反体制武装集団(イスラーム軍)が前日に引き続きダマスカス県マッザ区などを砲撃する一方、ロシア軍と思われる戦闘機がイドリブ市中心街を爆撃し50人死亡(2016年9月10日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ86地区とアッシュ・ウルール地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲が着弾し、複数の住人が負傷した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月10日付)によると、イドリブ市中心街の市場が空爆を受け、49人が死亡、100人以上が負傷した

ARA News(9月10日付)によると、ARA News(9月10日付)によると、空爆を実施したのはロシア軍戦闘機で、25人が死亡、30人が負傷したという。

また、シリア人権監視団によると、死者は58人。

一方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がサルジャ村、マクバラ村、ナージヤ村でファトフ軍と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市マイサル地区、スッカリー地区(クドス病院一帯)、ハラービラ地区、カーディー・アスカル地区、サーリヒーン地区、フィルドゥース地区、マルジャ地区、バーブ・ハディード地区、バーブ・ナスル地区、カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区を空爆し、多数が死傷した。

戦闘機はまたカフルナーハー村を空爆した。

一方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍が反体制武装集団と交戦の末、アレッポ市南部アーミリーヤ地区内の4ブロックを新たに制圧した。

シリア軍はまた、フライターン市、アルド・マッラーフ地区農場地帯、ハーン・トゥーマーン村一帯を空爆した。

これに対して、反体制武装集団はアレッポ市マシャーリカ地区、サイイド・アリー地区を砲撃し、4人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がザバダーニー市東部の山岳地帯を空爆、またシリア軍がマダーヤー町を狙撃した、

さらにドゥーマー市でも戦闘機が空爆を行い、4人が死亡した。

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ハマー県では、ARA News(9月10日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市を砲撃し、反体制武装集団戦闘員2人を含む6人が死亡した。

一方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がウカイリバート町、マアルダス村西部、スーラーン市、カウカブ村西部、マアーン村北部、バッザーム丘、フライフィル丘、ナースィリーヤ丘、ラターミナ町南部でファトフ軍と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がダルアー市シャーミー農場北部、ダーイル町東部、西ガーリヤ村橋北西部で、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月9日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1193件。

AFP, September 10, 2016、AP, September 10, 2016、ARA News, September 10, 2016、Champress, September 10, 2016、al-Hayat, September 11, 2016、Iraqi News, September 10, 2016、Kull-na Shuraka’, September 10, 2016、al-Mada Press, September 10, 2016、Naharnet, September 10, 2016、NNA, September 10, 2016、Reuters, September 10, 2016、SANA, September 10, 2016、UPI, September 10, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル市一帯でシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2016年9月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ブガイリーヤ村でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍が同地一帯を空爆した。

またダーイシュはダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、複数人が死傷した。

一方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がサルダ山一帯、ダイル・ザウル市南部のパノラマ交差点一帯、第137連隊基地一帯、バルーク丘西部でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

これに対して、ダーイシュはダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、7人が死亡した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(9月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官の一人でサラージカ旅団司令官のハーニー・ムッラー氏がラッカ市北部のハマーム・トゥルクマーン村でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で負傷し、死亡した。

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ヒムス県では、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がシャーイル油田一帯、第3石油輸送ステーション(T3)一帯、フナイフィース村、ムシャイリファ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, September 10, 2016、AP, September 10, 2016、ARA News, September 10, 2016、Champress, September 10, 2016、al-Hayat, September 11, 2016、Iraqi News, September 10, 2016、Kull-na Shuraka’, September 10, 2016、al-Mada Press, September 10, 2016、Naharnet, September 10, 2016、NNA, September 10, 2016、Reuters, September 10, 2016、SANA, September 10, 2016、UPI, September 10, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市東部と同市南部郊外を結ぶラームーサ地区の街道を開放し、住民の往来を許可(2016年9月9日)

アレッポ県では、イフバーリーヤ・チャンネル(9月9日付)は、シリア軍がアレッポ市東部地区とアレッポ市南部郊外を結ぶラームーサ地区の街道の安全を確保し、「数時間中に」同街道を再開し、住民の通行を許可すると報じた。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍がラームーサ地区の街道を再開したとしたうえで、「2日以内に」同街道が完全開放されると発表した。

しかし、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、アレッポ市シャイフ・サイード地区、ラームーサ地区を空爆、またヘリコプターがハンダラート・キャンプ一帯を「樽爆弾」で空爆した。

さらに戦闘機はアレッポ市サラーフッディーン地区を空爆市、子供4人を含む9人が死亡、またアナダーン市、ハイヤーン町、バヤーヌーン町一帯、カフルナーハー村も空爆を受けた。

一方、SANA(9月9日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、7人が死亡した。

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ダマスカス県では、SANA(9月9日付)によると、イスラーム軍が撃った迫撃砲弾2発がマッザ区に着弾し、4人が負傷、住居複数棟が被害を受けた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がリーハーン農場、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍が県北部のアイン・カンタラ村、ナフシャッバー村、ラシャー丘、ウワイザラート丘、ダフラト・アブー・アスアド村、カトフ峰を、反体制武装集団と交戦の末に制圧した。

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ヒムス県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外、スフナ市南部郊外、カスル・ハラーバート村東部、ハシャービーヤ村、ファースィダ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がトゥウーム村、ハーン・シャイフーン市でファトフ軍の拠点に対して攻撃を行った。

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ダルアー県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がダルアー市バジャービジャ地区、ブスラー・シャーム市・ザイディー渓谷間でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月9日付)によると、シリア軍がダーイル町を空爆し、4人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がスーラーン市、ムーリク市でファトフ軍拠点を空爆した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月8日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1186件。

AFP, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、al-Ikhbariya, September 9, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル市一帯でダーイシュと交戦するなか、有志連合は同市近郊のマヤーディーン市への爆撃を予告するビラを散布、住民に避難を呼びかける(2016年9月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がジャフラ村、ハトラ村、サルダ山一帯、ブガイリーヤ村、バルーク丘西部、でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、ハミーディーヤ地区、ウルフィー地区、工業地区でダーイシュ拠点を砲撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月9日付)によると、有志連合がマヤーディーン市に同市一帯の橋に対して空爆を実施すると警告するビラを散布、住民に空爆対象地域から退避するよう呼びかけた。

