米主導の有志連合のライアン・ディロン報道官(大佐)は、有志連合が2月10日、ダイル・ザウル県のユーフラテス川左岸に位置するタービヤ村近郊で爆撃を実施し、ロシア製のT-72戦車1輌を破壊したと発表した。
ディロン報道官によると、破壊された戦車は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍や有志連合に対して砲撃を行っており、爆撃は「自衛」のためのものだったという。
アナトリア通信(2月13日付)が伝えた。
なおミリタリー・コム(2月13日付)によると、T-72に対する爆撃を行ったのは、米空軍の無人航空機MQ-9リーパー。
AFP, February 13, 2018、Anadolu Ajansı, February 13, 2018、ANHA, February 13, 2018、AP, February 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 13, 2018、SANA, February 13, 2018、UPI, February 13, 2018などをもとに作成。
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