シリア軍、ヒズブッラーが包囲するムウダミーヤト・シャーム市に避難していたダーライヤー市住民303人がシリア政府の用意した仮設住居に移動(2016年9月2日)

ダマスカス郊外県では、SANA(9月2日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が包囲するムウダミーヤト・シャーム市にとどまっていたダーライヤー市の住民303人が、8月25日のダーライヤー市での停戦合意と2016年政令第15号に基づき、ハルジャラ村の仮設住居センターに移送された。

SANA, September 2, 2016
SANA, September 2, 2016

AFP, September 2, 2016、AP, September 2, 2016、ARA News, September 2, 2016、Champress, September 2, 2016、al-Hayat, September 3, 2016、Iraqi News, September 2, 2016、Kull-na Shuraka’, September 2, 2016、al-Mada Press, September 2, 2016、Naharnet, September 2, 2016、NNA, September 2, 2016、Reuters, September 2, 2016、SANA, September 2, 2016、UPI, September 2, 2016などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区でシリア軍と反体制武装集団の停戦が原則合意(2016年9月1日)

ヒムス県では、Syria-news(9月1日付)によると、シリア軍の包囲が続くヒムス市ワアル地区で、シリア政府当局と同地区で籠城を続ける反体制武装集団の間で停戦が原則合意された。

停戦交渉はヒムス市内のサフィール・ホテルで行われた。

ワアル地区では過去数日にわたり、シリア軍の砲撃・空爆が激化していたが、この再停戦合意は、①同地での無期限の戦闘停止、②反体制武装集団戦闘員とその家族約200人の退去についての交渉継続、③シリア当局が拘束する逮捕者釈放についての交渉継続などが定められているという。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、Syria-news.com, September 1, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市でシリア軍とダーイシュが激しく交戦、民間人13人が死亡(2016年9月1日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月1日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、2人が死亡、5人が負傷した。

また、クッルナー・シュラカー(9月1日付)によると、シリア軍側の空爆とダーイシュ(イスラーム国)による砲撃によって、ダイル・ザウル市で女性と子供を含む民間人13人が死亡した。

ARA News(9月1日付)によると、空爆を実施したのはロシア軍で、ダイル・ザウル市工業地区、ムハイミーダ村などが標的となったという。

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スワイダー県では、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がシャアフ村東部でダーイシュ(イスラーム国)のタンクローリーの車列を攻撃、破壊した。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南西部でシリア軍とファトフ軍の一進一退の攻防続く(2016年9月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がフライターン市、アウラム・クブラー町を空爆し、2人が死亡した。

またアレッポ市南西部郊外のジャムイーヤート丘一帯、第1070集合住宅計画地区、士官学校一帯ではシリア軍、シリア人・外国人民兵が、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と交戦した。

一方、SANA(9月1日付)によると、シリア軍が「同盟部隊」とともにアレッポ市南西部郊外の士官学校一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦を続け、同地南部の主要な丘陵地帯を制圧した。

シリア軍はまた、カフルハムラ村、ハーン・トゥーマーン村一帯でファトフ軍の拠点、車列を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフーン市を空爆し、男性1人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市郊外農場地帯、ガルナータ村、ウンム・シャルシューフ村、ダイル・フール村を空爆し、子供1人、女性1人を含む3人が死亡した。

ARA News(9月1日付)によると、空爆を実施したのはロシア軍だという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がリーハーン農場、タッル・クルディー町一帯で反体制武装集団と交戦、またハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ダイル・ハビーヤ村を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃した。

シリア軍はさらに、マダーヤー町、バラダー渓谷一帯の無人地帯を重火器で攻撃、これに対して反体制武装集団はハラスターし郊外のダーヒヤト・アサド町を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がヌアイマ村、ダルアー市マハッタ地区などでシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などの反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月31日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1134件。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、September 2, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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ジュンド・アクサー機構がチェチェン人戦闘員とともにハマー県北西部のシリア軍ミサイル大隊基地を制圧(2016年9月1日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、マアルダス村一帯および同地北東部のミサイル大隊基地一帯で、シリア軍と反体制武装集団(イッザ軍など)が交戦、ARA News(9月1日付)によると、ジュンド・アクサー機構が、チェチェン系戦闘員(アジュナード・カウカーズ)、トルキスターン・イスラーム党の外国人戦闘員とともに、ミサイル大隊基地を制圧したと発表した。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、反体制武装集団はハマー航空基地に向かって進軍を続けているという。

