米軍がハサカ県ヤアルビーヤ町近郊の穀物サイロから小麦を盗奪し、イラクに持ち去る(2021年4月5日)

ハサカ県では、SANA(4月5日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町近郊のタッル・アルウ村の穀物サイロに備蓄されていた小麦を、14輌のトレーラーに積んで、イラク領内に持ち出した。

AFP, April 5, 2021、ANHA, April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2021、Reuters, April 5, 2021、SANA, April 5, 2021、SOHR, April 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民261人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は654,410人に(2021年4月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月5日付)を公開し、4月4日に難民261人(うち女性78人、子供133人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民261人(うち女性78人、子供133人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は654,410人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者259,162人(うち女性77,904人、子ども131,897人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は883,690人(うち女性265,180人、子供450,388人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

なお、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,124人(うち女性31,511人、子供31,302人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,720人(うち女性414,070人、子供675,068人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 5, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ダーイシュを狙って70回以上の爆撃を実施し、戦闘員13人殺害(2021年4月4日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ダイル・ザウル県のビシュリー山、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯、ハマー県イスリヤー村一帯の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って70回以上の爆撃を実施し、戦闘員13人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシャアファ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が何者かの銃撃を受けて死亡した。

AFP, April 4, 2021、ANHA, April 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2021、Reuters, April 4, 2021、SANA, April 4, 2021、SOHR, April 4, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマーリキーヤ市近郊のダイルカー村にある採石場を爆撃(2021年4月4日)

ハサカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)が未明、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のダイルカー村にある採石場を爆撃した。

一方、ハサカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊の農村地帯を拠点とするシリア国民軍所属のバドル殉教者旅団が前日のムフタッラ村襲撃に続いて、マブルーカ村の民家に押し入ろうとしたが、地元のアドワーン部族が抵抗し、撃ち合いとなった。

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ラッカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、ジャディーダ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 4, 2021、ANHA, April 4, 2021、April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2021、Reuters, April 4, 2021、SANA, April 4, 2021、SOHR, April 4, 2021などをもとに作成。

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エジプトのタウフィーク内務大臣はシリア難民1人を「公共の利益を実現する」として国外退去処分とすることを明らかに(2021年4月4日)

エジプトのマフムード・タウフィーク内務大臣は、エジプトに難民として居住しているハーリド・リヤード・ハティーブ(1984年生まれ)なる男性1人を国外退去処分とする決定が下された旨、官報で公表されたことを明らかにした。

タウフィーク内務大臣によると、決定は、アラブ人、外国人の在留にかかる1960年法律第89号に基づくもので、公共の利益を実現することが目的だという。

AFP, April 4, 2021、ANHA, April 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2021、Reuters, April 4, 2021、SANA, April 4, 2021、SOHR, April 4, 2021などをもとに作成。

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サウジアラビアのファイサル外務大臣「シーザー法は、シリアに対する米国の姿勢に関するものだが、もっとも重要なのは政治問題に対処すること」(2021年4月3日)

サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣はCNN(4月3日付)のインタビューに応じ、シリア危機の解決やシリア政府との関係修復に対するサウジアラビアの姿勢を明らかにした。

ファイサル外務大臣の主な発言は以下の通り:

サウジアラビアは、アサド政権が政治的解決をもたらすのに相応しい措置を講じることを希望している。なぜなら、それが前進に向けた唯一の方途だからだ。

国連主催の(和平)プロセスがあり、そこでは反体制派がシリア政府と交渉を行っている…。サウジアラビアはこのプロセスを支援している。

我々にはシリアの安定が必要だ。そのためにはシリア政府側の妥協が求められている。政府と反体制派がさらなる努力をして、政治プロセスを前進させ、安定を実現することが求められている。

シーザー法(シーザー・シリア市民保護法)は、米国が講じている措置で、シリアに対する米国の姿勢に関するもので…、もっとも重要なのは、政治問題に対処すること、政治的解決をもたらすことだ。

サウジアラビアは、政治プロセスを前進させることに注力し、そのうえでこれを実現しようとしている国連の取り組みを支援している。

AFP, April 4, 2021、ANHA, April 4, 2021、CNN, April 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2021、Reuters, April 4, 2021、SANA, April 4, 2021、SOHR, April 4, 2021などをもとに作成。

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シリア軍とイラン・イスラーム革命防衛隊が「イランの民兵」の一部をシリア軍に統合することを合意(2021年4月3日)