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ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州は、ヨルダン国内の基地で教練を受けた「背教者覚醒評議会のメンバー」(新シリア軍の戦闘員)を斬首する画像をインターネットを通じて公開した。

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アレッポ県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外の航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、September 10, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。

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バアス党シリア地域指導部はダイル・ザウル支部指導部の人事改編(2016年9月8日)

クッルナー・シュラカー(9月8日付)によると、バアス党シリア地域指導部はダイル・ザウル支部の各支部指導部の人事を改編、新指導部メンバーの氏名を発表した。

AFP, September 8, 2016、AP, September 8, 2016、ARA News, September 8, 2016、Champress, September 8, 2016、al-Hayat, September 9, 2016、Iraqi News, September 8, 2016、Kull-na Shuraka’, September 8, 2016、al-Mada Press, September 8, 2016、Naharnet, September 8, 2016、NNA, September 8, 2016、Reuters, September 8, 2016、SANA, September 8, 2016、UPI, September 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市東部で籠城する反体制武装集団に2日以内の退去を求めるビラを散布(2016年9月8日)

クッルナー・シュラカー(9月9日付)によると、シリア軍ヘリコプターがアレッポ市東部地区にビラを散布、同地で籠城する反体制武装集団に2日以内にアレッポ市から退去するよう要請した。

ビラは表面に「軍武装部隊総司令部」の名で「これが武器を持ち軍と国民に対峙したすべてのテロリストの末路だ。(軍は)やって来る…」と書かれ、戦闘機、自走ロケット砲、そして殺害された戦闘員の遺体の写真3点が印刷され、裏面には以下の通り書かれている。

読んで決断せよ!!!
アレッポで武器を手にして国家に反抗するすべての者へ!!
アレッポ市包囲は完了した。
我々は退去のための通路を1カ所だけ設けている。
これがあなたにとって最後の希望だ。
アレッポ市を2日以内に退去しなければ、あなたは抹殺されるだろう。

Kull-na Shuraka', September 8, 2016
Kull-na Shuraka’, September 8, 2016
Kull-na Shuraka', September 8, 2016
Kull-na Shuraka’, September 8, 2016

 

AFP, September 8, 2016、AP, September 8, 2016、ARA News, September 8, 2016、Champress, September 8, 2016、al-Hayat, September 9, 2016、Iraqi News, September 8, 2016、Kull-na Shuraka’, September 8, 2016、al-Mada Press, September 8, 2016、Naharnet, September 8, 2016、NNA, September 8, 2016、Reuters, September 8, 2016、SANA, September 8, 2016、UPI, September 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアル=カーイダ系のファトフ軍からアレッポ市南部のラームーサ地区を完全制圧し、アレッポ市東部への包囲を強化(2016年9月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権の武装組織が、ジハード主義武装集団との激しい戦闘の末、アレッポ市南部のラームーサ地区を完全制圧した。

これに関して、SANA(9月8日付)は、シリア軍が「同盟部隊」の支援を受け、アレッポ市南部のラームーサ地区で反体制武装集団を砲撃などにより殲滅・掃討し、同地を完全制圧したと伝えた。

シリア軍はまた、アレッポ市東部の街区に逃走する戦闘員を追撃するとともに、ラームーサー地区内に敷設された爆発物や地雷の撤去作業にあたったという。

ラームーサ地区は8月上旬に、ファトフ軍による「アレッポ大血戦」の戦いにより反体制武装集団によって制圧され、これによってシリア軍が包囲するアレッポ市東部地区が解囲されていた。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、ラームーサ地区の北に位置するスッカリー地区を「樽爆弾」で空爆し、11人が死亡した。

さらに、ARA News(9月8日付)によると、シリア軍はハーン・トゥーマーン村郊外のミサイル大隊基地を占拠するファトフ軍を攻撃した。

一方、ARA News(9月8日付)によると、反体制武装集団が前日に引き続き、西クルディスタン移行期民政局が実効支配するアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃した。

SANA, September 8, 2016
SANA, September 8, 2016

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月8日付)によると、ドゥーマー市がクラスター爆弾による激しい攻撃を受け、5人が死亡した。

また、ARA News(9月8日付)によると、イスラーム軍がフーシュ・ナスリー村とフーシュ・ファーラ村を結ぶ回廊一帯でシリア軍と交戦した。

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イドリブ県では、ARA News(9月8日付)によると、ロシア軍がイドリブ市中心街を空爆し、多数が死傷した。

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ヒムス県では、SANA(9月8日付)によると、シリア軍がザアフラーナ村、サアン村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(9月8日付)によると、シリア軍がブスラー・シャーム市東部一帯、ダルアー市各所で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(9月8日付)によると、シリア軍がマアルダス村一帯、タイバト・イマーム市、ナースィリーヤ丘、アトシャーン村、マサースィナ村・ラターミナ町街道一帯でファトフ軍の拠点を空爆した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月7日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1148件。

AFP, September 8, 2016、AP, September 8, 2016、ARA News, September 8, 2016、Champress, September 8, 2016、al-Hayat, September 9, 2016、Iraqi News, September 8, 2016、Kull-na Shuraka’, September 8, 2016、al-Mada Press, September 8, 2016、Naharnet, September 8, 2016、NNA, September 8, 2016、Reuters, September 8, 2016、SANA, September 8, 2016、September 9, 2016、UPI, September 8, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ムウダミーヤト・シャーム市にとどまっていたダーライヤー市住民127人がシリア政府が用意した仮設居住キャンプに移動(2016年9月8日)

ダマスカス郊外県では、SANA(9月8日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が包囲するムウダミーヤト・シャーム市にとどまっていたダーライヤー市の住民127人が、8月25日のダーライヤー市での停戦合意と2016年政令第15号に基づき、ハルジャラ村の仮設住居センターに移送された。

ムウダミーヤト・シャーム市からのダーライヤー市住民の仮設居住センターへの移送は9月2日に次いでこれが2度目。

SANA, September 8, 2016
SANA, September 8, 2016

 

