『ウォールストリート・ジャーネル』(2月12日付)は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への侵攻により、米国のシリアでの計画が脅かされていると伝えた。
同誌によると、トルコ軍が1月20日に開始した「オリーブの枝」作戦を受け、ダイル・ザウル県南東部でのダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いを担ってきた西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員がアフリーン市方面に転戦するようになり、米国高官らは、そうした戦闘員の数が増大すれば、米軍から軍事教練を受け、武器を提供されている彼らが、NATOの同盟国であるトルコと戦うことになると懸念するようになっているという。
AFP, February 12, 2018、ANHA, February 12, 2018、AP, February 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018、al-Hayat, February 13, 2018、Reuters, February 12, 2018、SANA, February 12, 2018、UPI, February 12, 2018などをもとに作成。
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