中国はトルキスタン・イスラーム党に対する軍事作戦を支援するためシリア軍に最新鋭軍事機器を供与、イドリブ市にある新疆ウイグル自治区出身者の住居の近くで爆発が発生(2021年6月22日)

反体制派系サイトでシリア、イラク、レバノン情勢をフォローするフッル・ネット(6月22日付)は、シリア軍筋の話として、中国がイドリブ県やハマー県で活動を続ける新疆ウイグル自治区出身者(トルキスタン・イスラーム党)の戦闘員に対する軍事作戦を支援するため、シリア政府に軍事機器を供与したと伝えた。

ラウワード・アリーを名乗るシリア軍大尉は、フッル・ネットに対して「イドリブ県南部郊外とハマー県郊外のガーブ平原地方を包囲する第22師団と第3師団は、中国政府から高度な軍事機器を受け取った」と述べた。

アリー大尉によると、供与の目的は、ガーブ平原とイドリブ県山岳地帯を拠点とするウイグル人を標的とすることで、「高性能レーダーJY-27、電子戦用の機器や妨害装置が供与された」という。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市では、新県知事公邸近くにある新疆ウイグル自治区出身者の住居の地下で爆発物が爆発し火災が発生、住民が避難を余儀なくされた。

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県で米軍ドローンが墜落、パトロール部隊が機体回収のため捜索活動を実施(2021年6月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍の無人偵察機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市東のシャイバーニーヤ村一帯で故障し墜落した。

これを受けて、米軍パトロール部隊が墜落したドローンを回収するため、同地一帯で捜索活動を実施した。

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県マンビジュ市一帯、タッル・リフアト市一帯、イドリブ県タッル・アブヤド市西を砲撃(2021年6月22日)

アレッポ県では、ANHA(6月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北東のサイヤーダ村、ダンダニーヤ村、ファーラート村、アサリーヤ村、ジャームースィーヤ村、アラブ・ハサン村、ムフスィンリー村、アウン・ダーダート村、大トゥーハール村、小トゥーハール村、ジャート村、フーシャリーヤ村などトルコ占領地との境界に位置するサールージュ村一帯を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が応戦し、ヤーシリー村にあるトルコ軍の基地を砲撃するとともに、ハルーンジー村でシリア国民軍の車輌を攻撃、2輌を破壊した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、マンナグ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(6月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、占領下のタッル・アブヤド市西に位置するヒルバト・バカル村、アリーダ村、クール・ハサン村、スーファーン村、スライブ村、ラクラクーク村、ファルフーナ村を砲撃し、ファルフーナ村では17歳の青年が負傷した。

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はロシアのボリソフ副首相を団長とする使節団と会談(2021年6月22日)

アサド大統領はロシアのユーリ・ボリソフ副首相を団長とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(6月22日付)によると、会談では、経済、投資部門などにおける二国間関係の現状、エネルギー、テクノロジー、工業、農業分野における関係拡大などについて意見を交わした。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4321598947883904

AFP, June 22, 2021、ANHA, June 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 22, 2021、Reuters, June 22, 2021、SANA, June 22, 2021、SOHR, June 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民304人と国内避難民(IDPs)313人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は677,145人、2019年以降帰還したIDPsは90,157人に(2021年6月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月22日付)を公開し、6月21日に難民304人(うち女性92人、子供155人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民304人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は677,145人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者281,897人(うち女性84,726人、子ども143,494人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,762,712人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は906,425人(うち女性272,002人、子供461,985人)となった。

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一方、国内避難民313人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは313人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は90,157人(うち女性33,586人、子供32,255人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,753人(うち女性416,145人、子供676,021人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 22, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠一帯でダーイシュを狙って60回以上の爆撃を実施(2021年6月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、ハマー県の砂漠地帯、ダイル・ザウル県ビシュリー山の砂漠一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って60回以上の爆撃を実施した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がフール・キャンプでのイラク人難民やシリア人国内避難民(IDPs)の殺害に関与していた容疑で、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーのイラク人4人を逮捕した。

AFP, June 21, 2021、ANHA, June 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2021、Reuters, June 21, 2021、SANA, June 21, 2021、SOHR, June 21, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊を砲撃し、シリア軍兵士1人負傷(2021年6月21日)