AFP, September 8, 2016、AP, September 8, 2016、ARA News, September 8, 2016、Champress, September 8, 2016、al-Hayat, September 9, 2016、Iraqi News, September 8, 2016、Kull-na Shuraka’, September 8, 2016、al-Mada Press, September 8, 2016、Naharnet, September 8, 2016、NNA, September 8, 2016、Reuters, September 8, 2016、SANA, September 8, 2016、UPI, September 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍とアル=カーイダ系のファトフ軍がそれぞれ包囲する街区から重篤患者ら計22人が搬出(2016年9月8日)

SANA(9月8日付)によると、シリア赤新月社の監督のもと、ファトフ軍が包囲するイドリブ県カフラヤー町、フーア市から重篤患者5人を含む患者・負傷者11人と、シリア軍、ヒズブッラーが包囲するダマスカス郊外県マダーヤー町から患者・負傷者11人が治療のために搬出された。

AFP, September 8, 2016、AP, September 8, 2016、ARA News, September 8, 2016、Champress, September 8, 2016、al-Hayat, September 9, 2016、Iraqi News, September 8, 2016、Kull-na Shuraka’, September 8, 2016、al-Mada Press, September 8, 2016、Naharnet, September 8, 2016、NNA, September 8, 2016、Reuters, September 8, 2016、SANA, September 8, 2016、UPI, September 8, 2016などをもとに作成。

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シリア外務省はアレッポ市スッカリー地区での塩素ガス使用を否定(2016年9月8日)

外務在外居住者省は、6日にアレッポ市スッカリー地区での空爆でシリア軍が塩素ガスを装填した爆弾を使用したとする民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)の主張に関して、この手の有毒ガスを使用するのが、「テロ組織」の側であると反論、シリア軍による使用を否定した。

外務在外居住者省はまた、ボリス・ジョンソン英外務大臣がロンドンで「シリアの友連絡グループ」外相級会合が開催されていた7日にシリア情勢に関して、アサド大統領の退陣を求めるリヤド最高交渉委員会の移行プロセス案が和平協議再開に資するだろうと述べたことに関して「現実と完全に乖離しており、委任統治時代に逆戻りできないという事実を理解していない」と酷評した。

SANA(9月8日付)が伝えた。

AFP, September 8, 2016、AP, September 8, 2016、ARA News, September 8, 2016、Champress, September 8, 2016、al-Hayat, September 9, 2016、Iraqi News, September 8, 2016、Kull-na Shuraka’, September 8, 2016、al-Mada Press, September 8, 2016、Naharnet, September 8, 2016、NNA, September 8, 2016、Reuters, September 8, 2016、SANA, September 8, 2016、UPI, September 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアーラーク油田一帯(ヒムス県東部)、ダイル・ザウル市、アレッポ市東部郊外でダーイシュと交戦(2016年9月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアーラーク油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がタドムル市郊外のシャーイル油田一帯、ジャズル油田一帯、アーラーク村東部、第3石油輸送ステーション(T3)一帯、フワイスィース村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市のシリア政府支配地域(ジャウラ地区)を砲撃する一方、ブガイリーヤ村、第137旅団基地一帯でシリア軍とダーイシュが交戦した。

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アレッポ県では、SANA(9月7日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校守備隊が同学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員15人を殲滅した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月7日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市に近いターディフ市を空爆し、住民10人が死亡した。

このほか、ARA News(9月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員がマンビジュ市北部にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して自爆攻撃を行った。

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スワイダー県では、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がアーバール・ラシーダ地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃、破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン山地東部ビトラー地区のアファーイー山一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)がシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

AFP, September 7, 2016、AP, September 7, 2016、ARA News, September 7, 2016、Champress, September 7, 2016、al-Hayat, September 8, 2016、Iraqi News, September 7, 2016、Kull-na Shuraka’, September 7, 2016、al-Mada Press, September 7, 2016、Naharnet, September 7, 2016、NNA, September 7, 2016、Reuters, September 7, 2016、SANA, September 7, 2016、UPI, September 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアル=カーイダ系連合組織ファトフ軍との戦闘の末アレッポ市南部のラームーサ・バス発着場を制圧(2016年9月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵組織は、アレッポ市南西部のハーン・トゥーマーン村方面への進軍を続ける一方、アレッポ市南部のアーミリーヤ地区一帯、ラームーサ地区(ラームーサ・バス発着場一帯)でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党、ウズベク人戦闘員と交戦し、ラームーサ・バス発着場を制圧した。

シリア軍はまた、アレッポ市北部のムサイビーン丘一帯でジハード主義武装集団と交戦したほか、アレッポ市北西部のカフルハムラ村を戦闘機(所属明示せず)が空爆した。

さらにパレスチナ人民兵組織のクドス旅団がシリア軍の支援を受け、アレッポ市北部のハンダラート・キャンプを占拠する反体制武装集団に対して攻撃を行った。

一方、AMC(9月7日付)は、シリア軍がアレッポ市スッカリー地区を空爆し、民間人22人以上が死亡、40人あまりが負傷したと発表した。

他方、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がアルド・マッラーフ地区農場一帯、ハイヤーン町、アナダーン市、マアーッラト・アルティーク村で反体制武装集団の拠点や車列を空爆した。

また、ARA News(9月7日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃し、小児科医師1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタイバト・イマーム市を空爆する一方、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団は、マアーン村およびその一帯、ハッターブ平原一帯、カムハーナ町およびその一帯のシリア政府支配地域を砲撃した。

一方、SANA(9月7日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団の支援を受け、県北西部のヒルバト・ハジャーマ村でファトフ軍と交戦、同地を制圧、またマアルダス村一帯でファトフ軍戦闘員150人以上を殲滅した。

シリア軍はまた、スーラーン市、マアーン村北部、タイバト・イマーム市、アトシャーン村、バッザーム丘北部、スカイク村、ナースィリーヤ丘で反体制武装集団と交戦した。

このほか、シリア人権監視団によると、シリア当局はハマー中央刑務所に投獄されていた収監者86人を釈放した。

釈放されたのは「テロ」容疑で逮捕されていた活動家や抗議デモ参加者で、8月にイドリブ県でファトフ軍によるヘリコプター撃墜によって死亡したロシア軍兵士の遺体との「捕虜交換」の一環として釈放されたという。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月7日付)によると、シリア軍がイブタア町に対して空爆、砲撃を加えた。

