米中央軍(CENTCOM)はフーシー派のミサイル・システム1基を破壊することに成功したと発表(2024年9月12日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前1時2分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、フーシー派の支配下のイエメン領内でフーシー派のミサイル・システム1基を破壊することに成功したと発表した。

AFP, September 12, 2024、ANHA, September 12, 2024、‘Inab Baladi, September 12, 2024、Reuters, September 12, 2024、SANA, September 12, 2024、SOHR, September 12, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がクナイトラ県にあるヒズブッラーの「ゴラン・テロリスト・ネットワーク」のテロリスト、アフマド・ジャブルを攻撃により殲滅するとともに、同県ラフィード町地域でもテロリスト1人を攻撃したと発表(2024年9月12日)

イスラエル軍は午後5時50分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル空軍が、シリアのクナイトラ県にあるヒズブッラーの「ゴラン・テロリスト・ネットワーク」のテロリスト、アフマド・ジャブルを攻撃により殲滅するとともに、同県ラフィード町地域で、イランの協力・指示を受けて、イスラエルに対するテロ活動を行ってきたテロリスト1人を攻撃したと発表した。
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シリア人権監視団によると、攻撃はハーン・アルナバ市東のダマスカス・クナイトラ街道を移動中の車1台が狙われ、乗っていた軍関係者1人を含む2人が死亡した。

ラフィード町に対する攻撃では、「イランの民兵」に近い司令官1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、9月に入って4回目、今年に入って65回目(うち48回が航空攻撃、17回が地上攻撃)、これにより140あまりの標的が破壊され、軍関係者210人が死亡、142人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):24人
ヒズブッラーのメンバー:43人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):57人
「イランの民兵」の外国人メンバー:17人
シリア軍将兵:46人
身元不明者:5人

また、民間人も23人(女性4人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:24回
ダルアー県:16回
ヒムス県:10回
クナイトラ県:7回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回

AFP, September 12, 2024、ANHA, September 12, 2024、‘Inab Baladi, September 12, 2024、Reuters, September 12, 2024、SANA, September 12, 2024、SOHR, September 12, 2024などをもとに作成。

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米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)近くに設置されているジュライギム検問所(アイン・ルンマーナ交差点検問所)からシリア軍部隊が突如撤退(2024年9月12日)

ヒムス県では、イナブ・バラディー(9月12日付)によると、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)近くに設置されているジュライギム検問所(アイン・ルンマーナ交差点検問所)からシリア軍部隊が突如撤退した。

AFP, September 12, 2024、ANHA, September 12, 2024、‘Inab Baladi, September 12, 2024、Reuters, September 12, 2024、SANA, September 12, 2024、SOHR, September 12, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍の無人航空機1機がアレッポ県タッル・リフアト市に墜落(2024年9月12日)

アレッポ県では、ANHA(9月12日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市に墜落した。

AFP, September 12, 2024、ANHA, September 12, 2024、‘Inab Baladi, September 12, 2024、Reuters, September 12, 2024、SANA, September 12, 2024、SOHR, September 12, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県ザーウィヤ山地方のダール・カビーラ村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2024年9月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のダール・カビーラ村一帯で、シリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるタディール村、バフフィース村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のマシーク村を砲撃した。

AFP, September 12, 2024、ANHA, September 12, 2024、‘Inab Baladi, September 12, 2024、Reuters, September 12, 2024、SANA, September 12, 2024、SOHR, September 12, 2024などをもとに作成。

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イランの支援を受ける地元武装集団がダイル・ザウル県ズィーバーン町上空でシリア民主軍の無人航空機1機を撃墜(2024年9月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イランの支援を受ける地元武装集団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるズィーバーン町上空で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の無人航空機1機を撃墜した。

AFP, September 12, 2024、ANHA, September 12, 2024、‘Inab Baladi, September 12, 2024、Reuters, September 12, 2024、SANA, September 12, 2024、SOHR, September 12, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴える抗議デモ(2024年9月12日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴える抗議デモを行った。

AFP, September 12, 2024、ANHA, September 12, 2024、‘Inab Baladi, September 12, 2024、Reuters, September 12, 2024、SANA, September 12, 2024、SOHR, September 12, 2024などをもとに作成。