ダイル・ザウル24(4月3日付)は、独自筋から得た情報として、シリア軍とイラン・イスラーム革命防衛隊の間で「イランの民兵」の一部をシリア軍に統合することが合意されたと伝えた。

同筋によると、「イランの民兵」は、メンバーに対して、学校の修了証、戸籍の写し、献血記録カード、写真4枚を持参し、新たなICカードを取得し、シリア軍特殊部隊にこれを提出し、ダマスカス郊外県ドゥライジュ町にある司令部で訓練を受け、ダイル・ザウル県に帰任するよう要請した。

ドゥライジュ町のシリア軍特殊部隊司令部での教練は、2回に分けて実施され、1回目はシリア軍兵士、2回目は「イランの民兵」が対象だという。

合同教練の目的は不明だという。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県バーブ市で、住民がトルコ軍基地前で抗議デモを行い、破壊された住居の補償を求める(2021年4月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市のアキール山地区で、住民数十人が、市内のトルコ軍基地前で抗議デモを行い、基地建設を目的に破壊された住居の補償を求めた。

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ハサカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊の農村地帯を拠点とするシリア国民軍所属のバドル殉教者旅団が4月3日、ムフタッラ村を襲撃し、住民1人(ハマーディー・フルウ氏)を拘束しようとしたが、この住民は抵抗、戦闘員1人を殺害し、逃走した。

バドル殉教者旅団はこの住民を追跡するため、民家に押し入るなどしたため、住民が抵抗し、撃ち合いとなった。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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シリア軍、クドス旅団がダイル・ザウル県で掃討作戦を続けるなか、ロシア軍が爆撃を実施(2021年4月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とパレスチナ人からなるクドス旅団などの民兵が、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯(ファイダト・ブン・ムワイニア地区)でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続けるなか、ロシア軍戦闘機が同地に対して25回の爆撃を実施した。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊を砲撃(2021年4月3日)

ハサカ県では、ANHA(4月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のクーズリーヤ村を砲撃した。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民242人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は653,935人に(2021年4月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月3日付)を公開し、4月2日に難民242人(うち女性73人、子供123人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民242人(うち女性73人、子供123人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は653,935人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者258,687人(うち女性77,762人、子ども131,655人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は883,215人(うち女性265,038人、子供450,146人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は83,839人(うち女性30,925人、子供31,035人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,352,435人(うち女性413,484人、子供674,801人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 3, 2021をもとに作成。

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ダイル・ザウル県マヤーディーン市一帯でロシア軍、シリア軍、クドス旅団によるダーイシュ掃討作戦続く(2021年4月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とパレスチナ人からなるクドス旅団などの民兵がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続けるなか、ロシア軍戦闘機が同地に対して爆撃を実施した。

一方、国防隊は、マヤーディーン市内の民家複数棟に突入し、ダーイシュ・メンバー10人あまりを拘束した。

AFP, April 2, 2021、ANHA, April 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2021、Reuters, April 2, 2021、SANA, April 2, 2021、SOHR, April 2, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県バーブ市でヨルダン当局によるハスナ・ハリーリー女史の国外退去命令に抗議するデモ(2021年4月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、ヨルダン当局がハスナ・ハリーリー(通称ハンサー・ハウラーン)女史の国外退去命令を受けて、抗議デモが行われ、決定に拒否の姿勢を示すとともに、体制打倒、「革命」継続を訴えた。

AFP, April 2, 2021、ANHA, April 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2021、Reuters, April 2, 2021、SANA, April 2, 2021、SOHR, April 2, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯を砲撃(2021年4月2日)

ラッカ県では、ANHA(4月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市一帯を砲撃した。
https://hawarnews.com/ar/uploads//2021/04/02/104123_imgpsh_fullsize_anim.jpg

AFP, April 2, 2021、ANHA, April 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2021、Reuters, April 2, 2021、SANA, April 2, 2021、SOHR, April 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民274人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は653,693人に(2021年4月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月2日付)を公開し、4月1日に難民274人(うち女性82人、子供140人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民274人(うち女性82人、子供140人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は653,693人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者258,445人(うち女性77,689人、子ども131,532人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は882,973人(うち女性264,965人、子供450,023人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は83,839人(うち女性30,925人、子供31,035人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,352,435人(うち女性413,484人、子供674,801人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 2, 2021をもとに作成。