クッルナー・シュラカー(9月1日付)によると、この戦闘でシリア軍のアリー・ハッルーフ少将が戦死した。

一方、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がムーリク市、タイバト・イマーム市、ブワイダ村一帯、スーラーン市でナスル軍、ジュンド・アクサー機構などの反体制武装集団に対して集中的な空爆を行った。

シリア軍はまた、ラターミナ町・タイバト・イマーム市回廊、ラハーヤー村・ハーン・シャイフーン市(イドリブ県)回廊、マアルカバ村、マアーン村一帯、ラトミーン村に対しても空爆を実施し、アジュナード・シャーム・イスラーム連合やジュンド・アクサー機構の戦闘員を殲滅したという。

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シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラターミナ町とラトミーン村を結ぶ街道一帯を空爆し、子供と女性6人を含む25人が死亡した。

これに関して、『ハヤート』(9月2日付)は、複数の反体制活動家が、タイバト・イマーム市とラターミナ町を結ぶ街道を移動中の避難民を乗せた車輌複数台が空爆を受け、民間人7人が死亡、15人が負傷したと主張していると伝えた。

この車列は、ジュンド・アクサー機構などの反体制武装集団が制圧したスーラーン市に対する空爆を避けて避難する住民を乗せていたという。

シリア人権監視団によると、戦闘機はこのほかにも、カフルズィーター市、サイヤード村を空爆した。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団は8月の死者数が4,475人を記録したと発表(2016年9月1日)

シリア人権監視団は、8月の1ヶ月間でのシリア国内での死者数が4,475人を記録したと発表した。

犠牲者の内訳は、民間人が1,289人(うち子供263人)、ジハード主義武装集団を含む反体制武装集団と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員が658人、シリア政府側の兵士・戦闘員が1,311人(うちシリア軍兵士が561人、国防隊、人民諸委員会の戦闘員が653人、ヒズブッラー戦闘員が15人、シリア人以外の民兵が82人)、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、ムハージリーン・ワ・アンサール軍、トルキスターン・イスラーム党の非シリア人戦闘員が1,184人。

シリア人権監視団によると、民間人のほとんどはシリア軍とロシア軍の空爆による犠牲者。

なお、ダーイシュ、ヌスラ戦線に参加するシリア人戦闘員犠牲者の数は明示されていない。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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国内通商消費者保護省はダマスカス郊外県で食糧物資を違法に保管していた貯蔵施設を摘発、64トンの物資を押収(2016年9月1日)

SANA(9月1日付)は、国内通商消費者保護省の発表として、ダマスカス県国内通商消費者保護局の消費者保護チームがダマスカス郊外県各所で食糧物資を違法に保管していた貯蔵施設を摘発したと伝えた。

過去2日間での摘発件数は41件にのぼり、押収された食糧物資は64トンにのぼるという。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領はアラブ労働者組合国際連合使節団と会談(2016年9月1日)

アサド大統領は、アラブ労働者組合国際連合のガッサーン・グスン事務総長を団長とする同連合事務局メンバーと首都ダマスカスで会談した。

SANA(9月1日付)が伝えた。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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バアス党シリア地域指導部が各支部指導部メンバーを大幅改編(2016年8月31日)

バアス党シリア地域指導部は、クナイトラ支部、ダルアー支部、スワイダー支部、イドリブ支部、ティシュリーン大学支部、バアス大学支部、アレッポ大学支部、ラッカ県委員会(ラッカ支部)、アレッポ支部、ラタキア支部、ハマー支部、タルトゥース支部、ヒムス支部の各支部指導部の人事を改編、新指導部メンバーの氏名を発表した。

クッルナー・シュラカー(9月1日付)が伝えた。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュがアレッポ県北部の3カ村を反体制武装集団から奪還する一方、トルコ軍は県北西部のYPG拠点を越境砲撃(2016年8月31日)

アレッポ県では、ARA News(8月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラーイー村近郊で反体制武装集団(シャーム軍団、ハムザ旅団など)と交戦し、同村東部のハドバート村、シャイフ・ヤアクーブ村、カルサンリー村を奪還した。