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国防省は5年間および10年間の志願契約の内容を発表:月収は日本円で約18,000~20,000円(2024年9月11日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて「新たな志願契約…さらなる得点と権利」と題したインフォグラフィックを公開した。

その内容は以下の通り:

志願契約の種類

  • 5年間の志願兵契約、本人の希望と総司令部の承認に基づいて、1回のみ更新可能であり、年齢が32歳を超えないことが条件である。
  • 10年間の志願兵契約、本人の希望と総司令部の承認に基づいて更新可能であり、年齢が32歳を超えないことが条件である。

志願契約の権利と得点

  • 志願兵が受け取る月給には、階級に応じて次の補償が追加される:基本給の100%に相当する現場手当、基本給の20%に相当する住宅手当、基本給の10%に相当する軍服手当、戦闘任務手当10,000シリア・ポンド(約100円)、交通手当:1,500シリア・ポンド(約15円)
  • 志願兵の給与は、補償を含めて180万~200万シリア・ポンド(約18,000~20,000円)とする。
    昇給は、志願兵の給与、特典、補償を含む。
  • 志願兵が5年間の勤務を完了した場合、その兵役義務は免除される。
  • 兵役忌避者も本契約に応募できる。
  • 10年間の契約を完了した者は、予備役勤務を免除される。
  • 返済不要の結婚助成金200万シリア・ポンド(約20,000円)を給付。

現在、兵役義務、あるいは予備役に就いている32歳以下の者は、志願契約に応募することができる。

勤務開始時の報酬

  • 5年間の志願契約を結んだ1年後に、志願兵は4ヶ月分の基本月給を受け取る。
  • 10年間の志願契約を結んだ1年後に、志願兵は8ヶ月分の基本月給を受け取る。

毎年の報酬

  • 5年の志願契約期間中、志願兵は毎年末に2ヶ月分の基本月給を受け取る。
  • 10年の志願契約期間中、志願兵は毎年末に4ヶ月分の基本月給を受け取る。

なお、SCPRによると、2023年のシリアの公務員(大卒)の平均月収は37万シリア・ポンド(約3,700円)、民間セクターの平均月収は524,000シリア・ポンド(約5,240円)。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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シリア軍第4師団がダマスカス郊外県ザーキヤ町への封鎖を開始(2024年9月11日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団がザーキヤ町への封鎖を開始した。

封鎖は、同町の一部の住民が、社会復帰手続きを拒否しているのを受けたもの。

地元の名士らが当局と住民が事態収拾に向けた仲介にあたっている。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を9回攻撃する一方、戦闘員11人が死亡したと発表(2024年9月11日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月11日の戦果について以下の通り発表した。

午前8時30分、ラーヒブ陣地一帯に集結するIsrael軍をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午前10時25分、占領下シャブアー農場のルワイサト・カルン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午前10時25分、シャブアー農場のズィブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後12時25分、メトゥラ町にイスラエル軍が設置した塹壕を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ナバティーヤ・ザブディーン街道沿線などに対する攻撃への報復として、ダン(キブツ)の軍検問所を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ザブキーン村などに対する攻撃への報復として、アビリム村にある第146師団の司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)ヒヤーム村、アイター・シャアブ村などに対する攻撃への報復として、ザウラ入植地の砲台をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後6時00分、アッバード陣地に配置されているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)マイス・ジャバル村などに対する攻撃への報復として、マタット村の第8200諜報大隊をロケット弾で攻撃。

 

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が死亡したと発表した。


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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下ような発表を行った。

午前10時33分、イスラエル空軍は夜間、ジッビーン村、ナークーラ村、ダイル・スィルヤーン村、ズィブキーン村地域にあるヒズブッラーのロケット弾発射装置約30基とテロ・インフラを攻撃、またザーヒラ村を砲撃。

午後2時33分、マイス・ジャバル村地域で本日早く、イスラエル軍兵士がヒズブッラーのテロリスト2人を確認、イスラエル空軍が同地をただちに攻撃。イスラエル空軍はまた、マルヤミーン地域にあるヒズブッラーのロケット弾発射装置1基、ラーシャイヤー・ハッファール村地域の発射装置1基を攻撃。ナークーラ村、アイター・シャアブ村地域を砲撃。

