カービー米国務総省報道官「シリアに駐留する米軍は油田防衛ではなく、ダーイシュの残党との戦いに注力している」(2021年2月9日)

米国務総省のジョン・カービー報道官は、シリアに駐留する米軍が、油田防衛ではなく、ダーイシュ(イスラーム国)の残党との戦いに注力している、と述べた。

カービー報道官はまた、ドナルド・トランプ前政権期の2020月7月に、米石油企業のデルタ・クレセント・エネルギー社がシリア民主軍との間に北・東シリア自治局支配地内の油田開発にかかる契約を結んでいるが、米軍がこれに関与しないと付言した。

カービー報道官は、シリア国内に駐留する米軍および軍関係者900人について「シリア国内で石油開発を行おうとしているいかなる民間企業、従業員、代理人に対しても支援を行う権限はない」としたうえで、「唯一の例外は民間人を保護するという既存の権限のもとに作戦を行う時だ」と述べ、油田地帯への米軍駐留の継続を示唆した。

だが、「重要なのは、同地での我々の任務がダーイシュ(イスラーム国)を永続的に敗北させることで有り続けているということだ」と強調した。

VOA(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2021、ANHA, February 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2021、Reuters, February 9, 2021、SANA, February 9, 2021、SOHR, February 9, 2021、VOA, February 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダーイシュの拠点に対して20回以上の爆撃を実施(2021年2月9日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ダイル・ザウル県砂漠地帯、ヒムス県東部砂漠地帯、アレッポ県、ラッカ県、ヒムス県の県境の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して20回以上の爆撃を実施した。

AFP, February 9, 2021、ANHA, February 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2021、Reuters, February 9, 2021、SANA, February 9, 2021、SOHR, February 9, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍が米主導の有志連合のヘリコプターの航空支援を受け、ハサカ県シャッダーディー市近郊でダーイシュの司令官2人を拘束(2021年2月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市近郊のタッル・マーニフ村に、米主導の有志連合のヘリコプターの航空支援を受けた人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊が突入し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官2人を拘束した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ハシャブ村近郊の砂漠地帯にあるシリア民主軍の検問所がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、兵士4人が死亡した。

AFP, February 9, 2021、ANHA, February 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2021、Reuters, February 9, 2021、SANA, February 9, 2021、SOHR, February 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民61人と国内避難民(IDPs)486人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,196人、2019年以降帰還したIDPsは71,496人に(2021年2月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月9日付)を公開し、2月7日に難民61人(うち女性18人、子供31人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民61人(うち女性18人、子供31人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,196人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,948人(うち女性76,035人、子ども128,731人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,415人(うち女性263,293人、子供447,191人)となった。

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一方、国内避難民486人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは486人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は71,496人(うち女性25,204人、子供28,607人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,340,092人(うち女性407,763人、子供672,373人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 9, 2021をもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市一帯でトルコ軍・国民軍がシリア民主軍が激しく交戦、シリア民主軍は「ロシアの指示」を受けてバーブ市を砲撃、住民多数負傷(2021年2月8日)

アレッポ県では、ANHA(2月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、占領下のバーブ市の東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下のアリーマ町、カーウカリー村、ジュッブ・ハムラ村を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会とシリア軍が応戦した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍はまた、「ロシアの指示」を受けてバーブ市を砲撃、子供2人と女性3人を含む9人を負傷させた。

SANA(2月8日付)も、バーブ市西郊外での国民軍とシリア民主軍の交戦で、子供5人と女性3人を含む住民14人が巻き添えとなって負傷したと伝えた。

一方、国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市一帯に潜入し、同地に展開するシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点複数カ所を攻撃したが、マンビジュ軍事評議会が応戦し、戦闘員5人(司令官1人を含む)を殺害した。

