シャーム・ファトフ戦線(ヌスラ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍がアレッポ市東部の包囲解除とアレッポ市西部の包囲に向けて大規模攻撃を開始、同市南部のシリア軍拠点複数カ所を制圧(2016年7月31日)

アレッポ県では、ファトフ軍(シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団など)が、「アレッポ大血戦」の戦いと銘打って、シリア軍が包囲するアレッポ市東部の封鎖解除と、アレッポ市ラームーサ地区閉鎖を通じたアレッポ市西部(シリア政府支配地域)の包囲に向けた作戦を開始、アレッポ市南部郊外での攻撃を激化させた。

これに先立ち、ファトフ軍の事実上の統括者のサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏が、シリア軍によるアレッポ市東部の包囲に関して「シャームのジハードの歴史における最大のマルハマ」が行われるだろう、と述べるビデオ映像(https://youtu.be/YEzpnxH_DEk)がインターネット上で拡散されていた。

クッルナー・シュラカー(7月31日付)によると、ファトフ軍はアレッポ市南部郊外のフワイズ村、サービキーヤ村、マクバラ丘、フワイズ丘のシリア軍および親政権外国人武装部隊の拠点を砲撃、またアレッポ市北部のライラムーに地区工場施設一帯、アルド・マッラーフ地区農場一帯、タームーラ村一帯でシリア軍と交戦を激化させたという。

戦闘を主導する武装集団の一つシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)は、アレッポ市南西部のラーシディーン地区に近いヒクマ学校、第1ヒクマ・ブロック、第2ヒクマ・ブロック、ムウタ丘、第1070計画地区などを制圧したと発表した。

Kull-na Shuraka', July 31, 2016
Kull-na Shuraka’, July 31, 2016

また、シャーム自由人イスラーム運動は、作戦が第2段階に入ったとして、アハド丘、マハッバ丘、ミサイル大隊基地、シャルファ村などアレッポ市南部郊外のシリア軍の拠点を制圧したと発表した。

さらに、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム大隊は、アーミリーヤ村、マフルーカート丘、ジャムイーヤート丘などを制圧したと発表した。

Kull-na Shuraka', July 31, 2016
Kull-na Shuraka’, July 31, 2016

シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(7月31日付)によると、これに対して、戦闘機(所属明示せず)が、アターリブ市、アンジャーラ村、カブターン・ジャバル村、フール村、アナダーン市、英国人墓地、アナダーン市、カフルハムラ村、ムサイビーン丘、マアーッラト・アルティーク村、アルド・マッラーフ地区農場北部一帯、アレッポ市ザフラー協会地区一帯、ジュルーム地区、ブスターン・バーシャー地区を空爆・砲撃し、少なくとも4人が死亡した

一方、SANA(7月31日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ハムダーニーヤ地区、第1070計画地区、ルーワード協会地区、ダーヒヤト・アサド地区、ラームーサ地区などを砲撃・狙撃し、11人が死亡、53人が負傷した。

このほか、ARA News(7月31日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区が反体制武装集団の砲撃を受けた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がドゥーマー市、ハラスター市郊外(ダマスカス・ヒムス街道一帯)、バイト・ジン村を空爆する一方、シリア軍ヘリコプターがダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ一杯を「樽爆弾」、地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃した。

シリア軍はまた、バラダー渓谷のアイン・フィージャ町、イフラ村を重火器で攻撃した。

一方、ARA News(7月31日付)によると、イスラーム軍がシリア軍と交戦の末、フーシュ・ファーラ村の大部分を奪還した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がムーサビーン村を砲撃し1人が死亡、複数人が負傷した。

一方、シリア軍はジャースィム市の病院、ダルアー市ダルアー・バラド地区を砲撃、戦闘機(所属明示せず)がナワー市各所を空爆した。

なお、ナワー市では爆弾を積んだオートバイが爆発し、1人が死亡した。

他方、SANA(7月31日付)によると、反体制武装集団がダルアー市各所、イズラア市、ムーサビーン村を砲撃し、1人が死亡、12人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市とサラミーヤ市を結ぶ街道で爆弾を積んだ車が爆発し、4人が負傷した。

また戦闘機(所属明示せず)がカフルズィーター市を空爆、これに対して反体制武装集団はシャイザル町を砲撃した。

一方、SANA(7月31日付)によると、ファトフ軍がシャイザル町を砲撃し、5人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ヒザーリーン村・マアッラト・ハルマ村街道で反体制武装集団の車輌が自爆に触れ爆発した。

また戦闘機(所属明示せず)がカフルナブル市を空爆した。

一方、SANA(7月31日付)によると、反体制武装集団がフーア市を砲撃し、1人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月30日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、「自由シリア軍」などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は900件。

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アサド大統領はシリア・アラブ軍創設記念日に合わせて声明を出し、軍将兵に祝辞を述べた。

またアブドゥッラー・アイユーブ参謀長は、アサド大統領の命を受け総司令部将官を伴いアルド・マッラーフ地区農場、アレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区を視察訪問した。

AFP, July 31, 2016、AP, July 31, 2016、ARA News, July 31, 2016、Champress, July 31, 2016、al-Hayat, August 1, 2016、Iraqi News, July 31, 2016、Kull-na Shuraka’, July 31, 2016、al-Mada Press, July 31, 2016、Naharnet, July 31, 2016、NNA, July 31, 2016、Reuters, July 31, 2016、SANA, July 31, 2016、UPI, July 31, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はハマー県、ダイル・ザウル市でダーイシュと交戦(2016年7月31日)

