所属不明の航空機がダイル・ザウル県でイラン・イスラーム革命防衛隊の車輌を攻撃し、2人死亡(2020年12月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊を走行中のイラン・イスラーム革命防衛隊の車輌1輌が、所属不明の航空機(ドローン)の攻撃を受け、車輌が大破、乗っていた2人が死亡した。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。

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カーミシュリー市でのシリア軍とアサーイシュの対立にロシア軍が介入し仲裁(2020年12月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市に駐留するロシア軍部隊が、シリア軍と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)を仲介し、双方が拘束していた兵士・隊員を釈放させた。

同市では、12月26日晩、アサーイシュが空軍情報部の隊員3人を拘束、これに対抗してシリア軍もアサーイシュ隊員を逮捕し、緊張が高まっており、ロシア軍が市内のパトロールを強化するなどして、事態収拾を試みていた。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県、ハサカ県、アレッポ県でトルコ軍と国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地各所を砲撃(2020年12月27日)

ラッカ県では、ANHA(12月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村、M4高速道路沿線一帯、穀物サイロを砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(12月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯の村々を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月27日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アイン・ダクナ村を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦した。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府の支配下にあるアレッポ県西部のカフル・ハラブ村のシリア軍拠点を砲撃(2020年12月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方に展開するトルコ軍部隊が、シリア政府の支配下にある県西部のカフル・ハラブ村のシリア軍拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対してシリア軍は、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、フライフィル村を130発以上の砲弾で攻撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県9件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民の帰国はなかったと発表(2020年12月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月27日付)を公開し、12月26日に難民の帰国はなかったと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 27, 2020をもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市のロシア軍基地前でPYD系の革命青年運動がトルコの攻撃への沈黙に抗議するデモを行い、ロシア軍車輌に投石(2020年12月26日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市で、北・東シリア自治局の自治を主導する民主統一党(PYD)に近い革命青年運動のメンバーが、同市内に設置されているロシア軍基地の前で座り込みデモを行った。

デモ参加者は、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍による攻撃に対するロシアの沈黙に抗議、ロシア軍の車輌に投石を行い、車輌複数輌の窓ガラスを破壊した。

事態を受けて、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が介入し、事態を収拾したが、座り込みデモは続けられた。

AFP, December 26, 2020、ANHA, December 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 26, 2020、Reuters, December 26, 2020、SANA, December 26, 2020、SOHR, December 26, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊への砲撃を続ける(2020年12月26日)

ラッカ県では、ANNA(12月26日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村、M4高速道路沿線を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦した。

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ラッカ県では、ANNA(12月26日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町西のタウィーラ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対してシリア民主軍は、タウィーラ村およびウンム・カイフ村近くからトルコ占領地域に潜入し、国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の部隊を襲撃、戦闘員複数人を負傷させた。

また、ANNA(12月26日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市で、国民軍が住民1人を殺害した。

AFP, December 26, 2020、ANHA, December 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 26, 2020、Reuters, December 26, 2020、SANA, December 26, 2020、SOHR, December 26, 2020などをもとに作成。

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米軍が駐留するダイル・ザウル県ウマル油田近くで発砲と爆発(2020年12月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下に位置し、米軍が基地を設置しているウマル油田近くで、何者かの発砲に続いて、爆発が発生した。

これを受けて、シリア民主軍は、米主導の有志連合の航空支援を受けて、ユーフラテス川東岸の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の細胞の捜索活動を実施した。

一方では、シュハイル村で車に仕掛けられいた爆弾が爆発し、シリア民主軍の兵士1人が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(12月25日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員やその家族、イラク難民、シリアの国内避難民(IDPs)を収容しているフール・キャンプ周辺から住民を強制退去させ、住宅を破壊、また農地や農場を没収した。

北・東シリア自治局の支配地域各所に違法に基地を設置し、駐留を続ける米軍のアジェンダに沿った軍事目的での接収だという。
http://www.sana.sy/wp-content/uploads/2020/12/15-106-660×330.jpg