このほか、シリア人権監視団によると、バーブ市とラーイー村を結ぶ街道で、国民軍に所属するハムザ師団の戦闘員が車に乗った武装集団の銃撃を受けて死亡した。

AFP, February 8, 2021、ANHA, February 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2021、Reuters, February 8, 2021、SANA, February 8, 2021、SOHR, February 8, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民59人と国内避難民(IDPs)4人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,135人、2019年以降帰還したIDPsは71,010人に(2021年2月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月8日付)を公開し、2月7日に難民59人(うち女性18人、子供30人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民59人(うち女性18人、子供30人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,135人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,887人(うち女性76,017人、子ども128,700人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,415人(うち女性263,293人、子供447,191人)となった。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は4人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は71,010人(うち女性25,002人、子供28,512人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,339,606人(うち女性407,561人、子供672,278人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 8, 2021をもとに作成。

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イドリブ県ジスル・シュグール市でトルコ人ジハード主義戦闘員が撃たれて重傷を負い、その後死亡(2021年2月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市で、トルコ人戦闘員が北部地区のモスクを出たところを正体不明の武装集団によって銃で撃たれ、重傷を負った。

このトルコ人戦闘員は「ジハード主義戦闘員」で、8日に死亡した。

AFP, February 8, 2021、ANHA, February 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2021、Reuters, February 8, 2021、SANA, February 8, 2021、SOHR, February 8, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町一帯を砲撃(2021年2月7日)

ハサカ県では、SANA(2月7日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町西のタッル・タウィール村、カラービーン村を砲撃した。

AFP, February 7, 2021、ANHA, February 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2021、Reuters, February 7, 2021、SANA, February 7, 2021、SOHR, February 7, 2021などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードがイドリブ県内のロシア軍作戦司令室を砲撃し、ロシア軍士官らを殺傷したと発表、トルキスタン・イスラーム党もハマー県でシリア軍と交戦(2021年2月7日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月7日付)などによると、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市にあるロシア・シリア軍の合同作戦司令室がブルカーン短距離弾道ミサイルと迫撃砲による砲撃を受けた。

この攻撃に関して、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードが声明を出し、ロシア軍の作戦司令室を狙い、ロシア軍顧問のダニエル・ウベレフ大尉の死亡と、同大尉を護衛していたロシア軍のマラト・メドベージェフ氏、ドリダオ・ザベンの負傷を確認したと発表した。

アンサール・タウヒードはまた、ロシアの支援を受け、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元メンバーらが参加するシリア軍第5軍団の兵士7人、第25師団ターハー中隊の兵士3人の死亡、兵士12人の負傷を確認したと発表した。

攻撃は、数日前のシリア軍によるガーブ平原への砲撃に対する報復だという。

また、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のファッティーラ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

さらに、アルスーリーヤ・ネット(2月7日付)などによると、国民解放戦線がザーウィヤ山地方一帯でロシア軍のオルラン-10無人航空機(ドローン)を撃墜した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が2月6日深夜から7日未明にかけて、「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のハルービー村、アンカーウィー村一帯にあるトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃、進攻を試みたが、トルキスタン・イスラーム党がこれを迎撃し、戦闘となった。

この戦闘で、シリア軍兵士5人が死亡、8人が負傷、トルキスタン・イスラーム党側も戦闘員3人が死亡、複数人が負傷した。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(2月7日付)によると、迎撃したのは、「決戦」作戦司令室。

シリア軍はまた、ガーブ平原のズィヤーラ町、ザイズーン村を砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府支配下のガーブ平原のバフサ村をB-10無反動砲で攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方でシリア軍の士官(少尉)1人を狙撃し、殺害した。

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ダルアー県では、SANA(2月7日付)によると、シリア政府の支配下にあるスワイダー県との県境各所で、反体制武装集団が放棄した大量の武器弾薬を発見し、押収した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団の兵士が、カナーキル村で住民2人に向けて機関銃を発表、1人を殺害した。