午後5時31分、アビリム(キブツ)地域に約30発の飛翔体が飛来し、空き地に着弾。クファール・ソルド(キブツ)地いいに約30発の飛翔体が飛来し、空き地に着弾。ダン(キブツ)地域への対戦車ミサイルの攻撃でイスラエル軍の予備役兵1人が負傷。カフルシューバー村丘陵地帯にあるヒズブッラーの監視ポストを砲撃。

午後9時29分、アラブ・アル・アラムシェ村に約30発の飛翔体が飛来し、空き地に着弾。マタット村に約10発の飛翔体が飛来し、一部が同地に着弾、一部が空き地に着弾。イスラエル空軍は先ほど、ハラーイブ村地域、アイター・シャアブ村にあるヒズブッラーの軍事インフラ、ロケット弾発射装置1基地を攻撃。早朝にも、フーラー村、アイター・シャアブ村、マルワヒーン村地域の軍事施設を攻撃。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Qanat al-Manar September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を8件確認したと発表(2024年9月11日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を8件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月11日付)、タス通信(9月11日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 11, 2024、TASS, September 11, 2024をもとに作成。

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占領下のゴラン高原に展開するイスラエルl軍部隊がダルアー県ヤルムーク川河畔地域の上空に迫撃砲や照明弾を発射し、激しい爆発が複数回確認される(2024年9月11日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、占領下のゴラン高原に展開するイスラエルl軍部隊が、ヤルムーク川河畔地域の上空に迫撃砲や照明弾を発射し、激しい爆発が複数回確認された。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県ハトラ村とサーリヒーヤ村の間に設置されているレバノンのヒズブッラーの指揮所上空に、所属不明の航空機複数機が飛来、その後激しい爆発が複数回発生(2024年9月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、11日晩にシリア政府の支配下にあるハトラ村とサーリヒーヤ村の間に設置されているレバノンのヒズブッラーの指揮所上空に、所属不明の航空機複数機が飛来、その後激しい爆発が複数回発生した。

AFP, September 12, 2024、ANHA, September 12, 2024、‘Inab Baladi, September 12, 2024、Reuters, September 12, 2024、SANA, September 12, 2024、SOHR, September 12, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派の無人航空機5機とミサイル・システム2基を破壊することに成功したと発表(2024年9月11日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午後5時58分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、フーシー派の支配下のイエメン領内でフーシー派の無人航空機5機とミサイル・システム2基を破壊することに成功したと発表した。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市(アレッポ県)で、シリア国民軍の士官が学校の校長に暴行を加えたことに抗議するデモが発生(2024年9月11日)

アレッポ県では、イナブ・バラディー(9月11日付)によると、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市で、シリア国民軍の士官が学校の校長に暴行を加えたことに抗議するデモが発生した。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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米軍(有志連合)が輸送機や貨物車輛でシリア領内に違法に設置している基地に軍装備品や兵站物資を輸送(2024年9月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、ハッラーブ・ジール村とシャッダーディー市に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地に、輸送機2機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

また、約30輌の貨物車輛などからなる米軍の車列もイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してシリア領内に新入、カスラク村に設置されている米軍基地に物資を輸送した。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県アブー・ハマーム市からのバーキル旅団の砲撃に応戦し、バーキル旅団の戦闘員2人を負傷させる(2024年9月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府の支配下にある西岸のアブー・ハマーム市からのバーキル旅団の砲撃に応戦し、バーキル旅団の戦闘員2人を負傷させた。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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シリア軍の自爆型無人航空機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルミーン市を攻撃し、子供と女性が負傷(2024年9月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機1機がシャーム解放機構の支配下にあるサルミーン市の住宅地を、別の1機が同市近郊を攻撃し、子供と女性が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、同地で活動する反体制武装集団がシリア軍の自爆型無人航空機1機を撃墜した。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年9月11日)