一方、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がダルアー市フルウィヤート広場一帯、避難民キャンプ一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)と交戦した。

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イドリブ県では、SANA(9月7日付)によると、シリア軍がマアッルディブサ村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)拠点を空爆した。

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クナイトラ県では、SANA(9月7日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにジュャバーター・ハシャブ村・ウーファーニヤー村街道で反体制武装集団を攻撃した。

AFP, September 7, 2016、AMC, September 7, 2016、AP, September 7, 2016、ARA News, September 7, 2016、Champress, September 7, 2016、al-Hayat, September 8, 2016、Iraqi News, September 7, 2016、Kull-na Shuraka’, September 7, 2016、al-Mada Press, September 7, 2016、Naharnet, September 7, 2016、NNA, September 7, 2016、Reuters, September 7, 2016、SANA, September 7, 2016、UPI, September 7, 2016などをもとに作成。

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バアス党シリア地域指導部はダマスカス大学支部、ダマスカス支部指導部の人事を改編(2016年9月7日)

ARA News(9月7日付)によると、バアス党シリア地域指導部はダマスカス大学支部、ダマスカス支部の各支部指導部の人事を改編、新指導部メンバーの氏名を発表した。

AFP, September 7, 2016、AP, September 7, 2016、ARA News, September 7, 2016、Champress, September 7, 2016、al-Hayat, September 8, 2016、Iraqi News, September 7, 2016、Kull-na Shuraka’, September 7, 2016、al-Mada Press, September 7, 2016、Naharnet, September 7, 2016、NNA, September 7, 2016、Reuters, September 7, 2016、SANA, September 7, 2016、UPI, September 7, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領はフサイン・アフマド・ディヤーブ氏をアレッポ県知事に任命(2016年9月7日)

アサド大統領は2016年政令第285号を発し、ムハンマド・マルワーン・イラビー氏に代えて、フサイン・アフマド・ディヤーブ氏をアレッポ県知事に新たに任命した。

AFP, September 7, 2016、AP, September 7, 2016、ARA News, September 7, 2016、Champress, September 7, 2016、al-Hayat, September 8, 2016、Iraqi News, September 7, 2016、Kull-na Shuraka’, September 7, 2016、al-Mada Press, September 7, 2016、Naharnet, September 7, 2016、NNA, September 7, 2016、Reuters, September 7, 2016、SANA, September 7, 2016、UPI, September 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市南西部で支配地域を拡大するなか、反体制派はアレッポ市東部でシリア軍が塩素ガスを使用したと主張し対抗(2016年9月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市南部のズィヤーラ村を砲撃、戦闘機およびヘリコプターがアナダーン市、フライターン市を空爆する一方、ファトフ軍はウンム・カルア丘のシリア軍拠点を砲撃した。

シリア軍、ヒズブッラー戦闘員などシリア人・外国人の戦闘員はまた、アレッポ市ラームーサ地区と第1070集合住宅地区を結ぶ回廊一帯で、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党、ウズベク人戦闘員と交戦した。

戦闘はアレッポ市南端のアーミリーヤ地区、ラームーサ地区にも及び、ARA News(9月6日付)によると、シリア軍はアレッポ市南端のアーミリーヤ地区を制圧した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月6日付)、ARA News(9月6日付)などによると、民間防衛隊(いわゆる「ホワイト・へメット」など)アレッポ市内東部で活動を続ける反体制活動家らは、同市スッカリー地区でシリア軍が塩素ガスを装填した爆弾を投下し、80人以上が中毒症状を訴えたと主張した。

Kull-na Shuraka', September 6, 2016
Kull-na Shuraka’, September 6, 2016

シリア人権監視団が7日に発表したところによると、この攻撃で1人が中毒症状により死亡したという。

なお『ハヤート』(9月8日付)によると、シリア軍消息筋は塩素ガスの使用を否定している。

他方、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がハーン・トゥーマーン村、マアッラーター村、カフルは村々、フライターン市でファトフ軍の拠点や車列を空爆した。

シリア軍はまたアレッポ市南西部郊外の士官学校一帯で反体制武装集団と戦闘を続けた。

これに対し、反体制武装集団は、アレッポ市アアザミーヤ地区を砲撃し、女性1人と子供2人を含む6人が死亡した。

このほか、イラク人民兵組織のヌジャバー運動広報局は、イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官がアレッポ市南部郊外を訪問したと発表、その写真を公開した。

Kull-na Shuraka', September 6, 2016
Kull-na Shuraka’, September 6, 2016

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マアルダス村一帯で、シリア軍、国防隊がジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がマアルダス村内でファトフ軍と交戦、同村西部地区を奪還した。

シリア軍はまたハッターブ村北部のバティーシュ農場一帯も制圧、マアーン村一帯に進攻しようとした反体制武装集団を撃退した。

シリア軍航空部隊も、マアルダス村、スーラーン市、ハラファーヤー市、ラターミナ町、マアーン村北部、バッザーム丘、アースィー川一帯のファトフ軍拠点を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がガルナータ村を空爆市、2人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市近郊のリーハーン農場を砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がナブア・サフル村西方で反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がタマーニア町、アブー・ズフール町でファトフ軍の拠点を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区などで反体制武装集団と交戦した。

AFP, September 6, 2016、AP, September 6, 2016、ARA News, September 6, 2016、Champress, September 6, 2016、al-Hayat, September 7, 2016、September 8, 2016、Iraqi News, September 6, 2016、Kull-na Shuraka’, September 6, 2016、al-Mada Press, September 6, 2016、Naharnet, September 6, 2016、NNA, September 6, 2016、Reuters, September 6, 2016、SANA, September 6, 2016、UPI, September 6, 2016などをもとに作成。

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ヒムス市東部油田地帯でシリア軍とダーイシュが交戦(2016年9月6日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマフル油田、ハイル油田、シャーイル油田一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区、スィヤーサ橋一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

一方、SANA(9月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市フワイジャト・サクル、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区を砲撃し、4人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン山地東部のバトラー地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)を名のる武装集団とシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)が交戦した。