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米『フォーリン・ポリシー』誌はシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)が、アサド政権ではなく、国民の生活を困窮させているとする記事を掲載(2021年4月1日)

『フォーリン・ポリシー』(4月1日付)は米国のシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)が、アサド政権ではなく、国民の生活を困窮させているとする記事を掲載した。

「米国の制裁は無垢のシリア人を殺している」と題され記事には、国際的な(西側諸国の)制裁の結果として生じている燃料、電力不足に政府が対処できない状況が続くなか、記者(Hasan Ismaik)の親戚の子供が命を落としていくさまが紹介されている。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Foreign Policy, April 1, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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ヨルダン当局はシリア人難民3人に対して14日以内に国外に退去するよう通達したと発表(2021年4月1日)

シリア人権監視団は、ヨルダン当局が、シリア人難民3人に対して14日以内に国外に退去するよう通達したと発表した。

国外退去が要請された3人のなかには、シリア国内で投獄の経験があり、刑務所内での拷問などについてメディアで証言した女性反体制活動家のハスナ・ハリーリー氏も含まれているという。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市でシリア国民軍に所属する戦闘員が、トルコからの給与支払いの延滞に抗議してデモ(2021年4月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、シリア国民軍に所属する戦闘員が、トルコからの給与支払いの延滞に抗議して、デモを行った。

複数の消息筋によると、トルコの諜報機関は、70日にわたって給与の支払いを行っていないという。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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シリア軍、パレスチナ人からなるクドス旅団などが、ロシア軍の航空支援を受けて、ダイル・ザウル県マヤーディーン市東の砂漠地帯で、ダーイシュの残党に対する大規模な掃討作戦を開始(2021年4月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、パレスチナ人からなるクドス旅団などからなる複数の民兵組織が、ロシア軍航空部隊の航空支援を受けて、シリア政府支配下のマヤーディーン市東の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の残党に対する大規模な掃討作戦を開始した。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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米軍の車列がハサカ県からイラクに小麦を不正に持ち出す一方、イラクから兵站物資を搬入(2021年4月1日)

ハサカ県では、SANA(4月1日付)によると、米軍の貨物トレーラー12輛からなる車列が、県北東部のタッル・アッルー村の穀物サイロに貯蔵されていた小麦を、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由して、シリア国外に持ち去った。

また、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約20輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県とダイル・ザウル県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民256人と国内避難民(IDPs)664人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は653,419人、2019年以降帰還したIDPsは83,839人に(2021年4月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月1日付)を公開し、3月31日に難民256人(うち女性77人、子供131人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民256人(うち女性77人、子供131人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は653,419人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者258,171人(うち女性77,607人、子ども131,392人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は882,699人(うち女性264,883人、子供449,883人)となった。

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一方、国内避難民664人が新たに帰宅した。
ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは664人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は83,839人(うち女性30,925人、子供31,035人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,352,435人(うち女性413,484人、子供674,801人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 1, 2021をもとに作成。

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EU加盟18カ国の外務大臣は共同声明を出し、シリアの「体制」による犯罪の追及と処罰を求める(2021年3月31日)

EU加盟18カ国の外務大臣は共同声明を出し、シリア国内での犯罪の追及と処罰を求めた。

共同声明に参加したのは、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ベルギー、アイルランド、リトアニア、ラトビア、ルクセンブルグ、ポー乱打尾、スロベニア、ブルガリア、アーストリア、マルア、ポルトガル。

声明では、2011年の民主化デモに対する「体制の野蛮な対応」が10年におよぶ犯罪と人道危機をもたらし、その間「体制は化学兵器を使用」したと非難、「体制」と外国の支援者の責任を追及した。

そのうえで、国際刑事裁判所に対して、シリア国内での犯罪を捜査し、加害者を処罰するよう求めた。
シリア軍による化学兵器使用を改めて非難・追及し、シリア政府、イスラーム過激派を含む武装グループに対して責任者の処罰を求めた。

AFP(4月1日付)などが伝えた。

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がシリア政府の支配下にあるハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュに対して約15回の爆撃を実施(2021年3月31日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機6機がシリア政府の支配下にあるハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して約15回の爆撃を実施した。

AFP, March 31, 2021、ANHA, March 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2021、Reuters, March 31, 2021、SANA, March 31, 2021、SOHR, March 31, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン郡のシャッラーン町で製薬工場の完成式典が行われ、ハタイ県副知事らが出席(2021年3月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡のシャッラーン町で、製薬工場の完成式典が行われ、ハタイ県副知事、同地の自治を委託されているアフリーン地元評議会の幹部、トルコの資金援助を受けている市民団体の代表らが出席した。