AFP, December 26, 2020、ANHA, December 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 26, 2020、Reuters, December 26, 2020、SANA, December 26, 2020、SOHR, December 26, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県のM4高速道路にコンクリート製の防護壁を設置し、道路を遮断(2020年12月26日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月26日付)によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるナイラブ村とシリア政府の支配下にあるタルナバ村を結ぶM4高速道路上に、トルコ軍がコンクリート製の防護壁を設置し、同高速道路を遮断した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

防護壁は、国境地帯にトルコ軍が設置したのと同じもの。

シリア軍と「イランの民兵」の挑発的な砲撃への対抗策だという。

また、シリア人権監視団によると、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約40輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザクーム村の農地で耕作機器に向けてミサイルを発射し、住民4人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県15件、ラタキア県6件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, December 26, 2020、ANHA, December 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 26, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 26, 2020、Reuters, December 26, 2020、SANA, December 26, 2020、SOHR, December 26, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民の帰国はなかったと発表(2020年12月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月26日付)を公開し、12月25日に難民の帰国はなかったと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 26, 2020をもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯、ハサカ県アブー・ラースィーン町一帯でトルコ軍、国民軍とシリア民主軍が交戦(2020年12月25日)

ラッカ県では、ANNA(12月25日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦した。

 

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ハサカ県では、SANA(12月25日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のダーダー・アブダール村、ウンム・ハルマル村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジンディールス町で手榴弾が発生し、国民軍の戦闘員1人が死亡、子供1人が負傷した。

AFP, December 25, 2020、ANHA, December 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2020、Reuters, December 25, 2020、SANA, December 25, 2020、SOHR, December 25, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機複数機がミスヤーフ市近郊をミサイル攻撃、「イランの民兵」のミサイル製造施設などを破壊、外国人6人とシリア人多数死亡(2020年12月25日)

SANA(12月25日付)によると、イスラエル軍戦闘機複数機が25日午前0時45分、レバノンのタラーブルス市北の上空を侵犯し、ハマー県ミスヤーフ市近郊に向けてミサイル複数発を発射した。

シリア軍防空部隊はこれに対して迎撃し、ミサイル多数を撃破した。

シリア人権監視団によると、このミサイル攻撃で、ミスヤーフ市近郊のザーウィヤ村にある科学研究所(防空工場)の「イランの民兵」の中短距離ミサイル製造施設や倉庫複数棟、シャイフ・ガドバーン村にある前衛基地の拠点複数カ所が狙われ、外国人6人とシリア人多数が死亡した。

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外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、イスラエルのシリア領内への攻撃について報告、同国による断続的な敵対行為が、米国からの無制限の支援なくしては行われないと非難、これを抑止するよう求めた。

SANA(12月25日付)が伝えた。

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イスラエルの民間衛星画像企業イメージサット・インターナショナルはその後(12月26日)、イスラエル軍が攻撃したとされる施設の破壊前と後の衛星画像を公開した。


画像からは、ミサイル製造施設と見られる建物4棟が破壊されたことが確認できる。

AFP, December 25, 2020、ANHA, December 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2020、ImageSat International, December 26, 2020、Reuters, December 25, 2020、SANA, December 25, 2020、SOHR, December 25, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民の帰国はなかったと発表(2020年12月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月25日付)を公開し、12月24日に難民の帰国はなかったと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 25, 2020をもとに作成。

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北・東シリア自治局が、フール・キャンプに収容していたダーイシュ(イスラーム国)のベルギー人戦闘員の孤児1人の身柄をベルギーに引き渡す(2020年12月24日)

シリア人権監視団によると、ハサカ県のフール・キャンプを管理する北・東シリア自治局が、ベルギーの使節団に対して、同キャンプに収容していたダーイシュ(イスラーム国)のベルギー人戦闘員の孤児1人の身柄を引き渡した。

AFP, December 25, 2020、ANHA, December 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2020、Reuters, December 25, 2020、SANA, December 25, 2020、SOHR, December 25, 2020などをもとに作成。

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フール・キャンプ(第2区)でシリア民主運に協力するイラク人難民が殺害される(2020年12月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ(第2区)内で、シリア民主運に協力するイラク人難民が何者かによって殺害された。