AFP, September 6, 2016、AP, September 6, 2016、ARA News, September 6, 2016、Champress, September 6, 2016、al-Hayat, September 7, 2016、Iraqi News, September 6, 2016、Kull-na Shuraka’, September 6, 2016、al-Mada Press, September 6, 2016、Naharnet, September 6, 2016、NNA, September 6, 2016、Reuters, September 6, 2016、SANA, September 6, 2016、UPI, September 6, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県中部の戦略的要衝サワーナ丘をダーイシュから奪還(2016年9月5日)

ヒムス県では、ARA News(9月5日付)によると、シリア軍が、タドムル市郊外のシャーイル油田南西部の戦略的要衝サワーナ丘をダーイシュ(イスラーム国)から奪還した。

一方、SANA(9月5日付)によると、シリア軍がマヌーフ村、タルハ村、ラッフーム村、ウンム・サフリージュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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アレッポ県では、SANA(9月5日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部の航空士官学校一帯に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)と交戦、これを撃退した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月5日付)によると、シリア軍がジャイルード市無人地帯一帯でダーイシュ(イスラーム孤高)拠点を攻撃した。

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クッルナー・シュラカー(9月5日付)は、イラクの複数の消息筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)が7月に米主導の有志連合の攻撃によって死亡したアブー・ウマル・シーシャーニー氏の後任としてタジク人のグール・ムラード・ハリホフ氏が「戦争大臣」に就任したと伝えた。

AFP, September 5, 2016、AP, September 5, 2016、ARA News, September 5, 2016、Champress, September 5, 2016、al-Hayat, September 6, 2016、Iraqi News, September 5, 2016、Kull-na Shuraka’, September 5, 2016、al-Mada Press, September 5, 2016、Naharnet, September 5, 2016、NNA, September 5, 2016、Reuters, September 5, 2016、SANA, September 5, 2016、UPI, September 5, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南部郊外ではシリア軍が支配地域を拡大する一方、ファトフ軍がアーミリーヤ村で反攻作戦を開始(2016年9月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のウワイナート村、フーバル村、ハーン・アサル村を砲撃、また戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市スッカリー地区、アンサーリー地区、ジルス・ハッジ地区、フィルドゥース地区、カフルナーハー村、カフルハムラ村、ジュッブ・ガリース村、ジャズラーヤー村、フライターン市を空爆した。

一方、SANA(9月5日付)によると、アレッポ市南西部郊外の士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、冷蔵庫工場、防空大隊などを制圧、支配地域を拡大した。

これに対し、反体制武装集団がアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、5人が死亡、14人が負傷した。

また、クッルナー・シュラカー(9月5日付)によると、ファトフ軍は5日晩、アレッポ市東部の解囲に向け同市南部のアーミリーヤ村でシリア軍に対する反攻作戦を開始した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイーン村、ジャビーン村を「樽爆弾」で空爆する一方、戦闘機(所属明示せず)がラフジャーン村、ハラファーヤー市、ラターミナ町を空爆した。

またシリア軍は、マアルダス村一帯で、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(9月5日付)によると、シリア軍が県北西部のジャビーン村、マアルダス村一帯で反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまたバッザーム丘、ナースィリーヤ丘、スーラーン市、タイバト・イマーム市、マアーン村一帯、ハラファーヤー市、ラターミナ町、カウカブ村西部を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がサラーキブ市一帯、アブー・ズフール町を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(9月5日付)によると、ロシア軍がマアッラト・ヌウマーン市を空爆し、7人が死亡した。

一方、アリーハー市で交戦中のシャーム自由人イスラーム運動とジュンド・アクサー機構は、ファトフ軍代表の仲介により和解した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がシャイフーニーヤ村・ドゥーマー市街道一帯を空爆した。

またシリア軍はドゥーマー市近郊のリーハーン農場でジハード主義武装集団と交戦、同地の複数拠点を奪還した。

このほか、戦闘機(所属明示せず)は東カラムーン地方に対して空爆を実施する一方、シリア軍がバラダー渓谷のイフラ村各所を砲撃した。

また、マダーヤー町郊外の農場では、シリア軍とヒズブッラーが農園の一部に火を放ち、複数の建物を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月5日付)によると、反体制武装集団がイズラア市を砲撃し、3人が負傷した。

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クナイトラ県では、SANA(9月5日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、フッリーヤ村・ハミーディーヤ村街道、ハーン・アルナバ市、ハミーディーヤ村、マムティナ村、ウンム・バーティナ村、ムシャイリファ村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)と交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月5日付)によると、ロシア軍戦闘機がイブタア町、ダーイル町を空爆、またシリア軍はイブタア町郊外の放棄された大隊基地一帯で反体制武装集団と戦闘を続けた。

一方、SANA(9月5日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、アッバースィーヤ地区、旧税関地区、ガーリヤート橋一帯で反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(9月5日付)によると、シリア軍がダイル・フール村南部、タルビーサ市でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の拠点を空爆した。

AFP, September 5, 2016、AP, September 5, 2016、ARA News, September 5, 2016、Champress, September 5, 2016、al-Hayat, September 6, 2016、Iraqi News, September 5, 2016、Kull-na Shuraka’, September 5, 2016、al-Mada Press, September 5, 2016、Naharnet, September 5, 2016、NNA, September 5, 2016、Reuters, September 5, 2016、SANA, September 5, 2016、UPI, September 5, 2016などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区でも停戦合意に基づき、シリア軍が検問所を開放(2016年9月5日)

ヒムス県では、ARA News(9月5日付)によると、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍と反体制武装集団の停戦合意が発効し、シリア軍が検問所を開放し、同地区に取り残されていた学生や就業者らの往来が再開、また野菜やパンを積んだ貨物車輌3台が同地区内に入った。

AFP, September 5, 2016、AP, September 5, 2016、ARA News, September 5, 2016、Champress, September 5, 2016、al-Hayat, September 6, 2016、Iraqi News, September 5, 2016、Kull-na Shuraka’, September 5, 2016、al-Mada Press, September 5, 2016、Naharnet, September 5, 2016、NNA, September 5, 2016、Reuters, September 5, 2016、SANA, September 5, 2016、UPI, September 5, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ムウダミーヤト・シャーム市で停戦合意に基づき、反体制武装集団側が退去希望者のリスト作成を開始(2016年9月5日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月5日付)によると、シリア軍が包囲を続けてきたムウダミーヤト・シャーム市でシリア政府当局と反体制武装集団による停戦合意が成立、反体制武装集団側は、政府との和解を拒否し、シリア北部への移動を望む者のリスト作成の作業を開始した。

