『ワシントン・ポスト』(2月11日付)は、イスラエル軍のジョナサン・コンリカス報道官(中佐)とユバール・シュタイニッツ財務大臣の話として、イスラエル軍が10日に撃墜したというイランの無人航空機が米国のRQ-170センチネルの複製版だと伝えた。
イスラエル軍が公開した無人航空機の航路や残骸の画像(https://d21rhj7n383afu.cloudfront.net/washpost-production/Israel_Defense_Forces_via_Storyful/20180210/5a7f1157e4b0cf24f5c03d75/5a7f3b9ee4b0cadd3c51b059_1439412153584-wn5qra_t_1518287779308_640_360_600.mp4)を分析した専門家らによると、撃墜された無人航空機は、イラン製の「サーエカ」(稲妻)に酷似しており、同機はイランによって2011年に捕獲されたRQ-170(CIAがイランの核施設の情報収集のために使用)をもとに製造されたという。
AFP, February 12, 2018、ANHA, February 12, 2018、AP, February 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018、al-Hayat, February 13, 2018、Reuters, February 12, 2018、SANA, February 12, 2018、UPI, February 12, 2018などをもとに作成。
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