アレッポ県北部の住民は「自由シリア軍」を「傭兵」と非難するロジャヴァのカリキュラムを拒否、シリア政府支配下の学校に転校させる(2017年9月24日)

北シリア監視団(NSO、Northern Syria Observer)は、西クルディスタン移行期民政局が実効支配するアフリーン市郊外のマリーミーン村の住民が、養育教育委員会(教育省に相当)によって新たに導入されたカリキュラムの内容を不服として、村の学校に子供たちを通わせることを中止した、と伝えた。

新カリキュラムではクルド語での教育が義務化されているほか、「捏造された事実、宗教についての誤記、アラブ人の村の歴史の湾曲」が見られるほか、「アサド政権に対するシリア国民の革命運動を、クルド人に対する反乱と位置づけ…、自由シリア軍を「傭兵」と断じている」という。

一部の親たちは、子供をシリア政府支配下の学校に通わせることを決断したという。

NSO, September 24, 2017

NSO, September 24, 2017

AFP, September 24, 2017、ANHA, September 24, 2017、AP, September 24, 2017、ARA News, September 24, 2017、Champress, September 24, 2017、al-Hayat, September 25, 2017、Kull-na Shuraka’, September 24, 2017、al-Mada Press, September 24, 2017、Naharnet, September 24, 2017、NNA, September 24, 2017、NSO, September 24, 2017、Reuters, September 24, 2017、SANA, September 24, 2017、UPI, September 24, 2017などをもとに作成。

 

 

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