ハマー県では、SANA(7月31日付)によると、シリア軍がマフカル村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月31日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, July 31, 2016、AP, July 31, 2016、ARA News, July 31, 2016、Champress, July 31, 2016、al-Hayat, August 1, 2016、Iraqi News, July 31, 2016、Kull-na Shuraka’, July 31, 2016、al-Mada Press, July 31, 2016、Naharnet, July 31, 2016、NNA, July 31, 2016、Reuters, July 31, 2016、SANA, July 31, 2016、UPI, July 31, 2016などをもとに作成。

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反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区の境界にシリア軍が設置した人道回廊を経由して住民160人以上が避難するなか、シリア軍、ロシア軍はアレッポ市一帯を激しく爆撃(2016年7月30日)

アレッポ県では、SANA(7月30日付)によると、シリア軍が、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部街区との境界に設置した「人道回廊」を通じて、住民数十世帯がシリア政府支配地域に退去、また東部街区で活動していた反体制武装集団のメンバー多数が武器を棄て、シリア軍に投降した。

シリア人権監視団によると、多数の住民がサラーフッディーン地区の人道回廊を通じて、シリア政府支配地域に避難したという。

またラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターによると、民間人169人が人道回廊を通過し、シリア政府支配地域に避難、また戦闘員69人が武器を棄て回廊を通過、シリア軍に投降した。

なお、現在設置されている人道回廊(4カ所)に加えて、アレッポ市での人道作戦の一環として、新たに4つの回廊を新設する予定だという。

SANA, July 30, 2016
SANA, July 30, 2016

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同じくアレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアターリブ市、カフルナーハー村、ダーラト・イッザ市、イッビーン村、ハイヤーン町、アナダーン市、アレッポ市南部郊外のカマーリー村、アイス村、ハーン・トゥーマーン村、ICARDA地区一帯、カフルハムラ村を空爆し、30人以上が死傷した。

またアレッポ市北部のダフラト・アブドゥラッブフ地区、シュカイイフ地区、ライラムーン地区一帯、ザフラー協会地区一帯、ラーシディーン地区一帯、ハーン・アサル村では、戦闘機(所属明示せず)が空爆・機銃掃射するなか、シリア軍と反体制武装集団が交戦した。

さらにアレッポ市ブアイディーン地区、ジャンドゥール地区ではシリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」で攻撃を加え、ハルサ村、ズィーターン村、カラースィー村、ハーン・トゥーマーン村をシリア軍が砲撃した。

AFP, July 30, 2016、AP, July 30, 2016、ARA News, July 30, 2016、Champress, July 30, 2016、al-Hayat, July 31, 2016、Iraqi News, July 30, 2016、Kull-na Shuraka’, July 30, 2016、al-Mada Press, July 30, 2016、Naharnet, July 30, 2016、NNA, July 30, 2016、Reuters, July 30, 2016、SANA, July 30, 2016、UPI, July 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市内の西クルディスタン移行期民政局支配地域からの負傷者の搬出を妨害(2016年7月30日)

アレッポ県では、ARA News(7月30日付)は、シリア軍は西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とシリア政府支配地域を結ぶジャズィーラ通行所を封鎖、シャイム・マクスード地区からの負傷者の搬出を妨害したと伝えた。

妨害の背景には、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が制圧したサカン・シャバービー地区の引き渡しをシリア軍が求めたのに対して、シリア民主軍がこれを拒否、両者の緊張が高まっていたという事情があるという。

AFP, July 30, 2016、AP, July 30, 2016、ARA News, July 30, 2016、Champress, July 30, 2016、al-Hayat, July 31, 2016、Iraqi News, July 30, 2016、Kull-na Shuraka’, July 30, 2016、al-Mada Press, July 30, 2016、Naharnet, July 30, 2016、NNA, July 30, 2016、Reuters, July 30, 2016、SANA, July 30, 2016、UPI, July 30, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県各所をシリア軍とロシア軍が激しく爆撃(2016年7月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカフルタハーリーム村、サルマダー市、ハーン・シャイフーン市、タマーニア町を空爆し、複数人が死傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がキンサッバー町一帯を空爆、また同地ではシリア軍、シリア人・外国人民兵が、「ヤルムークの戦い」作戦司令室と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラターミナ町、ムーリク市を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市およびその周辺を空爆する一方、シリア軍がタルビーサ市を砲撃した。

一方、SANA(7月30日付)によると、シリア軍がダイル・フール村、ラスタン市で反体制武装集団と交戦、戦闘員7人を殲滅した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーキヤ町一帯、ドゥーマー市を砲撃する一方、バハーリーヤ村でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員がイスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(7月30日付)によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区各所で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

他方、シリア赤新月社はナワー市に人道支援物資(トレーラー44輌分)を搬入した。

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クナイトラ県では、SANA(7月30日付)によると、シリア軍がハーン・アルナバ市一帯で反体制武装集と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月29日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は854件。

AFP, July 30, 2016、AP, July 30, 2016、ARA News, July 30, 2016、Champress, July 30, 2016、al-Hayat, July 31, 2016、Iraqi News, July 30, 2016、Kull-na Shuraka’, July 30, 2016、al-Mada Press, July 30, 2016、Naharnet, July 30, 2016、NNA, July 30, 2016、Reuters, July 30, 2016、SANA, July 30, 2016、UPI, July 30, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ系組織がヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の撤退に乗じてダルアー市タスィール町一帯に進軍(2016年7月30日)

ダルアー県では、ARA News(7月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍(ヤルムーク殉教者旅団)が、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)のヤルムーク川流域一帯からの撤退を受けるかたちで、タスィール町一帯に進軍した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市郊外の穀物サイロ一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦する一方、戦闘機(所属明示せず)がウンム・シャルシューフ村各所を空爆した。