一方、トルコ軍が県北西部のアフリーン市郊外のジャルカー村にある西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を越境砲撃した。


AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団がハマー市近郊のスーラーン市を制圧(2016年8月31日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月31日付)、シリア人権監視団によると、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団がハマー市から13キロの地点に位置する戦略的要衝スーラーン市でシリア軍と交戦し、同地を制圧した。

一方、SANA(8月31日付)によると、ファトフ軍がムハルダ市近郊のムハルダ火力発電所に対して迫撃砲数十発で攻撃を加え、高圧電線が被害を受けた。

これに対して、シリア軍が県北西部のブワイダ村、マアルカバ村一帯で反体制武装集団と交戦し、イッザ軍の司令官を含む50人近くを殲滅、70人以上を負傷させたという。

シリア軍はまた、人民防衛諸集団とともに、スーラーン市一帯、タイバト・イマーム市西方でも反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、ARA News(8月31日付)によると、ファトフ軍がアレッポ市南西部郊外のアーミリーヤ村および周辺の丘陵地帯をシリア軍から奪還した。

これに対して、シリア軍はジャムイーヤート丘の大部分を制圧したという。

またシリア軍はロシア軍とともに、アレッポ市東部への入り口に位置するラームーサ地区の街道一帯、同市のフィルドゥース地区、マアーディー地区、スッカリー地区を激しく空爆した。
このほか、ファルス通信(8月31日付)によると、県内での戦闘でイラン・イスラーム革命防衛隊の元士官で義勇兵として戦闘に参加していたアフマド・ガラーミー准将が戦死した。

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クナイトラ県では、SANA(8月31日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)がバアス市を砲撃し、2人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(8月31日付)によると、シリア軍がダルアー市各所で反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、SANA(8月31日付)によると、シリア軍がジャーヌーディーヤ村、ビンニシュ村、アルマナーズ市でファトフ軍の拠点などに対して空爆を行った。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュがダイル・ザウル市内で交戦(2016年8月31日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、2人が死亡、17人が負傷した。

これに対して、シリア軍はハジーン市でダーイシュの武器庫、爆弾製造工場を空爆、ダイル・ザウル市ムワッザフィーン地区でダーイシュと交戦した。

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ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を宣伝するアアマーク通信によると、ダーイシュがシャーイル油田南部、サワーナ町郊外でシリア軍の検問所11カ所を制圧した。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ではダーライヤー市に続いてムウダミーヤト・シャーム市で停戦に向けた協議開始か?(2016年8月30日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(8月30日付)が、シリア政府およびムウダミーヤト・シャーム市で籠城を続ける反体制派の両使節団が、同市の停戦に向けて30日晩に協議を行うと伝えた。

停戦協議におけるシリア政府側の使節団は、第4師団の事実上の司令官であるマーヒル・アサド准将の執務室付のガッサーン・ビラール准将が率いるという。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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ジュンド・アクサー機構などからなる反体制武装集団がハマー県北西部のタイバト・イマーム市内北西部の街区を制圧(2016年8月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がマアーン村一帯にあるシリア軍拠点を砲撃、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などがマアルカバ村、マサースィナ村、ハラファーヤー市、タイバト・イマーム市、ブワイダ村一帯でシリア軍と交戦を続けた。

クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団は、タイバト・イマーム市北西部に位置するサンマーン検問所および同市内北西部の街区を制圧した。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市南部郊外のカラースィー村一帯で制圧地域を拡大(2016年8月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市のマシュハド地区、アンサーリー地区、サーリヒーン地区を「樽爆弾」で空爆する一方、アレッポ市南西部郊外の第1070集合住宅計画地区、士官学校一帯、アフルーカート丘一帯、カラースィー村一帯で、シリア人・外国人民兵とともに、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と交戦した。

これに関して、SANA(8月30日付)は、シリア軍がアレッポ市南部郊外で反体制武装集団と交戦の末、カラースィー丘、カラースィー村、アマーラ村、バルナダ村を完全制圧したと伝えた。

