アブドゥッラーUAE外務大臣「シリアとの連携・協業が直面する最大の脅威は米シーザー法だ」(2021年3月9日)

UAEのアブドゥッラー・ビン・ザーイド外務大臣は、アブダビでロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣との会談に開かれた共同記者会見で、シーザー・シリア市民保護法を批判した。

アブドゥッラー外務大臣は「シリアをアラブ周辺諸国のなかに復帰させるための計画を始めるために地域の協力と活動が必要」としたうえで、「シリアとの連携・協業が直面する最大の脅威は、シーザー法だ…。シーザー法が今のまま残れば、この問題はきわめて困難なものになる」と述べた。

AFP, March 9, 2021、ANHA, March 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2021、Reuters, March 9, 2021、SANA, March 9, 2021、SOHR, March 9, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がトルコ占領下のアレッポ県カフルハーシル村一帯に進攻し、シリア国民軍と交戦(2021年3月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のカフルハーシル村一帯に進攻を試み、トルコの支援を受けるシリア国民軍と交戦、シリア国民軍の戦闘員1人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊に設置されている国民軍の検問所近くで爆弾が仕掛けられていた車が爆発し、戦闘員8人が負傷した。

AFP, March 9, 2021、ANHA, March 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2021、Reuters, March 9, 2021、SANA, March 9, 2021、SOHR, March 9, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合使節団がブサイラ市の中部地区民政評議会メンバーと会合、同評議会の活動を視察(2021年3月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の使節団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市を訪問、同地に設置された中部地区の民政評議会のメンバーと会合を開いた。

北・東シリア自治局の支配下にあったダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸地域では、2月22日、西部地区、東部地区、北部地区、中部地区という四つの地区に分割し、自治を行うことが合意されていた。

有志連合の使節団には、米軍ヘリコプター複数機と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍・内務治安部隊(アサーイシュ)の部隊が同行、中部地区の活動を視察、ブサイラ市、CONOCO油田、シュハイル村などを巡回した。

AFP, March 9, 2021、ANHA, March 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2021、Reuters, March 9, 2021、SANA, March 9, 2021、SOHR, March 9, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県ダルバースィーヤ市近郊のシーリーク村に設置された軍用通行所で、ロシア軍とトルコ軍の部隊が会合(2021年3月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市近郊のシーリーク村に設置された軍用の通行所で、ロシア軍とトルコ軍の部隊が会合を行い、その後、ダルバースィーヤ市近郊からアブー・ラースィーン町近郊の国境地帯で合同パトロールを実施した。

シリア人権監視団の協力者が会合の現場を撮影することに成功したが、途中でロシア軍兵士によって撮影を制止された。

AFP, March 9, 2021、ANHA, March 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2021、Reuters, March 9, 2021、SANA, March 9, 2021、SOHR, March 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民58人と国内避難民(IDPs)643人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,117人、2019年以降帰還したIDPsは78,171人に(2021年3月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月9日付)を公開し、3月8日に難民58人(うち女性18人、子供30人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民58人(うち女性18人、子供30人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,117人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,869人(うち女性76,611人、子ども129,708人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,740,681人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,397人(うち女性263,887人、子供448,199人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は78,171人(うち女性28,321人、子供29,878人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,346,767人(うち女性410,880人、子供673,644人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 9, 2021をもとに作成。

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ダイル・ザウル県でイラク人民動員隊とシリア民主軍がダーイシュと思われる武装集団の襲撃を受け、3人死亡(2021年3月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯(アークーラ地区)で、イラク人民動員隊に所属するアブー・ファドル・アッバース旅団の拠点がダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団の襲撃を受け、民兵1人が死亡した。

また、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるズィーバーン町の市場で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる2人組の発砲を受けて、死亡した。

AFP, March 8, 2021、ANHA, March 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2021、Reuters, March 8, 2021、SANA, March 8, 2021、SOHR, March 8, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県マンビジュ市東を砲撃(2021年3月8日)

アレッポ県では、ANHA(3月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市東のフーシャリーヤ村を砲撃した。

AFP, March 8, 2021、ANHA, March 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2021、Reuters, March 8, 2021、SANA, March 8, 2021、SOHR, March 8, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室の占領下にあるイドリブ県北東部のIDPsキャンプで男性1人が焼身自殺を図り火災が発生(2021年3月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の占領下にある県北東部のタッル・カラーマ村にある国内避難民(IDPs)キャンプで火災が発生し、男性1人が死亡した。