一方、SANA(7月30日付)によると、シリア軍がシャーイル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(7月30日付)によると、シリア軍が県東部のビイル・ラスィーイー地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月30日付)によると、シリア軍がジャフラ村、ザマリー村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ダマスカス県では、ARA News(7月30日付)によると、ヤルムーク区でダーイシュ(イスラーム国)が喫煙したとの理由で住民50人を拘束した。

AFP, July 30, 2016、AP, July 30, 2016、ARA News, July 30, 2016、Champress, July 30, 2016、al-Hayat, July 31, 2016、Iraqi News, July 30, 2016、Kull-na Shuraka’, July 30, 2016、al-Mada Press, July 30, 2016、Naharnet, July 30, 2016、NNA, July 30, 2016、Reuters, July 30, 2016、SANA, July 30, 2016、UPI, July 30, 2016などをもとに作成。

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アスマー・アフラス大統領夫人が戦没者の父親と負傷兵と懇談(2016年7月30日)

大統領府はツイッターの公式アカウント(@Presidency_Sy)を通じて、アスマー・アフラス大統領夫人が、アレッポ県出身のシリア軍戦死者の父親と負傷兵と懇談している写真を掲載した。

@Presidency_Sy, July 30, 2016
@Presidency_Sy, July 30, 2016

AFP, July 30, 2016、AP, July 30, 2016、ARA News, July 30, 2016、Champress, July 30, 2016、al-Hayat, July 31, 2016、Iraqi News, July 30, 2016、Kull-na Shuraka’, July 30, 2016、al-Mada Press, July 30, 2016、Naharnet, July 30, 2016、NNA, July 30, 2016、Reuters, July 30, 2016、SANA, July 30, 2016、UPI, July 30, 2016などをもとに作成。

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シリア政府はヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称を「無駄な試み」と非難する一方、ダーイシュと有志連合による民間人を巻き込んだ攻撃を非難(2016年7月29日)

シリア政府は声明を出し、有志連合と「テロ組織」による民間人、経済・福祉インフラを標的とした攻撃を厳しく非難するとともに、シャームの民のヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消とシャーム・ファトフ戦線への改称に関して「自らの皮膚を塗り替え…自らの不義と犯罪を消し去ろうとする無駄な試み」で、フランス、米国、英国、トルコ、サウジアラビア、カタールが、さまざまなかたちで「穏健なテロ組織」を支援し続けていることを示すものと指弾した。

声明はまた、外務在外居住者省が国連事務総長と安保理議長宛に書簡を送り、そのなかで、有志連合が28日にアレッポ県ガンドゥーラ村に対して行った空爆と、ダーイシュ(イスラーム国)が29日に行ったブワイル村への攻撃で、民間人45人(うち子供7人)が死亡、50人あまりが負傷したことを報告したと付言した。

SANA(7月29日付)が伝えた。


AFP, July 29, 2016、AP, July 29, 2016、ARA News, July 29, 2016、Champress, July 29, 2016、al-Hayat, July 30, 2016、Iraqi News, July 29, 2016、Kull-na Shuraka’, July 29, 2016、al-Mada Press, July 29, 2016、Naharnet, July 29, 2016、NNA, July 29, 2016、Reuters, July 29, 2016、SANA, July 29, 2016、UPI, July 29, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ市東部を断続的に爆撃するなか、同地の反体制武装集団は安全回廊を経由した住民の退避を阻止(2016年7月29日)

アレッポ県では、AFP(7月29日付)によると、シリア軍の包囲を受け反体制武装集団が籠城を続けるアレッポ市東部および同市北部のライラムーン地区では、戦闘機(所属明示せず)が朝8時から断続的な空爆を行った。

同地の住民は空爆を避けるかたちで外出を控えており、またシリア人権監視団によると、シリア軍が設置を発表した外界とを結ぶ安全回廊も、シリア政府支配地域では開放されているが、反体制武装集団が封鎖しているため、事実上住民の退去は行われていないという。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、これまでに回廊を経由して外界に退避できたのは12人だけで、反体制武装集団が治安体制を強化し、住民が回廊に接近することを阻止しているという。

またアレッポ市郊外のフライターン市、ハイヤーン町、アナダーン市、ダーラト・イッザ市に対しても空爆が行われる一方、アレッポ市ザフラー協会地区には反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾した。

なお、クッルナー・シュラカー(7月29日付)によると、シリア軍によるブスターン・バシャー地区などへの空爆で民間人26人が死亡したという。

また、ARA News(7月29日付)によると、ロシア軍戦闘機がアターリブ市などを空爆し、住民数十人が死傷したという。

一方、ARA News(7月29日付)によると、アレッポ市カースティールー街道一帯で、「穏健な反体制派」と目されるヌールッディーン・ザンキー運動の戦闘員が、ダーイシュ(イスラーム国)などが頻繁に行う特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、シリア軍兵士複数人が死亡した。

このほか、ARA News(7月29日付)によると、アレッポ市一帯で活動する反体制武装集団がアレッポ第1師団を新たに結成した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジスル・シュグール市各所を空爆し、女性1人を含む4人が死亡した。

またアブー・ズフール町、サルマダー市に対しても空爆が行われ、2人が死亡した。

一方、INGOのセーブ・ザ・チルドレンは、カフルタハーリーム市にある産婦人科病院が空爆を受けたと発表した。

また、クッルナー・シュラカー(7月29日付)は、シリア軍とロシア軍の戦闘機が、サルキーン市、ビンニシュ市、カフルヌブル市、カフルタハーリーム村、カフル・ウワイド村を空爆し、6人が死亡したと伝えた。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月30日付)によると、東カラムーン地方では、シリア軍戦闘機(MiG23)が技術的トラブルにより墜落、パイロット1人が死亡した。