スワイダー県では、スワイダー24(9月11日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024、Suwayda 24, September 11, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、住民らが逮捕・拘束中の家族らの即時釈放、ジャウラーニー指導者の打倒を訴える抗議デモ(2024年9月11日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、住民らが逮捕・拘束中の家族らの即時釈放、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒を訴える抗議デモを行った。


AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍の自爆型無人航空機1機がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のクワンディー・マーズィン村の結婚式会場を攻撃(2024年9月11日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の広報センターは声明を出し、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のウンム・ジャッルード村に2度にわたって潜入しようとしたシリア国民軍を撃退したと発表した。

一方、ANHA(9月11日付)によると、トルコ軍の自爆型無人航空機1機がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のクワンディー・マーズィン村の結婚式会場を攻撃した。

AFP, September 11, 2024、ANHA, September 11, 2024、‘Inab Baladi, September 11, 2024、Reuters, September 11, 2024、SANA, September 11, 2024、SOHR, September 11, 2024などをもとに作成。

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トルコの日刊紙『アイドゥンルク』:ウクライナはシャーム解放機構に対して、拘束中のチェチェン人戦闘員らの身柄引き渡しの見返りに無人航空機の供与を提案(2024年9月9日)

トルコの日刊紙『アイドゥンルク』(9月9日付)は、地元情報筋(レコリン)の話として、ウクライナ政府がロシア軍に対する極秘作戦を実行するため、クルディスタン労働者党(PKK)/民主統一党(PYD)に加えて、シャーム解放機構との関係を築いていると伝えた。

同筋によると、ウクライナの使節団は数ヵ月前にシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県を訪れ、6月18日にシャーム解放機構の幹部の1人であるハイサム・ウマリー氏らと会談した。

この会談で、ウクライナ側は、ウマル・シーシャーニー氏(通称ムスリム・シーシャーニー)をはじめとするチェチェン人戦闘員、そしてジョージア人戦闘員の釈放を求める一方、見返りとしてシャーム解放機構に無人航空機(UAV)75機を供与すると持ちかけた、という。

同紙によると、PKKのウェブサイトでは、無人航空機の引き渡しは完了したと主張されているが、事実確認はできていないという。

AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、Aydınlık, September 9, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を6回攻撃する一方、戦闘員1人が死亡したと発表(2024年9月10日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月10日の戦果について以下の通り発表した。

午後3時55分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)西部ベカーア地方への暗殺攻撃、ザブディーン・ナバティーヤ街道沿線の住宅に対する攻撃などへの報復として、ネヴェ・ゼエフの第411大隊の砲台、ネリヤ山基地(ゴラン旅団の大隊本部が設置)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後5時55分、アッバースィーヤ陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後5時55分、ラーヒブ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)西ベカーア地方に対する攻撃などへの報復として、北部軍団の予備本部、ガリラヤ師団の予備基地、アミアド(キブツ)の兵站庫を多数の自爆型無人航空機で攻撃。

午後5時51分、アッバード陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前6時39分、イスラエル空軍が夜間、アイター・シャアブ村、ヒヤーム村、ナークーラ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。ナークーラ村地域を砲撃。

午後6時32分、西ガリラヤ地方で午後4時21分に警報が発令され、約15発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を迎撃。午後4時29分にササ(キブツ)、メロン山地域で警報が発令され、約30発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を迎撃、一部は空き地に落下。これらの攻撃の直後、イスラエル空軍がマンスーリー村、ティーリー村地域のヒズブッラーのロケット弾発射装置を攻撃。その後、飛翔体1発がイスラエルに向けて発射される。このほか、イスラエル空軍はラシャーム村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。

午後10時53分、午後6時35~46分に上ガリラヤ地方で警報が発令され、複数の不審な航空標的がレバノンから飛来、一部を迎撃、アミアド(キブツ)に隣接する地域で複数の標的の落下を確認。イスラエル空軍はジュワイヤー村、ナバティーヤ市、マンスーリー村、カフルカラー村地域でヒズブッラーの武器製造施設、指揮所、軍事施設を攻撃。フーラー村地域の軍事施設でテロリスト1人を攻撃。

AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Qanat al-Manar September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を8件、55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2024年9月10日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を8件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、ラファール戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月10日付)、タス通信(9月10日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 10, 2024、TASS, September 10, 2024をもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派のミサイル・システム2つと支援車輛1台を破壊、また紅海上空で無人航空機1機を撃墜することに成功したと発表(2024年9月10日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午後10時1分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、フーシー派の支配下のイエメン領内でフーシー派のミサイル・システム2つと支援車輛1台を破壊、また紅海上空で無人航空機1機を撃墜することに成功したと発表した。

AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はマアリブ県領空で敵対行為を行っていた米軍のMQ-9無人航空機1機を防空部隊が撃墜したと発表(2024年9月10日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前10時13分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、マアリブ県領空で敵対行為を行っていた米軍のMQ-9無人航空機1機を防空部隊が撃墜したと発表した。

AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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ロシア外務省のザハロワ報道官はウクライナがシャーム解放機構などの「テロリスト」を勧誘し、ロシアに対する攻撃を続けていると非難(2024年9月10日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はテレグラムの自身の公式アカウント(https://t.me/MariaVladimirovnaZakharova/)で、ウクライナが「シリアのアル=カーイダ」として知られる国際テロ組織のシャーム解放機構などの「テロリスト」を勧誘し、ロシアに対する攻撃を続けていると非難した。

ザハロワ報道官の書き込み内容は以下の通り。

トルコの新聞『アイドゥンルク』は次のように報じた。「キエフがロシアに対する作戦に参加させるために、シリアで禁止されているテロ組織のシャーム解放機構と交渉を行った」。 キエフ体制は以前からテロ組織と接触を続けており、ロシア市民に対するテロ攻撃の実行、情報や技術の交換、そして「他国の旗を使った」戦術を利用している。 しかし、問題はさらに深刻である。バンコヴァ(ウクライナ大統領府)は自ら新たな国際テロ組織に変わっており、その背後には、旧来からワシントンとロンドンが控えている。

ザハロワ報道官の非難は、トルコの日刊紙『アドゥンルク』(9月9日付)が、ウクライナがシャーム解放機構と連絡をとり、シャーム解放機構が拘束しているチェチェン人戦闘員を釈放させようとしていると伝えたことを受けたもの。

『アドゥンルク』によると、ウクライナ側は、ウマル・シーシャーニー氏(通称ムスリム・シーシャーニー)をはじめとするチェチェン人戦闘員、そしてジョージア人戦闘員の釈放を求める一方、見返りとしてシャーム解放機構に無人航空機75機を供与すると持ちかけている、という。

なお、スプートニク・アラビア語版(2022年3月28日付)は、イドリブ県で活動する新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構、アンサール・タウヒード、そしてシャーム解放機構の外国人(非シリア人)戦闘員がウクライナに向かったなどと報道していた。

AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍と「イランの民兵」が交戦(2024年9月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のハワーイジュ村に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、シリア政府の支配下にある西岸のバクラス村に展開する「イランの民兵」が交戦した。

AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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シリア軍が自爆型無人航空機でシャーム解放機構支配下のアレッポ県西部を攻撃(2024年9月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が自爆型無人航空機1機で攻撃し、シャーム解放機構の支配下にあるアスウース村を、3機でカフル・ヌーラーン村を攻撃した。

シリア軍はまた、カフル・アンマ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジュッブ・アフマル村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるクバイナ丘一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村一帯、マシーク村、アンカーウィー村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の無人航空機3機がシャーム解放機構の支配下にあるルワイハ村近くを攻撃した。

AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の苦情庁(ディーワーン)前で、同機構の治安要員が、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えるデモを行う女性らを罵倒、暴行を加えたほか、女性らを車で跳ねる(2024年9月10日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の苦情庁(ディーワーン)前で、同機構の治安要員が、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒を訴えるデモを行う女性らを罵倒、暴行を加えたほか、女性らを車で跳ねるなどして、強制排除を試みた。




これに対して、住民や活動からが反発、イドリブ市で抗議デモを行った。


デモは、マグリブの集団礼拝後に激化、イドリブ市のほか、アルマナーズ市、ビンニシュ市でも抗議デモが発生した。





AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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