また、ARA News(8月30日付)は、シリア軍がマフルーカ丘の大部分およびその一帯も奪還したと伝えた。

しかし、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ファトフ軍はその後再びカラースィー村を奪還したという。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ロシア軍がマアッラトミスリーン市をクラスター爆弾で空爆し、7人が死亡、55人以上が負傷した。

一方、SANA(8月30日付)によると、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町を砲撃し、5人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャーム自由人イスラーム運動、リジャールッラー大隊連合の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区一帯、電力会社一帯、ジーザ町、ヌアイマ村で、南部タウヒード旅団、ジャウラーン大隊などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月30日付)によると、イスラーム軍がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃し、3人が死亡、8人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月29日に10件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1108件。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル市、アレッポ市東部郊外でダーイシュと交戦(2016年8月30日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市パノラマ交差点一帯、ウルフィー地区、工業地区、ラサーファ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部の航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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マムルーク国民安全保障会議議長がアレッポでの戦闘、トルコ軍の進攻への対応を協議するため近くロシアへ(2016年8月30日)

スプートニク・ニュース(8月30日付)は、シリアの治安筋の話として、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長が来週、アレッポ市一帯での戦闘やトルコ軍によるジャラーブルス市一帯への進攻への対応を協議するために、ロシアの首都モスクワを訪問すると伝えた。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、Sputnik News, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はスワイダー県、ヒムス県でダーイシュと交戦(2016年8月29日)

スワイダー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がシャビーカ村東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。


AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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ハマー県北西部でジュンド・アクサー機構、イッザ軍がシリア軍に猛攻を加え、複数カ村を制圧か(2016年8月29日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が北西部のハラファーヤー市一帯でジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団と交戦し、シリア軍は同地を激しく空爆・砲撃した。

ジュンド・アクサー機構はアル=カーイダ系組織で、ダーイシュ(イスラーム国)との関係もとりざたされている。

一方、イッザ軍はいわゆる「穏健な反体制派」。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月29日付)によると、ジュンド・アクサー機構は「マルワーン・ハディードの戦い」と銘打って同地のシリア軍に対する攻勢を強め、シリア軍の検問所複数カ所を制圧したという。

またイッザ軍をも、「アッラーのために我々は進む」の戦いと銘打って、ハマー県北西部およびイドリブ県南部での戦闘を激化させ、マサースィナ村、ズラーキーヤート村、ザッリーン村、シャルユート村、ブワイダ村、マアルカバ村一帯でシリア軍と交戦、さらにハマー航空基地に対して砲撃を加えたという。

これに対して、シリア軍は、カフルズィーター市、ラトミーン村、ザカート村を空爆・砲撃したという。

クッルナー・シュラカー(8月29日付)、ARA News(8月29日付によると、この戦闘で、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍、ナスル軍は、マサースィナ村、ハラファーヤー市、ブワイダ村、ズラーキーヤート村、ザッリーン検問所などシリア軍の拠点複数カ所を制圧したという

一方、ハマー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍は県北部のムーリク市、ラターミナ町、マサースィナ村、ハラファーヤー市、マアルカバ村、ズラーキーヤート村北部、カフルズィーター市一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた県南西部のタッラフ村およびその一帯でヌスラ戦線と交戦し、戦闘員11人を殲滅した。

これに対して、ファトフ軍はサルハブ市をロケット弾で砲撃し、4人が負傷したという。

Kull-na Shuraka', August 30, 2016
Kull-na Shuraka’, August 30, 2016

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区に対して3日連続となる空爆を実施、また同地を砲撃した。

一方、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がジャッブーリーン村、ウンム・シャルシューフ村一帯、タルビーサ市一帯で反体制武装集団と交戦した。

また、シリア軍中部地区は、ヒムス市東部のライヤーン村(ライヤーン製油所近く)で、シリア駐留ロシア軍司令部の当事者和解調整センター(ラタキア県フマイミーム)の協力のもと、同地一帯の地元の名士、部族長と会談し、敵対行為を停止することで合意した。

この停戦合意(国民和解)には50の町村が参加したという。

なお、シリア駐留ロシア軍司令部の当事者和解調整センターによると、米・ロシアによる敵対行為停止合意履行後、国民和解に応じた市町村は486にのぼっているという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南西部郊外の士官学校一帯、第1070集合住宅計画地区でシリア軍、シリア人・外国人民兵がシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、フライターン市、英国人墓地地区一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がブルジュ・ザーヒヤ村のシリア軍拠点を砲撃、またカッバーナ町一帯でシリア軍と交戦した。

