ヒズブッラーは27日のイスラエル軍の爆撃でナスルッラー書記長が死亡したと発表(2024年9月28日)

レバノンのヒズブッラーは午後4時30分に声明を出し、ハサン・ナスルッラー書記長が殉教したと発表、イランの最高指導者アリー・ハーメネイー師、レバノン人民、イスラーム教のウンマ、世界中の自由人と虐げられし人々、ナスルッラー書記長の遺族に弔意を示した。

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月28日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、イスラエル軍カブリ(キブツ)をファーディー1ミサイル複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ラマト・ダヴィド空軍基地をファーディー3ミサイル複数発で攻撃。

(時刻明示せず)サダフ陣地のイスラエル軍部隊を砲撃。

(時刻明示せず)レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、サーアール入植地をロケット弾で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ロシュ・ピナ入植地をロケット弾で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、メツバ(キブツ)をロケット弾で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、マアロット・ターシハ市をロケット弾50発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、カツリン入植地を砲撃。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前0時37分、イスラエル軍は現在、ベイルート南部郊外(ダーヒヤ)にあるヒズブッラーの武器を攻撃中。

午前1時5分、イスラエル空軍ジェット戦闘機複数機は1時間以上にわたり、レバノン南部のヒズブッラーのロケット弾発射装置、武器を貯蔵していた建物複数棟を攻撃。現在もレバノンのテロ標的を攻撃中。

午後1時25分、イスラエル軍は現在、スール市地域にあるヒズブッラーのテロ標的を攻撃中。

午前2時00分、上ガリラヤ地域で先ほど警報が発令され、約3発の飛翔体がレバノンから飛来、ほとんどを撃破。イスラエル空軍は飛翔体発射地点を攻撃。イスラエル空軍はまた、スール市にある、武器を貯蔵しているビルなどのテロ標的を攻撃。

午前2時27分、イスラエル空軍は、ヒズブッラーのミサイル部隊司令官のムハンマド・アリー・イスマーイール、副官のフサイン・アフマド・イスマーイールを殲滅。

午前2時55分、イスラエル空軍は、首都ベイルート地域にある武器製造施設、武器貯蔵に使用されていた建物、指揮所に対して精密爆撃を実施。

午前3時58分、イスラエル軍は1時間以上にわたり、ベカーア地方にあるヒズブッラーのテロ標的を攻撃。

午前4時44分、イスラエル軍は現在、ベイルート地域にあるヒズブッラーのテロ標的を攻撃中。

午前6時33分、上ガリラヤ地域で先ほど警報が発令され、約10発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を撃破。イスラエル空軍は夜間、ロケット弾発射装置、武器貯蔵に使用されている建物、テロ・インフラを攻撃。

午前7時56分、サマリア地方で先ほど警報が発令され、飛翔体1発がレバノンから飛来し、空地に落下。

午前8時00分、イスラエル空軍は現在、ベカーア地方にあるヒズブッラーのテロ標的を攻撃中。

午前8時29分、ワディ・アラ、サマリア地方、メナシェ地方で警報が発令され、5発の飛翔体がレバノンから飛来、ほとんどを撃破。

午前8時55分、レバノンから先ほど地対地ミサイル1発が発射され、イスラエル中部の空地にらか。

午前9時19分、ハミフラツ市、ハアマキム市、中部ガリラヤ地方で警報が発令され、約5発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を撃破。

午前9時41分、イスラエル空軍は2時間以上にわたり、ベカーア地方、レバノン南部各所にある武器を貯蔵していた建物、テロ・インフラなど、ヒズブッラーのテロ標的を重点的に攻撃。

午前10時8分、9時35分と36分にハアマキム市と中部、上、西ガリラヤ地方で警報が発令され、多連装ミサイルが地対地ミサイル1発を撃破。9時49分と50分にも上ガリラヤ地域で警報が発令され、約10発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を撃破。

午前11時3分、イスラエル軍は、27日にヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長を、南部戦線司令官のアリー・カルキーら複数の司令官とともに殲滅したとする声明を発表。

午前11時36分、ナスルッラー書記長暗殺時の司令部の映像・写真を公開。

午後12時53分、イスラエル軍は昨夜から、ロケット弾発射装置、武器を貯蔵していた建物、戦略兵器、武器製造施設、首都ベイルート地域の地下にあるテロ・インフラなど、ヒズブッラーのテロ標的140ヵ所以上を攻撃。