一方、トルコ占領下のアフリーン市では30日深夜から31日未明にかけて、シリア国民軍に所属する武装集団どうしが撃ち合いとなり、住民1人が戦闘に巻き込まれて死亡、1人が負傷した。

撃ち合いとなったのはスルターン・ムラード師団とシリア国民軍憲兵隊。

AFP, March 31, 2021、ANHA, March 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2021、Reuters, March 31, 2021、SANA, March 31, 2021、SOHR, March 31, 2021などをもとに作成。

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内務省が所轄する「資金洗浄・テロ資金援助撲滅委員会」は、700あまりの個人・団体が記載されたリストを公開、トルコのエルドアン大統領らを制裁対象に(2021年3月30日)

アラビー・ジャディード(3月31日付)などが伝えたところによると、シリアの内務省が所轄する「資金洗浄・テロ資金援助撲滅委員会」は、700あまりの個人・団体が記載された制裁対象リストを『官報』を通じて公開した。

リストに記載されている個人・団体は、テロ支援の罪で資産凍結などの制裁の対象となる。

リストに記載されている主な個人・団体は以下の通り:

  • レジェップ・タイイップ・エルドアン(トルコ大統領)
  • アフマド・ダウトオール(トルコ前首相)
  • サルマーン・アウダ(サウジアラビア人説教師)
  • アブドゥルアズィーズ・タリーフィー(サウジアラビア人説教師)
  • ユースフ・カルダーウィー(エジプト人宗教学者)
  • ムハンマド・アウディー(クウェート人説教師)
  • アブドゥッラー・フサイニー(シリア領内に潜伏しているとされるサウジアラビア人活動家)
  • ハーリス・ダーリー(シリア領内に潜伏しているとされるイラク人活動家)
  • ナスル・ハリーリー(シリア交渉委員会代表)
  • アブドゥルハキーム・クタイファーン(反体制活動家)
  • ワリード・ジュンブラート(レバノンの進歩社会主義党前党首)
  • サミール・ジャアジャア(レバノン軍団代表)
  • カタール慈善機構
  • 公正発展党(AKP、トルコ)
  • ムスタクバル潮流(レバノン)

AFP, April 1, 2021、ANHA, April 1, 2021、al-‘Arabi al-Jadid, March 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2021、Reuters, April 1, 2021、SANA, April 1, 2021、SOHR, April 1, 2021などをもとに作成。

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シリアへの支援について話し合うための国連・EU共催の「第5回ブリュッセル会合」で日本、ドイツ、米国が追加支援を表明(2021年3月30日)

シリアへの支援について話し合うための国連・欧州連合(EU)共催の閣僚級会合「第5回ブリュッセル会合」が3月29日と30日に開催され、80以上の国や国際機関がオンライン方式で参加した。

参加したのは、EU加盟各国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、イラク、イラン、日本、カザフスタン、サウジアラビア、レバノン、カタール、韓国、クウェート、UAE、米国、国連、アラブ連盟、GCCなど。

日本からは、鷲尾英一郎外務副大臣が出席、2021年以降、シリアと周辺諸国に対して行ってきた29億ドル以上の支援に加えて、新たに約2億ドルの追加拠出を決定したと表明した。

また、越境(クロスボーダー)、クロスラインでの人道支援の効果的な実施、国連安保理決議第2254号に沿った政治的解決、制憲委員会(憲法制定委員会)での議論の加速、すべてのシリア人が参加し、国際社会の理解が得られるかたちでの大統領選挙実施に向けて、国際社会、国連と連携を続けるとの意思を示した(鷲尾外務副大臣の声明)。

会合ではまた、ドイツが約11.2億ドル、米国が約6億ドルの支援を行うことを表明した。

AFP, March 31, 2021、ANHA, March 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2021、Reuters, March 31, 2021、SANA, March 31, 2021、SOHR, March 31, 2021などをもとに作成。

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サウジアラビアのファイサル外務大臣「国連の監視下での政治的正常化が復興への参与の条件」(2021年3月30日)

サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣は、でシリアとの関係正常化について「国連の監視下での政治的正常化こそがシリア危機唯一の解決策であり、これが復興への参与の条件となる」と述べた。