これに対してシリア軍は、クルド山一帯を空爆した。

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イドリブ県では、ARA News(8月30日付)によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市を白燐弾で空爆した。

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ダルアー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がダルアー市各所で反体制武装集団と交戦した。

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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シリア外務省はトルコ軍のジャラーブルス進攻を「人道に対する犯罪」と非難(2016年8月29日)

外務在外居住者省は国連安保理議長および事務総長宛にそれぞれ書簡を送り、そのなかでトルコ軍のジャラーブルス市一帯(アレッポ県)への進攻、とりわけ民間人犠牲者20人あまりを出したジュッブ・クーサー村(ビイル・クーサー村)に対する攻撃に関して、「人道に対する犯罪」と非難、またシリア領内での「テロとの戦い」はシリア政府との連携のもとに行われねばならないと主張した。

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス市ワアル地区への爆撃を続ける(2016年8月28日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市を空爆し、女性2人が死亡した。

一方、SANA(8月28日付)によると、反体制武装集団がヒムス市ムハージリーン区を砲撃し、2人が死亡した。

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ダルアー県では、ARA News(8月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍(ヤルムーク殉教者旅団)がヤルムーク川流域のアイン・ザクル村一帯で、南部戦線と交戦した。

一方、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区でご覧大隊と交戦した。

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ラタキア県では、ARA News(8月28日付)によると、カッバーナ町一帯でシリア軍が反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、現地活動家を名乗るハーリド・カースィムなる人物がARA News(8月28日付)に対して、シリア軍がアレッポ・ファトフ軍作戦司令室支配下のバヤーヌーン町に対する攻撃で、有毒ガスを装填した「樽爆弾」で攻撃を加えたと主張した。

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ハマー県では、SANA(8月28日付)によると、反体制武装集団がムハルダ市、サルハブ市、ザーラ火力発電所を砲撃し、女性1人が死亡した。

これに対して、シリア軍はラターミナ町東部でジュンド・アクサー機構の拠点を攻撃した。

シリア軍はまたスカイク村でアジュナード・シャーム・イスラーム連合の車輌を攻撃、これを破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がハラスター市、ラジャム・バカル地区西部、でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、イスラーム軍と交戦、反体制武装集団がハラスター市に向けて掘削した全長180メートルの地下トンネルを破壊した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月27日に12件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。


AFP, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はなおも有志連合の支援を受け、ラッカ市西部郊外でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年8月28日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市西部郊外のバグル村、タッル・ウスマーン村、ナフィーラ村、ウンム・ジャッハーシュ村、シャムスッディーン村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

なお米主導の有志連合はシリア民主軍の進軍に先立って同地一帯のダーイシュ拠点に対する空爆を実施したという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地東部、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ジャウラ地区、フワイジャト・サクル、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するハーブール護衛部隊の司令官がシャッダーディー市郊外で地雷の爆発に巻き込まれ死亡した。

AFP, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市南部でYPG主体のシリア民主軍拠点をダーイシュが爆弾攻撃(2016年8月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャッダーディー市南部のアナード村で大きな爆発が起きた。

爆発は、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍拠点を狙った爆弾攻撃によるもの。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、スフナ市、タイバ村、アーラーク油田一帯、タドムル市・スフナ市街道のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

一方、SANA(8月27日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(8月27日付)によると、シリア軍がラジャム・ダウラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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クナイトラ県では、ARA News(8月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ビン・ワリード軍(ヤルムーク殉教者旅団)がシャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)の司令官の一人アブー・ハムザ・ジャワービラ氏を爆殺した。

AFP, August 27, 2016、AP, August 27, 2016、ARA News, August 27, 2016、Champress, August 27, 2016、al-Hayat, August 28, 2016、Iraqi News, August 27, 2016、Kull-na Shuraka’, August 27, 2016、al-Mada Press, August 27, 2016、Naharnet, August 27, 2016、NNA, August 27, 2016、Reuters, August 27, 2016、SANA, August 27, 2016、UPI, August 27, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市の葬儀会場を「樽爆弾」で爆撃し15人が死亡(2016年8月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市マアーディー地区の葬儀会場を2度にわたって「樽爆弾」で空爆し、子供11人を含む民間人15人が死亡、多数が負傷した。