SNN(9月5日付)によると、停戦合意の主な内容は以下の通り:

1. ムウダミーヤト・シャーム市からシリア北部への退去を希望する者の氏名の登録開始。
2. 明日(6日)から退去希望者の退去が完了するまでの間、投降および免罪手続きの一端停止。
3. 退去希望者退去後のムウダミーヤト・シャーム市の完全武装解除。
4. 障害者に対する免罪の実施。
5. 就学者の復学。

AFP, September 5, 2016、AP, September 5, 2016、ARA News, September 5, 2016、Champress, September 5, 2016、al-Hayat, September 6, 2016、Iraqi News, September 5, 2016、Kull-na Shuraka’, September 5, 2016、al-Mada Press, September 5, 2016、Naharnet, September 5, 2016、NNA, September 5, 2016、Reuters, September 5, 2016、SANA, September 5, 2016、SNN, September 5, 2016、UPI, September 5, 2016などをもとに作成。

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シリア政府支配下のタルトゥース県、ヒムス県、ダマスカス郊外県とロジャヴァ支配下のハサカ県で5件の爆破テロが発生し、40人が死亡(2016年9月5日)

SANA(9月5日付)などによると、シリア政府支配下のタルトゥース県、ヒムス県、ダマスカス郊外県と、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割統治するハサカ県で5件の爆破テロが発生し、40人が死亡した。

タルトゥース県では、タルトゥース市郊外国際幹線道路のアルズーナ橋で自爆ベルトを着用した男性が自爆し、30人が死亡、43人が負傷した。

SANA, September 5, 2016
SANA, September 5, 2016

ヒムス県では、ヒムス市バーブ・タドムル地区入口にある軍検問所近くで、爆弾が仕掛けられた車が自爆し、4人が死亡、10人が負傷した。

SANA, September 5, 2016
SANA, September 5, 2016

ダマスカス郊外県では、ダマスカス県西部のサッブーラ村・バジャーア村街道にある軍検問所近くで、自爆ベルトを着用した男性2人が自爆し、1人が死亡、3人が負傷した。

SANA, September 5, 2016
SANA, September 5, 2016

ハサカ県では、ハサカ市マルシュー交差点にある西クルディスタン移行期民政局アサーイシュの拠点で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発し、5人が死亡、複数が負傷した。

また、カーミシュリー市コルニーシュ通りに設置されたゴミ箱に仕掛けられた爆弾が爆発したが、犠牲者は出なかった。

Kull-na Shuraka', September 5, 2016
Kull-na Shuraka’, September 5, 2016

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タルトゥース県、ヒムス県、ダマスカス郊外県、ハサカ県では発生した5件の連続自爆テロに関して、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を宣伝するアアマーク通信は、ダーイシュが実行したと発表した。image009

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外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、タルトゥース県タルトゥース市郊外、ヒムス県ヒムス市、ダマスカス郊外県(ダマスカス県西部)サッブーラ・ジャバーア街道、ハサカ県ハサカ市で発生した連続自爆テロについて報告、国連安保理に対して、サウジアラビア、トルコ、カタール、フランスといったテロ支援国に対して厳正な制裁措置を科すよう要請した。

AFP, September 5, 2016、AP, September 5, 2016、ARA News, September 5, 2016、Champress, September 5, 2016、al-Hayat, September 6, 2016、Iraqi News, September 5, 2016、Kull-na Shuraka’, September 5, 2016、al-Mada Press, September 5, 2016、Naharnet, September 5, 2016、NNA, September 5, 2016、Reuters, September 5, 2016、SANA, September 5, 2016、UPI, September 5, 2016などをもとに作成。

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ハマー県北西部でシリア軍がジュンド・アクサー機構などからなる反体制武装集団との戦闘を続けるなか、イドリブ県でジュンド・アクサー機構とシャーム自由人イスラーム運動が交戦(2016年9月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団がカムハーナ町一帯でシリア軍と交戦、シリア軍は同地一帯を激しく空爆した。

シリア軍はまたザーラ村、カフルズィーター市、ラターミナ町に対しても空爆を行った。

一方、SANA(9月4日付)によると、シリア軍が県北西部のスーラーン市・カウカブ村回廊、アトシャーン村・マアーン村回廊でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の車輌や拠点を攻撃した。

このほか、ARA News(9月4日付)によると、県内で活動するという武装集団が統合し「ハマー軍」を結成、また市民活動家などが運営するという民政組織が統合し「ハマー市行政最高委員会」を結成した。

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イドリブ県では、ARA News(9月4日付)によると、アリーハー市でシャーム自由人イスラーム運動に所属するアリーハー大隊とジュンド・アクサー機構が激しく交戦し、双方に多数の死傷者が出た。

アリーハー大隊の複数の消息筋によると、戦闘は、ジュンド・アクサー機構がシャーム自由人イスラーム運動の幹部1人を暗殺しようとしたことがきっかけだという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月4日付)によると、イスラーム軍などからなる反体制武装集団がハラスター市に掘削した全長400メートルの地下トンネルをシリア軍が破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月4日付)によると、シリア軍がタルビーサ市、ラスタン市でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動の拠点を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(9月4日付)によると、シリア軍がタファス市で反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月3日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1153件。

AFP, September 4, 2016、AP, September 4, 2016、ARA News, September 4, 2016、Champress, September 4, 2016、al-Hayat, September 5, 2016、Iraqi News, September 4, 2016、Kull-na Shuraka’, September 4, 2016、al-Mada Press, September 4, 2016、Naharnet, September 4, 2016、NNA, September 4, 2016、Reuters, September 4, 2016、SANA, September 4, 2016、UPI, September 4, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は反体制派支配下のアレッポ市東部を再び包囲:アレッポ市南西部郊外の士官学校一帯でアル=カーイダ系のファトフ軍を掃討(2016年9月4日)

アレッポ県では、SANA(9月4日付)によると、シリア軍は、「同盟諸部隊」とともに、アレッポ市南西部郊外の士官学校(兵器科など)一帯でファトフ軍を掃討、8月上旬に喪失していた同地を奪還、またアレッポ市南部および北部郊外一帯に通じる反体制武装集団の兵站路に対して集中的な空爆を実施した。