ファイサル外務大臣はまた、イランに対して、シリア人口宗派構造を変更しないよう求めた。

アラビーヤ(3月29日付)が伝えた。

AFP, March 30, 2021、Alarabia, March 30, 2021、ANHA, March 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2021、Reuters, March 30, 2021、SANA, March 30, 2021、SOHR, March 30, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯でトルコ軍・シリア国民軍とシリア軍が砲撃戦(2021年3月30日)

ラッカ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊に展開するシリア軍の拠点に向かって砲撃を行った。

これに対して、シリア軍部隊も応戦し、砲撃戦となった。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、アイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, March 30, 2021、ANHA, March 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2021、Reuters, March 30, 2021、SANA, March 30, 2021、SOHR, March 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民212人と国内避難民(IDPs)653人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は652,936人、2019年以降帰還したIDPsは83,175人に(2021年3月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月30日付)を公開し、3月29日に難民212人(うち女性64人、子供108人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民212人(うち女性64人、子供108人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は652,936人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者257,688人(うち女性77,462人、子ども131,146人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は882,216人(うち女性264,738人、子供449,637人)となった。

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一方、国内避難民653人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは653人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は83,175人(うち女性30,623人、子供30,896人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,351,771人(うち女性413,182人、子供674,662人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 30, 2021をもとに作成。

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ブリンケン米国務長官は国連安保理で2020年に停止された2カ所の国境通行所を通じた越境(クロスボーダー)人道支援の再開と現在も唯一利用が認められている通行所の使用延長を求める(2021年3月29日)

アントニー・ブリンケン米国務長官は、国連安保理で開かれたシリアの人道状況への対応をめぐる会合に出席し、2020年7月に停止されたバーブ・サラーム国境通行所(アレッポ県)とヤアルビーヤ国境通行所(ハサカ県)を通じた越境(クロスボーダー)人道支援の再開と、現在も唯一利用が認められているバーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)を通じた支援の期間延長を呼びかけた。

ブリンケン国務長官は次のように発言した。

安保理は複雑な多くの課題に取り組んでいる。だが、これはそうした課題ではない…。シリアの人々の命は、緊急支援が受けられるかどうかにかかっている。我々は、そうした支援が彼らのもとに届けられるための経路を作り出し、それを閉鎖するのではなく、開かねばならない。

安保理が当時、これらの二つの人道的な通行所(バーブ・サラーマ国境通行所とヤアルビーヤ国境通行所)を再び承認しなかったことの正当な理由はなかった。また、これらの通行所が今日も閉鎖されたままである正当な理由もない。

安保理メンバーはすべき仕事をしなければならない。それは人道支援のため三つの国境通行所すべてを再び承認することだ。

シリア人数百万人の生活がかかっている人道支援を政治的な争点にすることを止めよう。

CNN(3月29日付)などが伝えた。

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国連安保理は2014年7月14日に、安保理決議第2165号を採択し、半年に限って反体制派支配地域への国連関連機関による越境人道支援を行うことを認めていた。

同決議では、周辺諸国の同意とシリア政府への通告(同意は不要)がなされれば、反体制派の支配下にあったバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)、バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)、ラムサー国境通行所(ダルアー県)、クルド民族主義勢力の民主統一党(PYD)の実効支配下にあったヤアルビーヤ国境通行所(ハサカ県)を経由して人道支援を行うことができる旨、定められていた。

同決議はその後、安保理決議第2191号(2014年12月17日採択――2016年1月10日まで延長)、第2332号(2016年12月21日採択――2018年1月10日まで延長)、第2393号(2017年12月19日採択――2019年1月10日まで延長)、第2449号(2018年12月14日採択――2020年1月10日まで延長)、第2504号(2020年1月11日採択――2020年6月10日まで延長)、決議2533号(2020年7月11日採択――2021年7月10日まで延長)で更新された。

だが、国連安保理決議第2504号では、シリア政府の支配下に復帰したラムサー国境通行所とヤアルビーヤ国境通行所が除外された。

また、賛成12、棄権3(ロシア、中国、ドミニカ共和国)で辛うじて採択された決議2533号では、トルコの占領下に置かれていたバーブ・サラーマ国境通行所が除外された。

AFP, March 30, 2021、ANHA, March 30, 2021、CNN, March 29 2021、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2021、Reuters, March 30, 2021、SANA, March 30, 2021、SOHR, March 30, 2021などをもとに作成。

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