これを受けて、若者らが、村の入り口に設置されている第4師団の検問所を襲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県15件、ラタキア県4件、アレッポ県5件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は19件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を19件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 7, 2021、Alsouria.net, February 7, 2021、ANHA, February 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 7, 2021、Reuters, February 7, 2021、SANA, February 7, 2021、SOHR, February 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民73人と国内避難民(IDPs)552人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,076人、2019年以降帰還したIDPsは71,006人に(2021年2月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月7日付)を公開し、2月6日に難民73人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民73人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,076人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,828人(うち女性75,999人、子ども128,670人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,356人(うち女性263,275人、子供447,161人)となった。

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一方、国内避難民522人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは521人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは1人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は1人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は71,006人(うち女性25,000人、子供28,510人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,339,602人(うち女性407,559人、子供672,276人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 7, 2021をもとに作成。

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米主導の有志連合の車列50輌がイラクからハサカ県に新たに進入(2021年2月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約50輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町で正体不明の武装集団が住民の車に発砲、乗っていた男性1人が死亡、男性の妻が負傷した。

AFP, February 6, 2021、ANHA, February 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2021、Reuters, February 6, 2021、SANA, February 6, 2021、SOHR, February 6, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダーイシュ拠点を130回以上爆撃、戦闘員18人死亡(2021年2月6日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハマー県東部とアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して130回以上の爆撃を実施し、ダーイシュ戦闘員18人を殺害した

AFP, February 6, 2021、ANHA, February 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2021、Reuters, February 6, 2021、SANA, February 6, 2021、SOHR, February 6, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍はラッカ県アイン・イーサー市西郊外でロシア軍のドローンをトルコ軍所属と誤って撃墜(2021年2月6日)

ラッカ県では、ANHA(2月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府の支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サクル休憩所、M4高速道路沿線を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はアイン・イーサー市西郊外でトルコ軍の無人航空機(ドローン)を撃墜した。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(2月7日付)は、撃墜したドローンは、トルコ軍ではなく、ロシア軍の所属だったと伝えた。

AFP, February 6, 2021、ANHA, February 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2021, February 7, 2011、Reuters, February 6, 2021、SANA, February 6, 2021、SOHR, February 6, 2021などをもとに作成。

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パレスチナ人民兵組織のクドス旅団が2016年のアレッポ市での「テロ爆破」攻撃での戦死者46人の合同葬儀を執り行う(2021年2月6日)

パレスチナ人民兵組織のクドス旅団は、2016年のアレッポ市ザフラー協会地区での「テロ爆破」攻撃で死亡した戦闘員の身元特定が完了したことを受けて、アレッポ市ジュマイリーヤ地区のアサド・スポーツ・サロンで戦死者46人の合同葬儀を執り行った。

2016年5月3日に「カリフ制の暁旅団」を名乗る武装集団がザフラー協会地区での地下にトンネルを掘削し、爆弾を爆発させ、クドス旅団やシリア軍兵士多数が死傷していた。

合同葬儀には、クドス旅団のムハンマド・サイード司令官、シリア軍のアレッポ県軍事治安委員会議長を務めるサリーム・ハルバー少将、アレッポ県ムフティーのマフムード・アッカース師らが弔辞を述べた。

SANA(2月6日付)が伝えた。

AFP, February 6, 2021、ANHA, February 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2021、Reuters, February 6, 2021、SANA, February 6, 2021、SOHR, February 6, 2021などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領が、アレッポ県北部のラーイー村にイスタンブール大学医学部と健康科学高等研究所を設置する決定に署名(2021年2月6日)

トルコの官報は、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が、トルコ占領下のアレッポ県北部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つラーイー村にイスタンブール大学医学部と健康科学高等研究所を設置する決定に署名したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団、SANA(2月6日付)によると、トルコ占領下のラアス・アイン市でトルコの支援を受ける国民軍に所属する武装集団どうしが交戦した。