士官学校一帯の制圧により、シリア軍はアレッポ市ラームーサー地区、および同市東部街区への反体制武装集団の兵站路すべてを再び遮断、アレッポ市東部街区は再び孤立状態に陥ったという。

また反体制武装集団の兵站路に対する空爆は、ハーン・トゥーマーン村、マアッラーター村、フライターン市、アルド・マッラーフ地区農場一帯、ウワイジャ地区などに対して実施された。

SANA, September 4, 2016
SANA, September 4, 2016

一方、『ハヤート』(9月5日付)によると、ロシア軍の航空支援を受けたシリア軍が、ヒズブッラーやシリア人・アラブ人民兵とともに、アレッポ市南西部郊外の士官学校一帯の奪還をかけて、ファトフ軍と激しく交戦し、兵器科を完全制圧した。

戦闘はまた、航空技術科や砲兵科内および周辺の丘陵地帯でも行われたという。

SANA, September 4, 2016
SANA, September 4, 2016

これに対して、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は、アレッポ市北部のカースティールー街道一帯への砲撃を行うと発表、同市東部地区の封鎖解除をめざす意思を表明し、同地一帯の住民に対して72時間以内に避難するよう呼びかけた。

また、SANAによると、体制武装集団はアレッポ市北西部のヌッブル市、ザフラー町を砲撃し、女性2人が死亡した。 

AFP, September 4, 2016、AP, September 4, 2016、ARA News, September 4, 2016、Champress, September 4, 2016、al-Hayat, September 5, 2016、Iraqi News, September 4, 2016、Kull-na Shuraka’, September 4, 2016、al-Mada Press, September 4, 2016、Naharnet, September 4, 2016、NNA, September 4, 2016、Reuters, September 4, 2016、SANA, September 4, 2016、UPI, September 4, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がヒムス県東部でダーイシュと交戦(2016年9月4日)

ヒムス県では、SANA(9月4日付)によると、シリア軍がタドムル市郊外のシャーイル油田、T4航空基地に近い放棄された大隊基地、サワーナ丘でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(9月4日付)によると、シリア軍がマシュバク・ワルダーン地区でダーイシュ(イスラーム国)の燃料トレーラーの車列を攻撃、破壊した。

AFP, September 4, 2016、AP, September 4, 2016、ARA News, September 4, 2016、Champress, September 4, 2016、al-Hayat, September 5, 2016、Iraqi News, September 4, 2016、Kull-na Shuraka’, September 4, 2016、al-Mada Press, September 4, 2016、Naharnet, September 4, 2016、NNA, September 4, 2016、Reuters, September 4, 2016、SANA, September 4, 2016、UPI, September 4, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領は英国議員らの使節団と会談(2016年9月4日)

アサド大統領は英国の上下両院の議員、宗教関係者、学術関係者からなる使節団とダマスカスで会談した。

SANA(9月4日付)によると、会談ではシリア情勢や同国における「テロとの戦い」などについて意見が交わされたという。

SANA, September 4, 2016
SANA, September 4, 2016

 

AFP, September 4, 2016、AP, September 4, 2016、ARA News, September 4, 2016、Champress, September 4, 2016、al-Hayat, September 5, 2016、Iraqi News, September 4, 2016、Kull-na Shuraka’, September 4, 2016、al-Mada Press, September 4, 2016、Naharnet, September 4, 2016、NNA, September 4, 2016、Reuters, September 4, 2016、SANA, September 4, 2016、UPI, September 4, 2016などをもとに作成。

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ハマー県北西部、ダマスカス郊外県でシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘が続く(2016年9月3日)

ハマー県では、『ハヤート』(9月4日付)によると、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団が県北西部のカムハーナ町近郊に進軍、ハマー航空基地を砲撃した。

クッルナー・シュラカー(9月3日付)によると、反体制武装集団はカムハーナ町近郊の第50地点を制圧、またARA News(9月3日付)によると、ジュンド・アクサー機構はシリア軍と交戦の末、イスカンダリーヤ村を制圧したという。

一方、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がスカイク村、マアーン村、サワーン丘、キバーリーヤ村方面に進攻しようとしたファトフ軍と交戦した。

シリア軍はまたマアルダス村一帯のファトフ軍の兵站路、ムーリク市東部、カフルズィーター市西部、シャフシャブー山一帯、アトシャーン村、スーラーン市一帯、マアーン村北部および西部、バッザーム丘、フワイル丘に対して重点的に空爆を実施した。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(9月4日付)によると、イスラーム軍が東グータ地方のフーシュ・ファーラ村一帯、タッル・サワーン町、フーシュ・ナスリー村農村地帯、リーハーン農場一帯でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員と交戦し、複数の拠点を制圧した。

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アレッポ県では、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がアレッポ市南西部郊外一帯でファトフ軍拠点に対して空爆を実施した。

また、アレッポ市サラーフッディーン地区、ザフラー地区、アクラミーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、2人が死亡した。

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ヒムス県では、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がクナイトラート村、タルビーサ市一帯、ファルハーニーヤ村で、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の拠点、武器弾薬庫を空爆した。

一方、県東部の50カ村の名士らがタッル・アフマル村で国民和解を強化するための会合を開き、ムハンマド・シャッアール内務大臣が参列した。

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ダルアー県では、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がダルアー市カラク地区、難民キャンプ地区、ラジャート高原でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、ウマリー旅団などと交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月2日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1148件。

AFP, September 3, 2016、AP, September 3, 2016、ARA News, September 3, 2016、Champress, September 3, 2016、al-Hayat, September 4, 2016、Iraqi News, September 3, 2016、Kull-na Shuraka’, September 3, 2016、al-Mada Press, September 3, 2016、Naharnet, September 3, 2016、NNA, September 3, 2016、Reuters, September 3, 2016、SANA, September 3, 2016、September 4, 2016、UPI, September 3, 2016などをもとに作成。

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シリア軍もトルコ軍、PYDに対抗するかたちでアレッポ市東部郊外の航空士官学校一帯でダーイシュを爆撃(2016年9月3日)