AFP, December 24, 2020、ANHA, December 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2020、Reuters, December 24, 2020、SANA, December 24, 2020、SOHR, December 24, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県とハマー県の県境でダーイシュに対して20回にわたり爆撃を実施(2020年12月24日)

シリア人権監視団によると、ラッカ県タブカ市とハマー県イスリヤー村を結ぶ街道沿線一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続するなか、ロシア軍戦闘機複数機が同地を20回あまりにわたって爆撃した。

AFP, December 24, 2020、ANHA, December 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2020、Reuters, December 24, 2020、SANA, December 24, 2020、SOHR, December 24, 2020などをもとに作成。

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所属不明のドローンがダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯でアフガン人民兵組織のファーティミーユーン旅団の拠点1カ所を爆撃(2020年12月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市近郊の砂漠地帯で、「イランの民兵」の一つとして知られるアフガン人民兵組織のファーティミーユーン旅団の拠点1カ所を爆撃した。

AFP, December 24, 2020、ANHA, December 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2020、Reuters, December 24, 2020、SANA, December 24, 2020、SOHR, December 24, 2020などをもとに作成。

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米軍の護衛を受けたタンクローリー35輌がハサカ県内の米軍基地からイラクに向かう(2020年12月24日)

ハサカ県では、SANA(12月24日付)がルマイラーン町一帯の住民の話として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配地域内のハッラーブ・ジール村に違法に設置されている米軍基地から、から、原油を積んだタンクローリー約35輌が、米軍HMMWV複数輌に護衛されて、ワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, December 24, 2020、ANHA, December 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2020、Reuters, December 24, 2020、SANA, December 24, 2020、SOHR, December 24, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市一帯への砲撃を続けるなか、ロシア軍は同市南に基地を新設(2020年12月24日)

ラッカ県では、SANA(12月24日付)、ANHA(12月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市、同市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍は、トルコ軍と国民軍がアイン・イーサー市一帯への砲撃を続けるなか、同市の南に位置するカーリタ村に新たな基地を設置した。

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アレッポ県では、ANHA(12月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊にサイヤード村を砲撃した。

AFP, December 24, 2020、ANHA, December 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2020、Reuters, December 24, 2020、SANA, December 24, 2020、SOHR, December 24, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室支配下のラタキア県クルド山地方を爆撃する一方、「決戦」作戦司令室はイドリブ県とアレッポ県でシリア軍兵士3人を狙撃し殺害(2020年12月24日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村を2度にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にあるブライジュ村近郊でシリア軍兵士を狙撃し、射殺した。

「決戦」作戦司令室はまた、政府支配下のダール・カビーラ村一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、カフル・ウワイド村などを砲撃したほか、ガーニヤ村近郊で車をミサイルで攻撃し、住民2人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍を狙撃し、兵士2人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を38件(イドリブ県21件、ラタキア県9件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 24, 2020、ANHA, December 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 24, 2020、Reuters, December 24, 2020、SANA, December 24, 2020、SOHR, December 24, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民の帰国はなかったと発表(2020年12月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月24日付)を公開し、12月23日に難民の帰国はなかったと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 24, 2020をもとに作成。

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イランのザリーフ外務大臣「シリアに派遣されたアフガン人民兵は約5,000人」(2020年12月23日)

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、アフガニスタンのニュースチャンネルTOLOニュース(12月23日付)のインタビューに応じ、シリアに派遣されたアフガン人民兵が約5,000人に達していると明かした。

イランの高官が、アフガン人民兵の数について言及するのはこれが初めて。

ザリーフ外務大臣によると、5,000人のうち2,000人が依然としてシリアに駐留しているが、残る3,000人は帰国し、普段通りの生活を行っているという。

アフガン人戦闘員は、イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受けてファーティミーユーン旅団を編成し、シリア国内でシリア軍とともにダーイシュ(イスラーム国)や反体制派の掃討にあたってきた。

AFP, December 23, 2020、ANHA, December 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2020、Reuters, December 23, 2020、SANA, December 23, 2020、SOHR, December 23, 2020、TOLO News, December 23, 2020などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約20輌からなる車列が兵站物資などを積んでシリア領内に新たに進入(2020年12月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約20輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内に設置されている基地に向かった。