火災はこの男性が焼身自殺を図ったことが原因と思われる。

一方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村などを砲撃した。

これに対して、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バイニーン村、ファッティーラ村、フライフィル村、バーラ村一帯を砲撃した。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約50輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県15件、ラタキア県10件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は24件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 8, 2021、ANHA, March 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 8, 2021、Reuters, March 8, 2021、SANA, March 8, 2021、SOHR, March 8, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民97人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,059人に(2021年3月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月8日付)を公開し、3月7日に難民97人(うち女性29人、子供50人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民97人(うち女性29人、子供50人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,059人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,811人(うち女性76,593人、子ども129,678人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,740,681人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,339人(うち女性263,869人、子供448,169人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は77,528人(うち女性28,030人、子供29,745人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,346,124人(うち女性410,589人、子供673,511人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 8, 2021をもとに作成。

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ハサカ県タッル・タムル町近郊でシリア民主軍と国民軍が交戦し、国民軍戦闘員1人死亡(2021年3月7日)

ハサカ県では、ANHA(3月7日付)によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるウンム・カイフ村(タッル・タムル町近郊)の穀物サイロ西の農地への潜入を試みたが、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のタッル・タムル軍事評議会がこれを撃退した。

シリア人権監視団によると、この戦闘で国民軍の戦闘員1人が死亡した。

一方、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊のサーリヒーヤ村では、オートバイに仕掛けられた爆弾が爆発し、国民軍の戦闘員1人が死亡、3人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(3月7日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村、シャイフ・イーサー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコの占領下にあるバーブ市西一帯を砲撃した。

AFP, March 7, 2021、ANHA, March 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 7, 2021、Reuters, March 7, 2021、SANA, March 7, 2021、SOHR, March 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民85人と国内避難民(IDPs)457人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,962人、2019年以降帰還したIDPsは77,528人に(2021年3月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月7日付)を公開し、3月6日に難民85人(うち女性25人、子供43人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民85人(うち女性25人、子供43人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,962人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,714人(うち女性76,564人、子ども129,628人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,739,233人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,242人(うち女性263,840人、子供448,119人)となった。

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一方、国内避難民457人が新たに帰宅した。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は77,528人(うち女性28,030人、子供29,745人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,346,124人(うち女性410,589人、子供673,511人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 7, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県との県境の砂漠地帯でダーイシュに対して60回以上の爆撃を実施(2021年3月6日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ラッカ県との県境の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して60回以上の爆撃を実施した。

AFP, March 6, 2021、ANHA, March 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2021、Reuters, March 6, 2021、SANA, March 6, 2021、SOHR, March 6, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県アームーダー市東の村に領内から発砲(2021年3月6日)

アレッポ県では、ANHA(3月6日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市東の国境地帯に位置するハースィダ村の農場に向けてトルコ領内から発砲し、住民の車を攻撃した。

発砲を受けて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とロシア軍が介入し、村から住民を避難させた。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市で、国民軍に所属する「教義の保護者」旅団の司令官が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, March 6, 2021、ANHA, March 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2021、Reuters, March 6, 2021、SANA, March 6, 2021、SOHR, March 6, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県、ハマー県を砲撃(2021年3月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアリーハー市を砲撃し、子供3人を含む4人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、バーラ村一帯、バイニーン村、フライフィル村、ルワイハ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(3月6日付)によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市東の入り口に位置するヒルバ交差点に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供3人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県20件、ラタキア県2件、アレッポ県4件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は24件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 6, 2021、ANHA, March 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 6, 2021、Reuters, March 6, 2021、SANA, March 6, 2021、SOHR, March 6, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民73人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,877人に(2021年3月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月6日付)を公開し、3月5日に難民73人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民73人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,877人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,629人(うち女性76,539人、子ども129,585人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,739,233人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,157人(うち女性263,815人、子供448,076人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は76,838人(うち女性27,719人、子供29,597人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,345,434人(うち女性410,278人、子供673,363人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 6, 2021をもとに作成。

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『ウォール・ストリート・ジャーナル』:バイデン米大統領はシリア南東部への爆撃で、攻撃を計画していた2カ所の標的のうち1カ所への攻撃を直前に中止していた(2021年3月5日)

『ウォール・ストリート・ジャーナル』(3月5日付)は、ジョー・バイデン米大統領が2月26日のシリア南東部ダイル・ザウル県への爆撃で、攻撃を計画していた2カ所の標的のうち1カ所への攻撃を直前に中止していたと伝えた。