アレッポ県では、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外の航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がマフル・ガス採掘所、北シャンダーヒーヤ村、南シャンダーヒーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月3日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ウルフィー地区、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、バルーク丘、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, September 3, 2016、AP, September 3, 2016、ARA News, September 3, 2016、Champress, September 3, 2016、al-Hayat, September 4, 2016、Iraqi News, September 3, 2016、Kull-na Shuraka’, September 3, 2016、al-Mada Press, September 3, 2016、Naharnet, September 3, 2016、NNA, September 3, 2016、Reuters, September 3, 2016、SANA, September 3, 2016、UPI, September 3, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がスフナ市(ヒムス県)のダーイシュ拠点への爆撃を強化(2016年9月2日)

ヒムス県では、ARA News(9月2日付)によると、シリア軍がスフナ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

ARA Newsによると、同地に対するシリア軍の空爆強化を受け、ダーイシュ戦闘員が相次いで離反、逃走しているという。

AFP, September 2, 2016、AP, September 2, 2016、ARA News, September 2, 2016、Champress, September 2, 2016、al-Hayat, September 3, 2016、Iraqi News, September 2, 2016、Kull-na Shuraka’, September 2, 2016、al-Mada Press, September 2, 2016、Naharnet, September 2, 2016、NNA, September 2, 2016、Reuters, September 2, 2016、SANA, September 2, 2016、UPI, September 2, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南西部郊外、イドリブ県、ダルアー県でシリア軍と反体制武装集団の戦闘が続く(2016年9月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外および南西部郊外一帯でシリア軍とファトフ軍との戦闘が続いた。

またARA News(9月2日付)によると、ロシア軍戦闘機がカフル・ハラブ村、シャイフ・スライマーン村、ダーラト・イッザ市、イッビーン村を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、リーハーン農場を空爆、また同地一帯でシリア軍がイスラーム軍と交戦した。

またARA News(9月2日付)によると、ロシア軍戦闘機がマアッラトミスリーン市、ラーム・ハムダーン村、ビンニシュ市を空爆した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・カリーン村一帯でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(9月2日付)によると、シリア軍がイブタア町東部に位置する無人化した防空大隊基地から反体制武装集団を掃討し、同地を奪還した。

しかし、ARA News(9月2日付)、クッルナー・シュラカー(9月2日付)によると、反体制武装集団はほどなく、同大隊基地を奪還したという。

なお、SANAによると、シリア軍はまたヤードゥーダ村北東部、ダルアー市ダム街道一帯で反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月2日付)によると、タッル・サワーン丘町・リーハーン農場・マイダアーニー村一帯に潜入しようとしたイスラーム軍戦闘員とシリア軍が交戦、これを殲滅した。

クッルナー・シュラカー(9月2日付)によると、タッル・サワーン町一帯での戦闘では、シリア軍とともにイスラーム軍と戦っていたパレスチナ解放軍の戦闘員7人が戦死したという。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月1日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1140件。

AFP, September 2, 2016、AP, September 2, 2016、ARA News, September 2, 2016、Champress, September 2, 2016、al-Hayat, September 3, 2016、Iraqi News, September 2, 2016、Kull-na Shuraka’, September 2, 2016、al-Mada Press, September 2, 2016、Naharnet, September 2, 2016、NNA, September 2, 2016、Reuters, September 2, 2016、SANA, September 2, 2016、UPI, September 2, 2016などをもとに作成。

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「反体制派」は無人戦闘機を使用してシリア軍拠点に対する初の爆撃を実施したと発表し、着弾地点で砂埃があがる映像を公開(2016年9月2日)

ハマー県では、『ハヤート』(9月3日付)によると、県北西部のマアルダス村南部郊外一帯で、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍、ナスル軍などからなる反体制武装集団が「マルワーン・ハディード」の戦いと銘打ってシリア軍と戦闘を続けた。

シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカフルズィーター市内の病院を空爆し、同病院が利用不能となったほか、ラターミナ町、ラトミーン村、マアーン村一帯で反体制武装集団に対して空爆を実施した。

一方、SANA(9月2日付)によると、シリア軍がマアルダス村、スーラーン市、ズラーキーヤート村、アトシャーン村、ラターミナ町、カフルズィーター市、ザアタル丘、カウカブ村・スーラーン市街道、タイバト・イマーム市・ハラファーヤー市・ラターミナ町街道一帯でファトフ軍の拠点に対して空爆を実施した。

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ジュンド・アクサー機構は、マアルダス村戦線での戦闘でシリア軍および親政権民兵に対して無人航空機を使用して、反体制武装集団として初となる空爆を実施したと発表、その映像をユーチューブ(https://youtu.be/hOi7SYoHYbo)を通じて公開した。

使用された爆弾の大きさ、装填された爆発物質の量は不明だが、映像では着弾地点で小さな砂埃があがる様子が確認できる。

Youtube, September 2, 2016
Youtube, September 2, 2016
Youtube, September 2, 2016
Youtube, September 2, 2016

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また、イッザ軍は「ロシアのヘリコプター」を米国製のTOW地対地ミサイルで撃墜したと発表、その映像をユーチューブ(https://youtu.be/y8YIjFKTMUk)を通じて公開した。

シリア人権監視団によると、イッザ軍がヘリコプターを撃墜したのはハッターブ村近郊で、クッルナー・シュラカー(9月2日付)によると、ヘリコプターに乗っていたシリア軍士官2人が死亡したという。

なお、撃墜されたヘリコプターはロシア製ではなくフランス製のSA341(ガゼル)。

Youtube, September 2, 2016
Youtube, September 2, 2016

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このほか、シャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、同運動に所属するフサイン・ブン・アリー旅団、アジュナード・シャーム旅団、アリー末裔旅団、カーディスィーヤ旅団を「強化旅団」として統合し、ハマー県北西部に派遣すると発表した。

AFP, September 2, 2016、AP, September 2, 2016、ARA News, September 2, 2016、Champress, September 2, 2016、al-Hayat, September 3, 2016、Iraqi News, September 2, 2016、Kull-na Shuraka’, September 2, 2016、al-Mada Press, September 2, 2016、Naharnet, September 2, 2016、NNA, September 2, 2016、Reuters, September 2, 2016、SANA, September 2, 2016、UPI, September 2, 2016などをもとに作成。

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