米英仏独伊外相が「シリア革命」10周年に合わせて共同声明を出し、「シリアの市民を見捨てない」と表明(2021年3月15日)

米国、英国、ドイツ、フランス、イタリアの外務大臣は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせて共同声明を出し、「我々は、国連安保理決議第2254号に基づき、すべてのシリア人の権利と未来を保護する平和的解決の探求を復活させるために尽力している。この悲劇が今後10年にわたって続くことを許すことはない…。我々はシリアの市民を見捨てない」と発表した。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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英国は「シリア革命」10周年に合わせてミクダード外務在外居住者大臣、シブル大統領府特別顧問ら6人を新たに制裁対象に(2021年3月15日)

ドミニク・ラーブ英外務大臣は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせて、アサド政権が平和的な改革を求めるシリア人に対して10年間にわたって蛮行を尽くしてきたとして、政権の高官および関係者6人を、渡航禁止と資産凍結を骨子とする制裁対象に追加したと発表した。

新たに制裁対象となったのは、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、ルーナー・シブル大統領府特別顧問、投資家のヤースィル・イブラーヒーム氏、ビジネスマンのムハンマド・バラー・カーティルジー氏、マーリク・アルヤー共和国護衛隊司令官、ザイド・サラーフ少佐。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線のマアラク村に潜入を試み、シリア民主軍と激しく交戦(2021年3月15日)

ラッカ県では、ANHA(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線のマアラク村に潜入を試み、人民防衛隊(YPG)主体のと激しく交戦した。

一方、アイン・イーサー市近郊では、トルコ軍とシリア国民軍が撃ったロケット弾の不発弾が爆発し、子供1人が死亡した。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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イドリブ市近郊の街道で、トルコ軍の車輌の通過に合わせて仕掛けられていた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士2人が負傷(2021年3月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ市近郊の街道で、トルコ軍の車輌の通過に合わせて仕掛けられていた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士2人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、バイニーン村、バーラ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるシャイフ・バラカート山、ダーラ・イッザ市一帯を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室が応戦、第46中隊基地一帯で交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるクルド山一帯を砲撃、シリア軍がこれに応戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県16件、ラタキア県11件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を24件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民67人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,468人に(2021年3月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月15日付)を公開し、3月14日に難民67人(うち女性20人、子供34人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民67人(うち女性20人、子供34人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,468人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,220人(うち女性76,718人、子ども129,886人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,748人(うち女性263,994人、子供448,377人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は79,409人(うち女性28,901人、子供30,120人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,348,005人(うち女性411,460人、子供673,886人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2021をもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市近郊のハムラーン村にある石油精製用燃焼装置と市場がシリア軍とロシア軍のミサイル攻撃を受け火災に(2021年3月14日)

アレッポ県では、ANHA(3月14日付)によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市近郊のハムラーン村にある石油精製用燃焼装置と市場がシリア軍とロシア軍のミサイル攻撃を受け、火災が発生した。

一方、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のザンガル村を砲撃し、子供1人が死亡、子供2人が負傷した。

トルコ軍とシリア国民軍はまたまた、マンビジュ市近郊のシャイフ・ナースィル村(別名クルト・ワイラーン村)、クールフユーク村、カーウカリー村、タッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーイーヤ村を砲撃した。

AFP, March 14, 2021、ANHA, March 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2021、Reuters, March 14, 2021、SANA, March 14, 2021、SOHR, March 14, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約45輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年3月14日)

ハサカ県では、SANA(3月14日付)によると、米主導の有志連合の車輌約45輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, March 14, 2021、ANHA, March 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2021、Reuters, March 14, 2021、SANA, March 14, 2021、SOHR, March 14, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民53人と国内避難民(IDPs)579人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,401人、2019年以降帰還したIDPsは79,409人に(2021年3月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月14日付)を公開し、3月13日に難民53人(うち女性16人、子供27人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民53人(うち女性16人、子供27人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,401人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,153人(うち女性76,698人、子ども129,852人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,681人(うち女性263,974人、子供448,343人)となった。