午後1時48分、イスラエル空軍ジェット戦闘機複数機はベイルート南部郊外(ダーヒヤ)中心部にある民間の建物6棟を攻撃。これらの建物の地下は対艦ミサイルの貯蔵施設として使用されていた。

午後4時50分、イスラエル軍は、ロケット弾発射装置、武器貯槽施設、テロ・インフラなどレバノン国内のヒズブッラーのテロ標的の攻撃を継続。

午後6時8分、イスラエル軍はダーヒヤに対して精密攻撃を実施。

午後7時17分、イスラエル空軍は本日午後、ダーヒヤに対する爆撃で、ヒズブッラー諜報網の幹部の1人ハサン・ハリール・ヤースィーンを殲滅。

午後10時7分、エルサレム地域で先ほど警報が発令され、レバノンからロケット弾1発が飛来。

午後10時15分、ジュディア・サマリア地方(ヨルダン川西岸地区)で警報が発令され、飛翔体1発がレバノンから飛来。

午後10時30分、ジュディア・サマリア地方に飛来した飛翔体はミツペ・ハギット村に落下したことが確認される。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Qanat al-Manar September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

 

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イラン・メディア:9月27日のイスラエル軍の爆撃で、レバノンのヒズブッラーのナスルッラー書記長とともに、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団のレバノン地区司令官のニールファルシャーン准将も死亡したと発表(2024年9月28日)

マフル通信(9月28日付)などは、9月27日のイスラエル軍による首都ベイルート南部郊外(ダーヒヤ)に対する大規模爆撃で、レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長とともに、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団のレバノン地区司令官のアッバース・ニールファルシャーン准将が死亡したと伝えた。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Mehr News Agency, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)基地に「イランの民兵」がロケット弾1発を撃ち込む(2024年9月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)基地に「イランの民兵」がロケット弾1発を撃ち込んだ。

また数時間後にも、「イランの民兵」は自爆型無人航空機1機でCONOCOガス田の米軍基地を攻撃、複数回の激しい爆発が確認された。

これに対して、有志連合は対空ミサイルで迎撃したが、無人航空機を撃墜したかどうかは不明。

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2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われたのは、これで141回となった。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:17回
CONOCOガス田の基地:44回
ハッラーブ・ジール村の基地:21回
タンフ国境通行所の基地:17回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はダマスカス郊外県の民家を爆撃し、ハマースの幹部1人を殺害、ヒムス県クサイル市農村地帯でも爆撃を実施し、1人を殺害(2024年9月28日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団、シャームFM(9月28日付)などによると、イスラエル軍の無人航空機1機がクナイトラ県に近いバイト・サービル町の民家1棟を攻撃、中にいたパレスチナ人男性1人と妻が死亡、家族ら多数が負傷した。

これに関して、イスラエル軍は午前9時10分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル空軍がシリア南部におけるヒズブッラーのテロ・ネットワークのトップであるアフマド・ムハンマド・ファハドを殲滅したと発表した。

シリア人権監視団などによると、イスラエル軍戦闘機はまた、この攻撃の数時間後に、レバノン国境に近いトゥファイル村・アッサール・ワルド町間にあるヒズブッラーとともに活動するシリア人らが所有する貯蔵施設1ヵ所を攻撃し、これを破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の無人航空機1機が、レバノン国境に近いクサイル市の農村地帯で車輛1輌を攻撃し、これを破壊、乗っていた1人を殺害した。

攻撃に対して、シリア軍防空部隊が迎撃を試みた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、9月に入って10回、今年に入って84回(うち67回が航空攻撃、17回が地上攻撃)となり、これにより159あまりの標的が破壊され、軍関係者221人が死亡、157人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):24人
ヒズブッラーのメンバー:43人
イラク人:19人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):59人
「イランの民兵」の外国人メンバー:17人
シリア軍将兵:52人
身元不明者:6人
パレスチナ人:1人

また、民間人も24人(女性5人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:35回
ダルアー県:16回
ヒムス県:19回
クナイトラ県:8回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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米国務省は、イラク政府との共同声明を出し、イラクでの任務を2025年9月まで、シリアでの任務を2026年9月までに終了すると発表(2024年9月28日)