ラッカ県では、SANA(6月21日付)、ANHA(6月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のクール・ハサン村、マブルージャ村、カズアリー村および同村の穀物サイロ、ヒルバト・バカル村、アリーダ村、ズィヌービヤー村、サワーン村、ラクラクー村、ビール・ザンナール村、スライブ村を砲撃した。

ANHAによると、この砲撃により、サウワーン村でシリア軍兵士1人が負傷した。

AFP, June 21, 2021、ANHA, June 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2021、Reuters, June 21, 2021、SANA, June 21, 2021、SOHR, June 21, 2021などをもとに作成。

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シリア軍のイドリブ県とアレッポ県に対する砲撃でシャーム解放機構と国民解放戦線の戦闘員を含む9人死亡、トルコ軍がシリア政府支配地を砲撃(2021年6月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のイフスィム町、バーラ村、マシューン村、バイニーン村、フライフィル村、ファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、マウザラ村、カフル・ウワイド村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この砲撃で、イフスィム町にある「決戦」作戦司令室の分隊拠点が被弾し、シャーム解放機構のメンバー1人、シリア国民戦線の戦闘員3人(うち司令官1人)、警察官(いわゆる自由警察、1人)、民間人2人が死亡した。

また、バーラ村では、女性2人が死亡した。

シリア軍は撃った砲弾は200発以上に達した。

これに対して、「決戦」作戦司令室もシリア政府支配地域に対して砲撃、トルコ軍もカフルナブル市一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村一帯を砲撃し、ウマル・ブン・ハッターブ旅団の戦闘員1人が死亡した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はミーズナーズ村、カフル・ハラブ村一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(イドリブ県16件、ラタキア県11件、アレッポ県2件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は31件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 21, 2021、ANHA, June 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 21, 2021、Reuters, June 21, 2021、SANA, June 21, 2021、SOHR, June 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民311人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は676,841人に(2021年6月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月21日付)を公開し、6月20日に難民311人(うち女性93人、子供158人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は676,841人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者281,593人(うち女性84,634人、子ども143,339人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は906,121人(うち女性271,910人、子供461,830人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は89,844人(うち女性33,441人、子供32,210人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,440人(うち女性416,000人、子供675,976人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 21, 2021をもとに作成。

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ロシア軍がハサカ県タッル・タムル町への米軍パトロール部隊の進入を阻止(2021年6月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍憲兵隊のパトロール部隊が、M4高速道路沿線にあるシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のタッル・タムル町の入り口で、米軍のパトロール部隊を制止し、同地への進入を阻止した。

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を護衛に伴っていた米軍部隊は、タッル・タムル町への進入を断念し、撤退した。

一方、米主導の有志連合の車輌約25輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ルマイラーン町、タッル・バイダル村に設置されている基地に向かった。

AFP, June 20, 2021、ANHA, June 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 20, 2021、Reuters, June 20, 2021、SANA, June 20, 2021、SOHR, June 20, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市を砲撃(2021年6月20日)

アレッポ県では、ANHA(6月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるシャッラーン町近郊でシリア国民軍に所属する精鋭軍が北の鷹旅団の検問所を重火器で襲撃、戦闘になった。

AFP, June 20, 2021、ANHA, June 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 20, 2021、Reuters, June 20, 2021、SANA, June 20, 2021、SOHR, June 20, 2021などをもとに作成。

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ハマー県に対する「決戦」作戦司令室の砲撃で子供1人死亡、イドリブ県に対するシリア軍の砲撃で「決戦」作戦司令室の戦闘員1人死亡(2021年6月20日)

ハマー県では、SANA(6月20日付)によると、イドリブ県に展開する「テロ組織」がシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃し、女児1人が死亡、父親が負傷した。

ジューリーン村に着弾した砲弾は25発に及んだ。

シリア人権監視団によると、砲撃を行ったのはシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体の「決戦」作戦司令室。

また、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・イスラームもジューリーン村一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村、アンカーウィー村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室によるジューリーン村(ハマー県)への砲撃に合わせて、県南部一帯を砲撃した。