一方、ARA News(8月27日付)などは、アレッポ市南西部士官学校一帯での戦闘で、砲兵学科長のアースィフ・ハイルベク准将が戦死したと報じた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、トルクメン山のアイン・イーサー村回廊一帯で、シリア軍が、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を14回にわたって空爆した。

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イドリブ県では、SANA(8月27日付)によると、ファトフ軍がフーア市に向かって狙撃し、子供2人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(8月27日付)によると、シリア軍がダルアー市旧税関地区で反体制武装集団と交戦した。

AFP, August 27, 2016、AP, August 27, 2016、ARA News, August 27, 2016、Champress, August 27, 2016、al-Hayat, August 28, 2016、Iraqi News, August 27, 2016、Kull-na Shuraka’, August 27, 2016、al-Mada Press, August 27, 2016、Naharnet, August 27, 2016、NNA, August 27, 2016、Reuters, August 27, 2016、SANA, August 27, 2016、UPI, August 27, 2016などをもとに作成。

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停戦合意が成立したダーライヤー市(ダマスカス郊外県)で反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が完了(2016年8月27日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月27日付)によると、25日に発表された停戦合意に基づき、ダーライヤー市で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員のその家族の第2陣がシリア政府の手配した大型旅客バスで同地をあとにし、ファトフ軍の拠点都市イドリブ市に向かった。

なおダーライヤー市での作戦を指揮した前線司令官の一人は、SANAに対して、イドリブ市に退去した武装集団戦闘員以外にも、多くの戦闘員が免罪を求め、当局に投降したことを明らかにした。

また、ダーライヤー市の全住民は一端、仮設居住センターに移動、シリア軍が同地に展開し、インフラ復旧後に帰宅するという。

SANA, Augusat 27, 2016
SANA, Augusat 27, 2016

AFP, August 27, 2016、AP, August 27, 2016、ARA News, August 27, 2016、Champress, August 27, 2016、al-Hayat, August 28, 2016、Iraqi News, August 27, 2016、Kull-na Shuraka’, August 27, 2016、al-Mada Press, August 27, 2016、Naharnet, August 27, 2016、NNA, August 27, 2016、Reuters, August 27, 2016、SANA, August 27, 2016、UPI, August 27, 2016などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市などでシリア軍とダーイシュが交戦(2016年8月26日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月26日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市フワイジャト・サクル、ジャフラ村、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

一方、シリア人権監視団によると、数十輌の車輌からなるダーイシュ(イスラーム国)がイラク方面に移動した。

車列はアレッポ県北部から撤退したものだと思われるという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラミーヤ市・イスリヤー村回廊一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, August 26, 2016、AP, August 26, 2016、ARA News, August 26, 2016、Champress, August 26, 2016、al-Hayat, August 27, 2016、Iraqi News, August 26, 2016、Kull-na Shuraka’, August 26, 2016、al-Mada Press, August 26, 2016、Naharnet, August 26, 2016、NNA, August 26, 2016、Reuters, August 26, 2016、SANA, August 26, 2016、UPI, August 26, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南西部郊外一帯でシリア軍とファトフ軍の戦闘が続く(2016年8月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、シリア人・外国人戦闘員が、アレッポ市南西部郊外の士官学校航空技術科一帯、第1070集合住宅建設地区、ジャムイーヤート丘一帯でシャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と高専、戦闘機(所属明示せず)が同地を空爆した。

また、ARA News(8月26日付)によると、ロシア軍戦闘機がハイヤーン町を空爆し、住民8人が死亡、20人が負傷、またフール村にあるフダー病院を空爆した。

さらに、シリア軍はアレッポ市アンサーリー地区を空爆し、民間人6人が死亡、またバヤーヌーン町、ハイヤーン町を砲撃した。

一方、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は声明を出し、シリア政府支配下のカースティールー街道を経由して、アレッポ市東部に国連の車輌が人道支援物資を搬入することに同意した、と発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジャーヌーディーヤ町をシリア軍が「樽爆弾」で空爆し、子供1人、女性1人を含む3人が死亡、10人が負傷した。