交戦したのはハムザ師団とムウタスィム旅団(SANAによると、交戦したのはハムザ師団どうし)。

盗品の分配をめぐる対立が発端で、1人が死亡した(SANA(2月7日付)によると死者は3人)。

AFP, February 6, 2021、ANHA, February 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2021、Reuters, February 6, 2021、SANA, February 6, 2021, February 7, 2021、SOHR, February 6, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民67人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,003人に(2021年2月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月6日付)を公開し、2月5日に難民67人(うち女性20人、子供34人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民67人(うち女性20人、子供34人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,003人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,755人(うち女性75,977人、子ども128,633人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,283人(うち女性263,253人、子供447,124人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は70,484人(うち女性24,806人、子供28,355人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,339,080人(うち女性407,365人、子供672,121人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 6, 2021をもとに作成。

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所属不明のドローンがダイル・ザウル県ティブニー町近郊の「イランの民兵」拠点を攻撃し、ファーティミーユーン師団の戦闘員複数人が死傷(2021年2月5日)

ダイル・ザウル県では、アイン・フラート(2月5日付)によると、シリア政府の支配下にあるティブニー町近郊にある「イランの民兵」の拠点が、所属不明の無人航空機(ドローン)の攻撃を受け、ファーティミーユーン師団の戦闘員複数人が死傷した。

AFP, February 5, 2021、ANHA, February 5, 2021、‘Ayn al-Furat, February 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2021、Reuters, February 5, 2021、SANA, February 5, 2021、SOHR, February 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がダーイシュ拠点を100回あまり爆撃し、戦闘員11人殺害(2021年2月5日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハマー県東部とアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して100回あまりの爆撃を実施し、ダーイシュ戦闘員11人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯でシリア軍と親政権民兵を要撃し、兵士4人が死亡、6人が負傷した。

AFP, February 5, 2021、ANHA, February 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2021、Reuters, February 5, 2021、SANA, February 5, 2021、SOHR, February 5, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月5日)

ラッカ県では、ANHA(2月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、M4高速道路沿線を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍がアイン・イーサー市近郊のM4高速道路近くの3カ所に新たな拠点を設置した。

AFP, February 5, 2021、ANHA, February 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2021、Reuters, February 5, 2021、SANA, February 5, 2021、SOHR, February 5, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ県タッル・タムル町近郊でロシア軍パトロール部隊の進行を阻止、事態を受けてロシア軍ヘリが出撃(2021年2月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあり、ロシア軍が展開するタッル・タムル町近郊のアイン・アブド村のM4高速道路に設置している検問所を封鎖し、ロシア軍パトロール部隊の通過を阻止した。

これを受けて、ロシア軍ヘリコプター1機が同地上空に飛来し、燃料気化爆弾複数発を投下し、威嚇した。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部のティーム油田一帯で、シリア軍、親政権民兵がダーイシュの襲撃を受ける(2021年2月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県南東部のティーム油田一帯で、シリア軍、親政権民兵がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、戦闘となり、シリア軍兵士8人、ダーイシュ戦闘員3人が死亡した。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021などをもとに作成。

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ロシア民間軍事会社ワグナー・グループがリビアに派遣しているシリア人傭兵7人が地雷の爆発で死亡(2021年2月4日)

シリア人権監視団は、ロシア民間軍事会社ワグナー・グループがリビアに派遣しているシリア人傭兵が乗っていた食糧配給用の車輌1台が地雷に触れて爆発、7人が死亡したと発表した。

死亡した7人のうち、6人はヒムス県出身、1人はスワイダー県出身で、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍の支配地域内の油田の警護のために派遣されていた。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で、トルコ軍の地雷撤去部門の士官1人が地雷撤去作業中に爆発に巻き込まれて死亡(2021年2月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、トルコ軍の地雷撤去部門の士官1人が、市内の国民軍ハムザ師団本部入り口で地雷撤去作業中に爆発に巻き込まれて死亡した。

一方、ANHA(2月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村、シャフバー・ダム、タッル・マディーク村を砲撃した。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021などをもとに作成。