また、SANA(6月20日付)によると、「テロ組織」がシリア政府の支配下にあるタッルマンス村を砲撃、砲弾5発が着弾した。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山のバーラ村、フライフィル村、バイニーン村、ファッティーラ村一帯、M4高速道路沿線のアリーハー村一帯を砲撃、フライフィル村で戦闘員1人が死亡、2人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(イドリブ県18件、ラタキア県10件、アレッポ県2件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は32件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 20, 2021、ANHA, June 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 20, 2021、Reuters, June 20, 2021、SANA, June 20, 2021、SOHR, June 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民307人と国内避難民(IDPs)354人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は676,530人、2019年以降帰還したIDPsは89,844人に(2021年6月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月20日付)を公開し、6月19日に難民307人(うち女性92人、子供157人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民307人(うち女性92人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は676,530人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者281,282人(うち女性84,541人、子ども143,181人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は905,810人(うち女性271,817人、子供461,672人)となった。

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一方、国内避難民354人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは354人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は89,844人(うち女性33,441人、子供32,210人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,440人(うち女性416,000人、子供675,976人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 20, 2021をもとに作成。

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アサド大統領はイラン大統領選挙に勝利したライースィー師に祝電(2021年6月19日)

アサド大統領はイランで6月18日に実施された大統領選挙で、62%を得票して勝利したエブラーヒーム・ライースィー師に祝電を送り、祝意を伝えた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4313570675353398

SANA(6月19日付)が伝えた。

AFP, June 19, 2021、ANHA, June 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 19, 2021、Reuters, June 19, 2021、SANA, June 19, 2021、SOHR, June 19, 2021などをもとに作成。

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シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が盗奪した小麦をイラク領内に持ち出す(2021年6月19日)

ハサカ県では、SANA(6月19日付)がヤアルビーヤ町一帯の複数の地元筋の話として伝えたところによると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、県内で盗奪した小麦をトレーラー32輌に積んで、ワリード国境通行所からイラク領内に持ち出した。

車列には人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌も同行し、護衛にあたった。

AFP, June 19, 2021、ANHA, June 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 19, 2021、Reuters, June 19, 2021、SANA, June 19, 2021、SOHR, June 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のマルアナーズ村を砲撃(2021年6月19日)

アレッポ県では、SANA(6月19日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のマルアナーズ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市近郊のタイシャーン村でシリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の戦闘員1人が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

部族どうしの対立が背景にあるという。

AFP, June 19, 2021、ANHA, June 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 19, 2021、Reuters, June 19, 2021、SANA, June 19, 2021、SOHR, June 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民284人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は676,223人に(2021年6月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月19日付)を公開し、6月18日に難民284人(うち女性85人、子供145人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民284人(うち女性85人、子供145人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は676,223人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者280,975人(うち女性84,449人、子ども143,024人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は905,503人(うち女性271,725人、子供461,515人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は89,490人(うち女性33,284人、子供32,152人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,086人(うち女性415,843人、子供675,918人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 19, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍がシリア政府支配地域複数カ所に対して特殊作戦を実施し、レバノンのヒズブッラーが監視所として使用していた病院跡を破壊(2021年6月18日)

クナイトラ県では、アイン・シャーム研究センター(6月18日付)によると、イスラエル軍がシリア政府支配地域複数カ所に対して特殊作戦を実施し、レバノンのヒズブッラーが占領下のゴラン高原との境界地帯の監視所として使用していた病院跡を破壊した。

AFP, June 18, 2021、ANHA, June 18, 2021、‘Ayn al-Sham, June 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 18, 2021、Reuters, June 18, 2021、SANA, June 18, 2021、SOHR, June 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠一帯でダーイシュを狙って15回あまりの爆撃を実施(2021年6月18日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ラサーファ砂漠一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って15回あまりの爆撃を実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が「イランの民兵」を襲撃し、2人を殺害、8人を負傷させた。

AFP, June 18, 2021、ANHA, June 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 18, 2021、Reuters, June 18, 2021、SANA, June 18, 2021、SOHR, June 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民296人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は675,939人に(2021年6月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月18日付)を公開し、6月17日に難民296人(うち女性88人、子供151人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民296人(うち女性88人、子供151人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は675,939人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者280,691人(うち女性84,364人、子ども142,879人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は905,219人(うち女性271,640人、子供461,370人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は89,490人(うち女性33,284人、子供32,152人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,086人(うち女性415,843人、子供675,918人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 18, 2021をもとに作成。

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米財務省OFACはシリア、イラン、ベネズエラでの新型コロナウイルス感染症対策に関連する活動を認可(2021年6月17日)