同雑誌によると、バイデン大統領は、標的の一つの施設内の中庭に、女性1人と子供複数人がいたことを確認したため、F15E戦闘機が現場に向かうなか、攻撃の約30分前に見送りを決定し、1カ所だけを爆撃することを決断していたという。

AFP, March 6, 2021、ANHA, March 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2021、Reuters, March 6, 2021、SANA, March 6, 2021、SOHR, March 6, 2021、The Wall Street Journal, March 5, 2021などをもとに作成。

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米軍パトロール部隊が、ダイル・ザウル県ハワーイジュ村の水上通行所に立ち入り、職員を排除、通行所を閉鎖(2021年3月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍パトロール部隊が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハワーイジュ村のユーフラテス川東岸に設置されている水上通行所に立ち入り、職員を排除、通行所を閉鎖した。

AFP, March 5, 2021、ANHA, March 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2021、Reuters, March 5, 2021、SANA, March 5, 2021、SOHR, March 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が地中海沖に展開する艦船とアレッポ県内のシリア軍兵舎から地対地ミサイル複数発を発射し、トルコ占領下のアレッポ県ジャラーブルス市近郊の石油精製用燃焼装置を攻撃、4人が死亡、24人が負傷(2021年3月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍が地中海沖に展開する艦船とアレッポ県内のシリア軍兵舎から地対地ミサイル複数発を発射し、トルコ占領下のジャラーブルス市近郊のハムラーン村にある石油精製用燃焼装置を攻撃した。

この攻撃で、石油精製用燃焼装置多数と石油トレーラーなどの車輌30輌あまりが炎上、4人が死亡、24人が負傷した。

一方、SANA(3月5日付)やシリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、マンナグ村一帯、カフル・ナーヤー村、タッル・マディーク村、シャフバー・ダム、シャイフ・イーサー村、ハリーサ村、ダイル・ジュマイイル村に至る街道を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、マンビジュ市近郊のサイヤード丘を砲撃した。

AFP, March 5, 2021、ANHA, March 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2021、Reuters, March 5, 2021、SANA, March 5, 2021、SOHR, March 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県マアッラト・ミスリーン市一帯を爆撃、シリア軍もバザーブール村などを砲撃、子供1を含む3人が死亡、女性1人を含む3人が負傷(2021年3月5日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してからちょうど1年が経過した。

同地では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアッラトミスリーン市一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるアルバイーン山近くのバザーブール村、アイン・ラールーズ村、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村を砲撃し、バザーブール村で子供1を含む3人が死亡、女性1人を含む3人が負傷した。

他方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約25輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のザーウィヤ町、タッル・ワースィト村、マシーク、を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県13件、ラタキア県2件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は23件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 5, 2021、ANHA, March 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 5, 2021、Reuters, March 5, 2021、SANA, March 5, 2021、SOHR, March 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民68人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,803人に(2021年3月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月5日付)を公開し、3月4日に難民68人(うち女性20人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民68人(うち女性20人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,803人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,555人(うち女性76,517人、子ども129,548人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,739,233人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,083人(うち女性263,793人、子供448,039人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は76,838人(うち女性27,719人、子供29,597人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,345,434人(うち女性410,278人、子供673,363人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 5, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アブドゥッラフマーン・ムスタファー暫定内閣首班「カタールからトルコ占領下のアレッポ県北部への投資の確約を得た」(2021年3月4日)

シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣のアブドゥッラフマーン・ムスタファー首班は、ムドゥン(3月3日付)のインタビューに応じ、そのなかで、カタールがトルコ占領下のアレッポ県北部における複数のプロジェクトへの投資を確約したことを明らかにした。

ムスタファー首班によると、この確約は、最近のカタール訪問に際して得たもの。

ムスタファー首班はまた、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の自治を委託されているシリア救国内閣との関係について、協力する意思はないと述べた。

AFP, March 4, 2021、ANHA, March 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2021、al-Mudun, March 4, 2021、Reuters, March 4, 2021、SANA, March 4, 2021、SOHR, March 4, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊がイドリブ県サルキーン市近郊の民家前で子供を銃殺(2021年3月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるサルキーン市近郊のマドルーサ村の民家前でトルコ軍憲兵隊が子供を銃殺した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がトルコ占領下のマリーミーン村を砲撃し、3人が負傷した。

AFP, March 4, 2021、ANHA, March 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2021、Reuters, March 4, 2021、SANA, March 4, 2021、SOHR, March 4, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がトルコ軍の拠点が設置されているイドリブ県アーフィス村を砲撃(2021年3月4日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが2020年3月5日の首脳会談で停戦に合意してから364日目を迎えた。