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クッルナー・シュラカー(7月31日付)によると、ハマー県とラタキア県で活動する武装集団が第85歩兵旅団を新たに結成した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月28日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、「自由シリア軍」などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は847件。


AFP, July 29, 2016、AP, July 29, 2016、ARA News, July 29, 2016、Champress, July 29, 2016、al-Hayat, July 30, 2016、Iraqi News, July 29, 2016、Kull-na Shuraka’, July 29, 2016、July 30, 2016、July 31, 2016、al-Mada Press, July 29, 2016、Naharnet, July 29, 2016、NNA, July 29, 2016、Reuters, July 29, 2016、SANA, July 29, 2016、UPI, July 29, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはマンビジュ市北西部のブワイル村で民間人24人を処刑する一方、有志連合は同地に近いガンドゥール村を爆撃し、民間人28人を殺害(2016年7月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市北西部に位置するブワイル村に突入し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦の末、同地を制圧、民間人24人を処刑した。

一方、有志連合は28日深夜、マンビジュ市北西部のガンドゥール村を空爆市、民間人28人(うち子供7人)を含む41人が死亡した。

このほか、ARA News(7月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境に近いドゥーディヤーン村を一時制圧したが、反体制武装集団が反撃、同村を奪還した。

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スワイダー県では、SANA(7月29日付)によると、シリア軍がカスル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月29日付)によると、シリア軍がアイヤーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月29日付)によると、シリア軍がタドムル市北東部のハイル・ガス採掘所一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, July 29, 2016、AP, July 29, 2016、ARA News, July 29, 2016、Champress, July 29, 2016、al-Hayat, July 30, 2016、Iraqi News, July 29, 2016、Kull-na Shuraka’, July 29, 2016、al-Mada Press, July 29, 2016、Naharnet, July 29, 2016、NNA, July 29, 2016、Reuters, July 29, 2016、SANA, July 29, 2016、UPI, July 29, 2016などをもとに作成。

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シリア国営通信は、ヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消と「シャーム・ファトフ戦線」への改称に関して「ヌスラ」がヴァージョン・アップした最新版で「ファトフ」という名はカタールがおそらく選んだものだ」と酷評(2016年7月28日)

SANA(7月28日付)は、ヌスラ戦線によるアル=カーイダとの関係解消と改称に関して次のように伝えた。

「テロリストであるジャウラーニーが(組織の)名前を変えたが、「ファトフ」という名前を選んだことで、事実を認める罠に自ら落ちた。イドリブ、ハマー、アレッポ…でのテロ犯罪は、その多くがファトフ軍の名で行われてきた…。テロ組織の新名称を宣言することで明らかなのは…、「ファトフ」というフォーマットが、「ヌスラ」のヴァージョン・アップした最新版であるということで、おそらく、それはこの組織の代弁者にして主要な支援者であるカタールの首長たちが選んだものだ」。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は有志連合の爆撃支援を受け、マンビジュ市でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市一帯を空爆、また同地では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュとの戦闘を続けた。

有志連合の空爆はマンビジュ市郊外のガンドゥーラ地区にもおよび、複数の死傷者が出たという。

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スワイダー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がラーミー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍が県東部のクライブ・サウル村一帯、ティバーラト・ディーバ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月28日付)によると、県東部のタリーラ保護区などでダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村東部、ジャフラ村北部、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、またダイル・ザウル市ハウィーカ地区などでダーイシュと交戦した。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市北部のバニー・ザイド地区を完全制圧(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権民兵、アラブ系・アジア系の民兵が27日夜から28日朝にかけて、アレッポ市北部のバニー・ザイド地区を総攻撃するとともに、ロシア軍とシリア軍の戦闘機、ヘリコプターが同地を激しく空爆、同地区を完全制圧した。

この戦闘で、シリア軍側兵士38人を含む215人が死亡したという。

また、SANA(7月28日付)も、シリア軍が予備部隊の支援を受け、アレッポ市北部のバニー・ザイド市で反体制武装集団の掃討を完了し、同地を完全制圧したと伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

また、アレッポ市アシュラフィーヤ地区などでは、シリア軍によるバニー・ザイド地区完全制圧を祝うデモ、行進が行われたと伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

このほかアレッポ市北東部では、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属するヌールッディーン・ザンキー運動のアンマール・シャアバーン司令官がシリア軍との戦闘で死亡したという。

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クナイトラ県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がバアス市南東部のバイダ村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

これに対して、ヌスラ戦線はハーン・アルナバ市南部地区を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がダルアー市難民キャンプ地区、バジャービジャ地区でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団がザーラ村郊外の火力発電所を攻撃、シリア軍がこれを撃退した。

シリア軍はまた、ラターミナ町、ムーリク市、スカイク村一帯、ヒルブナフサ村で反体制武装集団拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がブルジュ・カーイー村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆した。

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ダマスカス県では、SANA(7月28日付)によると、イスラーム軍が旧市街カイマリーヤ地区を砲撃し、2人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月27日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は841件。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は、反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区からの住民の避難を促すため、複数カ所に回廊を設置、ビラを散布し住民に周知(2016年7月28日)

シリア人権監視団によると、シリア軍は、反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区と外界を結ぶ回廊を4カ所に設置、また軍ヘリコプターが人道回廊の位置を知らせるビラを空中散布し、街区内の住民に退去を呼びかけた。

