ロイター通信は、複数のシリア当局者の話として、ロシアがタルトゥース港で賃借している海軍基地内の二つの岸壁のうち一つを利用し、7月中旬までに商業物流拠点を稼働させることを目指していると伝えた。
この物流拠点では、小麦や穀物を含む幅広いロシア製品を取り扱い、月間約25万トンの貨物取扱量を目標としているという。
**
港湾税関総局のマーズィン・アッルーシュ総局長はフェイスブックを通じて、この報道内容を「全面的に否定する」と発表した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。

スィジッル・センターによると、イスラエル軍はクナイトラ県およびダルアー県において、少なくとも5件の違反行為を行った。
その内訳は以下の通り:
• 検問所設置:1件
• 越境侵入:2件
• 航空機による飛行:2件
県別内訳
クナイトラ県
• 検問所設置:1件
• 越境侵入:2件
• 航空機による飛行:1件
ダルアー県
• 航空機による飛行:1件
**
SANAによると、軍用車両3両からなるイスラエル軍部隊が県南部のサイダー・ジャウラーン村に侵入し、一時的な検問所を設置、その後撤収した。
(C)青山弘之 All rights reserved.
シリア内務省、南部でIS細胞を摘発 幹部フラース・ダーギルを逮捕
内務省(テレグラム)によると、同省の専門部隊は、総合情報機関と連携して精密治安作戦を実施し、イスラーム国南部地区の複数の細胞を摘発、フィラース・ダーギルを名乗る幹部の1人を含む主要メンバー数名を逮捕した。
捜査の結果、ダーギル容疑者は、イスラーム国の「ジャイドゥール地区」(ダルアー県)、「西部地域」の責任者を務めた後、「レバノン・パレスチナ州のワーリー(統治者)」に任命され、「カリフ」を称するイスラーム国指導者の側近兼護衛として活動していたことが判明した。
また、捜査では、これらの細胞がダルアー県で複数の宝飾商を標的とした殺害・強盗事件に関与し、盗んだ金製品を換金して組織のテロ活動資金を調達していたことも明らかになった。
さらに、拘束された容疑者らは、内務省職員2人を殺害したことに加え、理髪店内で暗殺未遂を実行し、その際に民間人1人が死亡した事件への関与も認めた。
また、ある人物とその妻を殺害する前に監視していたことについても自供した。
逮捕された容疑者らに対しては必要な法的手続きが取られ、司法当局へ送致された。今後、法的手続きが完了し、公正な処罰が科される予定である。
**
内務省(テレグラム)によると、内務治安局部隊は総合情報機関との協力・連携のもと治安作戦を実施し、首都ダマスカスの観光省近くで7日に発生した連続爆破事件の実行細胞に所属する全員の摘発に成功した。
作戦では、首都ダマスカスおよび郊外のアッシュ・ウルウル地区、ダマスカス郊外県のクタイファ市、サイイダ・ザイナブ町、クドスィーヤー市に点在する拠点を標的として、一斉捜索が実施された。
**
アナス・ハッターブ内務大臣はXで、連続爆破事件を実行した細胞は「すでに我々の手中にある」と綴った。
**
シリア人権監視団によると、このうちアラウィー派が多く住むアッシュ・ウルウル地区では、内務治安局部隊がすべての入口を封鎖、住民に自宅にとどまるよう求めて作戦を実施した。
同監視団によると、移行期政権を支持する活動家らが内務治安局部隊に同行し、作戦の経過を記録する一方で、移行期政権支持者らが地区周辺に集まり、作戦への支持を表明した。
シリア人権監視団によると、この作戦で、内務治安局部隊は住民数十人を逮捕した。
**
ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市で住民が「シャッビーハ」を逮捕したとして、内務省に謝意を表明した。
(C)青山弘之 All rights reserved.