シリア民主軍総司令部メンバーはシリア北東部での米軍との合同パトロールを12月3日から再開すると発表(2022年12月2日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部メンバーのマフムード・バルハダーン氏は、シリア北東部での米軍との合同パトロールを12月3日から再開すると発表した。

AFP(12月2日付)が伝えた。

AFP, December 2, 2022、ANHA, December 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2022、Reuters, December 5, 2022、SANA, December 5, 2022、SOHR, December 5, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県治安筋:ジャースィム市で10月半ばに殺害されたアブドゥッラフマーン・イラーキーはダーイシュ第3代指導者のアブー・ハサン・ハーシミー・クラシーと同一人物(2022年12月2日)

ダルアー県の治安筋は、11月30日にダーイシュ(イスラーム)が死亡したと発表したアブー・ハサン・ハーシミー・クラシー指導者に関して、10月15日に同県ジャースィム市でシリア軍と地元民兵が殺害したアブドゥッラフマーン・イラーキーを名乗る人物(通称「サイフ・バグダード」(バグダードの剣))と同一人物だと発表した。

同筋はSANA(12月2日付)に対して以下の通り述べた。

ダーイシュの南部地区総司令官(アミール)と称されていたテロリスト、アブー・ハサン・ハーシミー・クラシー、通称「サイフ・バグダード」は、ダルアー県農村のジャースィム市北部地区にある本部への攻撃により、彼のグループのメンバー全員とともに殺害され、シリアの各メディアはその際これを報じた。

テロリスト、クラシーは、イラク国籍で、ヨルダン、イラク、シリア領内に影響力を拡大すべく組織運営や監督活動を行っているとされた。銅人物は、ダルアー県北部での一連の暗殺行為を計画した筆頭の首謀者で、それらはダルアー県北部の農村のジャースィム市の農場に設置された一種の「復讐裁判所」においいて発出される「ファトワー」に則って活動するネットワークを通じて行われた。

AFP, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がイドリブ県でシリア軍士官1人を狙撃し、殺害する一方、シリア軍の砲撃で子供1人を含む3人死亡(2022年12月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県南部の政府支配地と反政府支配地の境界近くでシリア軍士官(中尉)1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のウービーン村、ザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃、ウービーン村では民家1棟が狙われ子供1人を含む3人が死亡、6人が負傷した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

**

ダルアー県では、SANA(12月2日付)によると、タイバ町の町長(ムフタール)が乗った車が、同町近くでテロリストの発砲を受け、村長を含む2人が死亡した。

AFP, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がラッカ県北部をドローンで爆撃する一方、ロシア軍もトルコ占領下のアレッポ県北部を爆撃(2022年12月2日)

ラッカ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、ジャディーダ村、ムシャイリファ村、アブー・サッラ村、アイン・イーサー・キャンプ、マアラク村、M4高速道路沿線一帯、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市の一つタッル・アブヤド市に近いクール・ハサン村、ビール・カイタク村、サリーバ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、「平和の泉」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治する地域の境界一帯(アイン・イーサー市東)を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

**

ハサカ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のズール・マガール村、ズィヤーラ村、スィフティク村、ジャールカリー村、クーラーン村、ハルビーサーン村、タッル・リフアト市近郊のスーガーニーカ村、マンビジュ市近郊のマースィー村、小トゥーハール村、ジャート村を砲撃した。

このうち、ズール・マガール村、ズィヤーラ村、スィフティク村に対する砲撃では、シリア軍の拠点が狙われた。

これに対して、ロシア軍戦闘機複数機が、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市一帯、「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つマーリア市一帯を空対空ミサイルで爆撃した。

AFP, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で4人(2022年12月2日)

保健省は政府支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。

これにより、12月2日現在のシリア国内での感染者数は計57,404人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,232人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid028HbJmJpQTcuhJG6wAVM3BKuSn1mvuDrzHp8C4HrbkcQ5CCfPXaST3UeF4kkAYc8ul

AFP, December 2, 2022、ACU, December 2, 2022、ANHA, December 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2022、Reuters, December 2, 2022、SANA, December 2, 2022、SOHR, December 2, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.