回廊は、①北部交差点・ライラムーン交差点、②ブスターン・カスル地区・マシャーリカ地区、③サイフ・ダウラ公園・ハムダーニーヤ競技場およびダマスカス・アレッポ国際幹線道路、④シャイフ・サイード・モスク・ハーディル村の間に設置されたという。

一方、SANA(7月28日付)によると、アレッポ県のムハンマド・マルワーン・アルビー知事は、住民の避難に向け、人道回廊を3カ所に開通させたと発表した。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(7月28日付)は、「革命家たちの支配地域につながるいかなる人道回廊も開通していない」と主張、これを否定した。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領は武器を棄て、投降したすべての者を恩赦することを定めた2016年政令第15号を施行(2016年7月28日)

アサド大統領は、武器を棄て、投降したすべての者を恩赦することを定めた2016年政令第15号を施行した。

2016年政令第15号は、武器を保持する者、ないしは裁判を逃れてきた者すべてに対して、3ヶ月以内に武装解除、投降することを条件に恩赦すると定めている。

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またシリア大統領府は、シリア・アラブ軍への協力をすべての国民に求めるアサド大統領の声明を発表した。

声明で、アサド大統領は、国民和解こそが国内の殺戮を抑えるもっとも重要な方法と位置づけ、反体制武装闘争を継続するすべての国民に対して、祖国の庇護のもとに再び復帰し、武器を棄て、治安と安定の回復をめざすよう呼びかけた。

SANA(7月28日付)が伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

 

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領は米平和委員会の使節団と会談(2016年7月28日)

アサド大統領はシリアを訪問中の米平和委員会の使節団(ヘンリー・ローウェンドルフ団長)とダマスカスで会談した。

SANA(7月28日付)が伝えた。

SANA, July 28, 2016
SANA, July 28, 2016

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市北部のバニー・ザイド地区をシリア軍とYPG主体のシリア民主軍が挟撃し、ヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団は同地の建物群多数を喪失(2016年7月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区(サーフール地区、アンサーリー地区)に対して、シリア軍が空爆、砲撃を行い、民間人16人が死亡した。

ARA News(7月27日付)によると、アレッポ市サーフール地区に対する空爆はロシア軍によるものだという。

またシリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が反体制武装集団支配下のアレッポ市ブスターン・カスル地区、ハイダリーヤ地区、サーフール地区、マサーキン・ハナーヌー地区、スッカリー地区、フィルドゥース地区を空爆し、住民6人が死亡した。

さらにアレッポ市都区部のバニー・ザイド地区、ライラムーン地区、カースティールー街道一帯での戦闘で、ジハード主義武装集団戦闘員1人とシリア軍兵士1人が死亡した。

一方、ARA News(7月28日付)によると、シリア軍はアレッポ市北部のバニー・ザイド地区を激しく空爆、また同地に展開する第16師団やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室を放逐し、多数の建物群を掌握、同地を制圧した。

また、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、同民政局の支配下にあるアレッポ市北部のシャイフ・マクスード地区の北西部に隣接するサカン・シャバービー地区(ライラムーン地区の東部)で反体制武装集団と交戦し、同地区内の建物群多数を制圧した。

サカン・シャバービー地区は、シリア軍が攻略をめざしているアレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区を見下ろす高台に位置している。

他方、SANA(7月27日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市郊外の変電所を砲撃し、アレッポ市への電力供給が途絶えた。

電力省消息筋によると、電力公社復旧チームが現地で復旧作業にあたっているという。

また、シャームの民のヌスラ戦線がアレッポ市ラームーサ地区で住民を狙撃、女性1人が死亡、5人が負傷した。

このほか、リヤド最高交渉委員会は国連事務総長に宛てて書簡を送り、そのなかで、シャームの民のヌスラ戦線やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団の支配が続くアレッポ市東部街区に対するシリア軍の完全包囲を受けて、同市の事態打開に向けた安保理緊急会合を招集するよう要請、包囲解除を主唱した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月27日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団、予備部隊とともにフーシュ・ファーラ村一帯でジハード主義武装集団と交戦し、同村南部の農場地帯を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がシャイフーニーヤ村、リーハーン農場、タッル・クルディー町、フーシュ・ナスリー村、マイダアーニー村、バイト・サワー村を空爆、またフーシュ・ファーラ村、ムハンマディーヤ町一帯ではシリア軍、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジャーヌーディーヤ町を空爆し、男性1人が死亡した。

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ヒムス県では、ARA News(7月27日付)によると、シリア軍がブルジュ・カーイー村を空爆し、子供を含む民間人10人以上が死傷した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、July 28, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割共同支配するカーミシュリー市(ハサカ県)でダーイシュによる自爆テロが発生、40人以上が死亡、140人が負傷(2016年7月27日)

ハサカ県では、SANA(7月27日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割共同支配を行っているカーミシュリー市の西部地区で爆弾を積んだ車が自爆、住民44人が死亡、140人が負傷(外務在外居住者省が国連事務総長と安保理議長に宛てて送付した書簡によると、この自爆テロで民間人48人が死亡、140人が負傷)、同地の住宅や生活インフラが甚大な被害を受けた。

自爆テロが発生した西部地区のハラーリーヤ交差点とマディーナト・シャバーブ交差点間の街道は、西クルディスタン移行期民政局の管轄地域。

西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが発表した声明によると、自爆したのは「爆弾を積んだ貨物車輌」だったという。

シリア人権監視団によると、現場一帯は、西クルディスタン移行期民政局関連の施設が密集しており、そのなかにはジャズィーラ地区防衛委員会(国防省に相当)もあり、自爆テロは同地のチェックポイント近くで発生したという。

