の何ものでもありません。セクシャリティを改ざん、ハイブリッド化することで第3のセクシャリティを創造するのと同じように、言語を改ざん、ハイブリッド化し、第3の種を創造しようとするものです。どちらの行為も、道徳的退廃から、人間の法性に反し、健全な家族観から逸脱した概念を押し付けようとするところまで、ネオ・リベラリズムの基礎、本質をなしています。
言語は、刷新や他者とのコミュニケーション、最新の科学や概念への対応なくして生きることはできません。言語とは人間に活力を与えます。人間は社会的な生物で、孤立して一人で成長することはありません。ですから、母語を誇りに思い、国民の文化遺産を守り、復活させようという呼びかけは、他文化から孤立しようとする呼びかけを意味しません。むしろ逆で、それは、一方の手で自らの起源を守り、もう一方の手で他者と知的および文化的にコミュニケーションすることを呼びかけるものです。諸国民に対して門戸を開き、自らと他者を尊敬することが人類の成長と幸福につながります。これが中国が10年前に立ち上げた一帯一路構想の本質なのです。
おそらく、中国が経験したことのなかでもっとも印象的なのは、中国とその国民が驚くべき技術的および科学的発展を達成するなかで、固有の文化・文明的な個性を守り続け、文化遺産を守り、言語とアイデンティティを維持していることでしょう。従属なき発展、溶解なき文明化、国民的尊厳を完全なかたちで伴った経済発展のモデルなのです。
ここに、みなさんの名門大学のアラビア語学科を含む学術・文化機関の役割があります。この演壇に立つ時、中国におけるアラビア語の精神的な父であるアブドゥッラフマン・ナージューン教授に敬意を表さずにはいられません。最古のアラブ科学学院であるダマスカスのアラビア語学院の拡充に向けた、その他の中国の有識者のみなさんの努力にも謝意を示さずにはいられません。そして、もちろんシリアの作家で詩人のサラーマ・ウバイド氏のことも忘れていません。彼は中国の優れた教授の方々や多くのシリアの文化人とともに、最初のアラビア語・中国語辞書を編纂したほか、多くのシリア文化人たちです。
自らの文化と人類の歴史を守り、自らのアイデンティティと言語を誇りとし、服従と従属を拒否する古からの国々は、数千年前から今日にいたるまで植民地主義者によって狙われてきました。私の国シリアもそうで、その存在、自決権を守り、自らの文化遺産を破壊から守り、誇りと信念を持ち続ける人々を守るために戦争を行い、今も戦っています。人々は、破壊されたものを再建し、焼かれたものを植え直し、現在がどれほど困難であっても、明るい未来を切望しています。
この科学的・文化的な場から、何百人もの外交官、大使、政治顧問が輩出されました。私たちは、国際社会において私たちに寄り添い、独立国に対して今も続けられている計略を阻止することに貢献してくれた中国にただただ感謝しています。
私の母語であるアラビア語に対する皆さんの愛情と、それを学ぼうとする情熱、そして今日、私たちがアラビア語でコミュニケーションできることに感謝します。言語は私たちの二つの文明を古くから結び付けてきた道です。この道は今日、発展と近代化を遂げる子供たちの明るい未来に向いています。しかし、原則や道徳において妥協することなく、言語はコミュニティに誇りと尊厳が与えます。疑う余地なく、中国とシリアは大いなる誇りと尊厳を担っています。

また、アスマー夫人は学生からの質問に対して次のように答えた。

中国において変わることがないのは、中国の人々の自国に対する誇りとアイデンティティを守ろうとする姿勢です…。中国にとって最大の特徴とは、急速な成長を遂げながらも、中国自身の原則や文化を棄てていないことです。

学生らはまた、シリアにおける女性や若者の役割、社会の成長が直面する課題、遺跡の破壊するテロの試み、遺跡保存の方法などについての質問を行い、両国の文化・知的交流の強化や、覇権主義、傲慢主義、利己主義を排除して社会を発展させるには、諸外国が力を合わせて主権を維持し、それぞれの原則を尊重し、他者の文化や個性を尊重することの必要を認識した。

アスマー夫人は以下の言葉で自らの発言を締めくくった。

中国で、原則や人道があるべき地位を回復させる新たな世界が幕を開けようとしています。

SANA(9月26日付)が伝えた。

AFP, September 26, 2023、ANHA, September 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 26, 2023、‘Inab Baladi, September 26, 2023、Reuters, September 26, 2023、SANA, September 26, 2023、SOHR, September 26, 2023などをもとに作成。

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サッバーグ外務在外居住者副大臣は第78国連総会で一般討論演説:「今日の世界が抱える深刻な課題が、多極的な新世界秩序の構築に向けた加盟国間の協力を不可欠にしている」(2023年9月26日)

バッサーム・サッバーグ外務在外居住者副大臣は第78国連総会で一般討論演説を行った。

演説のなかで、サッバーグ外務在外居住者副大臣は、破壊的紛争の勃発、占領の継続、テロ拡散といった今日の世界が抱える深刻な課題が、多極的な新世界秩序を構築し、国際関係の均衡を実現するための加盟国間の協力を不可欠にしていると述べた。

また、シリアに関しては、世界の国々のなかでもっとも安定し、繁栄を実現してきたにもかかわらず、対テロ戦争を科されることで状況は一変し、人道危機がもたらされただけでなく、テロの脅威にも匹敵する西側諸国の一方的な措置が人道危機を深刻かさせていると指摘、テロ支援や制裁措置の即時解除を求めた。


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これに先立って、サッバーグ外務在外居住者副大臣は、国連本部でロシアのセルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣と会談、両国の戦略的関係強化の方途などについて意見を交わした。

サッバーグ外務在外居住者副大臣はまた、デニス・フランシス国連総会議長と会談、持続的開発にかかる諸目的を実現するうえでの課題について説明した。

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SANA(9月26日付)が伝えた。

AFP, September 26, 2023、ANHA, September 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 26, 2023、‘Inab Baladi, September 26, 2023、Reuters, September 26, 2023、SANA, September 26, 2023、SOHR, September 26, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=11,200シリア・ポンド、1ユーロ=11,860.80シリア・ポンドに引き下げたと発表(2023年9月26日)

シリア中央銀行は、26日付の送金為替速報で、1米ドル=11,200シリア・ポンド、1ユーロ=11,860.80シリア・ポンドに引き下げたと発表した。

SANA(9月26日付)が伝えた。

AFP, September 26, 2023、ANHA, September 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 26, 2023、‘Inab Baladi, September 26, 2023、Reuters, September 26, 2023、SANA, September 26, 2023、SOHR, September 26, 2023などをもとに作成。

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