AFP, December 23, 2020、ANHA, December 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2020、Reuters, December 23, 2020、SANA, December 23, 2020、SOHR, December 23, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県とハマー県の県境での戦闘でシリア軍兵士5人、ダーイシュ戦闘員9人死亡(2020年12月23日)

シリア人権監視団によると、シリア軍が12月22日に封鎖したラッカ県タブカ市とハマー県イスリヤー村を結ぶ街道沿線一帯では、ロシア軍戦闘機が爆撃を実施するなか、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

この戦闘で、シリア軍兵士5人、ダーイシュ戦闘員9人が死亡した。

AFP, December 23, 2020、ANHA, December 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2020、Reuters, December 23, 2020、SANA, December 23, 2020、SOHR, December 23, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯、アレッポ県タッル・リフアト市北でトルコ軍・国民軍がシリア民主軍と交戦、子供1人が死亡(2020年12月23日)

ラッカ県では、ANHA(12月23日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍およびその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦した。
した。

一方、SANA(12月23日付)によると、ムシャイリファ村近郊で、トルコ軍と国民軍に対峙するシリア民主軍の司令官が何者かの発砲を受けて死亡した。

また、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市にあるロシア軍基地の前では、住民がトルコ軍が続ける攻撃に対するロシアの沈黙に抗議するデモを行った。

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アレッポ県では、ANHA(12月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村、シャワーリガ村を砲撃、シリア民主軍がこれに応戦した。

シリア人権監視団によると、この砲撃により、トルコ占領下のアアザーズ市近郊に流れ弾が着弾し、子供1人が死亡した。

AFP, December 23, 2020、ANHA, December 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2020、Reuters, December 23, 2020、SANA, December 23, 2020、SOHR, December 23, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民438人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は637,408人に(2020年12月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月23日付)を公開し、12月22日に難民438人(うち女性132人、子供218人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民438人(うち女性132人、子供218人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は636,970人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者242,160人(うち女性72,796人、子ども123,232人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,734,693人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は866,250人(うち女性259,940人、子供441,500人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 23, 2020をもとに作成。

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ジェフリー前米国務省シリア問題担当特使「米国は、イドリブ県でのトルコの軍事的な立場を改善したうえで、同国をロシアと交渉させるため、兵站面、外交面で支援している」(2020年12月22日)

米国務省シリア問題担当特使を務めていたジェームズ・ジェフリー氏は、米ウィルソン・センターに寄稿した論考のなかで、「米国は、イドリブ県でのトルコの軍事的な立場を改善したうえで、同国をロシアと交渉させるため、兵站面、外交面で支援している」と述べた。

今月ウィルソン・センターの中東プログラムの議長に就任したジェフリー氏はまた、「トルコは(シリア政府支配地域と「決戦」作戦司令室支配地の)境界線を維持し、イドリブ県とそれ以外の地域との取引を一切行いたくないと考えている…。米国、そしてNATOはそのために彼らを支援している」と付言した。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、al-Sharq al-Awsat, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020、Wilson Center, December 22, 2020などをもとに作成。

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米国はアスマー・アフラス大統領夫人の家族らをシーザー・シリア市民保護法に基づき制裁対象に追加(2020年12月22日)

マイク・ポンペオ米国務長官は報道声明を出し、国連安保理決議第2254号採択から5年が立ったのに合わせて、アスマー・アフラス大統領夫人をはじめとする20の個人と団体を、シーザー・シリア市民保護法に基づいて、国資産管理室(OFAC)のSDN(Specially Designated Nationals and blocked Persons)リスト新た追加したと発表した。

財務省の報道声明によると、新たに制裁対象となった個人・団体は以下の通り:

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  • アスマー・アフラス大統領夫人:大統領令第13894号2(a)(i)(D)に基づき制裁(制裁内容の変更)
  • ファウワーズ・アサド(英国在住、英・シリア国籍、アスマー・アフラス大統領夫人の父):大統領令第13894号2(a)(ii)に基づき制裁
  • サハル・アトリー(英国在住、英・シリア国籍、アスマー・アフラス大統領夫人の母):大統領令第13894号2(a)(ii)に基づき制裁
  • フィラース・アフラス(英国在住、英・シリア国籍、 アスマー・アフラス大統領夫人の弟):大統領令第13894号2(a)(ii)に基づき制裁
  • イヤード・アフラス(英国在住、英・シリア国籍、アスマー・アフラス大統領夫人の弟):大統領令第13894号2(a)(ii)に基づき制裁
  • キファーフ・ムルヒム軍事情報局長:大統領令第13894号2(a)(i)(A)に基づき制裁
  • リーナー・キナーヤ大統領府フォローアップ事務局長:大統領令第13573号に基づき制裁
  • ムハンマド・マスーティー人民議会議員(キヤーナ氏の夫):大統領令第13573号に基づき制裁
  • キファーフ・ムルヒム:大統領令第13894号に基づき制裁
  • 軍事情報局:大統領令第13894号2(a)(i)(A)に基づき制裁
  • シリア中央銀行
  • スーラーン社(マスーティー氏とキヤーナ氏が50%以上の株式を保有):大統領令第13573号に基づき制裁
  • リヤー社(マスーティー氏とキヤーナ氏が50%以上の株式を保有):大統領令第13573号に基づき制裁
  • ライティヤー社(マスーティー氏とキヤーナ氏が50%以上の株式を保有):大統領令第13573号に基づき制裁
  • ポリメディックスLLC(マスーティー氏とキヤーナ氏が50%以上の株式を保有):大統領令第13573号に基づき制裁
  • アーミル開発不動産投資社(すでに制裁対象となっているアーミル・タイスィール氏が50%以上の株式を保有)
  • アーミル・コンクリート・ブロック製造社(すでに制裁対象となっているアーミル・タイスィール氏が50%以上の株式を保有)
  • アーミル・プラスチック製造社(すでに制裁対象となっているアーミル・タイスィール氏が50%以上の株式を保有)
  • ライス・ザハビー運輸運搬サービス社(すでに制裁対象となっているアーミル・タイスィール氏が50%以上の株式を保有)
  • アルド・ハイル社(すでに制裁対象となっているアーミル・タイスィール氏が50%以上の株式を保有)

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アサド家およびアフラス家が、欧州、アラブ湾岸諸国などとの違法なネットワークを通じて、シリア国民を犠牲にして蓄財を行ってきたことが制裁の理由。

AFP, December 22, 2020、ANHA, December 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2020、Reuters, December 22, 2020、SANA, December 22, 2020、SOHR, December 22, 2020などをもとに作成。

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ヨルダン政府はジャービル国境通行所からのシリア籍の貨物車輌の入国規制を強化(2020年12月22日)

ワタン・オンライン(12月22日付)は、ヨルダン政府が、ジャービル国境通行所(シリア側はダルアー県ナスィーブ国境通行所)からのシリア籍の貨物車輌の入国規制を強化していると伝えた。

同サイトによると、ヨルダン当局は、トランジット以外でのシリア籍の貨物車輌の入国を規制するとともに、積み荷を積んだままヨルダン国内の都市に入ることも禁じたという。

AFP, December 22, 2020、ANHA, December 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2020、Reuters, December 22, 2020、SANA, December 22, 2020、SOHR, December 22, 2020などをもとに作成。

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「イランの民兵」の一つでパキスタン人によって構成されるザイナビーユーン師団の戦闘員1人がダイル・ザウル県ブーカマール市郊外の拠点で遺体で発見される(2020年12月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸地域で活動する「イランの民兵」の一つでパキスタン人によって構成されるザイナビーユーン師団の戦闘員1人がブーカマール市郊外の拠点で遺体で発見された。

戦闘員は、首を絞められた跡があり他殺と見られる。

遺体はスワイイーヤ村にある「イランの民兵」専用の墓地に埋葬された。

AFP, December 22, 2020、ANHA, December 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2020、Reuters, December 22, 2020、SANA, December 22, 2020、SOHR, December 22, 2020などをもとに作成。

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