また貨物航空機がファトフ軍によって包囲されているフーア市、カファルヤー町に支援物資を投下した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月26日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ヒッラーン・アワーミード村農場地帯で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月26日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区、ヌアイマ村、ヤードゥーダ村で反体制武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、クッルナー・シュラカー(8月26日付)によると、シリア軍がカッバーナ町一帯で反体制武装集団と交戦し、同地を空爆した。

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ハサカ県では、SANA(8月26日付)によると、ハサカ市でのシリア政府当局と西クルディスタン移行期民政局の停戦合意に従い、シリア軍・国防隊と人民防衛隊・アサーイシュが逮捕者・捕虜の交換を行った。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月25日に9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1090件。

AFP, August 26, 2016、AP, August 26, 2016、ARA News, August 26, 2016、Champress, August 26, 2016、al-Hayat, August 27, 2016、Iraqi News, August 26, 2016、Kull-na Shuraka’, August 26, 2016、al-Mada Press, August 26, 2016、Naharnet, August 26, 2016、NNA, August 26, 2016、Reuters, August 26, 2016、SANA, August 26, 2016、UPI, August 26, 2016などをもとに作成。

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停戦合意に基づきダーライヤー市(ダマスカス郊外県)から反体制武装集団戦闘員の退去と住民の避難が開始(2016年8月26日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(8月27日付)、SANA(8月26日付)などによると、25日に発表された停戦合意に基づき、ダーライヤー市にとどまっていた住民の籠城を続けていた反体制武装集団の退去が始まった。

ダーライヤー市長のマルワーン・ウバイド氏がSANA特派員に25日に明らかにしたところによると、停戦合意は、①ダーライヤー市の正常化、②同市内の住民約4,000人のダマスカス県およびダマスカス郊外県に設置された仮設居住施設への移送、③同市内で籠城を続けてきた戦闘員700人の中火器および重火器のシリア軍への引き渡しとイドリブ市への退去、を骨子とするという。

この合意に基づき、国連とシリア赤新月社のチームがダーライヤー市内に入り、大型旅客バスで住民約4,000人が仮設住居センターのあるハルジャラ村に移送された。

ハルジャラ村に設置された仮設住居センターには724世帯分の住居が用意されているという。

一方、戦闘員とその家族については、その第1陣約300人が大型旅客バスに分乗し、ダーライヤー市からイドリブ市へと移動した。

イドリブ市は、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の拠点都市。

SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016
SANA, August 26, 2016

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AFP(8月26日付)は、シリア軍消息筋の話として、シリア政府との和解を望まない者がイドリブ市へ、残留を望む者がハルジャラ村に行く」と伝えた。

『ハヤート』(8月27日付)によると、ダーライヤー市の人口は2011年以前は約8万人いたが、紛争下で人口は90%減少していた。

AFP, August 26, 2016、AP, August 26, 2016、ARA News, August 26, 2016、Champress, August 26, 2016、al-Hayat, August 27, 2016、Iraqi News, August 26, 2016、Kull-na Shuraka’, August 26, 2016、al-Mada Press, August 26, 2016、Naharnet, August 26, 2016、NNA, August 26, 2016、Reuters, August 26, 2016、SANA, August 26, 2016、UPI, August 26, 2016などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣がイラクを訪問しアバーディー首相、ジャアファリー外務大臣と会談(2016年8月25日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、イラクのイブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣の招待を受け、イラクの首都バクダードを空路で訪問、ハイダル・アバーディー首相、ジャアファリー外務大臣と会談した。

SANA(8月25日付)によると、会談において、ムアッリム外務在外居住者大臣は、シリア国内での「テロとの戦い」の現状について説明、シリアとイラクが共通の敵に対して一丸となって対峙していると強調した。

また、二国間関係、とりわけ「テロとの戦い」における連携、二国間交易の促進、両国民の移動の簡易化などについて意見を交わしたという。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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進歩国民戦線加盟政党のアラブ社会主義者運動のアフマド書記長が死去(2016年8月25日)

クッルナー・シュラカー(8月25日付)によると、進歩国民戦線加盟政党の一つアラブ社会主義者運動のアフマド・アフマド書記長がダマスカス県内のザーリー病院で死亡した。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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