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一方、国内避難民579人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは579人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は79,409人(うち女性28,901人、子供30,120人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,348,005人(うち女性411,460人、子供673,886人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 14, 2021をもとに作成。

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イドリブ市内でトルコ軍の車列が狙われ、アンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊を名乗るグループが犯行声明(2021年3月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ市のコルニーシュ街道で、トルコ軍の車列を通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

この爆発に関して、アンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊を名乗るグループが声明を出し、「サルキーン市西郊外のマドルーサ村の国境近くで、児童アフマド・ヤースィル・アブドを殺害したことの報復として、イドリブ市南東部のコルニーシュ街道でNATOトルコ軍の車列を狙った」と発表した。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して22回の爆撃を実施(2021年3月13日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して22回の爆撃を実施した。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍の特殊部隊が、米主導の有志連合ヘリコプターの支援を受けて、ダイル・ザウル県でダーイシュを攻撃、メンバー6人殺害(2021年3月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるスワル町近郊の砂漠地帯で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊部隊が、米主導の有志連合ヘリコプターの支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)のセルに対する攻撃を行い、メンバー6人を殺害した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約35輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタブカ市近郊のタブカ航空基地の警護にあたるシリア民主軍の兵士2人がダーイシュ(イスラーム国)メンバーからなるグループの発砲を受けて死亡した。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市に爆弾1発を投下(2021年3月13日)

ラッカ県では、ANHA(3月13日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市に爆弾1発を投下した。

投下された爆弾は不発弾。

空き地に着弾し、被害はなかった。

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アレッポ県では、ANHA(3月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のカンタラ村とザルナイータ村を砲撃した。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県西部のイルハーブ村とタカード村にあるシャーム解放機構の軍事拠点や倉庫に対して5回の爆撃を実施(2021年3月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のイルハーブ村とタカード村にあるシャーム解放機構の軍事拠点や倉庫に対して5回の爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルヤディーン村を砲撃し、女性1人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、マシーク村、ヒルバト・ナークース村、タッル・ワースィト村、シャーグーリート村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県7件、ラタキア県4件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 13, 2021、ANHA, March 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 13, 2021、Reuters, March 13, 2021、SANA, March 13, 2021、SOHR, March 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民48人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,348人に(2021年3月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月13日付)を公開し、3月12日に難民48人(うち女性15人、子供25人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民48人(うち女性15人、子供25人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,348人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,100人(うち女性76,682人、子ども129,825人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,740,681人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,628人(うち女性263,958人、子供448,316人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は78,830人(うち女性28,624人、子供30,007人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,347,426人(うち女性411,183人、子供673,773人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 13, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して75回あまりの爆撃を実施(2021年3月12日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して75回あまりの爆撃を実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊のタルアト・タンマーフ地区で、地元民兵の拠点を襲撃し、7人を殺害した。

AFP, March 12, 2021、ANHA, March 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2021、Reuters, March 12, 2021、SANA, March 12, 2021、SOHR, March 12, 2021などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県でシャーム自由人イスラーム運動の車輌をミサイル攻撃し、戦闘員4人を殺害(2021年3月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のカンダ村にいたる街道を移動中のシャーム自由人イスラーム運動の車輌2輌に対してミサイル攻撃を行い、戦闘員4人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、カンスフラ村、バーラ村一帯、ルワイハ村、バイニーン村、フライフィル村を砲撃した。

一方、トルコ軍は兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(イドリブ県10件、ラタキア県5件、アレッポ県1件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は17件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 12, 2021、ANHA, March 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 12, 2021、Reuters, March 12, 2021、SANA, March 12, 2021、SOHR, March 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民59人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,300人に(2021年3月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月12日付)を公開し、3月11日に難民59人(うち女性18人、子供30人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民59人(うち女性18人、子供30人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,300人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,052人(うち女性76,667人、子ども129,800人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,740,681人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,580人(うち女性263,943人、子供448,291人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は78,830人(うち女性28,624人、子供30,007人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,347,426人(うち女性411,183人、子供673,773人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 12, 2021をもとに作成。