米財務省は声明を出し、外国資産管理室(OFAC)が、シリア、イラン、ベネズエラでの新型コロナウイルス感染症対策に関連する活動を認可したと発表した。

財務省の公式ホームページによると、OFACは「シリア一般許可第21号」、「ベネズエラ一般許可第39号」、「イラン一般許可第N号」を発出、シリアに関しては、新型コロナウイルス感染症関連のサービスの輸出、シリア政府、ポリメディックスLLC社、リティーヤー(レティア)社など制裁対象機関ないしは個人が関わる新型コロナウイルス感染症関連の取引が許可された。

AFP, June 18, 2021、ANHA, June 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 18, 2021、Reuters, June 18, 2021、SANA, June 18, 2021、SOHR, June 18, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍がクナイトラ県内のレバノンのヒズブッラーの監視拠点1カ所を砲撃(2021年6月17日)

クナイトラ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月17日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、イスラエル軍戦車複数輌が、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市にあるレバノンのヒズブッラーの監視拠点1カ所に対して約10分間にわたって砲撃を加えた。

砲撃が行われた際、同地では、ヒズブッラーの司令官の1人であるジュワード・ハーシム氏がシリア軍第90旅団士官のバッシャル・フサイン氏らとともに視察を行っていた。

AFP, June 17, 2021、ANHA, June 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2021、Reuters, June 17, 2021、SANA, June 17, 2021、SOHR, June 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民271人と国内避難民(IDPs)359人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は675,643人、2019年以降帰還したIDPsは89,490人に(2021年6月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月17日付)を公開し、6月16日に難民271人(うち女性81人、子供138人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民271人(うち女性81人、子供138人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は675,643人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者280,395人(うち女性84,276人、子ども142,728人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は904,923人(うち女性271,552人、子供461,219人)となった。

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一方、国内避難民359人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは318人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は89,490人(うち女性33,284人、子供32,152人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,086人(うち女性415,843人、子供675,918人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 17, 2021をもとに作成。

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バイデン米大統領はロシアのプーチン大統領との会談で越境(クロスボーダー)人道支援を定めた国連安保理決議第2165号の延長の確約を得ず(2021年6月16日)

ジョー・バイデン米大統領は、スイスのジュネーブで行われたロシアのヴラジミール・プーチン大統領との会談後、記者会見を開いた。

記者会見では、シリア情勢についても言及、以下の通り述べた。

その他にも、我々が時間を費やした多くの論題があった。シリアの人道回廊を維持、再開する火急の必要がある。餓死しかけている人々に食糧と必需品を確保するために。また、イランが核兵器を保有しないことを確実にすることをロシアと米国の双方にとっての利益にするのか。我々と同様にロシアの利益にもなるがゆえに、協力することに合意した。

彼ら(ロシア側)は、なぜシリアの大統領との問題を抱え続けていることを重要だと思っているのかと私に訊いてきた。私はこう答えた。「なぜなら彼(アサド大統領)は、国際規範に違反しているからだ。その規範とは、化学兵器禁止条約だ。信用できない」と。

彼(プーチン大統領)は、我々がある程度平和と安全を維持することを望んでいると言った。これに対して私はこう答えた。「それはあなたと大いに関係がある」。彼はアフガニスタンをめぐって「助ける」用意があると述べた。そのことについて今は詳しく立ち入ることはしないが。イランを「助ける」と言った。これに対して、我々は彼に、シリアとリビアの国民に、ある程度の安定、経済的な安定、あるいは物理的な安全をもたらすために我々が何をしたいと考えているかを説明した。

ロイター通信(6月16日付)は、米高官の話として、バイデン大統領がプーチン大統領との会談で、越境(クロスボーダー)人道支援を定めた国連安保理決議第2165号の延長について確約を得ることはなかったと伝えた。

同高官は、会談でこの問題についての「コミットメントはなかった」としたうえで、「しかし、我々は、シリアをめぐってさらなる協力が行われる場合、この問題がきわめて重要になることを明確に示した」と述べた。

AFP, June 17, 2021、ANHA, June 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 17, 2021、Reuters, June 16, 2021、SANA, June 17, 2021、SOHR, June 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機とシリア軍ヘリコプターがヒムス県とハマー県の砂漠地帯でダーイシュに対して130回以上の爆撃を実施(2021年6月16日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県とハマー県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って100回以上の爆撃を実施、シリア軍ヘリコプターも同地に「樽爆弾」15発以上を投下した。