米国務省は、イラク政府との共同声明を出し、米イラク最高軍事委員会での9ヵ月に及ぶ議論を経て、2014年8月からイラクで、9月からシリアでイスラーム国に対する「テロとの戦い」(生来の決意作戦)を行ってきた米主導の有志連合の撤退の工程について決定したと発表した。

声明によると、イラクでの任務は12ヵ月以内、遅くとも2025年9月末までとし、その後はイラク軍を支援し、ダーイシュへの圧力を維持するかたちで、二国間の安全保障協力態勢に移行、シリアでの任務は、2026年9月まで継続される。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエル各所を5回にわたって攻撃したと発表(2024年9月28日)

イラク・イスラーム抵抗は午前2時23分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」内の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午前3時31分にも声明を出し、「我々の占領地」内の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに、午前5時22分にも声明を出し、「我々の占領地」内の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午前5時30分にも声明を出し、占領下ゴラン高原の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午前7時32分にも声明を出し、イスラエルの首都テルアビブの重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午後11時31分にも声明を出し、エイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はイスラエルの首都テルアビブのベン・グリオン国際空港に対して弾道ミサイル2発で攻撃を行ったと発表(2024年9月28日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後9時00分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、イスラエルの首都テルアビブのベン・グリオン国際空港に対して弾道ミサイル2発で攻撃を行ったと発表した。

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これに関して、イスラエル軍は午前9時10分、イエメンからイスラエル領に向けてミサイル1発が飛来し、イスラエル中部で先ほど警報が発令されたと発表、また午後5時49分、イエメンからのミサイルを多連装ミサイルがイスラエル領外で撃破したと発表した。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県各所でイスラエル軍によるヒズブッラーの中央司令部とされるビル群に対する爆撃を受けて、一部住民らが祝砲を撃ち、40人あまりが流れ弾で負傷(2024年9月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるレバノンの首都ベイルート南部郊外(ダーヒヤ)のヒズブッラーの中央司令部とされるビル群に対する爆撃を受けて、シャーム解放機構の支配下にあるサルキーン市、ハザーヌー町、カッリー町、マアッラトミスリーン市にある国内避難民(IDPs)のキャンプで、27日深夜から28日未明にかけて、一部住民らが祝砲を撃ち、40人あまりが流れ弾で負傷した。

一部住民らは、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域の中心都市のアフリーン市、「ユーフラテスの盾」地域のアアザーズ市、「平和の泉」地域のラアス・アイン市などでも祝砲を撃ち、爆撃に歓喜した。

なお27日深夜から未明にかけて、イドリブ市では、活動家らが時計広場などで攻撃に歓喜した。

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革命運動連合は声明を出し、イスラエル軍の爆撃によってレバノンのハサン・ナスルッラー書記長が死亡したことに祝意を示した。

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トルコで活動する反体制組織の一つシリア・イスラーム評議会は声明を出し、イスラエル軍の爆撃によってレバノンのハサン・ナスルッラー書記長が死亡したことに祝意を示した。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウル県ハワーイジュ村でシリア民主軍の給水車1輌を攻撃し、兵士1人負傷(2024年9月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるハワーイジュ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の給水車1輌を攻撃し、兵士1人が負傷した。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県マアーッラト・ムーハス村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2024年9月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がマアーッラト・ムーハス村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は自爆型無人航空機3機でザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バイニーン村を攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機1機がシャーム解放機構の支配下にあるアブザムー町の民家を攻撃した。

シリア軍はまた、カフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県カフルタハーリーム町で、住民らが午後の集団礼拝後にジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年9月28日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるカフルタハーリーム町で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍の無人航空機がハサカ県カーミシュリー市とハサカ市街道沿線を攻撃(2024年9月28日)

アレッポ県では、ANHA(9月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のダラジュ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(9月28日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカズアリー村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(9月28日付)によると、トルコ軍の無人航空機2機がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市とハサカ市を結ぶ街道沿線のクータク村・カリー・スール村間の1ヵ所と、ジュールサスタン村・ヒルバト・ガザール村間を移動中の車1台を相次いで攻撃した。


AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣:「シリアとトルコの関係正常化に向けたプロセスを再開できる可能性がある」(2024年9月28日)

第79回国連総会に出席するために米ニューヨークに滞在中のロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣、イランのアッバース・アラーグチー外務大臣、トルコのハカン・フィダン外務大臣が会談した。