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欧州議会は、シリアへの「アラブの春」波及から10年が経つのに合わせて声明を出し「現地で根本的な進展がない限り、議会はシリアの体制と外交関係の正常化に反対する」と表明(2021年3月11日)

欧州議会は、シリアへの「アラブの春」波及から2021年3月15日で10年が経つのに合わせて、公式ホームページ(https://www.europarl.europa.eu/)を通じて声明を出した。

声明において、欧州議会は、紛争から10年が経ち、シリア国民の10%が貧困線以下の状態に置かれ、深刻な経済崩壊と人道危機に見舞われているなか、シリアへのさらなる経済的・政治的対応を求める声が議会内にあるとしつつ、現地で根本的な進展がない限り、議会はシリアの体制と外交関係の正常化に反対する、と表明した。

AFP, March 11, 2021、ANHA, March 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2021、Reuters, March 11, 2021、SANA, March 11, 2021、SOHR, March 11, 2021などをもとに作成。

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国連のグテーレス事務総長はシリアへの「アラブの春」波及から10年が経つのに合わせて会見し政治的解決に向けた決意を表明(2021年3月11日)

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、米ニューヨークの国連本部で、シリアに「アラブの春」が波及してから3月15日で10年が経つのに合わせて会見を行い、「悪夢のような出来事」(living nightmare)の政治的解決に向けた交渉に対する国連の決意を改めて表明した。

グテーレス事務総長の主な発言は以下の通り:

10年に及ぶ紛争の後、世界的パンデミックのただ中で、そして絶え間ない新たな危機に直面し、シリアがトップページで取り上げられることはなくなった…。だが、今も悪夢のような状態が続いている。

シリアがどれほど荒廃したかを完全に理解することは不可能だ。だが、シリアの人々は今世紀に世界が目の当たりにしたいくつもの深刻な犯罪に耐えてきた。

残虐行為の規模に良心は傷む。シリアに持続可能な平和が可能かどうかを説明するために、加害者たちは集わねばならない。

さらなる人道アクセスが必要だ。すべて場所で、困窮するすべて人に到達するために、越境(クロスボーダー)での支援を強化することが不可欠だ。

当事者には、共通の基盤を見つけ、すべてのシリア人が長年にわたる紛争状態を乗り越えようとしていることを認識するチャンスがある。

それには、持続的で強力な外交対話を通じて、国際社会における格差を埋める必要があるだろう…。そうすることに失敗したら、シリアの人々をさらに絶望させるだろう。そうしたことを生じさせてはならない。

AFP, March 11, 2021、ANHA, March 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2021、Reuters, March 11, 2021、SANA, March 11, 2021、SOHR, March 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア・トルコ・カタール外相会合:ラヴロフ外務大臣は「分離主義的計画の実施に反対する」と表明(2021年3月11日)

ロシア、トルコ、カタールは、カタールの首都ドーハで外相会合を開き、シリア情勢への対応などについて協議した。

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ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は会合後のカタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣との共同記者会見で、国連安保理決議第2254号とシリア国民対話大会(2018年)に沿った政治プロセス以外にシリアでの危機を解決する方法はないことを改めて確認したと述べたうえで、制憲委員会の役割の重要性を強調した。

また、シリアの独立、主権、領土保全を尊重し、「分離主義的計画の実施に反対する」と表明した。

さらに、三カ国で人道支援、新型コロナウイルス感染症対策、市民インフラ復旧、難民帰還に向けた努力を続けると付言した。

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カタールのムハンマド外務大臣は、シリアへの人道支援と新型コロナウイルス対策のための支援を認めたことを明らかにした。