過去48時間での爆撃回数は、130回以上に達しているという。

AFP, June 16, 2021、ANHA, June 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2021、Reuters, June 16, 2021、SANA, June 16, 2021、SOHR, June 16, 2021などをもとに作成。

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米軍航空機がダイル・ザウル県シュハイル村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ・メンバーと思われる住民を拘束(2021年6月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(6月16日付)が複数の住民の話として伝えたところによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村中心部のシャバカ地区で、米軍航空機が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と連携して空挺作戦を実施し、住宅1棟を急襲、中に居た住民多数を拘束、連行した。

また、米軍航空機は、シリア民主軍への従軍を拒否してシリア政府支配地に避難しようとする若者たちがユーフラテス川を渡河するのを阻止するために、両岸を結ぶ水上通行所を砲撃した。

シリア人権監視団によると、米軍が拘束したのは、バーグーズ村出身のダーイシュ(イスラーム国)・メンバー1人。

この作戦で、米軍はバーグーズ村出身の別の男性1人を殺害した。

AFP, June 16, 2021、ANHA, June 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2021、Reuters, June 16, 2021、SANA, June 16, 2021、SOHR, June 16, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県内のトルコ軍拠点一帯を砲撃、トルコ軍が応戦(2021年6月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のサルジャ村近郊(タルアーン村)に設置されているトルコ軍の拠点一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、バーラ村、フライフィル村、アイン・ラールーズ村、ファッティーラ村、バイニーン村、スフーフン村を砲撃した。

これに対して、トルコ軍はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市などを砲撃し、応戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、ズィヤーラ町を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ダルアー県では、HFL(6月16日付)によると、シリア政府支配下のダイル・アダス村近郊で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていた政治治安局のメンバー複数が死傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を36件(イドリブ県16件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は31件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 16, 2021、ANHA, June 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2021、HFL, June 16, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 16, 2021、Reuters, June 16, 2021、SANA, June 16, 2021、SOHR, June 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民264人と国内避難民(IDPs)2人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は675,372人、2019年以降帰還したIDPsは89,172人に(2021年6月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月16日付)を公開し、6月15日に難民264人(うち女性79人、子供135人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民264人(うち女性79人、子供135人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は675,372人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者280,124人(うち女性84,195人、子ども142,590人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は904,652人(うち女性271,471人、子供460,081人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は89,172人(うち女性33,126人、子供32,068人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,357,768人(うち女性415,685人、子供675,834人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 16, 2021をもとに作成。

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トルコの治安当局がシリア領内でダーイシュ・トルコ州のワーリーを逮捕(2021年6月15日)

アナトリア通信(6月15日付)は、トルコの治安当局が、国境近くでダーイシュ(イスラーム国)トルコ州のワーリー(統治者)でアブー・ウサーマ・トゥルキーを名乗る男性(本名:カセム・ギュロル)を逮捕したと伝えた。

同通信社によると、トルコ諜報機関は、アブー・ウサーマがシリアからトルコに潜入し、領内で攻撃を実行しようとしているとの情報を入手し、シリア領内で逮捕に踏み切ったという。

AFP, June 15, 2021、Anadolu Ajansı, June 15, 2021、ANHA, June 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2021、Reuters, June 15, 2021、SANA, June 15, 2021、SOHR, June 15, 2021などをもとに作成。

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カーミシュリー市近郊のファルファラ村住民と国防隊が村に入ろうとした米軍パトロール部隊に投石、退却させる(2021年6月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団が複数の活動家から得た情報によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町北東に位置するファルファラ村で、住民と国防隊が、村に入ろうとした米軍装甲車複数輛と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌からなるパトロール部隊に向けて投石を行うなどして抵抗し、進入を阻止した。

同地では、米軍部隊が連日巡回を行っている。

SANA(6月15日付)によると、住民の抵抗を受けた部隊が退却を余儀なくされた。

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ハサカ県では、SANA(6月16日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、県内で盗奪した小麦をトレーラー32輌に積んで、ワリード国境通行所からイラク領内に持ち出した。

車列にはシリア民主軍の車輌も同行し、護衛にあたった。
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AFP, June 15, 2021、ANHA, June 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2021、Reuters, June 15, 2021、SANA, June 15, 2021、SOHR, June 15, 2021などをもとに作成。

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