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米軍ヘリコプターの航空支援を受けたシリア民主軍の部隊が北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県で住宅を急襲、多数の住民を拘束、連行(2021年2月4日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月4日付)によると、米軍ヘリコプターの航空支援を受けた人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊が、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市近郊のアドラ村、タッル・シャーイル村、アブー・ハーミダ村を包囲し、村内の住宅を急襲、多数の住民を拘束、連行した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)と思われるオートバイに乗った武装グループが、北・東シリア自治局の支配下のシャッダーディー市とマルカダ町を結ぶ街道で車を襲撃し、1人を殺害、1人を拉致・連行した。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021、February 5, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊が「決戦」作戦司令室の支配下のイドリブ県ハーリム市近郊からトルコ領内に越境しようとした子供1人を銃殺(2021年2月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍憲兵隊が、「決戦」作戦司令室の支配下のハーリム市近郊からトルコ領内に越境しようとした子供1人を銃殺した。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、カドゥーラ村、マジュダリヤー村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方各所で、シリア軍憲兵隊が兵役を忌避する若者多数を拘束した。

過去数日で拘束者数は300人以上に上っているという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるアトマーン村で、空軍情報部の兵士1人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(イドリブ県9件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は14件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民56人と国内避難民(IDPs)510人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,887人、2019年以降帰還したIDPsは70,484人に(2021年2月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月4日付)を公開し、2月3日に難民56人(うち女性17人、子供28人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民56人(うち女性17人、子供28人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,887人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,639人(うち女性75,942人、子ども128,574人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,079人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,167人(うち女性263,218人、子供447,065人)となった。

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一方、国内避難民510人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は70,484人(うち女性24,806人、子供28,355人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,339,080人(うち女性407,365人、子供672,121人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 4, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍がクナイトラ県の「イランの民兵」、ヒズブッラーの拠点をミサイル攻撃(2021年2月3日)

SANA(2月3日付)は、シリア南部で防空部隊がイスラエル軍の攻撃を迎撃したと伝え、写真を公開した。

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シリア人権監視団によると、攻撃はミサイル攻撃で、クナイトラ県ハバーリーヤ村一帯に展開するレバノンのヒズブッラー、ヒズブッラーの支援を受けるシリア人民兵組織のゴラン解放人民軍団の拠点、「イランの民兵」が駐留するシリア軍第90戦車旅団の軍事拠点が標的となった。

この攻撃で、拠点複数カ所が破壊されたという。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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米国務省RFJは米ジャーナリストがシャーム解放機構のジャウラーニー指導者を取材したことを受け、情報提供を呼びかける(2021年2月3日)

米国務省の正義への報酬プログラム(RFJ)は、米国人ジャーナリストのマーティン・スミス氏が2月2日にツイッターのアカウント(https://twitter.com/Martin28Smith/)で、イドリブ市でシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者と面談し、インタビューを行ったことを明らかにしたことに関して、ツイッターのアラビア語公式アカウント(https://twitter.com/Rewards4Justice/)で、次のようにコメントした。

おお、ジャイウラーニー、おお、ハンサムよ、なんてすてきなスーツだ。服を着替えても、お前はテロリストのままだ。1000万ドルの懸賞金がかかっていることを忘れるな。

テレグラム、シグナル、ワッツアップで、あなたが持っているジャウラーニーについて情報を我々に提供せよ。1000万ドルの懸賞金を手に入れるため。0012022941037

https://twitter.com/Rewards4Justice/status/1356731228762890240

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるハサカ県ラアス・アイン市で爆弾が相次いで爆発(2021年2月3日)

ハサカ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市の郵便局と大モスクの近くにしかけられていた爆弾が相次いで爆発した。

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ラッカ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サクル休憩所、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県とダイル・ザウル県でシリア民主軍が攻撃を受け、兵士多数死傷(2021年2月3日)

ラッカ県では、SANA(2月3日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市のマシュラブ地区で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌の通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

また、アイン・イーサー市近郊では、シリア民主軍の車輌が地雷にふれて爆発、兵士複数人が死傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハワーイジュ村でシリア民主軍がオートバイに乗った二人組から発砲を受けて、兵士1人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約45輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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