また、アラブ連盟におけるアサド政権の資格停止の理由は依然として続いているとしたうえで、国連決議第2254号に沿った政治変革が連盟復帰へのもっとも安全な方法だと付言した。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣は、三カ国の外相が、シリア情勢への対応を協議するための会合を継続することを決定したとしたうえで、次回会合がトルコで行われると述べた。

また、アサド政権に圧力をかけて、膠着状態を打開し、政治的解決をもたらす必要があると強調した。

AFP, March 11, 2021、ANHA, March 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2021、Reuters, March 11, 2021、SANA, March 11, 2021、SOHR, March 11, 2021などをもとに作成。

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ヒムス県タドムル市近郊でロシア軍装甲車に仕掛けられていた爆弾が爆発、装甲車が大破(2021年3月11日)

ヒムス県では、アイン・フラート(3月11日付)によると、シリア政府の支配下にあるタドムル市西のドゥーワ地区で、ロシア軍装甲車に仕掛けられていた爆弾が爆発、装甲車が大破した。

死傷者はなかった。

ヒムス県東部でロシア軍の車輌が狙われるのはこれが初めて。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機4機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って約25回の爆撃を実施した。

AFP, March 11, 2021、ANHA, March 11, 2021、‘Ayn al-Furat, March 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2021、Reuters, March 11, 2021、SANA, March 11, 2021、SOHR, March 11, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県アイン・イーサー市西のM4高速道路沿線近くに4カ所目となる基地を新たに設置(2021年3月11日)

ラッカ県では、ANHA(3月11日付)によると、トルコ軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市西のM4高速道路沿線近くに4カ所目となる基地を新たに設置した。

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アレッポ県では、ANHA(3月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北東のフーシャリーヤ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍と国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市と近郊のマンアグ航空基地、マルアナーズ村、シャイフ・イーサー村を砲撃した。

AFP, March 11, 2021、ANHA, March 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2021、Reuters, March 11, 2021、SANA, March 11, 2021、SOHR, March 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民70人と国内避難民(IDPs)659人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,241人、2019年以降帰還したIDPsは78,830人に(2021年3月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月11日付)を公開し、3月10日に難民70人(うち女性21人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民70人(うち女性21人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,241人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,993人(うち女性76,649人、子ども129,770人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,740,681人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,521人(うち女性263,925人、子供448,261人)となった。

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一方、国内避難民659人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは659人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は78,830人(うち女性28,624人、子供30,007人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,347,426人(うち女性411,183人、子供673,773人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 11, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュを狙って55回以上爆撃、メンバー12人殺害(2021年3月10日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って55回以上の爆撃を実施し、メンバー12人を殺害した。

なお、過去96時間の爆撃回数は280回以上、殺害されたダーイシュ・メンバーは43人に達している。

AFP, March 10, 2021、ANHA, March 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2021、Reuters, March 10, 2021、SANA, March 10, 2021、SOHR, March 10, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍国境警備隊がハサカ県北部で越境を試みたシリア人家族に発砲、子供1人射殺(2021年3月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍国境警備隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン町近郊のアッラーダ村から越境を試みたシリア人家族に発砲、子供1人を射殺した。

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アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市を訪問しようとしたシリア・ムスタクバル党の使節団にトルコ軍が攻撃を加えたと発表した。

ANHA(3月10日付)が伝えた。

一方、SANA(3月10日付)、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市南の教練キャンプの塀で爆発が発生し、シリア国民軍に所属するハムザ師団の戦闘員複数人が負傷した。

AFP, March 10, 2021、ANHA, March 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2021、Reuters, March 10, 2021、SANA, March 10, 2021、SOHR, March 10, 2021などをもとに作成。

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中国の習近平国家主席はアサド大統領夫妻の新型コロナウイルス感染について慰問の意を伝える(2021年3月10日)

