ヒズブッラー主導のレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(および占領下のレバノン南部)を11回攻撃する一方、戦闘員3人が死亡したと発表(2024年4月18日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月18日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前0時05分、前日晩のメトゥラ町への攻撃を受けて撤退しようとしたイスラエル軍部隊を攻撃し、確実な損害を与える。

午後12時30分、マルジュ陣地へのイスラエル軍部隊の到着に合わせて、同部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与え、複数人を殺傷。

午後5時00分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地を砲撃し、確実な損害を与える。

午後5時20分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルサイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時23分、レバノン南部の村々や民家に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時45分、ラーミーム陣地のスパイ設備を整備中のイスラエル軍部隊を砲撃し、確実に負傷させる。

西部地区

午前1時45分、マルキヤ入植地を移動するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時00分、ハニタ(キブツ)の森林地帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時00分、ハニタ(キブツ)一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時20分、ヒヤーム村、カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するイールオン(キブツ)の建物2棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時23分、同じく報復として、ベイト・ヒレル基地(大隊司令部)をファラク1ロケット弾1発で攻撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。
午前7時45分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、ヒヤーム村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、軍事複合施設2ヵ所などを攻撃。イスラエル軍はまた同地に発砲し、脅威を排除。イスラエル軍航空機1機がカフルカラー村でヒズブッラーのテロリスト2人を殲滅。

午後6時23分、レバノン領内から1回の砲撃を確認。早朝にイスラエル軍兵士がブライダー村地域にある軍事複合施設で活動するヒズブッラーのテロリスト複数人を確認、ジェット戦闘機複数機がこの施設を攻撃。

AFP, April 18, 2024、ANHA, April 18, 2024、‘Inab Baladi, April 18, 2024、Qanat al-Manar, April 18, 2024、Reuters, April 18, 2024、SANA, April 18, 2024、SOHR, April 18, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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