アスタナ・プロセスの保証国である3ヵ国の外務大臣は、会合で、シリアおよび周辺地域における情勢について意見を交わした。

SANA(9月28日付)が伝えた。

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ラヴロフ外務大臣は記者会見を行い、トルコのハカン・フィダン外務大臣、シリアのバッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣と行った個別会談について、「双方がアイデアを出し合い、私見では、(関係正常化に向けた)プロセスを再開できる可能性がある」と述べた。

ラヴロフ外務大臣はまた、関係正常化に向けたプロセスにおいて、「もちろん、クルド問題(民主統一党(PYD)の処遇)が、テロ対策、国境安全保障問題とともに議論の中心となるだろう」と付言した。

タス通信(9月28日付)が伝えた。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024、TASS, September 28, 2024などをもとに作成。

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首相府はイスラエルによるナスルッラー書記長殺害を悼み3日間喪に服すと発表:ダルアー県とスワイダー県で活動家らは殺害を祝う集会を開く(2024年9月28日)

首相府は公式ホームページ(https://pministry.gov.sy/)を通じて声明を出し、イスラエルによるレバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長殺害に対して、レバノン国民と悲しみを共にし、3日間喪に服し、国内の公共機関、在外公館で半旗を掲揚すると発表した。

人民議会は声明を出し、レバノンのハサン・ナスルッラー書記長を殺害したイスラエル軍の攻撃を「裏切り、卑怯、そして犯罪の特徴づける明白な証拠以外の何ものでもなく、地域において抵抗を続ける諸人民に対する蛮行とテロの論理を明確に示すもの」と非難した。

外務在外居住者省は声明を出し、ナスルッラー書記長に弔意を示すとともに、民間人を巻き込んだかたちでの暗殺攻撃をもっとも強い調子で非難、殺害がもたらす「深刻な結果についてすべての責任を追うのは占領政体(イスラエル)」だとして報復を支持する姿勢を示した。

アラブ作家連合、ビラード・シャーム・ウラマー連合、イスラーム法学評議会が声明を出し、ナスルッラー書記長に弔意を示した。

SANA(9月28日付)が伝えた。

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テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)は、ダルアー県とスワイダー県で活動家らが、イスラエル軍の爆撃によってレバノンのハサン・ナスルッラー書記長が死亡したことを祝う集会を開いたと伝え、その写真を公開した。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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ハリータ地方行政環境大臣を委員長とする高等救済委員会が会合を開催し、レバノンからの避難民への対応について協議(2024年9月28日)

ルアイ・ハリータ地方行政環境大臣を委員長とする高等救済委員会が会合を開催し、レバノンとの国境通行所でレバノンに対するイスラエルの攻撃激化に伴うレバノンからの避難民への対応について協議した。

会合には、サマル・スィバーイー社会問題労働大臣、イマード・サーブーニー国家計画国際協力委員会委員長、外務在外省組織大会局長、シリア・アラブ赤新月社総裁、シリア開発信託最高経営責任者が出席した。

SANA(9月28日付)が伝えた。

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フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)弁務官は、レバノンへのイスラエル軍の攻撃激化を受けて、レバノンからシリアへの避難民の数が5万人以上に達していると述べた。

グランディ弁務官はまた、レバノン国内でも20万人以上が避難していると付言した。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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サッバーグ外務在外居住者大臣は米ニューヨークでロシアのラヴロフ外務大臣、グテーレス国連事務総長、ベラルーシ、オマーン、ヨルダンの外務大臣と会談、国連憲章を守る友グループの閣僚会合に出席(2024年9月28日) #シリア #

第79回国連総会に出席するために米ニューヨークに滞在中のバッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣は、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣と会談し、経済分野などでの二国間協力関係について協議、「一方的再々措置の悪影響に対処、軽減する方途」にかかる共同声明に署名した。

サッバーグ外務在外居住者大臣はまた、アントニオ・グテーレス国連事務総長、ベラルーシのウラジミル・マケイ外務大臣、オマーンのバドル・ブーサイーディー外務大臣、ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣と会談した。





このほか、国連憲章を守る友グループの閣僚会合に出席した。


SANA(9月28日付)が伝えた。

AFP, September 28, 2024、ANHA, September 28, 2024、‘Inab Baladi, September 28, 2024、Reuters, September 28, 2024、SANA, September 28, 2024、SOHR, September 28, 2024などをもとに作成。

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