習近平国家主席は、シリアのアサド大統領に電報を送り、アサド大統領とアスマー・アフラス夫人が新型コロナウイルスに感染したことについて慰問の意を伝えた。

習主席は電報のなかで以下のように伝えた。

大統領閣下とアスマー夫人が新型コロナウイルスに感染したことを知り、私と妻の彭麗媛は、謹んで大統領とアスマー夫人に心からお見舞いの意を申し上げ、1日も早く回復するようお祈りする。

中国政府と中国人民は揺るぎなく、シリア政府と人民が感染症と戦うことを支持し、大統領の指導の下で、シリア人民は必ず感染症に打ち勝つことができると信じている。

新華社通信(3月10日付)が伝えた。

AFP, March 10, 2021、ANHA, March 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2021、Reuters, March 10, 2021、SANA, March 10, 2021、SOHR, March 10, 2021、新華社通信, 2021年3月10日などをもとに作成。

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米主導の有志連合の民政問題担当使節団がダイル・ザウル県ハジーン市を訪問、同地の民政評議会メンバーと会合(2021年3月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の民政問題担当使節団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市を訪問、同地の民政評議会のメンバーと会合を開いた。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団が、シリア政府の支配下にあるムハイミーダ村で住民1人を殺害した。

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ハサカ県では、SANA(3月10日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市の西ヌシューワ地区で住居複数棟に押し入り、若者多数を拘束、教練キャンプに強制連行した。

AFP, March 10, 2021、ANHA, March 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2021、Reuters, March 10, 2021、SANA, March 10, 2021、SOHR, March 10, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県西部の3カ所から拠点を撤収(2021年3月10日)

アレッポ県では、ザイトゥーン(3月10日付)によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のカフル・ナースィフ村、イビーン・スィムアーン村、バータブー村に設置していた拠点を撤収させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

撤収された拠点は、2020年2月末から3月初めのシリア・ロシア軍と「決戦」作戦司令室・トルコ軍の戦闘に際して設置されたもの。

「不要となった」ために撤収されたという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカフル・ウワイド村、スフーフン村、ハルーバ村、ファッティーラ村、バーラ村一帯、カンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるウンム・ワラド村でシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバー1人とその子供1人が、正体不明の武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を45件(イドリブ県23件、ラタキア県15件、アレッポ県2件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は39件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を25件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 10, 2021、ANHA, March 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 10, 2021、Reuters, March 10, 2021、SANA, March 10, 2021、SOHR, March 10, 2021、Zaytun, March 10, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民54人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,171人に(2021年3月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月10日付)を公開し、3月9日に難民54人(うち女性17人、子供27人)が新たに帰国したと発表した。


このうちレバノンから帰国したのは難民54人(うち女性17人、子供27人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,171人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,923人(うち女性76,628人、子ども129,735人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,740,681人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,451人(うち女性263,904人、子供448,226人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は78,171人(うち女性28,321人、子供29,878人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,346,767人(うち女性410,880人、子供673,644人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 10, 2021をもとに作成。

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ロシア大統領府のペスコフ報道官「アサド大統領が新型コロナウイルス感染治療のためにロシアに支援を要請したとする問題をは承知していない」(2021年3月9日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、アサド大統領とアスマー・アフラス夫人が新型コロナウイルス感染症に感染したとのシリア大統領府の発表(3月8日)に関してコメントした。

ペスコフ報道官は、アサド大統領夫妻が治療のためにロシアへの訪問を計画しているとする一部情報について、「アサド大統領が治療のためにロシアに支援を要請したとする問題を承知していない。だが、仮にそうしたことが起これば、プーチン大統領はいかなる呼びかけにも応じる用意はある」と述べた。

AFP, March 9, 2021、ANHA, March 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2021、Reuters, March 9, 2021、SANA, March 9, 2021、SOHR, March 9, 2021などをもとに作成。

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