トルコ軍がイドリブ県マアッラト・ヌウマーン市一帯での新監視所設置に向けてシリア領内に進入、ロシアはアレッポ県西部のトルコ軍監視所一帯での停戦監視のために憲兵隊を派遣(2018年2月14日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月14日付)によると、トルコ軍の部隊が、シャーム解放機構などの反体制武装集団が活動を続けるマアッラト・ヌウマーン市一帯を視察した。

車輌6台からなるこの部隊は、イドリブ県のカフルルスィーン村の通行所からシリア領内に進入、緊張緩和地帯設置にかかる合意に従い、監視所を設置する場所を選定するために同地を巡回したという。

なお、トルコ軍は最近、アレッポ県西部のアイス丘近郊、イドリブ県のタッル・トゥーカーン村に監視所を新設している。

またトルコ軍参謀本部は、緊張緩和地帯設置合意に従い、監視所を12カ所設置する予定だとしている。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月14日付)によると、ロシア軍憲兵隊の部隊がアレッポ県南部のハーディル村に進駐した。

同地は、シリア軍、レバノンのヒズブッラー、イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受ける外国人民兵が展開する地域で、ロシア軍憲兵隊は、アレッポ県西部のアイス丘近郊にトルコ軍が新たに設置した監視所に対峙するかたちで監視所を設置し、停戦の監視を行う予定だという。

AFP, February 14, 2018、ANHA, February 14, 2018、AP, February 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 14, 2018、SANA, February 14, 2018、UPI, February 14, 2018などをもとに作成。

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