『ハヤート』(7月28日付)によると、自爆テロ発生直後は、二度にわたり爆発が発生したとの情報が流れたが、その後、2度目の爆発が現場近くの灯油タンクへの引火が原因だったことが判明した。

なおこの灯油タンクはカーミシュリー市西部地区一帯に電力を供給する発電施設のタンクで、シリア人権監視団によると、タンクの爆発によって被害が増大したという。

SANA, July 27,  2016
SANA, July 27, 2016
SANA, July 27,  2016
SANA, July 27, 2016

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事件発生から数時間後、ダーイシュ(イスラーム国)はアアマーク通信を通じて声明を出し、「アブー・アーイシャ・アンサーリー同志が爆弾を積んだ自身の貨物車輌で、カーミシュリー市西部地区にクルド人背教者どのものビル群の中心に到達…、そのただなかで車輌を爆発させた」と発表し、犯行を認めた。

同声明によると、この自爆テロは「マンビジュ市での空爆で有志連合が行う犯罪への報復」だという。

ARA News, July 27,  2016
ARA News, July 27, 2016

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一方、外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、そのなかでカーミシュリー市でのダーイシュ(イスラーム国)の自爆テロに関して、停戦や和平協議再開に向けた取り組みを久慈港とするものだと批判、安保理に対してテロを支援する国々への断固たる制裁措置を早急に講じるよう求めた。

SANA(7月27日付)が伝えた。

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このほか、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、カーミシュリー市でのダーイシュ(イスラーム国)による自爆テロを厳しく非難しつつ、アル=カーイダの系譜を汲む国際テロ組織ではなく、「国際社会は、アサド政権と同政権が支援するテロ勢力に代表されるテロの根源を根絶するためのステップとして、国際法に沿った政治解決に貢献するべき」と呼びかけた。

また、シリア革命反体制勢力国民連立に参加するシリア・クルド国民評会も声明を出し、自爆テロを非難、「我々はすべての勢力に、不正とテロに対して一致団結するよう呼びかける」と表明した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区の住民に同地の安定回復のために協力するよう呼びかける(2016年7月27日)

シリア軍総司令部は声明を出し、シリア軍が予備部隊の支援を受けてアレッポ市北部一帯での任務を成功させ、同地とアレッポ市東部街区を結んでいた「テロリスト」の兵站路のすべてを遮断したとしたうえで、「すべての市民の安全を希求し…、市民がシリア・アラブ軍に協力し、戦闘停止、事態収束、電気、学校、病院の復旧、日常生活の回復に貢献」するよう呼びかけた。

また「アレッポ市東部街区で武器を携帯するすべての者に、武器を棄てることで免罪とするとともに、武器を棄て、アレッポにとどまりたい者の残留と退去希望者の退去を保障する」と強調、「アレッポの治安と安定の回復に向け、理知に従い、国益を優先させる」よう呼びかけた。

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シリア軍はヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区に投降を呼びかけるビラを空中散布(2016年7月27日)

シリア軍総司令部は、シャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部の街区に軍ヘリコプターからビラを散布し、同地で籠城を続ける武装集団メンバーに「武器を棄て、残された時間を利用して免責を求める」よう呼びかけたと発表、SANA(7月27日付)を通じてその映像(https://youtu.be/28okzSnDUB0)を公開した。

SANA, July 27,  2016
SANA, July 27, 2016
SANA, July 27,  2016
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AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領「テロリストが日常生活に戻り、武器を棄てることを望むのであれば、恩赦が与えられるだろう」(2016年7月27日)

アサド大統領はギリシャのテレビ局ITV(7月27日付)のレポーターのインタビューに応じ、そのなかで以下の通り述べた。

「(現下の戦争に勝利したら恩赦を行うかとの質問に対して)もっとも重要なのは、勝利は私の勝利ではなく、シリア国民の勝利だということだ。なぜなら、それはシリア国民に対する戦争だからだ。だが、恩赦について述べねばならないのであれば、恩赦はすでに実施されている。なぜなら我々はシリアでテロ活動が行われるようになった当初から、テロリストにその選択肢を提示しているからだ」。

「彼らが日常生活に戻り、武器を棄てることを望むのであれば、恩赦が与えられるだろう…。恩赦は、さまざまな理由で武器を手にしてきたこれらの人々が日常生活に復帰することの助けになると考えている。また彼らが特定のアジェンダを持っているのであれば、政治生活にも復帰することになろう」。

なお、インタビューの全文および映像はSANA(http://sana.sy/en/?p=83771https://www.youtube.com/embed/AmLFcRZte4g)が配信した。

SANA, July 27,  2016
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AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、ITV, July 27, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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カーター米国防長官「ヨルダンからシリア領内のダーイシュを攻撃する機会を検討している」(2016年7月27日)

アシュトン・カーター米国防長官は、米軍主導の有志連合が、南部、すなわちヨルダンからシリア領内で活動するダーイシュ(イスラーム国)を攻撃することを検討していると述べた。

ノースカロライナ州フォートブラッグ市を訪問中のカーター国防長官は「現在我々が行っている取り組みを強化するかたちで南部からダーイシュに圧力をかける機会を検討している」と述べた。

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駐イラク米軍報道官のクリス・ガーヴァー大佐はアレッポ県マンビジュ市北部のトゥーハール村に対する有志連合の空爆で民間人50人以上が死亡した件に関して、事件について正式に調査を開始するに十分な信頼できる情報を得たと述べ、調査開始を宣言した。

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シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は国連事務総長および安保理議長に書簡を提出し、そのなかで米軍主導の有志連合がダイル・ザウル県内の石油・ガス関連の施設はインフラを空爆で破壊するとともに、シリア領空を飛行する民間航空機の活動を妨害していると報告、これを非難した。

