大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は第81回国連総会で演説を行った。
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SANAによると、シャルア暫定大統領は、シリアは戦争と孤立の時代を終え、復興と再起の歩みを始め、国の統合、武器の国家管理、治安機関と軍の再建、制裁解除、国際社会におけるシリアの地位の回復が進んでいると述べた。
シャルア暫定大統領は「シリアにおける善と悪の闘いの歩みのなかで、戦争は終わり、流血と破壊は止まり、シリアは復興と再起の歩みを始めた。国は北から南まで統一され、武器は国家の管理下に置かれ、治安機関と軍が再建され、制裁は解除され、制限は解かれた」と述べた。
また、「シリアは強固な主権を基礎に協力の架け橋を築くことで、その再起を具体的な現実に変えた」と述べた。
外交上の成果についても披露し、政権発足後、約100ヵ国が約4,000回の交流、会談、連絡を通じてシリアとの意思疎通を始め、約60の外交使節団がダマスカスに置かれるようになったと強調した。
化学兵器の問題については、シリアは7ヵ国とともに同問題に終止符を打つための「自由の息吹」チームを立ち上げ、化学兵器の爆弾42発を破壊し、化学兵器禁止機関での権利を全面的に回復したと述べた。
また国際原子力機関(IAEA)とは最大限の透明性をもって協力していると付言した。
麻薬密輸・密売については、1,500件を超える作戦でカプタゴン約7億錠を押収し、国際的な密売網90件を解体するとともに、人身取引と犯罪に対処したと指摘した。
シャルア暫定大統領は、治安と安定が確立されるにつれ、孤立の壁が崩れつつあると述べた。シーザー法の廃止、欧州と英国による段階的な制限解除、欧州連合(EU)との協力協定の復活、テロ支援国家としての時代の終結を挙げ、47年間の孤立の終わりを告げるものだと強調した。
また、350万人を超える国内避難民と難民が、尊厳あるかたちで自発的にシリアへ帰還したと述べ、シリアは各国が対応に苦慮する危機から、世界がともに取り組む好機へと変わったと語った。
シャルア暫定大統領は、シリアが陸海空の国際貿易回廊としての役割を再び担っていると指摘、1ヵ月に2万機以上の航空機が領空を飛行していると述べた。
生産活動も再開し、3,000本以上の新たな生産ラインが稼働したほか、自給自足を目指して農業生産が拡大し、エネルギー・サービス部門も成長し、向こう5年間に約200万戸の住宅を建設する不動産事業が進んでいると述べた。
そのうえで、復興の取り組みは、シリア人が事業と目標の中心に据えられていると説明し、長期にわたる難民・国内避難生活に終止符を打つため「キャンプのないシリア」構想を立ち上げ、数百校を修復して大学も再開し、すべてのシリア人の教育を受ける権利を守っていると述べた。
イスラエルとの関係については、ゴラン高原はシリア領であり続け、併合のためのあらゆる措置は国連安保理決議第497号のもとで無効であると述べた。
また、イスラエルがシリアに対して約500回の爆撃・砲撃と1,200回を超える侵入を行い、シリア人約300人を逮捕・拘束したと指摘、こうした行為はシリアの安定を脅かし、世界全体の方向性に反するとした。
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SANAによると、ニューヨーク在住のシリア人らが国連本部前に集まり、シャルア暫定大統領の訪米と第81回国連総会への参加を歓迎した。
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