シリア各地でイスラエルのクネセト第1読会でのパレスチナ人処刑法の可決に抗議するデモが続く

シリア人権監視団によると、前日に続いて、シリア各地でイスラエルのクネセト(国会)第1読会でのパレスチナ人処刑法の可決に抗議するデモが行われた。

抗議行動は、SNSなどで呼び掛けられたもの。

デモは、ダルアー県のタファス市、サナマイン市、インヒル市、ダーイル町、ジャースィム市、フラーク市、ブスラー・シャーム市、カルファー村、ジッリーン村、ハーッラ市、ナスィーブ村、ナワー市、シャイフ・マスキーン市、ナーミル村などで行われ、若者数百人が占領下のゴラン高原に向かって行進に参加した。

また、クナイトラ県のラフィード町、サアド村などでも、イスラエルによって拘束されているパレスチナ人やガザ地区との連帯を訴えるデモが行われた。

ダマスカス県では、カフルスーサ区にある国連施設前で抗議行動が行われたほか、旧市街ではウマイヤ大モスクを出発したデモ参加者がハミーディーヤ市場を行進した。

さらに、ダマスカス県ヤルムーク区、ダマスカス郊外県のスバイナ町、ハーン・ダヌーン村、ジャルマーナー市、フサイニーヤ町にあるパレスチナ難民キャンプ、ダマスカス県のウマウィーイーン広場、ルクンッディーン区、マッザ区、ダマスカス郊外県のザーキヤ村、カナーキル村でも集会や抗議行動が行われた。

イドリブ県では、イドリブ市のサブア・バフラート広場で大規模なデモが行われ、参加者はパレスチナ国旗とシリア国旗を掲げ、パレスチナ解放のためにジハードの門戸を開くよう求めた。

アレッポ県では、アレッポ市のサアドゥッラー・ジャービリー広場、アレッポ大学、ナイラブパレスチナ難民キャンプで、パレスチナ人処刑法の可決に反対し、ガザ地区との連帯継続を訴えるデモが行われた。

ハマー県でも、ハマー市および同県の複数の市町村で、抗議行動が行われた。

ラタキア県では、ラタキア市の殉教者広場、ジャブラ市で抗議デモが行われた。

タルトゥース県では、バーニヤース市でデモ行進が行われた。

ダイル・ザウル県では、マヤーディーン市で数十人が抗議行動を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、1日深夜から2日未明にかけて、バーブ市で、イスラエルのクネセト(国会)第1読会でのパレスチナ人処刑法の可決に抗議するデモが行われ、参加者らはイスラエル国旗を踏みつけた。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にある県西部のダーラ村で、イスラエルのクネセト(国会)第1読会でのパレスチナ人処刑法の可決に抗議するデモが行われた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャルア移行期の内務治安局部隊の検問所で、イスラエルとの戦いに向かおうとしていた部族系武装集団のメンバーらが通過を阻止された。

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シリア人権監視団によると、アレッポ市内でシリア軍第60師団の兵士が行進を行い、ガザ地区への連帯を示すスローガンを連呼した。

シリア人権監視団の活動家は、シリア国防省第60師団の隊員らによる徒歩行進がアレッポ市内で行われたことを確認した。これは、イスラエルとの合意に反対する国家内部の一部勢力の指示によるものであり、参加者はガザ地区への連帯を示すスローガンを唱えた。

また、ラッカ県のラッカ市で、ガザ地区との連帯とパレスチナ人支持を訴えるデモが行われた。

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シリア人権監視団によると、ダルアー県とクナイトラ県の複数地域上空で、イスラエル軍機が低高度で集中的に飛行し、住民のあいだに緊張と不安を引き起こした。

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