シリア人権監視団によると、同地では、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、バーラ村一帯、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、トルコ軍の拠点が設置されているアーフィス村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるナワー市でシリア軍兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

また、ジャースィム市では、和解委員会のメンバーが武装集団に銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(イドリブ県9件、ラタキア県6件、アレッポ県0件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は14件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 4, 2021、ANHA, March 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 4, 2021、Reuters, March 4, 2021、SANA, March 4, 2021、SOHR, March 4, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民73人と国内避難民(IDPs)457人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,735人、2019年以降帰還したIDPsは76,838人に(2021年3月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月4日付)を公開し、3月3日に難民73人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民73人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,735人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,487人(うち女性76,497人、子ども129,513人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,739,233人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,015人(うち女性263,773人、子供448,004人)となった。

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一方、国内避難民457人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は76,838人(うち女性27,719人、子供29,597人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,345,434人(うち女性410,278人、子供673,363人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 4, 2021をもとに作成。

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ダマスカス県でイラン・イノベーション・テクノロジー・センターが開設:バイオテクノロジー、情報テクノロジー、ナノテクノロジー、通信、技術産業分野の企業の仲介が目的(2021年3月3日)

ダマスカス県では、SANA(3月3日付)によると、自由貿易地区内に、イラン・イノベーション・テクノロジー・センターが開設した。

センターは両国の科学経済関係の強化、両国のバイオテクノロジー、情報テクノロジー、ナノテクノロジー、通信、技術産業分野の企業の仲介を目的とする。

AFP, March 3, 2021、ANHA, March 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2021、Reuters, March 3, 2021、SANA, March 3, 2021、SOHR, March 3, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民66人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,663人に(2021年3月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月3日付)を公開し、3月2日に難民66人(うち女性20人、子供33人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民66人(うち女性20人、子供33人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,663人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,415人(うち女性76,475人、子ども201,476人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,739,233人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,943人(うち女性263,751人、子供447,967人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は76,163人(うち女性27,417人、子供29,447人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,344,759人(うち女性409,976人、子供673,213人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 3, 2021をもとに作成。

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米軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県マーリキーヤ市近郊のアイン・ディーワール村一帯でパトロールを実施、同地の住民と面談(2021年3月2日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマーリキーヤ市近郊のアイン・ディーワール村一帯でパトロールを実施、同地の住民と面談し、現地情勢について意見を交わした。

AFP, March 2, 2021、ANHA, March 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2021、Reuters, March 2, 2021、SANA, March 2, 2021、SOHR, March 2, 2021などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市東の穀物サイロ一帯で、シリア軍とトルコ軍が交戦(2021年3月2日)

ラッカ県では、ANHA(3月2日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市東の穀物サイロ一帯で、シリア軍とトルコ軍が交戦した。

シリア人権監視団によると、交戦したのはトルコ軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍。

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アレッポ県では、ANHA(3月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が占領下のバーブ市の東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下のカーウカリー村、クールフユーク村を砲撃した。

AFP, March 2, 2021、ANHA, March 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2021、Reuters, March 2, 2021、SANA, March 2, 2021、SOHR, March 2, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

政府支配下のイドリブ県サラーキブ市近郊でシリア軍兵士1人が狙撃され、死亡(2021年3月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村、ファッティーラ村を砲撃、「決戦」作戦司令室もシリア政府支配下のカフルナブル市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、政府支配下のサラーキブ市近郊では、シリア軍兵士1人が狙撃され、死亡した。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるラスム・ハワーリド村で、同地の和解委員会のメンバーとダマスカス郊外県サアサア町の軍事情報局隊員と交戦し、10人が死傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 2, 2021、ANHA, March 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 2, 2021、Reuters, March 2, 2021、SANA, March 2, 2021、SOHR, March 2, 2021、March 3, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民77人と国内避難民(IDPs)599人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,597人、2019年以降帰還したIDPsは76,163人に(2021年3月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月2日付)を公開し、3月1日に難民77人(うち女性23人、子供39人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民77人(うち女性23人、子供39人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,597人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者254,349人(うち女性76,455人、子ども129,443人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,739,233人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,877人(うち女性263,731人、子供447,934人)となった。

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一方、国内避難民599人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは599人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は76,163人(うち女性27,417人、子供29,447人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,344,759人(うち女性409,976人、子供673,213人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 2, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.