AFP, July 27, 2016、AP, July 27, 2016、ARA News, July 27, 2016、Champress, July 27, 2016、al-Hayat, July 28, 2016、Iraqi News, July 27, 2016、Kull-na Shuraka’, July 27, 2016、al-Mada Press, July 27, 2016、Naharnet, July 27, 2016、NNA, July 27, 2016、Reuters, July 27, 2016、SANA, July 27, 2016、UPI, July 27, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部の住民に退去と「異質な傭兵の排除」を、戦闘員に投降を呼びかける(2016年7月26日)

シリア軍総司令部は、シャームの民のヌスラ戦線やアレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部の住民および武装集団メンバーに対して、携帯電話・スマートフォンを通じて、同地からの退去を希望する者に対して安全な通行を確保し、退去者にはすべての生活必需品を補償するとのメッセージを送り、国民和解に参加し、同地から「異質な傭兵を排除」するよう呼びかけた。

総司令部はまた、すべての武装集団に対して、武器を放棄し、免罪に向けた投降するよう呼びかけた。

SANA(7月26日付)が伝えた。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市北部のライラムーン地区を完全制圧、同市北部と北西部のシリア政府支配地域が面でつながり反体制武装集団支配地域への包囲強まる(2016年7月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室からなる反体制武装集団との戦闘の末、アレッポ市北部のライラムーン地区を完全制圧し、反体制武装集団の支配下にとどまるバニー・ザイド地区を射程圏内に収め、アレッポ市東部地区への封鎖をさらに強化した。

ARA News(7月25日付)によると、これにより、アレッポ市北部とアレッポ市北東部のシリア軍支配地域は面でつながったという。

またSANA(7月26日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにアレッポ市北部のカースティールー街道一帯で反体制武装集団に対する攻勢を続け、カースティールー製造所などの同地の工場施設複数棟(33施設)と、ライラムーン交差点に近いライラムーン車庫などを制圧し、アレッポ市東部の反体制武装集団支配地域への包囲を強化した。

シリア人権監視団によると、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区では依然として戦闘は続いており、シリア軍はダフラト・アブドゥラッブフ地区、カースティールー街道一帯、カフルハムラ村に対しても空爆を続けているという。

https://twitter.com/petolucem, July 26, 2016
https://twitter.com/petolucem, July 26, 2016

シリア軍はまた、アレッポ市マシュハド地区を「樽爆弾」で空爆し、反体制武装集団司令官1人とその家族4人、女性2人、子供1人を含む22人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団はアレッポ市ザフラー協会地区各所を砲撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(7月27日付)によると、アレッポ市シャッアール地区では、シリア軍による同市東部の全面包囲に反対するデモが組織され、数百人が参加した。

他方、ARA News(7月27日付)によると、イドリブ県北部のアティマ村に展開する反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアフリーン市郊外のジャルマ村、ディーワーン村を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区に潜伏していた反体制武装集団戦闘員15人が武器を棄て、当局に投降した。

このほか、ARA News(7月26日付)によると、国連とシリア赤新月社の支援チームがタルビーサ市に人道支援物資(トレーラー49輌分)を搬入した。

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ダルアー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村北東部、ジャムリーン村、ダルアー市アルバイーン地区、カラク地区、ブスラー広場一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、サイダー町で人質救出作戦を敢行し、シャームの民のヌスラ戦線が拘束していた14人を解放した。

シリア人権監視団によると、14人はいずれもシリア軍兵士。

一方、SANA(7月26日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がダルアー市内各所を砲撃し、女性2人と子供1人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がザーラ村でシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動とシャームの民のヌスラ戦線からなる反体制武装集団は、ザーラ村郊外の火力発電所を砲撃し、利用不能になった。

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スワイダー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がジャラム・ダウラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月26日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がドゥーマー市、ダーライヤー市を空爆した。

一方、SANA(7月26日付)によると、24日に反体制武装集団によって破壊されたアイン・フィージャ町近郊のフィージャ水源にある水利施設が一部復旧した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月25日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は825件。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、July 27, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、July 27, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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マンビジュ市一帯でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの攻防続く(2016年7月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市内各所でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、米軍主導の有志連合が同地一帯を空爆した。

戦闘はマンビジュ市内南東部や同市に通じる街道一帯で激しく行われ、マンビジュ市郊外のサイヤード地区に着弾した迫撃砲により、子供2人が負傷したという。

また、ARA News(7月26日付)によると、人民防衛隊とアサーイシュの隊員から構成される緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)隊員はまた、マンビジュ市南西部でダーイシュの戦闘員15人を殲滅した。

一方、ダーイシュはバーブ市郊外の支配地域から避難しようとした住民(女性1人と子供2人)を狙撃し、また同市北部のヌウマーン村、ドゥワイル・ハワー村で住民を拉致、連行した。

またクッルナー・シュラカー(7月27日付)によると、ダーイシュはマンビジュ市西部のヤーリニー村に進軍し、シリア民主軍と交戦の末戦闘員21人を殲滅し、同村を制圧した。

他方、ARA News(7月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境に近いバラーギーダ村一帯に潜入し、反体制武装集団と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村、アイヤーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がウンク・ハワー村、ワーディー・マースィクでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がマフカル村北部および東部、ウカイリバート町交差点北部でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領はギリシャの政治使節団と会談(2016年7月26日)

アサド大統領は、ギリシャのキリスト教民主党党首のニコラオス・ニコロプロス議員、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のテオドール・カトセーンヴァス代表ら両党幹部からなる政治使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(7月26日付)によると、会談では中東および欧州におけるテロの脅威やシリア情勢について意見を交わした。

SANA, July 26, 2016
SANA, July 26, 2016

AFP, July 26, 2016、AP, July 26, 2016、ARA News, July 26, 2016、Champress, July 26, 2016、al-Hayat, July 27, 2016、Iraqi News, July 26, 2016、Kull-na Shuraka’, July 26, 2016、al-Mada Press, July 26, 2016、Naharnet, July 26, 2016、NNA, July 26, 2016、Reuters, July 26, 2016、SANA, July 26, 2016、UPI, July 26, 2016などをもとに作成。

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ハサカ市でアサーイシュとシリア軍が衝突、バアス大隊隊員2人が死亡(2016年7月25日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(7月25日付)によると、ハサカ市中心街の治安厳戒地区内で、西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュがシリア軍および人民防衛諸集団と衝突し、人民防衛諸集団の一つバアス大隊の隊員2人が死亡した。

衝突は両者の口論でアサーイシュがバアス大隊の隊員1人を殺害したことが発端で、双方の戦闘でバアス大隊の隊員さらに1人が死亡したのだという。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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シリア軍ヘリがスフナ市(ヒムス県)のダーイシュ拠点を爆撃し、一家4人が死亡(2016年7月25日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(7月25日付)によると、シリア軍ヘリコプターがダーイシュ(イスラーム国)支配下のスフナ市を「樽爆弾」で空爆し、一家4人が死亡、複数が負傷した。

一方、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がシャーイル油田、ジャズル油田、フナイフィース村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がマフカル村北部および東部、アブー・ハナーヤー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がジャフラ村、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市攻略に向け、ダーイシュ支配地域とシリア民主軍支配地域を結ぶ安全回廊の設置、マンビジュ市からの住民や負傷者の退去、ダーイシュがマンビジュ市で拘束した逮捕者全員の釈放を骨子とする新提案を発表した。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、July 26, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市に対するシリア軍の「樽爆弾」攻撃でシャーム自由人イスラーム運動所属部隊の司令官が民間人らとともに死亡(2016年7月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マシュハド地区各所をシリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」で空爆し、建物が倒壊、アブー・アマーラ大隊(シャーム自由人イスラーム運動所属)の司令官1人と女性2人を含む12人が死亡した。

「樽爆弾」による空爆は、アンサーリー地区、マルジャ地区に対しても行われたという。

またアレッポ市ハーリディーヤ地区一帯では、シリア軍、親政権民兵がシャームの民のヌスラ戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室からなる反体制武装集団との戦闘を続け、シリア軍が同地を空爆した。

アレッポ市郊外のアターリブ市(反体制武装集団支配下)でも戦闘機(所属明示せず)が24日深夜から25日未明にかけて空爆を行い、10人が死亡、数十人が負傷した。

空爆はロシア軍によるものと思われる。

一方、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部ライラムーン地区で反体制武装集団と交戦し、同地区内の33の建物群を制圧した。

これに対して、シャームの民のヌスラ戦線は、アレッポ市ハーリディーヤ地区、ハムダーニーヤ地区、ティシュリーン通り地区を砲撃し、妊婦と子供1人を含む4人が死亡した。

このほか、ARA News(7月26日付)によると、反体制武装集団は西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(7月25日付)によると、ロシア軍戦闘機がサアン村内の老人養護施設などを空爆した。

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ダルアー県では、SANA(7月25日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村、ダルアー市ダム街道地区、電力機構一帯、カラク地区などでシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ラタキア県では、SANA(7月25日付)によると、フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターで、県北部の23村の名士とラタキア県代表が会し、国民和解合意の締結が行われた。

国民和解締結に参加したのは、ブラート村、バッルータ村、ウービーム村、ワター・ハーン村、タッラー村、バイト・シュクーヒー村、カファリーヤ村、フクーム村、ムライジュ村、マルジュ・フーハ村、アイン・ジャウザ村、タルティヤーフ村、サルマー町、カッラーマ村、サフクーン村、スーラース村、ヒルバト・スーラール村、ラウダ村、ダッラ村、アーリヤ村、ワーディー村、アティーラ村、カスブ村。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、July 26, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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所属不明の戦闘機がアレッポ・ファトフ軍作戦司令室と「連携」するかたちで、アレッポ市北東部のナイラブ航空基地のシリア軍拠点を爆撃2016年7月25日)

アレッポ県では、ARA News(7月26日付)によると、所属不明の戦闘機がアレッポ市南東部のナイラブ航空基地内のシリア軍拠点複数カ所を空爆、これによりシリア軍兵士およびパレスチナ人からなるクドス旅団の戦闘員多数が死傷、基地内の武器庫などで大規模な火災が発生した。

空爆はクラスター爆弾、燃料気化爆弾によって行われたという。

空爆と戦後して、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は空港内のシリア軍拠点に対して砲撃を加えていたという。

アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は、ムジャーヒディーン軍、第101師団、第13師団、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団、イスラーム軍、シャーム戦線、ヌールッディーン・ザンキー運動からなり、アレッポ市などでの戦闘でシャームの民のヌスラ戦線と共闘関係にある。

AFP, July 25, 2016、AP, July 25, 2016、ARA News, July 25, 2016、Champress, July 25, 2016、al-Hayat, July 26, 2016、Iraqi News, July 25, 2016、Kull-na Shuraka’, July 25, 2016、al-Mada Press, July 25, 2016、Naharnet, July 25, 2016、NNA, July 25, 2016、Reuters, July 25, 2016、SANA, July 25, 2016、UPI, July 25, 2016などをもとに作成。

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